JPH0353193Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353193Y2 JPH0353193Y2 JP1984156120U JP15612084U JPH0353193Y2 JP H0353193 Y2 JPH0353193 Y2 JP H0353193Y2 JP 1984156120 U JP1984156120 U JP 1984156120U JP 15612084 U JP15612084 U JP 15612084U JP H0353193 Y2 JPH0353193 Y2 JP H0353193Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- coiled spring
- shaft
- fixed
- operation panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、例えば、電子機器の表示画面、操
作パネル等の傾斜角を任意に調節する機構に関す
る。
作パネル等の傾斜角を任意に調節する機構に関す
る。
(従来の技術)
例えば、第2図において、指示器、操作パネル
等が設けられた本体1を操作者の所望角に傾斜さ
せる場合、保持具2に本体1を保持するノブ4を
緩めて本体1を回動自在に解放した後、本体1を
所望角位置まで回動させる。その後、ノブ4を締
付けて本体1を所望の傾斜状態で固定する。
等が設けられた本体1を操作者の所望角に傾斜さ
せる場合、保持具2に本体1を保持するノブ4を
緩めて本体1を回動自在に解放した後、本体1を
所望角位置まで回動させる。その後、ノブ4を締
付けて本体1を所望の傾斜状態で固定する。
この機構の場合、ノブ4を締付ける場合あるい
は締付けたノブで緩める場合極めて大きな力が必
要である。特に、ノブ4を締付けた後、長期間経
過後に緩める場合、保持部材の経年変化のために
ノブ4を緩めることができない状態が生じること
がある。
は締付けたノブで緩める場合極めて大きな力が必
要である。特に、ノブ4を締付けた後、長期間経
過後に緩める場合、保持部材の経年変化のために
ノブ4を緩めることができない状態が生じること
がある。
(考案が解決しようとする問題点)
この考案は、上記のように大きな力を必要とす
ることなく、又、経年変化に影響されることな
く、操作パネル等の傾斜角を即座に変更し得る保
持機構を実現する。
ることなく、又、経年変化に影響されることな
く、操作パネル等の傾斜角を即座に変更し得る保
持機構を実現する。
(問題点を解決するための手段、作用)
上記問題点を解決するために、ヒンジ機構が用
いられ、ヒンジ機構によつて操作パネル等が保持
具に保持される。そして、ヒンジ機構の保持具側
に固定されるシヤフトと操作パネル側に固定され
るシヤフトとの間にコイル状スプリングが巻回さ
れ、スプリングの巻回力によつて操作パネル等が
所望の傾斜角位置に固定保持される。
いられ、ヒンジ機構によつて操作パネル等が保持
具に保持される。そして、ヒンジ機構の保持具側
に固定されるシヤフトと操作パネル側に固定され
るシヤフトとの間にコイル状スプリングが巻回さ
れ、スプリングの巻回力によつて操作パネル等が
所望の傾斜角位置に固定保持される。
(実施例)
第1図において、1は操作パネル面Fを有する
本体、2は保持具を示し、本体1は一端がヒンジ
機構3によつて、又、他端が回転軸7によつて保
持具2に保持されている。
本体、2は保持具を示し、本体1は一端がヒンジ
機構3によつて、又、他端が回転軸7によつて保
持具2に保持されている。
ヒンジ機構3は、保持具2に固定されるシヤフ
ト31と本体1から延びる回動軸8を介して本体
1側に固定されるシヤフト31とで構成される。
ト31と本体1から延びる回動軸8を介して本体
1側に固定されるシヤフト31とで構成される。
5はコイル状スプリングでシヤフト31と32と
の間に密着して巻回されている。コイル状スプリ
ング5は内径がシヤフト31あるいは32の外径よ
り若干小さく、従つて、シヤフト31あるいは32
に巻回したときその収縮力がシヤフト31,32に
作用する。又、コイル状スプリングは一端が本体
側シヤフト32に固定され、他端にはレバー6が
設けられている。
の間に密着して巻回されている。コイル状スプリ
ング5は内径がシヤフト31あるいは32の外径よ
り若干小さく、従つて、シヤフト31あるいは32
に巻回したときその収縮力がシヤフト31,32に
作用する。又、コイル状スプリングは一端が本体
側シヤフト32に固定され、他端にはレバー6が
設けられている。
上記構成において、本体側シヤフト32をコイ
ル状スプリング5の巻回方向と逆方向に回動させ
るとコイル状スプリング5を緩める作用が働き、
シヤフト32を任意に回転させることができる。
ところがコイル状スプリングの巻回方向と同方向
に回動させると、コイル状スプリング5の締付力
がシヤフト31,32間に作用するためシヤフト3
2は回転しない。
ル状スプリング5の巻回方向と逆方向に回動させ
るとコイル状スプリング5を緩める作用が働き、
シヤフト32を任意に回転させることができる。
ところがコイル状スプリングの巻回方向と同方向
に回動させると、コイル状スプリング5の締付力
がシヤフト31,32間に作用するためシヤフト3
2は回転しない。
例えば、第1図において、本体1の回動軸8を
本体1の重心より右側、すなわち操作パネル面F
より遠ざかる位置に設けると、本体1はその自重
により反時計方向の回動力が生じる。従つて、コ
イル状スプリングを反時計方向に巻回すると、本
体1の回動力よりコイル状スプリング5に締付力
が発生し、その締付力によつて本体1が固定され
る。本体1を反時計方向に回動させるにはレバー
6にコイル状スプリングの巻回方向と逆方向の力
を作用させるとスプリング5が緩むから、その状
態において本体1を反時計方向に回動させること
ができる。
本体1の重心より右側、すなわち操作パネル面F
より遠ざかる位置に設けると、本体1はその自重
により反時計方向の回動力が生じる。従つて、コ
イル状スプリングを反時計方向に巻回すると、本
体1の回動力よりコイル状スプリング5に締付力
が発生し、その締付力によつて本体1が固定され
る。本体1を反時計方向に回動させるにはレバー
6にコイル状スプリングの巻回方向と逆方向の力
を作用させるとスプリング5が緩むから、その状
態において本体1を反時計方向に回動させること
ができる。
従つて、レバー6を操作して本体1を反時計方
向に最大限回動させた後、本体1を時計方向に回
動させて、操作パネル面Fを最適の傾斜角位置ま
で回動させると、その回動位置に本体1を固定す
ることができる。
向に最大限回動させた後、本体1を時計方向に回
動させて、操作パネル面Fを最適の傾斜角位置ま
で回動させると、その回動位置に本体1を固定す
ることができる。
第3図は他の実施例を示し、2組のヒンジ機構
3A,3Bを用いて本体1を保持するようにした
ものである。第4図にヒンジ機構部の拡大図を示
す。ヒンジ機構3Aにおいて、シヤフト3A1は
保持具2に固定されシヤフト3A2は回転軸8を
介して本体1に固定される。又、他のヒンジ機構
3Bにおいて、シヤフト3B1は保持具2に固定
され、シヤフト3B2は本体1に固定される。そ
して、ヒンジ機構3A,3Bに巻回されるコイル
状スプリング51,52はそれぞれの巻回方向が互
いに逆方向になるように巻回されている。例え
ば、コイル状スプリング51が反時計方向に巻回
されるときコイル状スプリング52は時計方向に
巻回される。そして、コイル状スプリング51,
52のそれぞれの一端はそれぞれのシヤフト51,
52に固定され、他端はレバー6に共通に連接さ
れる。従つて、本体1を反時計方向、すなわち、
コイル状スプリング51の巻回方向と同方向に回
動させるとき、コイル状スプリング51の収縮力
によつてシヤフト3A1と3A2が固定される結果、
本体1の反時計方向回動が阻止される。又、本体
1を時計方向に回動させようとすると、すなわ
ち、コイル状スプリング52の巻回方向に回動さ
せようとすると、シヤフト3B1と3B2がコイル
状スプリング5の収縮力によつて固定されるか
ら、本体1の時計方向の回動が阻止される。従つ
て、本体1はいずれの方向にも回動せずその位置
に固定される。
3A,3Bを用いて本体1を保持するようにした
ものである。第4図にヒンジ機構部の拡大図を示
す。ヒンジ機構3Aにおいて、シヤフト3A1は
保持具2に固定されシヤフト3A2は回転軸8を
介して本体1に固定される。又、他のヒンジ機構
3Bにおいて、シヤフト3B1は保持具2に固定
され、シヤフト3B2は本体1に固定される。そ
して、ヒンジ機構3A,3Bに巻回されるコイル
状スプリング51,52はそれぞれの巻回方向が互
いに逆方向になるように巻回されている。例え
ば、コイル状スプリング51が反時計方向に巻回
されるときコイル状スプリング52は時計方向に
巻回される。そして、コイル状スプリング51,
52のそれぞれの一端はそれぞれのシヤフト51,
52に固定され、他端はレバー6に共通に連接さ
れる。従つて、本体1を反時計方向、すなわち、
コイル状スプリング51の巻回方向と同方向に回
動させるとき、コイル状スプリング51の収縮力
によつてシヤフト3A1と3A2が固定される結果、
本体1の反時計方向回動が阻止される。又、本体
1を時計方向に回動させようとすると、すなわ
ち、コイル状スプリング52の巻回方向に回動さ
せようとすると、シヤフト3B1と3B2がコイル
状スプリング5の収縮力によつて固定されるか
ら、本体1の時計方向の回動が阻止される。従つ
て、本体1はいずれの方向にも回動せずその位置
に固定される。
本体1を回動させるには、レバー6を操作して
コイル状スプリング51,52の収縮力を緩める。
例えば、第4図のように、コイル状スプリング5
1を反時計方向、コイル状スプリング52を時計方
向に巻回している状態においては、レバー6を時
計方向に回動させることにより、コイル状スプリ
ング51,52を緩めることができる。この状態に
おいては本体1を任意の方向に回動させることが
できる。従つて、本体1を所望の角度位置まで回
動した後、レバー6を離すとコイル状スプリング
51,52の収縮力によつて本体1が所望の位置に
固定される。なお、第1図、第3図において、本
体1に固定されるシヤフトにコイル状スプリング
の一端が固定され、他端がレバー6に連接されて
いるが、逆にしてもよい。
コイル状スプリング51,52の収縮力を緩める。
例えば、第4図のように、コイル状スプリング5
1を反時計方向、コイル状スプリング52を時計方
向に巻回している状態においては、レバー6を時
計方向に回動させることにより、コイル状スプリ
ング51,52を緩めることができる。この状態に
おいては本体1を任意の方向に回動させることが
できる。従つて、本体1を所望の角度位置まで回
動した後、レバー6を離すとコイル状スプリング
51,52の収縮力によつて本体1が所望の位置に
固定される。なお、第1図、第3図において、本
体1に固定されるシヤフトにコイル状スプリング
の一端が固定され、他端がレバー6に連接されて
いるが、逆にしてもよい。
(発明の効果)
以上説明のように、この考案によるとレバー6
をわずかに回動操作するだけで操作パネル面を所
望の角度位置に回動固定することができる。従つ
て、機構的にも極めて簡単で、機構部品の経年変
化に影響されることなく、パネル面等の傾角操作
を容易に行なうことができる。
をわずかに回動操作するだけで操作パネル面を所
望の角度位置に回動固定することができる。従つ
て、機構的にも極めて簡単で、機構部品の経年変
化に影響されることなく、パネル面等の傾角操作
を容易に行なうことができる。
第1図はこの考案の実施例、第2図は従来例、
第3図は他の実施例を示す。第4図は第3図の一
部拡大図を示す。 1……本体、2……保持具、3……ヒンジ機
構、5……コイル状スプリング、6……レバー、
7,8……回転軸。
第3図は他の実施例を示す。第4図は第3図の一
部拡大図を示す。 1……本体、2……保持具、3……ヒンジ機
構、5……コイル状スプリング、6……レバー、
7,8……回転軸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 操作パネル等を保持具に該パネル面を傾斜自在
に保持するヒンジ機構と、 該ヒンジ機構の上記保持具に固定されるシヤフ
トと、該シヤフトと同軸上に設けられ上記操作パ
ネル側に固定されるシヤフトとの間に巻回される
コイル状スプリングと、 該コイル状スプリングの一端から延び、その回
動によつて上記コイル状スプリングの緩みと収縮
を操作するレバーとを具備してなる操作パネル等
の傾斜角調節機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984156120U JPH0353193Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984156120U JPH0353193Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6170796U JPS6170796U (ja) | 1986-05-14 |
JPH0353193Y2 true JPH0353193Y2 (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=30714135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984156120U Expired JPH0353193Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353193Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645918Y2 (ja) * | 1988-03-04 | 1994-11-24 | 日本発条株式会社 | 軸ロック装置 |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP1984156120U patent/JPH0353193Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6170796U (ja) | 1986-05-14 |
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