JPH05291328A - 半導体装置樹脂封止用金型と半導体装置 - Google Patents

半導体装置樹脂封止用金型と半導体装置

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JPH05291328A
JPH05291328A JP11537692A JP11537692A JPH05291328A JP H05291328 A JPH05291328 A JP H05291328A JP 11537692 A JP11537692 A JP 11537692A JP 11537692 A JP11537692 A JP 11537692A JP H05291328 A JPH05291328 A JP H05291328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dam
mold
semiconductor device
resin
flash
Prior art date
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Pending
Application number
JP11537692A
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English (en)
Inventor
Toshitoyo Takeuchi
利豊 竹内
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Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
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Publication date
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダム内へ突入可能なダム型がパーティング面
に突設されたダム型を有する半導体樹脂封止用金型にお
いて、ダム内のフラッシュを確実にカット可能にし得る
半導体樹脂封止用金型とその金型で樹脂封止された半導
体装置を提供する。 【構成】 型閉した際に、樹脂封止される半導体装置の
リードフレーム16のダムバー14とインナーリード1
2とに囲繞されて成るダム20内へ突入可能なダム型3
0をパーティング面28bに突設して成る半導体装置樹
脂封止用金型26において、前記ダム型30の高さは前
記インナーリード12の厚さ未満である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置樹脂封止用金
型と半導体装置に関し、一層詳細には型閉した際に、樹
脂封止される半導体装置のリードフレームのダムバーと
インナーリードとに囲繞されて成るダム内へ突入可能な
ダムブロックをパーティング面に突設して成る半導体装
置樹脂封止用金型と、その半導体装置樹脂封止用金型で
樹脂封止された半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置樹脂封止用金型において、型
閉した際に、樹脂封止される半導体装置の、リードフレ
ームのダムバーとインナーリードとに囲繞されて成るダ
ム内へ突入可能なダムブロックがパーティング面に突設
されているものが知られている。このダムブロックはイ
ンナーリードの厚さと同一の高さに形成され、一方の型
のパーティング面から他方の型のパーティング面に向け
て突設されている。型閉した際にはダムブロックはリー
ドフレームのダム内に突入し、ダムブロックの先端面は
リードフレームの他方の型側の面と面一になる。この状
態で樹脂封止を行うと、ダム内はダムブロックで充填さ
れ、フラッシュの発生を防止可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の半導体樹脂封止用金型とその金型で樹脂封止され
た半導体装置には次のような課題がある。ダムブロック
の先端面が確実にインナーリードの厚さと同一の高さに
形成され、型閉した際に、ダムブロックの先端面がリー
ドフレームの他方の型側の面と面一になればダム内にフ
ラッシュは発生しない。しかし、インナーリードの板厚
の公差は一般的に±0.01ミリメートルであり、この
公差の範囲内において、ダムブロックの先端面がリード
フレームの他方の型側の面に達しない場合、ダム内に極
めて薄い(例えば0.005〜0.025ミリメート
ル)フラッシュが成形されてしまうことが多い。そこ
で、パンチとダイで薄いフラッシュをカット、除去する
工程が必要となる。ところがフラッシュが極めて薄いた
め、パンチが作用しても容易に変形してしまいカットで
きないことがある。また、フラッシュがパンチやパンチ
ガイドへ付着したり、完全にカットできなかったフラッ
シュがリードに巻きつくという課題がある。従って、本
発明はダム内へ突入可能なダムブロックがパーティング
面に突設されたダムブロックを有する半導体樹脂封止用
金型において、ダム内のフラッシュを確実にカット可能
にし得る半導体樹脂封止用金型とその金型で樹脂封止さ
れた半導体装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、型閉した際
に、樹脂封止される半導体装置のリードフレームのダム
バーとインナーリードとに囲繞されて成るダム内へ突入
可能なダムブロックをパーティング面に突設して成る半
導体装置樹脂封止用金型において、前記ダムブロックの
高さは前記インナーリードの厚さ未満であることを特徴
とする。具体的には、例えば前記ダムブロックの高さ方
向の断面形状は、先端方向へ行くに従い徐々に短寸とな
る等脚台形状に形成するとよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。ダムブロックの高さは
インナーリードの厚さ未満に形成することにより、樹脂
封止の際にダム内に形成されるフラッシュを、パンチと
ダイでカット、除去する場合にも容易に変形不能な厚い
フラッシュとすることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1には本実施例の半導体樹脂封止
用金型で樹脂封止された半導体装置を示す。図1におい
て、10はパッケージ部であり、内部に半導体チップ
(不図示)が樹脂封止されている。12はインナーリー
ドであり、不図示の内端はパッケージ部10内において
半導体チップと接続されている。14はダムバーであ
り、両端はリードフレーム16のサイドレール18に接
続され、かつ各インナーリード12を横断する方向へ延
び、インナーリード12とも接続されている。20はダ
ムであり、インナーリード12、ダムバー14およびパ
ッケージ部10の側壁に囲繞されて成る空間である。ダ
ム20は、パッケージ部10を樹脂封止する際に、樹脂
の流れをせき止めるために形成されている。ダム20に
よりせき止められた樹脂がダム20内にフラッシュ22
として残っている。
【0007】次に、図2(図1A−A部の部分断面図)
と共に、フラッシュ22の形状について説明する。ダム
20内に形成されたフラッシュ22は、上面はインナー
リード12の上面と面一に形成されている。フラッシュ
22の内側には上端方向へ行くに従い徐々に短寸となる
等脚台形状の空間24が形成されている。空間24は下
端が開放されている。
【0008】フラッシュ22の中央部分の厚さBは、例
えば0.05〜0.07ミリメートルに形成するとよ
い。厚さBを0.05〜0.07ミリメートル程度に形
成すると、フラッシュ22にある程度の剛性を持たせる
ことができる。そこで、当該フラッシュ22をパンチ
(不図示)で下方へ押動すると、フラッシュ22が変形
しにくいため、フラッシュ22は割れてインナーリード
12から剥離するので確実に除去することができる。ま
た、フラッシュ22の上面はダム20内全面に広がって
いるので、パンチを確実にフラッシュ22へ当てること
ができ、かつ上記の剛性を持たせた効果によりパンチが
正確にフラッシュ22の中央に当たらなくてもフラッシ
ュ22を割ることができる。さらに、空間24を上端方
向へ行くに従い徐々に短寸となる等脚台形状に形成する
ことにより、フラッシュ22のインナーリード12寄り
の部分の剛性を高めることができる。その結果、フラッ
シュ22除去の際により確実にフラッシュ22を剥離、
除去することができる。
【0009】続いて図3と共に、図1および図2に示し
た半導体装置を樹脂封止するための金型について説明す
る。金型26は上型26aと下型26bとから構成され
ている。インナーリード12を挟着する部分のパーティ
ング面28a、28bのうち下型26bのパーティング
面28aであって、リードフレーム16の各ダム20に
対応する部分には、ダム20内へ突入可能であると共
に、高さがインナーリード12の厚さ未満のダムブロッ
ク30が上方へ突設されている。インナーリード12の
厚さとダムブロック30の高さの差Cは、フラッシュ2
2の中央部分の厚さB(図2参照)と同一に設定されて
いる。ダムブロック30は、フラッシュ22の空間24
を形成するために設けられており、高さ方向の断面形状
は、上端方向へ行くに従い徐々に短寸となる等脚台形状
である。このダムブロック30を有する金型26を用い
て樹脂封止を行うと、パッケージ部10を形成するため
に金型26内に充填された溶融樹脂が流れ出し、ダム2
0内に流れ込み、フラッシュを形成すると、図2に示す
形状のフラッシュ22が形成される。
【0010】フラッシュ22を除去する際は、従来公知
のパンチとダイ(例えば特開平3−268824号公報
参照)で除去すれば確実にダム20内のフラッシュ22
をカット、除去することができる。以上、本発明の好適
な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述の実
施例に限定されるのではなく、発明の精神を逸脱しない
範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置樹脂封止用金型
を用いると、ダムブロックの高さはインナーリードの厚
さ未満に形成することにより、樹脂封止された半導体装
置のダム内に形成されるフラッシュを、パンチとダイで
カット、除去する場合にも容易に変形不能な厚いフラッ
シュとすることが可能となる。従って、フラッシュをパ
ンチとダイでカット、除去する際に、フラッシュが変形
しにくいため、フラッシュは割れてインナーリードから
剥離するので確実に除去することができる。また、請求
項2の構成を採用すると、フラッシュのインナーリード
寄りの部分の剛性を高めることができ、フラッシュ除去
の際により確実にフラッシュを剥離、除去することがで
きる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体樹脂封止用金型で樹脂封止
された半導体装置の実施例を示す部分平面図。
【図2】図1A−A部の部分断面図。
【図3】図1および図2に示す半導体装置を樹脂封止す
るための半導体樹脂封止用金型の実施例を示した部分断
面図。
【符号の説明】
10 パッケージ部 12 インナーリード 14 ダムバー 16 リードフレーム 20 ダム 22 フラッシュ 24 空間 26 金型 26a 上型 26b 下型 28a パーティング面 28b パーティング面 30 ダムブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型閉した際に、樹脂封止される半導体装
    置のリードフレームのダムバーとインナーリードとに囲
    繞されて成るダム内へ突入可能なダムブロックをパーテ
    ィング面に突設して成る半導体装置樹脂封止用金型にお
    いて、 前記ダムブロックの高さは前記インナーリードの厚さ未
    満であることを特徴とする半導体装置樹脂封止用金型。
  2. 【請求項2】 前記ダムブロックの高さ方向の断面形状
    は、先端方向へ行くに従い徐々に短寸となる等脚台形状
    であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置樹脂
    封止用金型。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置樹脂
    封止用金型で樹脂封止された半導体装置。
JP11537692A 1992-04-08 1992-04-08 半導体装置樹脂封止用金型と半導体装置 Pending JPH05291328A (ja)

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JP11537692A JPH05291328A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 半導体装置樹脂封止用金型と半導体装置

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JP11537692A JPH05291328A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 半導体装置樹脂封止用金型と半導体装置

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