JPH05290598A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH05290598A
JPH05290598A JP5022774A JP2277493A JPH05290598A JP H05290598 A JPH05290598 A JP H05290598A JP 5022774 A JP5022774 A JP 5022774A JP 2277493 A JP2277493 A JP 2277493A JP H05290598 A JPH05290598 A JP H05290598A
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memory
block
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喜行 原口
Shigeaki Fujita
維明 藤田
Kiyotaka Akai
清恭 赤井
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 各々が共用される冗長メモリセルを備えた複
数のメモリブロックを含む改善されたSRAMが開示さ
れる。各メモリブロックに設けられた冗長行デコーダ5
0a,50b,…において、救済されるべきメモリブロ
ックがプログラムされる。これにより、各冗長行デコー
ダに対応する冗長メモリセル行が、他のメモリブロック
における欠陥メモリセルの救済に使用され得る。 【効果】 欠陥メモリセルが融通性よく救済され得るの
で、半導体メモリの製造における歩留まりが改善され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に半導体メモリ
装置に関し、特に、各々が共用のための冗長メモリセル
を備えた複数のメモリブロックを含む半導体メモリ装置
に関する。
【0002】
【背景の技術】従来より、スタティックランダムアクセ
スメモリ(以下「SRAM」という)およびダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以下「DRAM」という)
などのような半導体メモリは、製造における歩留まりを
向上させるため、冗長回路を備えている。製造された半
導体メモリ内に欠陥が存在するとき、その半導体メモリ
は冗長回路の機能により救済される。すなわち、従来の
半導体メモリでは、欠陥メモリセルを含む行または列
が、予め定められたスペア行または列と機能的に置換え
られる。
【0003】一般に、半導体メモリ内の欠陥は、メモリ
セルアレイ内の隣接した行(メモリセル行)または列
(メモリセル列)において引き起こされやすい。たとえ
ば、2つの隣接したメモリセル行における2本のワード
線が短絡され、2つの隣接したメモリセル行が“欠陥”
状態になる。このことは、2以上の隣接したメモリセル
行の救済がしばしば必要となることを意味する。この発
明は、半導体メモリにおけるこの傾向にも着目し、救済
のための対策を提供している(後で述べる実施例2およ
び4)。この発明は、一般にSRAMおよびDRAMな
どのような半導体メモリに適用可能であるが、以下の記
載では、この発明が一例としてSRAMに適用される場
合について説明する。
【0004】図8は、この発明の背景を示すSRAMの
ブロック図である。図8を参照して、SRAM500
は、n個のメモリブロックBK0ないしBKn−1と、
アクセスされるべきメモリブロックを選択するためのブ
ロックセレクタ回路532とを含む。メモリブロックB
K0ないしBKn−1のうちの1つ、たとえばメモリブ
ロックBK0は、メモリセルアレイ1aと、冗長メモリ
セル行(RMC)7aと、行デコーダ503aと、冗長
行デコーダ(RRD)550aと、ビット線に接続され
たビット線負荷回路17aと、アクセスされるべきビッ
ト線対を選択するためのマルチプレクサ8aと、データ
読出しのためのセンスアンプ9aと、データ書込みのた
めの書込バッファ33aとを含む。SRAM500が4
メガビットの記憶容量を有する例では、合計64個のメ
モリブロックBK0ないしBK63が設けられる。
【0005】SRAM500は、さらに、外部から与え
られる行アドレス信号RAを受ける行アドレスバッファ
2と、外部から与えられる列アドレス信号CAを受ける
列アドレスバッファ5と、外部から与えられるブロック
アドレス信号BAを受けるブロックアドレスバッファ3
1と、列アドレスバッファ5から与えられる列アドレス
信号Yをデコードする列デコーダ6と、入力データDi
を受けるデータ入力バッファ13と、出力データDoを
出力するデータ出力バッファ10と、外部から与えられ
るチップ選択信号CSおよび読出書込制御信号RWCに
応答して動作する読出/書込制御回路16とを含む。
【0006】図8に示したSRAM500では、メモリ
ブロックBK0ないしBKn−1を選択するためのブロ
ックアドレス信号が外部からブロックアドレスバッファ
31を介して与えられるが、場合によっては、行アドレ
ス信号RAの一部がブロック選択のために使用される例
も知られる。
【0007】ブロックセレクタ回路532は、ブロック
アドレスバッファ31から出力される信号Zに応答し
て、メモリブロックBK0ないしBKn−1を選択する
ためのブロック選択信号BS0ないしBSn−1を出力
する。各ブロック選択信号BS0ないしBSn−1は、
対応するメモリブロックBK0ないしBKn−1内の対
応する行デコーダおよびセンスアンプに与えられる。対
応する行デコーダおよびセンスアンプは、活性化された
ブロック選択信号に応答して動作される。
【0008】次に、通常のアクセス動作について説明す
る。たとえばメモリブロックBK0がアクセスされると
き、活性化されたブロック選択信号BS0が行デコーダ
503aおよびセンスアンプ9aに与えられる。データ
読出しにおいて、行デコーダ503aおよび列デコーダ
6がメモリセルアレイ1a内の図示されていないメモリ
セルを指定する。指定されたメモリセル内にストアされ
たデータ信号は、マルチプレクサ8aを介してセンスア
ンプ9aに与えられる。センスアンプ9aによって増幅
されたデータ信号は、データ出力バッファ10を介して
出力データDoとして出力される。
【0009】書込動作において、入力データDiがデー
タ入力バッファ13を介して書込バッファ33aに与え
られる。書込バッファ33aは、活性化されたブロック
選択信号BSOおよび読出/書込制御回路16から与え
られる制御信号に応答して、与えられたデータ信号をマ
ルチプレクサ8aを介してメモリセルアレイ1aに与え
る。したがって、行デコーダ503aおよび列デコーダ
6によって指定されたメモリセルにデータ信号が書き込
まれる。
【0010】もし、メモリセルアレイ1a内のある1つ
のメモリセル行中になんらかの欠陥が存在することが発
見された場合では、その欠陥メモリセル行は、冗長メモ
リセル行7aと次のように機能的に置換えられる。欠陥
メモリセル行の位置を示す欠陥メモリセルアドレスは、
冗長行デコーダ550a内に設けられたヒューズ(図示
せず)を選択的に切断することにより、プログラムされ
る。したがって、欠陥メモリセルが存在する行へのアク
セスが要求されたとき、冗長行デコーダ550aの機能
により、欠陥メモリセル行に代えて冗長メモリセル行7
aがアクセスされる。言い換えると、欠陥メモリセル行
が、電気的にまたは機能的に冗長メモリセル行7aによ
り置換えられる。欠陥メモリセルの救済のためのこれら
冗長回路の動作は、後で詳細に説明される。
【0011】図9は、図8に示したメモリセルアレイ1
aの回路図である。図9を参照して、表示の簡単化のた
め、メモリセルアレイ1a内の4つのメモリセル24a
ないし24dだけが示される。メモリセル24aおよび
24cは、ビット線20aと20bとの間に接続され
る。メモリセル24bおよび24dは、ビット線21a
と21bとの間に接続される。
【0012】ビット線負荷回路17aは、各々が電源電
位Vccと対応する1本のビット線20a,20b,2
1aおよび21bとの間に接続されたNMOSトランジ
スタ25a,25b,26aおよび26bを含む。一
方、マルチプレクサ8aは、I/O線対29a,29b
とビット線20a,20b,21aおよび21bとの間
に接続されたNMOSトランジスタ27a,27b,2
8aおよび28bを含む。I/O線対29aおよび29
bは、センスアンプ9aの入力および書込バッファ33
aの出力に接続される。
【0013】行デコーダ503aは、アクセスされるべ
きメモリセルに接続されているワード線WL0およびW
L1の1本を選択的に活性化する。ワード線WL0に接
続されたメモリセル24aおよび24bは、1つのメモ
リセル行を構成する。ワード線WL0が活性化されたと
き、メモリセル24aおよび24bを含むメモリセル行
がアクセスされる。一方、列デコーダ6は、アクセスさ
れるべきメモリセル列を選択するための列選択信号Y0
およびY1の一方を活性化する。たとえば、列選択信号
Y0が活性化されたとき、トランジスタ27aおよび2
7bがオンするので、メモリセル24aおよび24cを
含むメモリセル列がアクセスされる。
【0014】図10は、図9に示したメモリセルの一例
を示す回路図である。図10を参照して、このメモリセ
ルMC1(例えば図9の24a)は、NMOSトランジ
スタ41aおよび41bと、高抵抗負荷としての抵抗4
3aおよび43bと、アクセスゲートとしてのNMOS
トランジスタ42aおよび42bとを含む。
【0015】図11は、図9に示したメモリセルの別の
例を示す回路図である。図11を参照して、このメモリ
セルMC2は、NMOSトランジスタ41aおよび41
bと、負荷として働くPMOSトランジスタ44aおよ
び44bと、アクセスゲートとしてのNMOSトランジ
スタ42aおよび42bとを含む。
【0016】図12は、図9に示したメモリセル24a
の読出動作を説明するためのタイミング図である。図1
2を参照して、横軸は時間の経過を示し、縦軸は電位
(ボルト)を示す。ラインADiは、行アドレスバッフ
ァ2および列アドレスバッファ5の入力信号の変化を示
す。ラインADoは、行および列アドレスバッファ2お
よび5の出力信号の変化を示す。ラインWLは、メモリ
セル24aに接続されたワード線WL0の変化を示す。
ラインI/Oは、I/O線対29aおよび29bの変化
を示す。ラインSAoは、センスアンプ9aの出力電圧
の変化を示す。ラインDoは、データ出力バッファ10
の出力信号の変化を示す。
【0017】時刻t0において、入力アドレス信号AD
iが変化される。したがって、アドレスバッファ2およ
び5の出力信号ADoは、時刻t1において変化する。
時刻t2において、ワード線WL0の電位が変化するの
で、メモリセル24a内にストアされたデータ信号がビ
ット線対20a,20bに伝えられる。これに加えて、
列デコーダ6から出力される列選択信号Y0が高レベル
になるので、トランジスタ27aおよび27bがオンす
る。したがって、時刻t3において、I/O線対29a
および29bの電位が変化する。
【0018】時刻t4においてセンスアンプ9aが、読
出/書込制御回路16から与えられる制御信号に応答し
て活性化されるので、センスアンプ9aによるデータ信
号の増幅が行なわれる。したがって、時刻t5におい
て、データ出力バッファ10の出力信号Doが、メモリ
セル24aから読出されたデータに従って変化される。
【0019】図13は、図8に示したブロックセレクタ
回路532の回路図である。図13を参照して、ブロッ
クセレクタ回路532は、ブロックアドレスバッファ3
1から出力された信号Z0およびZ1およびそれらの反
転された信号/Z0および/Z1のうちの2つを選択的
にそれぞれ受けるNANDゲート100aないし100
dと、インバータ101aないし101dとを含む。図
8に示したSRAM500は、n個のメモリブロックを
備えているが、図13に示したブロックセレクタ回路5
32は、表示および説明を簡単化するため、4つのメモ
リブロックのうちの1つを選択するための回路が示され
ている。入力信号Z0,/Z0,Z1および/Z1は、
外部から与えられるブロックアドレス信号BAの下位2
ビットから得られる。インバータ101aないし101
dは、ブロック選択信号BS0ないしBS3をそれぞれ
出力する。
【0020】次に、ブロックセレクタ回路532の動作
について説明する。一例として、メモリブロックBK0
を選択する場合について説明する。図8に示したブロッ
クアドレスバッファ31に外部からメモリブロックBK
0を指定するブロックアドレス信号BAが与えられる。
ブロックアドレスバッファ31は、低レベルの信号Z0
およびZ1ならびに高レベルの信号/Z0および/Z1
を出力する。したがって、図13に示したNANDゲー
ト100aだけが低レベルの信号を出力し、他のNAN
Dゲート100b,100cおよび100dは高レベル
の信号を出力する。その結果、ブロック選択信号BS0
だけが高レベルになり(活性化され)、他のブロック選
択信号BS1ないしBS3は低レベルに保たれる。
【0021】図14は、図8に示した行デコーダ503
aおよび冗長行デコーダ550aの回路ブロック図であ
る。図14に示した例は、メモリセルアレイ1a内の4
つのメモリセル行および1つの冗長メモリセル行にアク
セスするための回路部分だけを示す。図8に示した他の
メモリブロックBK1ないしBKn−1内に設けられた
行デコーダ503b,…および冗長行デコーダ550
b,…も、図14に示したものと同様の回路構成を有す
ることが指摘される。
【0022】図14を参照して、行デコーダ503a
は、図8に示した行アドレスバッファ2から出力される
信号X0およびX1ならびにそれらの反転信号/X0お
よび/X1をそれぞれ選択的に受けるNANDゲート5
5aないし55dと、インバータ56aないし56dと
を含む。これに加えて、NANDゲート55aないし5
5dは、ブロックセレクタ回路532から出力されるブ
ロック選択信号BS0をも受けるように接続される。イ
ンバータ56aないし56dの出力は、ワード線WL0
ないしWL3にそれぞれ接続される。入力信号X0およ
びX1ならびにそれらの反転された信号/X0および/
X1は、外部から与えられる行アドレス信号RAのうち
の下位2ビットから得られる。
【0023】冗長行デコーダ550aは、冗長行デコー
ダ550a自身を能動化するための冗長イネーブル回路
51と、欠陥メモリセルが存在するメモリセル行を規定
する欠陥行アドレスをプログラムするためのアドレスプ
ログラム回路52aおよび52bと、NANDゲート5
5eと、インバータ56eとを含む。インバータ56e
の出力は、冗長メモリセル行(図8に示した回路7aに
相当する)をアクセスするためのワード線WLRに接続
される。NANDゲート55eは、冗長イネーブル回
路,アドレスプログラム回路52aおよび52bからそ
れぞれ出力される冗長イネーブル信号RE,Saおよび
Sbならびにブロック選択信号BS0を受けるように接
続される。
【0024】図15は、冗長イネーブル回路の回路図で
ある。図14に示した冗長イネーブル回路51は、図1
5に示した回路51により実現され得る。図15を参照
して、冗長イネーブル回路51は、電源電位Vccとノ
ード70との間に並列に接続されたキャパシタ71,抵
抗72およびPMOSトランジスタ74と、ノード70
と接地との間に接続されたプログラムのためのヒューズ
73と、カスケードされたインバータ75および76と
を含む。
【0025】冗長回路が使用されるとき、すなわちメモ
リセルアレイ内に欠陥メモリセルが存在するとき、ヒュ
ーズ73が切断される。したがって、ノード70が高レ
ベル、すなわち電源電位Vccに保たれるので、高レベ
ルの冗長イネーブル信号REがインバータ76を介して
出力される。他方、冗長回路が使用されないとき、すな
わちメモリセルアレイの中に欠陥メモリセルが存在しな
いとき、ヒューズ73は切断されない。したがって、ノ
ード70の電位が低レベル、すなわち接地レベルに保た
れるので、低レベルの冗長イネーブル信号REが出力さ
れる。
【0026】図16は、アドレスプログラム回路の回路
図である。図14に示したアドレスプログラム回路52
aおよび52bは、図16に示した回路52を用いて実
現される。図16を参照して、アドレスプログラム回路
52は、電源電位Vccとノード60との間に並列に接
続されたキャパシタ61,抵抗62およびPMOSトラ
ンジスタ64と、ノード60と接地との間に接続された
プログラムのためのヒューズ63と、カスケードされた
インバータ65および66と、2つのCMOSトランス
ミッションゲートTG1およびTG2とを含む。トラン
スミッションゲートTG1は、ノード67の電位に応答
して、入力信号/Xを通過させる。一方、トランスミッ
ションゲートTG2は、ノード67の電位に応答して、
入力信号Xを通過させる。入力信号Xおよび/Xのうち
の一方が、ヒューズ63の接続または非接続に応じて、
出力信号Sとして出力される。
【0027】動作において、ヒューズ63が切断されて
いるとき、ノード60の電位が高レベルに保たれる。し
たがって、ノード67の電位がインバータ65により低
レベルに固定されるので、トランスミッションゲートT
G2がオンする。したがって、入力信号Xが出力信号S
として伝送される。これとは逆に、ヒューズ63が接続
されているとき、ノード60の電位が低レベルに保たれ
るので、ノード67の電位が高レベルに保たれる。した
がって、トランスミッションゲートTG1がオンするの
で、入力信号/Xが出力信号Sとして伝送される。
【0028】図15および図16に示した回路が適用さ
れている図14に示した冗長行デコーダ550aの動作
について以下に説明する。まず、メモリセルアレイ1a
内に欠陥メモリセルが存在しない場合、すなわち冗長メ
モリセル行7aがアクセスされない場合について説明す
る。この場合では、冗長イネーブル回路51内のヒュー
ズ(すなわち図15に示したヒューズ73に相当する)
が切断されない。したがって、低レベルの冗長イネーブ
ル信号REがNANDゲート55eに与えられる。した
がって、NANDゲート55eの出力信号が高レベルに
保たれるので、インバータ56eが低レベルの冗長ワー
ド線信号WLRを出力する。その結果、冗長メモリセル
行7aがアクセスされないことになる。
【0029】行デコーダ503a内のNANDゲート5
5aないし55dは、NANDゲート55eの高レベル
の出力信号および高レベルのブロック選択信号BS0を
受ける。したがって、NANDゲート55aないし55
dは、行アドレスバッファ2から与えられる信号X0,
/X0,X1および/X1に応答して、ワード線WL0
ないしWL3のうちの1本を選択的に活性化する(選択
的に高レベルにもたらす)。したがって、活性化された
ワード線に接続されたメモリセル行がアクセスされ得
る。
【0030】メモリセルアレイ1a内に欠陥メモリセル
が存在する場合、すなわち欠陥メモリセル行7aによる
置換が用いられる場合では、冗長イネーブル回路51内
のヒューズが切断される。したがって、高レベルの冗長
イネーブル信号REがNANDゲート55eに与えられ
る。これに加えて、欠陥メモリセルが存在する行、すな
わち欠陥メモリセル行を規定する行アドレスが、アドレ
スプログラム回路52aおよび52b内のヒューズを選
択的に切断することによりプログラムされる。
【0031】仮に、ワード線WL0に接続されたメモリ
セル行内に欠陥メモリセルが存在すると仮定すると、こ
のメモリセル行を規定するためのプログラムが行なわれ
る。すなわち、各アドレスプログラム回路52aおよび
52bにおいて、対応するヒューズ63を接続状態で残
すことにより、この場合のプログラムが行なわれる。そ
の結果、アドレスプログラム回路52aは、入力信号/
X0を出力信号Saとして出力する。一方、アドレスプ
ログラム回路52bは、入力信号/X1を出力信号Sb
として出力する。したがって、いずれも高レベルの入力
信号/X0および/X1が与えられたとき、高レベルの
出力信号SaおよびSbがNANDゲート55eに与え
られる。その結果、NANDゲート55eが低レベルの
信号を出力するので、インバータ56eが高レベルの冗
長ワード線信号WLRを出力する。冗長メモリセル行7
aは、高レベルの冗長ワード線信号WLRに応答してア
クセスされる。これに加えて、NANDゲート55eの
低レベルの出力信号がNANDゲート55aにも与えら
れるので、NANDゲート55aが不能化される。言い
換えると、ワード線WL0に接続されたメモリセル行
は、このときアクセスされなくなる。
【0032】また、別の例として、ワード線WL1に接
続されたメモリセル行において欠陥メモリセルが存在す
る場合では、プログラム回路52a内の対応するヒュー
ズ63が切断され、アドレスプログラム回路52b内の
対応するヒューズ63が接続状態で残される。その結
果、NANDゲート55eは、高レベルの信号X0およ
び/X1が与えられたとき能動化され、冗長ワード線W
LRが活性化される。
【0033】上記の記載では、4本のメモリセル行のう
ちの1本を選択するためのプログラミングが説明された
が、実際にはメモリセルアレイ1a内には多数のメモリ
セル行が含まれている。したがって、メモリセル行の数
に応じてアドレスプログラム回路が追加的に設けられる
ことが指摘される。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
冗長行デコーダ、たとえば550aは、1つのメモリブ
ロックBK0のメモリセルアレイ1a内に存在する欠陥
メモリセル行を救済するためにのみ用いられる。言い換
えると、図8を参照して、メモリセルブロックBK0内
の冗長メモリセル行7aは、メモリセルアレイ1a内の
欠陥メモリセル行を電気的にまたは機能的に置換えるこ
とができるのであるが、しかしながら、冗長メモリセル
行7aは、他のメモリブロック、たとえばBK1内のメ
モリセルアレイ1b内に存在する欠陥メモリセル行を救
済することはできない。
【0035】一般に、従来のSRAMでは、高集積化の
観点から、1つのメモリセルアレイについて1本または
2本の冗長メモリセル行または列が設けられている。こ
のことは、1つのメモリセルアレイ内に2本を越える欠
陥メモリセル行または列が存在する場合に、救済が不可
能であることを意味する。統計的に見ると、半導体メモ
リの欠陥部分は1つのメモリブロック内に集中される傾
向がある。しかしながら、1つのメモリブロックあたり
1本または2本の冗長メモリセル行または列が設けられ
ているにすぎないので、多くの欠陥半導体メモリを有効
に救済することが難しかった。したがって、救済されな
いSRAMは、廃棄されることになり、半導体メモリの
製造における歩留まりの低下の原因となっていた。
【0036】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、複数のメモリブロックを備えた
半導体メモリ装置の製造における歩留まりを改善するこ
とを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体メモリ装置は、各々がメモリセルアレイと冗長メモ
リセルとを備えた複数のメモリブロックと、各々が複数
のメモリブロック内の対応する冗長メモリセルについて
設けられ、対応する冗長メモリセルへのアクセスを制御
する複数の冗長アクセス制御回路とを含む。各冗長アク
セス制御回路は、対応する冗長メモリセルによって電気
的に置換されるべき欠陥メモリセルを含んでいる欠陥メ
モリブロックを示す欠陥ブロックアドレスを記憶する欠
陥ブロックアドレス記憶手段と、欠陥メモリブロック内
の欠陥メモリセルの位置を示す欠陥メモリセルアドレス
を記憶する欠陥メモリセルアドレス記憶手段と、外部か
ら与えられるブロックアドレスと欠陥ブロックアドレス
記憶手段内に記憶された欠陥ブロックアドレスとの間の
一致を検出するブロックアドレス一致検出手段と、外部
から与えられるメモリセルアドレスと欠陥メモリセルア
ドレス記憶手段内に記憶された欠陥メモリセルアドレス
との間の一致を検出するメモリセルアドレス一致検出手
段と、ブロックアドレス一致検出手段およびメモリセル
アドレス一致検出手段から出力される出力信号に応答し
て、対応する冗長メモリセルへのアクセスを能動化する
冗長アクセス能動化手段とを含む。
【0038】請求項2の発明に係る半導体メモリ装置
は、各々がメモリセルアレイおよび第1および第2の冗
長メモリセル行を備えた複数のメモリブロックと、各々
が対応する1つのメモリブロック内の対応する第1およ
び第2の冗長メモリセル行について設けられ、かつ対応
する第1および第2の冗長メモリセル行へのアクセスを
制御する複数の冗長アクセス制御回路とを含む。各冗長
アクセス制御回路は、対応する1つのメモリブロックの
他のメモリブロック内のメモリセルアレイにおいて、2
つの隣接するメモリセル行を対応する第1および第2の
冗長メモリセル行で機能的に置換するための手段を備え
る。
【0039】請求項3の発明に係る半導体メモリ装置
は、各々がメモリセルアレイおよび冗長メモリセル行を
備えた複数のメモリブロックと、各々が対応する2つの
メモリブロック内の対応する2つの冗長メモリセル行に
ついて設けられ、かつ対応する2つの冗長メモリセル行
へのアクセスを制御する複数の冗長アクセス制御回路と
を含む。各冗長アクセス制御回路は、対応する2つのメ
モリブロックの他の2つのメモリブロック内の2つのメ
モリセルアレイにおいて、2つのメモリセル行を対応す
る2つの冗長メモリセル行で機能的に置換するための手
段を備える。
【0040】請求項4の発明に係る半導体メモリ装置
は、各々がメモリセルアレイおよび第1および第2の冗
長メモリセル行を備えた複数のメモリブロックと、各々
が対応する2つのメモリブロック内の対応する4つの冗
長メモリセル行について設けられ、かつ対応する4つの
冗長メモリセル行へのアクセスを制御する複数の冗長ア
クセス制御回路とを含む。各冗長アクセス制御回路は、
対応する2つのメモリブロックの他の2つのメモリブロ
ック内の2つのメモリセルアレイにおいて、各々2つが
対応する1つのメモリセルアレイにおいて隣接する4つ
のメモリセル行を、対応する4つの第1および第2の冗
長メモリセル行で機能的に置換するための手段を備え
る。
【0041】
【作用】請求項1の発明における半導体メモリセル装置
では、各冗長メモリセルについて、当該冗長メモリセル
を用いた救済が行なわれる欠陥メモリブロックを指定す
ることができる。すなわち、各冗長メモリセルについて
設けられた冗長アクセス制御回路が、欠陥ブロックアド
レスを記憶するための欠陥ブロックアドレス記憶手段を
備えているので、1つのメモリブロック内に設けられた
冗長メモリセルが、他のメモリブロック内に存在する欠
陥メモリセルの救済にも用いられ得る。したがって、複
数のメモリブロックを備えた半導体メモリ装置におい
て、製造における歩留まりが改善される。
【0042】請求項2,3および4の発明における半導
体メモリ装置では、各冗長アクセス制御回路により、対
応するメモリブロックとは別の他のメモリブロック内に
存在する複数の欠陥メモリセルを同時に救済できるの
で、製造における歩留りが改善される。
【0043】
【実施例】以下の記載では、この発明に従う第1ないし
第4の実施例における詳細な回路が開示されるが、それ
に先立って、これらの実施例における欠陥メモリセル行
の救済態様について図17ないし図20を参照して説明
する。なお、図17ないし図20において示された
“X”は、対応するメモリセル行において欠陥が存在す
ることを示している。
【0044】図17を参照して、第1実施例のSRAM
は、各々が1つの冗長メモリセル行7aないし7dを備
えたメモリブロックBK0ないしBK3を備えており、
2つの欠陥メモリセル行を有するメモリセルアレイ1b
が、2つのメモリブロックBK0およびBK1内の2つ
の冗長メモリセル行7aおよび7bにより救済される。
【0045】図18を参照して、第2実施例のSRAM
は、各々が2つの冗長メモリセル行を備えたメモリブロ
ックBK0ないしBK3を備えており、各2つが隣接す
る4つの欠陥メモリセル行を有するメモリセルアレイ1
bが、2つのメモリブロックBK0およびBK1内の4
つの冗長メモリセル行により救済される。
【0046】図19を参照して、第3実施例のSRAM
は、各々が1つの冗長メモリセル行を備えたメモリブロ
ックBK0ないしBK3を備えており、各々が2つの欠
陥メモリセル行を有するメモリセルアレイ1aおよび1
bが、4つのメモリブロックBK0ないしBK4内の4
つの冗長メモリセル行により救済される。
【0047】図20を参照して、第4実施例のSRAM
は、各々が2つの冗長メモリセル行を備えたメモリブロ
ックBK0ないしBK3を備えており、各々が、各2つ
が隣接する4つの欠陥メモリセル行を有するメモリセル
アレイ1aおよび1bが、4つのメモリブロックBK0
ないしBK3内の8つの冗長メモリセル行により救済さ
れる。
【0048】図1は、この発明の第1実施例を示すSR
AMのブロック図である。図1を参照して、SRAM1
00は、各々が改善された行デコーダおよび冗長行デコ
ーダを備えたメモリブロックBK0ないしBKn−1
と、改善されたブロックセレクタ回路32とを含む。ブ
ロックセレクタ回路32,行デコーダ3a,3b,…お
よび冗長行デコーダ50a,50b,…を除き、他の回
路構成は図8に示したSRAM500と同様であるので
説明が省略される。
【0049】冗長メモリセル行が使用されるとき、各冗
長行デコーダ50a,50b,…は、冗長ワード線信号
と等価な冗長アクセス信号RR0ないしRRn−1を出
力する。冗長アクセス信号RR0ないしRRn−1は、
ブロックセレクタ回路32に与えられる。ブロックセレ
クタ回路32は、ブロック選択信号BS0ないしBSn
−1と、行デコーダイネーブル信号BSL0ないしBS
Ln−1を出力する。各メモリブロックBK0ないしB
Kn−1内に設けられたセンスアンプおよび書込バッフ
ァは、ブロック選択信号BS0ないしBSn−1のうち
の対応する1つに応答して動作する。各行デコーダ3
a,3b,…は、デコーダイネーブル信号BSL0ない
しBSLn−1に応答して能動化される。
【0050】図2は、図1に示したブロックセレクタ回
路32の回路図である。図2を参照して、ブロックセレ
クタ回路32は、ブロックアドレスバッファ31から与
えられる信号Z0,/Z0,Z1および/Z1のうちの
2つを選択的にそれぞれ受けるNANDゲート100a
ないし100dと、インバータ101aないし101d
と、NANDゲート111aないし111dと、NAN
Dゲート112aないし112dと、インバータ113
aないし113dと、インバータ114aないし114
dと、各メモリブロック内の冗長行デコーダから出力さ
れる冗長アクセス信号RR0ないしRR3を受けるNO
Rゲート110とを含む。冗長アクセス信号RR0ない
しRR3は、インバータ114aないし114dを介し
てNANDゲート112aないし112dにそれぞれ与
えられる。NANDゲート112aないし112dは、
ブロック選択信号BS0ないしBS3を出力する。NA
NDゲート111aないし111dの出力信号は、イン
バータ113aないし113dにより反転された後、信
号BSL0ないしBSL3としてそれぞれ出力される。
図2は、表示および説明を簡単化するため、4つのメモ
リブロックを選択するための回路だけを示している。
【0051】たとえば、メモリブロックBK0が選択さ
れる場合では、低レベルの信号Z0およびZ1ならびに
高レベルの信号/Z0および/Z1がブロックセレクタ
回路32に与えられる。したがって、NANDゲート1
00aないし100dのうちの1つ100aだけが低レ
ベルの信号を出力する。NANDゲート111aないし
111dのうちの1つ111aがいずれも高レベルの信
号を受け、かつ低レベルの信号を出力する。インバータ
113aは、NANDゲート111aから出力された低
レベルの信号を受け、高レベルの反転された信号BSL
0を出力する。NANDゲート112aも高レベルのブ
ロック選択信号BS0を出力する。図1に示したメモリ
ブロックBK0は、高レベルの信号BS0およびBSL
0に応答して動作される。
【0052】図3は、図1に示した行デコーダ3aおよ
び冗長行デコーダ50aの回路ブロック図である。図3
を参照して、行デコーダ3aは、図14に示した行デコ
ーダ503aと類似の回路構成を有しているが、NAN
Dゲート55eの出力信号がNANDゲート55aない
し55dに与えられない点において異なる。これに加え
て、NANDゲート55aないし55dは、信号BS0
に代えて、デコーダイネーブル信号BSL0を受けるよ
うに接続される。
【0053】冗長行デコーダ50aは、冗長イネーブル
回路51と、欠陥メモリセルが存在する欠陥行アドレス
をプログラムするためのアドレスプログラム回路52a
および52bと、欠陥メモリセルを含んでいるメモリブ
ロックを示す欠陥ブロックアドレスをプログラムするた
めのアドレスプログラム回路52cおよび52dと、N
ANDゲート55eおよび57と、NORゲート58と
を含む。NORゲート58は、冗長メモリセル行をアク
セスするための冗長ワード線信号WLR0および冗長ア
クセス信号RR0を出力する。図1に示した他のメモリ
ブロックBK1ないしBKn−1に設けられた行デコー
ダ3b,…および冗長行デコーダ50b,…も、図3に
示した回路と同様の回路構成を有することが指摘され
る。
【0054】冗長イネーブル回路51は、図15に示し
た回路51により実現される。各アドレスプログラム回
路52a,52b,52cおよび52dは、図16に示
した回路52によりそれぞれ実現される。アドレスプロ
グラム回路52aないし52dは、出力信号Saないし
Sdをそれぞれ出力する。NANDゲート55eは、信
号SaおよびSbを受ける。NANDゲート57は、冗
長イネーブル信号REならびに信号ScおよびSdを受
ける。NORゲート58は、NANDゲート55eおよ
び57の出力信号を受ける。図21および図22は、図
3に示したアドレスプログラム回路52aないし52d
および冗長イネーブル回路51の具体的な回路構成を示
している。
【0055】図3を参照して、たとえば、ワード線WL
0が活性化される場合では、行アドレスバッファ2から
低レベルの信号X0およびX1ならびに高レベルの信号
/X0および/X1が行デコーダ3aに与えられる。し
たがって、NANDゲート55aないし55dのうちの
1つ55aだけが低レベルの信号を出力するので、イン
バータ56aの作用によりワード線WL0だけが活性化
される。他のワード線WL1ないしWL3は活性化され
ない、すなわち低レベルに保たれる。
【0056】次に、図3に示した回路の動作について説
明する。まず、メモリセルアレイ1a内に欠陥メモリセ
ルが存在しない場合について説明する。この場合、冗長
イネーブル回路51内のヒューズ(図22に示したヒュ
ーズ73)の接続が保たれる。したがって、冗長イネー
ブル回路51は低レベルの冗長イネーブル信号REをN
ANDゲート57に与える。したがって、NANDゲー
ト57は、固定された高レベルの信号をNORゲート5
8に与える。その結果、NORゲート58の出力信号、
すなわち冗長ワード線信号WLR0および冗長アクセス
信号RR0は低レベルに保たれる。言い換えると、この
場合では冗長メモリセル行7aはアクセスされない。
【0057】メモリブロックBK0へのアクセスが要求
されるとき、ブロックセレクタ回路32から高レベルの
デコーダイネーブル信号BSL0が与えられる。NAN
Dゲート55aないし55dは、高レベルの信号BSL
0により能動化され、行アドレスバッファ2から与えら
れる信号X0,/X0,X1および/X1に応答して動
作する。その結果、行デコーダ3aは、外部から与えら
れる行アドレス信号RAに応答して、ワード線WL0な
いしWL3のうちの1本を選択的に活性化する。
【0058】メモリブロックBK0ないしBKn−1内
のすべてのメモリセルアレイ1a,1b,…において欠
陥メモリセルが存在しないとき、すなわちいずれの冗長
メモリセル行7a,7b,…が欠陥メモリセルの救済の
ために使用されないときは、すべての冗長行デコーダ5
0a,50b,…から低レベルの冗長アクセス信号RR
0ないしRRn−1が出力される。ブロックセレクタ回
路32は、すべて低レベルの冗長アクセス信号RR0な
いしRRn−1を受ける。
【0059】再び図2を参照して、NORゲート110
は、低レベルの冗長アクセス信号RR0ないしRR3に
応答して、高レベルの出力信号をNANDゲート111
aないし111dに与える。したがって、NANDゲー
ト111aないし111dは、ブロックアドレスバッフ
ァ31から与えられるブロック選択のための信号Z0,
/Z0,Z1および/Z1に応答して動作する。言い換
えると、ブロックセレクタ回路32は、外部から与えら
れるブロックアドレス信号BAに応答して、ブロック選
択信号BS0ないしBS3およびデコーダイネーブル信
号BSL0ないしBSL3を出力する。これに加えて、
インバータ114aないし114dは、低レベルの信号
RR0ないしRR3を受けるので、高レベルの信号がN
ANDゲート112aないし112dに与えられ、NA
NDゲート112aないし112dが能動化される。
【0060】次に、冗長回路の動作について説明する。
特に、メモリブロックBK0内の冗長メモリセル行7a
を用いることにより、メモリブロックBK1内のメモリ
セルアレイ1b内の欠陥メモリセル行が救済される場合
について説明する。
【0061】再び図3を参照して、まず、冗長行デコー
ダ50a内の冗長イネーブル回路51のヒューズ、すな
わち図15に示した回路51内のヒューズ73が切断さ
れる。したがって、冗長イネーブル回路51が高レベル
の冗長イネーブル信号REを出力するので、NANDゲ
ート57は、アドレスプログラム回路52cおよび52
dからの出力信号ScおよびSdに応答して動作する。
【0062】次に、欠陥メモリセル行が存在するメモリ
ブロック、すなわち救済されるべきメモリブロックBK
1を規定するブロックアドレスがアドレスプログラム回
路52cおよび52dを用いてプログラムされる。メモ
リブロックBK1は、高レベルの信号Z0および/Z1
が与えられたとき、ブロックセレクタ回路32により選
択される。したがって、アドレスプログラム回路52c
および52dは、高レベルの信号Z0および/Z1が与
えられたとき、高レベルの信号ScおよびSdを出力す
るようにプログラムされる。具体的には、アドレスプロ
グラム回路52d内のヒューズ(図22のヒューズ63
dに相当)が接続状態に残され、かつアドレスプログラ
ム回路52c内のヒューズ63cが切断される。その結
果、アドレスプログラム回路52cおよび52dは、高
レベルの信号Z0および/Z1が与えられたときだけ、
いずれも高レベルの信号ScおよびSdを出力する。
【0063】信号Z0および/Z1が高レベルであると
き、NANDゲート57は、すべて高レベルの信号R
E,ScおよびSdを受け、低レベルの信号をNORゲ
ート58に与える。したがって、NORゲート58は、
NANDゲート55eからの出力信号に応答して動作さ
れるようになる。
【0064】冗長メモリセル行7aによって救済される
べき欠陥メモリセル行が、メモリセルアレイ1b内の最
初のワード線WL0に接続される回路であると仮定する
と、メモリセルアレイ1b内の欠陥メモリセル行を規定
する欠陥行アドレスのプログラミングがアドレスプログ
ラム回路52aおよび52bを用いて次のように行なわ
れる。この例では、いずれのアドレスプログラム回路5
2aおよび52bにおいて、ヒューズ(図21に示した
ヒューズ63aおよび63b)を接続状態に保つことに
よりプログラムが行なわれる。その結果、アドレスプロ
グラム回路52aおよび52bは、いずれも高レベルの
信号/X0および/X1が与えられたときだけ、いずれ
も高レベルの信号SaおよびSbをNANDゲート55
eに与える。したがって、NANDゲート55eは、い
ずれも高レベルの信号/X0および/X1が与えられた
ときのみ、すなわちワード線WL0の活性化が要求され
たときのみ、低レベルの信号を出力する。
【0065】その結果、NORゲート58は、NAND
ゲート55eおよび57から出力される低レベルの信号
に応答して、いずれも高レベルの冗長ワード線信号WL
R0および冗長アクセス信号RR0を出力する。図1に
示した冗長メモリセル行7aは、高レベルの冗長ワード
線信号WLR0に応答してアクセスされる。
【0066】上記の説明により、メモリセルアレイ1b
内の欠陥メモリセル行へのアクセスが要求されたとき、
メモリブロックBK0内の冗長メモリセル行7aへのア
クセスがワード線WLR0の活性化により行われること
が説明された。以下の説明では、メモリセルアレイ1b
内の欠陥メモリセル行へのアクセスが要求されたとき、
メモリブロックBK1においてこのアクセス要求を不能
化するための動作について説明する。
【0067】再び図2を参照して、この場合では、図3
に示した冗長行デコーダ50aから高レベルの冗長アク
セス信号RR0が与えられる。NORゲート110は、
高レベルの信号RR0に応答して、低レベルの信号をN
ANDゲート111aないし111dに与える。したが
って、NANDゲート111aないし111dは、不能
化される。言い換えると、NANDゲート111aない
し111dは、ブロック選択のための信号Z0,/Z
0,Z1および/Z1に応答して動作されなくなり、い
ずれも高レベルの信号を出力する。その結果、インバー
タ113aないし113dが低レベルのデコーダイネー
ブル信号BSL0ないしBSL3を出力するので、すべ
ての行デコーダ3a,…が不能化される。
【0068】これに加えて、NANDゲート112a
は、NANDゲート111aから与えられる低レベルの
信号とインバータ114aから出力される低レベルの信
号とを受け、高レベルのブロック選択信号BS0を出力
する。したがって、メモリブロックBK0内のセンスア
ンプ9aおよび書込バッファ33aが、ブロック選択信
号BS0に応答して活性化または能動化される。すなわ
ち、冗長行デコーダ50aにより冗長ワード線WLR0
が活性化されるので、冗長メモリセル行7aのアクセス
を達成するため、センスアンプ9aおよび書込バッファ
33aも活性化または能動化される。
【0069】以上により、メモリブロックBK1内の欠
陥メモリセル行へのアクセスが要求されたとき、ブロッ
ク選択回路32および冗長行デコーダ50aの作用によ
り、メモリブロックBK0内の冗長メモリセル行7aが
アクセスされる。言い換えると、一方のメモリブロック
内の冗長メモリセル行7aを用いることにより、他方の
メモリブロックBK1内の欠陥メモリセル行が救済され
得ることが理解される。
【0070】図4は、この発明の第2実施例を示すSR
AMに用いられる行デコーダおよび冗長行デコーダの回
路ブロック図である。図3に示した行デコーダ3aおよ
び冗長行デコーダ50aがSRAMに適用される場合で
は、欠陥メモリセル行の救済のために、1本の冗長メモ
リセル行が使用されていた。図4に示した実施例では、
2つの欠陥メモリセル行を救済するために、2つの冗長
メモリセル行が使用され得る。図4に示した行デコーダ
203aおよび冗長行デコーダ250aはいずれもメモ
リブロックBK0内に設けられるのであるが、他のメモ
リブロックBK1ないしBKn−1にも同様の行デコー
ダおよび冗長行デコーダが設けられる。
【0071】図4を参照して、行デコーダ203aは、
図3に示した行デコーダ3aと同じ回路構成を有してお
りかつ同様に動作するので説明は省略される。冗長行デ
コーダ250aは、図3に示した冗長行デコーダ50a
と比較すると、アドレスプログラム回路52aが除か
れ、追加的にNANDゲート55f,インバータ56
f,56gおよび59が設けられている。
【0072】次に、メモリブロックBK1内に2つの欠
陥メモリセル行が存在し、冗長行デコーダ250aの機
能によりこれらが救済される場合の動作について説明す
る。まず、冗長イネーブル回路51内のヒューズが切断
されるので、高レベルの冗長イネーブル信号REがNA
NDゲート57に与えられる。アドレスプログラム回路
52cおよび52dは、図3に示したアドレスプログラ
ム回路52cおよび52dと同様にプログラムされる。
したがって、メモリブロックBK1へのアクセスを要求
するブロックアドレス信号BAが外部から与えられたと
き、すなわち高レベルの信号Z0および/Z1が与えら
れたときアドレスプログラム回路52cおよび52dが
高レベルの信号ScおよびSdを出力する。したがっ
て、NANDゲート57は、高レベルの信号RE,Sc
およびSdに応答して低レベルの信号をNORゲート5
8に与える。
【0073】仮に、メモリセルアレイ1b内の最初の2
つのワード線WL0およびWL1によってアクセスされ
るメモリセル行中に、欠陥メモリセルがそれぞれ存在し
ているものと仮定すると、アドレスプログラム回路52
bは、ヒューズ(図16に示したヒューズ63)を接続
状態で残すことによりプログラムされる。したがって、
アドレスプログラム回路52bは、高レベルの信号/X
1が与えられたとき、高レベルの信号Sbをインバータ
59に与える。したがって、高レベルの信号/X1が与
えられたとき、言い換えるとワード線WL0またはWL
1に接続されたメモリセル行へのアクセスが要求された
とき、NORゲート58は低レベルの2つの信号を受
け、高レベルの冗長アクセス信号RR0を出力する。
【0074】NANDゲート55eおよび55fは、N
ORゲート58から出力される高レベルの信号に応答し
て能動化される。すなわち、NANDゲート55eおよ
び55fは、信号/X0およびX0に応答してそれぞれ
動作される。信号/X0が高レベルであるとき、NAN
Dゲート55eが低レベルの信号を出力するので、冗長
ワード線WLR0が活性化される。他方、信号X0が高
レベルであるとき、NANDゲート55fが低レベルの
信号を出力し、冗長ワード線WLR1が活性化される。
これによって、メモリセルアレイ1b内の2つの欠陥メ
モリセル行が、メモリブロックBK0内の2つの冗長メ
モリセル行によって救済されたことになる。
【0075】高レベルの冗長アクセス信号RR0は図2
に示したブロックセレクタ回路32に与えられるので、
第1実施例の場合と同様に、メモリブロックBK0内の
センスアンプ9aおよび書込バッファ33aがブロック
選択信号BS0に応答して活性化または能動化される。
これに加えて、すべてのメモリブロックBK0ないしB
Kn−1内のすべての行デコーダが、低レベルのデコー
ダイネーブル信号BSL0ないしBSL3に応答して不
能化される。
【0076】図23は、この発明の第3実施例を示すS
RAMのブロック図である。図23を参照して、SRA
M100′は、n個のメモリブロックを備えているが、
図23では説明の簡単化のため4つのメモリブロックB
K0ないしBK3のみが示される。図1に示した第1実
施例では、各メモリブロックBK0ないしBKn−1ご
とに1つの冗長行デコーダ(RRD)50a,50b,
…および1つの行デコーダ3a,3b,…が設けられて
いたが、第3実施例では、2つのメモリブロックごとに
1つの冗長行デコーダおよび1つの行デコーダが設けら
れる。
【0077】例えば、図23に示した冗長行デコーダ3
50aは、メモリブロックBK0およびBK1内の冗長
メモリセル行7aおよび7bへのアクセスを制御するた
めに設けられる。行デコーダ351Aは、メモリセルア
レイ1aおよび1bをアクセスするために設けられる。
同様に、冗長行デコーダ350bは、メモリブロックB
K2およびBK3内の冗長メモリセル行7cおよび7d
へのアクセスを制御するために設けられる。行デコーダ
351Bは、メモリセルアレイ1cおよび1dをアクセ
スするために設けられる。冗長行デコーダ350Aおよ
び350Bならびに行デコーダ351Aおよび351B
の動作を制御するため、改善されたブロックセレクタ回
路332が設けられる。
【0078】図5は、この発明の第3実施例のSRAM
に用いられる行デコーダおよび冗長行デコーダの回路図
である。図5を参照して、2つのメモリブロックBK0
およびBK1について1つの冗長行デコーダ350Aが
設けられる。メモリブロックBK2およびBK3につい
て冗長行デコーダ350Bが設けられる。各冗長行デコ
ーダ350Aおよび350Bは、同じ回路構成を有して
いる。各メモリブロックBK0ないしBK3において、
行デコーダを含み同じ回路構成が設けられている。
【0079】図5を参照して、冗長行デコーダ350A
は、冗長イネーブル回路51と、救済されるべき欠陥メ
モリセル行をプログラムするためのアドレスプログラム
回路52aおよび52bと、救済されるべきメモリブロ
ックをプログラムするための1つのアドレスプログラム
回路52dと、NANDゲート55e,57,80aお
よび80bと、NORゲート58と、インバータ81a
および81bとを含む。
【0080】アドレスプログラム回路52aは、行アド
レスバッファ2から信号X0および/X0を受ける。ア
ドレスプログラム回路52bは、行アドレスバッファ2
から信号X1および/X1を受ける。アドレスプログラ
ム回路52dは、ブロックアドレスバッファ31から信
号Z1および/Z1を受ける。NORゲート58は、冗
長アクセス信号RR0(またはRR2)を発生する。イ
ンバータ81aの出力は、第1の冗長メモリセル行を活
性化させるための冗長ワード線WLR0に接続される。
インバータ81bの出力は、第2の冗長メモリセル行を
アクセスするための冗長ワード線WLR1に接続され
る。
【0081】NANDゲート55aないし55dおよび
インバータ56aないし56dは、メモリブロックBK
0(またはBK2)をアクセスするための行デコーダを
構成する。NANDゲート55hないし55kおよびイ
ンバータ56hないし56kは、メモリブロックBK1
(またはBK3)をアクセスするための行デコーダを構
成する。
【0082】図6は、この発明の第3実施例のSRAM
に用いられるブロックセレクタ回路の回路図である。図
6を参照して、ブロックセレクタ回路332は、図5に
示した冗長行デコーダ350Aおよび350Bから、冗
長アクセス信号RR0およびRR2を受ける。これに加
えて、ブロック選択回路332は、ブロックアドレスバ
ッファから与えられるブロック選択のための信号Z0,
/Z0,Z1および/Z1に応答して、ブロック選択信
号BS0ないしBS3およびデコーダイネーブル信号B
SL0ないしBSL3を発生する。
【0083】次に、第3実施例の動作について説明す
る。一例として、メモリブロックBK0内のワード線W
L0に接続されたメモリセル行が、メモリブロックBK
2内の冗長ワード線WLR0に接続された冗長メモリセ
ル行WLR0により救済され、かつ、メモリブロックB
K1のワード線WL1に接続されたメモリセル行が、メ
モリブロックBK3の冗長ワード線WLR1に接続され
た冗長メモリセル行により救済される場合について説明
する。
【0084】メモリブロックBK2およびBK3のため
の冗長行デコーダ350Bにおいて、各アドレスプログ
ラム回路52a,52bおよび52d内の対応するヒュ
ーズ63が接続状態で残される。したがって、信号X0
が低レベル,信号X1が低レベルおよび信号Z1が低レ
ベルのとき、信号Z0に依存することなく、高レベルの
冗長アクセス信号RR2が出力され、これに加えて、ブ
ロックセレクタ回路332がすべて低レベルのデコーダ
イネーブル信号BSL0ないしBSL3を出力する。し
たがって、すべての行デコーダはこのとき動作されな
い。
【0085】信号/Z0が高レベルであるとき、NAN
Dゲート80aは低レベルの信号を出力し、NANDゲ
ート80bは高レベルの信号を出力する。したがって、
インバータ81aは高レベルの冗長ワード線信号WLR
0を出力し、インバータ81bは低レベルの冗長ワード
線信号WLR1を出力する。その結果、メモリブロック
BK2内の冗長メモリセル行が、活性化された冗長ワー
ド線信号WLR0に応答してアクセスされる。言い換え
ると、メモリブロックBK0内のワード線WL0によっ
てアクセスされるべきメモリセル行に代えて、メモリブ
ロックBK2内の冗長メモリセル行がアクセスされる。
【0086】一方、このとき冗長行デコーダ350Bか
ら高レベルの冗長アクセス信号RR2が出力されるの
で、NANDゲート111cが低レベルの信号を出力す
る。その結果、高レベルのブロック選択信号BS2が出
力され、一方、低レベルのブロック選択信号BS0,B
S1およびBS3が出力される。これにより、ブロック
BK2内のセンスアンプおよび書込ドライバが活性化ま
たは能動化される。
【0087】ブロックアドレスバッファ31から与えら
れる信号Z0が高レベルであるとき、NANDゲート8
0aが高レベルの信号を出力し、NANAゲート80b
が低レベルの信号を出力する。したがって、インバータ
81aが低レベルの冗長ワード線信号WLR0を出力
し、インバータ81bが高レベルの冗長ワード線信号W
LR1を出力する。その結果、メモリブロックBK3内
の冗長メモリセル行が、活性化された冗長ワード線信号
WLR1に応答してアクセスされる。
【0088】このとき、冗長行デコーダ350Bから出
力される冗長アクセス信号RR2が高レベルであるの
で、図6に示したNANDゲート111dが低レベルの
信号を出力する。したがって、ブロック選択信号BS3
だけが高レベルになり、他のブロック選択信号BS0,
BS1およびBS2が低レベルになる。その結果、メモ
リブロックBK3内のセンスアンプおよび書込ドライバ
だけが活性化または能動化される。
【0089】上記の動作により、メモリブロックBK0
内のワード線WL0によりアクセスされるべきメモリセ
ル行が、メモリブロックBK2内の冗長メモリセル行に
より置換えられ、かつ、メモリブロックBK1内のワー
ド線WL1によってアクセスされるべきメモリセル行
が、メモリブロックBK3内の冗長メモリセル行により
置換えられた。図5からわかるように、ブロック選択の
ための信号Z0をプログラムするアドレスプログラム回
路が省かれているので、半導体基板上でプログラム回路
が占める領域が減少されるという利点がもたらされる。
【0090】図7は、この発明の第4実施例のSRAM
に用いられる行デコーダおよび冗長行デコードの回路図
である。この実施例では、各メモリブロックBK0ない
しBK3内に2つの冗長メモリセル行が設けられてい
る。たとえば、図7を参照して、メモリブロックBK0
(またはBK2)は、冗長ワード線信号WLR0および
WLR2に応答してアクセスされる2つの冗長メモリセ
ル行を備えている。メモリブロックBK1(またはBK
3)は、冗長ワード線信号WLR1およびWLR3に応
答してアクセスされる2つの冗長メモリセル行を備えて
いる。この実施例においても、2つのメモリブロックB
K0およびBK1における冗長メモリセル行の制御のた
めに、1つの冗長行デコーダ450Aが設けられる。同
様に、メモリブロックBK2およびBK3における冗長
メモリセル行の制御のために冗長行デコーダ450Bが
設けられる。各冗長行デコーダ450Aおよび450B
は、同じ回路構成を有していることが指摘される。
【0091】冗長行デコーダ450Aは、冗長イネーブ
ル回路51と、救済されるべき欠陥メモリセル行をプロ
グラムするためのアドレスプログラム回路52bと、救
済されるべきメモリブロックをプログラムするためのア
ドレスプログラム回路52dと、NANDゲート57お
よび80aないし80dと、NORゲート58と、イン
バータ59および81aないし81dとを含む。インバ
ータ81aないし81dの出力は、冗長ワード線WLR
0,WLR2,WLR1およびWLR3にそれぞれ接続
される。NANDゲート80aは、プリデコード信号/
X0/Z0を受ける。NANDゲート80cは、プリデ
コード信号X0/Z0を受ける。NANDゲート80b
は、プリデコード信号/X0Z0を受ける。NANDゲ
ート80dは、プリデコード信号X0Z0を受ける。ア
ドレスプログラム回路52bは、行アドレスバッファ2
から与えられる信号X1および/X1を受ける。アドレ
スプログラム回路52dは、ブロックアドレスバッファ
31から与えられる信号Z1および/Z1を受ける。
【0092】次に、第4実施例の動作について説明す
る。一例として、メモリブロックBK0内のワード線W
L0によりアクセスされるメモリセル行が、メモリブロ
ック2内の冗長ワード線WLR0に接続された冗長メモ
リセル行により救済され、メモリブロックBK0内のワ
ード線WL1によりアクセスされるメモリセル行が、メ
モリブロックBK2内の冗長ワード線WLR2に接続さ
れた冗長メモリセル行により救済され、メモリブロック
BK1内のワード線WL4によりアクセスされるメモリ
セル行が、メモリブロックBK3内の冗長ワード線WL
R1に接続された冗長メモリセル行により救済され、そ
してメモリブロックBK1内のワード線WL5によりア
クセスされるメモリセル行が、メモリブロック3内の冗
長ワード線WLR3に接続された冗長メモリセル行によ
り救済される場合について説明する。
【0093】まず、メモリブロックBK2およびBK3
のための冗長行デコーダ450Bにおいて、各アドレス
プログラム回路52bおよび52d内の対応するヒュー
ズ63が接続状態で残される。したがって、NORゲー
ト58は、信号X1およびZ1がいずれも低レベルであ
るとき高レベルの冗長アクセス信号RR2を出力する。
このとき、図6に示したブロックセレクタ回路(この実
施例においても用いられる)332が、すべて低レベル
のデコーダイネーブル信号BSL0ないしBSL3を出
力するので、すべての行デコーダは動作されない。
【0094】信号/Z0が高レベルであるとき、NAN
Dゲート80aが低レベルの信号を出力し、NANDゲ
ート80bが高レベルの信号を出力する。したがって、
インバータ81aが高レベルの冗長ワード線信号WLR
0を出力し、インバータ81bが低レベルの冗長ワード
線信号WLR2を出力する。その結果、メモリブロック
BK2内の1つの冗長メモリセル行が、活性化された冗
長ワード線信号WLR0に応答してアクセスされる。
【0095】一方、ブロックセレクタ回路332は、冗
長行デコーダ450Bから与えられる高レベルの冗長ア
クセス信号RR2に応答して、NANDゲート111c
が低レベルの信号を出力する。したがって、ブロック選
択信号BS2だけが高レベルになり、他のブロック選択
信号BS0,BS1およびBS3が低レベルになる。そ
の結果、メモリブロックBK2内のセンスアンプおよび
書込ドライバだけが活性化または能動化される。
【0096】信号Z0が高レベルであるとき、NAND
ゲート80aが高レベルの信号を出力し、NANDゲー
ト80bが低レベルの信号を出力する。したがって、イ
ンバータ81aが低レベルの冗長ワード線信号WLR0
を出力し、一方、インバータ81bが高レベルの冗長ワ
ード線信号WLR1を出力する。その結果、メモリブロ
ックBK3内の1つの冗長メモリセル行が、活性化され
た冗長ワード線信号WLR1に応答してアクセスされ
る。
【0097】ブロックセレクタ回路332では、高レベ
ルの冗長アクセス信号RR2が与えられるので、NAN
Dゲート111dが低レベルの信号を出力する。したが
って、ブロック選択信号BS3だけが高レベルになり、
他のブロック選択信号BS0,BS1およびBS2が低
レベルになる。その結果、メモリブロックBK3内のセ
ンスアンプおよび書込ドライバのみが活性化または能動
化される。
【0098】上記の動作により、メモリブロックBK0
内のワード線WL0およびWL1によってアクセスされ
る2つのメモリセル行が、メモリブロックBK2内の2
つの冗長メモリセル行により置換され、かつメモリブロ
ックBK1内のワード線WL4およびWL5によってア
クセスされる2つのメモリセル行が、メモリブロックB
K3内の2つの冗長メモリセル行により置換された。
【0099】以上の説明からわかるように、各メモリブ
ロックごとに設けられた冗長メモリセルが、いずれのメ
モリブロックにおける欠陥メモリセルの救済にも使用さ
れ得るので、SRAMの製造における歩留まりが改善さ
れ得る。言い換えると、欠陥メモリセルの救済のため
に、各メモリブロック内に設けられた冗長メモリセル
が、すべてのメモリブロックにより共用されるので、欠
陥メモリセルを融通性よく救済することができる。
【0100】これに加えて、半導体メモリ内の欠陥は、
メモリセルアレイ内の隣接した行間で引き起こされる傾
向があるので、図18および図20に示されるように、
隣接したメモリセル行単位での救済が極めて有用であ
る。すなわち、第2および第4実施例では、隣接した欠
陥メモリセル行が複数の冗長メモリセル行により置換さ
れ得るので、半導体メモリの効率のよい救済が実現され
得る。と同時に、隣接した欠陥行が救済される実施例で
は、アドレスプログラム回路の数が減少されるので(た
とえば、図3および図4に示した冗長行デコーダ50a
および250aを比較すると、冗長行デコーダ250a
においてアドレスプログラム回路52aが省かれてい
る)、より高い集積度が達成され得る。
【0101】上記の実施例では、この発明がSRAMに
適用される例を示しているが、この発明は、SRAMに
限られず、一般に半導体メモリに適用され得ることが指
摘される。
【0102】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、欠陥メモリセルを含んでいるメモリブロックを示す
欠陥ブロックアドレスを記憶する欠陥ブロックアドレス
記憶手段を設け、かつ外部から与えられるブロックアド
レスと記憶された欠陥ブロックアドレスとの間の一致を
検出するブロックアドレス一致検出手段が設けられたの
で、半導体メモリ装置における欠陥メモリセルが融通性
よく救済され、製造における歩留まりが改善される。
【0103】また、請求項2,3および4の発明によれ
ば、各冗長アクセス制御回路が、対応するメモリブロッ
クとは別の他のメモリブロックに存在する複数の欠陥メ
モリセル行をそれ自身が有する冗長メモリセル行で機能
的に置換するための手段を備えているので、製造におけ
る歩留りが改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すSRAMのブロッ
ク図である。
【図2】図1に示したブロックセレクタ回路の回路図で
ある。
【図3】図1に示した行デコーダおよび冗長行デコーダ
の回路ブロック図である。
【図4】この発明の第2実施例のSRAMに用いられる
行デコーダおよび冗長行デコーダの回路ブロック図であ
る。
【図5】この発明の第3実施例のSRAMに用いられる
行デコーダおよび冗長行デコーダの回路図である。
【図6】この発明の第3実施例のSRAMに用いられる
ブロックセレクタ回路の回路図である。
【図7】この発明の第4実施例のSRAMに用いられる
行デコーダおよび冗長行デコーダの回路図である。
【図8】この発明の背景を示すSRAMのブロック図で
ある。
【図9】図8に示したメモリセルアレイ1aの回路図で
ある。
【図10】図9に示したメモリセルの一例を示す回路図
である。
【図11】図9に示したメモリセルの別の例を示す回路
図である。
【図12】図9に示したメモリセルの読出動作を説明す
るためのタイミング図である。
【図13】図8に示したブロックセレクタ回路の回路図
である。
【図14】図8に示した行デコーダおよび冗長行デコー
ダの回路図である。
【図15】冗長イネーブル回路の回路図である。
【図16】アドレスプログラム回路の回路図である。
【図17】この発明の第1実施例における欠陥メモリセ
ル行の救済態様を示す概念図である。
【図18】この発明の第2実施例における欠陥メモリセ
ル行の救済態様を示す概念図である。
【図19】この発明の第3実施例における欠陥メモリセ
ル行の救済態様を示す概念図である。
【図20】この発明の第4実施例における欠陥メモリセ
ル行の救済態様を示す概念図である。
【図21】図3に示したアドレスプログラム回路52
a,52bの回路図である。
【図22】図3に示した冗長イネーブル回路およびアド
レスプログラム回路52c,52dの回路図である。
【図23】この発明の第3実施例を示すSRAMのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1a,1b メモリセルアレイ 3a,3b 行デコーダ 7a,7b 冗長メモリセル行 9a,9b センスアンプ 31 ブロックアドレスバッファ 32 ブロックセレクタ回路 33a,33b 書込バッファ 50a,50b 冗長行デコーダ BK0,BK1,BKn−1 メモリブロック BS0,BS1,BSn−1 ブロック選択信号 BSL0,BSL1,BSLn−1 デコーダイネーブ
ル信号 RR0,RR1,RRn−1 冗長アクセス信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がメモリセルアレイと冗長メモリセ
    ルを備えた複数のメモリブロックと、 各々が前記複数のメモリブロック内の対応する冗長メモ
    リセルについて設けられ、前記対応する冗長メモリセル
    へのアクセスを制御する複数の冗長アクセス制御回路と
    を含み、 各前記冗長アクセス制御回路は、 前記対応する冗長メモリセルによって電気的に置換され
    るべき欠陥メモリセルを含んでいる欠陥メモリブロック
    を示す欠陥ブロックアドレスを記憶する欠陥ブロックア
    ドレス記憶手段と、 前記欠陥メモリブロック内の前記欠陥メモリセルの位置
    を示す欠陥メモリセルアドレスを記憶する欠陥メモリセ
    ルアドレス記憶手段と、 外部から与えられるブロックアドレスと前記欠陥ブロッ
    クアドレス記憶手段内に記憶された欠陥ブロックアドレ
    スとの間の一致を検出するブロックアドレス一致検出手
    段と、 外部から与えられるメモリセルアドレスと前記欠陥メモ
    リセルアドレス記憶手段内に記憶された欠陥メモリセル
    アドレスとの一致を検出するメモリセルアドレス一致検
    出手段と、 前記ブロックアドレス一致検出手段および前記メモリセ
    ルアドレス一致検出手段から出力される出力信号に応答
    して、前記対応する冗長メモリセルへのアクセスを能動
    化する冗長アクセス能動化手段とを備える、半導体メモ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 各々がメモリセルアレイおよび第1およ
    び第2の冗長メモリセル行を備えた複数のメモリブロッ
    クと、 各々が対応する1つのメモリブロック内の対応する前記
    第1および第2の冗長メモリセル行について設けられ、
    かつ前記対応する第1および第2の冗長メモリセル行へ
    のアクセスを制御する複数の冗長アクセス制御回路とを
    含み、 各前記冗長アクセス制御回路は、前記対応する1つのメ
    モリブロックの他のメモリブロック内のメモリセルアレ
    イにおいて、2つの隣接するメモリセル行を前記対応す
    る第1および第2の冗長メモリセル行で機能的に置換す
    るための手段を備える、半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 各々がメモリセルアレイおよび冗長メモ
    リセル行を備えた複数のメモリブロックと、 各々が対応する2つのメモリブロック内の対応する2つ
    の冗長メモリセル行について設けられ、かつ前記対応す
    る2つの冗長メモリセル行へのアクセスを制御する複数
    の冗長アクセス制御回路とを含み、 各前記冗長アクセス制御回路は、前記対応する2つのメ
    モリブロックの他の2つのメモリブロック内の2つのメ
    モリセルアレイにおいて、2つのメモリセル行を前記対
    応する2つの冗長メモリセル行で機能的に置換するため
    の手段を備える、半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 各々がメモリセルアレイおよび第1およ
    び第2の冗長メモリセル行を備えた複数のメモリブロッ
    クと、 各々が対応する2つのメモリブロック内の対応する4つ
    の冗長メモリセル行について設けられ、かつ前記対応す
    る4つの冗長メモリセル行へのアクセスを制御する複数
    の冗長アクセス制御回路とを含み、 各前記冗長アクセス制御回路は、前記対応する2つのメ
    モリブロックの他の2つのメモリブロック内の2つのメ
    モリセルアレイにおいて、各々2つが対応する1つのメ
    モリセルアレイにおいて隣接する4つのメモリセル行を
    前記対応する4つの第1および第2の冗長メモリセル行
    で機能的に置換するための手段を備える、半導体メモリ
    装置。
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