JP5099188B2 - 処理順決定装置、処理順決定方法および処理順決定プログラム - Google Patents

処理順決定装置、処理順決定方法および処理順決定プログラム Download PDF

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Description

この発明は、処理順決定装置、処理順決定方法および処理順決定プログラムに関し、特に複数の工程で処理される複数のジョブの処理順を決定する処理順決定装置、処理順決定方法および処理順決定プログラムに関する。
顧客から取得した印刷データを基に、印刷および製本するサービスがある。このサービスを提供するためには、印刷データを編集する処理、印刷する処理、製本する処理等の複数の処理からなるジョブが、複数のオペレータで分担して実行される。一方、複数の処理からなる複数のジョブを、複数のオペレータが分担して実行するためには、複数のオペレータそれぞれに対して、ジョブを割り当てたスケジュールを作成すると効率的である。このような、スケジュールを作成する技術として、種々の技術が知られている(例えば、特許文献1〜3)。
しかしながら、従来のスケジューリングの技術では、ジョブに優先順位を付けて、複数のオペレータにジョブを割り当てるものが多く、スケジューリングの結果、納期に間に合わないジョブが発生してしまう場合がある。この場合には、納期に間に合わないジョブの優先順位を上げるなどして、再度、スケジュールリングしなければならないといった問題がある。
特許2681942 特許2562519 特開2006−285784号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定装置を提供することである。
この発明の他の目的は、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、処理順決定装置は、複数のジョブの納期を管理するための処理順決定装置であって、複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、2以上の工程が実行される工程順と、2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定する設定手段と、複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出する残余期間算出手段と、複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するジョブ分類手段と、複数のオペレータごとに、複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定する処理順決定手段と、を備え、処理順決定手段は、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択する選択手段と、選択された処理対象ジョブに順位を付与する順位付与手段と、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、順位が付与された処理対象ジョブのオペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新する更新手段と、順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに更新手段により更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルする順位変更手段と、を含み、選択手段は、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択する
この局面に従えば、複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と予測処理期間とに基づいて残余期間が算出され、オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番が、残余期間の短いものから順に決定される。順位が付されていない処理対象ジョブであって、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブに順位が付与され、順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間が、順位が付与された処理対象ジョブのオペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新され、更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに選択された処理対象ジョブに付与された順位が付与される。このため、残余期間がマイナスになるジョブが発生しないので、納期までにジョブを処理することができる処理順序を決定することができる。その結果、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定装置を提供することができる。
また、処理が繰り返される発生確率の高い欠陥工程を有するジョブが優先されるので、実際に処理が繰り返される場合であっても納期までに処理される確率を高くすることができる。
好ましくは、残余期間算出手段は、処理が繰り返される発生確率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして残余期間を算出する。
この局面に従えば、複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と予測処理期間とに基づいて残余期間が算出され、オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番が、残余期間の短いものから順に決定される。処理が繰り返される発生確率の高い欠陥工程の処理時間を2倍にして残余期間が算出されるので、処理が繰り返される発生確率の高い処理を含むジョブが優先して処理される。このため、実際に処理が繰り返される場合であっても納期までに処理される確率を高くすることができる。その結果、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定装置を提供することができる。
好ましくは、残余期間算出手段は、納期までの期間と、予測処理期間とに加えて、複数の工程うち2つの工程間においてジョブが引き渡される引継期間の合計に基づいて、残余期間を算出する。
この局面に従えば、残余期間から引継期間を除外することができるので、残余期間を実際の処理に近い値にすることができる。
好ましくは、処理順決定手段は、複数の工程のうちジョブ分類手段によってオペレータに分類された1以上の処理対象ジョブが変更された場合に順番を決定する。
好ましくは、処理順決定手段は、ジョブ分類手段によってオペレータに分類された1以上の処理対象ジョブのいずれかが削除若しくは変更される場合、または新たな処理対象ジョブが追加される場合に、1以上の処理対象ジョブが変更されたと判断する。
この発明のさらに他の局面によれば、処理順決定方法は、複数のジョブの納期を管理するためのコンピュータで実行される処理順決定方法であって、複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、2以上の工程が実行される工程順と、2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定するステップと、複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出するステップと、複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するステップと、複数のオペレータごとに、複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定するステップと、をコンピュータに実行させ、決定するステップは、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択するステップと、選択された処理対象ジョブに順位を付与するステップと、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、順位が付与された処理対象ジョブのオペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新するステップと、順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに更新するステップにおいて更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルするステップと、を含み、選択するステップは、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択するステップを含む。
この局面に従えば、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定方法を提供することができる。
好ましくは、残余期間を算出するステップは、複数の工程それぞれに対して予め定められた欠陥率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして残余期間を算出するステップを含む。
この局面に従えば、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、処理順決定プログラムは、複数のジョブの納期を管理するためのコンピュータで実行される処理順決定プログラムであって、複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、2以上の工程が実行される工程順と、2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定するステップと、複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出するステップと、複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するステップと、複数のオペレータごとに、複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定するステップと、をコンピュータに実行させ、決定するステップは、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択するステップと、選択された処理対象ジョブに順位を付与するステップと、1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、順位が付与された処理対象ジョブのオペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新するステップと、順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに更新するステップにおいて更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルするステップと、を含み、選択するステップは、算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択するステップを含む。
この局面に従えば、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定プログラムを提供することができる。
好ましくは、残余期間を算出するステップは、複数の工程それぞれに対して予め定められた欠陥率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして残余期間を算出するステップを含む。
この局面に従えば、複数のジョブを納期までに処理するための処理順序を決定することが可能な処理順決定プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるワークフローシステムの全体概要を示す図である。 サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 ジョブチケットの一例を示す図である。 サーバが備えるCPUが有する機能の概要を示すブロック図である。 発生確率テーブルの一例を示す図である。 処理順決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 残余期間算出の流れの一例を示すフローチャートである。 ジョブ分類処理の流れの一例を示すフローチャートである。 順位決定処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 順位決定処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 ジョブチケットの順位が決定される遷移の一例を示す第1の図である。 ジョブチケットの順位が決定される遷移の一例を示す第2の図である。 変形例におけるサーバが備えるCPUが有する機能の概要を示すブロック図である。 変形例における残余期間算出の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるワークフローシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、ワークフローシステム1は、それぞれがネットワーク2に接続された印刷装置100,101と、処理順決定装置として機能するサーバ200と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)301〜305と、を含む。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、インターネットにゲートウェイを介して接続されている。ネットワーク2の接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks)を用いたネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネットであってもよい。
サーバ200は、一般的なコンピュータであり、処理順決定プログラムがインストールされている。サーバ200は、管理者によりジョブチケットが入力されると、複数のオペレータごとの作業順序を決定し、複数のオペレータが操作するPC301〜305にそれぞれ通知するとともに、複数のオペレータがPC301〜305を操作して実行した処理の結果を、PC301〜305から収集し、ジョブチケットごとに進捗を管理する。サーバ200が実行する具体的な処理については後で詳細に説明する。
印刷装置100,101は、サーバ200またはPC301〜305のいずれかから送信されてくる印刷データに基づいて用紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成機能、画像が形成された用紙を製本する機能を備える。ここでは、印刷装置100,101は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のトナーでフルカラーの画像を形成する画像形成機能を有する。印刷装置100,101は、それらが有する機能は同じなので、ここでは印刷装置100を例に説明する。
図2は、サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、サーバ200は、サーバ200の全体を制御するための中央演算装置(CPU)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、サーバ200をネットワークに接続するためのネットワークインターフェース(I/F)204と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)205と、表示部206と、ユーザの操作の入力を受け付ける操作部207と、外部記憶装置208を含む。
ROM202は、CPU201が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
表示部206は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electroluminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニュー等を表示する。操作部207は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける。操作部207は、マウス等のポインティングデバイスを含んでも良い。
ネットワークI/F204は、サーバ200をネットワーク2に接続するためのインターフェースである。CPU201は、ネットワークI/F204を介して、PC300〜305および印刷装置100,101との間で通信し、データを送受信する。また、ネットワークI/F204は、ネットワーク2を介してインターネットに接続されたPCと通信が可能である。
外部記憶装置208は、CD−ROM208A等の着脱自在な記録媒体が装着される。CPU201は、外部記憶装置208に装着されたCD−ROM208Aにアクセス可能である。CPU201は、外部記憶装置208に装着されたCD−ROM208Aに記録されたプログラムをRAM203にロードして実行する。なお、CPU201が実行するプログラムは、CD−ROM208Aに記録されたプログラムに限られず、HDD205に記憶されたプログラムをRAM114にロードして実行するようにしてもよい。この場合、ネットワーク2に接続された他のコンピュータが、サーバ200のHDD205に記憶されたプログラムを書換える、または、新たなプログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、サーバ200が、ネットワーク2に接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをHDD205に記憶するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU201が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、プログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM208Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの半導体メモリであってもよい。
本実施の形態におけるワークフローシステム1においては、管理者が、顧客から依頼を受けると、管理者は、ジョブチケットを生成し、サーバ200に登録する。具体的には、営業担当者が、顧客から原稿データを受取り、顧客との打ち合わせにより編集内容を決定する。営業担当者は、編集内容と原稿データとを特定する指示書を作成し、管理者に処理実行を依頼する。指示書は、営業担当者がサーバ200に入力することによりHDD205に記憶され、原稿データは、サーバ200が原稿データの記録されたメモリカード等の記録媒体から読み出すことにより、または原稿データが添付された電子メールを受信することにより、サーバ200のHDD205に記憶させる。
管理者は、サーバ200のHDD205に記憶された指示書および原稿データに基づいて、ジョブチケットを生成する。具体的には、管理者は、指示書に基づいて、複数の工程のうちから指示書の内容を実行するための2以上の実行工程と、2以上の実行工程が実行される工程順と、2以上の実行工程それぞれを担当するオペレータとを決定し、実行工程と、工程順と、オペレータと、納期と、をサーバ200に入力することにより、サーバ200のHDD205に生成されたジョブチケットが記憶される。ジョブチケットは、1つの注文に対して、2以上の実行工程と、それらの工程順と、2以上の実行工程をそれぞれ担当するオペレータと、納期と、を定める。
より具体的にジョブチケットを説明するために、指示書に、「ページ番号の付与」、「日付の付与」、「イメージオブジェクトの付与」の3つの編集内容が含まれている場合を例に説明する。図3は、ジョブチケットの一例を示す図である。図3を参照して、ジョブチケットは、顧客名と、納期と、作業内容とを定める。作業内容は、工程順の項目と、オペレータ名の項目と、工程名の項目と、処理内容の項目とを含む。
工程順の項目は、複数の工程が実行される順番を示す。ここでは5つの工程の順番が定められる。オペレータ名の項目は、工程を担当するオペレータの識別情報が設定される。工程名の項目は、工程でオペレータにより実行される処理に対して付された名称が設定される。処理内容の項目は、工程でオペレータにより実行される処理の具体的な内容が設定される。
図3に示されるジョブチケットは、顧客名「○○株式会社」の注文であり、納期が2010年7月1日の10時00分である。工程順が「1」の工程名「文字編集」の工程は、オペレータ名「オペレータB」のオペレータに割り当てられる。工程名「文字編集」の工程の処理内容は、原稿データにページ番号の付与する処理と、日付を付与する処理である。工程順が「2」の工程名「文字確認」の工程は、オペレータ名「オペレータA」のオペレータに割り当てられる。工程名「文字確認」の工程の処理内容は、原稿データに付与されたページ番号と日付の確認であり、前の工程である工程名「文字編集」の処理の結果をチェックする処理である。
工程順が「3」の工程名「イメージ編集」の工程は、オペレータ名「オペレータC」のオペレータに割り当てられる。工程名「イメージ編集」の工程の処理内容は、原稿データにイメージオブジェクトを付与する処理である。工程順が「4」の工程名「イメージ確認」の工程は、オペレータ名「オペレータA」のオペレータに割り当てられる。工程名「イメージ確認」の工程の処理内容は、原稿データに付与されたイメージオブジェクトの確認であり、前の工程である工程名「イメージ編集」の処理の結果をチェックする処理である。工程順が「5」の工程名「カラー印刷」の工程は、オペレータ名「オペレータD」のオペレータに割り当てられる。工程名「カラー印刷」の工程の処理内容は、仕上がりタイプを設定する処理である。仕上がりタイプとは、原稿データを印刷して出力される用紙を製本する形態を示し、仕上がりタイプの設定とは、例えば、画像を用紙の表面、裏面または両面のいずれに形成するかの設定、カラーまたはモノクロの別など印刷する条件の設定と、ステープルの有無、ステープルの位置などの後処理の条件の設定を含む。
ジョブチケットが、HDD205に記憶された後、ジョブチケットによって定められる処理がオペレータによって実行される。ここでは、ジョブチケットによって定められる処理をジョブという。ジョブチケットは、複数の工程それぞれの処理を定めるが、複数の工程は工程順に従って1つずつ実行されるため、1つのジョブチケットに対して1つのジョブが対応する。ジョブが実行されると、ジョブが実行された工程の工程順および工程名に対応して処理が実行されたことを示す印「処理済」が、ジョブチケットに追加される。
図4は、サーバが備えるCPUが有する機能の概要を示すブロック図である。図4を参照して、CPU201は、ジョブチケットを受け付け、記憶する設定部211と、複数のオペレータそれぞれに受け付けられたジョブを分類するジョブ分類部213と、残余期間を算出する残余期間算出部215と、複数のオペレータごとに処理順を決定する処理順決定部217と、を含む。
設定部211は、管理者が、営業担当者が操作部207に入力する指示書に基づいて、複数の工程のうちから指示書で定められた2以上の処理内容を実行するための2以上の実行工程と、2以上の実行工程が実行される工程順と、2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期と、を操作部207に入力すると、それらを受け付け、それらを含むジョブチケットを生成し、ジョブチケットをHDD205に記憶する。また、設定部211は、HDD205に記憶されており、指示書と関連付けられた原稿データを、ジョブチケットに関連付ける。管理者が操作部207に、HDD205に記憶されている原稿データのうちから1つを選択する操作を入力することにより、ジョブチケットと選択された原稿データとを関連付ける。ここでは、設定部211により原稿データおよびジョブチケットの組が複数受け付けられて、複数の原稿データおよびジョブチケットの組が、HDD205に記憶されている場合を例に説明する。
上述したように、ジョブチケットは、HDD205に記憶された後、ジョブチケットに従ってオペレータによって処理が実行されると、実行されたことを示す印「処理済」が、ジョブチケットの実行された工程に対応して追加される。
ジョブ分類部213は、HDD205に記憶された複数のジョブチケットを読み出し、読み出した複数のジョブチケットを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類する。例えば、図3に示したジョブチケットにおいて、工程順「2」、工程名「文字確認」まで処理が実行されて工程順「1」および「2」の2つの工程に対応して「処理済」の印が付されている場合、最初の未処理の工程の工程名は、工程順「3」の工程名「イメージ編集」であり、最初の未処理の工程を担当するオペレータのオペレータ名は「オペレータC」である。ジョブ分類部213によって、オペレータに分類されるジョブチケットに従って、オペレータが実行する処理を、処理対象ジョブという。ジョブ分類部213が、複数のジョブチケットを、複数のオペレータそれぞれに分類すると、複数のオペレータごとに処理対象ジョブが割り当てられる。ジョブ分類部213は、複数のオペレータごとに、それぞれに分類した1以上のジョブチケットを、処理順決定部217に出力する。
残余期間算出部215は、HDD205に記憶された複数のジョブチケットを読み出し、複数のジョブチケットそれぞれについて、納期までの期間と、すべての未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出する。残余期間算出部215は、複数のジョブチケットごとに算出された残余期間と納期とを処理順決定部217に出力する。
例えば、図3に示したジョブチケットにおいて、工程順「2」、工程名「文字確認」まで処理が実行されて工程順「1」および「2」の2つの工程に対応して「処理済」の印が付されている場合、未処理の工程の工程名は、工程順「3」〜「5」の工程である。この場合、未処理の工程である工程名「イメージ編集」、「イメージ確認」および「カラー印刷」それぞれに対する処理時間の合計を予測処理期間として算出する。
未処理の工程である工程名「イメージ編集」、「イメージ確認」および「カラー印刷」それぞれに対する処理時間は、各工程に対して予め定められた基準処理時間と、ジョブチケットに関連付けられた原稿データに基づいて算出される。例えば、工程名「イメージ編集」の処理は、原稿データに含まれる複数ページそれぞれにイメージオブジェクトを付加する処理であり、原稿データのページ数が増えるほど処理時間が長くなる。基準処理時間を1ページにイメージオブジェクトを付加する処理の時間とすれば、処理時間は、基準処理時間にページ数を乗算することにより算出できる。残余期間は、現在日時からジョブチケットによって定められる納期まのでの期間から予測処理期間を減算することにより算出する。
また、残余期間算出部215は、複数のジョブチケットごとに残余期間を算出するのに加えて、複数のジョブチケットごとに引継期間および戻り期間を算出する。残余期間算出部215は、複数のジョブチケットごとに算出された引継期間および戻り期間を処理順決定部217に出力する。
引継期間は、ジョブチケットで定められるすべての未処理の工程のうち工程順が前後の2つの工程間において予め定められた引継時間の合計である。例えば、図3に示したジョブチケットにおいて、工程順「2」、工程名「文字確認」まで処理が実行されて工程順「1」および「2」の2つの工程に対応して「処理済」の印が付されている場合、未処理の工程の工程名は、工程順「3」〜「5」の工程である。この場合、未処理の工程である工程名「イメージ編集」の工程と工程名「イメージ確認」の工程との間で予め定められた引継時間と、工程名「イメージ確認」の工程と工程名「カラー印刷」の工程との間で予め定められた引継時間との合計が引継期間となる。なお、引継時間は、工程と工程との間で予め定めるのに代えて、先の工程を担当するオペレータと後の工程を担当するオペレータとの間で予め定めるようにしてもよい。
戻り期間は、ジョブチケットで定められるすべての未処理の工程のうちで欠陥工程の処理時間の総和である。欠陥工程は、HDD205に予め記憶されている発生確率テーブルによって定められる発生確率が所定のしきい値以上の処理を含む工程である。戻り期間は、引継期間を含むようにしてもよい。
図5は、発生確率テーブルの一例を示す図である。図5を参照して、発生確率テーブルは、処理内容の項目と、発生確率の項目とを含み、処理内容ごとに、発生確率を定める。発生確率は、処理内容の項目に該当する処理が実行されたジョブチケットの数に対する、処理内容の項目に該当する処理が2回実行されたジョブチケットの数の割合を示す。換言すれば、処理内容の項目に該当する処理が実行された結果、正しく処理が実行されない確率である。発生確率は、処理内容の項目に該当する処理が実行されるごと、および、再度実行されるごとに、更新される。
例えば、図3に示したジョブチケットにおいて、工程順「2」、工程名「文字確認」まで処理が実行されて工程順「1」および「2」に「処理済」の印が付されている場合、未処理の工程の工程名は、工程順「3」〜「5」の工程である。この場合、未処理の工程である工程名「イメージ編集」に対応する処理内容は「イメージオブジェクトの付与」であり、発生率「3%」である。また、工程名「イメージ確認」に対応する処理内容は発生確率デーブルで定められていない。また、工程名「カラー印刷」に対応する処理内容は「仕上がりタイプの設定」であり、発生率「0.3%」である。ここで、しきい値を1%とすれば、未処理の工程である工程名「イメージ編集」および工程名「カラー印刷」の工程のうち工程名「イメージ編集」の工程が、欠陥工程に該当する。したがって、工程名「イメージ編集」の処理時間と、工程名「イメージ編集」の工程およびその次の工程名「イメージ確認」の工程の間の引継期間との合計が戻り期間として算出される。
図4に戻って、処理順決定部217は、ジョブ分類部213から複数のオペレータごとに分類された複数のジョブチケットが入力され、残余期間算出部215から複数のジョブチケットごとの残余期間、引継期間および戻り期間が入力される。
処理順決定部217は、オペレータごとに、複数のジョブチケットのうち該オペレータに分類された1以上のジョブチケットの順番を決定する。具体的には、複数のオペレータのうちから順に1人を選択し、選択されたオペレータに分類された1以上のジョブチケットを処理対象とし、処理対象とした1以上のジョブチケットの順番を決定する。
複数のオペレータそれぞれに分類された1以上のジョブチケットの順番を決定する処理は同じなので、ここでは、ある1人のオペレータに分類された1以上のジョブチケットの順番を決定する場合を例に説明する。
処理順決定部217は、選択部221と、順位付与部223と、更新部225と、順位変更部227と、を含む。選択部221は、オペレータに割り当てられた1以上のジョブチケットのうち順位が付されていないジョブチケットであって、対応する残余期間が最短のジョブチケットを選択する。残余期間が最短のジョブチケットが複数の場合、選択部221は、戻り期間が短いジョブチケットを優先して選択する。選択部は、選択されたジョブチケットを順位付与部223に出力する。
順位付与部223は、選択部221から入力されるジョブチケットに1番から順に順位を付与する。順位付与部223は、順位を付与したジョブチケットとそれに付与した順位との組を、更新部225に出力する。
更新部225は、オペレータに分類された1以上のジョブチケットのうち順位が付与されていない残りの1以上のジョブチケットそれぞれの残余期間をRAM203に一時記憶するとともに、その残余期間を、順位が付与されたジョブチケットの最初の未処理の工程を処理する処理時間(工程処理時間)を減算した値に更新する。更新部225は、順位が付与されていない残りの1以上のジョブチケットそれぞれの更新後の残余期間を順位変更部227に出力する。
順位変更部227は、更新後の残余期間がマイナスになるジョブチケットが、順位が付与されていない残りの1以上のジョブチケットのうちに存在する場合、更新後の残余期間がマイナスになるジョブチケットに順位付与部223が最後に付与した順位と同じ順位を付与するとともに、順位付与部223が最後に順位を付与したジョブチケットの順位をキャンセルする。換言すれば、更新後の残余期間がマイナスになるジョブチケットの順位を繰り上げ、順位付与部223が最後に順位を付与したジョブチケットの順位を繰り下げる。以下、更新後の残余期間がマイナスになるジョブチケットであって、順位を繰り上げたジョブチケットを繰上ジョブチケットといい、順位付与部223が最後に順位を付与したジョブチケットであって、順位を繰り下げたジョブチケットを繰下ジョブチケットという。順位変更部227は、繰上ジョブチケットとそれに付与した順位の組と、繰下ジョブチケットと、を含む更新指示を、更新部225に出力する。
更新部225は、更新指示が入力される場合、RAM203に一時記憶された残余期間を読み出し、更新指示に含まれる繰上ジョブチケットに順位変更部227から入力される順位を付与し、更新指示に含まれる繰下ジョブチケットを順位が付与されていないジョブチケットとして、上述したのと同様にして、残余期間を算出し直す。更新部225は、順位変更部227から更新指示が入力されない場合、更新後の残余期間を選択部221に出力する。
選択部221は、更新部225から更新後の残余期間が入力されるごとに、オペレータに割り当てられた1以上のジョブチケットのうち順位が付されていないジョブチケットが存在しなくなるまで、更新後の残余期間が最短のジョブチケットを選択する。
図6は、処理順決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。処理順決定処理は、CPU201が、ROM202、HDD205またはCD−ROM208Aに記憶された処理順決定プログラムを実行することにより、CPU201により実行される処理である。図6を参照して、CPU201は、HDD205に記憶されているジョブチケットが削除されたか否かを判断する(ステップS101)。HDD205に記憶されているジョブチケットの少なくとも1つが削除されたか否かを判断する。ジョブジョブチケットが削除されたならば処理をステップS105に進めるが、そうでなければ処理をステップS102に進める。
ステップS102においては、HDD205に記憶されているジョブチケットのいずれかの納期が変更されたか否かを判断する。HDD205に記憶されているジョブチケットのいずれかの納期が変更されたならば処理をステップS105に進めるが、そうでなければ処理をステップS103に進める。
ステップS103においては、HDD205に記憶されているジョブチケットのいずれかのオペレータが変更されたか否かを判断する。HDD205に記憶されているジョブチケットのいずれかのオペレータが変更されたならば処理をステップS105に進めるが、そうでなければ処理をステップS104に進める。
ステップS104においては、新たなジョブチケットが投入されたか否かを判断する。HDD205に新たなジョブチケットが記憶されたならば新たなジョブチケットが投入されたと判断する。新たなジョブチケットが投入されたならば処理をステップS105に進めるが、そうでなければ処理をステップS101に戻す。
ステップS105においては、残余期間算出処理を実行する。残余期間算出処理の詳細は後述する。次のステップS106においては、ジョブ分類処理を実行する。ジョブ分類処理の詳細は後述するが、複数のオペレータごとにジョブチケットを分類する処理である。次のステップS107においては、オペレータを選択する。そして、順位決定処理を実行する(ステップS108)。ステップS107において選択されたオペレータにステップS106において分類されたジョブチケットを処理対象として、順位決定処理を実行する。順位決定処理の詳細は後述する。次のステップS109においては、ステップS107において選択されていないオペレータが存在するか否かを判断する。選択されていないオペレータが存在すれば処理をステップS107に戻し、存在しなければ処理を終了する。
図7は、残余期間算出の流れの一例を示すフローチャートである。残余期間算出処理は、図6のステップS105において実行される処理である。図7を参照して、CPU201は、HDD205に記憶されたジョブチケットを読み出す。HDD205に複数のジョブチケットが記憶されている場合には、複数のジョブチケットのうちから未だ処理対象としていない1つを選択して読み出す。
次のステップS02においては、変数PT,TT,RTを初期値である「0」に設定する。変数PTは処理時間の合計が設定され、変数TTは引継時間の合計が設定され、変数RTは戻り時間の合計が設定される。次のステップS03においては、処理対象とされているジョグチケットの最初の工程を選択する。そして、選択された工程が未処理の工程か否かを判断する(ステップS04)。選択された工程が未処理の工程ならば処理をステップS05に進めるが、処理済みの工程ならば処理をステップS17に進める。ステップS17においては、処理対象とされている工程の次の工程がジョブチケットに定められているか否かを判断する。次の工程がジョブチケットに定められているならば処理をステップS18に進めるが、そうでなければ処理をステップS16に進める。ステップS18においては、次の工程を処理対象に選択し、処理をステップS04に戻す。
ステップS05においては、処理対象に選択されている工程の処理期間を算出する。処理対象に選択されている工程に対して予め定められた基準処理時間と、処理対象となる原稿データとに基づいて処理期間を算出する。次のステップS06においては、変数PTを、それにステップS05において算出された処理期間を加算した値に設定する。
次のステップS07においては、処理対象に選択されている工程に含まれる処理の発生確率がしきい値TH以上か否かを判断する。HDD205に予め記憶されている発生確率テーブルを参照して判断する。発生確率がしきい値TH以上ならば処理をステップS08に進めるが、そうでなければ処理をステップS10に進める。
ステップS08においては、処理対象に設定されている工程と次の工程との間の引継期間を取得する。次のステップS09においては、変数RTを、それに処理対象に設定されている対象工程の処理期間とステップS08において取得された引継期間とを加算した値に設定し、処理をステップS10に進める。ステップS10においては、処理対象に選択されている工程の次の工程がジョブチケットに定められているか否かを判断する。次の工程がジョブチケットに定められているならば処理をステップS11に進めるが、そうでなければ処理をステップS14に進める。
ステップS11においては、処理対象に選択されている工程と次の工程との間の引継期間を取得する。そして次のステップS12においては、変数TTを、それにステップS11において取得された引継期間を加算した値に設定する。次のステップS13においては、次の工程を処理対象に選択し、処理をステップS04に戻す。
ステップS14においては、処理対象とされているジョブチケットに定められている納期を取得する。そして、次のステップS15においては残余期間を算出する。現時点からステップS14において取得された納期までの期間からステップS06において算出される処理期間PTとステップS12において算出される引継期間TTとを減算した値を残余期間に設定する。
次のステップS16においては、HDD205に処理対象として読み出していないジョブチケットが記憶されているか否かを判断する。処理対象とされていないジョブチケットがHDD205に記憶されているならば処理をステップS01に戻し、処理対象とされていないジョブチケットがHDD205に記憶されていなければ処理を終了する。換言すれば、HDD205に記憶されているすべてのジョブチケットそれぞれに対して、ステップS02〜ステップS18の処理を実行する。したがって、HDD205に記憶されているすべてのジョブチケットそれぞれに対応する残余期間、戻り期間、引継期間が算出される。
図8は、ジョブ分類処理の流れの一例を示すフローチャートである。ジョブ分類処理は、図6のステップS106において実行される処理である。図8を参照して、CPU201は、HDD205に記憶されているジョブチケットのうちから1つを選択する(ステップS21)。次のステップS22においては、変数iに「1」を設定する。変数iは処理対象とする工程を特定するための変数である。次のステップS23においては、i番目の第i工程は未だ処理が実行されていない未処理の工程か否かを判断する。未処理の工程ならば処理をステップS24に進めるが、そうでなければ処理をステップS25に進める。ステップS25においては、変数iを、それに「1」を加算した値に設定し、処理をステップS23に戻す。すなわち、ジョブチケットに定義されている複数の工程を工程順が若い順に選択し、最初の未処理の工程になると処理をステップS24に進める。ステップS24においては、第i工程を担当するオペレータにジョブチケットを分類し、処理をステップS26に進める。
次のステップS26においては、HDD205に処理対象として読み出していないジョブチケットが記憶されているか否かを判断する。処理対象として読み出していないジョブチケットがHDD205に記憶されているならば処理をステップS21に戻し、処理対象として読み出していないジョブチケットがHDD205に記憶されていなければ処理を終了する。換言すれば、HDD205に記憶されているすべてのジョブチケットを、複数のオペレータのいずれかに分類する。
図9および図10は、順位決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。順位決定処理は、図6のステップS108において実行される処理である。ここでは、あるオペレータが担当する複数のジョブチケットを実行する順位を決定する場合の処理の流れを示している。図9および図10を参照して、CPU201は、あるオペデータに分類されているジョブチケットのすべてをHDD205から読み出す(ステップS31)。次のステップS32においては、残余期間がマイナスのジョブチケットが存在するか否かを判断する。残余期間がマイナスとなるジョブチケットが1つでも存在すれば、処理をステップS50に進めるが、そうでなければ処理をステップS33に進める。ステップS50においては、残余期間がマイナスとなるジョブチケットを、エラーメッセージとともに表示部206に表示し、処理を終了する。この場合、残余期間がマイナスとなるジョブチケットは、現在のオペレータの数では、納期に間に合うように処理することができない。このため、オペレータを増員し、ジョブチケットのオペレータの項目を変更する対応が必要となる。ジョブチケットのオペレータを変更すれば、図6のステップS103において、YESと判断され、処理順位決定処理が再度実行される。
ステップS33においては、順位を示す変数nに「1」を設定する。そして、次のステップS34においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットのうち残余期間が最小のジョブチケットが複数存在するか否かを判断する。残余期間が最小のジョブチケットが複数存在するならば処理をステップS36に進めるが、そうでなければ処理をステップS35に進める。ステップS35においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットのうち残余期間が最小のジョブを第n順位に設定し、処理をステップS39に進める。
ステップS36においては、戻り期間が最小のジョブチケットが複数存在するか否かを判断する。残余期間が最小となる複数のジョブチケットのうちに戻り期間が最小のジョブチケットが複数存在するならば処理をステップS38に進めるが、戻り期間が最小のジョブチケットが1つならば処理をステップS37に進める。ステップS37においては、戻り期間が最小のジョブチケットを第n順位に設定し、処理をステップS39に進める。ステップS38においては、戻り期間が最小の複数のジョブチケットのうち、納期が現時点に最も近いジョブチケットを第n順位に設定し、処理をステップS39に進める。
ステップS39においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットの残余期間をRAM203に一時記憶する。次のステップS40においては、第n順位のジョブチケットの処理期間JPTを取得する。処理対象となっているジョブチケットで定められ、処理対象のオペレータが担当する工程の処理期間を取得する。次のステップS41においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットを1つ選択する。次のステップS42においては、選択されたジョブチケットの残余期間を、それからステップS40において取得された処理期間JPTを減算した値に設定し、処理をステップS43に進める。ステップS43においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットのうちで処理対象に選択されていないジョブチケットが存在するか否かを判断する。そのようなジョブチケットが存在するならば処理をステップS41に戻し、そうでなければ処理をステップS44に進める。すなわち、ステップS42において、順位が未だ設定されていないすべてのジョブチケットの残余期間が、ステップS35、S37およびS38のいずれかで第n順位が設定されたジョブチケットの処理期間JPTを減算した値に更新される。
ステップS44においては、残余期間がマイナスになるジョブチケットが存在するか否かを判断する。残余期間がマイナスとなるジョブチケットが存在するならば処理をステップS45に進め、存在しなければ処理をステップS48に進める。ステップS45においては、第n順位に設定したジョブチケットの順位をキャンセルする。そして、残余期間がマイナスとなるジョブチケットに第n順位を設定する(ステップS46)。次のステップS47においては、ステップS39において、RAM203に一時記憶した残余期間を読み出し、ステップS42において更新される前の残余期間に戻す。そして、処理をステップS40に戻す。
一方、ステップS48においては、順位が未だ設定されていないジョブチケットが存在するか否かを判断する。順位が未設定のジョブチケットが存在するならば処理をステップS49に進めるが、そうでなければ順位決定処理を終了する。ステップS49においては、変数nを、それに「1」を加算した値に設定し、処理をステップS34に戻す。
図11(A)〜(C)は、ジョブチケットの順位が決定される遷移の一例を示す第1の図である。図11(A)〜(C)においては、ある工程において3つのジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」が記憶された場合の順位を決定する手順を示している。図11(A)〜(C)において、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」それぞれについて、納期期間、処理順位、工程処理期間、処理期間、残余期間、戻り期間を、それぞれ示している。納期期間は、現在時刻から納期までの期間を示し、処理順位は、処理が実行される順番を示し、工程処理期間は、オペレータが当該工程の処理を実行する時間を示す。処理期間は、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」それぞれの未処理の工程の工程処理期間の合計である。残余期間は、納期期間から処理期間を減算した値である。また、残余期間は、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」のいずれかに順位が付与されると、順位が付与されていないジョブチケットの残余期間が順位が付与されたジョブチケットの工程処理期間が減算した値に更新される。戻り期間は、未処理の工程に欠陥工程を含む場合に、欠陥工程の工程処理期間の合計である。
図11(A)を参照して、処理順位が設定されていない状態において、ジョブチケット「ジョブA」については、納期期間「5.0日」、工程処理期間「0.2日」、処理期間「2.0日」、戻り期間「1.0日」が定められており、残余期間「3.0日」が算出される。ジョブチケット「ジョブB」については、納期期間「7.0日」、工程処理期間「0.5日」、処理期間「0.5日」、戻り期間「0.0日」が定められており、残余期間「6.5日」が算出される。ジョブチケット「ジョブC」については、納期期間「1.5日」、工程処理期間「0.3日」、処理期間「1.0日」、戻り期間「0.0日」が定められており、残余期間「0.5日」が算出される。
図11(A)に示すジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」が入稿されると、まず、残余期間が最小のジョブチケット「ジョブC」に処理順位「1」が付与される。
図11(B)は、ジョブチケット「ジョブC」に処理順位「1」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブA」においては、残余期間「3.0日」が、ジョブチケット「ジョブC」が実行されることにより工程処理期間「0.3日」分侵食され、残余期間「2.7日」となる。同様に、ジョブチケット「ジョブB」においては、残余期間「6.5日」が、ジョブチケット「ジョブC」が実行されることにより工程処理期間「0.3日」分侵食され、残余期間「6.2日」となる。したがって、ジョブチケット「ジョブA」および「ジョブB」のうち残余期間が短いジョブチケット「ジョブA」に処理順位「2」が付与される。
図11(C)は、ジョブチケット「ジョブA」に処理順位「2」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブB」においては、残余期間「6.2日」が、ジョブチケット「ジョブA」が実行されることにより工程処理期間「0.2日」分侵食され、残余期間「6.0日」となる。ジョブチケット「ジョブB」の残余期間「6.0日」がマイナスでないので、ジョブチケット「ジョブB」に処理順位「3」が付与される。
図12(A)〜(F)は、ジョブチケットの順位が決定される遷移の一例を示す第2の図である。図12(A)〜(F)は、図11(A)〜(C)に示した3つのジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」に対して順位が付与され後に、2つのジョブチケット「ジョブD」および「ジョブE」が追加された場合を例に示している。この場合、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」に付与された順位がクリアされる。図12(A)〜(F)において、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」それぞれについては、図11(A)に示した納期期間、工程処理期間、処理期間、戻り期間と同じである。
図12(A)を参照して、処理順位が設定されていない状態において、ジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブC」については、図11(A)に示したのと同じ残余期間が算出される。ジョブチケット「ジョブD」は、納期期間「5.5日」、工程処理期間「0.5日」、処理期間「2.5日」、戻り期間「0.5日」が定められており、残余期間「3.0日」が算出される。ジョブチケット「ジョブE」については、納期期間「2.7日」、工程処理期間「0.7日」、処理期間「2.3日」、戻り期間「0.0日」が定められており、残余期間「0.4日」が算出される。ジョブチケット「ジョブE」の残余期間「0.4」が最小なので、ジョブチケット「ジョブE」に処理順位「1」が付与される。
図12(B)は、ジョブチケット「ジョブE」に処理順位「1」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブA」においては、残余期間「3.0日」が、ジョブチケット「ジョブE」が実行されることによる工程処理期間「0.7日」分侵食され、残余期間「2.3日」となる。同様に、ジョブチケット「ジョブB」においては残余期間「5.8日」、ジョブチケット「ジョブC」においては残余期間「−0.2日」、ジョブチケット「ジョブD」においては残余期間「2.3日」となる。ジョブチケット「ジョブC」においては残余期間「−0.2日」がマイナスなので、ジョブチケット「ジョブD」に付与された処理順位「1」をキャンセルして、ジョブチケット「ジョブC」に処理順位「1」を付与する。
図12(C)は、ジョブチケット「ジョブC」に処理順位「1」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブA」においては、残余期間「3.0日」が、ジョブチケット「ジョブC」が実行されることによる工程処理期間「0.3日」分侵食され、残余期間「2.7日」となる。同様に、ジョブチケット「ジョブB」においては残余期間「6.2日」、ジョブチケット「ジョブD」においては残余期間「2.7日」、ジョブチケット「ジョブE」においては残余期間「0.1日」となる。処理順位が付与されていないジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」、「ジョブD」および「ジョブE」のうち残余期間が最小のジョブチケット「ジョブE」に処理順位「2」が付与される。
図12(D)は、ジョブチケット「ジョブE」に処理順位「2」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブA」においては、残余期間「2.7日」が、ジョブチケット「ジョブE」が実行されることによる工程処理期間「0.7日」分侵食され、残余期間「2.0日」となる。同様に、ジョブチケット「ジョブB」においては残余期間「5.5日」、ジョブチケット「ジョブD」においては残余期間「2.0日」となる。処理順位が付与されていないジョブチケット「ジョブA」、「ジョブB」および「ジョブD」のうち残余期間が最小となるのは、ジョブチケット「ジョブA」および「ジョブD」である。この場合、戻り期間の短いジョブチケット「ジョブD」に処理順位「3」が付与される。
図12(E)は、ジョブチケット「ジョブD」に処理順位「3」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブA」においては、残余期間「2.0日」が、ジョブチケット「ジョブD」が実行されることによる工程処理期間「0.5日」分侵食され、残余期間「1.5日」となる。同様に、ジョブチケット「ジョブB」においては残余期間「5.0日」となる。処理順位が付与されていないジョブチケット「ジョブA」および「ジョブB」のうち残余期間が最小となるのは、ジョブチケット「ジョブA」である。この場合、戻り期間の短いジョブチケット「ジョブA」に処理順位「4」が付与される。
図12(F)は、ジョブチケット「ジョブA」に処理順位「4」が付与された後の残余期間を示す。ジョブチケット「ジョブB」においては、残余期間「5.0日」が、ジョブチケット「ジョブA」が実行されることによる工程処理期間「0.2日」分侵食され、残余期間「4.8日」となる。ジョブチケット「ジョブB」の残余期間「4.8日」がマイナスでないので、ジョブチケット「ジョブB」に処理順位「5」が付与される。
以上説明したように、処理順決定装置としてのサーバ200は、複数のジョブチケットそれぞれについて、納期までの期間と予測処理期間とに基づいて残余期間を算出し、オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上のジョブチケットの順番が、残余期間の短いものから順に決定する。順位を決定する際に、順位が付されていないジョブチケットであって、算出された残余期間が最短のジョブチケットに順位を付与し、順位が付与されていない残りの1以上のジョブチケットそれぞれの残余期間を、順位が付与されたすべてのジョブチケットを処理する処理時間を減算した値に更新し、更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになるジョブチケットに、先に順位を付与したジョブチケットに付与した順位を付与するとともに、先に順位を付与したジョブチケットに付与された順位をキャンセルする。このため、残余期間がマイナスになるジョブチケットが発生しないので、納期までにジョブを処理することができる処理順序を決定することができる。
また、最短の残余期間が同じ複数のジョブチケットが存在する場合、未処理の工程のうちに処理が繰り返される発生確率の高い欠陥工程を有するジョブチケットを優先して順位を付与するので、実際に処理が繰り返される場合であっても納期までに処理される確率を高くすることができる。
また、残余期間を、納期までの期間から予測処理期間と引継期間を減算した値とするので、残余期間を実際の処理に近い値にすることができる。
また、新たなジョブチケットが追加される場合、ジョブチケットが削除される場合、オペレータが変更される場合、またはジョブチケットの納期が変更される場合に、処理順序が決定されるので、変更に応じて納期までに複数のジョブを実行することができる。
<変形例>
上述した実施の形態における処理順決定装置として機能するサーバ200は、残余期間算出部215が、算出する残余期間を、現在日時からジョブチケットによって定められる納期まのでの期間から予測処理期間を減算することにより算出した。変形例におけるサーバ200は、発生確率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして残余期間を算出するようにしたものである。
図13は、変形例におけるサーバが備えるCPUが有する機能の概要を示すブロック図である。図13を参照して、図4に示したブロック図と異なる点は、残余期間算出部215が残余期間算出部215Aに変更された点である。その他の機能は、図4に示した機能と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。図13を参照して、変形例における残余期間算出部215Aは、図4に示した残余期間算出部215と同様に、HDD205に記憶された複数のジョブチケットを読み出し、複数のジョブチケットそれぞれについて、納期までの期間と、すべての未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間と、戻り時間とを算出する。残余期間算出部215Aは、納期までの期間から予測処理期間と戻り時間とを減算した値を、残余期間とする。これにより、納期までの期間から、発生確率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間が2回減算される。残余期間算出部215Aは、複数のジョブチケットごとに算出された残余期間、引継期間および戻り期間と、納期とを処理順決定部217に出力する。
図14は、変形例における残余期間算出の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示した残余期間算出処理と異なる点は、ステップS15がステップS15Aに変更された点である。その他の処理は図7に示したのと同じなので、個々では説明を繰り返さない。ステップS15Aにおいては、ステップS15においては残余期間を算出する。現時点からステップS14において取得された納期までの期間からステップS06において算出される処理期間PTとステップS12において算出される引継期間TTと、ステップS09において算出された戻り期間RTとを減算した値を残余期間に設定する。
変形例におけるサーバ200は、残余期間を納期までの期間から、発生確率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間が2回減算した値とするので、欠陥工程にいて、処理が2回実行されるものとして処理順を決定する。このため、実際にジョブチケットに従ってオペレータが処理を実行する際に欠陥工程において処理が2回実行される場合であっても、納期に間に合うように処理順を決定することができる。
なお、上述した実施の形態においては、処理順決定装置の一例としてサーバ200を説明したが、図6〜図10または図14に示した処理順決定処理を実行する処理順決定方法および処理順決定方法をコンピュータに実行させるための処理順決定プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ワークフローシステム、3 インターネット、100,101 印刷装置、200 サーバ、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 ネットワークI/F、205 HDD、206 表示部、207 操作部、208 外部記憶装置、208A CD−ROM、211 設定部、213 ジョブ分類部、215,215A 残余期間算出部、217 処理順決定部、221 選択部、223 順位付与部、225 更新部、227 順位変更部、301〜305 PC。

Claims (9)

  1. 複数のジョブの納期を管理するための処理順決定装置であって、
    前記複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、前記2以上の工程が実行される工程順と、前記2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定する設定手段と、
    前記複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出する残余期間算出手段と、
    前記複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するジョブ分類手段と、
    複数のオペレータごとに、前記複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、前記1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定する処理順決定手段と、を備え、
    前記処理順決定手段は、前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択する選択手段と、
    前記選択された処理対象ジョブに順位を付与する順位付与手段と、
    前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、前記順位が付与された処理対象ジョブの前記オペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新する更新手段と、
    前記順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに前記更新手段により更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに前記選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、前記選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルする順位変更手段と、を含み、
    前記選択手段は、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、前記算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択する、処理順決定装置。
  2. 記残余期間算出手段は、処理が繰り返される発生確率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして前記残余期間を算出する、請求項1に記載の処理順決定装置。
  3. 前記残余期間算出手段は、前記納期までの期間と、前記予測処理期間とに加えて、前記複数の工程うち2つの工程間においてジョブが引き渡される引継期間の合計に基づいて、前記残余期間を算出する、請求項1または2に記載の処理順決定装置。
  4. 前記処理順決定手段は、前記複数の工程のうち前記ジョブ分類手段によってオペレータに分類された1以上の処理対象ジョブが変更された場合に順番を決定する、請求項1〜のいずれかに記載の処理順決定装置。
  5. 前記処理順決定手段は、前記ジョブ分類手段によってオペレータに分類された1以上の処理対象ジョブのいずれかが削除若しくは変更される場合、または新たな処理対象ジョブが追加される場合に、前記1以上の処理対象ジョブが変更されたと判断する、請求項4に記載の処理順決定装置。
  6. 複数のジョブの納期を管理するためのコンピュータで実行される処理順決定方法であって、
    前記複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、前記2以上の工程が実行される工程順と、前記2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定するステップと、
    前記複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出するステップと、
    前記複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するステップと、
    複数のオペレータごとに、前記複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、前記1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定するステップと、を前記コンピュータに実行させ、
    前記決定するステップは、前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択するステップと、
    前記選択された処理対象ジョブに順位を付与するステップと、
    前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、前記順位が付与された処理対象ジョブの前記オペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新するステップと、
    前記順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに前記更新するステップにおいて更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに前記選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、前記選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルするステップと、を含み、
    前記選択するステップは、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、前記算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択するステップを含む処理順決定方法。
  7. 記残余期間を算出するステップは、前記複数の工程それぞれに対して予め定められた欠陥率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして前記残余期間を算出するステップを含む、請求項6に記載の処理順決定方法。
  8. 複数のジョブの納期を管理するためのコンピュータで実行される処理順決定プログラムであって、
    前記複数のジョブそれぞれに対して、複数の工程のうちから選ばれた2以上の工程と、前記2以上の工程が実行される工程順と、前記2以上の工程それぞれを担当するオペレータと、納期とを設定するステップと、
    前記複数のジョブそれぞれについて、納期までの期間と、未処理の工程それぞれに対する処理時間の合計である予測処理期間とに基づいて残余期間を算出するステップと、
    前記複数のジョブを、最初の未処理の工程を担当するオペレータに分類するステップと、
    複数のオペレータごとに、前記複数のジョブのうち該オペレータが最初の未処理の工程を担当する1以上の処理対象ジョブの順番を、前記1以上の処理対象ジョブそれぞれについて算出された残余期間の短いものから順に決定するステップと、を前記コンピュータに実行させ、
    前記決定するステップは、前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付されていない処理対象ジョブであって、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブを選択するステップと、
    前記選択された処理対象ジョブに順位を付与するステップと、
    前記1以上の処理対象ジョブのうち順位が付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブそれぞれの残余期間を、前記順位が付与された処理対象ジョブの前記オペレータが担当する工程に対する工程処理時間を減算した値に更新するステップと、
    前記順位を付与されていない残りの1以上の処理対象ジョブのうちに前記更新するステップにおいて更新された後の残余期間がマイナスになる処理対象ジョブが存在する場合、該残余期間がマイナスになる処理対象ジョブに前記選択された処理対象ジョブに付与された順位を付与するとともに、前記選択された処理対象ジョブに付与された順位をキャンセルするステップと、を含み、
    前記選択するステップは、前記算出された残余期間が最短の処理対象ジョブが複数の場合、前記算出された残余期間が最短の複数の処理対象ジョブのうち処理が繰り返えされる発生確率が所定の値以上の欠陥工程の処理時間の総和が最小の処理対象ジョブを選択するステップを含む処理順決定プログラム。
  9. 記残余期間を算出するステップは、前記複数の工程それぞれに対して予め定められた欠陥率が所定の値以上の欠陥工程については、該欠陥工程の処理時間を2倍にして前記残余期間を算出するステップを含む、請求項8に記載の処理順決定プログラム。
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