JPH05297689A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH05297689A
JPH05297689A JP4102829A JP10282992A JPH05297689A JP H05297689 A JPH05297689 A JP H05297689A JP 4102829 A JP4102829 A JP 4102829A JP 10282992 A JP10282992 A JP 10282992A JP H05297689 A JPH05297689 A JP H05297689A
Authority
JP
Japan
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corona discharger
ozone
shutter member
photoconductor
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP4102829A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4102829A priority Critical patent/JPH05297689A/ja
Publication of JPH05297689A publication Critical patent/JPH05297689A/ja
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コロナ放電器付近のオゾンを強制的かつ効率よ
く吸引しそして吹き飛ばし、オゾンの停滞を防止する。 【構成】シャッター部材50の閉塞後、帯電チャージャ
ー5によって発生したオゾンはその内部に閉じ込め、こ
れをメインファンを作動してメインファンから延びてい
る排気ダクト51から抜き取り、このときシャッター5
0のa面側が送風ガイドとなり空気の流れを整流する。
また、クロスフローファン52も作動して帯電チャージ
ャー5の真下に空気を送り込み、シャッター50のb面
側が送風ガイドとなって、帯電チャージャー5と感光体
ベルト4の間のオゾンを吹き飛ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体に向けてコロナ
放電するコロナ放電器を有する、電子写真複写機、ファ
クシミリ、プリンタ等の電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体を用いた電子写真装置において、
帯電チャージャーから発生したオゾンは、帯電チャージ
ャー及びその真下に停滞するため、この付近の感光体が
破壊されるという不具合がある。特に、継目のあるベル
ト感光体においては、感光体の停止する位置がいつも同
じであるために、オゾンによる破壊が顕著に現れる。そ
こで、従来の電子写真装置ではファンによって帯電チャ
ージャーからオゾンを吸引したり、送風ファンによりオ
ゾンを吹き飛ばすように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
によって帯電チャージャーからオゾンを吸引したり、送
風ファンによりオゾンを吹き飛ばすようにしてもオゾン
が重いため、効率が悪いという問題があった。
【0004】また、ファンによりオゾンを吸引したり、
吹き飛ばすように構成していても、プリント終了後直ち
に機械の電源を切られてしまうと、ファンが停止してオ
ゾンが停滞してしまい、感光体を破壊を招くという問題
があった。
【0005】本発明は、上述した従来の問題を解消し、
コロナ放電器付近に停滞したオゾンを強制的かつ効率よ
く吸引しそして吹き飛ばすことのできる電子写真装置を
提供することを目的ととている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、感光体に向けてコロナ放電するコロナ放電
器を有する電子写真装置において、前記コロナ放電器の
開口を閉塞可能に設けられたシャッター部材と、前記コ
ロナ放電器内の空気を吸引する吸引手段とを有し、前記
シャッター部材が前記コロナ放電器の開口を閉塞したと
き、前記吸引手段を作動し、前記コロナ放電器内に停滞
したオゾンを吸引することを特徴としている。
【0007】さらに本発明は、前記コロナ放電器の開口
を閉塞可能に設けられたシャッター部材と、前記コロナ
放電器と前記感光体の間に向けて送風する送風手段とを
有し、前記シャッター部材が前記コロナ放電器の開口を
閉塞したとき、前記送風手段を作動し、前記感光体付近
に停滞したオゾンを吹き飛ばすことを特徴としている。
【0008】さらにまた本発明は、前記コロナ放電器の
開口を閉塞可能に設けられたシャッター部材と、前記コ
ロナ放電器内の空気を吸引する吸引手段と、前記コロナ
放電器と前記感光体の間に向けて送風する送風手段と、
電子写真装置の電源が切られても前記吸引手段および前
記送風手段を作動可能な補助電源とを有し、前記電子写
真装置の電源が切られ後も、前記補助電源で前記吸引手
段および前記送風手段を作動し、その際作動時間が前記
送風手段より前記吸引手段を長くすることを特徴として
いる。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、シャッター部材がコロナ
放電器の開口を閉塞したとき、吸引手段を作動してコロ
ナ放電器内に停滞したオゾンを吸引するので、停滞する
オゾンを強制的かつ効率良く抜くことができる。
【0010】さらに、シャッター部材がコロナ放電器の
開口を閉塞したとき、送風手段を作動し、感光体付近に
停滞したオゾンを吹き飛ばすので、シャッター部材が送
風手段の送風ガイドとして働き、帯電チャージャーと感
光体の間付近に停滞したオゾンを効率良く吹き飛ばすこ
とができる。
【0011】さらにまた、電子写真装置の電源が切られ
後も補助電源で吸引手段および送風手段を作動し、その
際作動時間が送風手段より吸引手段を長くするので、重
いオゾンを確実に吹き飛ばしかつ抜くことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は、本発明に係るレーザープリンタを示す
概略図である。図1に示すレーザープリンタ20におい
て、給紙装置1から矢印A方向に給送された転写紙2
は、レジストローラ対3によってタイミングをとられ
て、ベルト状の感光体4へ搬送される。感光体ベルト4
は、時計方向に走行され、その際帯電チャージャー5に
よって表面が帯電される。そして、レーザーユニット6
からのレーザ光Lが照射され、感光体上に静電潜像が形
成される。この潜像は、現像装置7を通るときトナーに
よって可視像化され、トナー像が形成される。このトナ
ー像は、転写チャージャ8の作用のもとに感光体ベル4
へ搬送された転写紙2に転写され、転写後の転写紙2は
感光体4の曲率によって分離させられる。その後、転写
紙2は定着装置9によってトナー像が定着された後、第
1の排紙ローラ10,11を通過する。
【0013】第1の排紙ローラ10,11を通過した転
写紙2は、切り換え爪12の方向切り換えに従って画像
面を上にしたまま矢印C方向へ排出されるか、用紙搬送
ガイド22,24により構成される反転搬送路13を通
り、第2の排紙ローラ14,15を介してB方向にプリ
ンタ20上の排紙トレイ16へ、画像面を下にして排出
される。
【0014】一方、転写後の感光体ベルト4はクリーニ
ング装置17によって残留トナーを除去され、そして除
電ランプ18により残留電荷が除去されて、次のプリン
トに備えられる。
【0015】プリンタ20は、上部フレーム30と下部
フレーム40とで構成され、上部フレーム30の内部に
は上記したレーザーユニット6や除電ランプ18や帯電
チャージャ5等が備えられている。さらに、上部フレー
ム30は、その下に感光体4やクリーニング装置17を
着脱可能に支持している。この上部フレーム30は、回
動ピン21を下部フレーム40との共通支軸として、メ
インカバー31及び感光体マガジン35と一体的に下部
フレーム40に対して図2に示すように開閉可能に構成
されている。この場合、回動ピン21はプリンタ本体の
背面側に配置されており、上部フレーム30は正面側が
開閉される。また、上部フレーム30が図2に示すよう
に開放されると、内部の図示していない安全スイッチの
回路が開き、少なくとも駆動用モータと高圧部の回路が
OFFされる。26は、操作表ユニットであり、軸25
の回りに回動可能となっている。33は、下部フレーム
40に配置したゴム製またはプラスチック製の足であ
り、34は、転写紙2を収納した給紙用トレイである。
【0016】図3は、本発明の一実施例を示す待機時の
レーザープリンタ内部の説明図である。
【0017】レーザープリンタ20には、帯電チャージ
ャー5の開口5aを閉塞可能な板状のシャッター部材5
0が設けられている。このシャッター部材50は、図4
に示すように、ソレノイド53によって図3および図5
に示す帯電チャージャー5の開口5aを閉塞する位置と
図6に示す開口5aを開放する位置との間で移動可能に
装着されている。帯電チャージャー5の図において左側
には、吸引手段としての図示していないメインファンか
ら延びている排気ダクト51が帯電チャージャー5の内
部と通ずるようにして配置されている。また、帯電チャ
ージャー5の近傍には感光体ベルト4と帯電チャージャ
ー5の間に空気を送り込む送風手段としてのクロスフロ
ーファン52が設けられている。なお、シャッター部材
50の移動はソレノイド53に限らず、カム等の適宜な
手段を用いることができる。
【0018】かく構成のレーザープリンタ20は、プリ
ント動作が終了し待機状態になると、ソレノイド53が
作動してシャッター部材50で帯電チャージャー5の開
口5aを閉塞する。ここで、帯電チャージャー5によっ
て発生したオゾンはその内部に閉じ込め、これをメイン
ファンを作動してそこから延びている排気ダクト51を
介して抜き取る。このとき、シャッター50の上面であ
るa面側が送風ガイドとなり空気の流れを整流させ吸引
効率高める。また、シャッター部材50が帯電チャージ
ャー5の開口5aを閉塞すると、クロスフローファン5
2も作動し、該ファンから帯電チャージャー5の真下に
空気流を送り込む。このとき、シャッター50の下面で
あるb面側が送風ガイドとなって空気の流れを整流し、
帯電チャージャー5と感光体ベルト4の間のオゾンを効
率良く吹き飛ばす。
【0019】かくして、シャッター50の両面が送風ガ
イドとなって吸引および吹き飛ばされるので、帯電チャ
ージャー5の放電により生じたオゾンが感光体ベルト4
と帯電チャージャー5の間に停滞せず、感光体ベルト4
の破壊を軽減する。
【0020】ところで、プリント終了後直ちに機械の電
源を切ると、クロスフローファン52及び図に示さない
メインファンの作動が停止されるが、このとき帯電チャ
ージャー5から生じたオゾンが感光体ベルト4と帯電チ
ャージャー5の間に停滞したままとなり、感光体ベルト
4に悪影響を与える。
【0021】そこで、本発明ではプリント終了後直ちに
機械の電源を切られても、図に示さない補助電源によっ
て一定時間クロスフローファン52及び図に示さないメ
インファンを動作させるように制御する。また、機械の
電源を切られても、図に示さないメインファンの動作す
る時間を長くすれば、吹き飛ばしよりも吸引に時間がか
かるオゾンを確実に抜くことができ、一層効果的であ
る。
【0022】なお、本発明は帯電チャージャー5に限ら
ず、転写チャージャー等のコロナ放電器にも適用でき
る。
【0023】
【発明の効果】上記の構成によれば、本発明はシャッタ
ー部材がコロナ放電器の開口を閉塞したとき、吸引手段
を作動してコロナ放電器内に停滞したオゾンを吸引する
ので、停滞するオゾンを強制的かつ効率良く抜くことが
でき、感光体の破壊を軽減する。
【0024】さらに、本発明はシャッター部材がコロナ
放電器の開口を閉塞したとき、送風手段を作動し、感光
体付近に停滞したオゾンを吹き飛ばすので、シャッター
部材が送風手段の送風ガイドとして働き、帯電チャージ
ャーと感光体の間付近に停滞したオゾンを効率良く吹き
飛ばすことができ、感光体の破壊を軽減する。
【0025】さらにまた、本発明は電子写真装置の電源
が切られ後も補助電源で吸引手段および送風手段を作動
し、その際作動時間が送風手段より吸引手段を長くする
ので、重いオゾンを確実に吹き飛ばしかつ抜くことがで
き、効果的にオゾンを機内から抜くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザープリンタを示す概略図で
ある。
【図2】図1のレーザープリンタの上部フレームを開放
した状態を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施例を示す主要部の説明図であ
る。
【図4】図3の斜視図である。
【図5】閉塞時のシャッター部材を示す説明図である。
【図6】開放時のシャッター部材を示す説明図である。
【符号の説明】
4 感光体ベルト 5 帯電チャージャー 50 シャッター部材 51 排気ダクト 52 クロスフローファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に向けてコロナ放電するコロナ放
    電器を有する電子写真装置において、 前記コロナ放電器の開口を閉塞可能に設けられたシャッ
    ター部材と、前記コロナ放電器内の空気を吸引する吸引
    手段とを有し、前記シャッター部材が前記コロナ放電器
    の開口を閉塞したとき、前記吸引手段を作動し、前記コ
    ロナ放電器内に停滞したオゾンを吸引することを特徴と
    する電子写真装置。
  2. 【請求項2】 感光体に向けてコロナ放電するコロナ放
    電器を有する電子写真装置において、 前記コロナ放電器の開口を閉塞可能に設けられたシャッ
    ター部材と、前記コロナ放電器と前記感光体の間に向け
    て送風する送風手段とを有し、前記シャッター部材が前
    記コロナ放電器の開口を閉塞したとき、前記送風手段を
    作動し、前記感光体付近に停滞したオゾンを吹き飛ばす
    ことを特徴とする電子写真装置。
  3. 【請求項3】 感光体に向けてコロナ放電するコロナ放
    電器を有する電子写真装置において、 前記コロナ放電器の開口を閉塞可能に設けられたシャッ
    ター部材と、前記コロナ放電器内の空気を吸引する吸引
    手段と、前記コロナ放電器と前記感光体の間に向けて送
    風する送風手段と、電子写真装置の電源が切られても前
    記吸引手段および前記送風手段を作動可能な補助電源と
    を有し、前記電子写真装置の電源が切られ後も、前記補
    助電源で前記吸引手段および前記送風手段を作動し、そ
    の際作動時間が前記送風手段より前記吸引手段を長くす
    ることを特徴とする電子写真装置。
JP4102829A 1992-04-22 1992-04-22 電子写真装置 Pending JPH05297689A (ja)

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JP4102829A JPH05297689A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 電子写真装置

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JP4102829A JPH05297689A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 電子写真装置

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JP4102829A Pending JPH05297689A (ja) 1992-04-22 1992-04-22 電子写真装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134471A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134471A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Konica Minolta Inc 画像形成装置

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