JPH0529579U - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0529579U
JPH0529579U JP088062U JP8806291U JPH0529579U JP H0529579 U JPH0529579 U JP H0529579U JP 088062 U JP088062 U JP 088062U JP 8806291 U JP8806291 U JP 8806291U JP H0529579 U JPH0529579 U JP H0529579U
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JP
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Pending
Application number
JP088062U
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English (en)
Inventor
八朗 表側
Original Assignee
奥村遊機株式會社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉部材を開閉駆動するための駆動力を小さ
くして、開閉部材の駆動部を小形化すると共に、製造コ
ストを安くする。 【構成】 遊技盤2に設けられパチンコ球を入賞させる
入賞口18を備えると共に、この入賞口18の上方を開
閉するように前後方向へ回動可能に設けられその回動に
応じて遊技盤2の盤面から出没動作する開閉部材19を
備え、そして、この開閉部材19を回動駆動する駆動部
31を備えたものである。この場合、開閉部材19を回
動させる構成であるので、開閉部材19を駆動するのに
要する駆動力が小さくなり、駆動部31を小形化でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、入賞口の上方を開閉するための開閉部材を備えて成るパチンコ機に 関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ機の一例として、特開昭63−214272号公報に開示さ れたものがある。この構成では、開閉部材である鎧部材を入賞口の上方に前後方 向へスライド可能に配設すると共に、この開閉部材をソレノイドによりスライド 駆動するようにしている。これにより、開閉部材は、そのスライド移動に応じて 遊技盤の盤面から出没し、入賞口の上方を開閉するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、開閉部材を前後方向へスライド移動させる 構成であるので、開閉部材に対してかなり大きな摩擦抵抗が作用し、開閉部材を 移動させるためにかなり大きな駆動力が必要となる。このため、大きな駆動力を 有するソレノイドを用いなければならず、構成が大形化すると共に、製造コスト が高くなるという欠点があった。加えて、ソレノイドに通電する電力も大きくな り、消費電力が増大するという問題点もある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、開閉部材を開閉駆動するための駆動力を小さくし得 て、開閉部材の駆動部を小形化できると共に、製造コストを安くし得、また、消 費電力を減少できるパチンコ機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のパチンコ機は、遊技盤に設けられパチンコ球を入賞させる入賞口を備 えると共に、この入賞口の上方を開閉するように前後方向へ回動可能に設けられ その回動に応じて前記遊技盤の盤面から出没動作する開閉部材を備え、そして、 この開閉部材を回動駆動する駆動部を備えたところに特徴を有する。
【0006】
【作用】
上記手段によれば、開閉部材を前後方向へ回動可能に設け、この回動に応じて 開閉部材を遊技盤の盤面から出没動作させることにより、入賞口の上方を開閉す る構成とした。この場合、開閉部材を回動動作させるだけであるので、スライド 移動させる構成に比べて、動作抵抗が小さくなり、必要とする駆動力が小さくな る。このため、小さな駆動力を出力する駆動部を用いれば良いので、構成が小形 化すると共に、製造コストも安くなる。そして、駆動部が消費する電力量も少な くなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例につき図面を参照しながら説明する。まず、パチンコ 機の全体構成を示す図3において、本体1内には遊技盤2が配設されており、こ の遊技盤2の下方に図示しないパチンコ球の発射装置が配設されている。上記遊 技盤2は、ガラス扉3により開閉可能に覆われている。そして、本体1の前面下 部には、球溜皿4及び発射装置を動作させるための操作ハンドル5が設けられて いる。
【0008】 また、遊技盤2には、パチンコ球を入賞させる複数の入賞口6〜12が設けら れていると共に、下部にアウト球入口13が設けられている。上記複数の入賞口 6〜12のうちの最下部の2個の入賞口11及び12が例えば始動入賞口となっ ている。
【0009】 上記遊技盤2の中央部分には可変入賞装置14が設けられており、この可変入 賞装置14は、パチンコ球を入賞し易くしたり、また、入賞不可能にしたりする 機能を有している。以下、この可変入賞装置14について図1、図2、図4及び 図5を参照して説明する。
【0010】 まず図4において、機枠15は、遊技盤2の盤面にほぼ面一に取付けられる取 付板部16を有している。この取付板部16はほぼ円板状をなしており、その中 央部には、横長形状の受け部材17が左右にわたると共に前方へ若干突出するよ うに配設されている。この受け部材17の上面部中央部分に、開口部が左右に広 がった形状を有する入賞口18が設けられている。尚、取付板部16のうちの受 け部材17の左右両端部位には、上記入賞口18から入ったパチンコ球を遊技盤 2の裏側へ送り出すための球通路16a,16aが設けられている。
【0011】 また、取付板部16の上部周縁部には、円周方向の対向する2辺が円弧状をな す開口部16bが形成されている。この開口部16b内に、開閉部材19の前面 に前方に向けて突設された開閉部20が収容されて配置されている。この開閉部 20は、ほぼ円弧状をなす壁部からなり、その突出高さ寸法は上記受け部材17 の突出高さ寸法とほぼ同じ寸法である。上記開閉部20が入賞口18の上方を閉 塞することにより、パチンコ球が入賞口18内へ入賞不可能になるように構成さ れている。
【0012】 尚、取付板部16の下半部には、開口部がほぼ半円形状の凹部が形成されてお り、この凹部内に表示部21及び種々の装飾部22が配設されている。表示部2 1は、例えば7セグメント形の発光ダイオードからなり、数字等の文字が表示さ れるようになっている。上記各装飾部22内には、例えば発光ダイオードや小形 電球がそれぞれ埋設されており、適宜点灯制御されるようになっている。
【0013】 さて、上記開閉部材19は、図5に示すように、基板部23、この基板部23 の左右両端に後方に向けて突設された側壁部24及び25、基板部23の上端部 に上方へ向けて延設された前板部26並びにこの前板部26の前面に前方に向け て突設された前記開閉部20から構成されている。上記側壁部24及び25の前 部下端の各外面には、軸部24a及び25aが突設されている。開閉部材19は 、取付板部16の裏面部に設けられた軸受部(図示しない)に上記軸部24a, 25aを支承させることにより、図1及び図2に示すように、該軸部24a,2 5aを支点としてその回りに回動可能に設けられている。
【0014】 これにより、開閉部材19は、入賞口18の上方を開閉するように前後方向へ 回動可能に構成されている。この場合、開閉部材19の回動に応じて、開閉部2 0が取付板部16の開口部16b内を挿抜動作し、もって、開閉部20が遊技盤 2の盤面から出没動作するようになっている。この出没動作によって、開閉部2 0が入賞口18の上方を開閉するようになっている。
【0015】 一方、図5にも示すように、開閉部材19の後側には、リンク部材27が例え ば上下動可能に配設されている。このリンク部材27は、全体としてほぼコ字状 をなしており、基部28とこの基部28の左右両端に下方に向けて突設された連 結壁部29及び30とから構成されている。
【0016】 上記リンク部材27は、駆動部である例えばソレノイド31のプランジャ32 の上端部に基部28を例えばねじ止めすることにより、取付け固定されている。 上記ソレノイド31のフレーム33の上面部とリンク部材27の基部28との間 には、コイルばね34が設けられており、このコイルばね34のばね力により、 リンク部材27が上方へ向けて移動付勢されている。
【0017】 この場合、ソレノイド31が通電されると、プランジャ32が下方へ吸引駆動 されて、リンク部材27が下方へ移動駆動されるようになっていると共に、ソレ ノイド31が断電されると、コイルばね34によりプランジャ32つまりリンク 部材27が上方へ移動駆動されるようになっている。上記ソレノイド31は、制 御回路である例えばマイクロコンピュータ(図示しない)により通断電制御され るように構成されている。
【0018】 また、上記連結壁部29及び30の各下端部には、ほぼU字状の溝を有する係 合凸部29a(一方のみ図示する)が前方へ向けて突設されている。これら係合 凸部29aの各溝内に、上記開閉部材19の側壁部24及び25の後端部の各外 面に外方へ向けて突設された軸部24b(一方のみ図示する)が嵌合されている 。これにより、開閉部材19とリンク部材27とが連結している。
【0019】 次に、上記構成の作用を説明する。通常時においては、図1及び図4に示すよ うに、開閉部材19は前方へ回動付勢されており、前板部26が取付板部16の 裏面側に当接していると共に、開閉部20が開口部16aから前方へ突出して入 賞口18の上方を閉塞している。この状態で、始動入賞口11,12のいずれか にパチンコ球が入賞すると、表示部21の表示内容が変化し始め、設定時間経過 後に表示内容の変化が停止する。
【0020】 このとき、表示部21の表示内容が例えば「7」のように所定の文字になると 、「当たり」と称する遊技者に有利な遊技状態となる。これにより、ソレノイド 31が通電されて、プランジャ32が下方へ吸引駆動され、リンク部材27が下 方へ移動される。このリンク部材27の係合凸部29aと開閉部材19の軸部2 4bとが嵌合連結しているから、上記リンク部材27の下方への移動によって、 図2に示すように、開閉部材19が後方へ回動する。
【0021】 この結果、図2に示すように、開閉部20が遊技盤2の盤面から没するように 動作し、入賞口18の上方が開放されるようになり、パチンコ球が入賞口18へ 入賞可能な遊技状態となる。この有利な遊技状態は、設定された時間例えば約5 秒間が経過するまで保持された後、ソレノイド31が断電されることにより、コ イルばね34のばね力によってプランジャ32が上方へ駆動されて、リンク部材 27が上方へ移動される。このリンク部材27の上方への移動により、開閉部材 19が前方へ(図2中左回り方向へ)回動し、図1に示すように、元の状態へ復 帰する。
【0022】 このような構成の本実施例によれば、開閉部材19を前後方向へ回動可能に設 け、この回動に応じて開閉部材19を遊技盤2の盤面から出没動作させることに より、入賞口18の上方を開閉する構成とした。この場合、開閉部材19を回動 動作させるだけであるので、スライド移動させる従来構成に比べて、開閉部材1 9の動作抵抗が小さくなり、開閉部材19を動作させるのに要する駆動力が小さ くなる。このため、小さな駆動力を出力するソレノイド31を用いれば良いので 、ソレノイド31の構成ひいては可変入賞装置14全体の構成を小形化できると 共に、製造コストを安くし得る。そして、ソレノイド31に通電する電力を小さ くできるから、電力を節約することが可能になる。
【0023】 尚、上記実施例では、開閉部材19をソレノイド31により駆動する構成とし たが、これに限られるものではなく、例えばモータやロータリーソレノイドによ り駆動する構成としても良い。
【0024】 また、開閉部材19の開閉部20の下面等を鏡面状に構成すると共に、受け部 材17内に電球等の発光器を配設し、入賞口18の上方を開放した状態で、開閉 部20の下面で発光器からの光を反射させるように構成しても良い。この場合、 開閉部20の下面で反射した発光器からの光が遊技者に照射することにより、遊 技者に対して面白いという印象を与えることや開閉の状態を確認することも可能 になる。
【0025】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、遊技盤に設けられパチンコ球を入賞 させる入賞口を備えると共に、この入賞口の上方を開閉するように前後方向へ回 動可能に設けられその回動に応じて遊技盤の盤面から出没動作する開閉部材を備 え、そして、この開閉部材を回動駆動する駆動部を備える構成としたので、開閉 部材を開閉駆動するための駆動力を小さくし得て、開閉部材の駆動部を小形化で きると共に、製造コストを安くし得、また、電力を節約できるという優れた効果 を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す開閉部材周辺の縦断側
面図
【図2】開閉部材が開放動作した状態を示す図1相当図
【図3】全体の正面図
【図4】可変入賞装置の正面図
【図5】開閉部材、リンク部材及びソレノイドを示す斜
視図
【符号の説明】
1は本体、2は遊技盤、6〜12は入賞口、14は可変
入賞装置、15は機枠、16は取付板部、18は入賞
口、19は開閉部材、20は開閉部、27はリンク部
材、31はソレノイド(駆動部)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられパチンコ球を入賞させ
    る入賞口と、 この入賞口の上方を開閉するように前後方向へ回動可能
    に設けられ、その回動に応じて前記遊技盤の盤面から出
    没動作する開閉部材と、 この開閉部材を回動駆動する駆動部とを備えて成るパチ
    ンコ機。
JP088062U 1991-09-30 1991-09-30 パチンコ機 Pending JPH0529579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP088062U JPH0529579U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

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JP088062U JPH0529579U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529579U true JPH0529579U (ja) 1993-04-20

Family

ID=13932368

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JP088062U Pending JPH0529579U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 パチンコ機

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JP (1) JPH0529579U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6134277B2 (ja) * 1980-12-17 1986-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPH02109585A (ja) * 1988-10-18 1990-04-23 Sanyo Bussan Kk パチンコ遊技機

Patent Citations (2)

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JPS6134277B2 (ja) * 1980-12-17 1986-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd
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