JPH10118306A - 玉通路の堰構造 - Google Patents

玉通路の堰構造

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JPH10118306A
JPH10118306A JP27951596A JP27951596A JPH10118306A JP H10118306 A JPH10118306 A JP H10118306A JP 27951596 A JP27951596 A JP 27951596A JP 27951596 A JP27951596 A JP 27951596A JP H10118306 A JPH10118306 A JP H10118306A
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ball
pachinko
pachinko balls
ball passage
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JP27951596A
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Ken Nakajima
権 中島
Shiyouichi Kousaka
性一 香坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玉の噛み込みを防止すると共に、玉の流れを
確実に堰き止める。 【解決手段】 堰部材である複数のピン10を昇降させ
ることにより、パチンコ玉Pが樋12上にせき止めら
れ、筒14内に流れ落ちるようになっている。即ち、底
板12Aは樋12の上流側から下流側へ向かって下り勾
配となっており、パチンコ玉Pは下流に流れる。ピン1
0が底板12Aから上昇すると、パチンコ玉Pは堰き止
められる。即ち、ピン10が上昇してパチンコ玉Pを堰
き止める構成であるので、決してピン10と底板12A
とでパチンコ玉Pを噛み込むことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉が通過
する玉通路に配置されてパチンコ玉の流れを堰き止める
玉通路の堰構造に関する。
【0002】
【従来の技術】堰部材である堰板は、パチンコ台が複数
設置された島内の樋に設けられる。この樋には傾斜が付
けられており、パチンコ玉が確実に自然流下するように
なっている。
【0003】パチンコ玉通路の堰構造としては、堰板が
玉通路である樋の底板に対し上方から下降してパチンコ
玉を堰き止めるように構成されている。即ち、堰板を樋
上へ降下又は上方へ退避させることにより、パチンコ玉
が樋上にせき止められ、あるいは各島間に亘りパチンコ
玉が移動する通路としての筒内に流れ落ちるようになっ
ている。そして、この筒内をパチンコ玉が通過し、パチ
ンコ玉を研磨する研磨手段に導かれる。
【0004】ここで、堰板を樋に設けたのは、パチンコ
遊技場を閉店させる場合に、パチンコ玉が長時間に亘り
研磨手段の中で、例えば合成樹脂等で成形された柔軟弾
性体間に挟まれた状態で保持されると、パチンコ玉に対
応する柔軟弾性体の部分に無用な力が加わり続け柔軟弾
性体の弾性力を弱める等の弊害が生じるため、パチンコ
玉を研磨手段の上流側に位置する筒の前の段階で堰き止
めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、堰板を上方
から樋上へ降下させてパチンコ玉を堰き止める堰構造で
はパチンコ玉を堰板と底板とで噛み込む可能性が大き
く、この噛み込みにも拘らずパチンコ玉が下流に流れな
いようにするためには種々の流れ防止機構を設ける必要
があり、構成が複雑となる。
【0006】そこで、本発明は上記事実を考慮し、簡易
な構成で玉の噛み込みを防止すると共に、玉の流れを確
実に堰き止めることができる玉通路の堰構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の玉通路
の堰構造は、玉通路の底部材から突出して玉を堰き止め
る堰部材が配置されたことを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の玉通路の堰構造におい
て、堰部材が底部材から突出していない状態では玉が流
れる。堰部材が底部材から突出すると、玉が堰き止めら
れる。
【0009】従って、請求項1に記載の玉通路の堰構造
によれば、堰部材が底部材から突出する構成としたの
で、玉を堰部材と底部材とで噛み込むことがなくなり、
玉が確実に堰き止められる。
【0010】請求項2に記載の玉通路の堰構造は、前記
堰部材を互いに平行な複数本のピンとし、このピンが突
出する突出孔を前記底部材に形成し前記ピンの間隔を前
記玉の直径よりも小さくしたことを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の玉通路の堰構造におい
て、ピンが突出孔から突出すると、玉がピンに当接し玉
が確実に堰き止められる。
【0012】請求項3に記載の玉通路の堰構造は、前記
堰部材を板状の仕切り板とし、この仕切り板が前記底部
材へ幅方向に沿って形成されたスリットから突出可能と
されたことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載の玉通路の堰構造におい
て、仕切り板がスリットから突出すると、玉が仕切り板
に当接し玉が確実に堰き止められる。
【0014】請求項4に記載の玉通路の堰構造では、前
記スリットを介して上流側よりも下流側が低くなってい
ることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の玉通路の堰構造におい
て、スリットを介して上流側よりも下流側が低くなって
いるので、仕切り板がスリットが突出していない状態で
は玉がスリットを形成する下流側の底部材部分に引っ掛
からず、玉が円滑に流れる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1〜図4には、本発明の第1実施形
態に係る堰構造が適用された玉通路の一部が示されてい
る。この玉通路は外向きに多数のパチンコ台が並んで設
置される台設置区域(一般に「島」と呼ばれる)の中に
設けられ、パチンコ台や景品交換時に用いる玉計数機か
らの排出玉を流す樋12の下流側端部に垂直な筒14が
連結されている。この筒14へ落下したパチンコ玉Pが
図示しない玉研磨装置へ導かれるようになっている。
【0017】樋12は、複数のパチンコ玉Pが停滞する
ことなく自然流下するのに十分な幅となっている。即
ち、樋12には約5%の傾斜(5/100の下り勾配)
が付けられており、パチンコ玉P(図1及び図3では想
像線で示される)が矢印A方向に確実に自然流下し、筒
14内へ落下(矢印B方向)するようになっている。
【0018】樋12の下流側端部付近には本実施の形態
に係る堰部材である複数個のピン10が矢印A方向と直
交する方向に沿って設けられ、樋12の底部材としての
底板12Aに設けられた突出孔12B内を上下に移動可
能となっている。図3に示すように、ピン10の間の間
隙は、パチンコ玉Pの直径より小さくされてパチンコ玉
Pを堰き止めるようになっている。
【0019】また、図3及び図4に示すように、ピン1
0の樋12内への突出した状態での長さは、ピン10の
上流側にパチンコ玉Pが上下方向に何段に重なって当接
しても、堰き止めできるように高くなっているが、樋1
2の側板12Dの高さよりは若干低くなっている。
【0020】そして、ピン10が昇降することにより、
パチンコ玉Pが樋12上に堰き止められ、あるいは筒1
4内に流れ落ちるようになっており、これによって、各
島間でのパチンコ玉Pの移動を制御できるようになって
いる。
【0021】図1及び図2に示すように、ピン10は各
下端部が横長のブロック状のベース16に固着されてお
り、ベース16の上流側には昇降手段の一部を構成する
角棒状のガイド部材18が樋12の底板12Aに固着さ
れている。そして、ベース16の上流側がガイド部材1
8のガイド溝18A(図2及び図4では破線で示され
る)に嵌入され、ベース16がガイド溝18Aに沿って
昇降するようになっている。
【0022】また、ベース16の下流側(筒14側)は
昇降手段の一部を構成する無端状のベルト20に固着さ
れており、ベルト20が正逆方向へ回転することにより
ベース16即ちピン10が昇降する。
【0023】なお、ベルト20は上下に配置された昇降
手段の一部を構成するローラ22,24に巻掛けられて
おり、下ローラ22は昇降手段の一部を構成するモータ
26の出力軸に固着されている。そして、モータ26が
回転することにより、ベルト20を介してピン10が昇
降する。また、上ローラ24はブラケット28を介して
底面12Aに取付けられていると共に、モータ26は図
示しないシャーシに取付けられている。
【0024】底板12Aの表面には幅方向断面が弧状の
突部12Cがパチンコ玉Pの流れ方向(底板12Aの長
手方向)に沿って互いに平行に突設されており、突部1
2Cの間隔はピン10の間隔と略同一となっている。そ
して、パチンコ玉Pは、突部12Cに沿って流れる。
【0025】なお、図2に示すように、下降時でのピン
10の位置はピン10の頂面10Aを底板12Aの表面
と同一の高さ、即ち頂面10Aが底板12Aの表面と面
一になるようにする。これは、ピン10を突出孔12B
から突出させたり没入させたりすると、ピン10が降下
した退避状態でパチンコ玉Pがピン10に当たり跳ね返
されたり突出孔12Bの周縁に引っ掛かったして円滑に
流れなくなるおそれがあるからである。
【0026】次に、第1実施形態に係るピン10等の堰
構造の作用を説明する。パチンコ玉Pは、各島によって
必要とされる量が変動するため、これに応じて、各島間
でパチンコ玉Pを移動させたり、あるいは移動を止める
たりする必要がある。また、パチンコ遊技場を閉店させ
る場合には、パチンコ玉Pを筒14の上流側で堰き止め
て研磨装置への玉供給を停止する必要がある。
【0027】このため、図1に示すように、ピン10を
下降させた状態で、パチンコ玉Pを自然流下により筒1
4内に落としたり、あるいは、図3に示すように、モー
タ26を回転させてベース16を上昇させ、ピン10を
底板20の突出孔12Bから突出させてパチンコ玉Pを
堰き止めたりする。
【0028】ここで、ピン10を上昇させてパチンコ玉
Pを堰き止めする際に、たとえパチンコ玉Pがピン10
上に位置しても、ピン10が上昇する際にパチンコ玉P
が持ち上げられ、パチンコ玉Pがピン10に対して上流
側又は下流側に落下する。
【0029】即ち、パチンコ玉Pが上流側に落下する場
合は、ピン10で堰き止められる。また、パチンコ玉P
が下流側に落下する場合には、底板12Aは樋12の下
流方向(筒14側)に向かって僅かではあるが下り勾配
となっているので、パチンコ玉Pは下流方向に沿って流
れ、筒14内に落下する。
【0030】従って、第1実施形態によれば、ピン10
が底板12Aから上昇してパチンコ玉Pを堰き止める簡
易な構成で、パチンコ玉Pを決してピン10と底板12
Aとで噛み込むことはなく、パチンコ玉Pを確実に堰き
止めることができる。
【0031】(第2実施形態)図5〜図8には、本発明
の第2実施形態に係る堰構造が示されている。なお、図
5〜図8において、図1〜図4に対応する部分には同一
符号を付してその詳細説明は省略する。
【0032】堰部材としての板材の仕切り板40は、図
示しないパチンコ台が複数設置された島内の樋12にお
ける前記実施形態と同様位置に設けられており、仕切り
板40の幅は側板12Dの間隔と同じ又はこれよりも若
干短くなっている。また、仕切り板40の高さは、仕切
り板40にパチンコ玉Pが上下方向に何重にも当接して
も、堰き止めできるようになっており、樋12の側板1
2Dの高さよりも若干低くなっている。
【0033】仕切り板40はその下端がベース16上に
固着されており、仕切り板40に対応する底板12Aの
部位にはスリット42が底板12Aの幅方向即ち側板1
2D間に亘って形成されている。なお、本実施形態では
スリット42がパチンコ玉Pの走行方向(矢印A方向)
と直交する方向に沿って形成されているが、スリット4
2の方向(即ち、仕切り板40の側板12D間の方向)
はパチンコ玉Pの走行方向に対し斜めとなっていてもよ
い。
【0034】図8に示すように、スリット42の切口縁
42A,42Bには、その上流側の切口縁42A(底板
12A)と下流側の切口縁42B(底板12E)とに段
差Lが設けられて下流側の底板12Eが低くなってい
る。この段差Lは、パチンコ玉Pがスリット42を通過
する際に、パチンコ玉Pが下流側の切口縁42Bに引っ
掛からないようにするものである。
【0035】即ち、上流側の切口縁42Aと下流側の切
口縁42Bとを同一の高さ(段差Lがない)とすると、
仕切り板40が降下した退避状態においてパチンコ玉P
が下流側の切口縁42Bに引っ掛かるおそれがあり、パ
チンコ玉Pが円滑に流れないという弊害が生じる。
【0036】しかし、図6に示すように、段差Lを設け
た第2実施形態では、パチンコ玉Pは上流側の切口縁4
2Aから下流側の切口縁42Bへ落下するので、その惰
性力によりパチンコ玉Pは下流側の切口縁42Bに引っ
掛かることなく円滑に流れる。
【0037】なお、頂部40Aを切口縁42Aから突出
させると、走行中のパチンコ玉Pが頂部40Aに衝突
し、流れなくなるおそれがあるので、下降時での仕切り
板40の位置は仕切り板40の頂部40Aを段差Lの範
囲内に位置させておく。
【0038】底板12Aの表面には、図1の実施形態と
異なり、突部12Cが形成されておらず、フラット状と
なっている。また、仕切り板40の昇降手段(ガイド部
材18,ベルト20,及びモータ26等)及び第2実施
形態の作用効果は、第1実施形態と同一である。
【0039】なお、第2実施形態では仕切り板40を上
下方向へ昇降させる構成を示したが、仕切り板40を回
転させることにより底板12Aから突出させるように構
成してもよい。たとえば、側板12Dの一端側に仕切り
板40を軸支した回転軸を設け、この回転軸を支点とし
て仕切り板40を回転させてスリット42から突出させ
たり、また、仕切り板40を底板12Aの表面(パチン
コ玉Pの走行面)と面一となるように配置させると共に
底板12Aの上流側に仕切り板40を軸支した回転軸を
パチンコ玉Pの走行方向と直交する方向に配置し、回転
軸を支点として仕切り板40を回転させることにより底
板12Aから突出させてパチンコ玉Pを堰き止めるよう
に構成してもよい。
【0040】(第3実施形態)図9〜図12には、本発
明の第3実施形態に係る堰構造が示されている。なお、
図9〜図12において、図5〜図8に対応する部分には
同一符号を付してその詳細説明は省略する。
【0041】図9に示すように、第3実施形態における
仕切り板50の回転式昇降機構56では、樋12の底板
12A下部にアーム58が配置されている。アーム58
の一端は蝶番54(図10参照)を介して底板12A下
面に固定された台板52の一端に取付けられ、アーム5
8の他端はパチンコ玉Pの下流方向に向かって延出され
ている。
【0042】また、アーム58の他端には、仕切り板5
0の下端が、角度θ(図12参照)で取り付けられてい
る。角度θは、アーム58が回動したとき、仕切り板5
0が蝶番54を中心とする同一の円弧の軌跡上を移動す
るように設定されている。即ち、図10及び図12に示
すように、仕切り板50は、スリット42の切口縁42
A,42Bに当接しないようになっている。
【0043】図10に示すように、アーム58の中間部
には、略L字状のブラケット60の一端が固定されてい
る。また、台板52下面には、ソレノイド62が取付け
られている。ブラケット60の他端は、ソレノイド62
にスライド可能に収容されたプランジャー64にピン6
6で軸支されている。プランジャー64の中間部の固定
された円板64Aとソレノイド62との間には押しばね
68が介在されており、プランジャー64は押しばね6
8によって、図10の矢印A方向に付勢されている。
【0044】従って、ソレノイド62が励磁されていな
いときには、押しばね68の付勢力で、プランジャー6
4は図12に示すように、矢印A方向に移動した状態と
なり、この水平移動が、ピン66に軸支されたブラケッ
ト60で押し上げ力に変換され、アーム58が蝶番54
を介して回動して仕切り板50が上昇する。そのため、
仕切り板50は、スリット42から上方へ突出し、パチ
ンコ玉Pの通路空間上に位置してパチンコ玉Pが堰き止
められる(図11,12参照)。
【0045】ソレノイド62が励磁されたときには、プ
ランジャー64が押しばね68の付勢力に抗して、図1
0に示すように矢印Aと反対方向に移動し、仕切り板5
0はパチンコ玉Pの通路空間から退避する。そのため、
パチンコ玉Pは、下流側へ流れ自然流下により筒14内
に落ちる(図9,10参照)。
【0046】なお、図10に示すように、下降時での仕
切り板50の位置は仕切り板50の頂部50Aを段差L
の範囲内に位置させておく。また、その他の作用効果
は、第2実施形態と同様であるので、説明は省略する。
【0047】(第4実施形態)図13〜図16には、本
発明の第4実施形態に係る堰構造が示されている。な
お、図13〜図16において、図9〜図12に対応する
部分には同一符号を付してその詳細説明は省略する。
【0048】図13に示すように、第4実施形態におけ
る堰部材の回転式昇降機構76では、堰部材としてのピ
ン70がアーム58に矢印A方向と直交する方向に沿っ
て複数個取付けられている。ピン70の間の間隙は、パ
チンコ玉Pの直径より小さくされてパチンコ玉Pを堰き
止めるようになっている。
【0049】側板12D間には、その下部に円柱状の底
部材72を簀の子状即ち複数の底部材72の間隔をパチ
ンコ玉Pの直径よりも小さくし、パチンコ玉Pが底部材
72の間から落下しないようになっている。また、ピン
70は、底部材72の突出孔としての隙間73から上方
に向かって突出し、底部材72間を1列に走行するパチ
ンコ玉Pが堰き止められる。
【0050】即ち、第4実施形態によれば、底部材72
の長手方向に沿って1列に走行しているパチンコ玉Pを
ピン70で堰き止める構成となっているので、パチンコ
玉Pの堰き止めが容易となる。
【0051】また、底部材72を簀の子状に構成したの
で、走行しているパチンコ玉Pが底部材72に回転しな
がら摺動することにより、パチンコ玉Pに付着したゴミ
等が自動的に除去される。
【0052】複数の底部材72には、その間隔を保持す
るための棒状の位置決め部材74が図示しない締結部材
(例えば針等)で固定されている。即ち、位置決め部材
74は、底部材72の長手方向(図13ではA方向)と
直交する方向に配置され、両側板12Dには位置決め部
材74を固定するための固定部材78が図示しない締結
部材(例えばネジ等)で取付けられている。
【0053】そして、ネジ等の締結部材を取り外すこと
により簀の子状の底部材72を取り外すことができ、底
部材72に付着した汚れを容易に洗浄することができ
る。
【0054】なお、両側板12Dには、台板52が図示
しない締結部材(例えばネジ等)で取付けられている。
また、その他の作用効果は、第3実施形態と同様である
ので、説明は省略する。
【0055】なお、上記各実施の形態において、堰部材
としてのピン10,70、仕切り板40,50の昇降手
段(昇降機構56と同義)として、ベルト20,16,
18又はアーム58等により堰部材10等を昇降させる
手段を例示したが、堰部材を確実に昇降させることがで
きる手段であれば、上記した構成に限定されないことは
勿論である。また、昇降させる駆動源としてモータ26
を用いたが、モータに限らず他の駆動源も適用できる。
さらに、作業者の人力により駆動させてもよい。また、
堰部材の昇降をガイドするガイド手段はガイド部材18
に限定されない。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、簡易な構
成で玉の噛み込みを防止すると共に、玉の流れを確実に
堰き止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る玉通路の堰部材が
用いられる島の一部を破断した斜視図である。
【図2】図1の堰部材が下降した状態を示す断面図であ
る。
【図3】図1の堰部材が上昇した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図2の堰部材が上昇した状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態に係る玉通路の堰部材が
用いられる島の一部を破断した斜視図である。
【図6】図5の堰部材が下降した状態を示す断面図であ
る。
【図7】図5の堰部材が上昇した状態を示す斜視図であ
る。
【図8】図6の堰部材が上昇した状態を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の第3実施形態に係る玉通路の堰部材が
用いられる島の一部を破断した斜視図である。
【図10】図9の堰部材が下降した状態を示す断面図で
ある。
【図11】図9の堰部材が上昇した状態を示す斜視図で
ある。
【図12】図10の堰部材が上昇した状態を示す断面図
である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る玉通路の堰部材
が用いられる島の一部を破断した斜視図である。
【図14】図13の堰部材が下降した状態を示す断面図
である。
【図15】図13の堰部材が上昇した状態を示す斜視図
である。
【図16】図14の堰部材が上昇した状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
10、70 ピン(堰部材) 12 樋(玉通路) 12A 底板 12B 突出孔 40,50 仕切り板(堰部材) 42 スリット 42A 切口縁 42B 切口縁 72 底部材(底板) 73 隙間(突出孔) L 段差 P パチンコ玉

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉通路の底部材から突出して玉を堰き止
    める堰部材が配置されたことを特徴とする玉通路の堰構
    造。
  2. 【請求項2】 前記堰部材を互いに平行な複数本のピン
    とし、このピンが突出する突出孔を前記底部材に形成し
    前記ピンの間隔を前記玉の直径よりも小さくしたことを
    特徴とする請求項1に記載の玉通路の堰構造。
  3. 【請求項3】 前記堰部材を板状の仕切り板とし、この
    仕切り板が前記底部材へ幅方向に沿って形成されたスリ
    ットから突出可能とされたことを特徴とする請求項1に
    記載の玉通路の堰構造。
  4. 【請求項4】 前記スリットを介して上流側よりも下流
    側が低くなっていることを特徴とする請求項3に記載の
    玉通路の堰構造。
JP27951596A 1996-10-22 1996-10-22 玉通路の堰構造 Pending JPH10118306A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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