JPH076658A - 二重ツマミ - Google Patents

二重ツマミ

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JPH076658A
JPH076658A JP17117393A JP17117393A JPH076658A JP H076658 A JPH076658 A JP H076658A JP 17117393 A JP17117393 A JP 17117393A JP 17117393 A JP17117393 A JP 17117393A JP H076658 A JPH076658 A JP H076658A
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JP
Japan
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knob
double
shaft
screw
upper shaft
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JP17117393A
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Yoshichika Tomishige
愛隣 冨重
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二連の可変抵抗器や可変減衰器、及びロータ
リスイッチの二軸構造において下段シャフト及び上段シ
ャフトを二重ツマミで同時に回転可能とする。 【構成】 外部ツマミ2の内芯2aのネジ部と円板5の
ネジ穴部とは内部ツマミ3とバネ4とを挟んで互いに螺
合されている。円板5の可変抵抗器8側の面には摩擦係
数が大きい絶縁物6が貼付されている。ネジ7aは内部
ツマミ3のネジ穴及び内芯2aの長穴2bを通って上段
シャフト8aに押付けられ、内部ツマミ3を上段シャフ
ト8aに固定するとともに、外部ツマミ2を上段シャフ
ト8aの軸方向へ移動自在に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重ツマミに関し、特に
二連の可変抵抗器や可変減衰器、及びロータリスイッチ
の二軸構造用の二重ツマミに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の二重ツマミにおいては、
図7及び図8に示すように、二連の可変抵抗器8の下段
シャフト8aに下段ツマミ1がネジ7aで固定されてい
る。この下段シャフト8aと同じ回転中心の上段シャフ
ト8bには上段ツマミ9がネジ7bで固定されている。
【0003】下段シャフト8a及び上段シャフト8bは
二軸構造をなしているので、下段シャフト8a及び上段
シャフト8bは夫々独立に回転可能となっている。した
がって、下段ツマミ1及び上段ツマミ9を夫々独立に回
転させることで、下段シャフト8a及び上段シャフト8
bは夫々独立に回転する。
【0004】上記のような構造の二重ツマミは二連の可
変抵抗器8以外にも、二連の可変減衰器やロータリスイ
ッチにも用いられている。
【0005】一方、二連の可変抵抗器や可変減衰器、及
びロータリスイッチの二軸構造そのものに同時回転機能
を持たせたものもある。この場合、下段ツマミ及び上段
ツマミを同時に回転させることで下段シャフト及び上段
シャフトが同時に回転するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の二重ツ
マミでは、二連の可変抵抗器や可変減衰器、及びロータ
リスイッチの二軸構造そのものに同時回転機能を持たせ
たものもあるが、一般的な二連の可変抵抗器や可変減衰
器、及びロータリスイッチの二軸構造において二重ツマ
ミの機能によって下段シャフト及び上段シャフトを同時
に回転させることができるものはない。
【0007】また、二連の可変抵抗器や可変減衰器、及
びロータリスイッチの二軸構造そのものに同時回転機能
を持たせた場合、二軸構造そのものが複雑な構造となっ
てしまう。
【0008】そこで、本発明の目的は上記問題点を解除
し、二連の可変抵抗器や可変減衰器、及びロータリスイ
ッチの二軸構造において下段シャフト及び上段シャフト
を同時に回転させることができる二重ツマミを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による二重ツマミ
は、各々回転中心が同一の第1及び第2の回転軸を夫々
独立に回転させる第1及び第2のツマミからなる二重ツ
マミであって、前記第2の回転軸の軸方向に移動自在に
前記第2のツマミを前記第2の回転軸に固定する固定部
材と、前記第1及び第2のツマミの間に配設されかつ前
記第2のツマミが前記第1のツマミ側に移動したときに
前記第2のツマミの回転を前記第1のツマミに伝達する
伝達部材とを備えている。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例の分解斜視図であ
り、図2及び図3は本発明の一実施例の部分断面を含む
側面図である。これらの図において、二連の可変抵抗器
8は下段シャフト8a及び上段シャフト8bの二軸を有
しており、下段シャフト8aには下段ツマミ1がネジ7
aで固定されている。
【0012】また、上段シャフト8aには内部ツマミ3
がネジ7bで固定されている。この内部ツマミ3を挟ん
で外部ツマミ2の内芯2aのネジ部と円板5のネジ穴部
とが互いに螺合されている。
【0013】また、内部ツマミ3と外部ツマミ2との間
にはバネ4が配設されているので、バネ4によって外部
ツマミ2が内部ツマミ3とは反対の方向に付勢される。
これによって、円板5は内部ツマミ3に当接された状態
となる。円板5の可変抵抗器8側の面には摩擦係数が大
きい絶縁物6が貼付されている。
【0014】内部ツマミ3を上段シャフト8aにネジ7
bで固定する場合、内部ツマミ3のネジ穴を外部ツマミ
2の内芯2aに設けた長穴2bに合わせ、その状態でネ
ジ7bを内部ツマミ3のネジ穴に螺入する。
【0015】これによって、ネジ7aは内芯2aの長穴
2bを通って上段シャフト8aに押付けられ、内部ツマ
ミ3が上段シャフト8aに固定される。この場合、外部
ツマミ2はネジ7aによって上段シャフト8aに直接固
定されているわけではないので、上段シャフト8aの軸
方向への移動が自在となっている。
【0016】上記の如く、下段シャフト8a及び上段シ
ャフト8bに下段ツマミ1及び内部ツマミ3をネジ7
a,7bで固定することによって、下段ツマミ1及び外
部ツマミ2を夫々独立に回転させることで下段シャフト
8a及び上段シャフト8bを夫々独立に回転させること
ができる(図2参照)。
【0017】すなわち、下段ツマミ1を回転させること
で、下段シャフト8aが上段シャフト8bとは独立に回
転する。また、外部ツマミ2を回転させることで、長穴
2bによって内部ツマミ3を上段シャフト8bに固定す
るネジ7bが回転方向に押されるので、上段シャフト8
bが下段シャフト8aとは独立に回転する。
【0018】一方、下段シャフト8a及び上段シャフト
8bを同時に回転させる場合には、外部ツマミ2を可変
抵抗器8側に押付けることで、内芯2aの移動によって
円板5が可変抵抗器8側に移動し、絶縁物6が下段ツマ
ミ1に押付けられて密着する(図3参照)。
【0019】この状態で、外部ツマミ2を回転させると
絶縁物6が回転し、絶縁物6の摩擦抵抗によって下段ツ
マミ1が回転する。これら外部ツマミ2及び下段ツマミ
1の同時回転によって下段シャフト8a及び上段シャフ
ト8bも同時に回転する。
【0020】図4は本発明の他の実施例の分解斜視図で
あり、図5及び図6は本発明の他の実施例の部分断面を
含む側面図である。これらの図において、本発明の他の
実施例は二連の可変抵抗器8の上段シャフト8cの径が
下段シャフト8aの径よりも細い以外は本発明の一実施
例と同様の構成となっており、同一構成部品には同一符
号を付してある。また、その同一構成部品の動作は本発
明の一実施例と同様である。
【0021】本発明の他の実施例の如く、可変抵抗器8
の下段シャフト8a及び上段シャフト8cの径が各々異
なるような場合、外部ツマミ2の内芯2aの内径を小さ
くすることでその径の違いに対応している。
【0022】このように、上段シャフト8b,8cの軸
方向に移動自在に外部ツマミ2を取付け、この外部ツマ
ミ2と下段ツマミ1との間に外部ツマミ2を下段ツマミ
1側に移動したときに絶縁物6を介して外部ツマミ2の
回転を下段ツマミ1に伝達することによって、簡単な構
造で、下段ツマミ1及び外部ツマミ2からなる二重ツマ
ミにより二連の可変抵抗器8の二軸構造をなす下段シャ
フト8a及び上段シャフト8bを同時に回転させること
ができる。
【0023】尚、本発明の一実施例及び他の実施例では
二連の可変抵抗器8について述べたが、二連の可変減衰
器やロータリスイッチ等にも適用できることは明白であ
り、これに限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
々回転中心が同一の第1及び第2の回転軸を夫々独立に
回転させる第1及び第2のツマミからなる二重ツマミに
おいて、第2の回転軸の軸方向に移動自在に第2のツマ
ミを第2の回転軸に固定し、この第2のツマミが第1の
ツマミ側に移動したときに第2のツマミの回転を伝達部
材で第1のツマミに伝達することによって、二連の可変
抵抗器や可変減衰器、及びロータリスイッチの二軸構造
において下段シャフト及び上段シャフトを同時に回転さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の部分断面を含む側面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の部分断面を含む側面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例の部分断面を含む側面図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例の部分断面を含む側面図で
ある。
【図7】従来例の分解斜視図である。
【図8】従来例の部分断面を含む側面図である。
【符号の説明】
1 下段ツマミ 2 外部ツマミ 2a 内芯 2b 長穴 3 内部ツマミ 4 バネ 5 円板 6 絶縁物 7a,7b ネジ 8 二連の可変抵抗器 8a 下段シャフト 8b 上段シャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々回転中心が同一の第1及び第2の回
    転軸を夫々独立に回転させる第1及び第2のツマミから
    なる二重ツマミであって、前記第2の回転軸の軸方向に
    移動自在に前記第2のツマミを前記第2の回転軸に固定
    する固定部材と、前記第1及び第2のツマミの間に配設
    されかつ前記第2のツマミが前記第1のツマミ側に移動
    したときに前記第2のツマミの回転を前記第1のツマミ
    に伝達する伝達部材とを有することを特徴とする二重ツ
    マミ。
  2. 【請求項2】 前記伝達部材は、摩擦係数が大なる絶縁
    物によって構成するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の二重ツマミ。
  3. 【請求項3】 前記固定部材は、前記第2のツマミに固
    定された内芯と、前記内芯に設けられた長穴と、前記長
    穴を通して前記第2の回転軸に固定されるネジ部材とか
    ら構成するようにしたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の二重ツマミ。
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JP2500625B2 (ja) 1996-05-29

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