JPH05291208A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

Info

Publication number
JPH05291208A
JPH05291208A JP4087141A JP8714192A JPH05291208A JP H05291208 A JPH05291208 A JP H05291208A JP 4087141 A JP4087141 A JP 4087141A JP 8714192 A JP8714192 A JP 8714192A JP H05291208 A JPH05291208 A JP H05291208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
layer
material layer
pattern
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4087141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3116533B2 (ja
Inventor
Toshiharu Yanagida
敏治 柳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP04087141A priority Critical patent/JP3116533B2/ja
Publication of JPH05291208A publication Critical patent/JPH05291208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3116533B2 publication Critical patent/JP3116533B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3層レジスト・プロセスにおいて、下層レジ
スト層のエッチング時の下地選択性を改善する。 【構成】 Al−1%Si−0.5%Cu層2上の下層
レジスト層3を、COS(硫化カルボニル)/O2 混合
ガスを用いてエッチングする。このとき形成される炭素
系ポリマーは、カルボニル基(>C=O)の導入により
強い化学結合と静電吸着力を有し、高いエッチング耐性
を示す。COSからは、S(イオウ)も生成する。こら
れ炭素系ポリマーとSとがパターンの側壁面上に側壁保
護膜6、およびSOGパターン4aやAl−1%Si−
0.5%Cu層2の露出面上に保護膜(図示せず。)を
形成することにより、異方性加工に必要な入射イオン・
エネルギーを低減でき、高選択、低ダメージ、低汚染エ
ッチングが実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライエッチング方法に
関し、特にたとえば多層レジスト・プロセスにおいて下
層レジスト層をエッチングする際の異方性加工に必要な
入射イオン・エネルギーを低減することにより、下地選
択性を向上させ、かつ下地材料のスパッタ再付着を防止
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のデザイン・ルールがサブミ
クロンからクォーターミクロンのレベルへと高度に微細
化されるに伴い、フォトリソグラフィやドライエッチン
グ等の各種加工技術に対する要求も一段と厳しさを増し
ている。フォトリソグラフィ技術においては、近年、高
解像度を求めて露光波長が短波長化され、さらに基板の
表面段差が増大していることもあって、多層レジスト・
プロセスの採用が必須となりつつある。多層レジスト・
プロセスは、基板の表面段差を吸収するに十分な厚い下
層レジスト層と、高解像度を達成するに十分な薄い上層
レジスト層の少なくとも2種類のレジスト層とを組み合
わせて使用する方法である。
【0003】良く知られた方法としては、J.Vac.
Sci.Tech.,16,(1979),p.162
0に報告されている、いわゆる3層レジスト・プロセス
がある。これは、基板の表面段差を平坦化する厚い下層
レジスト層、この下層レジスト層をエッチングする際の
マスクを構成するための無機材料からなる薄い中間層、
およびフォトリソグラフィと現像処理によりパターニン
グされる薄い上層レジスト層の3種類の層を使用するも
のである。このプロセスでは、まず上層レジスト層が所
定の形状にパターニングされ、これをマスクとしてその
下の中間層がRIE(反応性イオン・エッチング)によ
りパターニングされ、さらに前記上層レジスト層と中間
層とをマスクとしてO2 ガス等を用いるドライエッチン
グにより下層レジスト層がパターニングされる。
【0004】ところで、O2 ガスにより有機材料層であ
る下層レジスト層をエッチングする工程においては、O
* (酸素ラジカル)による等方的な燃焼反応に起因する
パターン形状劣化を防止するために、イオン入射エネル
ギーをある程度高めた条件を採用することが必要とな
る。つまり、低ガス圧かつ高バイアス・パワーといった
条件下でイオンの平均自由行程と自己バイアス電位Vdc
を増大させ、このイオンの高い運動エネルギーを利用し
てスパッタリングを起こさせることにより、高異方性を
達成するわけである。
【0005】ところが、かかるエッチング条件の採用は
下地材料層に対する選択性の低下につながり、これが多
層レジスト・プロセスの実用化を妨げる原因ともなって
いる。この問題を、図3を参照しながら説明する。図3
(a)は、3層レジスト・プロセスにおいて、上層レジ
スト・パターン15が形成されたウェハの状態を示して
いる。ここまでの工程を簡単に説明すると、まず段差を
有するSiO2 層間絶縁膜11上にこの段差にならった
下地材料層12を形成し、この段差を吸収してウェハの
表面を平坦化できる厚さを有する下層レジスト層13、
および回転塗布ガラス(SOG)からなる薄いSOG中
間層14を順次形成し、さらにこのSOG中間層14の
上に薄い上層レジスト層を形成する。この上層レジスト
層をフォトリソグラフィと現像処理によりパターニング
すると、上述の上層レジスト・パターン15が得られ
る。このときのフォトリソグラフィの解像度は極めて高
く、上記上層レジスト・パターン15は0.35μm幅
の明瞭なエッジを有している。
【0006】次に、上層レジスト・パターン15をマス
クとしてSOG中間層14をRIE(反応性イオン・エ
ッチング)によりパターニングし、図3(b)に示され
るようにSOGパターン14aを形成する。このSOG
パターン14aも、極めて明瞭なエッジを有している。
【0007】次に、O2 ガスを用い、上記下層レジスト
層13をエッチングする。このエッチング過程では、薄
い上層レジスト・パターン15が途中で消失し、それ以
降はSOGパターン14aのみがエッチング・マスクと
して機能する。ここで、下層レジスト層13は、3層レ
ジスト・プロセスの趣旨にもとづいてウェハの表面段差
を吸収するに十分な膜厚に形成される層であるから、そ
の膜厚はウェハ上の領域により大きく異なっており、エ
ッチングに要する時間も当然異なる。たとえば、下地材
料層12の段差の上部に対応する領域では、図3(c)
に示されるように早い時期に下層レジスト・パターン1
3aが完成され(ジャストエッチング状態)、下地材料
層12が露出してしまう。
【0008】続いて、段差の下部に対応する領域におい
て残余部13bを除去するためのオーバーエッチングを
行うと、段差の上部では下地材料層12が大きな入射エ
ネルギーを有するイオンの照射を受け、スパッタされ
る。スパッタ生成物の一部は、下層レジスト・パターン
13aの側壁部に再付着し、図3(d)に示されるよう
な再付着物層12aを形成する。特に下地材料層12が
金属配線材料等である場合、この再付着物層12aは除
去が困難であり、パーティクル汚染源となる。また、S
OGパターン14aがイオン照射により後退する他、上
述の再付着物層12aがエッチング・マスクの実質的な
線幅を太らせるので、寸法変換差が発生し易くなる。
【0009】上述のような再付着物の問題は、たとえば
第33回応用物理学関係連合講演会(1986年春季年
会)講演予稿集p.542,演題番号2p−Q−8でも
指摘されており、周知のところである。再付着物層12
aの形成を抑制するには入射イオン・エネルギーの低減
が効果的であるのは明白だが、これでは前述の等方的な
燃焼反応が優勢となり、異方性が低下してしまう。
【0010】このため、入射イオン・エネルギーの低減
と高異方性の達成とを両立し得るレジスト材料層のドラ
イエッチング方法が切望されている。
【0011】かかる要望に対応する技術として、本願出
願人はこれまでに、高異方性の達成をラジカル性の低減
とイオン性の増強のみに依存するのではなく、反応生成
物による側壁保護を併用して達成しようとする技術を各
種提案している。つまり、側壁保護を併用すれば、イオ
ン入射エネルギーを実用的なエッチング速度を損なわな
い程度に低減することができ、また近年注目されている
低温エッチングを行うにしても、従来よりも遙かに室温
に近い温度域で同等の効果が得られるからである。
【0012】たとえば、特開平2−244625号公報
には、O2 に塩素(Cl)系ガスを添加したエッチング
・ガスを使用することにより、下層レジスト層とCl系
ガスとの反応生成物であるCClx を側壁保護膜として
堆積させながら該下層レジスト層の異方性エッチングを
行う技術を開示した。また、特願平2−198044号
明細書には、ウェハ温度を50℃以下に制御した状態で
NH3 を主体とするエッチング・ガスを使用してレジス
ト材料層をエッチングする技術を提案している。ここで
は、少なくともN,C,Oを構成元素として含むエッチ
ング反応生成物が側壁保護膜の役割を果たす。
【0013】さらに、特願平2−298167号明細書
には、O2 に臭素(Br)系ガスを添加したエッチング
・ガスを使用することにより、下層レジスト層とBr系
ガスとの反応生成物であるCBrx を側壁保護膜として
堆積させながら該下層レジスト層の異方性エッチングを
行う技術を提案した。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人が先に提案
した各ドライエッチング方法は、実用的なエッチング速
度を確保した上で低エネルギーのイオンによる異方性加
工を実用的な温度域で達成したという点において、いず
れも極めて画期的な技術であった。しかし、今後、デバ
イスの高集積化が進行してウェハの表面段差が増大する
と、100%ものオーバーエッチングを必要とするケー
スも生ずる。しかし、このように長時間のイオン入射を
受けるプロセスにおいて、下地材料層のスパッタ再付着
を防止することは依然として困難である。入射イオン・
エネルギーをさらに低下させることも考えられるが、こ
れでは異方性を確保するために塩素系ガスや臭素系ガス
の添加量を増大せざるを得ず、エッチング速度の低下や
パーティクル・レベルの悪化を免れない。
【0015】さらに、下地材料層の種類によっては、パ
ーティクル汚染が深刻化することも指摘されている。こ
れは、特に下地材料層に銅(Cu)が含有される場合に
問題となる。Cuは、Al系配線のエレクトロマイグレ
ーション耐性およびストレスマイグレーション耐性を向
上させる目的で、近年、Alに対して0.5〜1%程度
の割合で添加されるようになってきている。また、Cu
は電気抵抗率が約1.4μΩcmと低くAlの半分程度
であるため、有効なドライエッチング技術さえ確立され
れば半導体装置における将来の配線材料としての期待も
高い。
【0016】ところが、Cuの塩化物や臭化物は蒸気圧
が低い。したがって、Cuを含む下地材料層上でCl系
ガスやBr系ガスを用いて下層レジスト層をエッチング
すると、下地材料層の露出面から供給されたCuがCu
2 Cl2 やCu2 Br2 等の形でパターン側壁面上に再
付着する。また、このときのエッチング・ガスの主成分
であるO2 によっても蒸気圧の低い酸化銅が生成し、こ
れもパターン側壁面上に再付着する。これらの再付着物
は除去が困難であり、パーティクル汚染の原因となる。
【0017】そこで、この問題に対処するため、本発明
者は先に特願平3−4222号明細書において、オーバ
ーエッチング時のガス組成を窒素系化合物と酸素系化合
物の混合組成、もしくは酸化窒素系化合物を含む組成と
する方法を提案している。これは、下地材料層がCuで
ある場合にも、Cuを蒸気圧の比較的高い硝酸銅Cu
(NO3 2 の形で揮発除去させることができる極めて
優れた方法である。しかし、硝酸の関与するこのエッチ
ング反応系は酸化性が強いため、条件によってはCuの
露出表面から内部に向けて徐々に酸化が進行し、最終的
に形成されるCu配線パターンの配線抵抗が上昇してし
まうという懸念がある。
【0018】そこで本発明は、下地材料層に由来するス
パッタ生成物の再付着を効果的に防止し、かつ下地材料
層がCuからなる場合にはその抵抗の上昇を招かないレ
ジスト層(有機材料層)のドライエッチング方法を提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上述の目的を達成するために提案されるもの
であり、下地材料層上に形成された有機材料層を、硫化
カルボニルを含むエッチング・ガスを用いてエッチング
することを特徴とする。
【0020】また本発明は、上記エッチング・ガスがさ
らに放電解離条件下でプラズマ中にイオウを放出し得る
イオウ系化合物を含むことを特徴とする。
【0021】また本発明は、上記エッチングをジャスト
エッチング工程とオーバーエッチング工程の2段階に分
け、ジャストエッチング工程では硫化カルボニルと上記
イオウ系化合物とを含むエッチング・ガスを用い、オー
バーエッチング工程ではNH 3 を含むエッチング・ガス
を用い、かつ基板を加熱することを特徴とする。
【0022】さらに本発明は、前記下地材料層がCuを
含有することを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明のポイントは、炭素系ポリマー自身の膜
質を強化することにより、その堆積量を減少させても十
分に高いマスク選択性および下地選択性を達成する点に
ある。炭素系ポリマー自身の膜質を強化する方法とし
て、本発明では硫化カルボニル(COS)を使用する。
【0024】この化合物は、O=C=Sなる直線状の分
子構造を有し、分子内にO原子を含むことから、原理的
には単独でも有機材料層用のエッチング・ガスを構成す
ることができる。しかし、本発明のエッチング反応系に
おけるCOSの最も重要な作用は、分子内のカルボニル
基が高い重合促進活性を有することにより、炭素系ポリ
マーの重合度を上昇させ、イオン入射やラジカルの攻撃
に対する耐性を高めることである。また、炭素系ポリマ
ーにカルボニル基が導入されると、単に−CX 2 −(X
はハロゲン原子を表す。)の繰り返し構造からなる従来
の炭素系ポリマーよりも化学的,物理的安定性が増すこ
とも、近年の研究により明らかとなっている。これは、
2原子間の結合エネルギーを比較すると、C−O結合
(1077kJ/mol)がC−C結合(607kJ/
mol)より遙かに大きいことからも直観的に理解され
る。さらに、カルボニル基の導入により炭素系ポリマー
の極性が増大し、エッチング中は負に帯電しているウェ
ハに対してその静電吸着力が高まることによっても、炭
素系ポリマーの表面保護効果は向上する。
【0025】さらに、硫化カルボニルは放電解離条件下
でS(イオウ)を放出することができる。このSは、条
件にもよるが、ウェハがおおよそ室温以下に温度制御さ
れていればその表面へ堆積し、側壁保護もしくは下地表
面保護に寄与する。しかも、ウェハをおおよそ90℃以
上に加熱すれば容易に昇華するので、S自身は何らパー
ティクル汚染源となるものではない。
【0026】このように、炭素系ポリマー自身の膜質が
強化されること、およびSの堆積が期待できること等の
理由から、本発明では異方性加工に必要な入射イオン・
エネルギーを低減させることができる。したがって、S
OG等からなるマスクや下地材料層に対する選択性が向
上する他、下地材料層へのダメージ発生も少なくなる。
また、高異方性、高選択性を達成するために必要な炭素
系ポリマーの堆積量を相対的に低減できるので、従来技
術に比べてパーティクル汚染を減少させることができ
る。
【0027】本発明は、以上のような考え方を基本とし
ているが、さらに一層の高選択化、低汚染化、低ダメー
ジ化を目指す方法も提案する。そのひとつは、上記のエ
ッチング・ガスに、さらに放電解離条件下でプラズマ中
にイオウ(S)を放出できるイオウ系化合物を添加する
ことである。この場合、Sの堆積が増強されるので入射
イオン・エネルギーを一層低減でき、高選択化低汚染
化、低ダメージ化を徹底することができる。また、側壁
保護や表面保護における炭素系ポリマーの寄与を一層減
ずることができるので、パーティクル汚染をさらに減少
させることができる。
【0028】また本発明では、下地材料層の酸化を効果
的に防止するため、上記エッチングをジャストエッチン
グ工程とオーバーエッチング工程とに分け、後者のオー
バーエッチング工程においてガス系から酸素を排除し、
NH3 とを含むエッチング・ガスを用いてオーバーエッ
チングを行う方法も提案する。NH3 を用いた場合のエ
ッチング機構については、上述の特願平2−19804
4号明細書に明らかにされているとおりである。この方
法は、特に下地材料層がCu等の酸化され易い材料層か
らなる場合に、その露出表面の酸化や再付着層の形成を
防止する上で極めて効果的である。
【0029】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0030】実施例1 本実施例は、3層レジスト・プロセスにおいてAl−1
%Si−0.5%Cu層の上に形成された下層レジスト
層を、COS/O2 混合ガスを用いてエッチングした例
である。このプロセスを、図1を参照しながら説明す
る。
【0031】まず、図1(a)に示されるように、段差
を有するSiO2 層間絶縁膜1上にこの段差にならった
Al−1%Si−0.5%Cu層2を約0.7μmの厚
さに形成し、さらにこの上にたとえばノボラック系ポジ
型フォトレジスト(東京応化工業社製;商品名OFPR
−800)を塗布して下層レジスト層3を形成した。こ
こで、段差の下部に対応する領域の下層レジスト層3の
厚さは、約1.0μmである。この下層レジスト層3の
上には、SOG(東京応化工業社製;商品名OCD−T
ype2)をスピンコートし、厚さ約0.2μmのSO
G中間層4を形成した。さらに、このSOG中間層4の
上には、所定の形状にパターニングされた上層レジスト
・パターン5を形成した。この上層レジスト・パターン
5は、一例としてネガ型3成分化学増幅系レジスト材料
(シプレー社製;商品名SAL−601)からなる厚さ
約0.7μmの塗膜についてKrFエキシマ・レーザ・
リソグラフィおよび現像処理を行うことにより形成し
た。この上層レジスト・パターン5のパターン幅は、約
0.35μmである。
【0032】次に、このウェハをヘキソード型のRIE
(反応性イオン・エッチング)装置にセットし、上層レ
ジスト・パターン5をマスクとしてSOG中間層4をエ
ッチングした。このときの条件は、一例としてCHF3
流量75SCCM,O2 流量8SCCM,ガス圧6.5
Pa,RFパワー1350W(13.56MHz)とし
た。この結果、図1(b)に示されるように、上層レジ
スト・パターン5の直下にSOGパターン4aが形成さ
れた。
【0033】次に、ウェハをRFバイアス印加型の有磁
場マイクロ波プラズマ・エッチング装置に移設し、一例
として下記の条件で下層レジスト層3をエッチングし
た。 COS流量 30SCCM O2 流量 40SCCM ガス圧 1.5Pa マイクロ波パワー 900W RFバイアス・パワー 300W(2MHz) ウェハ温度 室温 上記のガス系は、最も一般的なレジスト材料層のエッチ
ング・ガスであるO2に、COSを添加したものであ
る。COSは単独でもエッチング・ガスを構成できなく
はないが、分子内にO原子を1個しか持たないため、実
用的なエッチング速度を得るためにO2 と併用している
のである。
【0034】このエッチング過程では、O* による等方
的な燃焼反応がC+ ,CO+ ,S+,SO+ 等のイオン
にアシストされる機構でエッチングが進行した。また、
下層レジスト層3から供給される炭素系の分解生成物が
カルボニル基を取り込みながら重合することにより、強
固な炭素系ポリマーが生成した。さらに、COSからは
Sが放出された。これら炭素系ポリマーおよびSは、パ
ターン側壁部に堆積して側壁保護膜6を形成し異方性エ
ッチングに寄与する一方、SOGパターン4aや下地の
Al−1%Si−0.5%Cu層2の露出面に堆積し、
高選択エッチングに寄与した。
【0035】この結果、図1(c)に示されるように、
異方性形状を有する下層レジスト・パターン3aが形成
された。
【0036】実施例2 本実施例は、同じく下層レジスト層をCOS/O2 /C
2 混合ガスを用いてエッチングした例である。まず、
前出の図1(b)に示されるウェハを有磁場マイクロ波
プラズマ・エッチング装置にセットし、下層レジスト層
3をエッチングした。
【0037】 COS流量 10SCCM O2 流量 40SCCM Cl2 流量 10SCCM ガス圧 1.5Pa マイクロ波パワー 900W RFバイアス・パワー 250W(2MHz) ウェハ温度 室温 上記のガス組成は、本願出願人が先に特開平2−244
625号公報に開示したO2 /Cl2 混合系にCOSを
添加したものである。したがって、本実施例で生成する
炭素系ポリマーは、CClx にカルボニル基が取り込ま
れたものとなり、その堆積は実施例1におけるよりも一
層促進された。したがって、RFバイアス・パワーを若
干低下させているにもかかわらず、高異方性、高選択性
エッチングを行うことができた。
【0038】実施例3 本実施例は、同じく下層レジスト層を、COS/S2
2 /O2 混合ガスを用いてエッチングした例である。
まず、前出の図1(b)に示されるウェハを有磁場マイ
クロ波プラズマ・エッチング装置にセットし、一例とし
て下記の条件で下層レジスト層3をエッチングした。
【0039】 COS流量 15SCCM S2 Br2 15SCCM O2 流量 40SCCM ガス圧 1.5Pa マイクロ波パワー 900W RFバイアス・パワー 180W(2MHz) ウェハ温度 −30℃
【0040】このエッチング過程では、蒸気圧の低いC
Brx にカルボニル基が取り込まれた炭素系ポリマーお
よびSが生成し、これらの堆積物により効率良く側壁保
護膜6が形成された。また、ウェハが低温冷却されてい
ることにより、イオン入射の無いパターン側壁部におけ
るラジカル反応も抑制された。したがって、異方性加工
に要する入射イオン・エネルギーを実施例2よりもさら
に低減することができた。しかも、本実施例では原子半
径が大きくSiに対する反応性の低いBr系の化学種を
用いている。これらの効果により、本実施例ではSOG
パターン4aの後退や、Al−1%Si−0.5%Cu
層2に由来する再付着物層はほとんど観察されなくなっ
た。
【0041】実施例4 本実施例は、Cu層の上に形成された下層レジスト層
を、COS/S2 Cl2/O2 混合ガスを用いてジャス
トエッチングした後、Cl2 /NH3 混合ガスを用いて
オーバーエッチングした例である。このプロセスを、図
2を参照しながら説明する。なお、図2の参照符号は図
1と一部共通である。
【0042】本実施例でエッチング・サンプルとして使
用したウェハは、図2(a)に示されるように、段差を
有するSiO2 層間絶縁膜1上にこの段差にならったC
u層8が形成され、さらにこの上に3層レジスト・プロ
セスにより下層レジスト層3、SOGパターン4a、上
層レジスト・パターン5が順次形成されてなるものであ
る。ここで、SOGパターン4aおよび上層レジスト・
パターン5のパターニング方法は、実施例1で前述した
とおりである。
【0043】次に、このウェハを有磁場マイクロ波プラ
ズマ・エッチング装置にセットし、一例として下記の条
件で下層レジスト層3をジャストエッチングした。 COS流量 15SCCM S2 Cl2 流量 15SCCM O2 流量 40SCCM ガス圧 1.5Pa マイクロ波パワー 900W RFバイアス・パワー 180W(2MHz) ウェハ温度 −30℃(エタノール系冷媒使
用) このジャストエッチング工程では、カルボニル基の導入
により強化されたCClx ポリマーと、COS,H2
から解離生成するSとが混合してなる側壁保護膜6が形
成されながら、異方的にエッチングが進行した。このエ
ッチングは、図2(b)に示されるように、段差の上部
においてCu層8の表面が露出した段階で停止させた。
このとき、段差の下部に対応する領域には、下層レジス
ト層3の残余部3bが残っていた。
【0044】そこで、上記残余部3bを除去するため
に、エッチング条件を一例として下記のように切り替え
てオーバーエッチングを行った。 Cl2 流量 15SCCM NH3 流量 45SCCM ガス圧 1.5Pa マイクロ波パワー 900W RFバイアス・パワー 120W(2MHz) ウェハ温度 150℃ ここで、ウェハの加熱は、ウェハ・ステージに内蔵され
たヒータを作動させることにより行った。このオーバー
エッチング工程では、C,Cl,N,O等を構成元素と
する炭素系ポリマーが堆積して側壁保護膜7が形成され
ながらエッチングが進行した。
【0045】ところで、本実施例の重要なメリットは、
後工程で形成されるCu配線パターンの配線抵抗が上昇
しないことである。これは、上述のオーバーエッチング
工程においてエッチング反応系から酸素を排除したこと
により、Cu層8の露出面における酸化反応が防止され
たからである。
【0046】なお、本実施例のようにウェハ温度の大き
く異なるエッチング・プロセスを連続して行う場合に
は、ウェハの昇降温のための所要時間によりスループッ
トを低下させないために、ウェハ・ステージの設定温度
の異なる複数のエッチング・チャンバを高真空下に接続
したマルチ・チャンバ型のエッチング装置を使用するこ
空が特に好ましい。あるいは、本発明者が先に特願平3
−301279号明細書において提案しているように、
冷却手段を有する固定電極と加熱手段を有する可動電極
とを組み合わせたウェハ・ステージを装備したECRプ
ラズマ装置等を使用することも、極めて有効である。
【0047】以上、本発明を4例の実施例にもとづいて
説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定される
ものではない。たとえば、イオウ系化合物としては上述
のS2 Cl2 ,S2 Br2 ,H2 Sの他、S3 Cl2
SCl2 等の塩化イオウ、S3 Br2 ,SBr2 等の臭
化イオウを使用することもできる。S2 2 等のフッ化
イオウも放電解離条件下でSを放出することはできる
が、この化合物はF* を発生するため、上述のSOGパ
ターンのような酸化シリコン系のエッチング・マスクを
使用する場合には、マスク選択性の低下を招き好ましく
ない。
【0048】その他、ウェハの構成、エッチング条件、
使用するエッチング装置、エッチング・ガスの組成等は
適宜変更可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明では有機材料層のエッチングにおいてCOSを含むエ
ッチング・ガスを使用することにより、炭素系ポリマー
の膜質を強化し、その堆積量を減少させても高異方性、
高選択性を達成することが可能となる。この化合物を放
電解離条件下でSを放出し得るイオウ系化合物と併用す
れば、更なる高選択化、低汚染化、低ダメージ化等を図
ることができる。これにより、たとえば3層レジスト・
プロセスの実用性を真に高めることができる。また、特
に有機材料層の下地材料層にCuが含まれている場合に
は、オーバーエッチング時に酸素を排除したガス系を使
用することにより、Cuの再付着やこれに伴うパーティ
クル汚染を防止することができる。
【0050】本発明は、微細なデザイン・ルールにもと
づいて設計され、高集積度,高性能,高信頼性を要求さ
れる半導体装置の製造において極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプロセス例をその工程順にし
たがって説明する概略断面図であり、(a)は段差を有
するAl−1%Si−0.5%Cu層上に下層レジスト
層、SOG中間層、上層レジスト・パターンが順次形成
された状態、(b)はSOGパターンが形成された状
態、(c)は少なくともSOGパターンをマスクとして
下層レジスト層をエッチングすることにより、下層レジ
スト・パターンが形成された状態をそれぞれ表す。
【図2】本発明を適用した他のプロセス例をその工程順
にしたがって説明する概略断面図であり、(a)は段差
を有するCu層上に下層レジスト層、SOGパターン、
上層レジスト・パターンが順次形成された状態、(b)
は下層レジスト層がジャストエッチングされた状態、
(c)は下層レジスト層がオーバーエッチングされた状
態をそれぞれ表す。
【図3】従来のプロセスにおける問題点を説明する概略
断面図であり、(a)は段差を有する下地材料層上に下
層レジスト層、SOG中間層、上層レジスト・パターン
が順次形成された状態、(b)はSOGパターンが形成
された状態、(c)は下層レジスト層がジャストエッチ
ングされた状態、(d)はオーバーエッチング中に下地
材料層のスパッタ生成物からなる再付着物層が形成され
た状態をそれぞれ表す。
【符号の説明】
1 ・・・SiO2 層間絶縁膜 2 ・・・Al−1%Si−0.5%Cu層 3 ・・・下層レジスト層 3a ・・・下層レジスト・パターン 3b ・・・(下層レジスト層の)残余部 4 ・・・SOG中間層 4a ・・・SOGパターン 5 ・・・上層レジスト・パターン 6 ・・・側壁保護膜(炭素系ポリマー+S) 7 ・・・側壁保護膜(炭素系ポリマー) 8 ・・・Cu層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材料層上に形成された有機材料層
    を、硫化カルボニルを含むエッチング・ガスを用いてエ
    ッチングすることを特徴とするドライエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング・ガスが放電解離条件下
    でプラズマ中にイオウを放出し得るイオウ系化合物を含
    むことを特徴とする請求項1記載のドライエッチング方
    法。
  3. 【請求項3】 下地材料層上に形成された有機材料層
    を、硫化カルボニルと放電解離条件下でプラズマ中にイ
    オウを放出し得るイオウ系化合物とを含むエッチング・
    ガスを用いて実質的に前記下地材料層が露出する直前ま
    でエッチングするジャストエッチング工程と、 NH3 を含むエッチング・ガスを用い、基板を加熱しな
    がら前記有機材料層の残余部をエッチングするオーバー
    エッチング工程とを有することを特徴とするドライエッ
    チング方法。
  4. 【請求項4】 前記下地材料層が銅を含有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
    のドライエッチング方法。
JP04087141A 1992-04-08 1992-04-08 ドライエッチング方法 Expired - Lifetime JP3116533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04087141A JP3116533B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 ドライエッチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04087141A JP3116533B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 ドライエッチング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05291208A true JPH05291208A (ja) 1993-11-05
JP3116533B2 JP3116533B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=13906698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04087141A Expired - Lifetime JP3116533B2 (ja) 1992-04-08 1992-04-08 ドライエッチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3116533B2 (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5863834A (en) * 1996-03-06 1999-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
EP2011829A1 (en) 2007-07-04 2009-01-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
EP2011830A1 (en) 2007-07-04 2009-01-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
JP2009152586A (ja) * 2007-12-24 2009-07-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体装置の製造方法
JP2009200459A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Applied Materials Inc 硫黄系エッチャントを用いた炭素質層のプラズマエッチング
US7678529B2 (en) 2005-11-21 2010-03-16 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film forming composition, silicon-containing film serving as etching mask, substrate processing intermediate, and substrate processing method
EP2172808A1 (en) 2008-10-02 2010-04-07 Shinetsu Chemical Co., Ltd. Metal oxide-containing film-forming composition metal oxide-containing film-formed substrate, and patterning process
EP2172807A1 (en) 2008-10-02 2010-04-07 Shinetsu Chemical Co., Ltd. Composition for forming silicon-containing film, silicon-containing film-formed substrate and patterning process
JP2010109373A (ja) * 2008-11-03 2010-05-13 Lam Res Corp 二重層マスク、三重層マスクのcd制御
US7855043B2 (en) 2006-06-16 2010-12-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
JP2011134896A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Tokyo Electron Ltd エッチング方法及びエッチング処理装置
US8026038B2 (en) 2007-11-22 2011-09-27 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Metal oxide-containing film-forming composition, metal oxide-containing film, metal oxide-containing film-bearing substrate, and patterning method
EP2426558A1 (en) 2010-09-01 2012-03-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film-formed substrate, and patterning process
US8323536B2 (en) 2010-11-12 2012-12-04 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Near-infrared absorbing dye, near-infrared absorptive film-forming composition, and near-infrared absorptive film
US8329376B2 (en) 2006-04-11 2012-12-11 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
US8652267B2 (en) 2008-12-11 2014-02-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Coated-type silicon-containing film stripping process
US8722307B2 (en) 2011-05-27 2014-05-13 International Business Machines Corporation Near-infrared absorptive layer-forming composition and multilayer film comprising near-infrared absorptive layer
CN104253036A (zh) * 2013-06-28 2014-12-31 东京毅力科创株式会社 等离子体蚀刻方法及等离子体蚀刻装置

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5863834A (en) * 1996-03-06 1999-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
US7678529B2 (en) 2005-11-21 2010-03-16 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film forming composition, silicon-containing film serving as etching mask, substrate processing intermediate, and substrate processing method
US8329376B2 (en) 2006-04-11 2012-12-11 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
US7855043B2 (en) 2006-06-16 2010-12-21 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
EP2011829A1 (en) 2007-07-04 2009-01-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
EP2011830A1 (en) 2007-07-04 2009-01-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
US8652750B2 (en) 2007-07-04 2014-02-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
US7875417B2 (en) 2007-07-04 2011-01-25 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicone-containing film-forming composition, silicon-containing film, silicon-containing film-bearing substrate, and patterning method
US8026038B2 (en) 2007-11-22 2011-09-27 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Metal oxide-containing film-forming composition, metal oxide-containing film, metal oxide-containing film-bearing substrate, and patterning method
JP2009152586A (ja) * 2007-12-24 2009-07-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体装置の製造方法
JP2009200459A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Applied Materials Inc 硫黄系エッチャントを用いた炭素質層のプラズマエッチング
US8852844B2 (en) 2008-10-02 2014-10-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Composition for forming silicon-containing film, silicon-containing film-formed substrate and patterning process
EP2172808A1 (en) 2008-10-02 2010-04-07 Shinetsu Chemical Co., Ltd. Metal oxide-containing film-forming composition metal oxide-containing film-formed substrate, and patterning process
US8029974B2 (en) 2008-10-02 2011-10-04 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Metal oxide-containing film-forming composition, metal oxide-containing film-formed substrate, and patterning process
EP2172807A1 (en) 2008-10-02 2010-04-07 Shinetsu Chemical Co., Ltd. Composition for forming silicon-containing film, silicon-containing film-formed substrate and patterning process
JP2010109373A (ja) * 2008-11-03 2010-05-13 Lam Res Corp 二重層マスク、三重層マスクのcd制御
US8652267B2 (en) 2008-12-11 2014-02-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Coated-type silicon-containing film stripping process
JP2011134896A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Tokyo Electron Ltd エッチング方法及びエッチング処理装置
EP2426558A1 (en) 2010-09-01 2012-03-07 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film-formed substrate, and patterning process
US8501386B2 (en) 2010-09-01 2013-08-06 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Silicon-containing film-forming composition, silicon-containing film-formed substrate, and patterning process
US8323536B2 (en) 2010-11-12 2012-12-04 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Near-infrared absorbing dye, near-infrared absorptive film-forming composition, and near-infrared absorptive film
US8722307B2 (en) 2011-05-27 2014-05-13 International Business Machines Corporation Near-infrared absorptive layer-forming composition and multilayer film comprising near-infrared absorptive layer
CN104253036A (zh) * 2013-06-28 2014-12-31 东京毅力科创株式会社 等离子体蚀刻方法及等离子体蚀刻装置
EP2819151A1 (en) * 2013-06-28 2014-12-31 Tokyo Electron Limited Plasma etching method and plasma etching apparatus
KR20150002525A (ko) * 2013-06-28 2015-01-07 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 플라즈마 에칭 방법 및 플라즈마 에칭 장치
JP2015012178A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 東京エレクトロン株式会社 プラズマエッチング方法およびプラズマエッチング装置
US9324569B2 (en) 2013-06-28 2016-04-26 Tokyo Electron Limited Plasma etching method and plasma etching apparatus
TWI618145B (zh) * 2013-06-28 2018-03-11 東京威力科創股份有限公司 電漿蝕刻方法及電漿蝕刻裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3116533B2 (ja) 2000-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3116533B2 (ja) ドライエッチング方法
JP2000323483A (ja) エッチングした垂直金属線上のポリマー沈積、エッチングした金属線の腐食およびエッチングした金属フィーチャの湿式洗浄時における腐食を減少させる方法
JPH0786244A (ja) ドライエッチング方法
JPH09191002A (ja) プラズマエッチング方法
JP3318801B2 (ja) ドライエッチング方法
TW200824002A (en) Method for fabricating semiconductor device
JPH06275574A (ja) ドライエッチング方法
JPH06151387A (ja) シリコンの精密加工方法
JP3208596B2 (ja) ドライエッチング方法
JP3118946B2 (ja) ドライエッチング方法
JP3264035B2 (ja) ドライエッチング方法
JPH07161689A (ja) ドライエッチング方法
JP3570098B2 (ja) ドライエッチング方法
JPH05291206A (ja) ドライエッチング方法
JP3239460B2 (ja) 接続孔の形成方法
JPH09270419A (ja) プラズマエッチング方法
JPH05283376A (ja) ドライエッチング方法
JP3277652B2 (ja) ドライエッチング方法
JP3326868B2 (ja) アルミニウム系パターンの形成方法
JPH05291207A (ja) ドライエッチング方法
JP3166242B2 (ja) ドライエッチング方法
JP3277422B2 (ja) ドライエッチング方法
JPH06163472A (ja) ドライエッチング方法
JPH0864580A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3385679B2 (ja) 異方性エッチング方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 12