JPH05290056A - 生産機械の稼働予定管理装置 - Google Patents

生産機械の稼働予定管理装置

Info

Publication number
JPH05290056A
JPH05290056A JP11690492A JP11690492A JPH05290056A JP H05290056 A JPH05290056 A JP H05290056A JP 11690492 A JP11690492 A JP 11690492A JP 11690492 A JP11690492 A JP 11690492A JP H05290056 A JPH05290056 A JP H05290056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
time
item
fixed
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11690492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3359655B2 (ja
Inventor
Yoshiji Morioke
義嗣 森桶
Takuo Hida
拓郎 飛田
Eiko Fujimoto
永子 藤本
Yuji Kase
雄司 嘉瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP11690492A priority Critical patent/JP3359655B2/ja
Publication of JPH05290056A publication Critical patent/JPH05290056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3359655B2 publication Critical patent/JP3359655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立案した予定と実際の稼働実績との間に相違
が生じた場合にも、予定日時の変動による支障を避ける
ことができる生産機械の稼働予定管理装置を提供する。 【構成】 予定立案手段30は、受注品目についての予
定組みを行い、これを予定テーブル11に追加する。予
定テーブル11は、表示手段20に表示され、生産機械
1〜3の作業者は、これに基づいて各生産機械を稼働さ
せる。稼働実績は、予定修正手段40に入力され、処理
の進捗状況に応じた予定テーブルの修正がなされる。処
理を特定の固定日に行う必要がある品目については、固
定日時設定手段50により固定日設定がなされる。予定
テーブル修正により、処理日程が設定された固定日から
動いてしまう品目については、警告手段60によって警
告表示がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産機械の稼働予定管
理装置、特に、処理対象となる複数の品目を、複数の生
産機械を動作させて順次処理するために、生産機械の稼
働予定を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の生産工程では、それぞれ処理能力
が異なった生産機械を複数台同時に用い、いくつもの品
目をそれぞれの生産機械に割り当てて処理することが一
般に行われている。たとえば、印刷物の処理では、種々
の大きさ、種々の色をもった印刷物の印刷が複数の印刷
機で処理される。この場合、最も効率良く印刷機を稼働
させるために、どの印刷機でどの品目をどの順番で処理
するかという予定を立案する必要がある。このような予
定を効率良く立案するための予定立案装置は、たとえ
ば、特開平3−32556号公報に開示されている。こ
の公報に開示された予定立案装置では、予め、各生産機
械固有の処理能力を示す処理能力データを用意してお
き、この処理能力データを、処理対象となる品目の処理
内容と照らし合わせることにより効率の良い予定テーブ
ルが立案される。また、特開平3−256657号公報
には、各生産機械ごとに処理実績を検出し、処理の実際
の進捗状況を、予定テーブルとともに表示する生産機械
の稼働予定管理装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述したような生産機
械の稼働予定立案装置によって、最適な予定テーブルが
立案されたとしても、各生産機械を稼働して処理を実行
すると、実際の処理時間は必ずしも立案された予定どお
りにはならない。特に、印刷機械を用いた印刷処理で
は、インキの色合わせなどの準備に時間がかかったり、
印刷不良を除去するための調整に時間がかかったりし
て、実際の処理時間が予定より遅れることがある。ま
た、逆に、作業が予想外に順調に進行したため、実際の
処理時間が予定より早まることもある。予定が遅れれ
ば、以後に処理すべき品目に対する予定が順次繰り下げ
られ、予定が早まれば、逆に以後の予定が順次繰り上げ
られる。
【0004】ところが、品目によっては、ある特定の日
(または時)に必ず処理を行わないと、都合の悪いもの
がある。たとえば、印刷処理では、インキの色の確認を
行ったりするために、発注元の顧客が印刷現場に立会っ
た状態で作業を行う場合がある。このような場合、顧客
との間で、立会いの日時を予め約束しておくことになる
ため、立案した予定の日時に必ず処理を行うようにしな
いと、支障を来たすことになる。
【0005】そこで、本発明は、立案した予定と実際の
稼働実績との間に相違が生じた場合にも、予定日時の変
動による支障を避けることができる生産機械の稼働予定
管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 本願第1の発明は、処理対象となる複数の品目
を、複数の生産機械を動作させて順次処理するために、
生産機械の稼働予定を管理する装置において、各生産機
械ごとに、日時順に処理対象となる品目を並べた予定テ
ーブルを記憶するための記憶手段と、この記憶手段に記
憶された予定テーブルを表示するための表示手段と、新
たな品目について新たな予定組みを行い、これを予定テ
ーブルに追加する予定立案手段と、各生産機械の稼働実
績に基づいて、予定テーブルの各品目を、繰り上げある
いは繰り下げする修正を行う予定修正手段と、特定の品
目について、この品目を処理すべき日時を特定の固定日
時に設定すべきであることを示す固定日時情報を入力
し、これを記憶手段に記憶する固定日時設定手段と、予
定修正手段によって、予定テーブルの修正を行う際に、
固定日時が設定された品目についての予定が、設定され
た固定日時以外の日程に動いてしまう場合に、表示手段
にその品目についての警告表示を行う警告手段と、を設
けたものである。
【0007】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係る生産機械の稼働予定管理装置において、固定日
時設定手段に、固定日時情報とともに、その品目の処理
を固定日時に行うべき要求の程度を示す固定レベルを入
力し、これを記憶手段に記憶する機能を設け、警告手段
に、この固定レベルに応じて異なる態様で警告表示を行
う機能を設けたものである。
【0008】(3) 本願第3の発明は、上述の第2の発
明に係る生産機械の稼働予定管理装置において、予定修
正手段に、設定された固定日時以外の日程に動いてしま
う品目に対して、固定レベルに基づく優先順位にしたが
って予定組みの変更を行う機能を設け、警告手段に、予
定組みの変更を行っても、なお、設定された固定日時以
外の日程に動いてしまう品目がある場合に、この品目に
ついての警告表示を行う機能を設けたものである。
【0009】
【作 用】
(1) 本願第1の発明による生産機械の稼働予定管理装
置では、各生産機械の稼働実績が予定より早まった場合
には予定品目の繰り上げが、逆に遅くなった場合には予
定品目の繰り下げが、予定修正手段によって行われる。
このとき、固定日時の設定が行われている品目について
の繰り上げや繰り下げが行われる場合には、予定テーブ
ルの表示画面上でその品目についての警告表示がなされ
るので、作業者の注意を促すことができ、必要に応じて
作業者に予定の再立案作業を実行させることができる。
【0010】(2) 本願第2の発明による生産機械の稼
働予定管理装置では、固定日時情報とともに固定レベル
が入力され、この固定レベルに応じた警告表示がなされ
る。したがって、作業者は警告表示がなされた品目につ
いての優先順位を把握することができる。
【0011】(3) 本願第3の発明による生産機械の稼
働予定管理装置では、予定修正手段に、予定組みの変更
を行う機能を設けたため、固定日時を維持するような予
定組みが自動的に行われるようになる。しかも、この予
定組みは、固定レベルに基づく優先順位にしたがってな
されるので、より重要な品目についての固定日時維持が
優先され、固定日時が維持されなかった品目については
警告表示がなされるため、作業者の注意を促すことがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る生産機械の稼働予定管理
装置の基本構成を示すブロック図である。この管理装置
の主たる構成要素は、記憶手段10、表示手段20、予
定立案手段30、予定修正手段40、固定日時設定手段
50、警告手段60、であり、この実施例では、3台の
生産機械1〜3を動作させて複数の品目を順次処理させ
るための稼働予定を管理する機能を有する。記憶手段1
0内には、予定テーブル11、固定日時情報12、固定
レベル13が記憶される。予定テーブル11は、各生産
機械1〜3ごとに、日時順に処理対象となる品目を並べ
たテーブルであり、この予定テーブル11は表示手段2
0の画面に表示される。生産機械1〜3を稼働させる作
業者は、この予定テーブル11に示された順に各品目に
対する処理を行うことになる。予定立案手段30は、新
たな品目について新たな予定組みを行い、これを予定テ
ーブル11に追加する機能を有する。すなわち、新たな
受注により、新たな品目についての処理が必要になった
ときには、この予定立案手段30によって新たな予定組
みを行い、これが予定テーブル11に追加されることに
なる。
【0013】生産機械1〜3の稼働実績は、予定修正手
段40に入力される(図に破線で示す)。たとえば、生
産機械1〜3がそれぞれ印刷機の場合には、印刷枚数が
予定修正手段40に入力されることになる。この稼働実
績の入力操作は、各生産機械を稼働させる作業者による
報告という形式を採ってもよいし、各生産機械からの信
号による自動入力という形式を採ってもよい。たとえ
ば、印刷機の場合には、印刷枚数をカウントする実績集
計装置を設けておけば、印刷枚数を信号によって自動入
力することが可能になる。この稼働実績は、必ずしも立
案された予定のとおりにはならない。予定修正手段40
は、入力された稼働実績に基づいて、予定テーブルを修
正する機能を有する。すなわち、処理が早まっている生
産機械についての予定については、各品目を順次繰り上
げる修正を行い、処理が遅れている生産機械についての
予定については、各品目を順次繰り下げる修正を行う。
【0014】一方、固定日時設定手段50は、特定の品
目について、この品目を処理すべき日時を特定の固定日
時に設定すべきであることを示す固定日時情報12と、
その品目の処理を固定日時に行うべき要求の程度を示す
固定レベル13とを入力し、これを記憶手段10に記憶
する機能を有する。また、警告手段60は、予定修正手
段40によって、予定テーブル11の修正を行う際に、
固定日時が設定された品目についての予定が、設定され
た固定日時以外の日程に動いてしまう場合に、その品目
について警告表示を行う機能を有する。この警告表示
は、表示手段20に対して行われ、それぞれ設定された
固定レベルに応じて異なる態様で表示がなされる。この
固定日時設定手段50および警告手段60の動作は、本
発明の重要な機能に関わる部分であるので、具体的な実
施例を参照しながら後に詳述する。
【0015】以上の基本構成要素は、具体的にはコンピ
ュータおよびその周辺機器を用いて実現される。すなわ
ち、予定立案手段30、予定修正手段40、固定日時設
定手段50、警告手段60は、いずれも、コンピュータ
本体およびこれを動作させるためのソフトウエアによっ
て実現されるものであり、記憶手段10は、このコンピ
ュータ用のメモリあるいは磁気ディスクなどの記憶装置
によって実現されるものであり、表示手段20は、この
コンピュータ用のディスプレイ装置によって実現される
ものである。
【0016】続いて、この装置の具体的な動作を具体例
に基づいて説明する。いま、図2に示すような予定テー
ブル11が記憶手段10内に用意されているものとす
る。この予定テーブルには、3台の生産機械1〜3につ
いての予定が示されている。すなわち、4月1日(月)
から4月2日(火)にかけて、生産機械1は品目A,
D,Gの順に処理を行い、生産機械2は品目B,E,H
の順に処理を行い、生産機械3は品目C,F,Iの順に
処理を行うべきである予定が示されている。一般に、各
品目についての処理時間はそれぞれ異なる。たとえば、
印刷機を用いた印刷処理を考えると、印刷に用いる色数
や印刷枚数によって当然、各品目についての印刷時間が
異なるわけである。このような予定テーブルは、予定立
案手段30によって作成される。予定テーブルを作成す
るには、各生産機械の処理能力を考慮して、各品目を効
率良く割り当てる必要がある。たとえば、4色印刷を行
うべき品目は、4色刷りを行う能力をもった印刷機に割
り当てる必要がある。逆に、4色刷りを行う能力をもっ
た印刷機には、2色印刷を行うべき品目も、4色印刷を
行うべき品目も、両方割り当てることができるが、どち
らの品目を割り当てたら効率的であるかは、処理対象と
なる個々の品目を考慮して決定する必要がある。また、
納期が決められた品目は、この納期に合わせた処理が必
要になる。予定立案手段30は、このようなことを考慮
しながら、最適な品目割り当てを行い、予定テーブルの
作成を行う機能をもっている。なお、このような予定立
案手段30の構成や、予定立案のためのアルゴリズム
は、たとえば、特開平3−32556号公報に開示され
ている公知技術であるため、本明細書では詳しい説明は
省略する。
【0017】さて、ここで、顧客から新たな品目J〜O
についての受注があった場合を考える。オペレータが、
予定立案手段30に対して、この新たな品目J〜Oにつ
いての詳細な情報(たとえば、4色刷り:A4判:印刷
枚数1000枚といった情報)を入力すると、予定立案
手段30は、これらの品目を所定のアルゴリズムに従っ
て、3台の生産機械1〜3に割り当てる予定組みを行
い、その結果を予定テーブル11に追加する。ここで
は、その結果、予定テーブルが図3に示すようになった
ものとする。新規受注した品目J〜Oは、4月2日
(火)から4月3日(水)にかけて割り当てられてい
る。表示手段20には、このような予定テーブルが画面
上に表示される。生産機械1〜3を操作する作業者は、
この予定テーブルに基づいて処理を進めることになる。
具体的には、図3に示す予定テーブルに従うと、4月1
日(月)の午前零時から、生産機械1は品目Aの処理に
とりかかり、生産機械2は品目Bの処理にとりかかり、
生産機械3は品目Cの処理にとりかかることになる。
【0018】さて、実際に生産機械を使ってそれぞれの
処理を実施した場合、各品目の処理時間が必ずしも予定
テーブルのとおりに終了するとは限らない。印刷機械な
どでは、インキの色合わせなどの準備に時間がかかった
り、印刷不良を除去するまでの調整に時間がかかったり
して、予定が大幅に遅れることもある。逆に、予定テー
ブルで見積もっていた準備時間や調整時間が実際には短
くてすみ、予定が早まることもある。ここでは、4月1
日(月)の午後12時(4月2日(火)の午前零時)の
時点において、図4に斜線を施した処理が完了していた
場合について、以下の説明を続けることにする。すなわ
ち、生産機械1では、品目Aの処理に手間取り、4月1
日(月)にまる1日作業を行ったにもかかわらず、品目
Aについての処理の半分程しか作業が進行していない。
逆に、生産機械2では、作業が予想外にはかどり、品目
B,E,Hまでの処理が完了している。また、生産機械
3では、全く予定テーブルどおりの進捗状況となってお
り、品目C,Fまでの処理が完了している。このような
処理実績が、予定修正手段40に入力されると、予定修
正手段40は、図4に示す予定テーブルを図5に示すよ
うに修正する。修正後の予定テーブルは、4月2日
(火)以降の予定を示すものであり、予定に遅延が生じ
た生産機械1については、遅れた分だけすべての予定を
繰り下げる修正がなされ、予定が早まった生産機械2に
ついては、早まった分だけすべての予定を繰り上げる修
正がなされている。生産機械3についての予定はもとの
ままである。このように予定テーブルの修正を行うこと
により、各生産機械の作業者は、引き続きこの予定テー
ブルに基づいて作業を続けることができる。
【0019】ところが、品目によっては、処理日程が別
な日時に動いてしまっては問題がある場合がある。たと
えば、印刷処理において、発注元の顧客がインキの色合
わせに立ち会うことになっており、立ち会いの日程を予
め約束しているような場合は、処理日程をむやみに変更
することはできない。このような場合には、固定日時設
定手段50によって、固定日時の設定を行っておく。た
とえば、図3に示すような予定テーブルを作成した時点
で、品目Jは4月2日(火)に処理し、品目NおよびO
は4月3日(水)に処理しなければならない事情があっ
たとすると、これらの日付を固定日として設定する入力
を行えばよい。固定日時設定手段50は、この設定入力
を、固定日時情報12として記憶手段10に記憶させ
る。具体的には、たとえば、「J:4/2,N:4/
3,O:4/3」のようなデータを書き込むようにすれ
ばよい。この実施例の装置では、このような固定日時の
設定が行われた品目については、表示手段20の画面
上、太枠表示するようにしている。上述の例の場合、図
6に示すような予定テーブルが表示画面に得られること
になり、固定日が設定されている品目が一目瞭然とな
る。
【0020】さて、このような固定日時の設定が行われ
ていると、予定修正手段40によって予定テーブルの修
正が行われたあとの表示は、図5の代わりに図7に示す
ようになる。ここで、品目J,N,Oについて太枠表示
がなされているのは、前述のように、これらの品目につ
いて固定日時の設定がなされていることを示すものであ
る。また、品目Jにはバー表示61が、品目Nにはバー
表示62が、それぞれなされているが、これらのバー表
示は警告手段60によってなされたものである。すなわ
ち、予定修正手段40によって、予定テーブルの修正が
実行されると、警告手段60は、修正後の予定テーブル
11について固定日時情報12をチェックする。そし
て、設定された固定日とは異なる日程に割り当てられた
品目については、このようなバー表示による警告を行う
のである。このようなバー表示により、オペレータは、
その品目が固定日から動いたことを直ちに認識すること
ができる。必要に応じて、どのように動いたのかを知ら
しめる表示を行うようにしてもよい。たとえば、 品目J : 4月2日(火) → 4月3日(水) 品目N : 4月3日(水) → 4月2日(火) のような表示をさせれば、もとの固定日がいつであった
かが容易に認識できる。また、必要に応じて、このよう
な情報をプリンタによって紙面上に出力させてもよい。
いずれにしても、このバー表示により、オペレータの注
意を喚起することができる。オペレータは、このように
固定日が動いてしまった個々の品目に対して、どのよう
な処置をすべきかを判断し、これに対処するための処理
を行う。たとえば、顧客の立ち会い日程を動かすことが
できるのであれば、固定日時設定手段50に対して、固
定日の設定を変更する処理を行えばよい。日程変更が困
難な場合には、オペレータが手作業で予定組みの変更を
行い、予定テーブルの修正を行う処理を行えばよい。
【0021】なお、この装置では、固定日の設定を行う
ときに、合わせて固定ランクの設定も行うようにしてい
る。この固定ランクは、その品目の処理を固定日に行う
べき要求の程度を示す指標であり、たとえば、この実施
例では、 ランク1:絶対に固定日を動かせない品目 ランク2:できるだけ固定日を動かさないようにする品
目 ランク3:場合によっては固定日を動かしてもかまわな
い品目 の3つのランクを定義し、固定日の設定時に、ランク1
〜3のいずれかを入力するようにしている。入力した固
定レベルは、固定日時情報と同様に記憶手段10内に記
憶される。このような固定ランクが設定されている場合
には、警告手段60は、ランクによって異なる態様で警
告表示を行うことができる。この実施例では、バー表示
の色を変えることにより態様を変えている。具体的に
は、ランク1の固定日が動いてしまった場合には赤色に
より、ランク2の固定日が動いてしまった場合には黄色
により、ランク3の固定日が動いてしまった場合には緑
色により、それぞれバー表示を行うようにしている。オ
ペレータは、表示手段20の画面上で、このように色別
のバー表示を見ることができるので、各固定ランクに適
した処置を直ちに採ることができる。
【0022】本願発明の装置の別な実施例として、固定
日が動いてしまった品目については、もとの固定日に日
程をもどすような予定テーブルの修正を自動的に行う機
能を付加することも可能である。すなわち、予定修正手
段40に、上述のような予定テーブルの修正アルゴリズ
ムを用意しておき、自動修正を行うようにするのであ
る。たとえば、図7に示すような予定テーブルでは、品
目J,Nに対して修正が必要である。修正を行うための
アルゴリズムのひとつは、予定テーブルの同一欄内で調
整を行う方法である。たとえば、品目Jに対する修正
は、品目Jを上下に移動させることにより行うことがで
きる。すなわち、図8に示すように、品目Jを品目A−
D間に挿入するような修正を行えば、固定日は動かさな
いですむことになる。修正を行うための別なアルゴリズ
ムは、予定テーブルの異なる欄間で調整を行う方法であ
る。たとえば、品目Nに対する修正を行うために、図9
に示すように、品目Mを生産機械2に割り当て直し、品
目K−N間に挿入するような修正を行えば、固定日は動
かさないですむことになる。このように、予定修正手段
40内に、所定の修正アルゴリズムを用意しておいて自
動修正を行い、この自動修正を行っても固定日が動いて
しまうような品目については、警告手段60による警告
表示を行うようにすれば、オペレータが行うべき処理負
担が軽減される。なお、固定レベルの設定がなされてい
るときには、固定レベルの優先順に従って自動修正を行
うようにする。
【0023】以上、本発明を図示する実施例に基づいて
説明したが、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。特
に、上述の具体例では、固定日の設定を行う例について
述べたが、固定日時設定手段は、日だけでなく時刻の設
定を行うことも可能であり、たとえば、ある特定の日付
の午前中に固定するというような設定を行ってもよい
(この場合、同一日付でも午後に予定が動いてしまった
場合には、警告表示がなされる)。あるいは、更に厳密
に、時刻の設定までも行い、その時刻が所定時間以上ず
れた場合に警告表示を行うようにしてもよい。また、警
告表示の一態様として、前述の実施例では、その品目の
欄にバー表示をする例を示したが、これはどのような態
様の表示であってもかまわない。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり本発明による生産機械の稼
働予定管理装置では、予定テーブルの修正が行われた場
合であっても、固定日時の設定が行われている品目につ
いての繰り上げや繰り下げが行われる場合には、予定テ
ーブルの表示画面上でその品目についての警告表示がな
されるので、作業者の注意を促すことができ、予定日時
の変動による支障を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生産機械の稼働予定管理装置の基
本構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す装置における予定テーブルの一例を
示す図である。
【図3】図2に示す予定テーブルに、更に新たな品目に
ついての予定を追加した状態を示す図である。
【図4】図3に示す予定テーブルについて、実際の処理
の進捗状況を斜線で示す図である。
【図5】図4に示す予定テーブルについて、予定の繰り
上げおよび繰り下げ修正を行った状態を示す図である。
【図6】図3に示す予定テーブルについて、固定日設定
を行った状態を示す図である。
【図7】図6に示す予定テーブルについて、予定の繰り
上げおよび繰り下げ修正を行った状態を示す図である。
【図8】図7に示す予定テーブルについて、品目Jの予
定修正を行った状態を示す図である。
【図9】図8に示す予定テーブルについて、品目Nの予
定修正を行った状態を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3…生産機械 10…記憶手段 11…予定テーブル 12…固定日時情報 13…固定レベル 20…表示手段(ディスプレイ装置) 30…予定立案手段 40…予定修正手段 50…固定日時設定手段 60…警告手段 61,62…バー表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嘉瀬 雄司 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理対象となる複数の品目を、複数の生
    産機械を動作させて順次処理するために、生産機械の稼
    働予定を管理する装置であって、 各生産機械ごとに、日時順に処理対象となる品目を並べ
    た予定テーブルを記憶するための記憶手段と、 この記憶手段に記憶された予定テーブルを表示するため
    の表示手段と、 新たな品目について新たな予定組みを行い、これを前記
    予定テーブルに追加する予定立案手段と、 各生産機械の稼働実績に基づいて、前記予定テーブルの
    各品目を、繰り上げあるいは繰り下げする修正を行う予
    定修正手段と、 特定の品目について、この品目を処理すべき日時を特定
    の固定日時に設定すべきであることを示す固定日時情報
    を入力し、これを前記記憶手段に記憶する固定日時設定
    手段と、 前記予定修正手段によって、予定テーブルの修正を行う
    際に、前記固定日時が設定された品目についての予定
    が、設定された固定日時以外の日程に動いてしまう場合
    に、前記表示手段にその品目についての警告表示を行う
    警告手段と、 を備えることを特徴とする生産機械の稼働予定管理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管理装置において、 固定日時設定手段が、固定日時情報とともに、その品目
    の処理を固定日時に行うべき要求の程度を示す固定レベ
    ルを入力し、これを記憶手段に記憶する機能を有し、 警告手段が、この固定レベルに応じて異なる態様で警告
    表示を行う機能を有することを特徴とする生産機械の稼
    働予定管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の管理装置において、 予定修正手段が、設定された固定日時以外の日程に動い
    てしまう品目に対して、固定レベルに基づく優先順位に
    したがって予定組みの変更を行う機能を有し、 警告手段が、前記予定組みの変更を行っても、なお、設
    定された固定日時以外の日程に動いてしまう品目がある
    場合に、この品目についての警告表示を行う機能を有す
    ることを特徴とする生産機械の稼働予定管理装置。
JP11690492A 1992-04-09 1992-04-09 生産機械の稼働予定管理装置 Expired - Lifetime JP3359655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690492A JP3359655B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 生産機械の稼働予定管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11690492A JP3359655B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 生産機械の稼働予定管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05290056A true JPH05290056A (ja) 1993-11-05
JP3359655B2 JP3359655B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=14698522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11690492A Expired - Lifetime JP3359655B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 生産機械の稼働予定管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3359655B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001315311A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 印刷予定組方法およびシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001315311A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Dainippon Printing Co Ltd 印刷予定組方法およびシステム
JP4697908B2 (ja) * 2000-05-12 2011-06-08 大日本印刷株式会社 印刷予定組方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3359655B2 (ja) 2002-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6380953B1 (en) Method of display scrolling along a timebase and an apparatus for performing the method
US8423407B2 (en) System and method for an adaptive scheduling system architecture
JPH0727539B2 (ja) 月間予定表編集方法
JPH10118896A (ja) スケジュール作成支援装置
JPH05143613A (ja) 生産計画システム
JPH11120248A (ja) 生産スケジューリング・システムおよびスケジューリング方法
JPH11212700A (ja) 時間軸上でのスクロール表示方法、スクロール表示制御装置および記録媒体
JPH05290056A (ja) 生産機械の稼働予定管理装置
JP5171301B2 (ja) 生産計画作成装置および該方法
JP3031943B2 (ja) 生産機械の稼働予定管理装置
JPH05298328A (ja) 生産計画自動修正装置
JPH06187354A (ja) 印刷製品の生産予定作成システム
JP3075357B2 (ja) 生産機械の稼動予定立案装置
JPH01264751A (ja) 生産工程計画表の作成方法
JP3242067B2 (ja) 日程換算装置
JPH0966442A (ja) 工程管理装置
JPH0710486B2 (ja) 多品種生産スケジュール作成装置
JP2873869B2 (ja) 生産機械の稼働予定立案装置
JP2019159511A (ja) 生産支援装置、生産支援方法
JPH07200682A (ja) 生産販売管理システム
JPH0253553A (ja) 生産計画方法
JP3048896U (ja) 日程換算器及び日程換算用スケジュール表
JPH06176031A (ja) 生産管理システムおよび方法
JPH03117543A (ja) 生産指示方式
JP2908076B2 (ja) スケジューリングシステム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011

Year of fee payment: 10