JPH09191002A - プラズマエッチング方法 - Google Patents
プラズマエッチング方法Info
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- JPH09191002A JPH09191002A JP239796A JP239796A JPH09191002A JP H09191002 A JPH09191002 A JP H09191002A JP 239796 A JP239796 A JP 239796A JP 239796 A JP239796 A JP 239796A JP H09191002 A JPH09191002 A JP H09191002A
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- etching
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- silicon oxide
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 SiO2 等の酸化シリコン系材料層2をパタ
ーニングするにあたり、半導体基板1等の下地材料層と
の高選択比および高エッチングレートを共に達成する。 【解決手段】 ヘキサフルオロ−2−ブチン等、特定構
造の化合物をエッチングガスとして採用する。 【効果】 これら化合物がプラズマ中で解離することに
より、酸化シリコン系材料層2のエッチャントであるC
Fx 系化学種が容易かつ大量に生成する。したがって、
高速エッチングが可能となる。またコンタクトホール4
底部に露出した半導体基板1上においては、カーボンリ
ッチなポリマ5が堆積することにより、高選択比が得ら
れる。
ーニングするにあたり、半導体基板1等の下地材料層と
の高選択比および高エッチングレートを共に達成する。 【解決手段】 ヘキサフルオロ−2−ブチン等、特定構
造の化合物をエッチングガスとして採用する。 【効果】 これら化合物がプラズマ中で解離することに
より、酸化シリコン系材料層2のエッチャントであるC
Fx 系化学種が容易かつ大量に生成する。したがって、
高速エッチングが可能となる。またコンタクトホール4
底部に露出した半導体基板1上においては、カーボンリ
ッチなポリマ5が堆積することにより、高選択比が得ら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造分
野等で適用されるプラズマエッチング方法に関し、更に
詳しくは、下地材料層との選択性にすぐれ、またエッチ
ングレートの大きな酸化シリコン系材料層のプラズマエ
ッチング方法に関する。
野等で適用されるプラズマエッチング方法に関し、更に
詳しくは、下地材料層との選択性にすぐれ、またエッチ
ングレートの大きな酸化シリコン系材料層のプラズマエ
ッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置の高集積度化、高
性能化が進展するに伴い、そのデザインルールはハーフ
ミクロンからサブクォータミクロンのレベルへと縮小し
つつある。これに伴い、酸化シリコン系材料層を始めと
する各種材料層に微細加工を施し、これをパターニング
するためのプラズマエッチング方法に対する技術的要求
は、ますます高度化している。
性能化が進展するに伴い、そのデザインルールはハーフ
ミクロンからサブクォータミクロンのレベルへと縮小し
つつある。これに伴い、酸化シリコン系材料層を始めと
する各種材料層に微細加工を施し、これをパターニング
するためのプラズマエッチング方法に対する技術的要求
は、ますます高度化している。
【0003】例えば、被エッチング基板の大口径化にと
もない、8インチ径以上の被エッチング基板の全面にわ
たり、均一な処理が要求される。またASIC(App
lication Specific IC)に代表さ
れるように、多品種少量生産への要求が一部には高い。
これらの背景から、プラズマエッチング装置は枚葉式が
主流となっている。このため従来のバッチ式のプラズマ
エッチング装置に劣らない処理能力を維持するために
は、被エッチング基板1枚当たりのエッチングレートを
大幅に向上させる必要がある。
もない、8インチ径以上の被エッチング基板の全面にわ
たり、均一な処理が要求される。またASIC(App
lication Specific IC)に代表さ
れるように、多品種少量生産への要求が一部には高い。
これらの背景から、プラズマエッチング装置は枚葉式が
主流となっている。このため従来のバッチ式のプラズマ
エッチング装置に劣らない処理能力を維持するために
は、被エッチング基板1枚当たりのエッチングレートを
大幅に向上させる必要がある。
【0004】また半導体デバイスの信号処理の高速化
や、半導体素子自体の微細化を図るため、例えばMOS
トランジスタにおいては不純物拡散層の接合深さが浅く
なり、その他の各種材料層の厚さも薄くなっている。こ
のような半導体装置の製造プロセスにおいては、従来以
上に対下地材料層との選択性に優れ、下地材料層のダメ
ージが少ないプラズマエッチング方法が求められる。
や、半導体素子自体の微細化を図るため、例えばMOS
トランジスタにおいては不純物拡散層の接合深さが浅く
なり、その他の各種材料層の厚さも薄くなっている。こ
のような半導体装置の製造プロセスにおいては、従来以
上に対下地材料層との選択性に優れ、下地材料層のダメ
ージが少ないプラズマエッチング方法が求められる。
【0005】さらに、対レジストマスクの選択比向上も
重要な問題である。微細なデザインルールの半導体装置
を安定に製造するために、プラズマエッチング中に生じ
るレジストマスクの後退による寸法変換差の発生は、極
く僅かなレベルのものでも許容され難くなりつつあるか
らでる。
重要な問題である。微細なデザインルールの半導体装置
を安定に製造するために、プラズマエッチング中に生じ
るレジストマスクの後退による寸法変換差の発生は、極
く僅かなレベルのものでも許容され難くなりつつあるか
らでる。
【0006】酸化シリコン系材料層のプラズマエッチン
グは、強固なSi−O結合を切断する必要があるため、
従来からイオン性の強いエッチングモードが採用されて
いる。一般的なエッチングガスはCF4 、C2 F6 ある
いはC4 F8 を代表とするCF系ガスを主体とするもの
であり、CF系ガスから解離生成するCFx + の入射イ
オンエネルギによるスパッタリング作用と、構成元素で
ある炭素の還元性によるSi−O結合の分解作用を利用
するものである。しかしイオンモードのプラズマエッチ
ングの特徴として、エッチングレートは一般に小さい。
そこで高速エッチングを指向して入射イオンエネルギを
高めると、エッチング反応は物理的なスパッタエッチン
グに近くなり、選択性は低下する。すなわち、CF系ガ
スによる酸化シリコン系材料層のプラズマエッチング
は、高速性と選択性は両立しがたいものであった。
グは、強固なSi−O結合を切断する必要があるため、
従来からイオン性の強いエッチングモードが採用されて
いる。一般的なエッチングガスはCF4 、C2 F6 ある
いはC4 F8 を代表とするCF系ガスを主体とするもの
であり、CF系ガスから解離生成するCFx + の入射イ
オンエネルギによるスパッタリング作用と、構成元素で
ある炭素の還元性によるSi−O結合の分解作用を利用
するものである。しかしイオンモードのプラズマエッチ
ングの特徴として、エッチングレートは一般に小さい。
そこで高速エッチングを指向して入射イオンエネルギを
高めると、エッチング反応は物理的なスパッタエッチン
グに近くなり、選択性は低下する。すなわち、CF系ガ
スによる酸化シリコン系材料層のプラズマエッチング
は、高速性と選択性は両立しがたいものであった。
【0007】酸化シリコン系材料層のプラズマエッチン
グにおける選択性を向上するため、CF系ガスにH2 を
添加したり、分子中にHを含むCHF3 等CHF系ガス
を採用する従来技術がある。これはプラズマ中に生成す
るHラジカル(H* )により、プラズマ中の過剰なF*
を捕捉し、HFの形でエッチングチャンバ外に除去し、
エッチング反応系の実質的なC/F比(C原子とF原子
の割合い)を増加させるものである。C/F比の増加
は、エッチングと競合して堆積するフッ化炭素系ポリマ
中のF原子の含有量を低減してカーボンリッチなポリマ
とし、イオン入射耐性等の膜質を強化する作用があり、
したがってSi等の下地との選択性を向上する効果があ
る。フッ化炭素系ポリマは、酸化シリコン系材料層上で
はその表面からスパッタアウトされるO原子と反応して
酸化除去されるので実質上堆積せず、エッチングレート
を低下することはない。しかしフッ化炭素系ポリマは、
酸化作用を有さないSi等の下地材料層上に専ら堆積
し、イオン入射から下地材料層を保護するため実質的な
エッチングストッパとして機能し、このために選択比が
向上する。これらC/F比の概念や高選択性が達成され
る機構については、例えばJ.Vac.Scienc
e.Tech.,16(2),391(1979)に報
告されている。
グにおける選択性を向上するため、CF系ガスにH2 を
添加したり、分子中にHを含むCHF3 等CHF系ガス
を採用する従来技術がある。これはプラズマ中に生成す
るHラジカル(H* )により、プラズマ中の過剰なF*
を捕捉し、HFの形でエッチングチャンバ外に除去し、
エッチング反応系の実質的なC/F比(C原子とF原子
の割合い)を増加させるものである。C/F比の増加
は、エッチングと競合して堆積するフッ化炭素系ポリマ
中のF原子の含有量を低減してカーボンリッチなポリマ
とし、イオン入射耐性等の膜質を強化する作用があり、
したがってSi等の下地との選択性を向上する効果があ
る。フッ化炭素系ポリマは、酸化シリコン系材料層上で
はその表面からスパッタアウトされるO原子と反応して
酸化除去されるので実質上堆積せず、エッチングレート
を低下することはない。しかしフッ化炭素系ポリマは、
酸化作用を有さないSi等の下地材料層上に専ら堆積
し、イオン入射から下地材料層を保護するため実質的な
エッチングストッパとして機能し、このために選択比が
向上する。これらC/F比の概念や高選択性が達成され
る機構については、例えばJ.Vac.Scienc
e.Tech.,16(2),391(1979)に報
告されている。
【0008】また最近においては、イオン入射耐性とい
う物理的観点とは異なった立場からフッ化炭素系ポリマ
の膜質を見直す動向がある。すなわち、F原子リッチな
フッ化炭素系ポリマが下地材料層であるSi等の露出面
に堆積した場合には、フッ化炭素系ポリマ中のF原子と
下地のSi原子とは、単なる吸着あるいは付着にとどま
らず、イオンの入射にアシストされて化学反応および反
応生成物の脱離過程と進む。この一連の過程は正しくエ
ッチングであり、対下地材料層の選択比が得られない結
果となる。このような観点から、c−C4 F8 等のフッ
化炭素系ガスにCOを添加し、プラズマ中の過剰なF*
をCOFx 等の形で捕捉してC/F比を増加し、カーボ
ンリッチなポリマを堆積する試みが第39回応用物理学
関係連合講演会(1993年春季年会)講演予稿集p6
14、講演番号31a−ZE−10等に報告されてい
る。また同じく、フッ化炭素系ガスにH2 を添加し、プ
ラズマ中の過剰なF* をHF等の形で捕捉してC/F比
を増加し、カーボンリッチなポリマを堆積する試みもあ
る。
う物理的観点とは異なった立場からフッ化炭素系ポリマ
の膜質を見直す動向がある。すなわち、F原子リッチな
フッ化炭素系ポリマが下地材料層であるSi等の露出面
に堆積した場合には、フッ化炭素系ポリマ中のF原子と
下地のSi原子とは、単なる吸着あるいは付着にとどま
らず、イオンの入射にアシストされて化学反応および反
応生成物の脱離過程と進む。この一連の過程は正しくエ
ッチングであり、対下地材料層の選択比が得られない結
果となる。このような観点から、c−C4 F8 等のフッ
化炭素系ガスにCOを添加し、プラズマ中の過剰なF*
をCOFx 等の形で捕捉してC/F比を増加し、カーボ
ンリッチなポリマを堆積する試みが第39回応用物理学
関係連合講演会(1993年春季年会)講演予稿集p6
14、講演番号31a−ZE−10等に報告されてい
る。また同じく、フッ化炭素系ガスにH2 を添加し、プ
ラズマ中の過剰なF* をHF等の形で捕捉してC/F比
を増加し、カーボンリッチなポリマを堆積する試みもあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、フッ
化炭素系ガスにH2 やCOを添加して下地材料層との選
択比を向上する手法においては、プラズマ中の過剰なF
* が適度に排除され、かつ接続孔底部に露出する下地材
料層上にカーボンリッチなポリマを堆積させ得るエッチ
ング条件の選択が重要なポイントとなる。したがって、
所望とするエッチング特性を得るため、混合ガスの混合
比を始めとしてプラズマ密度等のパラメータの最適化が
求められる。しかし選択比やエッチングレート等のエッ
チング特性はトレードオフの関係となり易く、これらの
エッチングパラメータの制御により全てのエッチング特
性を満足することは至難である。またH2 やCOの添加
ガスは、主エッチャントの供給源であるCF系ガス濃度
を低減する結果となり、この点からもエッチングレート
の観点からは不利と言える。さらに、これら添加ガスの
引火性や安全性について充分な配慮が必要である。とり
わけクリーンルーム等の閉鎖空間での取り扱いには、検
討の余地が大きい。また実用化に当たっては排気ガスの
処理設備を新たに設ける必要がある。
化炭素系ガスにH2 やCOを添加して下地材料層との選
択比を向上する手法においては、プラズマ中の過剰なF
* が適度に排除され、かつ接続孔底部に露出する下地材
料層上にカーボンリッチなポリマを堆積させ得るエッチ
ング条件の選択が重要なポイントとなる。したがって、
所望とするエッチング特性を得るため、混合ガスの混合
比を始めとしてプラズマ密度等のパラメータの最適化が
求められる。しかし選択比やエッチングレート等のエッ
チング特性はトレードオフの関係となり易く、これらの
エッチングパラメータの制御により全てのエッチング特
性を満足することは至難である。またH2 やCOの添加
ガスは、主エッチャントの供給源であるCF系ガス濃度
を低減する結果となり、この点からもエッチングレート
の観点からは不利と言える。さらに、これら添加ガスの
引火性や安全性について充分な配慮が必要である。とり
わけクリーンルーム等の閉鎖空間での取り扱いには、検
討の余地が大きい。また実用化に当たっては排気ガスの
処理設備を新たに設ける必要がある。
【0010】本発明は、上述した酸化シリコン系材料層
のプラズマエッチングに関する各種問題点を解決するこ
とをその課題としている。すなわち本発明の課題は、下
地材料層上に形成された酸化シリコン系材料層をパター
ニングするに当たり、対下地材料層等のエッチング選択
比に優れたプラズマエッチング方法を提供することであ
る。
のプラズマエッチングに関する各種問題点を解決するこ
とをその課題としている。すなわち本発明の課題は、下
地材料層上に形成された酸化シリコン系材料層をパター
ニングするに当たり、対下地材料層等のエッチング選択
比に優れたプラズマエッチング方法を提供することであ
る。
【0011】本発明の別の課題は、エッチングガスング
系からH2 やCO等、使用にあたって引火性や安全性に
検討の余地のあるガスを排除し、また新たに排気ガス処
理施設等の設備投資が不要な酸化シリコン系材料層のプ
ラズマエッチング方法を提供することである。
系からH2 やCO等、使用にあたって引火性や安全性に
検討の余地のあるガスを排除し、また新たに排気ガス処
理施設等の設備投資が不要な酸化シリコン系材料層のプ
ラズマエッチング方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマエッチ
ング方法は、上記課題を達成するために提案するもので
あり、下地材料層上の酸化シリコン系材料層を、下地材
料層に対して選択的にエッチングするプラズマエッチン
グ方法であって、ヘキサフルオロ−2−ブチン(Hex
afluoro−2−butyne:CF3 C≡CCF
3 、mp=−117℃、bp=−24.6℃)、ヘキサ
フルオロ−1,3−ブタジエン(Hexafluoro
−1、3−butadiene:CF2 =CFCF=C
F2 、bp=6〜7℃)およびヘキサフルオロプロペン
(Hexafluoropropene or Hex
afluoropropylene:C3 F6 、mp=
−153℃、bp=−28℃)からなる群から選ばれる
いずれか少なくとも1種の化合物をエッチングガスとし
て用いることを特徴とするものである。これらの化合物
は、その1種または複数種を組み合わせて用いることが
できる。ただし、プラズマ中のC/F比等の調整用等の
添加ガスは必ずしも用いる必要はない。
ング方法は、上記課題を達成するために提案するもので
あり、下地材料層上の酸化シリコン系材料層を、下地材
料層に対して選択的にエッチングするプラズマエッチン
グ方法であって、ヘキサフルオロ−2−ブチン(Hex
afluoro−2−butyne:CF3 C≡CCF
3 、mp=−117℃、bp=−24.6℃)、ヘキサ
フルオロ−1,3−ブタジエン(Hexafluoro
−1、3−butadiene:CF2 =CFCF=C
F2 、bp=6〜7℃)およびヘキサフルオロプロペン
(Hexafluoropropene or Hex
afluoropropylene:C3 F6 、mp=
−153℃、bp=−28℃)からなる群から選ばれる
いずれか少なくとも1種の化合物をエッチングガスとし
て用いることを特徴とするものである。これらの化合物
は、その1種または複数種を組み合わせて用いることが
できる。ただし、プラズマ中のC/F比等の調整用等の
添加ガスは必ずしも用いる必要はない。
【0013】つぎに作用の説明に移る。ヘキサフルオロ
−2−ブチン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンお
よびヘキサフルオロプロペン等の化合物は、1分子中に
多数のフッ素原子を有し、しかも2重結合や3重結合を
有するので、プラズマ中での1〜2回の電子/分子間衝
突により、酸化シリコン系材料層のメインエッチャント
であるCFx * やCFx + を容易かつ充分に供給可能で
ある。したがって、高速のエッチングが可能となる。ま
たれらCFx 系化学種は、被エッチング基板上にカーボ
ンリッチなポリマを堆積する重要な前駆体となる。しか
も構成分子中やプラズマ中には酸素が存在しないので堆
積は容易であり、下地材料層上に充分に堆積してエッチ
ングストッパとしての機能を果たし、充分な選択比を確
保することができる。またこれら化合物は常温で気体で
あるのでバブラ等を必要とせず、使い勝手にも優れる。
−2−ブチン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンお
よびヘキサフルオロプロペン等の化合物は、1分子中に
多数のフッ素原子を有し、しかも2重結合や3重結合を
有するので、プラズマ中での1〜2回の電子/分子間衝
突により、酸化シリコン系材料層のメインエッチャント
であるCFx * やCFx + を容易かつ充分に供給可能で
ある。したがって、高速のエッチングが可能となる。ま
たれらCFx 系化学種は、被エッチング基板上にカーボ
ンリッチなポリマを堆積する重要な前駆体となる。しか
も構成分子中やプラズマ中には酸素が存在しないので堆
積は容易であり、下地材料層上に充分に堆積してエッチ
ングストッパとしての機能を果たし、充分な選択比を確
保することができる。またこれら化合物は常温で気体で
あるのでバブラ等を必要とせず、使い勝手にも優れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を一例としてコンタクトホール
加工に適用した具体的実施例につき、添付図面を参照し
て説明する。
加工に適用した具体的実施例につき、添付図面を参照し
て説明する。
【0015】実施例1 本実施例は、ヘキサフルオロ−3−ブチン(CF3 C≡
CCF3 )により、シリコン基板上のSiO2 からなる
酸化シリコン系材料層をマグネトロンRIE装置により
プラズマエッチングしてコンタクトホールを形成した例
であり、これを図1(a)〜(b)を参照して説明す
る。
CCF3 )により、シリコン基板上のSiO2 からなる
酸化シリコン系材料層をマグネトロンRIE装置により
プラズマエッチングしてコンタクトホールを形成した例
であり、これを図1(a)〜(b)を参照して説明す
る。
【0016】まず図1(a)に示すように、予め不純物
拡散層(図示せず)等が形成されたSi等の半導体基板
1上に、SiO2 からなる酸化シリコン系材料層2を形
成する。つぎに化学増幅型レジストとKrFエキシマレ
ーザリソグラフィにより、0.30μmの開口径を有す
るレジストマスク3を接続孔開口部位を除いてパターニ
ングする。酸化シリコン系材料層2の厚さは一例として
600nmであり、減圧CVD等により形成する。ここ
まで形成した図1(a)に示すサンプルを、被エッチン
グ基板とする。
拡散層(図示せず)等が形成されたSi等の半導体基板
1上に、SiO2 からなる酸化シリコン系材料層2を形
成する。つぎに化学増幅型レジストとKrFエキシマレ
ーザリソグラフィにより、0.30μmの開口径を有す
るレジストマスク3を接続孔開口部位を除いてパターニ
ングする。酸化シリコン系材料層2の厚さは一例として
600nmであり、減圧CVD等により形成する。ここ
まで形成した図1(a)に示すサンプルを、被エッチン
グ基板とする。
【0017】つぎにこの被エッチング基板を磁場を、併
用したマグネトロンRIE装置の基板ステージ上に載置
し、下記エッチング条件により酸化シリコン系材料層2
の露出部分をプラズマエッチングする。 CF3 C≡CCF3 20 sccm ガス圧力 5.0 Pa RF電源パワー 1500 W(13.56MHz) 磁界強度 15 mT(被エッチング基板上) 被エッチング基板温度 20 ℃ このプラズマエッチング過程においては、CF* による
ラジカル反応が、主としてCFx + のイオン入射にアシ
ストされる形で酸化シリコン系材料層のプラズマエッチ
ングが進行した。エッチングレートは500nm/mi
nであった。
用したマグネトロンRIE装置の基板ステージ上に載置
し、下記エッチング条件により酸化シリコン系材料層2
の露出部分をプラズマエッチングする。 CF3 C≡CCF3 20 sccm ガス圧力 5.0 Pa RF電源パワー 1500 W(13.56MHz) 磁界強度 15 mT(被エッチング基板上) 被エッチング基板温度 20 ℃ このプラズマエッチング過程においては、CF* による
ラジカル反応が、主としてCFx + のイオン入射にアシ
ストされる形で酸化シリコン系材料層のプラズマエッチ
ングが進行した。エッチングレートは500nm/mi
nであった。
【0018】下地材料層であるシリコン等の半導体基板
1が露出してコンタクトホール4が開口した時点では、
その表面にカーボンリッチなポリマ5が堆積し、実質的
なエッチングストッパとなって半導体基板1のエッチン
グを防止する。この結果、シリコン等の半導体基板1と
のエッチング選択比は30となった。本実施例によれ
ば、ヘキサフルオロ−3−ブチン単独ガスでのプラズマ
エッチングにより、酸化シリコン系材料層の高選択比か
つ高速エッチングが可能となる。
1が露出してコンタクトホール4が開口した時点では、
その表面にカーボンリッチなポリマ5が堆積し、実質的
なエッチングストッパとなって半導体基板1のエッチン
グを防止する。この結果、シリコン等の半導体基板1と
のエッチング選択比は30となった。本実施例によれ
ば、ヘキサフルオロ−3−ブチン単独ガスでのプラズマ
エッチングにより、酸化シリコン系材料層の高選択比か
つ高速エッチングが可能となる。
【0019】実施例2 本実施例は、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン(C
F2 =CFCF=CF2 )により、シリコン基板上のS
iO2 からなる酸化シリコン系材料層を基板バイアス印
加型ECRプラズマエッチング装置によりプラズマエッ
チングしてコンタクトホールを形成した例であり、これ
を同じく図1(a)〜(b)を参照して説明する。
F2 =CFCF=CF2 )により、シリコン基板上のS
iO2 からなる酸化シリコン系材料層を基板バイアス印
加型ECRプラズマエッチング装置によりプラズマエッ
チングしてコンタクトホールを形成した例であり、これ
を同じく図1(a)〜(b)を参照して説明する。
【0020】図1(a)に示す被エッチング基板は、前
実施例1で用いたものと同様であるので重複する説明は
省略する。この被エッチング基板を、基板バイアス印加
型ECRプラズマエッチング装置の基板ステージ上に載
置し、下記エッチング条件により酸化シリコン系材料層
2の露出部分をプラズマエッチングする。 CF2 =CFCF=CF2 50 sccm ガス圧力 1.0 Pa マイクロ波電源パワー 1200 W(2.45GHz) 基板バイアスパワー 1000 W(800KHz) 磁界強度 87.5 mT(被エッチング基板上) 被エッチング基板温度 20 ℃ このプラズマエッチング過程においても、CF* による
ラジカル反応が、主としてCFx + のイオン入射にアシ
ストされる形で酸化シリコン系材料層のプラズマエッチ
ングが進行した。エッチングレートは700nm/mi
nであった。
実施例1で用いたものと同様であるので重複する説明は
省略する。この被エッチング基板を、基板バイアス印加
型ECRプラズマエッチング装置の基板ステージ上に載
置し、下記エッチング条件により酸化シリコン系材料層
2の露出部分をプラズマエッチングする。 CF2 =CFCF=CF2 50 sccm ガス圧力 1.0 Pa マイクロ波電源パワー 1200 W(2.45GHz) 基板バイアスパワー 1000 W(800KHz) 磁界強度 87.5 mT(被エッチング基板上) 被エッチング基板温度 20 ℃ このプラズマエッチング過程においても、CF* による
ラジカル反応が、主としてCFx + のイオン入射にアシ
ストされる形で酸化シリコン系材料層のプラズマエッチ
ングが進行した。エッチングレートは700nm/mi
nであった。
【0021】下地材料層であるシリコン等の半導体基板
1が露出してコンタクトホール4が開口した時点では、
その表面にカーボンリッチなポリマ5が堆積し、実質的
なエッチングストッパとして機能し、半導体基板1のエ
ッチングを防止する。この結果、シリコン等の半導体基
板1とのエッチング選択比はここでも30の値が得られ
た。本実施例によれば、ヘキサフルオロ−1,3−ブタ
ジエン単独ガスでのプラズマエッチングにより、酸化シ
リコン系材料層の高選択比かつ高速エッチングが可能と
なる。
1が露出してコンタクトホール4が開口した時点では、
その表面にカーボンリッチなポリマ5が堆積し、実質的
なエッチングストッパとして機能し、半導体基板1のエ
ッチングを防止する。この結果、シリコン等の半導体基
板1とのエッチング選択比はここでも30の値が得られ
た。本実施例によれば、ヘキサフルオロ−1,3−ブタ
ジエン単独ガスでのプラズマエッチングにより、酸化シ
リコン系材料層の高選択比かつ高速エッチングが可能と
なる。
【0022】以上、本発明を2つの実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0023】例えば、エッチングガスとしてヘキサフル
オロ−2−ブチンおよびヘキサフルオロ−1,3−ブタ
ジエンを例示したが、ヘキサフルオロプロペンを用いて
もよい。これら化合物は、単一組成のエッチングガスと
して用いて各種エッチング特性を満足させ得るメリット
を有するが、不活性ガス等との混合ガスとして用いても
よい。
オロ−2−ブチンおよびヘキサフルオロ−1,3−ブタ
ジエンを例示したが、ヘキサフルオロプロペンを用いて
もよい。これら化合物は、単一組成のエッチングガスと
して用いて各種エッチング特性を満足させ得るメリット
を有するが、不活性ガス等との混合ガスとして用いても
よい。
【0024】酸化シリコン系材料層としてSiO2 を例
示したが、PSG、BSGあるいはBPSG等不純物を
含有したシリケートガラス、あるいはSiONやSiO
F等、NやF等の元素を含むもの、あるいはこれらの積
層構造膜であってもよい。またコンタクトホール加工に
限らず、バイアホール加工や、LDDサイドウォールス
ペーサ加工等、下地材料層との高選択比が要求される各
種プラズマエッチングに適用可能である。
示したが、PSG、BSGあるいはBPSG等不純物を
含有したシリケートガラス、あるいはSiONやSiO
F等、NやF等の元素を含むもの、あるいはこれらの積
層構造膜であってもよい。またコンタクトホール加工に
限らず、バイアホール加工や、LDDサイドウォールス
ペーサ加工等、下地材料層との高選択比が要求される各
種プラズマエッチングに適用可能である。
【0025】下地材料層として不純物拡散層が形成され
たシリコン等の半導体基板以外に、多結晶シリコン、高
融点金属シリサイド層や高融点金属ポリサイド層、Al
系金属、Cu系金属や高融点金属等の金属配線材料、あ
るいはSi3 N4 等の絶縁材料層であっても、これら下
地材料層との高選択比を得ることができる。
たシリコン等の半導体基板以外に、多結晶シリコン、高
融点金属シリサイド層や高融点金属ポリサイド層、Al
系金属、Cu系金属や高融点金属等の金属配線材料、あ
るいはSi3 N4 等の絶縁材料層であっても、これら下
地材料層との高選択比を得ることができる。
【0026】その他、被エッチング基板の構造、プラズ
マエッチング装置、プラズマエッチング条件等、本発明
の技術的思想の範囲内で適宜選択して適用することが可
能である。
マエッチング装置、プラズマエッチング条件等、本発明
の技術的思想の範囲内で適宜選択して適用することが可
能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は特定された化合物をエッチングガスとして採用するこ
とにより、SiO2 等の酸化シリコン系材料層の高選択
比および高エッチングレートのプラズマエッチングが可
能となる。これら化合物ガスは、COやH2 等の添加ガ
スを必要とせず、単独のエッチングガスとして用いてそ
の効果を発揮するので、プラズマエッチング工程の管理
が大幅に簡素化される。また安全性の観点からも問題点
が少ない。
は特定された化合物をエッチングガスとして採用するこ
とにより、SiO2 等の酸化シリコン系材料層の高選択
比および高エッチングレートのプラズマエッチングが可
能となる。これら化合物ガスは、COやH2 等の添加ガ
スを必要とせず、単独のエッチングガスとして用いてそ
の効果を発揮するので、プラズマエッチング工程の管理
が大幅に簡素化される。また安全性の観点からも問題点
が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマエッチング方法を適用した実
施例1および2を、その工程順に説明する概略断面図で
あり、(a)は酸化シリコン系材料層上にコンタクトホ
ール開口用のレジストマスクを形成した状態、(b)は
酸化シリコン系材料層をパターニングしてコンタクトホ
ールを開口した状態である。
施例1および2を、その工程順に説明する概略断面図で
あり、(a)は酸化シリコン系材料層上にコンタクトホ
ール開口用のレジストマスクを形成した状態、(b)は
酸化シリコン系材料層をパターニングしてコンタクトホ
ールを開口した状態である。
1 半導体基板 2 酸化シリコン系材料層 3 レジストマスク 4 コンタクトホール 5 カーボンリッチなポリマ
Claims (1)
- 【請求項1】 下地材料層上の酸化シリコン系材料層
を、前記下地材料層に対して選択的にエッチングするプ
ラズマエッチング方法であって、 ヘキサフルオロ−2−ブチン、ヘキサフルオロ−1,3
−ブタジエンおよびヘキサフルオロプロペンからなる群
から選ばれる、いずれか少なくとも1種の化合物をエッ
チングガスとして用いることを特徴とするプラズマエッ
チング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP239796A JPH09191002A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | プラズマエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP239796A JPH09191002A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | プラズマエッチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09191002A true JPH09191002A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11528115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP239796A Pending JPH09191002A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | プラズマエッチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09191002A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-01-10 JP JP239796A patent/JPH09191002A/ja active Pending
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