JPH0529478Y2 - - Google Patents

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JPH0529478Y2
JPH0529478Y2 JP1986113907U JP11390786U JPH0529478Y2 JP H0529478 Y2 JPH0529478 Y2 JP H0529478Y2 JP 1986113907 U JP1986113907 U JP 1986113907U JP 11390786 U JP11390786 U JP 11390786U JP H0529478 Y2 JPH0529478 Y2 JP H0529478Y2
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recording sheet
conveyance
photosensitive drum
conveying
slack
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、感光ドラムの周面から剥離された記
録シートを搬送する搬送手段を有する電子写真複
写機の記録シート搬送装置に関する。
《従来の技術》 この種の電子写真複写機では、感光ドラムと記
録シートとが接触する写真部分において、感光ド
ラムの周速度と搬送手段による記録シートの搬送
速度とが正確に一致していないと、像の乱れや感
光ドラム表面に摩擦による傷が生じ、記録シート
の画像品質が低下するという問題がある。そこ
で、かかる品質低下を防止するため従来より、例
えば第4図に示すような記録シート搬送装置が知
られている(特公昭55−10910号公報)。
この記録シート搬送装置では、感光ドラム10
4の周面に記録シート106を接触させてトナー
画像を転写するに際し、感光ドラム104と記録
シート106との間に転写用帯電器108による
静電吸着力を作用させて記録シート106を感光
ドラム104の周面に密着させ、トナー粒子を記
録シート106上に転写させる。そして、この搬
送装置110による記録シート106の張力が前
記静電吸着よりも小さくなるように搬送用ニツプ
ローラ111と駆動モータ125との間に電磁パ
ウダクラツチ等のトルク制御手段126を介在さ
せた同期駆動装置115とを備えている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来の記録シート搬送装置は、
トルク制御手段を備えた同期駆動装置で感光ドラ
ムの回転速度と搬送用ニツプローラによる記録シ
ートの搬送速度とを制御しているが、記録シート
に一定の張力が働き、この張力が感光ドラムに作
用する。そのため、この張力が原因で、記録シー
ト上に像の乱れや感光ドラムの周面に摩擦による
傷が発生するという問題がある。
また、トルク制御手段を長時間にわたつて使用
していると、設定されたトルクが変化してしまう
ので、設定トルクの調整などを定期的に行わなけ
ればならないという問題もある。
本考案は、上記のような問題点を解決した電子
写真複写機の記録シート搬送装置を提供すること
を目的とする。
《課題を解決するための手段》 このような目的を達成するため、本考案は、感
光ドラムの周面から剥離された記録シートを搬送
する搬送手段を有する電子写真複写機の記録シー
ト搬送装置において、前記感動ドラムの周面から
剥離された記録シートの先端部分を、前記搬送手
段上で検出する記録シート検出手段と、前記感光
ドラムと前記搬送手段との間に生じた記録シート
の弛み量を検出する弛み量検出手段と、前記記録
シート検出手段及び弛み量検出手段の検出によ
り、前記搬送手段の搬送速度を制御する制御手段
と、を備え、前記制御手段は、前記記録シート検
出手段が記録シートの先端部分を検出すると、前
記搬送手段を減速または停止させ、前記弛み量検
出手段が前記搬送手段の減速または停止により生
じた記録シートの弛み量が所定量に達したことを
検出すると、前記搬送手段を加速または回転させ
るものである。
《作用》 記録シート検出手段が、感光ドラムの周面から
剥離された記録シートからの先端部分を搬送手段
上で検出すると、制御手段が働き、搬送手段の搬
送が減速または停止する。この搬送の減速または
停止にもかかわらず感光ドラムは回転しているの
で、感光ドラムと搬送手段との間に記録シートの
弛みが生じる。そして、記録シートの弛み量が所
定量に達したことを弛み量検出手段が検出する
と、制御手段により搬送手段の搬送が加速または
開始し、記録シートを一定量弛ませた状態で記録
シートを搬送するので、記録シート上の像の乱れ
や感光ドラムの周面の摩擦による傷の原因となる
記録シートの張力が感光ドラムに作用しなくな
る。
《実施例》 以下本考案を大型電子写真複写機のターン搬送
部を有する記録シート搬送装置に適用した実施例
について説明する。
第1図は本考案に係る記録シート搬送装置の一
例を示す要部断面図、第2図は大型電子写真複写
機の複写画像記録部の概要図である。
この電子写真複写機は矢印Aで示す操作側より
見て左側に原稿走査給送部(図示せず)を、右側
に当概複写画像記録部2を配設して成り、原稿を
原稿走査給送部内へ送り込むと、原稿は照明され
つつ給送され、原稿の画像は光学系3を介して複
写画像記録部2の感光ドラム4上に露出され、感
光ドラム4上に静電潜像を形成する。しかる後、
トナー現像装置5で可視像となし、記録シート6
を給送手段7で感光ドラム4に給送し、転写用帯
電器8による静電吸着力で密着させて記録シート
6にトナー画像を転写する。次に、転写後の記録
シート6を、搬送方向を反転させて搬送するター
ン搬送部Tを有する搬送手段10で搬送し、定着
装置35で定着し、記録シート受け板36上に排
出する構造となつている。
本考案に係る記録シート搬送装置は、ターン搬
送部Tを有する吸引式ベルト搬送装置として構成
されており、感光ドラム4の周面から剥離された
記録シート6を搬送する搬送手段10と、感光ド
ラム4の周面から剥離された記録シール6の先端
部分を、上記搬送手段10上で検出する記録シー
ト検出センサ30と、感光ドラム4と搬送手段1
0との間に生じた記録シート6の弛み量を検出す
る弛み量検出センサ31と、記録シート検出セン
サ30及び弛み量検出センサ31の検出結果によ
り、搬送手段10の搬送速度を制御する後述の制
御手段とを備えている。
上記搬送手段10は、記録シート6を感光ドラ
ム4から剥離する吸引式の剥離ローラ11と、タ
ーン搬送部Tを構成する吸着ドラム12と、剥離
ローラ11と吸着ドラム12との間に設けたサク
シヨンボツクス13と、剥離ローラ11と吸着ド
ラム12とに巻き掛けてその下側に搬送路面Sを
形成する複数の搬送ベルト14と、剥離ローラ1
1を感光ドラム4の周速度と略同速で同期駆動す
るように連結された駆動モータ25とから成る。
また、上記制御手段は、駆動モータ25の駆動
回路26と駆動回路26に付設されたシフトタイ
マ32とから成る。
つまり、記録シート検出センサ30と弛み量検
出センサ31とシフトタイマ32とを設けた点が
本考案の特徴構造をなすが、具体的には後述す
る。
剥離ローラ11は第1図に示すように、記録シ
ート6を吸着する剥離ローラ11の吸着周面17
と剥離ローラ11に巻掛けられているベルト外周
面とがほぼ同一面となるように形成してあり、吸
着周面17に吸着孔18が周方向並びにローラ軸
線方向に所定間隔で開口させてある。そして、こ
の剥離ローラ11は吸着ドラム12を駆動ドラム
とし、搬送ベルト14を介して従動し、感光ドラ
ム4の周速と略周速で回転するようになつてい
る。
また、剥離ローラ11は感光ドラム4から記録
シート6を剥離する際に強い吸引力を必要とする
ので、図示しない強制排気手段と連通され、剥離
ローラ11内を所定の負圧、例えば30〜32mm水柱
に切換え得るようになつており、その吸着周面1
7を感光ドラム4の記録シート外周面19とわず
かに例えば0.9mm程度離間させて配置してある。
吸着ドラム12は、駆動モータ25と連結さ
れ、その構造は剥離ローラ11とほとんど同様で
あるが、吸着ドラム内を所定の負圧、例えば略6
〜7mm水柱に維持するように構成されている。
サクシヨンボツクス13の下面には多数の吸引
孔(図示せず)を有し搬送ベルト14を摺接支持
する吸引支持面20が形成されるとともに、複数
の搬送ベルト14間にガイド板21が配設され、
ガイド板21の下面は搬送ベルト14の搬送路面
Sと同一面になつている。そして、搬送ベルト1
4は多数の吸気孔(図示せず)を有し、サクシヨ
ンボツクス13内を負圧にすることによりこれら
の吸気孔を介して記録シート6を搬送ベルト14
に吸着して搬送するように構成されている。
このときの搬送路面Sにおける搬送速度V1は、
上述したように感光ドラム4の周速と略同期する
ように設定してある。しかし、記録シート6が長
尺となり、吸着ドラム12と感光ドラム4とに亘
つて搬送される場合には、記録シート6に引張力
が作用することになる。それは次のような理由に
よるものと思われる。
第3図に示すように搬送ベルト14は弾性体よ
り成り、搬送路面Sを形成する直線部分ではベル
ト外周面14aとベルト内周面14bとは等速度
V1となつているが、ターン搬送部Tを形成する
部分では、搬送ベルト14の厚さtが角度θの範
囲に亘つてベルト外周面14aの速度を早める。
このため、記録シート6はターン搬送部Tに及ぶ
と、差速V2−V1に対応する引張力が記録シート
6に作用することになるが、本考案では、前記記
録シート検出センサ30と弛み量検出センサ31
とシフトタイマ32とを設けることによつて、感
光ドラム4と搬送手段10との間で記録シート6
を弛ませ、上記引張力を作用させないようにして
ある。
記録シート検出センサ30は、サクシヨンボツ
クス13の剥離ローラ11側部分27内に設けら
れ、その検知面を搬送路面Sに向けて配置され、
前記サクシヨンボツクス13下面及びガイド板2
1を貫通してあけた開口33より記録シート6の
有無を識別して検知信号を出力する。これによ
り、感光ドラム4から離脱した記録シート6の先
端部分が搬送ベルト14へ引き渡されたことを検
出するようにしてある。
弛み量検出センサ31は、サクシヨンボツクス
13の剥離ローラ11側端部に設けられ、光フア
イバ28を介して照射した光が記録シート6の裏
面により乱反射され、その乱反射光の強弱に対応
する検知信号を出力する。これにより記録シート
6の弛み量を検出するように構成されている。
また、記録シート検出センサ30が記録シート
6の先端部分を検出すると、シフトタイマ32は
記録シート検出センサ30からの信号を受けて、
所定時間経過後、つまり記録シート6の先端部分
が確実に搬送装置に引き渡された後に駆動回路2
6の同期駆動信号を一時停止させるシフト信号を
出力するようにしてある。この信号はサクシヨン
ボツクス13の負圧を維持したまま、剥離ローラ
11の強制排気手段(図示せず)をも停止させ
る。これにより駆動モータ25は停止され、記録
シート6は感光ドラム4の回転によつて持ち込ま
れる分だけ弛んだ状態6aになる。
さらに、シフトタイマ32は弛み量検出センサ
31からの信号レベルにより弛み量が所定の範囲
に達したことを検出し、停止状態にある駆動回路
26を起動させる起動信号を出力するとともに、
弛み量が所定量以上になつたときには、駆動モー
タ25を高速回転させるための信号を出力するよ
うに構成されている。これにより、記録シート6
の弛み量は所定の範囲内に維持された状態で、記
録シート6は搬送手段10により搬送される。
記録シート6が搬送されて記録シート検出セン
サ30からの検知信号がオフの状態になると剥離
ローラ11の強制排気手段は再び起動され、次の
記録シート6の剥離・搬送が可能となる。
上記実施例において、記録シート6の先端部分
が搬送手段10に引き渡されるまでの間にあつて
は弛みが生じないが、このとき感光ドラム4の周
速と搬送速度との間に完全な同時性がなくても感
光ドラムへの吸着力を大きくしておけば画像の乱
れ等への実害はない。そして弛みが生じた後は同
期の不完全性は問題にならない。
なお上記実施例ではターン搬送部を有すること
による搬送速度の変化に伴う問題をも解決するも
のとして説明したが、これに限ることなく、例え
ば第4図に示した従来例の搬送装置に本考案を適
用することもできる。
さらに、上記実施例では、弛みを生じさせるた
め駆動モータ25を停止・回転させるものについ
て説明したが、減速・加速させるようにしてもよ
い。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案によれば、記録シ
ート検出センサと弛み量検出手段とで搬送手段の
搬送速度を制御手段を介して制御することによ
り、記録シートを一定量弛ませ、この弛ませた状
態で記録シートを搬送しているので、記録シート
の張力が感光ドラムに作用しなくなり、記録シー
ト上の像の乱れや摩擦による感光ドラム周面の傷
の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る記録シート搬送装置の一
例を示す要部断面図、第2図はその搬送装置を備
えた大型電子写真複写機の複写画像記録部の概要
図、第3図は当該搬送装置のターン搬送部と搬送
路面との差速について説明するための説明図、第
4図は従来例による記録シート搬送装置を示す概
要図である。 4……感光ドラム、6……記録シート、10…
…搬送手段、26……駆動回路、30……記録シ
ート検出センサ、31……弛み量検出センサ、3
2……シフトタイマ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 感光ドラムの周面から剥離された記録シートを
    搬送する搬送手段を有する電子写真複写機の記録
    シート搬送装置において、 前記感光ドラムの周面から剥離された記録シー
    トの先端部分を、前記搬送手段上で検出する記録
    シート検出手段と、 前記感光ドラムと前記搬送手段との間に生じた
    記録シートの弛み量を検出する弛み量検出手段
    と、 前記記録シート検出手段及び弛み量検出手段の
    検出により、前記搬送手段の搬送速度を制御する
    制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、 前記記録シート検出手段が記録シートの先端部
    分を検出すると、前記搬送手段を減速または停止
    させ、前記弛み量検出手段が前記搬送手段の減速
    または停止により生じた記録シートの弛み量が所
    定量に達したことを検出すると、前記搬送手段を
    加速または回転させるものであることを特徴とす
    る電子写真複写機の記録シート搬送装置。
JP1986113907U 1986-07-24 1986-07-24 Expired - Lifetime JPH0529478Y2 (ja)

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JPS6320159U JPS6320159U (ja) 1988-02-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551221B2 (ja) * 1974-09-25 1980-01-12
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JPS6320159U (ja) 1988-02-09

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