JPH0529359Y2 - - Google Patents

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JPH0529359Y2
JPH0529359Y2 JP1986196937U JP19693786U JPH0529359Y2 JP H0529359 Y2 JPH0529359 Y2 JP H0529359Y2 JP 1986196937 U JP1986196937 U JP 1986196937U JP 19693786 U JP19693786 U JP 19693786U JP H0529359 Y2 JPH0529359 Y2 JP H0529359Y2
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JP
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cover plate
latch
ladder member
ceiling
attic
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JP1986196937U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等の天井に形成する天井はし
ご装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、天井の開口に設けた天井はしご装置の構
造は、開口に開口枠を設け、この開口枠を塞ぎか
つ室内側に開く蓋板を設け、この蓋板に下段はし
ご部材を固定し、この下段はしご部材に対して電
動装置により下方にスライド可能にした上段はし
ご部材を設けたものである。蓋板の先端にはラツ
チが設けてあり、蓋板を閉じた状態でこのラツチ
が開口枠の内面に設けたラツチ受に係止する。こ
の蓋板を開ける場合は、室内側から開閉棒を用い
て蓋板の下面に設けた開閉装置を操作することに
よりラツチが外れ、蓋板が開く。蓋板が開いて下
降した後に、蓋板の先端に設けたスイツチを操作
することにより、上段はしご部材が下方にスライ
ドする。
しかし、この構造では、天井裏に登つた際に、
天井裏において上段はしご部材を上方にスライド
させることも蓋板を閉じることもできなかつた。
また、天井裏に登つた状態で蓋板が誤つて閉じら
れた場合には、天井裏から蓋板を開けることも上
段はしご部材を降ろすこともできなかつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、天井裏においても蓋板の開
閉および上段はしご部材のスライドができる天井
はしご装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の天井はしご装置は、天井に設け内面
にラツチ受を有する開口枠と、この開口枠を塞ぎ
かつ前記開口枠から室内側に開き前記開口枠のラ
ツチ受に係止するラツチを設けた蓋板と、この蓋
板の上面に固定した下段はしご部材と、この下段
はしご部材に対して電動装置により下方にスライ
ド可能にした上段はしご部材とを有する天井はし
ご装置において、前記上段はしご部材をスライド
させるスイツチを天井裏に設けるとともに、前記
下段はしご部材に天井裏まで延出した手摺を設
け、この手摺の延出部に前記蓋板のラツチを解除
するラツチ解除レバーを設け、天井裏において前
記蓋板の開放を可能にしたことを特徴とするもの
である。
この考案の構成によると、下段はしご部材に天
井裏まで延出した手摺を設け、この手摺の延出部
にラツチ解除レバーを設けたので、天井裏におい
ても蓋板の開閉を安全に行うことができる。ま
た、天井裏に上段はしご部材をスライドさせるス
イツチを設けたので、天井裏において上段はしご
部材をスライドさせることができる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。この天井はしご装置は、天井に設け内面にラ
ツチ受1bを有する開口枠1と、この開口枠1を
塞ぎかつ開口枠1から室内側に開き開口枠1のラ
ツチ受1bに係止するラツチ3bを設けた蓋板3
と、この蓋板3の上面に固定した下段はしご部材
2bと、この下段はしご部材2bに対して電動装
置4により下方にスライド可能にした上段はしご
部材2aとを有する天井はしご装置において、上
段はしご部材2aをスライドさせるスイツチ13
を天井裏に設けるとともに、下段はしご部材2b
に天井裏まで延出した手摺10を設け、この手摺
10の延出部に蓋板3のラツチ3bに接続したラ
ツチ解除レバー11を設け、天井裏において蓋板
3の開放を可能したことを特徴とするものであ
る。
本明細書におけるはしご部材2a,2bの上段
および下段とは、それぞれ開口枠1へのはしご部
材2a,2bの収納状態における相互の位置関係
を意味している。
開口枠1は、木材等からなり、端部には収納部
1aを設けて電動装置4を収納する。また、収納
部1aの上部には蓋1cを設けている。
蓋板3は、木材等からなる。蓋板3の一端は、
開口枠1に形成した収納部1aの下部にヒンジ等
で回動自在に取付けてある。他端には、開口枠1
のラツチ受1bに係止するラツチ3bを備えた施
錠装置3aが設けてある。なお、蓋板3の室内側
面の施錠装置3aと対応する位置には、開閉装置
(図示せず)が設けてあり、開閉棒(図示せず)
により蓋板3の開閉ができる構成となつている。
また、同じく他端には、上段はしご部材2aをス
ライドさせるためのスイツチ3cを設けている。
下段はしご部材2bは木材等からなり、蓋板3
の上面に固定する。下段はしご部材2bの側板に
は、天井裏まで延出した手摺10を設ける。手摺
10の延出部にはラツチ解除レバー11が設けて
あり、このラツチ解除レバヒ11にワイヤ12の
一端を接続し、他端を蓋板3に設けた施錠装置3
aに接続している。また、側板の上端面には、ス
ライドレールが設けてあり、このスライドレール
の上の一端を上段はしご部材2aの上端部に固定
したベルト9が滑ることにより上段はしご部材2
aがスライドする。
電動装置4は、開口枠1に形成した収納部1a
に収納され、モータ5、減速装置6、ドラム7、
制御ボツクス8から構成される。制御ボツクス8
は、蓋板3に設けたスイツチ3cおよび天井裏に
設けたスイツチ13に接続する。また、制御ボツ
クス8はモータ5に接続しており、モータ5を作
動させることにより減速装置6が作動し、減速装
置6に連動してドラム7が回転してベルト9を巻
取つたり、繰出したりする。
緩衝部材14は、スプリングやシリンダ等から
なり、一端をリンク15の下部に係止し、他端を
開口枠1の内面に固定する。リンク15は、一端
を蓋板3の両側部に各々固定し、他端を開口枠1
内面に固定する。この緩衝部材14により蓋板3
は下降時にはゆつくり下降し、上昇時には軽い力
で速やかに上昇する。
この実施例によるはしご部材2の動作を説明す
る。室内側において操作する場合には、開閉棒に
より蓋板3の開閉装置を操作することによりラツ
チ3bが外れ、蓋板3が開く。蓋板3に設けたス
イツチ3cを押して上段はしご部材2aを下方に
スライドさせることによりはしご部材2の使用が
可能になる。はしご部材2を収納する時は、蓋板
3のスイツチ3cを押して上段はしご部材2aを
下段はしご部材2bにうさねる。開閉棒を蓋板3
の開閉装置に係合したまま蓋板3を上方に押込
み、ラツチ3bをラツチ受1bに係止してはしご
部材2が収納される。天井裏において操作する場
合には、手摺10の延出部に設けたラツチ解除レ
バー11を引くとラツチ3bが外れて蓋板3が開
く。天井裏に設けたスイツチ13を押すと上段は
しご部材2aが下方にスライドする。はしご部材
2を収納する時は、天井裏のスイツチ13を押し
て上段はしご部材2aをスライドさせ、下段はし
ご部材2bの上に重ねる。手摺10の延出部を押
下げて蓋板3を持上げ、ラツチ3bをラツチ受1
bに係止して収納が完了する。
この構成によると、下段はしご部材2bに天井
裏まで延出した手摺10を設け、この手摺10の
延出部にラツチ解除レバー11を設け、ラツチ解
除レバー11と施錠装置3aとをワイヤ12で接
続しているので、天井裏においても蓋板3を開く
ことができる。この際、天井裏まで延出した手摺
10の延出部にラツチ解除レバー11を設けてい
るため、天井裏において、腰をかがめることなく
ラツチ解除レバー11を操作解除でき、非常に操
作性よく天井裏から容易に蓋板3を開けることが
できる。また、天井裏に上段はしご部材2aをス
ライドさせるスイツチ13を設けたので、天井裏
においても上段はしご部材2aをスライドさせる
ことができる。このように天井裏での蓋板3の開
閉操作および上段はしご部材2aのスライド操作
を可能としたことにより、人が天井裏に登つた状
態で、万一、誤つて蓋板3が閉じられた場合で
も、天井裏に閉じ込められることがなくなる。ま
た、天井裏において、手摺10を持ちながらラツ
チ解除レバー11を操作解除し、そのまま手摺1
0を持つて蓋板3を緩やかに下方に開けることが
でき、天井裏から容易に蓋板3を開けることがで
きる。
なお、前記実施例においてラツチ3bは機械式
のものを用いたが、電動式のラツチ3bでもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案の天井はしご装置によると、下段はし
ご部材に天井裏まで延出した手摺を設け、この手
摺の延出部にラツチ解除レバーを設けたので、天
井裏においても蓋板の開閉が可能である。この
際、天井裏まで延出した手摺の延出部にラツチ解
除レバーを設けているため、天井裏において、腰
をかがめることなくラツチ解除レバーを操作解除
でき、非常に操作性よく天井裏から容易に蓋板を
開けることができる。また、天井裏に上段はしご
部材をスライドさせるスイツチを設けたので、天
井裏において上段はしご部材をスライドさせるこ
とができる。これにより、人が天井裏に登つた状
態で、万一、誤つて蓋板が閉じられた場合でも、
天井裏に閉じ込められることがなくなる。また、
天井裏において、手摺を持ちながらラツチ解除レ
バーを操作解除し、そのまま手摺を持つて蓋板を
緩やかに下方に開けることで、天井裏から容易に
蓋板を開けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例の斜視図である。 1……開口枠、2a……上段はしご部材、2b
……下段はしご部材、3……蓋板、4……電動装
置、9……ベルト、10……手摺、11……ラツ
チ解除レバー、13……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井に設け内面にラツチ受を有する開口枠と、
    この開口枠を塞ぎかつ前記開口枠から室内側に開
    き前記開口枠のラツチ受に係止するラツチを設け
    た蓋板と、この蓋板の上面に固定した下段はしご
    部材と、この下段はしご部材に対して電動装置に
    より下方にスライド可能にした上段はしご部材と
    を有する天井はしご装置において、前記上段はし
    ご部材をスライドさせるスイツチを天井裏に設け
    るとともに、前記下段はしご部材に天井裏まで延
    出した手摺を設け、この手摺の延出部に前記蓋板
    のラツチを解除するラツチ解除レバーを設け、天
    井裏において前記蓋板の開放を可能にしたことを
    特徴とする天井はしご装置。
JP1986196937U 1986-12-22 1986-12-22 Expired - Lifetime JPH0529359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986196937U JPH0529359Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JP1986196937U JPH0529359Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22

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JPS63101695U JPS63101695U (ja) 1988-07-01
JPH0529359Y2 true JPH0529359Y2 (ja) 1993-07-27

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ID=31156200

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714320U (ja) * 1980-06-26 1982-01-25

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313272Y2 (ja) * 1972-09-16 1978-04-10
JPS61108738U (ja) * 1984-12-24 1986-07-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714320U (ja) * 1980-06-26 1982-01-25

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JPS63101695U (ja) 1988-07-01

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