JP2021064265A - 作業実績分析サーバ、作業実績分析方法、および作業実績分析プログラム - Google Patents

作業実績分析サーバ、作業実績分析方法、および作業実績分析プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】収集した実績の分析による定量的な評価を可能とする作業実績分析サーバ、作業実績分析方法、および作業実績分析プログラムを提供する。【解決手段】作業実施分析システムSは、現場ナビゲーションサーバ1、管理者端末3、プリンタ4、作業者端末2A〜2Cで構成される。現場ナビゲーションサーバ1は、管理者端末3によって操作可能である。現場リーダは、作業内容を各作業者に割り当てる。現場ナビゲーションサーバ1は、各作業者の作業内容を作業者端末2A〜2Cに送信する。作業者は、現場ナビゲーションサーバ1から受信した作業内容を作業者端末2で閲覧し、作業の開始・中断・再開・終了を入力する。作業者が登録した情報は、現場ナビゲーションサーバ1に送信される。これにより現場ナビゲーションサーバ1は、作業実績を収集することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、作業実績分析サーバ、作業実績分析方法、および作業実績分析プログラムに関する。
受注生産の一部の製造現場では、受注後に、顧客都合による頻繁な仕様変更や設計変更などが発生するため、受注内容を分割した作業とその作業期間とが定義された工程マスタが作れず、よって作業計画が作成できないという問題がある。そのため、設計部門と製造部門では、過去の類似製品の生産実績や自分の経験や勘で生産期間を設定している。
製造現場には工程マスタがないため、現場リーダは、毎朝、作業者に当日の作業指図を行っている。作業者は、当日に指図された作業を経験に基づいて行うため、作業時間のバラつきが発生している。作業後において、作業者は、当日の作業の実績を紙の作業リストに記載することで、出来高を自己申告している。
そのため、現場リーダは、作業者の真の生産能力が把握できず、作業計画と実績の比較ができない。また、いつ、誰が、どの製品の、どの作業を何時間したかという詳細な作業実績を収集・記録できないため、工程を分析できない。これにより、受注機会を損失し、外注経費が増加し、更に作業平準化ができず残業が増加する問題が発生する。
従来の作業管理としては、特許文献1に記載の発明がある。特許文献1には、作業工程に少なくとも一つ含まれる要素作業の数と、要素作業に要する基本時間として定められた要素作業基本時間とから、作業工程ごとの目標時間を算出する発明が記載されている。
特開2019−109856号公報
多品種を少量生産する生産現場においても、真の生産能力を把握することが望まれている。これにより、労働時間を適正化して生産性を向上させ、受注機会損失を低減し、残業、外注経費などの生産コストを削減して利益率を向上させることができる。
そこで、本発明は、作業の実績を収集し、収集した実績の分析による定量的な評価を可能とする作業実績分析サーバ、作業実績分析方法、および作業実績分析プログラムを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の作業実績分析サーバは、各作業者が操作する端末と通信する通信部と、前記通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成する指図処理部と、前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を記録する実績データベースと、前記実績データベースを参照して、各前記作業者の作業の実績をそれぞれ集計する実績処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の作業実績分析方法は、制御部が、各作業者が操作する端末と通信する通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成し、前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を実績データベースに記録し、前記実績データベースを参照して、各前記作業者の作業の実績をそれぞれ集計する、ことを特徴とする。
本発明の作業実績分析プログラムは、コンピュータに、各作業者が操作する端末と通信する通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成する手順、前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を実績データベースに記録する手順、前記実績データベースを参照して、各前記作業者の作業の実績をそれぞれ集計する手順、を実行させるためのものである。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、作業の実績を収集し、収集した実績の分析による定量的な評価が可能となる。
本実施形態における作業実績分析システムの構成図である。 作業実績分析システムのブロック図である。 実績データベースの構成を示す図である。 マスタデータベースに格納された中断理由を示す図である。 各タスクの状況から各製品の製造可否を判定した図である。 作業予定内容登録画面を示す図である。 各作業の選択可否を判定する処理を示すフローチャートである。 指図一覧画面を示す図である。 作業実績登録画面を示す図である。 未着手における作業実績登録画面を示す図である。 作業中の作業実績登録画面を示す図である。 中断中の作業実績登録画面を示す図である。 作業実績登録画面の操作フローチャートである。 作業実績の収集を示すシーケンス図である。 予定工順と作業実績を示す図である。 作業進捗確認画面を示す図である。 作業項目の実績バーを色分け表示するフローチャートである。 作業項目1の実績バーを示す図である。 作業者の実績バーを色分け表示するフローチャートである。 作業者Aの実績バーを示す図である。 各作業者の稼働率を示すグラフである。 各サイトに属する作業者全体の稼働率を示すグラフである。 各作業者の稼働率偏差を順に示したグラフである。 各サイトに属する作業者全体の稼働率偏差を順に示したグラフである。 作業項目ごと/製品ごとの予定工順と実績とを対比可能に表示したグラフである。 作業項目ごと/製品ごとの余裕度を表示したグラフである。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
《比較例の生産現場における課題》
比較例の生産現場は、多品種を少量生産するものである。この現場にて管理者(現場リーダ)は、過去類似製品の実績と経験値を参考に、十分な余裕時間を考慮して、週単位の生産期間を設定する。この運用では、管理者の経験が頼りであるため、余裕時間の設定が長く、高精度な生産計画工程を立てていない可能性がある。また作業指図が毎朝変更されるので、工程マスタが作られない問題がある。
比較例の生産現場にて、現場リーダは、定期的に作業者に口頭で作業指図を行う。この運用では、作業計画と実績の比較(工程分析)ができないという問題がある。
指図された作業は、作業者の経験値に任される。生産計画期間の範囲内で生産されている場合、適正状態と判断される。この運用では、作業項目の作業正味時間は分らず、割込作業時間を把握できないため、各作業者の真の生産能力が分からないという課題がある。
比較例の生産現場にて、作業者は、1日の出来高を自己申告で紙の実績収集票に記入し、端末に実績に入力して日報を作成している。この運用では、いつ、誰が、どの製品の、どの作業を何時間したかの作業実績を収集・記録できないため、製品工程分析ができないという課題がある。
《本実施形態の作業実績分析システム》
本実施形態の作業実績分析システムは、工程マスタと実績により、生産期間に対する標準時間の割合を余裕度として評価し、余裕時間の適正化を図るものである。
標準工程マスタがない製造現場において、現場リーダが作業者に毎日朝に指図した作業内容を「予定工順」と定義する。
毎朝、現場リーダが作業者に予定工順を指図し、現場の作業者が自分に振り割れた作業内容について、タップレット等の電子端末で表示された作業指図に従って作業を行う。作業画面で作業開始、中断、再開、終了のボタンを操作して登録する。中断時には、中断理由も登録が可能である。
作業実績収集システムSは、作業標準時間のほかに、間接時間や損失時間を自動的に収集し、作業進捗状況を可視化するシステムである。システムで自動的に収集された作業実績は、BI(Business Intelligence)ツールを用いて製品工程分析できることになる。なお、従来は、標準時間に対する余裕時間の割合を余裕率として分析していた。
図1は、本実施形態における作業実績分析システムの構成図である。
作業実施分析システムSは、現場ナビゲーションサーバ1、管理者端末3、プリンタ4、作業者端末2A〜2Cを含んで構成される。現場ナビゲーションサーバ1、管理者端末3、プリンタ4は、ネットワークNに接続されており、相互に通信可能である。この現場ナビゲーションサーバ1は、現場リーダなどの管理者がログイン権限を有する管理者端末3によって操作可能である。現場リーダは、作業内容を各作業者に割り当てる。現場ナビゲーションサーバ1は、各作業者の作業内容を作業者端末2A〜2Cに送信する。
作業者端末2A〜2Cは、例えばタブレット端末であり、ネットワークNに接続された無線アクセスポイント5A,5Bを介して、現場ナビゲーションサーバ1と相互に通信可能である。以下、作業者端末2A〜2Cを区別しないときには、単に作業者端末2と記載する。作業者端末2は、作業者がログイン権限を有している。作業者は、現場ナビゲーションサーバ1から受信した作業内容を作業者端末2で閲覧し、作業の開始・中断・再開・終了を入力する。作業者が登録した情報は、現場ナビゲーションサーバ1に送信される。これにより現場ナビゲーションサーバ1は、作業実績を収集することができる。
図2は、作業実績分析システムのブロック図である。
作業実施分析システムSは、現場ナビゲーションサーバ1と作業者端末2とが通信可能に接続されて構成される。
現場ナビゲーションサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)とメモリを備えたコンピュータであり、制御部11、通信部12、データベース部13、プリンタドライバ14を含んで構成される。
制御部11は、この現場ナビゲーション機能を備えたアプリケーションを具現化するものであり、生産計画処理部111、作業進捗処理部112、所要量展開部113、指図処理部114、実績処理部115、作業者管理部116を備える。
生産計画処理部111は、各現場における生産計画を処理する。作業進捗処理部112は、各作業者の進捗を処理する。
所要量展開部113は、各作業に必要なリソースの所要量を展開する。これにより、各作業が実施可能か否かを判定可能である。指図処理部114は、現場リーダの作業の指図の生成・登録・確定を行い、通信部12により作業指図を各作業者端末2に送信する。実績処理部115は、各作業者の作業実績を実績データベース133に記録し、この実績データベース133を参照して各作業者の作業の実績をそれぞれ集計する。作業者管理部116は、各作業者の氏名や所属や勤怠などを管理する。
通信部12は、例えばIIS(Internet Information Server)であり、各作業者が操作する作業者端末2を含む外部装置との間の通信を行う。
要求受信処理部122は、例えば作業者端末2などの外部装置からの要求を受信して、要求キュー123に格納する。要求キュー123に格納された要求は、制御部11に出力される。制御部11は、この要求に従って各種処理を行い、応答を生成する。
応答送信処理部121は、前記要求に対する応答を外部装置に送信する。
データベース部13は、データベースマネジメントシステム131、マスタデータベース132、実績データベース133、作業計画データベース134を備える。
データベースマネジメントシステム131は、以下に説明する各種データベースを管理するミドルウエアである。マスタデータベース132は、各種作業に係る情報を予め格納したマスタファイルである。実績データベース133は、作業実績を登録するデータベースである。実績データベース133は、通信部12が各作業者端末2から受信した作業の開始、中断、中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を記録する。作業計画データベース134は、現場リーダが選択した作業の登録と確定のためのデータベースである。
現場リーダが選択した作業は、作業計画データベース134に一旦登録される。現場リーダによる作業の選択が完了したら、管理者端末3の表示部(不図示)に計画表が一覧表示される。この計画表に基づき、現場リーダはその日の計画を確定する。指図処理部114は、各作業者端末2に作業指図を送信し、実績データベース133に作業計画を登録する。
プリンタドライバ14は、ネットワークNを介して接続されたプリンタ4にデータを出力して、このプリンタ4に印刷させるドライバである。
作業者端末2は、ブラウザプログラムの実行によって具現化されたWEBブラウザ部21と、印刷プログラムの実行によって具現化された印刷指示部25とを含んで構成される。WEBブラウザ部21は、操作表示部24と、要求送信処理部22と、応答受信処理部23とを含んで構成される。
操作表示部24は、この作業者端末2の不図示のタッチパネルディスプレイに操作画面を表示して、ユーザの操作情報、例えばタップやスワイプ等の操作情報を取得する。
要求送信処理部22は、ユーザの操作に応じて発生した要求を現場ナビゲーションサーバ1に送信する。応答受信処理部23は、この要求に対する応答を現場ナビゲーションサーバ1から受信する。
印刷指示部25は、ユーザの指示に応じて、この作業者端末2から現場ナビゲーションサーバ1に対して印刷を指示する。現場ナビゲーションサーバ1のプリンタドライバ14は、この印刷指示により、プリンタ4に対して印字データを出力する。
《製品工程分析方法》
現場リーダは、朝礼前などに本日の作業内容を作業リストから選択して、予定工順を作成して作業者に割り当てる。各作業者は、割り当てられた作業のうち何れかを選択して作業し、作業の開始・中断・再開・終了を入力する。これにより、現場ナビゲーションサーバ1は、作業実績を自動で収集可能であり、日報を自動で作成可能である。
図3は、実績データベース133の構成を示す図である。
実績データベース133の行種別0(指図)は、指図No.欄、状態名称欄、品目コード欄、品目名称欄、製造予定量欄、単位名称欄、担当者名称欄、全体進捗欄、予定時刻(開始〜終了)欄を含んで構成される。
実績データベース133の行種別1(大工程)は、指図No.欄、大工程コード欄、大工程名称欄、進捗欄、実績作業時間欄、基準作業時間欄を含んで構成される。
実績データベース133の行種別2(中工程)は、指図No.欄、大工程コード欄、大工程名称欄、中工程コード欄、中工程名称欄、進捗欄、工程開始予定日時欄、工程開始日時、工程終了予定日時欄、工程終了日時欄、実績作業時間欄、基準作業時間欄を含んで構成される。
実績データベース133の行種別3(SOP)は、指図No.欄、大工程コード欄、大工程名称欄、中工程コード欄、中工程名称欄、SOPコード欄、SOP名称欄、進捗欄、実績作業時間欄、基準作業時間欄、修正有無欄、作業予定者名称欄、作業者名称欄、中断時刻欄、再開時刻欄、中断理由欄を含んで構成される。
図4は、マスタデータベース132に格納された中断理由テーブル1322を示す図である。
中断理由テーブル1322は、中断理由に応じて、この中断期間を間接工数と損失工数とその他の工数とのうち何れに振り分けるかを定義したテーブルである。これにより、中断期間をより詳細に分析して、業務改善に役立てることができる。
間接工数とは、作業に間接的に寄与する工数であり、朝礼、業務内容指図確認、始業点検、会議・打合せ、教育・訓練、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、設備点検、清掃である。間接工数の期間は、稼働期間に含まれる。
損失工数とは、作業に寄与せず損失となる工数であり、機械・工具・パソコン故障、部品・材料待ち、承認指図待ち、不良選別(部品不良)、指図・加工違い(図面間違え)、客先指図回路変更(改修作業)である。損失工数の期間は、稼働期間に含まれず、非稼働期間である。
その他とは、その他の工数であり、帰宅またはその他の理由によって作業者か職場を離れたことである。例えば、作業者は、1つ作業項目を2−3日で作業を行う場合がある。その場合に作業者は、作業の途中でも1日の仕事を終えった後に帰宅する。その際の中断は、間接工数にも損失工数にも該当せず、その他工数とする。
図5は、各タスクの状況から各製品の製造可否を判定するための当日資源テーブル1321を示す図である。
当日資源テーブル1321は、当日資源大分類欄、中分類欄、状況欄、および各部品欄を含んで構成される。この当日資源テーブル1321は、マスタデータベース132(図2参照)に含まれており、指図処理部114によって処理される。
当日資源大分類欄は、作業当日において必要とされる資源の大分類の名称が格納される。ここで当日資源大分類欄には、部品、外注協力会社、作業者、設計図変更の4つを含んでいる。中分類は、作業当日において必要とされる資源の中分類の名称が格納される。
状況欄は、当日における資源の有無状況が格納される。ここで資源が有る場合、状況欄には「〇」が格納され、資源が無い場合にはブランクである。
部品A欄は、部品1欄と部品3欄とを含んでいる。これは、部品Aを生産するためには、部品1と部品3とが必要であることを示している。
部品1欄は、部品1を生産するために必要な各種リソースが格納される。ここでは部品1欄には、部品1と協力会社Aと作業者Bとが必要であり、設計図については変更なしであることが示されている。対応する状況欄が全て「〇」であるため、部品1に関しては「●」が付いており、生産可能である。
以下、部品3欄も同様である。部品Aに含まれる部品1と部品3とが生産可能であるため、部品Aも生産可能である。
部品B欄は、部品1欄と部品4欄とを含んでいる。これは、部品Bを生産するためには、部品1と部品4とが必要であることを示している。部品Bに含まれる部品1と部品4とが生産可能であるため、部品Bも生産可能である。
部品C欄は、部品2欄と部品3欄とを含んでいる。これは、部品Cを生産するためには、部品2と部品3とが必要であることを示している。ここでは、部品2に対応する状況欄がブランクであり、生産できないため、部品Cは生産不能である。つまり、各作業は、各作業に関連する状況の論理積がNGならば、実施不能である。
指図処理部114は、現在の資源の状況では不可能な作業を指図対象から除外している。これにより、現場リーダが誤って不可能な作業を指示することを抑止できる。
図6は、作業予定内容登録画面61を示す図である。
作業予定内容登録画面61には、作業表611と、その選択チェックボックス614と、作業内容一覧作成ボタン615とが表示されている。作業表611には、各行に作業が記載されており、かつ、各列に作業内容を示す大区分欄と中区分欄と小区分欄が記載されている。
選択チェックボックス614は、例えば現場リーダが各作業者に指図する作業を選択するためのチェックボックスである。なお、部品Cに関する選択チェックボックス614は無効表示されており選択できない。部品Cについては、当日資源テーブル1321(図5参照)に基づいて、作業不能であることが判定されているためである。
作業表611には、部品製造の部品Aおよび部品B、組立の配線および部品マウントに係る選択チェックボックス614が有効表示されている。更に部品Aと部品マウントに係る選択チェックボックス614がチェックされており、これらの作業を作業者に指図することが示されている。
ここで作業内容一覧作成ボタン615がクリックされると、予定工順が作成され、この予定工順が各作業者端末2に送信される。
図7は、各作業の選択可否を判定する処理を示すフローチャートである。
最初、現場リーダは、管理者端末3を介して、各原因情報の状況を入力する(S10)。入力した各原因情報の状況は、当日資源テーブル1321の状況欄に格納される。
次に現場ナビゲーションサーバ1の所要量展開部113は、当日資源テーブル1321の各作業について、ステップS11〜S16の各処理を繰返す。
所要量展開部113は、この作業を構成する全要素の全状況の論理積を算出する(S12)。所要量展開部113は、全状況の論理積を判定する(S13)。
ステップS13において、所要量展開部113は、全状況の論理積がNGならば、本日において当該作業を選択不可とし(S14)、ステップS16に進む。所要量展開部113は、全状況の論理積がOKならば、本日において当該作業を選択可能とし(S15)、ステップS16に進む。
次に所要量展開部113は、当日資源テーブル1321の全作業について繰返したか否かを判定する(S16)。所要量展開部113は、未だ繰返していない作業があれば、ステップS11の処理に戻り、全作業を繰り返したならば、図7の処理を終了する。
図8は、作業者端末2に表示される指図一覧画面62を示す図である。
指図一覧画面62には、検索条件入力欄621と、指図表624が表示されている。作業者は、タブレットの作業者端末2で表示された指図表624の作業指図に従って作業を行う。
検索条件入力欄621は、状態メニュー、製品品目コード・テキストボックス、指図No.テキストボックス、作業日テキストボックス、製造品目メニュー、確定者メニュー、検索開始ボタン622、クリアボタン623を含んで表示される。
状態メニューは、検索対象の作業状態が生産前・生産中・生産終了・強制終了・全てのいずれかを指定する。製品品目コード・テキストボックスは、検索対象の製品品目コードをテキストで入力する。製品品目コード・テキストボックスは、ブランクの場合には全ての製品品目が該当する。
指図No.テキストボックスは、検索対象の指図No.をテキストで入力する。指図No.テキストボックスは、ブランクの場合には全ての指図No.が該当する。作業日テキストボックスは、検索対象の作業日を入力する。製造品目メニューは、製造品目をメニューで指定する。確定者メニューは、指図を確定した者をメニューで指定する。
検索開始ボタン622は、検索条件入力欄621の内容に従って指図された作業を検索するボタンである。検索結果は、指図表624に表示される。クリアボタン623は、検索条件入力欄621の入力内容を初期化するボタンである。
指図表624は、状態欄、指図No.欄、製造品目欄、製造品目コード欄、製造予定量欄、開始/終了予定日時欄、開始/終了日時欄、確定者欄、工程欄を含んで構成される。
各行の工程欄には、それぞれ工程ボタン625a〜625dが設けられている。工程ボタン625a〜625dのうち何れかをタップすることにより、後記する図9の作業実績登録画面63に遷移する。
図9は、作業実績の登録操作を概念的に示した作業実績登録画面63を示す図である。
作業実績登録画面63は、作業者が作業の開始、中断、再開、終了を登録するための画面である。作業実績登録画面63には、作業内容表631、「作業内容一覧へ」ボタン632、開始ボタン633、中断ボタン634、再開ボタン635、終了ボタン636、作業実績表637が表示されている。
作業内容表631は、作業者が選択した作業内容を示すものである。「作業内容一覧へ」ボタン632は、前記した指図一覧画面62に遷移するボタンである。
開始ボタン633は、作業者が作業開始を登録するためのボタンである。中断ボタン634は、作業者が作業中断を登録するためのボタンである。再開ボタン635は、作業者が作業中断後に、この作業を再開したこと登録するためのボタンである。終了ボタン636は、作業者が作業終了を登録するためのボタンである。
作業実績表637は、この作業に係る実績を示すものであり、開始欄、中断欄、再開欄、終了欄、実績欄、作業中断理由欄を含んで構成される。この作業実績表637により、作業者は、現状の作業実績を確認すると共に、作業の開始、中断、再開、終了を現場ナビゲーションサーバ1に登録することができる。これにより、現場ナビゲーションサーバ1は、間接時間や損失時間も詳細に収集できるので、作業のムリ・ムダや余裕時間を把握することができる。
図10Aは、未着手における作業実績登録画面64Aを示す図である。
この作業実績登録画面64Aには、作業内容表641と工程指示領域642とが表示されている。作業内容表641には、指図された工程(作業内容)に関する情報が表形式で示されている。ここで、状態欄には、「未着手」と表示されており、未だ作業に着手されていないことを示している。
工程指示領域642は、指図された工程(作業)をガイダンスする画面である。この工程指示領域642には、作業開始ボタン643A、QRコード発行ボタン644、OKボタン645、動画再生ボタン646、添付資料表示ボタン647、動画ペイン648、添付資料ペイン649が表示されている。
作業開始ボタン643Aは、指図された工程(作業)を開始する際にタップするボタンである。この作業開始ボタン643Aがタップされると、後記する作業実績登録画面64Bに遷移する。QRコード発行ボタン644は、指図された工程(作業)に係る情報をエンコードしたQRコードを発行するボタンである。OKボタン645は、次工程に進むボタンであり、ここでは無効表示されている。動画再生ボタン646は、動画ペイン648にガイダンス動画を再生させるボタンである。添付資料表示ボタン647は、添付資料ペイン649に添付資料を表示させるボタンである。
この工程指示領域642には、「原材料の消費期限チェックを実施したらチェック」の文章と、チェックボックスが表示され、その下にはコメントを入力可能なテキストボックスが表示されている。これにより、各工程におけるチェック結果を現場ナビゲーションサーバ1のデータベースに登録することができる。
図10Bは、作業中の作業実績登録画面64Bを示す図である。
作業実績登録画面64Bの作業内容表641の状態欄には、「作業中」と表示されており、作業中であることを示している。また工程指示領域642には、作業開始ボタン643Aに代わって、作業中断ボタン643Bが表示され、更にOKボタン645が有効表示されている。その右側には、中断理由メニュー640が表示されている。
この中断理由メニュー640のうち何れかが選択され、作業中断ボタン643Bがタップされると、後記する作業実績登録画面64Cに遷移する。OKボタン645がタップされると、この作業が終了したことが登録され、この作業実績登録画面64Bが閉じられる。
図10Cは、中断中の作業実績登録画面64Cを示す図である。
作業実績登録画面64Cの作業内容表641の状態欄には、「中断中」と表示されており、作業が中断していることを示している。また工程指示領域642には、作業中断ボタン643Bに代わって、作業再開ボタン643Cが表示され、更にOKボタン645が無効表示されている。
この作業再開ボタン643Cがタップされると、作業実績登録画面64Bに遷移する。
図11は、作業実績登録画面64A〜64Cの操作フローチャートである。
最初、作業者端末2の操作表示部24は、不図示のタッチパネルディスプレイに作業実績登録画面64Aを表示し、その中の作業内容表641に作業内容を表示する(S80)。そして、操作表示部24は、GUI(Graphical User Interface)操作を受け付けたか否かを判定する(S81)。
操作表示部24は、GUIが無操作ならば、ステップS81に戻り、GUI操作として作業開始ボタン643Aのタップを受け付けたならば、作業の開始時間を記録する(S82)。なお、それ以外の操作についてのフローは、記載を省略している。
ステップS83において、操作表示部24は、作業状態を「作業中」と表示し、作業実績登録画面64Bに遷移する。そして、操作表示部24は、GUI操作を受け付けたか否かを判定する(S84)。
ステップS84において、操作表示部24は、GUIが無操作ならば、ステップS84に戻り、作業中断ボタン643Bのタップを受け付けたならば、中断理由の選択入力を受け付けたのち(S86)、作業中断の時刻を記録して(S87)、作業状態を「中断中」と表示する。これにより、作業実績登録画面64Cに遷移する。そして、操作表示部24は、GUI操作を受け付けたか否かを判定する(S89)。
ステップS89において、操作表示部24は、GUIが無操作ならば、ステップS89に戻り、終了ボタンとして機能するOKボタン645のタップを受け付けたならば、作業再開の時刻を記録し(S90)、ステップS83に戻る。
ステップS84において、操作表示部24は、OKボタン645のタップを受け付けたならば、作業の終了時刻を記録して(S85)、図11の処理を終了する。
図12は、作業実績の収集を示すシーケンス図である。
現場ナビゲーションサーバ1は、予定工順を決定すると(S20)、各作業者端末2A,2Bに指図情報を送信する(S21)。この指図情報とは、決定した予定工順のことである。
作業者は、作業者端末2Aを操作して、指図一覧から工程(作業)を選択して(S22)、その工程(作業)の開始を登録する。これにより作業者端末2Aは、開始時間情報を現場ナビゲーションサーバ1に送信する(S23)。現場ナビゲーションサーバ1は、この工程と開始時間とを実績データベース133に記録する(S24)。
作業者は、作業を中断するにあたり、作業者端末2Aを操作して、中断とその理由を登録する。これにより作業者端末2Aは、中断時間情報とその理由とを現場ナビゲーションサーバ1に送信する(S25)。現場ナビゲーションサーバ1は、この工程に係る中断時間とその理由とを実績データベース133に記録する(S26)。
作業者は、作業を再開するにあたり、作業者端末2Aを操作して、再開を登録する。これにより作業者端末2Aは、再開時間情報を現場ナビゲーションサーバ1に送信する(S27)。現場ナビゲーションサーバ1は、この工程に係る再開時間を実績データベース133に記録する(S28)。
作業者は、作業を終了するにあたり、作業者端末2Aを操作して、終了を登録する。これにより作業者端末2Aは、終了時間情報を現場ナビゲーションサーバ1に送信する(S29)。現場ナビゲーションサーバ1は、この工程に係る終了時間を実績データベース133に記録する(S30)。
現場ナビゲーションサーバ1は、実績データベース133に基づいて作業日報を作成し、その作業日報を印刷する(S31)。更に現場ナビゲーションサーバ1は、実績データベース133に基づいて、様々な視点における実績を集計する(S32)。
図13は、予定工順81と作業実績82とを示す図である。
予定工順81は、毎朝に決まる作業予定順序とその作業項目を含んでいる。現在、毎朝の作業開始前に現場リーダが作業者に作業を指図している。この作業の指図は最新で最終の工順になる。
予定工順81を毎日記録するので、製品完成時にいつ何を指図したかが把握できる。この履歴は、製品工程分析を行う工程マスタとして利用される。
現場ナビゲーションサーバ1は、作業計画としての予定工順81と作業実績82とを比較可能に表示する。これにより、製品単位の製造工程管理が可能となる。製品の作業項目ごとに作成する予定工順に合わせて作業実績を収集・比較することで、工程分析が可能である。
図14は、管理者端末3の表示部に表示される作業進捗確認画面65を示す図である。
作業進捗確認画面65には、検索条件入力欄651、作業表654、作業進捗655が表示されている。
検索条件入力欄651は、状態メニュー、作業日テキストボックス、指図No.テキストボックス、確定者メニュー、製品品目コード・テキストボックス、検索開始ボタン652、クリアボタン653を含んで表示される。
状態メニューは、検索対象の作業の状態が生産前・生産中・生産終了・強制終了・全てのいずれかを指定する。作業日テキストボックスは、検索対象の作業日を入力する。指図No.テキストボックスは、検索対象の指図No.をテキストで入力する。指図No.テキストボックスは、ブランクの場合には全ての指図No.が該当する。確定者メニューは、指図を確定した者をメニューで指定する。
製品品目コード・テキストボックスは、検索対象の製品品目コードをテキストで入力する。製品品目コード・テキストボックスは、ブランクの場合には全ての製品品目が該当する。
検索開始ボタン652は、検索条件入力欄651の内容に従って指図された作業を検索するボタンである。検索結果は、作業表654に表示される。クリアボタン653は、検索条件入力欄651の入力内容を初期化するボタンである。
作業表654は、状態欄、指図No.欄、製造品目欄、製造品目コード欄、製造予定量欄、予定/実績時刻欄、確定者欄、全体進捗欄を含んで構成される。
ここで、作業表654には全体進捗欄が設けられており、各工程のみならず全体進捗が一目でわかるようになっている。この全体進捗欄の円マークにより、一連の作業全体の進捗を確認することが可能である。
作業進捗655には、作業表654で示した一連の作業がアイコン6551a〜6551jで表示される。1行に並んだアイコン6551a〜6551jの列は、1つの指図となっている。
各アイコン6551a〜6551jは小工程を示し、アイコン6551b〜6551dを括ったハッチング領域6552aと、アイコン6551e,6551fを括ったハッチング領域6552bとは、それぞれ中工程を示している。アイコン6551b〜6551dの下部にそれぞれ記載された「標準」と、3分の2が緑で塗られた円マークは、予定に対して標準的な範囲で作業が完了したことを示している。アイコン6551e,6551fの下部にそれぞれ記載された「早い」と、全周が青で塗られた円マークは、予定に対して早期に作業が完了したことを示す。
攪拌、成型、予熱、焼成の各アイコン6551g〜6551jの下部にそれぞれ記載された「予定」と、全周が白色の円マークは、未だ作業に着手されていないことを示す。なお、ここではアイコンと文字とで各作業の進捗の度合いを記載しているが、色で進捗を示してもよく、更に色と文字とアイコンのうち何れかまたはその組合せで表示してもよい。全体進捗欄も同様であり、指図に係る一連の作業の全体進捗を、色と文字とアイコンのうちの何れかまたはその組合せで表示してもよい。
この作業進捗確認画面65により、全体の進捗状況または各作業の進捗状況をリアルタイム確認できる。これにより現場リーダ等は、作業のボトルネックを把握でき、現場の改善又は遅延の対策の策定が可能となる。
図15は、作業項目の実績バーを色分け表示するフローチャートである。
現場ナビゲーションサーバ1の実績処理部115は、或る項目の開始から終了までステップS50〜S55の処理を繰り返す。次に実績処理部115は、この項目内の期間を判定する(S51)。
ステップS51において、実績処理部115は、この項目内の期間が開始から中断、再開から中断、再開から終了、開始から終了のうち何れかならば、ステップS53に進み、この期間を稼働期間に加算する(S53)。ステップS51において、実績処理部115は、この項目内の期間が中断から再開ならば、ステップS52の処理に進む。
ステップS52において、実績処理部115は、この中断期間の種別(図4参照)を判定する。期間の種別は、中断理由に応じて決定される。
ステップS52において、実績処理部115は、この中断期間の種別が間接工数ならば、ステップS53に進み、損失工数ならばステップS54に進んで非稼働期間に加算し、その他工数ならばステップS55に進む。
つまり、実績処理部115は、各作業項目にかかる作業情報から標準作業工数の期間を判定すると共に、中断期間における中断の理由に応じて、この中断期間を間接工数と損失工数の何れかに判定する。これにより、現場ナビゲーションサーバ1は、収集した実績の分析による定量的な評価が可能となる。
ステップS55において、実績処理部115は、項目の開始から終了まで繰り返したか否かを判定する。実績処理部115は、未だ終了まで繰り返していないならば、ステップS50に戻り、終了まで繰り返したならば、ステップS56に進む。
実績処理部115は、項目の集計結果を実績バー712(図16)に表示して(S56)、図15の処理を終了する。
図16は、作業項目1の実績バー712を示す図である。
この作業工数表示画面71には、予定工順バー711、実績バー712、凡例713が表示されている。予定工順バー711は、作業項目1について予定された作業期間を示している。実績バー712は、作業項目1についての実績が時系列で示されている。凡例713は、実績バー712の塗分けの意味を示している。実績処理部115は、各作業者の一日の作業における標準作業工数の期間と間接工数の期間と損失工数の期間とを実績バー712に時系列で表示している。
この作業工数表示画面71により、現場リーダは、作業計画である予定工順と作業実績との比較を行い、製品単位の製造工程管理が可能となる。具体的にいうと、現場ナビゲーションサーバ1は、作業項目ごとの実績を作業者端末2から自動収集し、製品工程分析による定量的な評価を行い、ムダムリ作業を可視化する。これにより、作業実施分析システムSは、真の生産能力を把握し、適正な労働時間による生産性向上を図ることができる。更に作業実施分析システムSは、受注機会損失を低減し、残業や外注経費などの生産コスト削減による利益向上を図ることができる。
図17は、作業者の実績バーを色分け表示するフローチャートである。
現場ナビゲーションサーバ1の実績処理部115は、作業者の1日分の各項目の期間について、ステップS70〜S75の処理を繰り返す。次に実績処理部115は、この項目内の期間を判定する(S71)。
ステップS71において、実績処理部115は、この作業者の項目内の期間が開始から中断、再開から中断、再開から終了、開始から終了のうち何れかならば、ステップS73に進み、この期間を稼働期間に加算する(S73)。ステップS71において、実績処理部115は、この項目内の期間が中断から再開ならば、ステップS72の処理に進む。
ステップS72において、実績処理部115は、この中断期間の種別を判定する。期間の種別は、中断理由に応じて決定される。
ステップS72において、実績処理部115は、この中断期間の種別が間接工数ならば、ステップS73に進み、損失工数ならばステップS74に進んで非稼働期間に加算し、その他工数ならばステップS75に進む。
つまり、実績処理部115は、各作業者にかかる作業情報から標準作業工数の期間を判定すると共に、中断期間における中断の理由に応じて、この中断期間を間接工数と損失工数の何れかに判定する。これにより、現場ナビゲーションサーバ1は、収集した実績の分析による定量的な評価が可能となる。
実績処理部115は、作業者の1日分の各項目の期間について繰り返したか否かを判定する。実績処理部115は、未だ全てを繰り返していないならば、ステップS70に戻り、全てを繰り返したならば、ステップS76に進む。
ステップS76において、実績処理部115は、作業者の稼働率を算出する。実績処理部115は、項目の集計結果を実績バー722(図18)に表示して(S77)、図17の処理を終了する。
図18は、作業者Aの実績バー722を示す図である。
この作業工数表示画面72の左側には、作業者名が「作業者A」と記載され、更に「稼働率=70%」と記載されている。更に作業工数表示画面72には、予定工順バー721、実績バー722、凡例723が表示されている。予定工順バー721は、作業者Aについて、或る1日の9時から17時までの作業期間を示している。実績バー722は、作業者Aについての実績が時系列で示されている。凡例723は、実績バー722の塗分けの意味を示している。
現場リーダ等は、この作業工数表示画面72を参照して作業者ごとに作業実績を比較して製品単位の製造工程管理が可能となる。また、作業工数表示画面72には、1日の稼働率が表示されているが、これに限られず、週、月毎に作業者の稼動率を表示可能である。
図19は、各作業者の稼働率を示すグラフである。グラフの縦軸は、作業者の稼働率を示している。横軸は、各作業者を示している。
図20は、各サイトの稼働率を示すグラフである。グラフの縦軸は、サイト(事業所)に属する作業者全体の稼働率を示している。横軸は、各サイトを示している。このように稼働率と作業者との関係や、稼働率とサイトとの関係をグラフで表示することにより、容易に改善すべき作業者やサイトを特定することができる。
図21は、各作業者の稼働率偏差を順に示したグラフである。グラフの縦軸は、作業者の稼働率偏差を示している。横軸は、各作業者を示している。グラフの左側の作業者ほど平均に対する差分が大きい。グラフの右側の作業者ほど平均に対する差分が小さい。
図22は、各サイトに属する作業者全体の稼働率を偏差順で示したグラフである。グラフの縦軸は、サイト(事業者)に属する作業者全体の稼働率偏差を示している。横軸は、各サイトを示している。グラフの左側のサイトほど平均に対する差分が大きい。グラフの右側のサイトほど平均に対する差分が小さい。
このように稼働率と作業者との関係や、稼働率とサイトとの関係を偏差順で表示することにより、より明確に改善すべき作業者やサイトを特定することができる。
なお、システムが出力するグラフは、これに限られず、製品別に作業項目ごとの予定と実績とを比較したグラフであってもよい。更に、稼働率の集計期間を日、週、月等ように選択可能としてもよい。更に、作業項目別の稼働率を算出してもよい。
図23は、作業項目ごと/製品ごとの予定工順と実績とを対比可能に表示したグラフである。グラフの縦軸は、作業した時間を示している。横軸は、作業項目又は製品を示している。このグラフには、作業項目ごと、又は製品ごとの予定工順(時間)が棒グラフで表示され、これと重畳して実績が棒グラフで表示されている。
ME手法での余裕率は、標準時間/正味作業時間で表される。しかし、標準時間Tsに対して生産期間Tmの余裕を評価したい。そのため、余裕度をYとし、式(1)に定義する。
Figure 2021064265
以下、装置Mの仕様Nについての余裕度Yを計算する。
実際の生産期間が75日であり、1日の労働時間が8時間の場合、生産時間Tmは600時間である。
ここで、装置Mの仕様Nの共通作業リストから作業時間を総計することにより、総作業時間、すなわち標準時間Tsが算出できる。ここで生産時間Tsは292時間であるとする。
余裕度は、式(2)によって計算される。このときの余裕度は,約2.05倍である。
Figure 2021064265
図24は、作業項目ごと/製品ごとの余裕度を表示したグラフである。グラフの縦軸は、余裕度を示している。グラフの横軸は、作業項目または製品を示している。
このように、予定工順の時間を標準時間Tsとし、作業項目または製品の実績に係る時間を集計して生産時間Tmとすることで、作業項目または製品の余裕度Yが算出できる。これをグラフ表示することで、現場リーダ等は、作業項目または製品の余裕度が適切であるか否かを容易に判断可能である。
(変形例)
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路などのハードウェアで実現してもよい。上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈して実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、フラッシュメモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体に置くことができる。
各実施形態に於いて、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
S 作業実施分析システム
1 現場ナビゲーションサーバ
11 制御部
111 生産計画処理部
112 作業進捗処理部
113 所要量展開部
114 指図処理部
115 実績処理部
116 作業者管理部
12 通信部
121 応答送信処理部
122 要求受信処理部
123 要求キュー
13 データベース部
131 データベースマネジメントシステム
132 マスタデータベース
1321 当日資源テーブル
1322 中断理由テーブル
133 実績データベース
134 作業計画データベース
14 プリンタドライバ
2 作業者端末
2A 作業者端末
2B 作業者端末
2C 作業者端末
21 WEBブラウザ部
22 要求送信処理部
23 応答受信処理部
24 操作表示部
25 印刷指示部
3 管理者端末
4 プリンタ
5A 無線アクセスポイント
5B 無線アクセスポイント
61 作業予定内容登録画面
611 作業表
614 選択チェックボックス
615 作業内容一覧作成ボタン
62 指図一覧画面
621 検索条件入力欄
622 検索開始ボタン
623 クリアボタン
624 指図表
625a〜625d 工程ボタン
63 作業実績登録画面
631 作業内容表
632 「作業内容一覧へ」ボタン
633 開始ボタン
634 中断ボタン
635 再開ボタン
636 終了ボタン
637 作業実績表
64A〜64C 作業実績登録画面
640 中断理由メニュー
641 作業内容表
642 工程指示領域
643A 作業開始ボタン
643B 作業中断ボタン
643C 作業再開ボタン
644 QRコード発行ボタン
645 OKボタン
646 動画再生ボタン
647 添付資料表示ボタン
648 動画ペイン
649 添付資料ペイン
65 作業進捗確認画面
651 検索条件入力欄
652 検索開始ボタン
653 クリアボタン
654 作業表
655 作業進捗
71 作業工数表示画面
711 予定工順バー
712 実績バー
713 凡例
72 作業工数表示画面
721 予定工順バー
722 実績バー
723 凡例
73 稼働率グラフ
74 偏差グラフ
81 予定工順
82 作業実績
N ネットワーク

Claims (13)

  1. 各作業者が操作する端末と通信する通信部と、
    前記通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成する指図処理部と、
    前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を記録する実績データベースと、
    前記実績データベースを参照して、各前記作業者による作業の実績をそれぞれ集計する実績処理部と、
    を備えることを特徴とする作業実績分析サーバ。
  2. 前記実績処理部は、各前記作業者にかかる前記作業情報から標準作業工数の期間を判定すると共に、中断期間における中断の理由に応じて、当該中断期間を間接工数と損失工数の何れかに判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業実績分析サーバ。
  3. 前記実績処理部は、各前記作業者の一日の作業における標準作業工数の期間と間接工数の期間と損失工数の期間とを時系列で表示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の作業実績分析サーバ。
  4. 前記実績処理部は、標準作業工数の期間および間接工数の中断期間を稼働期間として集計し、損失工数の中断期間を非稼働期間として集計する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の作業実績分析サーバ。
  5. 前記実績処理部は、標準時間に対する各前記作業者の稼働時間の割合である稼働率を比較可能に表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業実績分析サーバ。
  6. 前記実績処理部は、各前記作業者の稼働時間の割合である稼働率を偏差順に表示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業実績分析サーバ。
  7. 前記実績処理部は、前記作業生成部が生成した指図に係る一連の作業の進捗の度合いを表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業実績分析サーバ。
  8. 前記実績処理部は、前記作業生成部が生成した指図に係る一連の作業のうち、各前記作業に係る進捗を、色と文字とアイコンのうちの何れかまたはその組合せで表示する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の作業実績分析サーバ。
  9. 前記実績処理部は、前記作業生成部が生成した指図に係る一連の作業の全体の進捗を、色と文字とアイコンのうちの何れかまたはその組合せで表示する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の作業実績分析サーバ。
  10. 前記指図処理部は、現在の資源の状況では不可能な作業を指図対象から除外する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業実績分析サーバ。
  11. 前記指図処理部が、各前記作業者に指図する現場リーダが選択した作業を、作業計画として記録する作業計画データベースを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業実績分析サーバ。
  12. 制御部が、各作業者が操作する端末と通信する通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成し、
    前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を実績データベースに記録し、
    前記実績データベースを参照して、各前記作業者による作業の実績をそれぞれ集計する、
    ことを特徴とする作業実績分析方法。
  13. コンピュータに、
    各作業者が操作する端末と通信する通信部が各前記作業者の端末に送信する作業の指図を生成する手順、
    前記通信部が各前記作業者の端末から受信した作業の開始、中断、当該中断の理由、再開、および終了に係る作業情報を実績データベースに記録する手順、
    前記実績データベースを参照して、各前記作業者による作業の実績をそれぞれ集計する手順、
    を実行させるための作業実績分析プログラム。
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