JPH05291840A - 能動負荷回路 - Google Patents

能動負荷回路

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Publication number
JPH05291840A
JPH05291840A JP9123492A JP9123492A JPH05291840A JP H05291840 A JPH05291840 A JP H05291840A JP 9123492 A JP9123492 A JP 9123492A JP 9123492 A JP9123492 A JP 9123492A JP H05291840 A JPH05291840 A JP H05291840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fet
source
drain
circuit
active load
Prior art date
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Pending
Application number
JP9123492A
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English (en)
Inventor
Akira Takayama
昭 高山
Michihiro Komatsu
道広 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後段の回路とのインピーダンスマッチングを
とるとともに、S/Nのよい信号を得、さらに、利得効
率をよくする。 【構成】 FET8と、FET8のドレインDを交流的
に接地するコンデンサ9と、FET8のゲートGとソー
スSとの間に介挿された抵抗13とを設ける。そして、
FET8のドレインDを直流ドレイン電流の入力端と
し、FET8のゲートGを信号電流の入力端とし、FE
T8のソースSを直流ドレイン電流の出力端とするとと
もに、信号電流の出力端とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、FETからなるIC
回路に用いられる能動負荷回路に関し、たとえば、テレ
ビチューナや衛星放送チューナ等に用いられるGaAs
FETからなるIC回路の増幅器や発振器等の負荷とな
る能動負荷回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は負荷として従来の能動負荷回路を
用いたソース接地型FET増幅器の構成例を示す回路図
である。この図において、1は信号が入力される入力端
子、2は直流阻止用のコンデンサ、3は信号増幅用のF
ETであり、コンデンサ4を介してそのソースSが交流
的に接地されている。5および6はそれぞれFET3に
所定のバイアスを印加するための抵抗であり、これらの
回路要素1〜6は、ソース接地型FET増幅器を構成し
ている。
【0003】また、8はソース接地型FET増幅器7の
出力端(ドレインD)に接続される能動負荷回路を構成
するFETであり、ゲートGとソースSが短絡されてい
る。また、FET8のドレインDは、コンデンサ9を介
して交流的に接地されるとともに、電源端子10に接続
されている。さらに、11は直流阻止用のコンデンサ、
12は増幅された信号が出力される出力端子である。こ
のような構成において、入力端子1から入力された信号
は、コンデンサ2を経てFET3のゲートGに入力さ
れ、ソース接地型FET増幅器7において増幅された
後、コンデンサ11を経て出力端子12から出力され
る。
【0004】ここで、図4にFETのドレイン−ソース
間電圧VDSに対するドレイン電流IDの一般的な特性
(ID−VDS特性)の一例を示す。図4に示す定電流領
域は、ドレイン−ソース間電圧VDSの微小変化ΔVDS
対してドレイン電流IDの微小変化ΔIDが少なく、高い
ドレイン−ソース間抵抗RDSを示す領域である。ところ
で、図3に示すFET8からなる能動負荷回路は、ソー
スSとゲートGとが短絡されているので、図4に示す特
性曲線のうち、ゲート−ソース間電圧Vgsが0である曲
線aの上述した定電流領域において動作するように構成
されている。そして、この場合、能動負荷回路のインピ
ーダンスは、ドレイン−ソース間抵抗RDSがその大部分
を占めているため、比較的高い。したがって、この能動
負荷回路は、図3に示すソース接地型FET増幅器7な
どのFETからなる回路等のように、その出力端に接続
される負荷に高いインピーダンスを必要とするような回
路の負荷として有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
従来の能動負荷回路は、上述したように、ソース接地型
FET増幅器7の負荷としてのインピーダンスは充分に
高いが、ソース接地型FET増幅器7の出力インピーダ
ンスとしても、一般の回路設計で用いられる50Ωより
非常に高い値(1kΩ程度)となってしまう。したがっ
て、入力インピーダンスが50Ω程度の一般の回路設計
による後段の回路とのインピーダンスマッチングが取り
にくいという欠点があった。これにより、この能動負荷
回路に接続される後段の回路に充分に信号が伝達されな
いという問題があった。
【0006】このため、S/Nのよい信号が後段の回路
に伝達されないばかりでなく、利得の効率も悪いので、
所定の利得を得るために、無駄な電力が消費されてしま
うという欠点があった。この発明は、このような背景の
下になされたもので、後段の回路とのインピーダンスマ
ッチングがとれ、S/Nのよい信号が得られるととも
に、利得効率のよい能動負荷回路を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による能動負荷
回路は、FETと、該FETのドレインを交流的に接地
するコンデンサと、前記FETのゲートとソースとの間
に介挿された抵抗とを備え、前記ドレインを直流ドレイ
ン電流の入力端とし、前記ゲートを信号電流の入力端と
し、前記ソースを直流ドレイン電流の出力端とするとと
もに、前記信号電流の出力端とすることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、この能動負荷回路の入力イ
ンピーダンスは比較的高く、その出力インピーダンスは
比較的低い。また、FETのゲートとソースとは、抵抗
によって高周波的に充分にアイソレートされている。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1は負荷としてこの発明の一実施
例による能動負荷回路を用いたソース接地型FET増幅
器の構成例を示す回路図である。この図において、図3
の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明
を省略する。この図に示す能動負荷回路においては、F
ET8のソースSとドレインDとの間に抵抗13が新た
に設けられている。そして、FET8と抵抗13は、能
動負荷回路14を構成している。この場合、抵抗13の
値は、それ自身による電圧降下と電源電圧とを考慮して
決められるものであり、たとえば、20〜100Ω程度
でよく、電源電圧に余裕がある場合には、さらに大きな
値にすることができる。
【0010】このような構成において、入力端子1から
入力された信号は、コンデンサ2を経てFET3のゲー
トGに入力され、ソース接地型FET増幅器7において
増幅される。次に、FET3のドレインDから出力され
た信号は、FET8と抵抗13とからなる能動負荷回路
14に伝達された後、FET8のソースSおよびコンデ
ンサ11を経て出力端子12から出力される。
【0011】ここで、図2にこの発明の一実施例による
能動負荷回路14の構成を示す回路図を掲げる。この能
動負荷回路14は、ドレイン接地型の回路構成である。
ドレイン接地型の回路は、一般に、ゲートGが交流的に
比較的高いインピーダンスを示すいっぽう、ソースSが
交流的に比較的低いインピーダンスを示している。
【0012】また、ドレイン接地型の回路は、図2に示
すように、FET8のゲートGから入力される入力信号
と、ソースSから出力される出力信号に対する電圧増幅
率が約1倍であり、また、これらの入力信号の位相と出
力信号の位相とは、ほぼそろっている。つまり、抵抗1
3の両端には、その電圧と位相がほぼそろった信号がそ
れぞれ印加されるので、抵抗13は、その値が小さくて
も、高周波信号に対しては、比較的高いインピーダンス
を示すことになる。
【0013】以上説明したように、この能動負荷回路1
4は、ドレイン接地型とし、FET8のゲートGとソー
スSとの間に比較的小さい値の抵抗13を介挿したの
で、FET8のゲートGが交流的に比較的高いインピー
ダンスを示し、そのソースSが交流的に比較的低いイン
ピーダンスを示すとともに、FET8のゲートGとソー
スSとは、抵抗13によって高周波的に充分にアイソレ
ートされる。
【0014】したがって、この能動負荷回路14は、入
力インピーダンスが、ソース接地型FET増幅器7の負
荷として、従来と同様、高い値を示すので、出力端に接
続される負荷に比較的大きなインピーダンスを必要とす
るFETからなる回路等の負荷として有用であり、充分
大きな出力信号を得ることができる。また、この能動負
荷回路14は、自身の出力インピーダンスが、50Ω程
度の入力インピーダンスを有する一般の回路設計による
後段の回路と充分にインピーダンスマッチングがとれる
ほど低い値を示すので、信号の伝達を有効に行うことが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、後段の回路とのインピーダンスマッチングがとれ、
S/Nのよい信号が得られるという効果がある。また、
利得効率がよいので、無駄な電力を消費しないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】負荷としてこの発明の一実施例による能動負荷
回路14を用いたソース接地型FET増幅器の構成を示
す回路図である。
【図2】この発明の一実施例による能動負荷回路14の
構成を示す回路図である。
【図3】負荷として従来の能動負荷回路を用いたソース
接地型FET増幅器の構成例を示す回路図である。
【図4】FETの一般的なID−VDS特性の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2,4,9,11 コンデンサ 3,8 FET 5,6,13 抵抗 7 ソース接地型増幅器 10 電源端子 12 出力端子 14 能動負荷回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FETと、 該FETのドレインを交流的に接地するコンデンサと、 前記FETのゲートとソースとの間に介挿された抵抗と
    を備え、 前記ドレインを直流ドレイン電流の入力端とし、 前記ゲートを信号電流の入力端とし、 前記ソースを直流ドレイン電流の出力端とするととも
    に、前記信号電流の出力端とすることを特徴とする能動
    負荷回路。
JP9123492A 1992-04-10 1992-04-10 能動負荷回路 Pending JPH05291840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9123492A JPH05291840A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 能動負荷回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9123492A JPH05291840A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 能動負荷回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05291840A true JPH05291840A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14020736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9123492A Pending JPH05291840A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 能動負荷回路

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JP (1) JPH05291840A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019530313A (ja) * 2016-09-27 2019-10-17 レイセオン カンパニー 増幅器出力電力制限回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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