JPH0529215Y2 - - Google Patents

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JPH0529215Y2
JPH0529215Y2 JP14925188U JP14925188U JPH0529215Y2 JP H0529215 Y2 JPH0529215 Y2 JP H0529215Y2 JP 14925188 U JP14925188 U JP 14925188U JP 14925188 U JP14925188 U JP 14925188U JP H0529215 Y2 JPH0529215 Y2 JP H0529215Y2
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guide groove
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roller
driven roller
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、間欠式自動除塵機に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
水路中に設けられた塵芥堰止め用の傾斜スクリ
ーン面に捕捉された塵芥等を掻き上げて排除する
ため、従来から間欠式自動除塵機が使用されてい
る。
第6図は従来の間欠式自動除塵機の一例を示す
概略側面図である。第6図において、Bは除塵
機、10は水路1中に水の流れを横切つて水路1
の幅方向に配設された傾斜状のスクリーンであ
る。除塵機Bは、スクリーン10の前面側に配設
され、且つ、水路1の両側面にスクリーン10と
平行に傾斜したガイドフレーム2を設け、ガイド
フレーム2内にピンラツク3およびガイドレール
4を設け、レーキ5が下部に設備された架台6に
設けられた駆動歯車7、駆動歯車7と同軸に設け
られた駆動ローラ7aおよび従動ローラ8をピン
ラツク3およびガイドレール4に沿わして転動
し、架台6が昇降する機構からなつている。そし
て、ガイドレール4およびピンラツク3は、レー
キ5がループ状の動作をするように設けられてい
る。
駆動歯車7は駆動ローラ7aとともに、レーキ
5の下降時にはガイドレール4の前面側ガイド溝
4bを通過し、上昇時には後面側ガイド溝4cを
通過して反時計回りに巡回転動する。
一方、従動ローラ8はレーキ5の下降時および
上昇時とも前面側ガイド溝4bを往復転動し、駆
動歯車7が後面側ガイド溝4cの最上部を通過す
るときは、延長部4aに逃げて転動している。
駆動歯車7が後面側ガイド溝4cを転動中に、
レーキ5がスクリーン10に捕捉された塵芥を掻
きあげ、外部に排出する。
このような、従来の間欠式自動除塵機には、前
面側ガイド溝4bのみを通過する従動ローラ8
が、後面側ガイド溝4cに進入するのを阻止する
ために、第6図に示すにように、前面側ガイド溝
4bと後面側ガイド溝4cの上部分岐点に、従動
ローラ侵入防止用のレール切換堰板9が設けられ
ている。切換堰板9はガイドレール4を巡回する
駆動歯車7の転動の障害とならないように、駆動
歯車7が正規の方向に転動する際にのみ駆動ロー
ラ7aによつて破線のごとく揺動されて通路を開
く機構となつている。
また、運転中に塵芥等の噛み込みによつて、可
動部に過負荷がかかつた場合には、これを取り除
くために、駆動歯車7を逆方向に転動し、過負荷
除去作業の行ない易い位置へ逆転運転することが
できる機構となつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の間欠式自動除塵機は、駆
動ローラ7aが切換堰板9を通過した直後の位置
で、過負荷が起こつて架台6が停止した場合等
に、既に元の位置に戻つている切換堰板9(実線
で示す)が駆動ローラ7aの進路を遮断するた
め、駆動ローラ7aは後面側ガイド溝4cに逆転
進入できない。このため、前記停止位置で過負荷
除去作業を行なわなければならず、その作業が極
めて困難であつた。
さらに、上記位置での逆転の停止命令をだすた
めに、上記位置にリミツトスイツチ等を使用した
架台6の位置検出装置(図示せず)を設けねばな
らず、逆転を停止させるインタロツク回路を設け
ねばならなかつた。しかも、上記位置検出装置が
故障した場合の対応策はなかつた。
また、実公昭56−21856公報には、作動レバー
を有する切換堰板を下部に設けた間欠式自動除塵
機が開示されているが、水路中の塵芥等が切換堰
板の可動部に喰い込むことがあり、安定した動作
性に欠ける問題がある。
従つて、この考案の目的は、駆動歯車が正逆両
方向にどの位置においても移動可能であり、過負
荷がかかつた場合にいつでも逆転運動することが
できる間欠式自動除塵機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、水路中に設けられたスクリーンの
前面上方、且つ、前記水路の両側に設けられたガ
イドフレームと、前記ガイドフレームに設けられ
た縦長のピンラツクと、後面側ガイド溝および上
部に延長部を有する前面側ガイド溝からなるルー
プ状のガイド溝を有する。前記ピンラツクの周囲
を一巡するガイドレールと、下部にレーキを備え
た架台と、前記架台に設けられた駆動歯車および
従動ローラとからなり、前記駆動歯車は前記ピン
ラツクと咬合し、且つ、モータにより回転されて
前記ピンラツクの周囲に前記ガイドレールに沿つ
て巡回して前記架台を昇降させ、前記従動ローラ
は前記前面側ガイド溝を昇降して前記架台をガイ
ドすることからなる間欠式自動除塵機において、
前記従動ローラにブラケツトを介して補助ローラ
を設け、さらに、前記前面側ガイド溝と前記後面
側ガイド溝の上部分岐点の外側に前記補助ローラ
をその上面に沿わして案内するための補助レール
を設け、前記従動ローラが前記分岐点付近を通過
するときに、前記補助ローラが前記補助レールの
上面に沿つて通過することにより、前記従動ロー
ラが前記後面側ガイド溝に進入するのを阻止する
ことに特徴を有するものである。
次に、この考案を図面を参照しながら説明す
る。第1図はこの考案の除塵機の一実施態様を示
す概略側面図、第2図は第1図の要部説明図であ
る。第1図において、Aは除塵機、10は水路1
中に水の流れを横切つて水路1の幅方向に配設さ
れた傾斜状のスクリーンである。除塵機Aはスク
リーン10の前面側上方に配設され、且つ、水路
1の両側に、スクリーン10と平行に傾斜したガ
イドフレーム2を備えている。
ガイドフレーム2は、スクリーン10と平行す
る線上に設けられた縦長のピンラツク3と、ピン
ラツク3の周囲を一巡するループ状のガイドレー
ル4を有している。
ガイドレール4は、延長部4aを上部に有する
前面側ガイド溝4bと後面側ガイド溝4cとから
なつている。
6は架台、5は架台の下部に設けられたレーキ
で、架台6にはガイドレール4に転動自在に嵌合
された駆動ローラ7aおよび従動ローラ8とが設
けられている。駆動ローラ7aには、同軸に駆動
歯車7が設けられており、駆動歯車7はピンラツ
ク3と咬合されている。従動ローラ8には棒状の
ブラケツト11が軸止されており、ブラケツト1
1の先端には補助ローラ12が軸支されている。
架台6には駆動歯車7を回転駆動するモータ
(図示せず)が設けられており、モータの駆動に
よつて駆動歯車7は回転しながらピンラツク3に
つぎつぎと咬合され、これによつて架台6はガイ
ドレール4に沿つて昇降する。
ガイドレール4の前面側ガイド溝4bと後面側
ガイド溝4cの上部分岐点付近の所定位置には、
両端13aが後面側に緩やかに傾斜した補助レー
ル13が設けられている。
第2図に示すように、従動ローラ8が前面側ガ
イド溝4bの前記分岐点付近を転動するときは、
補助ローラ12は補助レール13の上面に沿つて
走行し、従動ローラ8が後面側ガイド溝4cへ進
入することを阻止する。
次に、補助ローラ12の取付け位置について説
明する。レーキ5は上昇時と下降時とでは後述す
るように傾斜角が異なるので、架台6aと直交し
てブラケツト11を取付けた場合、レーキ5の上
昇時と下降時とで従動ローラ8と補助ローラ12
との間の距離が相違する。即ち、レーキ5の下降
時は、レーキ5の上昇時よりも前記距離が短かく
なる。従つて、レーキ5の下降時に補助ローラ1
2が補助レーキ13にひつかかるため、下降不可
となる。このため、第2図に示すようにブラケツ
ト11は架台6aと直交する角度90°から、架台
6aの傾斜角θの1/2の角度1/2θだけ、下側へ傾
斜させる。これにより、レーキ5の上昇時と下降
時の、架台6aの角度の変化によつても、従動ロ
ーラ8と補助ローラ12との間の距離は同一とな
り、補助ローラ12が補助レール13にひつかか
ることはなく、レーキ5は円滑に昇降可能とな
る。
〔作用〕
次に、この考案の除塵機の作動について説明す
る。第3図〜第5図は除塵機の作動説明図であ
る。架台6は第1図に示すように、駆動ローラ7
aおよび従動ローラ8が前面側ガイド溝4bに嵌
合され、ピンラツク3に咬合された駆動歯車7の
回転により、前面側ガイド溝4bに案内されて下
降する。この際、レーキ5は上側に所定角度
(θ)傾斜している。
次いで、第3図に示すように、駆動歯車7が前
面側ガイド溝4bの下部から後面側ガイド溝4c
に導かれると、レーキ5はスクリーン10に向け
て垂下し、架台6aはスクリーン10と平行にな
り、レーキ5の先端5aがスクリーン10に接触
する。
そして、第4図に示すように、駆動歯車7は後
面側ガイド溝4cを上昇し、レーキ5は後面側ガ
イド溝4cに案内されて上昇し、スクリーン10
の表面に捕捉された塵芥を掻き上げ、これを除去
する。
次いで、架台6が上昇し駆動歯車7が後面側ガ
イド溝4cの上部に至り、同時に、従動ローラ8
が前面側ガイドレール4bの上部に至り、さら
に、第5図に示すように延長部4aに逃げる。こ
の際、補助ローラ12が補助レール13の上面に
沿つて走行するので、従動ローラ8が後面側ガイ
ド溝4cに進入することはない。
次いで、駆動歯車7が前面側ガイド溝4bに転
動したら、従動ローラ8は延長部4aから前面側
ガイド溝4bに転動する。この際、再び補助ロー
ラ12が補助レール13の上面に沿つて走行し従
動ローラ8が後面側ガイド溝4cに進入するのを
阻止する。
かくして、除塵機Aは、以降前述した動作をく
り返す。
一方、レーキ5に過負荷がかかり、除塵機を逆
転運転する場合、前面側ガイド溝4bと後面側ガ
イド溝4cの上部分岐点において、駆動歯車7は
前面側ガイド溝4bから後面側ガイド溝4cに案
内され、および、従動ローラ8は補助ローラ12
と補助レール13の作用によつて前面側ガイド溝
4bおよび延長部4aに案内されて円滑に転動す
る。従つて、過負荷の除去に最適の位置まで逆転
運転することができる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように構成されてい
るので、以下に述べる有用な効果を奏する。
運転中に従動ローラが後面側ガイド溝に進入
することがないので、円滑な運転が行なえる。
逆転運転をする場合に、従動ローラが後面側
ガイド溝に進入することがなく、さらに、駆動
歯車が前面側ガイド溝から後面側ガイド溝に逆
転するときに邪魔になるものがないので、過負
荷がかかつてレーキが停止したときに、レーキ
の位置にかかわらず逆転運転を行なうことがで
き、過負荷除去が容易に行なえる。
補助ローラおよび補助レールをガイドフレー
ム上部に設けたので、塵芥の噛み込みによる故
障の心配が解消され、安定な動作性が確保され
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施態様を示す概略側面
図、第2図は要部拡大図、第3図乃至第5図はこ
の考案の作動説明図、第6図は従来の除塵機の一
例を示す概略側面図である。図面において、 A,B……除塵機、1……水路、2……ガイド
フレーム、3……ピンラツク、4……ガイドレー
ル、4a……延長部、4b……前面側ガイド溝、
4c……後面側ガイド溝、5……レーキ、5a…
…先端、6,6a……架台、7……駆動歯車、7
a……駆動ローラ、8……従動ローラ、9……切
換堰板、10……スクリーン、11……ブラケツ
ト、12……補助ローラ、13……補助レール、
13a……両端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水路中に設けられたスクリーンの前面上方、且
    つ、前記水路の両側に設置されたガイドフレーム
    と、前記ガイドフレームに設けられた縦長のピン
    ラツクと、後面側ガイド溝および上部に延長部を
    有する前面側ガイド溝からなるループ状のガイド
    溝を有する、前記ピンラツクの周囲を一巡するガ
    イドレールと、下部にレーキを備えた架台と、前
    記架台に設けられた駆動歯車および従動ローラと
    からなり、前記駆動歯車は前記ピンラツクと咬合
    し、且つ、モータにより回転されて前記ピンラツ
    クの周囲を前記ガイドレールに沿つて巡回して前
    記架台を昇降させ、前記従動ローラは前記前面側
    ガイド溝を昇降して前記架台をガイドすることか
    らなる間欠式自動除塵機において、 前記従動ローラにブラケツトを介して補助ロー
    ラを設け、さらに、前記前面側ガイド溝と前記後
    面側ガイド溝の上部分岐点の外側に前記補助ロー
    ラをその上面に沿わして案内するための補助レー
    ルを設け、前記従動ローラが前記分岐点付近を通
    過するときに、前記補助ローラが前記補助レール
    の上面に沿つて通過することにより、前記従動ロ
    ーラが前記後面側ガイド溝に進入するのを阻止す
    ることを特徴とする間欠式自動除塵機。
JP14925188U 1988-11-16 1988-11-16 Expired - Lifetime JPH0529215Y2 (ja)

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JPH0270023U JPH0270023U (ja) 1990-05-28
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