JPH05293347A - 液化装置及び方法 - Google Patents

液化装置及び方法

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JPH05293347A
JPH05293347A JP4348559A JP34855992A JPH05293347A JP H05293347 A JPH05293347 A JP H05293347A JP 4348559 A JP4348559 A JP 4348559A JP 34855992 A JP34855992 A JP 34855992A JP H05293347 A JPH05293347 A JP H05293347A
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level
reservoir
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liquefaction
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JP4348559A
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Walter Johannes
ウォルター・ジョハネス
Robert Waters
ロバート・ウォーターズ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固形物質の液化装置において、液化した物質
の貯蔵レベルを一定に保ち、液体の温度分布を均一に維
持し、且つ、液化速度の減少を阻止する。 【構成】 固形物質を溶融するための液化装置は、固形
物質(8)を支持し、固形物質を溶融して液状に変換す
るコイル状加熱素子(3)を内部に備えたホッパ(1)
を有する。液体は加熱素子の下方でホッパの下方部分
(7)内に貯蔵され、所定レベル(33)となるように
連続的に調整されて、(イ)下方部分内の液体を実質上
一定の温度分布に維持し、(ロ)液化速度を減少させる
ようなスキン即ちフィルムを加熱素子上に形成させない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固形物質を液化する装置
及び方法に関する。特に、本発明は水成のゼラチン溶液
の固形物を液化するためのオンデマンド式のインライン
型液化装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】固形物質をその液化温度
まで加熱する種々の加熱装置が知られている。液化温度
に達すると、固形物質は液体に変換され、次いで必要な
装置へ分配される。このような液化装置の例は米国特許
第4,641,764号及び同第4,505,669号
各明細書に開示されており、これらは共に熱可塑性物質
(特にシーラント及び接着剤)の如き高粘性高温溶融物
質の加熱及び液化に関する。しかし、これらの既知の各
装置においては、液化した物質は直ちに引き出され、使
用される。すなわち、高温溶融接着剤を製造したとき、
この接着剤はアプリケータへ送られ、接着すべき対象物
へ直ちに施される。従って、これらの既知の装置はいず
れも、液化した物質の一時的な貯蔵、及びその熱維持に
は関心が払われていない。
【0003】更に、上述の既知の各装置において固形物
質が溶融するときには、液化した物質に含まれる随伴空
気の存在のため、液化した物質が加熱素子のまわりでフ
ォーム化する傾向がある。このフォーム化した物質は加
熱素子上に「スキン」即ち「フィルム」を頻繁に形成さ
せ、このような「フィルム」は成長し続け、その結果、
熱伝達が悪化し、それに応じて液化速度も減少してしま
う。最終的には、熱伝達は固形物質の液化を不可能にす
るほどまでに悪化してしまう。液化速度の変化は、液化
した物質を引き続き他の物質と比例的にインライン式に
混合するような連続的な応用に対しては、許容できな
い。水成のゼラチン溶液の固形物を溶融し、他の化学組
成物と混合するためにインライン式に自動送給して、バ
ッチ毎に化学的に一貫した良質の写真製品を製造するよ
うな写真産業においては、特にそうである。
【0004】従来の液化装置の付加的な問題点は加熱素
子のデザインに関連する。加熱素子間の間隔が小さ過ぎ
る場合がよくある。固形物質が溶融したとき、加熱素子
上のある位置に液化物質の塊が生じる。これらの塊は上
述のように加熱素子上でフォーム化し、最終的に液化が
不可能になるまで液化速度を連続的に減少させる。一
方、加熱素子間の間隔が広過ぎると、物質の固形物は液
化しないで加熱素子を通過してしまう。
【0005】米国特許第3,395,694号明細書は
接着剤加熱装置の別の例を開示している。しかし、この
装置においては、液化した接着剤をサンプ内に一時的に
貯蔵している間、別の加熱装置を設けてサンプ内の温度
分布を維持する必要がある。この付加的な加熱装置は、
液化装置を複雑かつ高価にしてしまう。
【0006】従来の液化装置における更に別の問題点
は、写真材料を製造する方法及び装置を開示している英
国特許第1,501,515号明細書に示されている。
この装置の溶融領域において、溶融グリッド即ち格子の
温度は、格子内へ飽和蒸気を導入したり、それを阻止す
ることにより、制御される。しかし、この装置において
は、格子内の飽和蒸気の温度は変化する。従って、溶融
作業を遂行するために溶融格子内へ飽和蒸気を導入する
必要がある場合は、格子内への飽和蒸気の最初の進入か
ら格子内の蒸気の所要の溶融温度が得られるまでの時間
に関連して溶融工程に遅れが生じる。この遅れは液化工
程の速度の制御を困難にしてしまう。
【0007】従って、液化速度が均一となり、リザーバ
に一時的に貯蔵する液化ゼラチン溶液の均一な温度分布
を簡単かつ安価に維持できるような簡単かつ有効な方法
で、水成溶液の固形物を液化するための写真産業界で使
用できる液化装置を提供する必要性がある。更に、加熱
素子に使用する加熱媒体が溶融工程を開始する際の遅れ
を生じさせないように実質上一定の圧力及び温度を提供
するのを保証するような液化装置を提供する必要性があ
る。更に、簡単な方法での固形物質の有効な液化を達成
する方法を提供するのが望ましい。
【0008】
【発明の構成並びに作用効果】上述の必要性は、上方部
分と下方部分とを備えたホッパを有する液化装置を提供
することにより、満足させることができる。上方部分は
溶融可能な固形物質を受入れるようになっており、その
内部にコイル状チューブが位置している。コイル状チュ
ーブは固形物質を支持し、溶融し、溶融した固形物質を
通過させて、液化物質をホッパの下方部分内に一時的に
貯蔵させ、この液化物質は後に取り出される。高温流体
リザーバはこの高温流体リザーバから高温流体を送給す
るための送給手段を具備する。バイパスも設けてあり、
このバイパスは、下方部分内の液体のレベルが所定レベ
ル以下のときに、高温流体がコイル状チューブ中を流通
してリザーバ内へ戻るのを許容し、下方部分内の液体を
所定レベルまで上昇させる。下方部分内の液体レベルが
所定レベルより高いときは、バイパスは、高温流体がコ
イル状チューブを通って流通するのを阻止するが、高温
流体がリザーバ内へ再循環するのを許容し、これによ
り、除去手段が液体を除去している時間に液体レベルを
所定レベルへ下降させることができる。所定レベルは加
熱素子の位置より低くなっており、加熱素子と所定レベ
ルとの間に空気空間を提供する。更に、液化装置は下方
部分内の液体を所定レベルに連続的に調整するので、下
方部分内の液体の温度分布は、装置からの液体の一定の
出力速度に対して実質上一定に維持される。
【0009】上述の必要性はまた、溶融可能な固形物質
をホッパ内へ送給する工程と、コイル状チューブ上で固
形物質を支持する工程と、第1リザーバを高温流体で満
たす工程と、固形物質を液体に変換するように固形物質
を加熱する工程と、空気空間中で液体を通す工程と、液
体を第2リザーバ内に収集する工程と、液体レベルが所
定レベル以下になったときにはコイル状チューブを通し
て高温流体を送給し、第2リザーバ内の液体のレベルを
所定レベルへ上昇させる工程と、液体レベルが所定レベ
ル以上になったときにはコイル状チューブへの高温流体
の流入を阻止し、第2リザーバから液体を除去している
間に液体レベルを所定レベルへ下降させる手段と、第2
リザーバ内へ高温流体を再循環させる工程と、第2リザ
ーバ内の液体のレベルを実質上一定に維持する工程とを
有する、溶融可能な固形物質を液化する方法を提供する
ことにより、満足させることができる。
【0010】
【実施例】図1、2を参照すると、受動性の液化装置は
コイル状チューブ3を内部に備えたホッパ1を有し、コ
イル状チューブは普通の方法でホッパ1に接続してい
る。ホッパ1はチューブ3が位置した上方区分5と、下
方区分7とに実質上分割されている。チューブ3は開口
9を通してホッパ1内へ供給される水成のゼラチン溶液
等の固形物質8を支持する。固形物質は、チューブ3に
より加熱され液状に変換されるまでチューブ3上に載っ
ている。更に、上方区分5は直線垂直壁10を有し、こ
れらの壁は、ホッパの壁が傾斜した形状を有する場合に
頻繁に生じるような壁表面への水成ゼラチンの付着を阻
止する。
【0011】チューブ3は入口パイプ11、弁13(略
示する)及びパイプ15を介して高温流体リザーバ17
に接続している。高温流体リザーバ17内にはポンプ装
置19(略示する)が位置し、このポンプ装置は高温水
の如き高温流体21を高温流体リザーバ17から圧送し
て、パイプ15、弁13、入口パイプ11及びチューブ
3中を流通させ、出口パイプ25を介して高温流体リザ
ーバ17へ戻す。高温流体21がチューブ3を通って流
れるとき、固形物質8に熱が伝達されて固形物質をその
溶融温度まで加熱し、固形物質を液状に変換する。
【0012】高温流体21は外部の供給源(図示せず)
からリザーバ17へ供給され、高温流体の比温度は固形
物質の溶融温度に依存する。
【0013】液化したゼラチン溶液は液滴27を形成
し、これらの液滴は重力により空気空間29を通ってチ
ューブ3から落下し、ホッパ1の下方区分7内に収集さ
れ、液化したゼラチン溶液のリザーバ31を形成する。
後述するが、リザーバ31は所定のレベル33に維持さ
れる。空気空間29は所定レベル33と個々のコイル巻
き部分35の最下方の巻き部分との間に画定される。空
気空間29は、液化したゼラチン溶液が随伴空気を伴っ
てチューブ3から離脱するのを許容する。コイルが液中
に漬かっていると、フォーム化する液体物質がチューブ
3の表面にフィルム即ち「スキン」を形成させ、チュー
ブ3と固形物質8との間の熱伝達を減少させ、これに応
じて液化速度を減少させてしまう。最終的に、十分な
「スキン」が生じると、熱伝達は液化が生じないほどま
でに減少してしまう。空気空間の存在はチューブ3上で
のスキンの形成を阻止し、均一な液化速度を保証する。
【0014】ホッパ1内で空気空間29内に位置したス
クリーン37は、コイルを通過したゼラチン溶液の未溶
融固形物又はホッパ1内へ侵入した異物を回収する。ス
クリーン37は、周期的なメンテナンス期間中に取り外
してクリーニングできるように、着脱可能となってい
る。
【0015】米国のペーパー・マシーン・コンポーネン
ツ社(PAper Machine Components)により製造販売されて
いるモデル番号WC EPR−HC−5の如きインライ
ン型の圧力センサ39が出口パイプ40内に位置し、リ
ザーバ31内の液体の実際のレベルを表すリザーバ内で
の液体の水頭を検出するために使用される。リザーバ内
の液体のレベルが上述の所定レベル33以下に下がった
とき、センサ39は弁13へ信号を送り、この弁は高温
流体21が弁を通ってチューブ3内へ流入するのを許容
し、これにより固形物質8を溶融させる。しかし、リザ
ーバ内の液体レベルが所定レベル33以上に上昇したと
きは、センサ39は弁13へ信号を送り、これにより、
弁13が入口パイプ11への通路を閉じ、再循環パイプ
41への通路を開いて、チューブ3を通ることなく高温
流体21がリザーバ17内へ戻るように再循環するのを
許容し、固形物質8の連続的な溶融を阻止する。それ
故、リザーバ内の液体のレベルはセンサ39及び弁13
の作動により上昇又は下降する。
【0016】リザーバ17へ戻る高温流体21の再循環
は、入口パイプ11内への高温流体21の流入を阻止す
るように弁13がセンサ39に応答して移動し、再循環
パイプ41内への高温流体21の流れを許容するとき
に、高温流体の全体のシステムが背圧の変化を受けない
点で、極めて重要な役目を果たす。更に、供給源(図示
せず)からの高温流体21がリザーバ17へ入ると、あ
るレベルまで上昇し、この地点で、高温流体は供給源か
らの進入割合と同じ割合でオーバーフロー出口(図示せ
ず)を介してリザーバ17から排出される。それ故、リ
ザーバ17に対する高温流体の入力と出力とが等しく、
また、高温流体がチューブ3へ流入するのを阻止された
状態で再循環パイプ41へ流入するときに背圧の顕著な
変化が生じないので、リザーバ17内の温度分布は弁1
3の位置に関係なく実質上均一に維持される。従って、
高温流体を再循環パイプ41内へ流入させずチューブ3
内へ流入させるような位置へ弁13を移動させるべきこ
とをセンサ39が表示した場合、チューブ3へ供給され
る高温流体21の温度は水成のゼラチン溶液の固形物を
直ちに溶融させるに必要な温度値となっている。このよ
うな場合でなく、リザーバ内の高温流体の温度分布が制
御されない場合は、チューブ3へ供給されている高温流
体21の温度は所要の溶融温度以下に下がり、所要の溶
融温度が達成されるまで液化工程の開始を遅らせてしま
う。従って、図示の実施例では、高温流体は、リザーバ
17内に付加的な加熱素子を必要とせずに、所要の溶融
温度及び圧力で常に再循環せしめられる。
【0017】出口パイプ40はホッパ1の下方区分7か
ら延びてモータ即ちポンプ45に連通し、このポンプは
液体リザーバ31からの液化したゼラチン溶液の除去を
規制する。しかし、均一な液化した物質を得るために
は、除去する液体の温度を実質上一定に保つことが重要
である。従って、ポンプ45が液化ゼラチン溶液を除去
している間、一定の液体除去割合に対してリザーバ31
内の温度分布を実質上一定に維持するように、センサ3
9はリザーバ内の液体のレベルを所定レベル33へ連続
的に調整するのを保証する。すなわち、液体入力割合と
液体出力割合とが実質上等しくなり、それ故、任意の時
点でのリザーバ内の液体の温度分布が実質上同じになる
ように、リザーバの充填割合が調整される。この特性に
より、付加的な加熱素子を必要とすることなく、リザー
バ内の液体の温度分布を実質上一定に維持できる。
【0018】更に、液体の入力割合とリザーバ31の出
力割合とが実質上同じなので、一定の液体除去割合に対
して、任意の時点でのリザーバ内の一定体積の液体の滞
在時間は別の任意の時点での一定体積の滞在時間と実質
上同じになる。従って、下方区分内の液体の滞在時間は
一定の除去割合に対して実質上均一となる。
【0019】米国特許第4,070,167号明細書に
開示された如き従来の超音波脱気泡装置47を下方区分
7の底壁49内に普通の方法で装着する。脱気泡装置4
7は液体の所定レベル33の下方に位置し、脱気泡装置
のホルン(図示せず)の振動により生じる液体リザーバ
31内のキャビテーションを介して、溶けた随伴空気そ
の他の気体が液体から離れ、液化ゼラチン溶液の表面へ
上昇する。
【0020】前述のように、コイル巻き部分35間の間
隔51は均一な液化速度を保証するのに重要である。間
隔51が広過ぎると、固形物8は間隔51を通って落下
し、不均一な液化速度を生じさせてしまう。間隔51が
狭過ぎると、コイル巻き部分35上に塊が形成され、そ
の結果、コイルに対する上述のスキンが生じてしまう。
従って、コイル巻き部分35間の間隔が1.3mmから
1.9mmまでの範囲の値を有するときに優れた効果が
得られ、好ましい間隔の値は1/16インチ(1.59
mm)であることが判明した。
【0021】従って、コイル状チューブ3及びこれを流
通する高温流体21は加熱素子を構成するが、これらの
加熱素子の代わりに、電気的に加熱されるが如き他の加
熱素子を用いることができる。更に、インライン型の圧
力センサ39の代わりに、レベルセンサを用いてもよい
し、リザーバ17は内部に加熱素子を備えてもよい。以
上、本発明の好ましい実施例につき説明したが、これは
単なる例示に過ぎず、これに限定されないことは言うま
でもない。本発明の要旨を変更することなく種々の変形
及び修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受動性の液化装置の垂直断面図で
ある。
【図2】図1の装置の平面図で、ホッパ内に位置したコ
イルのみを示す図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 3 コイル状チューブ 5 上方部分(上方区分) 7 下方部分(下方区分) 8 固形物質 11 入口パイプ 13 弁 17 リザーバ 21 高温流体 25 出口パイプ 29 空気空間 33 所定レベル 35 コイル巻き部分 37 スクリーン 39 センサ 41 再循環パイプ 45 ポンプ 47 脱気泡装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化装置において、 溶融可能な固形物質を受入れるための上方部分及び所定
    のレベルで液体を貯蔵するための下方部分を有するホッ
    パと:前記上方部分内に位置し、前記溶融可能な固形物
    質を液体に変換すべく同溶融可能な固形物質を支持し溶
    融させるためのコイル状チューブであって、前記所定レ
    ベルの液体との間に空気空間を画定するコイル状チュー
    ブと;高温流体を収納するリザーバと;前記下方部分内
    の液体を除去する除去手段と;前記リザーバから高温流
    体を送給する送給手段と;前記送給手段に連通し、前記
    下方部分内の液体のレベルが前記所定レベル以下のとき
    には液体のレベルを当該所定レベルへ上昇させるよう
    に、前記コイル状チューブを通して高温流体を流通させ
    同高温流体を前記リザーバへ戻すようにするための、及
    び、当該下方部分内の液体のレベルが当該所定レベル以
    上のときには、前記除去手段により液体を除去している
    時間に液体のレベルを該所定レベルへ下降させるよう
    に、当該コイル状チューブ内での高温流体の流通を阻止
    し、当該リザーバへの高温流体の再循環を許容するため
    のバイパス手段と;を備え、 それにより、一定の液体の排出速度に対して、前記リザ
    ーバ内での高温流体の温度及び前記下方部分内での液体
    の温度を実質上一定に維持するようにしたことを特徴と
    する液化装置。
  2. 【請求項2】 前記下方部分内の液体のレベルを検出す
    るセンサを更に備え;前記バイパス手段が弁を有し、こ
    の弁は、前記下方部分内の液体のレベルが前記所定レベ
    ル以上であることを前記センサが検出したときには前記
    コイル状チューブを通しての高温流体の流通を阻止する
    ような第1位置となり、当該下方部分内の液体のレベル
    が当該所定レベル以下であることを当該センサが検出し
    たときには当該コイル状チューブを通しての高温流体の
    流通を許容するような第2位置となるように、該センサ
    に接続していることを特徴とする請求項1の液化装置。
  3. 【請求項3】 前記センサをインライン型の圧力センサ
    としたことを特徴とする請求項2の液化装置。
  4. 【請求項4】 前記下方部分内に位置した脱気泡装置を
    更に備えたことを特徴とする請求項3の液化装置。
  5. 【請求項5】 前記コイル状チューブの巻き部分間の間
    隔を約1/16インチ(約1.59mm)としたことを
    特徴とする請求項4の液化装置。
  6. 【請求項6】 前記空気空間内に位置したスクリーンを
    更に備えたことを特徴とする請求項5の液化装置。
  7. 【請求項7】 固形物質を液化する方法において、 (イ)溶融可能な固形物質をホッパ内に送給する送給工
    程と; (ロ)コイル状チューブ上で前記固形物質を支持する工
    程と; (ハ)第1リザーバを高温流体で満たす工程と; (ニ)前記固形物質を液体に変換するように当該固形物
    質を加熱する工程と; (ホ)空気空間中で前記液体を通す工程と; (ヘ)第2リザーバ内に前記液体を収集する工程と; (ト)前記第2リザーバ内の液体のレベルが所定レベル
    以下のときに前記コイル状チューブを通して高温流体を
    送給して、前記液体のレベルを前記所定レベルへ上昇さ
    せる工程と; (チ)前記第2リザーバ内の液体のレベルが前記所定レ
    ベル以上のときに前記高温流体が前記コイル状チューブ
    中を流通するのを阻止して、当該第2リザーバから液体
    を除去している時間に液体のレベルを当該所定レベルへ
    下降させる工程と; (リ)前記第1リザーバ内へ高温流体を再循環させる工
    程と; (ヌ)前記第2リザーバ内の液体のレベルを実質上一定
    に維持する工程と;を有することを特徴とする液化方
    法。
  8. 【請求項8】 前記リザーバ内の液体のレベルを検出す
    る工程を更に有することを特徴とする請求項7の液化方
    法。
  9. 【請求項9】 前記送給工程が約1/16インチ(約
    1.59mm)だけ離間した巻き部分を備えたコイル状
    チューブで前記固形物質を支持する工程を有することを
    特徴とする請求項7の液化方法。
  10. 【請求項10】 液化装置において、 水成のゼラチン溶液の固形物を受入れるための上方区分
    及び液体を所定のレベルで貯蔵するための下方部分を有
    するホッパと;約1/16インチ(約1.59mm)だ
    け離間した複数個の巻き部分を備え、前記上方部分内に
    位置し、前記水成のゼラチン溶液の固形物を支持するコ
    イル状加熱素子と;前記水成のゼラチン溶液の固形物を
    液体に変換するように前記コイル状加熱素子を加熱する
    加熱手段と;前記下方部分内の液体のレベルが前記所定
    レベル以下のときに当該液体のレベルを当該所定レベル
    へ上昇させる上昇手段と;前記下方部分内の液体が実質
    上一定のレベル及び均一な滞在時間を有するのを保証す
    るために、当該下方部分内の液体のレベルが前記所定レ
    ベル以上のときに当該液体のレベルを当該所定レベルへ
    下降させる下降手段であって、該下方部分内の液体を除
    去する手段を有する下降手段と;を備えたことを特徴と
    する液化装置。
  11. 【請求項11】 前記所定レベルの液体と前記コイル状
    加熱素子との間に空気空間が画定されることを特徴とす
    る請求項10の液化装置。
  12. 【請求項12】 前記コイル状加熱素子を電気加熱素子
    としたことを特徴とする請求項11の液化装置。
  13. 【請求項13】 前記コイル状加熱素子をコイル状チュ
    ーブとし、前記加熱手段がこのコイル状チューブを通し
    て高温流体を送給する手段を有することを特徴とする請
    求項10の液化装置。
  14. 【請求項14】 前記上昇手段及び下降手段が前記送給
    手段に接続した弁と、前記下方部分内の液体のレベルを
    検出するセンサとを有し、前記弁は、前記下方部分内の
    液体のレベルが前記所定レベルを越えたことを前記セン
    サが検出したときには前記コイル状チューブへの高温流
    体の流入を阻止し、当該下方部分内の液体のレベルが当
    該所定レベル以下であることを当該センサが検出したと
    きには当該コイル状チューブへの高温流体の流入を許容
    するために開くように、該センサに接続していることを
    特徴とする請求項13の液化装置。
  15. 【請求項15】 前記下方部分内に位置した脱気泡装置
    を更に備えたことを特徴とする請求項14の液化装置。
  16. 【請求項16】 前記空気空間内に位置したスクリーン
    を更に備えたことを特徴とする請求項15の液化装置。
JP4348559A 1991-12-31 1992-12-28 液化装置及び方法 Withdrawn JPH05293347A (ja)

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