JPH0529817A - λ／４形誘電体共振器 - Google Patents
λ／４形誘電体共振器Info
- Publication number
- JPH0529817A JPH0529817A JP17808191A JP17808191A JPH0529817A JP H0529817 A JPH0529817 A JP H0529817A JP 17808191 A JP17808191 A JP 17808191A JP 17808191 A JP17808191 A JP 17808191A JP H0529817 A JPH0529817 A JP H0529817A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- input
- dielectric resonator
- dielectric substance
- dielectric
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- Pending
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電子機器に利用されるλ／４形誘電体共
振器において、小型化，低コスト化，面実装対応が可能
なλ／４形誘電体共振器を提供することを目的とする。 【構成】 柱状または板状の誘電体６の少なくとも一面
を除いて全面に電極７を形成し、上記誘電体６の少なく
とも一面に上記電極７と一端が接続され、他の部分は電
極と絶縁された入出力電極８を設けた構成とする。
振器において、小型化，低コスト化，面実装対応が可能
なλ／４形誘電体共振器を提供することを目的とする。 【構成】 柱状または板状の誘電体６の少なくとも一面
を除いて全面に電極７を形成し、上記誘電体６の少なく
とも一面に上記電極７と一端が接続され、他の部分は電
極と絶縁された入出力電極８を設けた構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に採用さ
れるλ／４形誘電体共振器に関するものである。
れるλ／４形誘電体共振器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】λ／４形誘電体共振器の従来例として、
図９を用いて以下に説明する。
図９を用いて以下に説明する。
【０００３】図９は、その構成を示す斜視図である。図
９に示すように、棒状または円筒状の誘電体１に円形ま
たは角形の貫通する穴２を設け、その誘電体１の外周面
の少なくとも一面を除いて全面に電極３を形成し、ま
た、円形または角形の穴２の周囲に電極４を形成し、そ
れらの電極３，４を上記誘電体１の少なくとも電極３の
形成されない面と対向する面で接続され、また、上記誘
電体１の電極３の形成されない面に入出力電極５を形成
し、円形または角形の穴２の周囲の電極４と接続される
ように構成されていた。
９に示すように、棒状または円筒状の誘電体１に円形ま
たは角形の貫通する穴２を設け、その誘電体１の外周面
の少なくとも一面を除いて全面に電極３を形成し、ま
た、円形または角形の穴２の周囲に電極４を形成し、そ
れらの電極３，４を上記誘電体１の少なくとも電極３の
形成されない面と対向する面で接続され、また、上記誘
電体１の電極３の形成されない面に入出力電極５を形成
し、円形または角形の穴２の周囲の電極４と接続される
ように構成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、プリント基盤に実装する時、入出力電極
５とプリント基盤の電極部とを電気的に接続する工程が
増え、また誘電体１の筒状の形状から、小型化をするこ
とが困難であった。また、誘電体１の加工に手間を要し
コストが高くなるという課題を有するものであった。
来の構成では、プリント基盤に実装する時、入出力電極
５とプリント基盤の電極部とを電気的に接続する工程が
増え、また誘電体１の筒状の形状から、小型化をするこ
とが困難であった。また、誘電体１の加工に手間を要し
コストが高くなるという課題を有するものであった。
【０００５】本発明は上記従来の課題を解決し、小型で
安価でなお且つ面実装可能なλ／４形誘電体共振器を提
供することを目的としたものである。
安価でなお且つ面実装可能なλ／４形誘電体共振器を提
供することを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のλ／４形誘電体共振器は、柱状または板状の
誘電体の少なくとも一面を除いて全面に電極を形成し、
上記誘電体の少なくとも一面に上記電極と一端が接続さ
れ他の部分は電極と絶縁された入出力電極を設けて構成
したものである。
に本発明のλ／４形誘電体共振器は、柱状または板状の
誘電体の少なくとも一面を除いて全面に電極を形成し、
上記誘電体の少なくとも一面に上記電極と一端が接続さ
れ他の部分は電極と絶縁された入出力電極を設けて構成
したものである。
【０００７】
【作用】この構成によって、誘電体の小型化が可能とな
り、かつ安価に作製でき、また、λ／４形誘電体共振器
の面実装が可能となる。
り、かつ安価に作製でき、また、λ／４形誘電体共振器
の面実装が可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明による実施例を図１〜図８を用
いて説明する。
いて説明する。
【０００９】図１に示すように、柱状または板状の誘電
体６の少なくとも一面を除いた全面に電極７を形成し、
上記誘電体６の少なくとも一面に上記電極７と一端が接
続され他の部分は電極７と絶縁された入出力電極８を設
けた構成としたものである。
体６の少なくとも一面を除いた全面に電極７を形成し、
上記誘電体６の少なくとも一面に上記電極７と一端が接
続され他の部分は電極７と絶縁された入出力電極８を設
けた構成としたものである。
【００１０】上記構成において、電極７をアースとして
接地し、入出力電極８を伝送線路にすることによりλ／
４形誘電体共振器を形成することができる。
接地し、入出力電極８を伝送線路にすることによりλ／
４形誘電体共振器を形成することができる。
【００１１】この構成とすることにより形状的に簡素と
なり、電極形成が容易となり、小型化が可能で誘電体６
の放射損失を減らすことができることになる。
なり、電極形成が容易となり、小型化が可能で誘電体６
の放射損失を減らすことができることになる。
【００１２】次に、同じ長さの誘電体６を使用して発振
周波数を変化させたい場合は、図２（ａ），図２（ｂ）
に示すように入出力電極８を蛇行状または波形状に形成
することで可能となる。
周波数を変化させたい場合は、図２（ａ），図２（ｂ）
に示すように入出力電極８を蛇行状または波形状に形成
することで可能となる。
【００１３】また、図３に示すように入出力電極８の幅
をその入出力電極８の長さ方向の中で異ならせること
で、入出力電極８の短縮効果をもたらすことが可能であ
る。
をその入出力電極８の長さ方向の中で異ならせること
で、入出力電極８の短縮効果をもたらすことが可能であ
る。
【００１４】次に、図４に示すように、入出力電極８を
形成する誘電体６の一面の両側に電極７を形成させるこ
とで誘電体６からの放射損失を減らすことができ、誘電
体６のＱ値を上げることが可能である。
形成する誘電体６の一面の両側に電極７を形成させるこ
とで誘電体６からの放射損失を減らすことができ、誘電
体６のＱ値を上げることが可能である。
【００１５】次に、図５に示すように、入出力電極８を
形成する誘電体６の一面と連続する他の一面を開放端と
し、この開放端の面に入出力電極８の先端を延長させた
構成を採用することで、発振周波数の微調整を簡単にす
ることが可能である。
形成する誘電体６の一面と連続する他の一面を開放端と
し、この開放端の面に入出力電極８の先端を延長させた
構成を採用することで、発振周波数の微調整を簡単にす
ることが可能である。
【００１６】次に、図６に示すように、誘電体６の入出
力電極８を形成した実装面の両側に傾斜部９を設けるこ
とで、誘電体共振器をプリント基盤１０に実装する際半
田１１の付着量を多くし実装強度を高めることが可能で
ある。
力電極８を形成した実装面の両側に傾斜部９を設けるこ
とで、誘電体共振器をプリント基盤１０に実装する際半
田１１の付着量を多くし実装強度を高めることが可能で
ある。
【００１７】次に図７に示すように、入出力電極８の先
端部を除いて少なくともこの入出力電極８の周囲にソル
ダーレジスト層１２を形成させることで、誘電体共振器
をプリント基盤に実装する際、入出力電極８と誘電体６
に形成した電極７との短絡を防ぐことが可能である。
端部を除いて少なくともこの入出力電極８の周囲にソル
ダーレジスト層１２を形成させることで、誘電体共振器
をプリント基盤に実装する際、入出力電極８と誘電体６
に形成した電極７との短絡を防ぐことが可能である。
【００１８】次に、本発明のλ／４形誘電体共振器を用
いて発振回路などの電子回路装置を構成した実施例を図
８に示す。この図に示すようにプリント基盤１３上にチ
ップ抵抗、チップコンデンサ、面実装形の半導体素子な
どの電子部品１４とともに上記構成のλ／４形誘電体共
振器１５を面実装する構成にすることにより、上記λ／
４形誘電体共振器１５は面実装が可能となり、また、従
来のλ／４形誘電体共振器の高さに比べて本発明のλ／
４形誘電体共振器１５の高さが低くなったことで、上記
λ／４形誘電体共振器１５を使用する電子回路装置の小
型化が可能となった。
いて発振回路などの電子回路装置を構成した実施例を図
８に示す。この図に示すようにプリント基盤１３上にチ
ップ抵抗、チップコンデンサ、面実装形の半導体素子な
どの電子部品１４とともに上記構成のλ／４形誘電体共
振器１５を面実装する構成にすることにより、上記λ／
４形誘電体共振器１５は面実装が可能となり、また、従
来のλ／４形誘電体共振器の高さに比べて本発明のλ／
４形誘電体共振器１５の高さが低くなったことで、上記
λ／４形誘電体共振器１５を使用する電子回路装置の小
型化が可能となった。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明のλ／４形誘電体
共振器は構成されるため、従来品に比較して、小型化，
面実装化，低価格化が可能な極めて工業的価値の大なる
ものである。
共振器は構成されるため、従来品に比較して、小型化，
面実装化，低価格化が可能な極めて工業的価値の大なる
ものである。
【図１】本発明のλ／４形誘電体共振器の一実施例の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図２】（ａ），（ｂ）本発明のλ／４形誘電体共振器
の入出力電極の構成を示す実装面上部からみた正面図
の入出力電極の構成を示す実装面上部からみた正面図
【図３】同λ／４形誘電体共振器の入出力電極の構成を
示す実装面上部からみた正面図
示す実装面上部からみた正面図
【図４】同λ／４形誘電体共振器の構成を示す斜視図
【図５】同λ／４形誘電体共振器の構成を示す斜視図
【図６】同λ／４形誘電体共振器の構成を示す側面図
【図７】同λ／４形誘電体共振器の構成を示す斜視図
【図８】同λ／４形誘電体共振器をプリント基盤に実装
した電子回路装置の斜視図
した電子回路装置の斜視図
【図９】従来例のλ／４形誘電体共振器の構成を示す斜
視図
視図
６ 誘電体
７ 電極
８ 入出力電極
９ 傾斜部
１０ プリント基板
１１ 半田
１２ ソルダーレジスト
１３ プリント基板
１４ 電子部品
１５ λ／４形誘電体共振器
Claims (8)
- 【請求項１】柱状または板状の誘電体の少なくとも一面
を除いて全面に電極を形成し、上記誘電体の少なくとも
一面に上記電極と一端が接続され他の部分は電極と絶縁
された入出力電極を設けてなるλ／４形誘電体共振器。 - 【請求項２】入出力電極が、蛇行状または波形状に形成
された請求項１記載のλ／４形誘電体共振器。 - 【請求項３】入出力電極が、その長さ方向の中で幅を異
ならせて構成された請求項１記載のλ／４形誘電体共振
器。 - 【請求項４】入出力電極を形成する誘電体の一面の両側
に電極を形成した請求項１記載のλ／４形誘電体共振
器。 - 【請求項５】入出力電極を形成する誘電体の一面と連続
する他の一面を開放端とし、この開放端の面に入出力電
極の先端を延長して形成した請求項１記載のλ／４形誘
電体共振器。 - 【請求項６】誘電体の入出力電極を形成した実装面の両
側に傾斜部を設けた請求項１記載のλ／４形誘電体共振
器。 - 【請求項７】入出力電極の先端部を除いて少なくともこ
の入出力電極の周囲にソルダーレジスト層を形成した請
求項１記載のλ／４形誘電体共振器。 - 【請求項８】請求項１記載のλ／４形誘電体共振器を用
いた電子回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17808191A JPH0529817A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | λ／４形誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17808191A JPH0529817A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | λ／４形誘電体共振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529817A true JPH0529817A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16042293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17808191A Pending JPH0529817A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | λ／４形誘電体共振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529817A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5812037A (en) * | 1994-12-22 | 1998-09-22 | Siemens Matsushita Components Gmbh & Co Kg | Stripline filter with capacitive coupling structures |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP17808191A patent/JPH0529817A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5812037A (en) * | 1994-12-22 | 1998-09-22 | Siemens Matsushita Components Gmbh & Co Kg | Stripline filter with capacitive coupling structures |
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