JPH05292822A - 農作業機の刈り刃装置 - Google Patents

農作業機の刈り刃装置

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JPH05292822A
JPH05292822A JP10006792A JP10006792A JPH05292822A JP H05292822 A JPH05292822 A JP H05292822A JP 10006792 A JP10006792 A JP 10006792A JP 10006792 A JP10006792 A JP 10006792A JP H05292822 A JPH05292822 A JP H05292822A
Authority
JP
Japan
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cutting
pitch
blades
blade
receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP10006792A
Other languages
English (en)
Inventor
Sotokazu Terao
外和 寺尾
Norimune Ozaki
徳宗 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH05292822A publication Critical patent/JPH05292822A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 刈刃14をエンドレスチェーン16に並設す
るとともに、受刃13のピッチと、刈刃14のピッチと
を異ならせて構成してある。 【効果】 刈刃は往復移動するものでないので、振動及
び騒音の発生が殆ど無く、振動等に対する耐久構造を簡
易にできるとともに、駆動構造を簡単なものにできてコ
ストの低下を図ることができ、刈取負荷も変動の小さな
ものにできるから、伝動系や原動部に対する負荷変動に
よる悪影響も小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンバインやバ
インダ等で茎稈等の刈取に供される農作業機の刈り刃装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の農作業機の刈り刃装置として
は、固定設置された受刃と、往復動可能に設けられた刈
刃とにより構成したものが一般的に知られていた。しか
しながら、この構造では、刈刃のみが往復駆動されるの
で振動や騒音が発生し易いものであり、このため、従来
は、振動や騒音の発生等を抑制するために、例えば実開
平2−44927号公報に開示されたもののように、受
刃も往復動可能に構成して、受刃と刈刃とを互いに背反
的に往復駆動させるものや、実開平1−101312号
公報に開示されたもののように、往復動方向で2分割し
た刈刃を互いに背反的に往復駆動させるものが知られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記二者の従来構造の
ものにあっては、受刃と刈刃、または2分割された刈刃
の夫々を互いに背反的に駆動することで振動を打ち消し
合うよう考慮したもので、振動を低減させることができ
るものの、部材が往復動することによって発生する部材
間の打撃騒音については解消することができないもので
あるとともに、その往復駆動構造も2つの刃部材を背反
的に往復駆動させるので、駆動構造が複雑になりコスト
的に高くなる等の欠点があった。本発明は、上記実情に
鑑みてなされたものであって、刈取作業に伴う振動及び
騒音の発生を著しく抑制できるとともに、軽快に刈取す
ることのできる農作業機の刈り刃装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる農作業機
の刈り刃装置は、上記目的を達成するために、刈刃をエ
ンドレスチェーンに並設するとともに、受刃のピッチ
と、前記刈刃のピッチとを異ならせて構成してあること
を特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効果は
次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、刈刃をエンドレスチェーンに並設してい
るから、刈刃の駆動はこのエンドレスチェーンを一定向
きに回転させることで行えるとともに、受刃のピッチ
と、刈刃のピッチとが異なるものであるから、刈取負荷
が一時に集中する状態と刈取負荷が無負荷に近い状態と
が交互に繰り返されるという伝動系や原動部に対する負
荷の変動が大きくなるものでなく、ほぼ一定の刈取負荷
状態での刈取作業を行うことができる。
【0006】
【発明の効果】従って、刈刃は往復移動するものでない
ので、振動の発生が殆ど無く、振動に対する耐久構造を
簡易にできるとともに、駆動構造もきわめて簡単なもの
にできて、コストの低下を図れ、操縦者に振動が大きく
伝わり不快感を生じさせることも抑制でき、又、刈取負
荷も変動の小さなものにできるから、伝動系や原動部に
対する負荷変動による悪影響も小さくできるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4に、農作業機の一例としてのコンバインの前
部を示している。このコンバインは、左右一対のクロー
ラ走行装置1,1で支持した機体2に、脱穀装置3、操
縦部4等を搭載装備するとともに、機体2の前部に、横
軸芯周りで昇降揺動自在に刈取前処理部5を装備して構
成している。そして、刈取前処理部5は、伝動ケースを
兼用する支持フレーム6に、デバイダ7、穀稈引起し装
置8、刈取装置9、刈取穀稈掻き込み装置10、刈取穀
稈搬送装置11を装着支持させて構成している。
【0008】刈取装置9は、図1に示すように、刈取前
処理部5における左右両端のデバイダ支持フレーム1
2,12にわたって平面視波形の受刃13を架設固定す
るとともに、この受刃13の上面を摺接移動する刈刃1
4を、受刃13の左右両端部及び右端後方部に縦軸芯周
りで回動自在に軸着したスプロケット15,15,15
に張設したエンドレスチェーン16に各リンクチェーン
17‥の対の一方に設けて構成している。各刈刃14の
移動方向下手がわの傾斜縁14aを、受刃13の傾斜縁
13aと同じように、緩傾斜の後退角度に形成してい
る。そして、受刃13の隣接する山間のピッチLより
も、刈刃14のピッチM、即ちリンクチェーン17のピ
ッチMの方が、4分の3程度の大きさになるように構成
している。
【0009】上記構成により、前記右端後方部のスプロ
ケット15への動力伝達によりエンドレスチェーン16
は一定向きに回動駆動されるとともに、刈刃14のピッ
チMと受刃13のピッチLとが異なるものであるから、
受刃13の設置範囲において切断作用している部分と非
切断部分とが大きな間隔を置いて現出されることにな
り、切断負荷が時間的に脈動することが抑制される。
【0010】本発明は次のように実施しても良い。 (イ)刈刃のピッチの方を受刃のピッチよりも大にする
こと。 (ロ)刈刃又は受刃の一方のピッチを一定にするととも
に、他方のピッチが一方のピッチを中心として隣接する
刃間の間隔が大小大きさが異なるピッチとなるように刈
刃及び受刃を設けること。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの刈取前処理部に設けた刈取装置を
示す平面図
【図2】刈取装置を示す一部破断平面図
【図3】刈取装置を示す縦断側面図
【図4】コンバインの前部を示す側面図
【符号の説明】
13 受刃 14 刈刃 16 エンドレスチェーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈刃(14)をエンドレスチェーン(1
    6)に並設するとともに、受刃(13)のピッチと、前
    記刈刃(14)のピッチとを異ならせて構成してある農
    作業機の刈り刃装置。
JP10006792A 1992-04-21 1992-04-21 農作業機の刈り刃装置 Pending JPH05292822A (ja)

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JP10006792A JPH05292822A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 農作業機の刈り刃装置

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JPH05292822A true JPH05292822A (ja) 1993-11-09

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JP10006792A Pending JPH05292822A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 農作業機の刈り刃装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005312394A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Kubota Corp 刈取収穫機
KR100704235B1 (ko) * 2001-12-27 2007-04-27 한국과학기술연구원 제습제와 제습 엘리먼트와 그 제조방법

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JPS5040745B1 (ja) * 1970-06-22 1975-12-26

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