JP3820516B2 - 印刷資材決定プログラム及び印刷資材決定方法 - Google Patents

印刷資材決定プログラム及び印刷資材決定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷資材の在庫量を抑えるために、注文を受けた新たな印刷物である受注印刷物の印刷に必要な印刷基材や印刷インキの必要量を過去の印刷実績に基づいて算出する印刷資材決定プログラム、印刷資材決定方法及び該印刷資材決定方法を採用した印刷資材決定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、印刷業における印刷物の受注は種類が多い上に納期が短く、印刷物の種類毎に印刷資材(印刷基材や印刷インキ等)の印刷必要量を把握しておく等の発注管理には非常に手間と時間がかかるため、印刷資材の管理担当者を配置することにより、倉庫から出入庫される印刷資材を絶えずチェックし、使用頻度の高い印刷資材においては余剰の在庫を持つことが当業界の常識である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記印刷資材は嵩張りやすく、重量も重いために在庫に要する維持負担費が高額になるという問題点があった。また、特に、有機溶剤を含む印刷インキにおいては常時多量の在庫を持つことは消防安全上適さないという問題点があった。
【0004】
そこで、本発明者は、常時余分な在庫を持たなくても印刷資材を迅速に手配できると共に、印刷資材の過不足を極力低減させて在庫量を抑えることができる印刷資材決定方法を提供することを技術的課題として、その具現化をはかるべく受注印刷物に対する印刷資材の発注量と在庫量との関係について過去の印刷実績データを分析した結果、印刷資材の適性供給には、各受注印刷物における印刷良品の割合を示す歩留り値を個別に把握した上で印刷必要量を決定する必要があるという知見を得た。
【0005】
前記知見に基づき印刷物の種類毎に過去の印刷実績データから印刷良品歩留り値と該歩留り値の標準偏差値とを算出してその傾向を調べた。
【0006】
同じ種類の印刷物において、印刷不良が発生する要因として印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等があり、これらの要因を数値化するのは難しいが、一般に、平均値を中心とする±3σ(標準偏差)の範囲内に99.73 %の標本が存在することから、過去の各印刷実績データから初回の印刷作業(即ち、リピート印刷作業を除く。)における各歩留り値を母集団として、該母集団を各標本グループに分け、該各標本グループにおける歩留平均値について調べた結果、約99%の標本グループにおいて歩留平均値が50〜70%の範囲内に存在していたので、歩留平均値が50%である標本グループと歩留平均値が70%である標本グループとを標準グループとし、該標準グループを基準とする対象グループを設計して該対象グループでの印刷による歩留平均値xと標準偏差値sとを算出して標準グループの歩留平均値μと標準偏差値σとの関係を調べれば、前記母集団における歩留平均値及び標準偏差値の傾向を把握することができると判断し、前記過去の各印刷実績データから印刷不良が少なかった印刷実績データを抽出して印刷不良を管理できる標準グループとし、該標準グループにおける歩留平均値μと標準偏差値σとを基準として、印刷不良が発生する印刷条件で印刷した印刷物を印刷不良の要因となる因子別にグループ分けして対象グループとし、該各対象グループにおける歩留平均値xと標準偏差値sとを算出し、標準グループと対比した。
【0007】
前記各グループにおける歩留平均値と標準偏差値とを表1に示す。
【0008】
【表1】
Figure 0003820516
【0009】
表1中、対象グループ1及び9は過去の印刷実績である標準グループと同じ条件にて印刷した結果の集合、対象グループ2〜4及び10〜12は標準グループと同じ印刷作業者が担当し、乾燥温度を標準グループより5°下げてブロッキングしやすくして印刷した結果の集合、対象グループ5,6及び13,14は熟練者ではあるが当該印刷作業は始めてである印刷作業者が担当し、乾燥温度を前記対象グループ2〜4及び10〜12よりさらに5°下げて印刷した結果の集合、対象グループ7,8及び15,16は経験の浅い印刷作業者が担当し、乾燥温度を前記対象グループ5,6及び13,14よりさらに5°下げて印刷した結果の集合である。
【0010】
また、対象グループ1〜8における標準グループの歩留平均値μ=50と標準偏差値σ=4とを基準とした場合の各対象グループにおける歩留平均値x及び標準偏差値sの位置関係をグラフにして図1に示し、対象グループ9〜16における標準グループの歩留平均値μ=70と標準偏差値σ=6とを基準とした場合の各対象グループにおける歩留平均値x及び標準偏差値sの位置関係をグラフにして図2に示した。
【0011】
図1より歩留平均値xが標準グループの歩留平均値μより小さくなるに従って標準偏差値sのばらつき度合いが大きくなり、対象グループ6を境として対象グループ7,8及のばらつき度合いが極端に大きくなることを確認した。また、図2より対象グループ9〜16においても対象グループ14を境として対象グループ15,16のばらつき度合いが極端に大きくなることを確認した。そして、境界の対象グループ6(14)の歩留平均値xは標準グループの歩留平均値μより50−40=10(70−55=15)、即ち、2.5 σ離れた位置にあって、いずれもμ−2.5 σであり、対象グループ1〜6(9〜14)を母集団とする各標本のばらつきは、図1及び図2に示すように、μ−2.5 σを中心値とする±5.5 σの数値範囲に含まれていることを確認した。
【0012】
従って、新たな印刷物(受注印刷物)の印刷において生じるであろう印刷不良による歩留りを印刷効率Xと定義して該印刷効率Xの許容範囲を過去の印刷実績データから算出される歩留平均値μと標準偏差値σとを変数として表現すれば、(μ−2.5 σ)+(−5.5 σ)=μ−8σ≦X≦5.5 σ+(μ−2.5 σ)=μ+3σとなり、当該数値範囲と印刷不良により利益が殆ど相殺される歩留り限界値(例えば、20%)とを満足する印刷効率Xを設定すれば、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができ、さらに、前記過去の印刷実績データをデータベース化してコンピュータネットワークを介して受注量や在庫量を受け取ることにより印刷効率Xをコンピュータに入力して前記標準グループの歩留平均値μと標準偏差値σに基づく印刷に使用する印刷資材の必要量を決定すれば、受注印刷物の印刷に必要な印刷資材の量を迅速に供給できるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
【0013】
さらに、図1(図2)より対象グループの歩留平均値xは標準グループの歩留平均値μに対してΔX離れていて歩留平均値μよりΔX少ない歩留平均値となっているので、当該ΔXは歩留平均値μに対する歩留誤差値である。即ち、印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業所要時間の違い等の印刷不良が発生する要因を数値化した因子としてとらえることができるから、前記印刷効率XをX=μ−ΔXとして表現すれば、図1(図2)より、0≦ΔX≦2.5 σを満足する歩留誤差値ΔXを設定することでも、前記印刷効率Xを決定することができるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
【0015】
即ち、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材の必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0016】
また、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材の必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0017】
また、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データべースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷インキの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0018】
また、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データべースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷インキの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0019】
また、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0020】
また、本発明に係る印刷資材決定プログラムは、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるためのものである。
【0021】
また、本発明に係る印刷資材決定方法は、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量を決定する印刷資材決定方法であって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを入力させ、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させ、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータの記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させ、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを入力させ、前記コンピュータに入力された当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1を演算させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算させて受注印刷物における印刷基材の不足量と印刷インキの不足量とを決定するものである。
【0022】
また、本発明に係る印刷資材決定方法は、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量を決定する印刷資材決定方法であって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを入力させ、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させ、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータの記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させ、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを入力させ、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を演算させ、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1を演算させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算させて受注印刷物における印刷基材の不足量と印刷インキの不足量とを決定するものである。
【0023】
なお、本発明における受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータネットワークを介して決定する印刷資材決定システムホストコンピュータ、前記受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとの各データを記憶する受注情報記憶手段と、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を示す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記憶する印刷実績情報記憶手段と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記憶する資材情報記憶手段と、コンピュータ端末からの検索要求に対して前記受注情報記憶手段に記憶された受注印刷物の種類に基づいて前記印刷実績情報記憶手段より該受注印刷物の種類に該当する過去に印刷した印刷物の種類を検索する制御手段と、該制御手段の検索により得られた該過去に印刷した印刷物における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを記憶する主記憶手段と、前記受注情報記憶手段より前記受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを読み出して主記憶手段に記憶する手段と、受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算する手段と、当該使用面積比率bを主記憶手段に記憶する手段と、コンピュータ端末に対して前記受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させる手段と、当該線数aを主記憶手段に記憶する手段と、前記資材情報記憶手段より前記受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを読み出して主記憶手段に記憶する手段と、コンピュータ端末に対して前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを入力させる手段と、コンピュータ端末より入力された印刷効率Xが前記主記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを判断し、満足している場合に(M×100/X)−Y1を演算すると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算して印刷基材と印刷インキとの不足量を算出する演算手段とを備えている。
【0024】
また、本発明における受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータネットワークを介して決定する印刷資材決定システムホストコンピュータ、前記受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとの各データを記憶する受注情報記憶手段と、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記憶する印刷実績情報記憶手段と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記憶する資材情報記憶手段と、コンピュータ端末からの検索要求に対して前記受注情報記憶手段に記憶された受注印刷物の種類に基づいて前記印刷実績情報記憶手段より該受注印刷物の種類に該当する過去に印刷した印刷物の種類を検索する制御手段と、該制御手段の検索により得られた該過去に印刷した印刷物における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを記憶する主記憶手段と、前記受注情報記憶手段より前記受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを読み出して主記憶手段に記憶する手段と、受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算する手段と、当該使用面積比率bを主記憶手段に記憶する手段と、コンピュータ端末に対して前記受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させる手段と、当該線数aを主記憶手段に記憶する手段と、前記資材情報記憶手段より前記受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを読み出して主記憶手段に記憶する手段と、コンピュータ端末に対して前記受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを入力させる手段と、コンピュータ端末より入力された歩留誤差値ΔXが前記主記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを判断し、満足している場合に前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を演算し、該印刷効率Xが前記主記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを判断し、満足している場合に(M×100/X)−Y1を演算すると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算して印刷基材と印刷インキとの不足量を算出する演算手段とを備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0026】
実施の形態1.
【0027】
図3は本実施の形態に係る印刷資材決定方法を実行できるコンピュータネットワークのブロック図、図4は図3に示すホストコンピュータのハードウエア構成図、図5は図4に示す主記憶部のブロック図、図6は図4に示す印刷実績情報記憶部に格納されている印刷実績情報データベースのデータ構成図、図7は図4に示す資材情報記憶部に格納されている資材情報データベースのデータ構成図、図8は図4に示す受注情報記憶部に格納されている受注情報データベースのデータ構成図、図9〜図11は本実施の形態に係る印刷資材決定プログラムの一例を示すフローチャート図、図12は印刷設計書の説明図であり、これらの図において、1はインターネット網(コンピュータネットワーク)であり、該インターネット網1には印刷物を発注するクライアントが所有する第一コンピュータ2と、前記印刷物の印刷に必要な印刷インキを販売する印刷インキメーカーが所有する第二コンピュータ3と、前記印刷物の印刷に必要な印刷基材を販売する印刷基材メーカーが所有する第三コンピュータ4と、前記クライアントからの注文を受けて前記印刷物を印刷する印刷メーカーが所有するコンピュータネットワークのLAN(Local Area Network)5と、該印刷メーカーの営業所が所有する第四コンピュータ6とが接続されている。
【0028】
前記LAN5には、過去の印刷実績データをデータベース化すると共に、前記第一コンピュータ2から送信された印刷物の受注情報を受信して前記第二コンピュータ3や前記第三コンピュータ4に対して印刷資材の発注情報を送信する、フアイアウォール7を介してインターネット網1に接続されたホストコンピュータ(以下、単に「ホスト」という。)8と、前記受注情報に基づき、データベース化された過去の印刷実績データより注文を受けた新たな印刷物である受注印刷物の印刷に必要な各種データを抽出して印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを設定すると共に、印刷設計書を作成する設計担当者が操作する、ホスト8に接続された第一コンピュータ端末(以下、単に「第一端末」という。)9と、前記印刷設計書に基づき受注印刷物の印刷に必要な印刷資材を印刷資材メーカー(印刷インキメーカー及び印刷基材メーカー)へ発注すると共に、納入された印刷資材を入力する納入指示担当者が操作する、ホスト8に接続された第二コンピュータ端末(以下、単に「第二端末」という。)10と、前記印刷設計書に基づき受注印刷物を印刷すると共に、該受注印刷物の印刷実績データを入力する印刷作業者が操作する、ホスト8に接続された第三コンピュータ端末(以下、単に「第三端末」という。)11とから構成されている。
【0029】
なお、前記第一〜第四コンピュータ2〜4,6、前記ホスト8及び前記第一〜第三端末9〜11はCRTやLCDの表示部とキーボードやマウス等の入力部とを備えている。
【0030】
前記ホスト8は、図4に示すように、CPUを含んで構成されている制御部12と、フアイアウォール7を介してホスト8に入力されるデータを制御する入力制御部13と、ホスト8からインターネット網1へ出力するデータを制御する出力制御部14と、ホスト8を前記LAN5に接続するインタフエース15と、前記受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物における歩留平均値μと標準偏差値σとを記憶すると共に、前記設計担当者が第一端末9を操作して入力した前記印刷効率Xを記憶する主記憶部(記憶手段)16と、図9〜図11に示す印刷資材決定プログラムを格納したプログラム記憶部17と、過去の印刷実績データを記録した印刷実績情報データベースが格納されている印刷実績情報記憶部18と、印刷資材である印刷基材及び印刷インキの在庫量データと標準印刷版の線数Nでの印刷インキの単位面積当たり必要塗布量cデータとを記録した資材情報データベースが格納されている資材情報記憶部19と、前記クライアントの第一コンピュータ2から送信された印刷物の受注情報や前記営業所の第四コンピュータ6から送信された印刷物の受注情報を記録した受注情報データベースが格納されている受注情報記憶部20とから構成されている。
【0031】
前記制御部12は、入力制御部13、出力制御部14、インタフェース15、主記憶部16、プログラム記憶部17、印刷実績情報記憶部18、資材情報記憶部19及び受注情報記憶部20を制御すると共に、インターネット網1を介して第一コンピュータ2や第四コンピュータ6から送信された印刷物の発注情報を受注情報記憶部20に記憶させ、設計担当者が受注印刷物の必要量を決定するために第一端末9を操作してホスト8のプログラム記憶部17に記憶された印刷資材決定プログラムを起動させることにより、前記印刷実績情報記憶部18に格納された印刷実績情報データベースより受注印刷物の種類に最も近い(該当する)過去に印刷した印刷物の種類を検索して該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとを前記主記憶部16に記憶させ、設計担当者が第一端末9を操作して印刷効率Xを入力することにより、当該印刷効率Xが前記主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と印刷不良により利益が殆ど相殺される歩留り限界値、例えば、20を下限値とする20≦X≦100 の数値範囲とを同時に満足しているか否かを判断し、満足している場合に(M×100 /X)−Y1(ただし、Mは受注印刷物(新たな印刷物)の受注量(印刷量)である。)に基づき印刷基材の不足量を演算すると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2(ただし、aは受注印刷物(新たな印刷物)の印刷に使用する印刷版の線数、bは該印刷版における印刷インキの使用面積比率である。)に基づき印刷インキの不足量を演算する制御をし、納入指示担当者が第二端末10を操作して設計担当者が作成した印刷設計書に基づき受注印刷物の印刷に必要な印刷資材を印刷資材メーカーへ発注することにより、該発注情報を当該印刷資材メーカーの第二・第三コンピュータ3,4へ送信し、納入された印刷資材が入力されることにより、該印刷資材の納入量を資材情報記憶部19に格納された資材情報データベースに記録する制御をし、印刷作業者が第三端末11を操作して入力された受注印刷物の印刷実績データを前記印刷実績情報記憶部18に格納された印刷実績情報データベースに記録する制御をしている。そして、当該制御部12には、図5に示すように、μ−8σ及びμ+3σを演算し、(M×100 /X)−Y1及び(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算する演算部12a と、前記μ−8σの値を退避させる第一退避レジスタ12b と、前記μ+3σの値を退避させる第二退避レジスタ12c と前記(M×100 /X)−Y1の演算値を退避させる第三退避レジスタ12dと前記(N×b×c×M)/(a×X)−Y2の演算値を退避させる第四退避レジスタ12e とが設けられている。
【0032】
前記主記憶部16には、図5に示すように、受注情報記憶部20の受注情報データベースに記録されている受注印刷物の印刷物種類Pデータと受注量Mデータとをそれぞれ記憶させる印刷物種類メモリ16a と受注量メモリ16b とが設けられ、前記印刷物種類Pデータから得られる印刷パターンDデータを記憶させる印刷パターンメモリ16c が設けられ、前記印刷パターンDデータから計算される印刷版における印刷インキの使用面積比率bデータを記憶させる面積比率メモリ16d が設けられ、前記印刷物種類Pデータに最も近い過去の印刷実績データにおける旧印刷基材名Kデータと旧印刷インキ名Iデータと平均歩留値μデータと標準偏差値σデータとをそれぞれ記憶させる旧印刷基材名メモリ16e と旧印刷インキ名メモリ16f と平均歩留値メモリ16g と標準偏差値メモリ16h とが設けられ、前記受注印刷物の印刷において使用する新印刷基材名kデータと新印刷インキ名iデータと前記印刷版の線数aデータとをそれぞれ記憶させる新印刷基材名メモリ16i と新印刷インキ名メモリ16j と線数メモリ16k とが設けられ、資材情報記憶部19のインキ情報データベースに記録されている、前記新印刷インキにおける標準印刷版の線数N(例えば、200 )での単位面積当たり必要塗布量cデータを記憶させる標準塗布量メモリ16l が設けられ、設計担当者が第一端末9を操作して入力した印刷効率Xデータを記憶させる印刷効率メモリ16m が設けられている。
【0033】
前記印刷実績情報記憶部18には、図6に示すように、過去の印刷実績データを印刷物の種類毎に記録した印刷実績情報データベース21が格納されており、該印刷実績情報データベース21は、印刷物の種類毎に印刷物種類Pデータと該印刷物の品番データと印刷日時データと該印刷物の印刷に使用した旧印刷基材名Kデータ及び旧印刷インキ名Iデータと刷り上げた印刷量データと該印刷量の印刷物種類別合計データと不良品を除いた最終良品量データと該最終良品量の印刷物種類別合計データと印刷歩留り値データと印刷物の種類別歩留平均値μデータ及び標準偏差値σデータと印刷条件を示す印刷作業者名データ及び印刷温度・湿度データと、印刷不良が発生した原因等を記入した備考データとを含んで構成されている。
【0034】
前記資材情報記憶部19には、図7に示すように、印刷基材の在庫量を記録した基材情報データベース(資材情報データベース)22と、印刷インキの在庫量を記録したインキ情報データベース(資材情報データベース)23とが格納されており、基材情報データベース22は新印刷基材名kデータと該印刷基材の在庫量Y1データとを含んで構成されている。また、インキ情報データベース23は新印刷インキ名iデータと該印刷インキの在庫量Y2データと該印刷インキにおける必要塗布量cデータとを含んで構成されている。
【0035】
前記受注情報記憶部20には、図8に示すように、印刷物の受注情報を記録した受注情報データベース24が格納されており、該受注情報データベース24は注文を受けた印刷物種類Pデータと、該印刷物の受注先データと、受注量Mデータと、納期データと、印刷パターンDデータとを含んで構成されている。
【0036】
次に、印刷資材決定方法について説明する。
【0037】
クライアントが第一コンピュータ2を操作して印刷メーカーのホスト8に対して印刷物を発注すれば、或いは、印刷メーカーの営業所の担当者が第四コンピュータ6を操作してホスト8に対して注文をとった印刷物を発注すれば、ホスト8が前記印刷物の受注情報を受信し、ホスト8において、当該受注情報に基づき印刷物種類Pデータと該印刷物の受注先データと受注量Mデータと納期データと印刷パターンDデータとが受注情報記憶部20の受注情報データベース24に記録される。
【0038】
印刷メーカーの設計担当者が受注印刷物の印刷設計書を作成するために第一端末9を操作してプログラム記憶部17に記憶されている印刷資材決定プログラムを実行すれば、図9に示すように、受注情報データベース24に記録されている受注情報を第一端末9の表示部に表示させて受注情報の指定を促す(ステップs1)。設計担当者が第一端末9の表示部に表示されている受注情報の内の一受注情報(新たな印刷物の情報)を指定すれば(ステップs2)、制御部12の制御により、受注情報データベース24から指定された受注情報における印刷物種類Pデータ、受注量Mデータ及び印刷パターンDデータがそれぞれ主記憶部16の印刷物種類メモリ16a 、受注量メモリ16b 及び印刷パターンメモリ16c に記憶され(ステップs3)、該印刷パターンDデータから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率が計算され(ステップs4)、該使用面積比率bデータを加えて第一端末9の表示部に表示させると共に、主記憶部16の面積比率メモリ16d に記憶される(ステップs5)。
【0039】
次いで、制御部12の制御により、印刷物種類メモリ16a 及び受注量メモリ16b に記憶された印刷物種類Pデータ及び受注量Mデータに基づいて実績情報記憶部18に格納されている実績情報データベース21から指定された受注情報の印刷物に最も近い過去の印刷実績データ(印刷物の種類)を検索し、ヒットした過去の印刷実績データにおける印刷基材名、印刷インキ名、平均歩留値μ及び標準偏差値σと、印刷作業者、温度及び湿度等の印刷条件を第一端末9の表示部に表示させ(ステップs6)、旧印刷基材名Kデータと旧印刷インキ名Iデータと平均歩留値μデータと標準偏差値σデータとをそれぞれ主記憶部16の旧印刷基材名メモリ16e 、旧印刷インキ名メモリ16f 、平均歩留値メモリ16g 及び標準偏差値メモリ16h に記憶させる(ステップs7)。
【0040】
次いで、前記受注印刷物の印刷において使用する印刷基材名と印刷インキ名と印刷版の線数とを入力する画面を第一端末9の表示部に表示させる(ステップs8)。設計担当者が前記印刷実績データを参考にして当該入力画面より印刷基材名と印刷インキ名と印刷版の線数とを入力すれば(ステップs9)、制御部12の制御により、入力された当該新印刷基材名kデータと新印刷インキ名iデータと線数aデータとが主記憶部16の新印刷基材名メモリ16i 、新印刷インキ名メモリ16j 及び線数メモリ16k に記憶され(ステップs10)、続いて、新印刷インキ名iデータに基づき、制御部12の制御により、資材情報記憶部19に格納されているインキ情報データベース23から新印刷インキ名iデータに対応した標準線数での単位面積当たり必要塗布量cデータを抽出して主記憶部16の標準塗布量メモリ16l に記憶させ(ステップs11)、第一端末9の表示部に印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる印刷効率Xの入力を促す画面を表示させる(ステップs12)。
【0041】
設計担当者が第一端末9を操作して前記入力画面より印刷効率Xを入力すれば、該印刷効率Xデータが主記憶部16の印刷効率メモリ16m に記憶され(ステップs13)、制御部12の制御により、平均歩留値メモリ16g と標準偏差値メモリ16h とに記憶されている平均歩留値μデータと標準偏差値σデータとを制御部12の演算部12a に読み込んでX1=μ−8σの値を計算して該X1データを制御部12の第一退避レジスタ12b へ退避させ、続いて、再び平均歩留値μデータと標準偏差値σデータとを制御部12の演算部12a に読み込んでX2=μ+3σの値を計算して該X2データを制御部12の第二退避レジスタ12c へ退避させ(ステップs14)、この後、歩留り限界値20を下限値とする数値範囲20と印刷不良が発生しない上限値100 と、第一・第二退避レジスタ12b ,12c に記憶された下限値X1データと上限値X2データとを演算部12a において比較する(ステップs15)。
【0042】
前記ステップs15において比較した結果、X1≦20かつX2≧100 であれば、印刷効率Xが採りえる数値範囲を20≦X≦100 とし(ステップs16)、X1<20かつX2<100 であれば、印刷効率Xが採りえる数値範囲を20≦X≦X2とし(ステップs17)、X1>20かつX2>100 であれば、印刷効率Xが採りえる数値範囲をX1≦X≦100 とし(ステップs18)、X1>20かつX2<100 であれば、印刷効率Xが採りえる数値範囲をX1≦X≦X2として(ステップs19)印刷効率メモリ16m に記憶されている印刷効率Xが当該数値範囲を満足するか否かを判断する(ステップs20)。
【0043】
前記ステップs15において比較した結果、X1<20かつX2<100 である場合及び前記ステップs20において印刷効率Xが前記数値範囲を満足しない場合には、再度印刷効率Xの入力を促す画面を表示させ(ステップs21)、設計担当者が第一端末9を操作して前記入力画面より印刷効率Xを入力すれば、該印刷効率Xデータを主記憶部16の印刷効率メモリ16m に記憶し(ステップs22)、ステップs15へジャンプする。
【0044】
前記ステップs20において印刷効率Xが前記数値範囲を満足している場合には、制御部12の制御により、新印刷基材名メモリ16i に記憶されている新印刷基材名kデータに基づき資材情報記憶部19に格納されている基材情報データベース22から当該印刷基材の在庫量Y1データを演算部12a に読み込むと共に、受注量メモリ16b に記憶されている受注量Mデータと印刷効率メモリ16m に記憶されている印刷効率Xデータとを演算部12a に読み込んで(ステップs23)、印刷基材の必要量(不足量)(M×100 /X)−Y1の値を演算し(ステップs24)、当該演算値を制御部12の第三退避レジスタ12d へ退避させる(ステップs25)。続いて、新印刷インキ名メモリ16j に記憶されている新印刷インキ名iデータに基づき資材情報記憶部19に格納されているインキ情報データベース23から当該印刷インキの在庫量Y2データを演算部12a に読み込むと共に、面積比率メモリ16d に記憶されている使用面積比率bデータと標準塗布量メモリ16l に記憶されている必要塗布量cデータと受注量メモリ16b に記憶されている受注量Mデータと線数メモリ16k に記憶されている線数aデータと印刷効率メモリ16m に記憶されている印刷効率Xデータとを演算部12a に読み込んで(ステップs26)、印刷インキの必要量(不足量)(N(例えば、200 )×b×c×M)/(a×X)−Y2の値を演算し(ステップs27)、当該演算値を制御部12の第四退避レジスタ12e へ退避させる(ステップs28)。
【0045】
設計担当者は第一端末9の表示部に表示された前記印刷基材の必要量と印刷インキの必要量とを参照して印刷設計書を作成する(ステップs29)。
【0046】
納入指示担当者は第二端末10を操作して前記印刷設計書に基づき受注印刷物の印刷に必要な印刷資材を印刷インキメーカーや印刷基材メーカーへ発注すれば、ホスト8より発注情報が印刷資材メーカの第二・第三コンピュータ3,4へ送信される。そして、納入された印刷資材の量を第二端末10から入力すれば、資材情報記憶部19の資材情報データベース22,23に記録される。また、印刷作業者は第三端末11に表示された印刷設計書に基づいて受注印刷物を印刷し、該受注印刷物の印刷実績データを第三端末11から入力すれば、印刷実績情報記憶部18の印刷実績情報データベース21に記録される。
【0047】
なお、ホスト8のオペレータが印刷物の受注伝票を参照して受注印刷物の受注情報を入力することにより、該受注情報が受注情報データベース24に記録されるようになっていてもよい。また、受注印刷物の印刷に必要な各種データが決定された後に該各種データを設計担当者の第一端末9の表示部に表示させ、設計担当者が印刷設計書の入力項目に入力することにより、印刷設計書が作成されるようになっていてもよい。
【0048】
また、設計担当者、納入指示担当者及び印刷作業者に代わる製造担当者が印刷資材決定プログラムにより印刷設計書を作成し、印刷資材を発注し、印刷実績データを入力してもよい。
【0049】
本実施の形態では、ホストコンピュータ8に過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベース21と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した基材情報データベース22とを構築し、新たに受注印刷物を印刷する際に、前記印刷実績情報データベース21より受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類を検索して該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとをホストコンピュータ8に設けられた主記憶部16に記憶するステップ(ステップs2〜s7)と、前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xの入力を促すステップ(ステップs12)と、当該印刷効率Xが主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と歩留り限界値(印刷不良により利益が殆ど相殺される値)20を下限値とする数値範囲20≦X≦100 とを同時に満足している場合にホストコンピュータ8に設けられた演算部12a にて(M×100 /X)−Y1を演算して印刷基材の不足量を算出する演算ステップ(ステップs13〜s20,s23〜s25)とを備えた印刷資材決定プログラムを実行するようにしたので、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷基材の必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。
【0050】
また、本実施の形態では、ホストコンピュータ8に過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベース21と、印刷物の印刷に使用される印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数200 での単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録したインキ情報データべース23とを構築し、新たに受注印刷物を印刷する際に、前記印刷実績情報データベース21より受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類を検索して該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとをホストコンピュータ8に設けられた主記憶部16に記憶するステップ(ステップs2〜s7)と、前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xの入力を促すステップ(ステップs12)と、当該印刷効率Xが主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と歩留り限界値20を下限値とする数値範囲20≦X≦100 とを同時に満足している場合にホストコンピュータ8に設けられた演算部12a にて(200 ×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算して印刷インキの不足量を算出する演算ステップ(ステップs13〜s20,s26〜s28)とを備えた印刷資材決定プログラムを実行するようにしたので、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷インキの必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。
【0051】
また、本実施の形態では、ホストコンピュータ8に過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベース21と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した基材情報データベース22と、印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数200 での単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録したインキ情報データベース23とを構築し、新たに受注印刷物を印刷する際に、前記印刷実績情報データベース21より受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類を検索して該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとをホストコンピュータ8に設けられた主記憶部16に記憶するステップ(ステップs2〜s7)と、前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xの入力を促すステップ(ステップs12)と、当該印刷効率Xが主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と歩留り限界値20を下限値とする数値範囲20≦X≦100 とを同時に満足している場合にホストコンピュータ8に設けられた演算部12a にて(M×100 /X)−Y1を演算して印刷基材の不足量を算出し、(200 ×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算して印刷インキの不足量を算出する演算ステップ(ステップs13〜s20,s23〜s28)とを備えた印刷資材決定プログラムを実行するようにしたので、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷基材と印刷インキとの必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。
【0052】
また、本実施の形態では、ホストコンピュータ8に過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベース21と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した基材情報データベース22と、印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数200 での単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録したインキ情報データベース23とを構築し、新たに受注印刷物を印刷する際に、前記印刷実績情報データベース21より受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類を検索して該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとをホストコンピュータ8の主記憶部16に記憶させ、前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xの入力を促し、ホストコンピュータ8に入力された当該印刷効率Xが主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と歩留り限界値20を下限値とする数値範囲20≦X≦100 とを同時に満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算部12a にて(M×100 /X)−Y1を演算させると共に、(200 ×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算させて前記受注印刷物における印刷基材の不足量と印刷インキの不足量とを決定するようにしたので、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷基材と印刷インキとの必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。そして、インターネット網1やLAN5等のコンピュータネットワークを介して受注量や在庫量を受け取ることにより、印刷効率Xをコンピュータに入力して前記歩留平均値μと標準偏差値σに基づく印刷に使用する印刷資材の必要量を決定すれば、受注印刷物の印刷に必要な印刷資材の量を迅速に供給することができる。
【0053】
さらに、本実施の形態では、ホストコンピュータ8が、注文を受けた新たな印刷物である受注印刷物の種類と受注量Mとの各データを記憶する受注印刷物情報記憶部20と、過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記憶する印刷実績情報記憶部18と、印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数200 での単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記憶する資材情報記憶部19と、コンピュータ端末9からの検索要求に対して受注印刷物情報記憶部20に記憶された受注印刷物の種類に基づいて印刷実績情報記憶部18より該受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類を検索する制御部12と、制御部12の検索により得られた該過去に印刷した印刷物における前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとを記憶する主記憶部16と、コンピュータ端末9より入力された前記受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xが主記憶部16に記憶された歩留平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と歩留り限界値20を下限値とする数値範囲20≦X≦100 とを同時に満足している場合に(M×100 /X)−Y1を演算し、(200 ×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算する演算部12a とを備え、受注印刷物を印刷する際に、該受注印刷物の種類に対応した前記歩留平均値μと前記標準偏差値σとに基づいて該印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの不足量を決定する印刷資材決定システムとしたので、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷基材と印刷インキとの必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。そして、インターネット網1やLAN5等のコンピュータネットワークを介して受注量や在庫量を受け取ることにより、印刷効率Xをコンピュータに入力して前記歩留平均値μと標準偏差値σに基づく印刷に使用する印刷資材の必要量を決定すれば、受注印刷物の印刷に必要な印刷資材の量を迅速に供給することができる。
【0054】
実施の形態2.
【0055】
本実施の形態は前記実施の形態1において印刷効率Xを入力する代わりに、受注印刷物を印刷する際に発生する歩留平均値μに対する歩留誤差値である、0≦ΔX≦2.5 σを満足する印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業所要時間の違い等の印刷不良が発生する要因を数値化した因子(歩留誤差値)ΔXを入力することにより、X=μ−ΔXから印刷効率Xを決定するステップを備えた印刷資材決定プログラムを実行する印刷資材決定方法であり、本実施の形態を図3〜図12を参照して説明する。
【0056】
本実施の形態では、図5に示す主記憶部16に前記歩留誤差値(数値化因子)ΔXデータを記憶させる歩留誤差値メモリ16n を設け、前記実施の形態1に係る印刷資材決定プログラムの前記ステップs12に代えて、前記歩留誤差値ΔXの入力を促す画面を表示させ、前記ステップs13に代えて、入力された歩留誤差値ΔXが0≦ΔX≦2.5 σを満足している場合には該歩留誤差値ΔXデータを前記歩留誤差値メモリ16n に記憶させると共に、前記平均歩留値メモリ16g に記憶されている平均歩留値μデータを前記演算部12a に読み込んでX=μ−ΔXを演算して印刷効率Xデータを印刷効率Xメモリ16m に記憶させ、前記ステップs21に代えて、X1<20かつX2<100 である場合、印刷効率Xが数値範囲を満足しない場合、歩留誤差値ΔXが0≦ΔX≦2.5 σを満足しない場合には、再度歩留誤差値ΔXの入力を促す画面を表示させ、前記ステップs22に代えて、入力された歩留誤差値ΔXが0≦ΔX≦2.5 σを満足している場合には該歩留誤差値ΔXデータを前記歩留誤差値メモリ16n に記憶させると共に、前記平均歩留値メモリ16g に記憶されている平均歩留値μデータを前記演算部12a に読み込んでX=μ−ΔXを演算して印刷効率Xデータを印刷効率Xメモリ16m に記憶させるようにしたものである。
【0057】
本実施の形態においては、設計の変更、印刷量の変更、温度・湿度の違い、作業者の熟練度の差異及び印刷回数等による平均歩留値の変化等を考慮して歩留り値の誤差値ΔXを決めればよい。具体的には、例えば、作業者が初回では平均70%、2回目では77%、3回目では79%、4回目以降では80%という歩留りの統計がある場合には、当該作業者にとって初めての作業担当であれば、ΔX=80−70の値とすればよい。なお、環境の変化等がプラス要因となっている場合にはΔXがマイナスの値をとるようにすればよい。
【0058】
本実施の形態によれば、入力された歩留誤差値ΔXが0≦ΔX≦2.5 σを満足している場合にX=μ−ΔXを演算しているので、前記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0059】
なお、実績情報データベース21から指定された受注情報の印刷物に最も近い過去の印刷実績データを検索し、ヒットした過去の印刷実績データにおける印刷基材名、印刷インキ名、平均歩留値μ及び標準偏差値σと、印刷作業者、温度及び湿度等の印刷条件を第一端末9の表示部に表示させるステップs6に代えて、実績情報データベース21から指定された受注情報の印刷物に近い(該当する)過去の印刷実績データを検索してヒットした複数種類の過去の印刷実績データを第一端末9の表示部に表示させ、表示された複数種類の過去の印刷実績データの指定待ちとなるステップであってもよい。当該印刷資材決定プログラムにおいては、設計担当者が表示された複数種類の過去の印刷実績データの中から受注情報の印刷物に最も近いと判断した過去の印刷実績データを指定することにより、ステップ7へ進むこととなる。
【0060】
【実施例】
実施の形態1における一実施例を図1〜図11及び図12に示す印刷設計書を参照して説明する。
【0061】
製造担当者がコンピュータ端末9を操作してホストコンピュータ8の印刷資材決定プログラムを立ち上げれば、コンピュータ端末9の表示部に図8に示す受注情報データベース24の受注情報が表示され、製造担当者が印刷物種類Pデータ「携帯電話筐体用加飾フィルム」,受注量Mデータ「17000(m2) 」,印刷パターンDデータ「携帯電話筐体パターン」の受注情報を指定すれば(ステップs1,s2)、「携帯電話筐体用加飾フィルム」が印刷物種類メモリ16a に記憶され、「17000 (m2)」が受注量メモリ16b に記憶され、「携帯電話筐体パターン」が印刷パターンメモリ16c に記憶され(ステップs3)、「携帯電話筐体パターン」から「携帯電話筐体用加飾フィルム」の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率「40(%)」が計算されてコンピュータ端末9の表示部に表示されると共に、面積比率メモリ16d に記憶される(ステップs4,s5)。
【0062】
次いで、図6に示す実績情報データベース21から「携帯電話筐体用加飾フィルム」に最も近い、即ち、検索キーとなるワードと同じワードを最も多く含む印刷物種類の過去の印刷実績データを検索してヒットした旧印刷基材名Kデータ「**製PET フィルム38μm 」、旧印刷インキ名Iデータ「**製インキTM-1077 黒」、平均歩留値μデータ「72(%)」、標準偏差値σデータ「6(%)」等がコンピュータ端末9の表示部に表示されると共に、「**製PET フィルム38μm 」が旧印刷基材名メモリ16e に記憶され、「**製インキTM-1077 黒」が旧印刷インキ名メモリ16f に記憶され、「72(%)」が平均歩留値メモリ16g に記憶され、「6(%)」が標準偏差値メモリ16h に記憶される(ステップs6,s7)。
【0063】
次いで、製造担当者が前記印刷実績データを参考にして印刷基材名「**製PET フィルム38μm 」と印刷インキ名「**製インキTM-1077 黒」と印刷版の線数「175 (線)」を入力すれば、「**製PET フィルム38μm 」が新印刷基材名メモリ16i に記憶され、「**製インキTM-1077 黒」が新印刷インキ名メモリ16j に記憶され、「175 (線)」が線数メモリ16k に記憶される(ステップs8〜s10)。そして、図7に示すインキ情報データベース23から抽出された「**製インキTM-1077 黒」に対応した、標準線数200 線での単位面積当たり必要塗布量cデータ「3.6 (g /m2)」が標準塗布量メモリ16l に記憶される(ステップs11)。
【0064】
次いで、製造担当者が前記印刷実績データの平均歩留値μデータ「72(%)」を参考に、印刷設計、印刷量、温度・湿度等の印刷環境、印刷作業者の熟練度及び印刷作業所要時間等の違いを考慮して歩留り限界値20を下限値とする20≦X≦100 の数値範囲内で印刷効率X「65(%)」を入力すれば、印刷効率Xデータ「65(%)」が印刷効率メモリ16m に記憶される(ステップs12,s13)。そして、平均歩留値メモリ16g の平均歩留値μデータ「72(%)」と標準偏差値メモリ16h の標準偏差値σデータ「6(%)」とにより、演算部12a にてX1=72−8×6の値を計算して該X1データ「24(%)」を第一退避レジスタ12b へ退避させ、X2=72+3×6の値を計算して該X2データ「90(%)」を第二退避レジスタ12c へ退避させ(ステップs14)、X1>20かつX2<100 より、印刷効率Xが採りえる数値範囲を24≦X≦90とし(ステップs15,s19)、印刷効率メモリ16m の印刷効率X「65(%)」が当該数値範囲を満足するか否かを判断する(ステップs20)。
【0065】
次いで、印刷効率X「65(%)」は数値範囲24≦X≦90に含まれているから、図7に示す基材情報データベース22に記録されている新印刷基材名kデータ「**製PET フィルム38μm 」の在庫量Y1データ「24000 (m2)」と受注量メモリ16b の受注量Mデータ「17000(m2) 」と印刷効率メモリ16m の印刷効率Xデータ「65(%)」とにより、演算部12a にて印刷基材の必要量(17000 ×100 /65)−24000 の値を演算し、当該演算値「2154(m2)」を第三退避レジスタ12d へ退避させ、図7に示すインキ情報データベース23に記録されている新印刷インキ名iデータ「**製インキTM-1077 黒」の在庫量Y2データ「25(kg)」と面積比率メモリ16d の使用面積比率bデータ「40(%)」と標準塗布量メモリ16l の必要塗布量cデータ「3.6 (g /m2)」と受注量メモリ16b の受注量Mデータ「17000(m2) 」と線数メモリ16k の線数aデータ「175 (線)」と印刷効率メモリ16m の印刷効率Xデータ「65(%)」とにより、演算部12a にて印刷インキの必要量(200 ×40×3.6 ×17000 )/(175 ×65)−25000 の値を演算し、当該演算値「19(kg)」を第四退避レジスタ12e へ退避させる(ステップs23〜s28)。
【0066】
製造担当者は以上のデータに基づき、図12に示す印刷設計書25を作成し(ステップs29)、前記印刷設計書25に基づき受注印刷物の印刷に必要な印刷資材を印刷インキメーカーや印刷基材メーカーへ発注する。
【0067】
なお、最も近い印刷物の種類を検索する方法として、例えば、分類コードを付与する等して過去の印刷物種類を一定のルールに従って分類してこの分類のタームでもって検索するようにしてもよい。また、受注印刷物に近い種類の過去の印刷物を複数検索する場合においても、これらの方法により実現することができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、過去の印刷実績データに基づく印刷時の温度・湿度等の環境の変化、印刷作業者の熟練度の差異、印刷作業時間の違い等の印刷不良の数値化された発生要因を見越した印刷基材と印刷インキとの必要量を決定することができると共に、印刷不良を抑えて受注印刷量に近づけることができる。
【0069】
また、インターネット網やLAN等のコンピュータネットワークを介して受注量や在庫量を受け取り、印刷資材の必要量を決定するようにしたので、注文を受けた新たな印刷物である受注印刷物の印刷に必要な印刷資材の量を迅速に供給することができるから、常時余分な在庫を持たなくても印刷資材を迅速に手配できると共に、印刷資材の過不足を極力低減させて在庫量を抑えることができる。
【0070】
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩留平均値x及び標準偏差値sの位置関係を説明するグラフである。
【図2】歩留平均値x及び標準偏差値sの位置関係を説明するグラフである。
【図3】本実施の形態に係る印刷資材決定方法を実行できるコンピュータネットワークのブロック図である。
【図4】図3に示すホストコンピュータのハードウエア構成図である。
【図5】図4に示す主記憶部のブロック図である。
【図6】図4に示す印刷実績情報記憶部に格納されている印刷実績情報データベースのデータ構成図である。
【図7】図4に示す資材情報記憶部に格納されている資材情報データベースのデータ構成図である。
【図8】図4に示す受注情報記憶部に格納されている受注情報データベースのデータ構成図である。
【図9】本実施の形態に係る印刷資材決定プログラムの一例を示すフローチャート図である。
【図10】本実施の形態に係る印刷資材決定プログラムの一例を示すフローチャート図である。
【図11】本実施の形態に係る印刷資材決定プログラムの一例を示すフローチャート図である。
【図12】印刷設計書の説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット網
2 第一コンピュータ
3 第二コンピュータ
4 第三コンピュータ
5 LAN
6 第四コンピュータ
8 ホストコンピュータ
9 第一コンピュータ端末
10 第二コンピュータ端末
11 第三コンピュータ端末
12 制御部
12a 演算部
16 主記憶部
17 プログラム記憶部
18 印刷実績情報記憶部
19 資材情報記憶部
20 受注情報記憶部
21 印刷実績情報データベース
22 基材情報データベース(資材情報データベース)
23 インキ情報データベース(資材情報データベース)
24 受注情報データベース
25 印刷設計書

Claims (8)

  1. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材の必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  2. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材の必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  3. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データべースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷インキの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値 平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  4. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データべースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷インキの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  5. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを前記コンピュータに入力させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  6. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量をコンピュータを用いて決定するための印刷資材決定プログラムであって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを前記コンピュータに入力させるステップと、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させるステップと、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを前記コンピュータに入力させるステップと、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させるステップと、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを前記コンピュータに入力させるステップと、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を算出させるステップと、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータが判断するステップと、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1に基づき印刷基材の不足量を算出させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2に基づき印刷インキの不足量を算出させる演算ステップとを、実行させるための印刷資材決定プログラム。
  7. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量を決定する印刷資材決定方法であって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを入力させ、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させ、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータの記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させ、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率Xを入力させ、前記コンピュータに入力された当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて(M×100/X)−Y1を演算させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算させて受注印刷物における印刷基材の不足量と印刷インキの不足量とを決定することを特徴とする印刷資材決定方法。
  8. 過去に実施された印刷物の印刷における印刷良品の割合を表す歩留り値の平均値μと当該歩留り値の標準偏差値σとの各データを印刷物の種類別に記録した印刷実績情報データベースと印刷物の印刷に使用される印刷基材の在庫量Y1のデータと印刷インキの在庫量Y2のデータと該印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cのデータとを記録した資材情報データベースとをコンピュータに構築して新たに受注印刷物を印刷する際に該受注印刷物の種類に対応した前記各データに基づいて該受注印刷物の印刷に使用する印刷基材と印刷インキとの必要量を決定する印刷資材決定方法であって、受注印刷物の種類と印刷パターンと受注量Mとを入力させ、前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷パターンから受注印刷物の印刷に使用する印刷版における印刷インキの使用面積比率bを計算させ、当該使用面積比率bを前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物の種類に最も近い過去に印刷した印刷物の種類における前記歩留り値の平均値μと前記標準偏差値σとを前記印刷実績情報データベースより前記コンピュータの記憶手段に記憶させ、受注印刷物の印刷に使用する印刷版の線数aを入力させ、受注印刷物の印刷に使用される印刷インキにおける標準印刷版の線数Nでの単位面積当たり必要塗布量cを前記資材情報データベースより前記コンピュータに設けられた記憶手段に記憶させ、受注印刷物を印刷する際に発生する前記歩留り値の平均値μに対する歩留誤差値ΔXを入力させ、当該歩留誤差値ΔXが前記記憶手段に記憶された標準偏差値σにより得られる0≦ΔX≦2.5σを満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合に前記コンピュータに設けられた演算手段にて受注印刷物の印刷不良による印刷量の不足を抑えることができる歩留り値に相当する印刷効率X=μ−ΔXの値を演算させ、当該印刷効率Xが前記記憶手段に記憶された歩留り値の平均値μと標準偏差値σとにより得られるμ−8σ≦X≦μ+3σの数値範囲と予め定められた歩留り限界値を下限値とする数値範囲とを同時に満足しているか否かを前記コンピュータに判断させ、満足している場合にさらに前記演算手段にて(M×100/X)−Y1を演算させると共に(N×b×c×M)/(a×X)−Y2を演算させて受注印刷物における印刷基材の不足量と印刷インキの不足量とを決定することを特徴とする印刷資材決定方法。
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