JPH0110498Y2 - - Google Patents

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JPH0110498Y2
JPH0110498Y2 JP1983089816U JP8981683U JPH0110498Y2 JP H0110498 Y2 JPH0110498 Y2 JP H0110498Y2 JP 1983089816 U JP1983089816 U JP 1983089816U JP 8981683 U JP8981683 U JP 8981683U JP H0110498 Y2 JPH0110498 Y2 JP H0110498Y2
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shaft
bearing
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notch
fitting member
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JPS59195225U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軸を該軸の軸心と直角な方向へ移動
させることによつて軸をケーシングに着脱させる
方式の軸受の構造に関する。
クロスフロー水車のランナを保守、点検あるい
は補修する場合、ランナを水車から取り外さねば
ならない。
クロスフロー水車のうち、ランナと一体の軸を
支持する軸受部の軸受構造は第1図のようになつ
ている。ランナ1と軸2とは一体となつて回転し
なければならないので、軸2と一体になつたラン
ナ1をケーシング4内へ装着するためにケーシン
グ4には軸2と直角な方向へ切欠部5が形成され
ている。そして、ランナ1を装着するには、軸2
を切欠部5内へ入れてから嵌め込んでもよいが、
軸2の両端に軸受3を予め嵌め込んだのちに軸2
を切欠部5内へ入れて、その後に軸受3を軸心方
向へ移動させ切欠部5に嵌合している。
以上のような構造となつているので、ランナ1
をケーシング4から取り出す場合は第1図のよう
に軸受3の部分でランナ1及び軸2をワイヤ6で
吊り上げ、前記と逆の要領で第2図のように取り
外す。
ランナ1をケーシング4から取り出すには、軸
受3の断面を示す第3図において、ブラケツト1
1を矢印の方向へ移動させ、嵌合部Aで嵌合して
いるケーシング4とブラケツト11を分離しなけ
ればならない。
ところが、ブラケツト11を移動させるには外
こふた7、自動調心ころ軸受8、内こふた9、ハ
ウジング10等までもすべて軸心方向へ移動させ
ねばならないことから下記のような問題が生じ
る。自動調心ころ軸受8を軸径の小さな位置へ移
動することとなるので自動調心ころ軸受8内のグ
リースが漏れるだけでなく自動調心ころ軸受8と
軸2とがぶつかり合つて相互に庇が付く。また、
軸2と自動調心ころ軸受8とハウジング10との
間ははめ合い結合となつているので分解、組立が
かなり困難である。
そこで本考案は斯かる問題を解消し、軸の取り
付け、取り外しが容易な軸受構造を提供すること
を目的とする。
斯かる目的を達成するための本考案は、ケーシ
ングに回転自在に具えられる軸の軸受構造であつ
て、軸の軸心と略直角な方向へ前記軸を移動させ
ることによつて前記軸を前記ケーシングに着脱さ
せる切欠部が前記ケーシングに形成されると共に
前記切欠部に前記軸を回転自在に支持する軸受が
嵌合される軸受構造において、前記軸受を、前記
軸に取付けられ該軸を回転自在に支持する軸受本
体と、該軸受本体と前記切欠部との間に位置して
前記軸の軸心方向に移動自在とされると共に一端
が該切欠部に嵌合し得る嵌合部材と、前記切欠部
に一端が嵌合した前記嵌合部材の他端と前記軸受
本体との間に形成される隙間に介入すると共に分
割し得るスペーサとで構成したことを特徴とする
ものである。
従つて、スペーサを取り外すと嵌合部材と軸受
本体との間に隙間が形成され、この隙間分だけ嵌
合部材を軸の軸心方向に移動させることにより嵌
合部材と切欠部との嵌合が解除される。そして、
軸をその軸の軸心と略直角な方向へ移動させてケ
ーシングから取り外すことができる。また、ケー
シングに軸を取付ける場には、軸を切欠部に挿入
して嵌合部材を軸心方向に移動させることにより
嵌合部材の一端を切欠部に嵌合させ、この嵌合部
材の他端と軸受本体との間の隙間にスペーサを介
入することにより軸はケーシングに支持される。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、本考案は従来の軸受構造の
一部を改良したものなので、第3図で示した部分
と同一部分には同一符号を付し、異なるところの
みを説明する。
第4図のように本実施例では、軸受12は軸2
を回転自在に支持する軸受本体13と、切欠部5
に嵌合する嵌合部材14と、これら軸受本体13
と嵌合部材14との間に形成される隙間に介入す
る二分割式のスペーサ15とから構成されてい
る。軸受本体13は自動調心ころ軸受8、ハウジ
ング10、内こふた9、外こふた7から構成され
ている。一方、嵌合部材14はブラケツト11
a、パツキン17、パツキン押え18から構成さ
れ、この嵌合部材14は軸2にその軸2の軸心方
向に移動自在となつている。軸2の軸心方向での
ブラケツト11aの全長は、第3図に示す従来の
ブラケツト11の全長よりもlだけ短くなつてお
り、これによつて形成されるブラケツト11aと
ハウジング10と間の隙間にブラケツト11aが
短くなつた分と同等の厚さlを有するスペーサ1
5が介入されている。そして、このスペーサ15
はブラケツト11aとハウジング10との間に挾
まれてボルト16で結合されている。なお、第4
図ではケーシング4に対して左側の軸受構造のみ
を示しているが右側も同じである。
斯かる構造の軸受は、次のようにして軸及びラ
ンナをケーシングから取り外す。まず、第5図の
ようにボルト16を取り外した後にワイヤ6で二
分割式のスペーサ15を取り外す。次に、第6図
のように軸受12をワイヤ6で吊り上げて軸2、
ランナ1、軸受12等のすべての重量をワイヤ6
で支持した後、ボルト19を外してブラケツト1
1aをスペーサ15が取り外された隙間分だけ、
即ち、ブラケツト11がハウジング10に当接す
るまでブラケツト11aを軸2の軸心方向へ移動
させる。そして、反対側も同じ要領でブラケツト
11aを移動させ、嵌合しているケーシング4と
ブラケツト11aとを切り離す。その後は軸2を
軸2の軸心と直角な方向、つまり切欠部5の長手
方向に沿つて移動させ、第2図のようにランナ1
と軸2とを取り出せばよい。
以上はランナの両側の軸受にスペーサを設けた
場合であるが、いずれか一方のみに設ける場合
は、スペーサの厚さをある程度大きくし、ライナ
及び軸をケーシングから取り外す場合は前記と同
じ要領で一方のブラケツト11aとケーシング4
との嵌合を外した後に第7図のようにランナ1及
び軸2を他方のブラケツト11aに向けて移動さ
せればよい。そうすれば他方のブラケツト11a
とケーシング4との嵌合も外れるので、ランナ1
と軸2とをケーシング4から取り外すことができ
る。
なお、本実施例では嵌合部材にシール用のパツ
キンを具えており、軸受はジヤーナル荷重を受け
る機能とシールする機能を具えているが、単にジ
ヤーナル荷重を受けるだけの構造であつてパツキ
ン等を具えていないものでもよい。また、スペー
サは軸心方向へ移動させることなく軸から抜けれ
ばよいので、二分割に限らず三分割あるいは四分
割でもよい。
以上、実施例を図面とともに説明したように、
本考案によれば軸受を、軸を回転自在に支持する
軸受本体と、軸の軸心方向に移動自在とされケー
シングの切欠部に嵌合し得る嵌合部材と、軸受本
体と嵌合部材との間に形成される隙間に介入する
スペーサとで構成したので、スペーサを取り外す
ことで嵌合部材がその隙間分だけ移動して切欠部
との嵌合及びその解除ができるようになり、軸受
本体を動かすことなく容易に軸をケーシングに着
脱できる。したがつて軸受本体からのグリースの
漏れが生じたり、軸や軸受本体を疵付けたりする
おそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はクロスフロー水車のランナ及
び軸を取り外す手順を説明するための説明図、第
3図は従来のクロスフロー水車の軸受構造を示す
断面図、第4図〜第7図は本考案による軸受構造
の実施例に係り、第4図はクロスフロー水車の軸
受構造を示す断面図、第5図、第6図、第7図は
ランナ及び軸をケーシングから取り外す手順を説
明するための説明図である。 図面中、2は軸、4はケーシング、5は切欠
部、12は軸受、13は軸受本体、14は嵌合部
材、15はスペーサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングに回転自在に具えられる軸の軸受構
    造であつて、軸の軸心と略直角な方向へ前記軸を
    移動させることによつて前記軸を前記ケーシング
    に着脱させる切欠部が前記ケーシングに形成され
    ると共に前記切欠部に前記軸を回転自在に支持す
    る軸受が嵌合される軸受構造において、前記軸受
    を、前記軸に取付けられ該軸を回転自在に支持す
    る軸受本体と、該軸受本体と前記切欠部との間に
    位置して前記軸の軸心方向に移動自在とされると
    共に一端が該切欠部に嵌合し得る嵌合部材と、前
    記切欠部に一端が嵌合した前記嵌合部材の他端と
    前記軸受本体との間に形成される隙間に介入する
    と共に分割し得るスペーサとで構成したことを特
    徴とする軸受構造。
JP1983089816U 1983-06-14 1983-06-14 軸受構造 Granted JPS59195225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983089816U JPS59195225U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 軸受構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983089816U JPS59195225U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 軸受構造

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Publication Number Publication Date
JPS59195225U JPS59195225U (ja) 1984-12-25
JPH0110498Y2 true JPH0110498Y2 (ja) 1989-03-27

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ID=30219709

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983089816U Granted JPS59195225U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 軸受構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735141Y2 (ja) * 1987-12-04 1995-08-09 株式会社明電舎 軸受構造

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JPS59195225U (ja) 1984-12-25

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