JPH05289763A - 回転軸のメカニカルストッパ - Google Patents

回転軸のメカニカルストッパ

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JPH05289763A
JPH05289763A JP9322192A JP9322192A JPH05289763A JP H05289763 A JPH05289763 A JP H05289763A JP 9322192 A JP9322192 A JP 9322192A JP 9322192 A JP9322192 A JP 9322192A JP H05289763 A JPH05289763 A JP H05289763A
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JP
Japan
Prior art keywords
stopper
fixed
rotation
movable
mechanical
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9322192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yanagida
芳明 柳田
Shigeru Hiranuma
茂 平沼
Makoto Kuboyama
誠 窪山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05289763A publication Critical patent/JPH05289763A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸のメカニカルストッパに関し、一回転
以上二回転以下の回転範囲をもつメカニカルストッパを
実用化することを目的とする。 【構成】 円筒状をした固定部(2)の側面に設けた軸
(5)を中心として二個の突起(6),(7)をL字形
にもつ可動ストッパ(1)が、固定部(2)の側面に水
平方向に設けた二個のストッパ(8),(9)により回
転が規制されると共に、ばね(10) により二個の突起
(6),(7)の何れかが二個のストッパ(8),
(9)の何れかに当接するよう設けられており、一方、
固定部(2)の上部にあり中心を同じくする回転部
(4)の下側側面に一個の突出した固定ストッパ(3)
をもち、この回転部(4)の回転により固定ストッパ
(3)が固定部(2)の可動ストッパ(1)の突起部に
当たり、回転が停止することを特徴として回転軸のメカ
ニカルストッパを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットなどで一回転以
上で二回転以下の所定の角度に亙って回転するメカニカ
ルストッパに関する。
【0002】現在、産業用ロボットは量産工程に広く導
入されているいるが、広範囲に亙って任意の姿勢をとる
ことが要求されており、そのためには関節部の回転角を
一回転以上にする必要がある。
【0003】然し、一回転以上回る回転軸においても暴
走に対する安全面から回転動作範囲を規制する必要があ
る。
【0004】
【従来の技術】一回転以上(360°) 以上の可動範囲をも
つ回転軸のメカニカルストッパ機構としては、特開平1-
135487号や特開平2-15991 号などがある。
【0005】然し、これらは構成が複雑でコストの上昇
を招いたり、取り付けスペースを広くとる必要があるこ
とから、関節部が大きくなり、ロボットの可動範囲を狭
くすると云う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は一回転
以上(360°) 以上の可動範囲をもつ回転軸のメカニカル
ストッパを簡単な構造でコスト上昇を招かず、且つ取り
付けスペースをとらないようにして実用化するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は円筒状をし
た固定部に設けた軸を中心として二個の突起部をL字形
にもつ可動ストッパが、この固定部の側面に水平方向に
設けた二個のストッパにより回転が規制されると共に、
ばねにより二個の突起の何れかが二個のストッパの何れ
かに当接するよう設けられており、一方、固定部の上部
にあり中心を同じくする回転部の下側に一個の突出した
固定ストッパをもち、この回転部の回転により固定スト
ッパが固定部の可動ストッパの突起部に当たり、回転が
停止することを特徴とする回転軸のメカニカルストッパ
により解決することができる。
【0008】
【作用】本発明は円筒状をした固定部の上に中心を同じ
くし、ほゞ同形状の回転部があり、この回転部を一回転
以上で二回転以下の範囲で回転させる方法として、回転
部の側面下側に固定ストッパを突出して設け、また、固
定部には軸を中心として二個の突出部をL字形にもつ可
動ストッパを設け、この可動ストッパの回転を二個のス
トッパにより規制すると共に可動ストッパを構成する二
個の突出部の何れかが固定ストッパに必ず当接する構造
をとることにより、回転部の回転を二回転以下に規制す
るものである。
【0009】また、回転部の回転を二回転以下の所定の
角度に規制するには可動ストッパと二個のストッパより
なる停止機構を二個設ける。このような構成をとること
により回転軸のメカニカルストッパを形成することがで
きる。
【0010】なお、理解を容易にするため、固定部に可
動ストッパを、また回転部に固定ストッパを備える場合
について説明するが、固定部に固定ストッパを、また回
転部に可動ストッパを設ける場合も作用は同一である。
【0011】
【実施例】
実施例1:(請求項1対応) 図1(A),(B)および図2(C),(D)は本発明
に係るメカニカルストッパの構成とその動作を示してい
る。
【0012】すなわちメカニカルストッパは可動ストッ
パ1を備えた固定部2と、固定ストッパ3を備えた回転
部4とから構成されている。こゝで、可動ストッパ1は
固定部2の側面に設けた軸5を中心とし、二個の突起
6,7をL字形にもって回転できるよう形成されている
が、固定部2の側面に設けてある二個のストッパ8,9
によって回動範囲が規制されている。
【0013】また、固定部2の側面に設けたピンと可動
ストッパ1に設けたピンをばね10で結んで付勢させてい
るために可動ストッパ1の二つの突起6,7の何れかゞ
二つのストッパ8,9の何れかに当接している。
【0014】一方、回転部4の側面下部に設けられてい
る固定ストッパ3は反時計方向(図では+方向)または
時計方向(図では−方向)に回転部4の回転に伴って回
転する。
【0015】以下、固定ストッパ3をもつ回転部4が図
1の(A)の位置より+方向に回転する場合について説
明すると次のようになる。すなわち(A)の位置では可
動ストッパ1の突起6が固定ストッパ3に当接している
が、回転部4の回転と共に同図(B)に示すように固定
ストッパ3により突起6が押されて時計方向に回転し、
図2(C)に示すように突起6はストッパ8の位置で停
止する。
【0016】一方、固定ストッパ3はこの可動ストッパ
1の運動により通り抜ける。つまり、可動ストッパ1は
エスケープ機能をもっている。次に、回転部4の回転が
更に進んで(約1回転)、同図(D)に示す位置にまで
くると、可動ストッパ1の突起7があるために、回転が
停止する。
【0017】つまり、可動ストッパ1は停止機能をもっ
ている。なお、この例においては回転部4が反時計方向
(+方向)に回転する場合について示したが、時計方向
(−方向)に回転する場合も同様であり、図2(D)に
おいて−方向に回転する場合は固定ストッパ3が一回転
して可動ストッパ1の突起7に当たる同図(C)の状態
では可動ストッパ1はエスケープ機能をもつが、更に一
回転する場合は図3(E)に示すように突起6に当たり
停止機能を示す。
【0018】このように、本発明は可動ストッパ1がエ
スケープ機能と停止機能をもつために回転部4の回転を
約二回転に規制するものである。 実施例2:(請求項2対応) 図4は可動ストッパ1とストッパ8,9とばね10よりな
る停止機構を必要とする中心角αだけ離して2個設ける
ことにより回転部4の回転範囲を360 +α°に規制する
ものである。
【0019】すなわち、同図の固定ストッパ3の位置か
ら回転部4が反時計方向(+方向)に回転する場合は、
右側の可動ストッパ1はエスケープ機能を示し、また左
側の可動ストッパ1´もエスケープ機能を示すが更に回
転すると、右側の可動ストッパ1の突起7に当たるため
に可動ストッパ1は停止機能を示すことから、回転範囲
を360 +α°に規制することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の実施により構造が簡単で低価格
であり、また取り付けスペースが少なくて済むメカニカ
ルストッパを実用化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメカニカルストッパの正面図(そ
の1)である。
【図2】本発明に係るメカニカルストッパの正面図(そ
の2)である。
【図3】本発明に係るメカニカルストッパの正面図(そ
の3)である。
【図4】回転角を規制したメカニカルストッパの斜視図
である。
【符号の説明】
1 可動ストッパ 2 固定部 3 固定ストッパ 4 回転部 5 軸 6,7 突起 8,9 ストッパ 10 ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状をした固定部(2)に設けた軸
    (5)を中心として二個の突起(6),(7)をL字形
    にもつ可動ストッパ(1)が、前記固定部(2)の水平
    方向に設けた二個のストッパ(8),(9)により回転
    が規制されると共に、ばね(10) により前記二個の突起
    (6),(7)の何れかが二個のストッパ(8),
    (9)の何れかに当接するよう設けられており、一方、
    前記固定部(2)の上部にあり中心を同じくする回転部
    (4)に一個の突出した固定ストッパ(3)をもち、該
    回転部(4)の回転により該固定ストッパ(3)が前記
    固定部(2)の可動ストッパ(1)の突起部に当たり、
    回転が停止することを特徴とする回転軸のメカニカルス
    トッパ。
  2. 【請求項2】 前項記載のメカニカルストッパにおい
    て、固定部(2)に設ける固定ストッパ(3)の停止機
    構を必要とする中心角をおいて更に一個設けたことを特
    徴とする回転軸のメカニカルストッパ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の固定ストッパ(3)を固
    定部(2)に、また、固定ストッパ(3)の停止機構を
    回転部(4)に設けたことを特徴とする回転軸のメカニ
    カルストッパ。
JP9322192A 1992-04-14 1992-04-14 回転軸のメカニカルストッパ Withdrawn JPH05289763A (ja)

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Effective date: 19990706