JPH0529355Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529355Y2 JPH0529355Y2 JP13618888U JP13618888U JPH0529355Y2 JP H0529355 Y2 JPH0529355 Y2 JP H0529355Y2 JP 13618888 U JP13618888 U JP 13618888U JP 13618888 U JP13618888 U JP 13618888U JP H0529355 Y2 JPH0529355 Y2 JP H0529355Y2
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- JP
- Japan
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- tilt
- screw
- side cover
- cap
- shaft
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は縦型ブラインドのヘツドレールの両側
端部においてチルト軸及びスクリユー軸を軸受け
する装置の改良に関するものである。
端部においてチルト軸及びスクリユー軸を軸受け
する装置の改良に関するものである。
[従来技術]
縦型ブラインドのルーバをその垂直軸を中心に
回転させるチルト軸とルーバを一端側から他端側
に展開させ逆方向に片寄せさせるスクリユー軸は
ヘツドレールの両側端部において軸受けされる。
従来は第5図に示すように、ヘツドレール10の
一端側にサイドカバー20が取付けられ、そのサ
イドカバーにチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22が回転自在に軸受けされていた。チル
トブツシユ21とスクリユーブツシユ22のサイ
ドカバー20から外側へ突出した部分にチルトプ
ーリ23とスクリユープーリ24が取付けられ、
スクリユーブツシユ22とサイドカバー20の間
には市販のリテーナ付スラストベアリング60が
配設されていた。チルト軸11とスクリユー軸1
2はそれぞれチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22は挿入され止めねじ13,14によつ
て固定さていた。ヘツドレール10の他端部にも
サイドカバー40が取付けられていたが、チルト
軸11とスクリユー軸12はサイドカバー40を
貫通して軸受けされ、止め軸62,63によつて
抜け止めされていた。スクリユー軸12の他端側
においてもサイドカバー40と止め輪62の間に
市販のリテーナ付スラストベアリング61が設け
られていた。
回転させるチルト軸とルーバを一端側から他端側
に展開させ逆方向に片寄せさせるスクリユー軸は
ヘツドレールの両側端部において軸受けされる。
従来は第5図に示すように、ヘツドレール10の
一端側にサイドカバー20が取付けられ、そのサ
イドカバーにチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22が回転自在に軸受けされていた。チル
トブツシユ21とスクリユーブツシユ22のサイ
ドカバー20から外側へ突出した部分にチルトプ
ーリ23とスクリユープーリ24が取付けられ、
スクリユーブツシユ22とサイドカバー20の間
には市販のリテーナ付スラストベアリング60が
配設されていた。チルト軸11とスクリユー軸1
2はそれぞれチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22は挿入され止めねじ13,14によつ
て固定さていた。ヘツドレール10の他端部にも
サイドカバー40が取付けられていたが、チルト
軸11とスクリユー軸12はサイドカバー40を
貫通して軸受けされ、止め軸62,63によつて
抜け止めされていた。スクリユー軸12の他端側
においてもサイドカバー40と止め輪62の間に
市販のリテーナ付スラストベアリング61が設け
られていた。
[考案が解決しようとする課題]
従来の第5図に示す装置は、ヘツドレール10
の一端側において、サイドカバー20と、チルト
ブツシユ21と、スクリユーブツシユ22がそれ
ぞれ独立しているため、保守点検時に、一つづつ
分解し組立てなければならないため、作業に多く
の時間と労力を要するという問題があつた。又、
ヘツドレール10の他端側においては、チルト軸
11とスクリユー軸12が露出するため外観が悪
い上に、チルト軸11とスクリユー軸12の保守
点検時の止め輪62,63の脱着が容易ではない
という問題があつた。されに、市販のリテーナ付
スラストベアリングが高価なためコストが上ると
いう問題もあつた。
の一端側において、サイドカバー20と、チルト
ブツシユ21と、スクリユーブツシユ22がそれ
ぞれ独立しているため、保守点検時に、一つづつ
分解し組立てなければならないため、作業に多く
の時間と労力を要するという問題があつた。又、
ヘツドレール10の他端側においては、チルト軸
11とスクリユー軸12が露出するため外観が悪
い上に、チルト軸11とスクリユー軸12の保守
点検時の止め輪62,63の脱着が容易ではない
という問題があつた。されに、市販のリテーナ付
スラストベアリングが高価なためコストが上ると
いう問題もあつた。
本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、チルト軸と
スクリユー軸の脱着が容易で保守点検に手間のか
からず、高価なリテーナ付スラストベアリングを
使用せずにスクリユー軸のスラスト荷重を受ける
ことができる装置を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、チルト軸と
スクリユー軸の脱着が容易で保守点検に手間のか
からず、高価なリテーナ付スラストベアリングを
使用せずにスクリユー軸のスラスト荷重を受ける
ことができる装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するため、本考案が採用する手
段は、第1図に示すように、ヘツドレール10
と、そのヘツドレールの両側端部に取付けられた
サイドカバー20,40と、一端側のサイドカバ
ー20に回転自在に取付けたチルトブツシユ21
及びスクリユーブツシユ22と、一端側がチルト
ブツシユ21及びスクリユーブツシユ22にそれ
ぞれ固定され、他端側が他端側サイドカバー40
に回転自在に支持されたチルト軸及びスクリユー
軸とからなる縦型ブラインドの軸受装置におい
て、ヘツドレール10の一端側においてはサイド
カバー20の外端面とスクリユーブツシユ22の
大径部29の間に二枚のワツシヤ27,28を入
れ、その二枚のワツシヤの間にボール30を環状
に配設し、サイドカバー20の外端面にボール3
0を囲む環状突起を設けて軸受室26を形成し、
チルトブツシユ21及びスクリユーブツシユ22
にサイドカバー20の内端面に接する止め輪3
1,33を取付け、ヘツドレール10の他端側に
おいては、サイドカバー40にチルトキヤツプ4
1及びスクリユーキヤツプ42をそれぞれ回転自
在に取付け、チルトキヤツプ41及びスクリユー
キヤツプ42の外端にサイドカバー40の外端面
と面一になる大径部43,44を設け、チルトキ
ヤツプ41及びスクリユーキヤツプ42にサイド
カバー40の内端面に接する止め輪47,48を
取付け、チルトキヤツプ41及びスクリユーキヤ
ツプ42はチルト軸11とスクリユー軸12を内
嵌してそれぞれ固定し、スクリユキヤツプ42の
大径部44の内側においてサイドカバー40に環
状凹部の軸受室49を形成し、その軸受室に二枚
のワツシヤ51,52を入れその二枚のワツシヤ
の間にボール50を環状に配設したことにある。
段は、第1図に示すように、ヘツドレール10
と、そのヘツドレールの両側端部に取付けられた
サイドカバー20,40と、一端側のサイドカバ
ー20に回転自在に取付けたチルトブツシユ21
及びスクリユーブツシユ22と、一端側がチルト
ブツシユ21及びスクリユーブツシユ22にそれ
ぞれ固定され、他端側が他端側サイドカバー40
に回転自在に支持されたチルト軸及びスクリユー
軸とからなる縦型ブラインドの軸受装置におい
て、ヘツドレール10の一端側においてはサイド
カバー20の外端面とスクリユーブツシユ22の
大径部29の間に二枚のワツシヤ27,28を入
れ、その二枚のワツシヤの間にボール30を環状
に配設し、サイドカバー20の外端面にボール3
0を囲む環状突起を設けて軸受室26を形成し、
チルトブツシユ21及びスクリユーブツシユ22
にサイドカバー20の内端面に接する止め輪3
1,33を取付け、ヘツドレール10の他端側に
おいては、サイドカバー40にチルトキヤツプ4
1及びスクリユーキヤツプ42をそれぞれ回転自
在に取付け、チルトキヤツプ41及びスクリユー
キヤツプ42の外端にサイドカバー40の外端面
と面一になる大径部43,44を設け、チルトキ
ヤツプ41及びスクリユーキヤツプ42にサイド
カバー40の内端面に接する止め輪47,48を
取付け、チルトキヤツプ41及びスクリユーキヤ
ツプ42はチルト軸11とスクリユー軸12を内
嵌してそれぞれ固定し、スクリユキヤツプ42の
大径部44の内側においてサイドカバー40に環
状凹部の軸受室49を形成し、その軸受室に二枚
のワツシヤ51,52を入れその二枚のワツシヤ
の間にボール50を環状に配設したことにある。
[作用]
ヘツドレール10の一端側において、サイドカ
バー20と、チルトブツシユ21と、スクリユー
ブツシユ22と、二枚のワツシヤ27,28に挟
まれたボール30は、止め輪31,33によつて
一体になるから、チルト軸及びスクリユー軸12
のチルトブツシユ及びスクリユーブツシユ22に
対する固定を解除すると、一体のまま簡単にヘツ
ドレールから取外すこともヘツドレール10に取
付けることもできる。同様にヘツドレール10の
他端側においても、サイドカバー40と、チルト
キヤツプ41と、スクリユーキヤツプ42と、二
枚のワツシヤ51,52に挟まれたボール50
は、止め輪47,48によつて一体となるから、
チルト軸11及びスクリユー軸12のチルトキヤ
ツプ41及びスクリユーキヤツプ42に対する固
定を解除すると、一体のまま簡単にヘツドレール
10から取外すことができる。したがつて、チル
ト軸11及びスクリユー軸12はチルトブツシユ
及びスクリユーブツシユ22とチルトキヤツプ4
1及びスクリユーキヤツプ42に対する固定具を
弛めたり締めたりするだけで簡単にヘツドレール
10に脱着することができるから、縦型ブライン
ドの点検保守に要する労力と時間は大幅に減少す
る。
バー20と、チルトブツシユ21と、スクリユー
ブツシユ22と、二枚のワツシヤ27,28に挟
まれたボール30は、止め輪31,33によつて
一体になるから、チルト軸及びスクリユー軸12
のチルトブツシユ及びスクリユーブツシユ22に
対する固定を解除すると、一体のまま簡単にヘツ
ドレールから取外すこともヘツドレール10に取
付けることもできる。同様にヘツドレール10の
他端側においても、サイドカバー40と、チルト
キヤツプ41と、スクリユーキヤツプ42と、二
枚のワツシヤ51,52に挟まれたボール50
は、止め輪47,48によつて一体となるから、
チルト軸11及びスクリユー軸12のチルトキヤ
ツプ41及びスクリユーキヤツプ42に対する固
定を解除すると、一体のまま簡単にヘツドレール
10から取外すことができる。したがつて、チル
ト軸11及びスクリユー軸12はチルトブツシユ
及びスクリユーブツシユ22とチルトキヤツプ4
1及びスクリユーキヤツプ42に対する固定具を
弛めたり締めたりするだけで簡単にヘツドレール
10に脱着することができるから、縦型ブライン
ドの点検保守に要する労力と時間は大幅に減少す
る。
スクリユー軸12のスラスト荷重は両端部のボ
ール30,50を介してサイドレール20,40
によつて支えられる。ボール30,50とその両
側のワツシヤ27,28,51,52は市販のリ
テーナ付スラストベアリヌグに比べると著しく安
価である。ヘツドレール10の他端側は、サイド
カバー40から突出するものがないため、すつき
りとして外観が良好になる。
ール30,50を介してサイドレール20,40
によつて支えられる。ボール30,50とその両
側のワツシヤ27,28,51,52は市販のリ
テーナ付スラストベアリヌグに比べると著しく安
価である。ヘツドレール10の他端側は、サイド
カバー40から突出するものがないため、すつき
りとして外観が良好になる。
[実施例]
本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図ないし第2図に示すように、縦型ブライ
ンドのヘツドレール10の両側端部にサイドカバ
ー20,40が脱着可能に取付けられ、サイドカ
バー20にはチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22が回転自在に取付けられる。チルトブ
ツシユ21及びスクリユーブツシユ22の外端に
はそれぞれチルトプーリ23とスクリユープーリ
24が取付けられる。サイドカバー20の外端面
に突出するチルトブツシユ21を中心に囲む環状
突起25を形成し、環状突起25とスクリユーブ
ツシユ22の間に環状軸受室26を設ける。軸受
室26に二枚のワツシヤ27,28を入れ、その
二枚のワツシヤの間にボール30を環状に配列す
る。外側のワツシヤ28スクリユーブツシユ22
の大径部29に接する。チルトブツシユ21のサ
イドカバー20を抜ける部分に止め輪31を取付
け、チルトブツシユ21のサイドカバー20に対
する軸方向の位置を限定する。
ンドのヘツドレール10の両側端部にサイドカバ
ー20,40が脱着可能に取付けられ、サイドカ
バー20にはチルトブツシユ21とスクリユーブ
ツシユ22が回転自在に取付けられる。チルトブ
ツシユ21及びスクリユーブツシユ22の外端に
はそれぞれチルトプーリ23とスクリユープーリ
24が取付けられる。サイドカバー20の外端面
に突出するチルトブツシユ21を中心に囲む環状
突起25を形成し、環状突起25とスクリユーブ
ツシユ22の間に環状軸受室26を設ける。軸受
室26に二枚のワツシヤ27,28を入れ、その
二枚のワツシヤの間にボール30を環状に配列す
る。外側のワツシヤ28スクリユーブツシユ22
の大径部29に接する。チルトブツシユ21のサ
イドカバー20を抜ける部分に止め輪31を取付
け、チルトブツシユ21のサイドカバー20に対
する軸方向の位置を限定する。
チルトブツシユ21のサイドカバー20の外端
面から抜け出た部分にフランジ32を形成し、サ
イドカバー20の内端面を抜き出た部分に止め輪
33を取付け、チルトブツシユ21のサイドカバ
ー20に対する軸方向の位置を決定する。ヘツド
レール10の内側において、チルトブツシユ22
にはチルト軸11の端部が、スクリユーブツシユ
22にはスクリユー軸12の端部がそれぞれ挿入
され、止めねじ13,14によつて一体に固定さ
れる。
面から抜け出た部分にフランジ32を形成し、サ
イドカバー20の内端面を抜き出た部分に止め輪
33を取付け、チルトブツシユ21のサイドカバ
ー20に対する軸方向の位置を決定する。ヘツド
レール10の内側において、チルトブツシユ22
にはチルト軸11の端部が、スクリユーブツシユ
22にはスクリユー軸12の端部がそれぞれ挿入
され、止めねじ13,14によつて一体に固定さ
れる。
サイドカバー40にはチルトキヤツプ41とス
クリユーキヤツプ42が挿入される。チルトキヤ
ツプ41とスクリユーキヤツプ42の外端部は大
径部43,44に形成され、サイドカバー40の
外端面に設けられた凹部45,46にはまる。チ
ルトキヤツプ41とスクリユーキヤツプ42のサ
イドカバー40の内端面から抜け出た部分に止め
輪47,48を取付けてチルトキヤツプ41とス
クリユーキヤツプ42の軸方向位置を決定する。
サイドカバー40の外端面のスクリユーキヤツプ
42を囲む部分に環状凹部としての軸受室49を
設ける。軸受室49に二枚のワツシヤ51,52
をはへ、その二枚のワツシヤの間にボール50を
環状に配列する。内側のワツシヤ51はサイドカ
バー40に外側のワツシヤ52はスクリユーキヤ
ツプ42の大径部44にそれぞれ接する。チルト
キヤツプ41とスクリユーキヤツプ42にチルト
軸11とスクリユー軸12の他端部をそれぞれ挿
入し、止めねじ53,54を介して固定する。
クリユーキヤツプ42が挿入される。チルトキヤ
ツプ41とスクリユーキヤツプ42の外端部は大
径部43,44に形成され、サイドカバー40の
外端面に設けられた凹部45,46にはまる。チ
ルトキヤツプ41とスクリユーキヤツプ42のサ
イドカバー40の内端面から抜け出た部分に止め
輪47,48を取付けてチルトキヤツプ41とス
クリユーキヤツプ42の軸方向位置を決定する。
サイドカバー40の外端面のスクリユーキヤツプ
42を囲む部分に環状凹部としての軸受室49を
設ける。軸受室49に二枚のワツシヤ51,52
をはへ、その二枚のワツシヤの間にボール50を
環状に配列する。内側のワツシヤ51はサイドカ
バー40に外側のワツシヤ52はスクリユーキヤ
ツプ42の大径部44にそれぞれ接する。チルト
キヤツプ41とスクリユーキヤツプ42にチルト
軸11とスクリユー軸12の他端部をそれぞれ挿
入し、止めねじ53,54を介して固定する。
第4図に示すように、ヘツドレール10の一方
の側端面からは従来と同じく、チルトプーリ21
とスクリユープーリ24を備えたチルトブツシユ
21とスクリユーブツシユ22が突出するが、他
方の端面は従来のものとは異なり、何も突出しな
いので、外観が非常にすつきりする。スクリユー
プーリ24に掛けられたコード56の一方を引く
とルーバ15がヘツドレール10の長手方向に展
開してブラインドが閉じ、他方を引くとルーバ1
5が片寄せられてブラインドが開く。チルトプー
リ23に掛けられたコード55の一方を引くと、
ルーバ15が垂直軸を中心に一方に回転し、他方
を引くとルーバ15が他方に回転する。
の側端面からは従来と同じく、チルトプーリ21
とスクリユープーリ24を備えたチルトブツシユ
21とスクリユーブツシユ22が突出するが、他
方の端面は従来のものとは異なり、何も突出しな
いので、外観が非常にすつきりする。スクリユー
プーリ24に掛けられたコード56の一方を引く
とルーバ15がヘツドレール10の長手方向に展
開してブラインドが閉じ、他方を引くとルーバ1
5が片寄せられてブラインドが開く。チルトプー
リ23に掛けられたコード55の一方を引くと、
ルーバ15が垂直軸を中心に一方に回転し、他方
を引くとルーバ15が他方に回転する。
スクリユープーリ24を回転させると、スクリ
ユー軸12にスラストが作用するが、そのスラス
ト荷重はスクリユーブツシユ22又はスクリユー
キヤツプ42にはめたボール30又は50を介し
てサイドカバー20又は40によつて支えられ
る。ボール30,50とそれを挟むワツシヤ2
7,28,51,52はスラスト荷重に対して十
分が耐久力を有するが、従来の市販品のスラスト
ベアリングに比べると著しく安価である。
ユー軸12にスラストが作用するが、そのスラス
ト荷重はスクリユーブツシユ22又はスクリユー
キヤツプ42にはめたボール30又は50を介し
てサイドカバー20又は40によつて支えられ
る。ボール30,50とそれを挟むワツシヤ2
7,28,51,52はスラスト荷重に対して十
分が耐久力を有するが、従来の市販品のスラスト
ベアリングに比べると著しく安価である。
縦型ブラインドの点検保守時に、チルト軸11
トスクリユー軸12はヘツドレール10から一度
取外され、再びヘツドレール10に取付けられる
が、止めねじ13,14,53,54をゆるめる
と、チルト軸11及びスクリユー軸12の両端部
を形成しているチルトブツシユ21及びスクリユ
ーブツシユ22はサイドカバー20と共に、チル
トキヤツプ41及びスクリユーキヤツプ42はサ
イドカバー40と共に簡単にヘツドレール10に
脱着することができるから、チルト軸11及びス
クリユー軸12も容易にヘツドレール10に脱着
することが可能である。したがつて、従来の一つ
一つ部品を取外したり取付けたりしていたものに
比べると、点検保守時の労力と時間は大幅に減少
する。
トスクリユー軸12はヘツドレール10から一度
取外され、再びヘツドレール10に取付けられる
が、止めねじ13,14,53,54をゆるめる
と、チルト軸11及びスクリユー軸12の両端部
を形成しているチルトブツシユ21及びスクリユ
ーブツシユ22はサイドカバー20と共に、チル
トキヤツプ41及びスクリユーキヤツプ42はサ
イドカバー40と共に簡単にヘツドレール10に
脱着することができるから、チルト軸11及びス
クリユー軸12も容易にヘツドレール10に脱着
することが可能である。したがつて、従来の一つ
一つ部品を取外したり取付けたりしていたものに
比べると、点検保守時の労力と時間は大幅に減少
する。
[考案の効果]
上記の通り、本考案の装置は、従来の部品を一
つ一つ取外したり取付けたりしないと、チルト軸
とスクリユー軸をヘツドレールに脱着することが
できなかつたものとは異なり、チルト軸とスクリ
ユー軸の固定具を締めるだけでチルト軸とスクリ
ユー軸をヘツドレールから外することができるか
ら、保守点検に要する時間と手間が大幅に節減で
きるという優れた効果を奏する。又は、従来のも
のと異なり、本考案の装置はヘツドレールのプー
リが付かない側の端面から突出するものがないの
で、外観が従来のものよりもすつきりして良好で
ある。さらに、本考案の装置はスクリユー軸のス
ラスト荷重を、高価な市販のリテーナ付スラスト
ベアリングを介して受けていた従来のものとは異
なり、安価なボールとワツシヤで受けるので、コ
ストも低減するという効果を奏する。
つ一つ取外したり取付けたりしないと、チルト軸
とスクリユー軸をヘツドレールに脱着することが
できなかつたものとは異なり、チルト軸とスクリ
ユー軸の固定具を締めるだけでチルト軸とスクリ
ユー軸をヘツドレールから外することができるか
ら、保守点検に要する時間と手間が大幅に節減で
きるという優れた効果を奏する。又は、従来のも
のと異なり、本考案の装置はヘツドレールのプー
リが付かない側の端面から突出するものがないの
で、外観が従来のものよりもすつきりして良好で
ある。さらに、本考案の装置はスクリユー軸のス
ラスト荷重を、高価な市販のリテーナ付スラスト
ベアリングを介して受けていた従来のものとは異
なり、安価なボールとワツシヤで受けるので、コ
ストも低減するという効果を奏する。
第1図は本考案の装置を備えた縦型ブラインド
の要部を示す水平断面図、第2図及び第3図は第
1図のヘツドレールの両側の端面を示す側面図、
第4図は第1図の縦型ブラインドの部分正面図、
第5図は従来の装置の第1図に相当する図であ
る。 図において、符号10はヘツドレール、11は
チルト軸、12はスクリユー軸、13,14は止
めねじ、15はルーバ、20はサイドカバー、2
1はチルトブツシユ、22はスクリユーブツシ
ユ、25は環状突起、26は軸受室、27,28
はワツシヤ、27は大径部、30はボール、3
1,33は止め輪、40はサイドカバー、41は
チルトキヤツプ、42はスクリユーキヤツプ、4
3,44は大径部、45,46は凹部、47,4
8は止め輪、49は軸受室、50はボール、5
1,52はワツシヤをそれぞれ示す。
の要部を示す水平断面図、第2図及び第3図は第
1図のヘツドレールの両側の端面を示す側面図、
第4図は第1図の縦型ブラインドの部分正面図、
第5図は従来の装置の第1図に相当する図であ
る。 図において、符号10はヘツドレール、11は
チルト軸、12はスクリユー軸、13,14は止
めねじ、15はルーバ、20はサイドカバー、2
1はチルトブツシユ、22はスクリユーブツシ
ユ、25は環状突起、26は軸受室、27,28
はワツシヤ、27は大径部、30はボール、3
1,33は止め輪、40はサイドカバー、41は
チルトキヤツプ、42はスクリユーキヤツプ、4
3,44は大径部、45,46は凹部、47,4
8は止め輪、49は軸受室、50はボール、5
1,52はワツシヤをそれぞれ示す。
Claims (1)
- ヘツドレール10と、前記ヘツドレールの両側
端部に着脱可能に取付けられたサイドカバー2
0,40と、一方のサイドカバー20に回転自在
に挿通されたチルトブツシユ21及びスクリユー
ブツシユ22と、一端部が前記チルトブツシユ及
びスクリユーブツシユに挿入されて固定具13,
14で固定され他端部が他方のサイドカバー40
に支持されたチルト軸11及びスクリユー軸12
とからなる縦型ブラインドにおいて、一方の前記
サイドカバー20の外端面と前記スクリユーブツ
シユの大径部29の間に軸受室26を形成し、前
記軸受室に二枚のワツシヤ27,28をはめ、二
枚の前記ワツシヤの間にボール30を環状に配置
してスラストベアリングを形成し、前記軸受室を
囲む環状突起25を前記サイドカバーの外端面に
形成し、前記サイドカバーの内端面に接する止め
輪31,33を前記チルトブツシユ及び前記スク
リユーブツシユに取付け、他方の前記サイドカバ
ー40にチルトキヤツプ41及びスクリユーキヤ
ツプ42を回転自在に挿通し、前記チルトキヤツ
プ及び前記スクリユーキヤツプの外端に大径部4
3,33を形成して前記サイドカバーの外端面に
設けた凹部45,46にはめてそれぞれの外端面
を面一にし、前記サイドカバー40の内端面に接
する止め輪47,48を前記チルトキヤツプ及び
前記スクリユーキヤツプに取付け、前記チルト軸
及び前記スクリユー軸の他端部を前記チルトキヤ
ツプ及び前記スクリユーキヤツプに挿入して固定
具53,54により固定し、前記チルトキヤツプ
大径部44の内側において前記サイドカバー40
に環状の軸受室49を設け、前記軸受室49に二
枚のワツシヤ51,52をはめ、二枚の前記ワツ
シヤ51,52の間にボール50を環状に配設し
てスラストベアリングを形成したことを特徴とす
る縦型ブラインドの軸端装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13618888U JPH0529355Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13618888U JPH0529355Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0258593U JPH0258593U (ja) | 1990-04-26 |
JPH0529355Y2 true JPH0529355Y2 (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=31396463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13618888U Expired - Lifetime JPH0529355Y2 (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529355Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP13618888U patent/JPH0529355Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0258593U (ja) | 1990-04-26 |
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