JP2011044030A - 作業支援システム、作業支援方法およびプログラム - Google Patents

作業支援システム、作業支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】提示する作業の手順を、実体に合わせて変更できる作業支援システム、作業支援方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】作業支援システム1は、タスク情報2a、サブタスク情報2bおよび条件情報2cを記憶する記憶部2と、実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得部3と、サブタスク情報、および、条件情報を記憶部2から読み出し、サブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示部4と、タスクの遂行に当たって、実行サブタスク情報と、実行情報と、実行条件情報と、を取得する実行結果取得部5と、実行情報を集計して、所定の方法で実行者もしくはリソースであるユーザの評価値を算出する評価部6と、評価値が所定の範囲の場合に、実行サブタスク情報、および実行条件情報を、サブタスク情報および条件情報として記憶部2に記憶する更新部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業支援システム、作業支援方法およびプログラムに関する。
近年、企業における人材の流動化が進んでおり、人材に蓄積されている情報・知識・ノウハウの抽出をし、それを再利用できるような仕組みが必要になってきている。従来、このような課題を解決するためにタスクのマニュアル化や、タスクサポート用Webサービスの提供などが行なわれてきた。しかしながら、マニュアルやWebサービスはスタティックな情報であり、あらゆるケースに対応することが不可能である。
このような課題を解決するために、タスクに関する知識を保有している人物を提示し、その人物との質疑応答を通じて様々なケースに対応することを可能とする技術(KnowWho技術)が存在する。KnowWhoは、社内の誰がどのような業務に精通しているかなどの人材情報を蓄積し、検索できるようにした仕組みをいう。
特許文献1には、人材情報DBにおいて、担当者毎に製品経験実績や在位年数などの設定された技能パラメータを基に、生産品目に関する適任担当者の自動抽出を行う生産管理システムの技術が記載されている。
特許文献2には、プロジェクトを構成する各タスクに要求される知識リソースをタスクと対応付けて再利用可能に管理でき、また、欠如したリソースを補完できるワークフロー管理システムが記載されている。このシステムは、ワークフローを構成するタスクに割り当てられる人的リソースのスキル情報を管理するスキル管理システムを含む。
特許文献3の専門家情報検索装置では、キーワードの文書における重要度と文書の作成者情報から、キーワードに対する人物の専門度を算出し、ユーザの入力したキーワードの専門家を提示する仕組みとなっている。
特許文献4には、過去の作業報告書の内容が反映された標準作業手順書を作成する技術が記載されている。特許文献4の保守作業支援システムは、標準作業手順書のマニュアルセクションに対する閲覧時間および閲覧回数に基づいて閲覧頻度を計数し、閾値より閲覧頻度が大きい場合に、そのマニュアルセクションを標準作業手順書に追加し更新する。
特開2002−116815号公報 特開2008−226157号公報 特開2008−234550号公報 特開2009−042960号公報
タスクの中には、「特許の内容については自部門の特許担当者に質問、特許の書き方については弁理士に質問、特許のシステムへの登録方法はシステムのマニュアルを参照」といったように、複数のマニュアルや複数人への質問を通して、初めて達成できるものもある。
特許文献1や特許文献3の技術では、1つの製品やキーワードに対して適した人を得ることができるが、タスクのような複雑な対象に対しての対応については記載されていない。
特許文献2では、リソースの補完を行うが、サブタスクに対して個別に行われるのではなく、タスク全体に対して補完されるため、サブタスクの情報の更新が行われずに、充分に活用できないおそれがある。また、特許文献4では、追加や更新する内容が、もともとマニュアルセクションに記載がされているものに対して有効であり、その他のリソースに対応していない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、提示する作業の手順を、実体に合わせて変更できる作業支援システム、作業支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る作業支援システムは、
タスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶する記憶手段と、
実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得手段と、
前記タスク取得手段で取得したタスクの名称を含む前記タスク情報、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスク情報、および、該タスク情報に含まれる条件IDで識別される前記条件情報を前記記憶手段から読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示手段と、
前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得手段と、
前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価手段と、
前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶手段に記憶する更新手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る作業支援方法は、
実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得ステップと、
前記タスク取得ステップで取得したタスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記タスク情報に含まれる条件IDで識別される、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶ステップから読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示ステップと、
前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得ステップと、
前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価ステップと、
前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶ステップに記憶する更新ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータを、
タスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶する記憶手段と、
実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得手段と、
前記タスク取得手段で取得したタスクの名称を含む前記タスク情報、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスク情報、および、該タスク情報に含まれる条件IDで識別される前記条件情報を前記記憶手段から読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示手段と、
前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得手段と、
前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価手段と、
前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶手段に記憶する更新手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明の作業支援システム、作業支援方法およびプログラムによれば、提示する作業の手順を、実体に合わせて変更できる。
本発明の実施の形態1に係る作業支援システムの構成例を示すブロック図である。 タスクに関する情報の一例を示す図である。(a)は、タスク情報、(b)は、サブタスク情報、(c)は、条件情報を示す。 タスクに関する情報を示す図で、作業手順提示の例である。 タスクに関する情報を示す図で、実行情報の例である。 タスクに関する情報を示す図で、実行情報の集計の例である。図4の実行情報に対応する。 タスクに関する情報を示す図で、作業手順提示の例である。(b)は、(a)の一点鎖線の囲み部分において、変形した例を示す。 タスクに関する情報を示す図で、実行条件情報の例である。図6の一点鎖線の囲み部分の実行条件についての情報であり、(a)は図6(a)に、(b)は図6(b)に対応する。 作業手順提示のその他の例を示す図である。 実施の形態1に係る作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。(a)は作業提示1の動作を示し、(b)は作業登録の動作を示す。 (a)は、実行情報を蓄積した例を示す図である。(b)は、(a)の実行情報に対応する集計より、評価値を算出した例である。 本発明の実施の形態2に係る作業支援システムの構成例を示すブロック図である。 作業流れの一例を示す図である。 タスクに関する情報を示す図で、実行情報の例である。(b)は、割当情報の例であり、(a)の実行情報に対応する。 実施の形態2に係る作業手順提示の例を示す図である。 実施の形態2に係る作業支援システムの、作業提示2の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2の変形例に係る作業手順提示の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る作業支援システムの構成の例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
本発明の実施の形態に係る作業は、全て、同一のタスクであるTask_Aを実行する場合について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る作業支援システムの構成例を示すブロック図である。作業支援システム1は、記憶部2、タスク取得部3、提示部4、実行結果取得部5、評価部6および更新部7を備える。
記憶部2は、タスク情報2a、サブタスク情報2bおよび条件情報2cを記憶する。
タスク情報2aは、タスク名と、サブタスクIDと条件IDを含む関連ID集合を含む。一例を図2(a)に示す。図中の構成IDとは、関連ID集合を指す。
サブタスク情報2bは、サブタスクID、サブタスク名、上流タスクID集合および下流タスクID集合を含む。一例を図2(b)に示す。図中のUPとは、上流タスクID集合を指し、図中のDOWNとは、下流タスクID集合を指す。UPに記載されたサブタスクを実施した後に、当該サブタスクを行い、そしてDOWNに記載されたサブタスクへ進む。
条件情報2cは、条件ID、条件内容、条件判定前タスクID、条件一致時サブタスクIDおよび条件不一致時サブタスクIDを含む。一例を図2(c)に示す。図中の分岐とは、条件判定前タスクIDを指す。また、Trueとは、条件一致時サブタスクIDを指し、Falseとは、条件不一致時サブタスクIDを指す。条件内容を判定した結果がTrueであれば、Trueに記載されたサブタスクIDを実行する。また、条件内容を判定した結果がFalseであれば、Falseに記載されたサブタスクIDを実行する。
タスク取得部3は、記憶部2にある情報から、実行順序を提示するタスクの名称を取得する。図2(a)の例では、取得したタスクの名称はTask_Aとなる。
提示部4は、タスク取得部3で取得したタスク名称から、そのタスクに関連する情報を記憶部2から読み出し、サブタスクの実行順序を表す経路を提示する。サブタスクの実行順序を表す経路は、タスク情報2a、サブタスク情報2bおよび条件情報2cから導くことができる。例えば、図3に提示するサブタスクの実行順序を表す経路(以下、作業手順ともいう)は、図2の情報から導くことができる。STARTの次は、UPの欄にSTARTの記載があるサブタスク(ここではサブタスク名はT1)となり、UPの欄とDOWNの欄を照合しながら、作業手順を作成していく。ENDの前は、DOWNの欄にENDの記載があるサブタスク(ここではサブタスク名はT4)となり、作業手順の作成を終える。
実行結果取得部5は、実際に遂行したタスクの情報(以下、実行結果情報または単に結果という)を取得する。実行結果情報とは、実行サブタスク情報、実行情報および実行条件情報を指す。実行サブタスク情報は、実際に遂行したサブタスクの情報であり、サブタスクID、サブタスク名、上流タスクID集合および下流タスクID集合を指し、情報を登録した登録者を含めてもよい。実行サブタスク情報は、実際にタスクを行ったときの情報であることを除いてサブタスク情報2bと同じ項目から構成される。実行結果取得部5は、提示された作業手順と同じ手順の結果、または、提示された作業手順と異なる手順の結果、のいずれかの実行サブタスク情報を取得する。
実行情報は、サブタスクID、実際に遂行する実行者および遂行の際に使用したリソースからなる。その例を図4に示す。実行者であるユーザU1は、Task_Aについて、サブタスクT1、サブタスクT2、サブタスクT4の順で作業を行っていることが分かる。このときユーザU1は、各サブタスクのリソースとしてユーザU5、ユーザU6、ユーザU7を順に用いていることが分かる。本発明では、主に、リソースが人の場合を例に挙げているが、リソースは物または情報であってもよい。
実行条件情報は、実際にタスクを行ったときの条件ID、条件内容、条件判定前タスクID、条件一致時サブタスクIDおよび条件不一致時サブタスクIDを指し、情報を登録した登録者を含めてもよい。実行条件情報は、実際にタスクを行ったときの情報であることを除いて条件情報2cと同じ項目から構成される。
評価部6は、実行結果取得部5で取得した実行情報を基にして所定の方法で評価を行う。具体的には、実行者として登録された回数やリソースとして登録された回数を、評価値を算出するための線形和で表される式に入力して、評価値を算出する。例えば図5のように、実行者登録の回数とリソース登録の回数をユーザ毎に集計し、集計結果を評価値として用いる。
更新部7は、評価部6で算出した評価値が所定の範囲にある場合、実行結果取得部5で取得した実行条件情報を、記憶部2の条件情報2cとして、記憶部2に記憶する。その際、実行条件情報以外の、実行サブタスク情報および実行情報についても、必要があれば、記憶部2に記憶する。
図6は、作業手順提示の例を示す図である。図6(a)はタスクpattern_Xの作業手順、図6(b)はタスクpattern_Yの作業手順を示す。タスクpattern_Yは、タスクpattern_Xの部分変形した例で、図中の一点鎖線の囲み部分が異なる。図7は、実行条件情報の一例を示したもので、図6の一点鎖線の囲み部分の実行条件についての情報である。図7(a)は図6(a)のタスクpattern_Xに、図7(b)は図6(b)のタスクpattern_Yに対応する。図8は、作業手順提示のその他の例を示す図である。図8(a)はタスクpattern_Qの作業手順、図8(b)はタスクpattern_Zの作業手順、図8(c)はタスクpattern_Rの作業手順、図8(d)はタスクpattern_Sの作業手順を示す。図8(a)および図8(b)についても、図中の一点鎖線の囲み部分について、タスクpattern_Xの部分変形した例である。
例えば、図6(a)のタスクpattern_Xの作業手順が提示されたとする。ユーザが、タスク実行時に、サブタスクT2の事前処理にサブタスクT7が必要であると気づいた場合、サブタスクT1とサブタスクT2の間に、サブタスクT7が加わったタスクpattern_Yの作業手順を実行する。このとき、条件情報は図7(a)、実行した条件情報は図7(b)であり、実行した情報を入力することで、図7(b)はタスクpattern_Yについての条件情報となる。
タスクpattern_Xの作業手順に対して、ユーザが実行時に、サブタスクT1は、実際は、サブタスクT5とサブタスクT6から構成されていることを発見した場合、ユーザが実行する作業手順は、図8(a)のタスクpattern_Qとなる。また、ユーザが実行時に、条件内容C1の条件下ではサブタスクT2の前にサブタスクT8が必要だと気づいた場合、ユーザが実行する作業手順は、図8(b)のタスクpattern_Zとなる。あるいは、ユーザが実行時に、サブタスクT2とサブタスクT3に依存関係がなく、かつ、いずれか一方でよいと気づいた場合、ユーザが実行する作業手順は、図8(c)のタスクpattern_Rとなる。また、ユーザが、タスクpattern_Xの作業手順よりも好ましい方法だと気づいて図8(a)のタスクpattern_Qの作業手順に倣って実行していたが、サブタスクT6ではなくサブタスクT7を行うことで作業効率が上がることに気付いた場合、ユーザが実行する作業手順は、図8(d)のタスクpattern_Sとなる。
具体的な作業に置き換えて説明する。図6(a)のタスクpattern_Xの、サブタスクT2は手でネジを締める作業であり、サブタスクT3は機械でネジを締める作業であったとする。サブタスクT2もしくはサブタスクT3のいずれかを行えば、ネジを締めることができるので、どちらか一方の手順を行えばよく、図8(c)のタスクpattern_Rとして作業手順を書き換えて示すことができる。また、図6(b)のタスクpattern_YのサブタスクT1はボンドで固定する作業であったとする。作業者が、万力で固定する作業(サブタスクT5)の方が好ましいと判断した場合、サブタスクT1をサブタスクT5へ置き換え、図8(d)のタスクpattern_Sとして作業手順を示すことができる。
図9は、実施の形態1に係る作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。作業支援動作の一連の流れは、作業提示の動作と、作業登録の動作を含む。図9(a)は作業提示1の動作を示し、図9(b)は作業登録の動作を示す。図1、図6および図7を用いて説明する。実際に遂行する実行者はユーザとする。
まず、作業提示1の動作について、図9(a)を参照して説明する。ユーザは、遂行する作業について、作業支援システム1にタスク名を入力する。ここでは、Task_Aを入力する。この時点で提示されるTask_Aの作業手順は、タスクpattern_Xである。
作業支援システム1のタスク取得部3は、入力されたタスク名を取得する(ステップS11)。提示部4は、タスク名を基に、記憶部2から、Task_Aに関連する情報、例えば、タスク情報2a、サブタスク情報2bおよび条件情報2cの取得を行う(ステップS12)。さらに提示部4は、作業手順となる経路の組立を行い(ステップS13)、経路の提示を行う(ステップS14)。タスクの変更があれば(ステップS15;YES)、ステップS11に戻り、一連の作業を繰り返す。タスクの変更がなければ(ステップS15;NO)、作業支援システム1は作業提示1の動作を終了する。
続いて、作業登録の動作について、図9(b)を参照して説明する。ユーザは、図9(a)の作業提示1の動作で提示された作業手順を参照して、作業を行う。実際に遂行した作業について、作業支援システム1に結果、すなわち、実行サブタスク情報、実行情報および実行条件情報を入力する。
作業支援システム1の実行結果取得部5は、入力された結果を取得する(ステップS21)。評価部6は、入力された結果の、割当情報に関する情報を基に、評価値を算出する(ステップS22)。そして、評価部6は、予め設定された所定の値と評定値を比較し、所定の範囲内であれば(ステップS23;YES)、更新部7へ情報の更新の指示を出す。更新部7は、情報の更新を行い(ステップS24)、さらに記憶部2へ更新した情報を記憶し(ステップS25)、ステップS26へ進む。評価部6は所定の値と評定値を比較し、所定の範囲内でなければ(ステップS23;NO)、そのままステップS26へ進む。
次の実行結果が入力されると(ステップS26;YES)、ステップS21に戻り、一連の作業を繰り返す。また、次の実行結果が入力されなければ(ステップS26;NO)、作業支援システム1は作業登録の動作を終え、作業支援の動作を終了する。
例えば、ユーザは、Task_A(作業手順はタスクpattern_Xのもの)を遂行する際に、サブタスクT1とサブタスクT2の間にサブタスクT7を追加して実行したものとする。そのとき、ユーザが入力する結果は、タスクpattern_Yに示す作業手順となる。作業支援システム1は、作業提示1動作のステップS14でタスクpattern_Xを提示するが、作業登録動作のステップS21でタスクpattern_Yの結果を取得することになり、ステップS22でタスクpattern_Yについて、割当情報を基に評価値の算出を行う。算出した評価値が所定の範囲内にあれば、記憶部2で記憶されていたタスクpattern_Xは、タスクpattern_XのサブタスクT1とサブタスクT2の間にサブタスクT7を追加して備えた作業手順であるタスクpattern_Yに置き換えられる(ステップS24の情報の更新)。実際には、記憶部2の条件情報2cは、図7(a)から図7(b)へと書き換えられる(ステップS25の更新情報の記憶)。情報が更新された場合、それ以降は、新たなタスクpattern_X(すなわちタスクpattern_Yを指す)が、従来のタスクpattern_Xとして扱われる。
図10(a)は実行情報を蓄積した例を示す。図10(a)は、蓄積した実行情報を実行者の名称でソートしたものである。図4の場合と同様に、Task_A(作業手順はタスクpattern_Aのもの)を遂行した実行情報であるが、どの実行者も、条件判定で不一致の場合を選択して作業を行っている。図10(b)は、図10(a)の実行情報に対応する集計より、評価値を算出した例である。各ユーザ毎に、実行者として登録された回数と、リソースとして登録された回数を集計している。さらに、評価値を、実行者として登録された回数と、リソースとして登録された回数の和ではなく、以下の式を用いて算出している。
(評価値)=(実行者の登録回数)*0.5+(リソースの登録回数)
評価値の算出方法や、評価を行うための所定の範囲の設定は、任意に設定可能である。
以上説明したように、本実施の形態1の作業支援システム1によれば、提示する作業の手順を、実体に合わせて変更できる。その仕事をよく知っている人や経験のある人が行った作業について作業手順の変更が行われることで、実体に合う変更となる。また、その作業についてリソースを知ることができ、作業効率を向上することが可能となる。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2に係る作業支援システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態2では、作業手順を示す経路の他に、タスクに関する情報を同時に表示する。実施の形態2の作業支援システムは、実施の形態1の構成に加えて、構成部8を備える。また、記憶部2で記憶する情報に、割当情報2dを含む。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
割当情報2dとは、サブタスクを遂行する実行者名、および、サブタスクを遂行する際に使用するリソース者名を含む情報をいう。
図12は、作業流れの一例を示す図である。図3に示すTask_A(作業手順はタスクpattern_Aのもの)について、ユーザU1が作業し、続いて、ユーザU2が作業したものとする。ユーザU1の作業は作業番号1、ユーザU2の作業は作業番号2で、各ユーザが作業した流れ、すなわちサブタスクの実行順序が記載されている。
図13(a)は、実行情報の例を示す図である。図12の作業流れの順に、実行情報が蓄積されている。図13(b)は、図13(a)の実行情報をサブタスクIDでソートして並べ替えたもので、実行する者と、リソースに使用する者の情報を示す割当情報の例を示す。
図14は、実施の形態2に係る作業手順提示の例である。図3に示すTask_A(作業手順はタスクpattern_Aのもの)の各サブタスク毎に、割当情報が併記されている。この各サブタスク毎に併記された割当情報をまとめたものが、図13(b)の形式で表される。
構成部8は、提示部4で提示するサブタスクの実行順序を表す経路の、各サブタスクに対する実行者名とリソース名である割当情報2dを構成する。各サブタスク毎に表示するか、一覧にまとめて表示するかは任意に設定できる。図14のように、実行手順を表す経路と割当情報2dを同時に提示することで、作業する際に参照すべき人や物がすぐに分かる。
図15は、実施の形態2に係る作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。図15は作業支援の動作の内の、作業提示2の動作を示しており、作業登録の動作については、実施の形態1に係る作業登録の動作と同じである。図11、図12および図14を用いて説明する。
ユーザは、遂行する作業について、作業支援システム1にタスク名を入力する。ここでは、Task_Aを入力する。この時点で提示されるTask_Aの作業手順は、タスクpattern_Aである。ユーザが作業を行う前に、すでに、ユーザU1が作業番号1を、ユーザU2が作業番号2を遂行しているものとする。
作業支援システム1のタスク取得部3は、入力されたタスク名を取得する(ステップS31)。提示部4は、タスク名を基に、記憶部2から、Task_Aに関連する情報、より詳しくは、タスクpattern_Aの作業手順の作業に関する情報の取得を行う(ステップS32)。情報とは、例えば、タスク情報2a、サブタスク情報2b、条件情報2cおよび割当情報2dを指す。さらに提示部4は、作業手順となる経路の組立を行う(ステップS33)。
次に、構成部8は、提示部4で取得した割当情報2dと、提示部4で組立した作業手順の経路を基に、割当情報を構成する(ステップS34)。構成部8で割当情報を経路に組み込みし終えると、提示部4は、経路と割当情報を合わせて提示する(ステップS35)。タスクの変更があれば(ステップS36;YES)、ステップS31に戻り、一連の作業を繰り返す。タスクの変更がなければ(ステップS36;NO)、作業支援システム1は作業提示2の動作を終了する。作業支援システム1は、その後必要があれば、作業登録の動作を行い、作業支援の動作を終了する。
図16は、実施の形態2の変形例に係る作業手順提示の例である。タスクpattern_X、タスクpattern_Y、タスクpattern_Zについて、全て作業はTask_Aで共通であり、一点鎖線囲み部分において、異なったサブタスクおよび作業流れを含む。作業回数とは、その作業手順が実行された回数であり、作業者リストには、その作業手順を実行した人の名前が記載されている。図16において画面の上部に表示される吹き出しの中の案は、作業手順を登録した人を示し、作業者リストの中に、案に該当する人を含む。回数の順位は、その作業手順が実行された回数の多い順から1位、2位、3位としたもので、その作業手順の人気を示す。
例えば作業回数が多いタスクを、基本的な作業手順としてマニュアル化することが可能である。また、作業者が新人の場合、作業者リストを参照して、経験が浅い人が多く選択している作業手順を選択する方が作業を行いやすいことが多く、レベルに応じて作業手順を選択することができる。さらに、複数の作業手順を同時に提示することで、基本的な作業手順(マニュアル)の他の、作業手順を知ることができる。その結果、作業の応用例や、作業時間を短縮できる作業手順、不良率の低減に貢献する作業手順、などを見出すことが可能となる。
また、図示していないが、複数の作業手順を並べて提示するだけでなく、各作業手順に対して、各々のサブタスクに割当情報を付しても構わない。サブタスク毎に、それぞれのリソースが分かることで、疑問が生じたときなど質問しやすくなり、作業支援につながる。
以上説明したように、本実施の形態2の作業支援システム1によれば、提示する作業の手順を、実体に合わせて変更できる。また、作業に必要なリソースが提示されているので、より効率よく、作業を行うことができる。さらに、直近の作業で、作業を行った人が分かるので、その作業者だった人をリソースとして利用することもできる。
また、作業手順を並べて提示することにより、作業を行う際に、好ましい作業手順を選択するだけでなく、作業者のレベルに合わせた作業を選択することが可能になり、結果として、作業効率の向上などにつながる。
図17は、本発明の実施の形態に係る作業支援システムの物理的な構成例を示すブロック図である。作業支援システム1は、図17に示すように、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36を備える。主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36はいずれも内部バス30を介して制御部31に接続されている。
制御部31はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39に従って、前述の通信処理を実行する。
主記憶部32はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39をロードし、制御部31の作業領域として用いられる。
外部記憶部33は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile
Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile
Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、前記の処理を制御部31に行わせるための制御プログラム39を予め記憶し、また、制御部31の指示に従って、この制御プログラム39が記憶するデータを制御部31に供給し、制御部31から供給されたデータを記憶する。
操作部34はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス30に接続するインタフェース装置から構成されている。操作部34を介して、タスク情報2a、サブタスク情報2bおよび条件情報2cが入力され、制御部31に供給される。
表示部35は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、提示部4の作業手順の経路や割当情報2dなどを表示する。
送受信部36は、網終端装置または無線送受信機およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local
Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部36を介して、ユーザが入力する実行結果などを受信する。
図1または図11に示す作業支援システム1の記憶部2、タスク取得部3、提示部4、実行結果取得部5、評価部6、更新部7および構成部8の処理は、制御プログラム39が、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36などを資源として用いて処理することによって実行する。
本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る作業支援システムについて、
好ましくは、前記評価手段は、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数と、前記リソースの名称として入力された回数の所定の線形和を、前記評価値として算出することを特徴とする。
好ましくは、前記記憶手段は、前記サブタスクを実行する者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を含む割当情報を記憶し、
前記提示手段は、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路に加えて、前記サブタスクを実行する者の名称および/または前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を提示する、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記更新手段は、前記実行結果取得手段で取得した実行情報のうち、前記記憶手段に記憶されている前記サブタスク情報と同じサブタスクを対象とする前記実行情報を、当該サブタスクの割当情報として記憶することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る作業支援方法について、
好ましくは、前記評価ステップは、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数と、前記リソースの名称として入力された回数の所定の線形和を、前記評価値として算出することを特徴とする。
好ましくは、前記提示ステップは、前記サブタスクを実行する者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を含む割当情報を前記記憶ステップから読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路に加えて、前記サブタスクを実行する者の名称および/または前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を提示する、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記更新ステップは、前記実行結果取得ステップで取得した実行情報のうち、前記記憶ステップに記憶されている前記サブタスク情報と同じサブタスクを対象とする前記実行情報を、当該サブタスクの割当情報として前記記憶ステップに記憶することを特徴とする。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
作業支援システム1の制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する作業支援システム1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで作業支援システム1を構成してもよい。
また、作業支援システム1の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
本発明によれば、業務支援アプリケーションといった用途に適用できる。
1 作業支援システム
2 記憶部
2a タスク情報
2b サブタスク情報
2c 条件情報
2d 割当情報
3 タスク取得部
4 提示部
5 実行結果取得部
6 評価部
7 更新部
8 構成部

Claims (9)

  1. タスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶する記憶手段と、
    実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得手段と、
    前記タスク取得手段で取得したタスクの名称を含む前記タスク情報、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスク情報、および、該タスク情報に含まれる条件IDで識別される前記条件情報を前記記憶手段から読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示手段と、
    前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得手段と、
    前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価手段と、
    前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶手段に記憶する更新手段と、
    を備えることを特徴とする作業支援システム。
  2. 前記評価手段は、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数と、前記リソースの名称として入力された回数の所定の線形和を、前記評価値として算出することを特徴とする請求項1に記載の作業支援システム。
  3. 前記記憶手段は、前記サブタスクを実行する者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を含む割当情報を記憶し、
    前記提示手段は、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路に加えて、前記サブタスクを実行する者の名称および/または前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を提示する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の作業支援システム。
  4. 前記更新手段は、前記実行結果取得手段で取得した実行情報のうち、前記記憶手段に記憶されている前記サブタスク情報と同じサブタスクを対象とする前記実行情報を、当該サブタスクの割当情報として記憶することを特徴とする請求項3に記載の作業支援システム。
  5. 実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得ステップと、
    前記タスク取得ステップで取得したタスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記タスク情報に含まれる条件IDで識別される、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶ステップから読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示ステップと、
    前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得ステップと、
    前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価ステップと、
    前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶ステップに記憶する更新ステップと、
    を備えることを特徴とする作業支援方法。
  6. 前記評価ステップは、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数と、前記リソースの名称として入力された回数の所定の線形和を、前記評価値として算出することを特徴とする請求項5に記載の作業支援方法。
  7. 前記提示ステップは、前記サブタスクを実行する者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を含む割当情報を前記記憶ステップから読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路に加えて、前記サブタスクを実行する者の名称および/または前記サブタスクを実行するときに使用するリソースの名称を提示する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の作業支援方法。
  8. 前記更新ステップは、前記実行結果取得ステップで取得した実行情報のうち、前記記憶ステップに記憶されている前記サブタスク情報と同じサブタスクを対象とする前記実行情報を、当該サブタスクの割当情報として前記記憶ステップに記憶することを特徴とする請求項7に記載の作業支援方法。
  9. コンピュータを、
    タスクの名称、該タスクを分割したサブタスクを識別する符号であるサブタスクID、および、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を識別する符号である条件ID、を含むタスク情報と、前記サブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含むサブタスク情報と、前記サブタスクの実行順序を表す経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む条件情報と、を記憶する記憶手段と、
    実行順序を提示するタスクの名称を取得するタスク取得手段と、
    前記タスク取得手段で取得したタスクの名称を含む前記タスク情報、該タスク情報に含まれるサブタスクIDで識別される前記サブタスク情報、および、該タスク情報に含まれる条件IDで識別される前記条件情報を前記記憶手段から読み出し、前記タスクの名称で表されるタスクに含まれるサブタスクの実行順序を表す経路を提示する提示手段と、
    前記タスクの遂行に当たって、実行したサブタスクの名称、該サブタスクを行う前に実行したサブタスクを識別する符号、および、当該サブタスクを行った後に実行すべきサブタスクを識別する符号を含む実行サブタスク情報と、前記サブタスクを実行した者の名称、および、前記サブタスクを実行するときに使用したリソースの名称を含む実行情報と、前記タスクの遂行に当たって、前記サブタスクを実行した経路の分岐を判断する条件を表す情報、前記分岐を判断する直前のサブタスクを識別する符号、前記判断する条件が真である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、および、前記判断する条件が偽である場合に実行すべきサブタスクを識別する符号、を含む実行条件情報と、を取得する実行結果取得手段と、
    前記実行情報を集計して、前記サブタスクの実行者の名称として入力された回数、および/または、前記リソースの名称として入力された回数から、所定の方法で前記実行者もしくは前記リソースであるユーザの評価値を算出する評価手段と、
    前記評価値が所定の範囲の場合に、当該ユーザを実行者またはリソースとして含む実行情報のサブタスクに対応する前記実行サブタスク情報、および当該サブタスクを識別する符号を含む前記実行条件情報を、前記サブタスク情報および前記条件情報として前記記憶手段に記憶する更新手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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