JP2001315311A - 印刷予定組方法およびシステム - Google Patents
印刷予定組方法およびシステムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Printing Methods (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
近品目の効率化を図るため、インキ替えの回数、インキ
洗浄時間の数値評価を基に、インキ替えの回数およびイ
ンキ洗浄時間を少なくすることを可能とする印刷予定組
方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 予定の変更が可能な複数の印刷品目の中
から基準となる品目を決定し(S2)、他の品目から評
価対象品目を決定する(S3)。基準品目と評価対象品
目のインキ色の近似性を表す評点Pallを、各評価対象
品目が取り得る全ユニットパターンについて算出し(S
4、S5、S6)、これを基準品目を除いた他の全品目
について行い(S7)、基準品目の次に実行される品目
を予定として組み込む。この予定に組み込まれた品目を
新たな基準品目とする(S8)。上記S3〜S8の処理
を繰り返して行うことにより、予定組が完了する。
Description
の予定を管理するシステムにおいて、印刷予定の立案、
組替えを行う方法およびシステムに関する。
には、印刷機を効率的に稼動させるために事前にコンピ
ュータを用いて予定の立案処理が行われている。また、
新たな印刷品目が入ってきた場合には、予定の組替え処
理が行なわれる。
予定立案、予定組替えは、1つの印刷予定に対して同一
のインキ、または色の近いインキを使用する品目がある
のにもかかわらず、単に納期順に並べる場合が多くあ
り、インキ物性(インキタイプ)は考慮するものの、色
については全く異なるインキを使用する品目が割付けら
れてしまう場合がある。この場合、インキ準備、インキ
洗浄等の段取りの効率化を考慮していないため、インキ
の交換や洗浄のために時間のロスが生じたり、洗浄液の
コストがかかってしまう等の問題がある。
の並びを基準にしながらも、直近品目の効率化を図るた
め、インキ替えの回数、インキ洗浄時間の数値評価を基
に、インキ替えの回数およびインキ洗浄時間を少なくす
ることを可能とする印刷予定組方法およびシステムを提
供することを課題とする。
め、本発明では、予定変更可能な複数の印刷品目の中か
ら、印刷色数が最小で印刷色の明るさが最大となる品目
を基準品目として決定する基準品目決定段階と、基準品
目以外の他の品目を評価対象品目として、前記決定され
た基準品目と評価対象品目のインキ色の差を評価するイ
ンキ色評価段階と、前記インキ色評価段階を他の全品目
に対して行った結果、基準品目との差が最小の品目を基
準品目の次に実行される品目として予定に組み込む段階
を有する方法により印刷予定組を行うようにしたことを
特徴とする。本発明によれば、印刷品目の中で色数が最
小で印刷色の明るさが最大である品目を基準品目とし、
この基準品目と他の全品目とのインキ色の差を評価し、
この評価が最小の品目を基準品目の次に実行する品目と
して予定に組み込むようにしたので、インキ色の差が少
ない品目が続くように予定組が行なわれ、結果としてイ
ンキ替えの回数およびインキ洗浄時間を少なくすること
が可能となる。
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明によ
る印刷予定組システムの一実施形態を示す構成図であ
る。図1において、1はサーバー、2はクライアント、
3は通信回線、11は使用インキ情報記憶部、12はイ
ンキ色情報記憶部、13は印刷予定情報記憶部である。
サーバー1はワークステーション等で構築されるサーバ
ーシステムであり、使用インキ情報記憶部11、インキ
色情報記憶部12、印刷予定情報記憶部13を管理して
印刷予定関連データベースとして機能する。クライアン
ト2は、印刷予定の組替えを行った結果を表示するCR
T、液晶ディスプレイ等の表示装置、印刷予定の組替え
を指示するキーボード、マウス等の入力装置、インキ評
点および組替えパターンを記憶するハードディスク等の
記憶装置を有するパーソナルコンピュータで構築され
る。また、クライアント2は、専用のソフトウェアを搭
載することにより、インキ評価および予定組替えを行う
演算手段として機能する。サーバー1とクライアント2
は通信回線3により接続されており、データの送受信が
可能になっている。また、図1では、1つのサーバーに
対して1つのクライアントが接続された状態を示してい
るが、実際には複数のクライアントを接続することが可
能である。
使用されるインキの情報が記憶されている。使用インキ
情報の一例を図2に示す。図2に示すように、使用イン
キ情報は各品目の各ユニットごとの使用インキを定めた
情報となっている。ユニットとは、印刷機を構成するユ
ニットを示しており、1ユニットは1種類の印刷インキ
を搭載し、その印刷インキを用いて印刷が行なわれる。
図2の例では、品目「AAAA」と品目「CCCC」は
10ユニットを使用して10種類の印刷インキにより印
刷を行うが、品目「BBBB」では、10ユニット未満
の使用となっている。
どのような色を持っているかを示す情報が記憶されてい
る。インキ色情報の一例を図3に示す。図3に示すよう
に、インキ色情報は各インキの色をL*a*b*値(以
下、簡略化のためLabで表す)で表現したものであ
る。ここで、L値、a値、b値が何を表すかについて、
図4を用いて説明する。図4に示すように、Lは0〜1
00の値を取り、数値が大きいほど明るく(薄く)、数
値が小さいほど暗い(濃い)。aは−127〜+127
の値を取り、0がグレー、+の場合は値が大きいほど赤
くなり、−の場合は値が小さいほど緑色になる。bは−
127〜+127の値を取り、0がグレー、+の場合は
値が大きいほど黄色くなり、−の場合は値が小さいほど
青くなる。
品目を、実行するかの予定を示す情報が記憶されてい
る。例えば、印刷予定情報の一例を図5に示す。例えば
1行目は、予定「2222」が、「12月1日8時」か
ら品目「BBBB」を印刷するものであることを示す。
論について説明する。本発明では、基準となる品目を決
定し、この基準品目で使用するインキ色と他の品目で使
用するインキ色との差を評価し、その差が小さいものを
基準品目の次に実行する品目として予定に組み込む。以
降の予定は、基準品目の次に実行する品目として予定に
組み込まれた品目を新たな基準品目として、残りの他の
品目とのインキ色の差の評価を行っていくことにより決
定される。このとき、基準品目と他の品目とのインキ色
の差の評価は、以下に示す(数式1)〜(数式3)を用
いて算出される評点により行なわれる。まず、基準品目
におけるインキのLab値をL1,a1,b1、評価対象とな
る品目におけるインキのLab値をL2,a2,b2としたと
き、以下の(数式1)により色差、色彩、明度差、色相
差を算出する。
性を示す評点Pを以下の(数式2)により算出する。
ナス(暗く、もしくは、濃くなる)の場合は、明るくな
る場合に比べて洗浄時間が短くて済むことから、より色
が近いものと設定し、ΔL=ΔL/10とする。(数式
2)により1つのユニットにおける評点が算出される。
全ユニットについて同様に評点を算出した後、以下の
(数式3)により、総和を算出することにより、評価対
象品目の基準品目に対する評点が得られる。
インキ色の近似性を求める処理は、原則として上記(数
式1)および(数式2)により行なわれるが、基準品目
および対象品目のユニットにおけるインキの有無によっ
ては、異なる処理が行なわれる。基準品目と対象品目の
同一ユニットを比較して、基準品目の方にインキがない
場合、そのユニットについては洗浄の必要がないため、
このユニットの近似性の評点P=0とする。対象品目の
方にインキがなく、印刷機が運転中に洗浄可能な場合
は、洗浄のために印刷機を止めることによるロスタイム
が生じないため、このユニットの近似性の評点P=0と
する。対象品目の方にインキがなく、印刷機が運転中に
洗浄不可能な場合は、対象品目の当該ユニットのインキ
色をニュートラルグレーを表すL=50、a=0、b=
0と仮定して、評点Pの算出を行う。基準品目、対象品
目の両方にインキがある場合、そのユニットについては
上記(数式1)および(数式2)を用いた通常の手法に
よる評点算出が行なわれる。
た印刷予定組方法の流れを整理して図6のフローチャー
トに従って説明する。まず、オペレータがクライアント
2から予定組の指示を行う。すると、印刷予定情報記憶
部13に記憶されている印刷予定情報の内、予定を入れ
替えても納期遅れを生じない直近の品目がクライアント
2に送信される。ここから、クライアント2において、
実際に印刷予定の組替え処理が行われる。まず、取得し
た品目の中に基準品目となるものが存在するか否かの判
定を行う(ステップS1)。通常、印刷運転中に予定組
み替えを実施するが、このとき、既に運転中の品目は予
定を入れ替えることができないため、これを基準とし、
この予定に対して評価を行う。予定組み替えを運転休止
中に行う場合は、別途基準品目を選定することとなる。
本発明では、インキの交換、洗浄の作業を極力減らすた
め、ある基準となる品目に対して、なるべく使用するイ
ンキが変更されないように予定の組替えを行っていく。
基準品目が存在しないと判定された場合は、基準品目の
決定を行う(ステップS2)。基準品目の決定は、全品
目の中で使用インキ数が最小で、且つインキのL値(明
るさ)の総和が最大のものを選択することにより行なわ
れる。インキのL値が最大のものを選択するのは、イン
キが明るい色から暗い色へ変更する方が洗浄時間の短縮
化が図られるためである。
目の決定を行う(ステップS3)。評価対象品目は、残
りの品目の中から任意に選択される。評価対象品目が決
定したら、基準品目と評価対象品目の同一ユニット毎に
評点の算出を行う(ステップS4)。ここで、ステップ
S4の詳細を図7のフローチャートを用いて説明する。
ットにインキがあるかどうかを判断し、インキが「有
り」の場合は、ステップS12に進み、インキが「無
し」の場合は、ステップS16に進み、そのユニットの
評点Pn=0とする。ステップS12では、対象ユニッ
トにインキがあるかどうかを判断し、インキが「有り」
の場合は、ステップS15に進んで通常の評価により評
点Pnを算出し、インキが「無し」の場合は、ステップ
S13に進む。ステップS13では、運転中にユニット
が洗浄可能であるかどうかを判断し、洗浄可能である場
合は、ステップS16に進み、そのユニットの評点Pn
=0とし、洗浄不可能である場合は、ステップS14に
進む。ステップS14では、対象ユニットのインキをL
=50、a=0、b=0のニュートラルグレーに設定す
る。ステップS15では、基準品目、評価対象品目が有
しているインキのLab値を用いて、上記(数式1)お
よび(数式2)に従い評点Pnを算出する。
して行われた後、全ユニット分の評点Pallの算出が上
記(数式3)に従って行なわれる(ステップS5)。
のユニットパターンの変更を行う(ステップS6)。こ
のユニットパターン変更の例を図8を用いて説明する。
図8(a)の例では、6ユニット構成となっており、基
準品目「DDDD」は6ユニット全てを使用し、評価対
象品目「EEEE」はユニット1〜ユニット4の4ユニ
ットを使用している。この状態でステップS4、S5の
処理により評点Pallの算出が行なわれた後、まず、隣
接するユニットが空いているユニット4に設定されてい
るインキ情報から移動が行われる。移動により、評価対
象品目「EEEE」のユニットパターンは図8(b)に
示すような状態となる。このようにユニットパターンの
変更がなされた後、再びステップS4、S5において評
点Pallの算出が行なわれる。このようにしてステップ
S6では、次々とユニットパターンが変更されることに
なる。
allが算出されたら、評価対象品目の変更を行う(ステ
ップS7)。新たな評価対象品目についても同様にステ
ップS4からステップS6の処理が行われ、全ユニット
パターンの評点Pallが算出される。このようにして、
次々に評価対象品目を変更して、各評価対象品目の全ユ
ニットパターンに関する評点Pallの算出を行う。全て
の品目についてステップS4からステップS7の処理が
行われたら、その中で評点Pallが最小となるユニット
パターンを有する品目を、基準品目の次に実行される品
目として予定に組み込み、ユニットパターンも評点P
allが最小となったものに変更する。こうして、基準品
目の次に実行される品目が決定したら、この品目を新た
な基準品目とする(ステップS8)。この新たな基準品
目に対して残りの品目を評価対象品目として、ステップ
S3からステップS7の処理を繰り返して行う。このよ
うにして、全品目の実行予定が組み込まれたら、予定の
組替えは終了となる。
場合について示したが、印刷ユニットを変更できない場
合は、ステップS6のユニット変更の処理は行わないよ
うにする。
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種
々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、印
刷予定情報をクライアント2に読み込んだ後、印刷予定
組処理を行うようにしたが、サーバー1において行うよ
うにしても良い。
る予定の組替えについて説明したが、予定が組まれてい
ない品目の情報を基に予定の立案を行うことも可能であ
る。
予定変更可能な複数の印刷品目の中から、印刷色数が最
小で印刷色の明るさが最大となる品目を基準品目として
決定する基準品目決定段階と、基準品目以外の他の品目
を評価対象品目として、前記決定された基準品目と評価
対象品目のインキ色の差を評価するインキ色評価段階
と、前記インキ色評価段階を他の全品目に対して行った
結果、基準品目との差が最小の品目を基準品目の次に実
行される品目として予定に組み込む段階を有する方法に
より印刷予定組を行うようにしたので、インキ色の差が
少ない品目が続くように予定組が行なわれ、結果として
インキ替えの回数およびインキ洗浄時間を少なくするこ
とが可能となるという効果を奏する。
る。
である。
フローチャートである。
を説明するための図である。
Claims (4)
- 【請求項1】予定変更可能な複数の印刷品目の中から、
印刷色数が最小で印刷色の明るさが最大となる品目を基
準品目として決定する基準品目決定段階と、基準品目以
外の他の品目を評価対象品目として、前記決定された基
準品目と評価対象品目のインキ色の差を評価するインキ
色評価段階と、前記インキ色評価段階を他の全品目に対
して行った結果、基準品目との差が最小の品目を基準品
目の次に実行される品目として予定に組み込む段階を有
することを特徴とする印刷予定組方法。 - 【請求項2】前記インキ色評価段階は、基準品目と他の
品目との同一ユニット同士のインキ色の明度差と色相差
を基に色の近似性を示す評点を算出するものであること
を特徴とする請求項1に記載の印刷予定組方法。 - 【請求項3】前記インキ色評価段階における評価は、評
価対象品目の全ユニットパターンに対して行なわれるも
のであることを特徴とする請求項1または請求項2に記
載の印刷予定組方法。 - 【請求項4】複数の印刷品目の中から基準となるべき品
目を決定する基準品目決定手段と、基準品目以外の他の
品目を評価対象品目として、前記決定された基準品目と
評価対象品目のインキ色の差を評価するインキ色評価手
段と、評価対象品目のユニットパターンを変更するユニ
ット変更手段と、前記ユニット変更手段により変更され
るユニットパターン毎に、前記インキ色評価手段が評価
を行った結果、基準品目との差が最小の品目を基準品目
の次に実行される品目として予定に組み込む予定組込み
手段を有することを特徴とする印刷予定組システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139434A JP4697908B2 (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | 印刷予定組方法およびシステム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007137011A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 印刷支援装置、印刷装置、印刷支援方法、及び印刷支援プログラム |
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-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000139434A patent/JP4697908B2/ja not_active Expired - Fee Related
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