JPH0529785A - 自動車電話のシールド構造 - Google Patents

自動車電話のシールド構造

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Publication number
JPH0529785A
JPH0529785A JP3204820A JP20482091A JPH0529785A JP H0529785 A JPH0529785 A JP H0529785A JP 3204820 A JP3204820 A JP 3204820A JP 20482091 A JP20482091 A JP 20482091A JP H0529785 A JPH0529785 A JP H0529785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cover
casing
shield
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3204820A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Taniguchi
和夫 谷口
Michio Yamazaki
道夫 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3204820A priority Critical patent/JPH0529785A/ja
Publication of JPH0529785A publication Critical patent/JPH0529785A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の筐体構造において、筐体の内部と
外部を電磁的に隔離するとともに、筐体内部の電子回路
部品を実装したプリント基板の各モジュールから発生し
た電磁エネルギーが互いに妨害し合わぬ様に、遮蔽板を
用いずに遮断できるようにするとともに、組立て性の向
上と安価な筐体を得ることを目的とする。 【構成】 電子回路部品を実装したプリント基板13と、
このプリント基板13を収容するケース11と、ケースの開
口を閉塞するカバー12により構成し、ケースとカバーが
重合する面を水平面と傾斜面にするとともに、それぞれ
の面にシールド材14a、14bを固定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車電話のシール
ド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の従来のシールド構造を分
解して示す斜視図、図5、図6は正面断面図であり、図
において、1は周囲に突起1a、内部にはシールド板5が
はまり込む突起1bを設けたケース、2は周囲に溝2a、内
部には溝2cを有する突起2bを設け、上記ケース1の開口
を閉塞し、ネジ7により固定されるカバー、3a、3b、3c
はこのカバー2に設けられた突起及び溝に保持されたシ
ールド材4a、4bにより、また、上記ケース1に設けられ
た突起及びシールド板5によりそれぞれ隔離されるプリ
ント基板A、B、Cである。
【0003】次にこれらの作用について説明する。図5
のように、ケース1の開口を、ネジ7により固定された
カバー2が閉塞する。このとき、ケース1の突起1aによ
りカバー2の溝2aにはめ込まれたシールド材4aが撓むと
ともに、筐体の内部と外部を電磁的に隔離する。また、
筐体内部では図6のように、ケース1に設けられた突起
1bの間にネジ6にて固定されたプリント基板B3bは、同
じく突起1bの間にはさみ込まれるシールド板5によりシ
ールドされ、プリント基板A3a、C3cは、ケース1にネ
ジ止めされ、ケース1の突起1b及びカバー2をケース1
にネジ止めする時、カバー2の突起2bに設けた溝2cには
め込まれたシールド材4bが撓むことによりシールドされ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシールド構造は
以上のように構成されているので、各基板間の電磁エネ
ルギーを遮断するためには、シールド板にてシールドす
ることが必要で、部品点数が多く、組立て作業性が悪い
という問題点があった。また、シールド板をなくすため
に壁状突起のみで箱状空間を構成することが可能である
が、その一部の突起がケース外壁内部と接触する位置に
配置された時は、隙間なく突起を密閉させることは非常
に困難であった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、シールド板がなくともシールド
効果が得られ、部品点数の削減及び組立て作業性の向上
ができ、かつ、安価なシールド構造を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車電
話のシールド構造は、電子回路部品を実装したプリント
基板を収容するケースと、このケースの開口を閉塞する
カバーの互いに重合する面を水平面と傾斜面に形成する
とともに、それぞれの面にシールド材が固定できるよう
にしたものである。
【0007】
【作用】この発明におけるシールド構造は、ケースとカ
バーの突き合せ部分を傾斜させることにより、ケースと
カバーの製品寸法上のバラツキを吸収し、シールド板が
なくてもプリント基板の各モジュール間をC面、S面共
にシールドすることができる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1〜図3において、11は周囲に突起
11a、内部には傾斜した突起11bと溝11dを有する突起11c
を設けたケース、12は周囲に溝12a、内部には溝12cを有
する傾斜した突起12bと溝12eを有する垂直な突起12dを
設け、上記ケース11の開口を閉塞し、ネジ7により固定
されるカバー、13はこのカバー12に固定されたシールド
材14aにより、また、上記ケース11に固定されたシール
ド材14bにより、C面、S面の各モジュール間をそれぞ
れ隔離され、ネジ6により固定されるプリント基板であ
る。
【0009】以上のように構成された自動車電話のシー
ルド構造は、図2のように、ケース11の開口を、ネジ7
により固定されたカバー12が閉塞している。このとき、
ケース11の突起11aによりカバー12の溝12aにはめ込まれ
たシールド材14aが撓むとともに、筐体の内部と外部を
電磁的に隔離する。また、筐体内部では図3のようにケ
ース11に周囲の突起11aから内部底面へ傾斜した突起11b
を設け、この突起11bと平行な突起12bと溝12cをカバー1
2に設けるとともに、上記シールド材14aをこの溝12cま
で継ぎ、ケース11にカバー12をネジ7止めすることによ
り、傾斜した突起11bがシールド材14aを撓ませる。さら
に、プリント基板13をネジ6によりケース11に取付ける
とともに、ケース11の突起11cに設けた溝11dにはめ込ま
れたシールド材14bが撓むことにより、プリント基板13
のS面側回路から発生する電磁エネルギーをシールド
し、カバー12をケース11にネジ7止めするとともに、カ
バー12の突起12dに設けた溝12eに固定されたシールド材
14aが撓み、プリント基板13のC面側回路から発生する
電磁エネルギーをシールドすることができる。
【0010】実施例2.なお、上記実施例では、カバー
13に傾斜した突起12bと溝12cを設け、シールド材4aを固
定したものを示したが、ケース11の傾斜した突起11bに
溝を設けシールド材を固定してもよい。
【0011】実施例3.また、上記実施例では、ケース
1またはカバー2のいづれか一方にのみシールド材を固
定しているが、双方にシールド材を固定してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ケー
スとカバーの突き合せ部分を傾斜させるとともに、シー
ルド材を撓ませ、確実に接触するように構成したので、
組立て作業性の良い電子機器の筐体が得られる効果があ
る。また、その結果、プリント基板を1枚にすることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による電子機器の筐体を分
解して示す斜視図である。
【図2】図1のD−D線の断面側面図である。
【図3】図1のE−E線の断面側面図である。
【図4】従来の電子機器の筐体を分解して示す斜視図で
ある。
【図5】図4のF−F線の断面側面図である。
【図6】図4のG−G線を分解して示す断面側面図であ
る。
【符号の説明】
11 ケース 11a ケース周囲に設けた突起 11b ケースに設けた傾斜した突起 12 カバー 12a カバーの周囲に設けた溝 12b カバーに設けた傾斜した突起 13 プリント基板 14a カバーに固定されるシールド材 14b ケースに固定されるシールド材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電子回路部品を実装したプリント基板
    と、このプリント基板を収容するケースと、ケースの開
    口を閉塞するカバーとから構成され、上記ケースの開口
    部を閉塞するために重合するカバーとケースの突き合わ
    せ部を、溝とその内部に保持されたシールド材を有す
    る、水平面と傾斜面とで構成し、尚且つ、カバーの内部
    に上記水平面と同様の構造を有した壁状突起を設け、そ
    の下端をプリント基板のアースパターンに密着させたこ
    とを特徴とする自動車電話のシールド構造。
JP3204820A 1991-07-19 1991-07-19 自動車電話のシールド構造 Pending JPH0529785A (ja)

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JP3204820A JPH0529785A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 自動車電話のシールド構造

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JP3204820A JPH0529785A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 自動車電話のシールド構造

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JPH0529785A true JPH0529785A (ja) 1993-02-05

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ID=16496928

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JP3204820A Pending JPH0529785A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 自動車電話のシールド構造

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JP (1) JPH0529785A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06270824A (ja) * 1993-03-23 1994-09-27 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング回路装置
WO1995025387A1 (fr) * 1994-03-17 1995-09-21 Fujitsu Limited Emetteur-recepteur a antenne

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157837A (ja) * 1984-01-27 1985-08-19 Hashimoto Forming Co Ltd モ−ルデイングの製造方法
JPS6289427A (ja) * 1985-09-06 1987-04-23 八重洲無線株式会社 電源供給回路
JPS62199098A (ja) * 1986-02-27 1987-09-02 松下電器産業株式会社 シ−ルド装置
JPH01308096A (ja) * 1988-06-06 1989-12-12 Mitsubishi Electric Corp 電気機器の筐体

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