JPH06309036A - 回転軸の動作限界位置規制装置 - Google Patents
回転軸の動作限界位置規制装置Info
- Publication number
- JPH06309036A JPH06309036A JP9735093A JP9735093A JPH06309036A JP H06309036 A JPH06309036 A JP H06309036A JP 9735093 A JP9735093 A JP 9735093A JP 9735093 A JP9735093 A JP 9735093A JP H06309036 A JPH06309036 A JP H06309036A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- piece
- striker
- shaft
- limit position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ストライカ9は回転テーブル7の外周部下面に
取付けられ、回転軸方向に伸びている。ストライカ9の
下部は固定軸8の外周側面部まで伸び、固定軸8の外周
を回転できる。固定軸8の外周部の一部分には周方向に
沿ってレール10が設けられ、レール10にはこま11
がレール10に沿って移動できるように取付けられる。
レール10の両端面部にはストッパ12および13が取
付けられる。ストッパ12および13はこま11の動作
範囲を規制し、ストライカ9の移動は規制しないように
取付けられる。ストライカ9とこま11は、こま11の
動作範囲で対応している。こま11はレールに着脱自在
である。 【効果】着脱自在なこまを任意の大きさのこまと取替え
ることによって、動作範囲を容易に調整できる。
取付けられ、回転軸方向に伸びている。ストライカ9の
下部は固定軸8の外周側面部まで伸び、固定軸8の外周
を回転できる。固定軸8の外周部の一部分には周方向に
沿ってレール10が設けられ、レール10にはこま11
がレール10に沿って移動できるように取付けられる。
レール10の両端面部にはストッパ12および13が取
付けられる。ストッパ12および13はこま11の動作
範囲を規制し、ストライカ9の移動は規制しないように
取付けられる。ストライカ9とこま11は、こま11の
動作範囲で対応している。こま11はレールに着脱自在
である。 【効果】着脱自在なこまを任意の大きさのこまと取替え
ることによって、動作範囲を容易に調整できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定軸によって支持さ
れた回転軸の動作限界位置の調整が容易な位置規制装置
に関する。
れた回転軸の動作限界位置の調整が容易な位置規制装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットや雲台において、所定の
制御範囲から動作範囲が逸脱しないように、動作限界位
置を規制している。また、安全性を確保するためにも動
作限界位置を規制している。
制御範囲から動作範囲が逸脱しないように、動作限界位
置を規制している。また、安全性を確保するためにも動
作限界位置を規制している。
【0003】回転軸の動作限界位置規制装置は回転軸に
設けられたストライカと固定軸に設けられたストッパが
衝突して規制を受ける構造を取っている。動作範囲の調
整には、特開平1−135487 号公報(以下、公知例1とす
る)に示されるように固定軸に設けられたストッパの位
置を変えて調整するものが知られている。
設けられたストライカと固定軸に設けられたストッパが
衝突して規制を受ける構造を取っている。動作範囲の調
整には、特開平1−135487 号公報(以下、公知例1とす
る)に示されるように固定軸に設けられたストッパの位
置を変えて調整するものが知られている。
【0004】一方、特開昭58−120493号公報(以下、公
知例2とする)は動作限界位置検出機構について示して
おり、回転軸に取付けられたストライカと、固定軸に取
付けられた検出の方向性を持ったリミットスイッチによ
って、動作範囲が360°以上の軸の検出機構について
述べられている。
知例2とする)は動作限界位置検出機構について示して
おり、回転軸に取付けられたストライカと、固定軸に取
付けられた検出の方向性を持ったリミットスイッチによ
って、動作範囲が360°以上の軸の検出機構について
述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】公知例1の構造におい
て、動作範囲の規制は固定軸に設けられているストッパ
の位置によって決定されると共に、回転動作範囲の規制
範囲の調整は、固定軸に設けられているストッパの設置
位置を変えることによって行われている。
て、動作範囲の規制は固定軸に設けられているストッパ
の位置によって決定されると共に、回転動作範囲の規制
範囲の調整は、固定軸に設けられているストッパの設置
位置を変えることによって行われている。
【0006】しかし、固定軸に設けられているストッパ
はボルトであるため、固定軸に配置されたねじ孔に螺入
されて固定されることになる。このためストッパの設置
位置は固定軸に配置されたねじ孔によって制限を受け、
構造上の問題により固定軸にねじ孔を設けることが困難
な場合には動作範囲の規制の調整が難しくなるという問
題がある。
はボルトであるため、固定軸に配置されたねじ孔に螺入
されて固定されることになる。このためストッパの設置
位置は固定軸に配置されたねじ孔によって制限を受け、
構造上の問題により固定軸にねじ孔を設けることが困難
な場合には動作範囲の規制の調整が難しくなるという問
題がある。
【0007】公知例2では検出機構に関しては述べられ
ているが、検出範囲を調整する具体的な方法については
述べられていない。
ているが、検出範囲を調整する具体的な方法については
述べられていない。
【0008】本発明の目的は、回転軸の動作範囲の調整
が容易にできる機能をそなえた動作限界位置規制装置を
提供することにある。
が容易にできる機能をそなえた動作限界位置規制装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】例えば、図1に示すよう
に、固定軸8により支持される回転軸3又は回転テーブ
ル7の円周軌跡上に設けたストライカ9,固定軸8の円
周方向に取付けられたレール10に沿って移動可能なこ
ま11,こま11の動作範囲を規制するレール10の両
端に設けられたストッパ12,13により構成され、回
転軸3、又は回転テーブル7の回転に伴うストライカ9
の移動により動作範囲が規制される回転軸3の動作限界
位置規制装置において、こま11が、レール10に着脱
自在に取付けられるようにした点にある。
に、固定軸8により支持される回転軸3又は回転テーブ
ル7の円周軌跡上に設けたストライカ9,固定軸8の円
周方向に取付けられたレール10に沿って移動可能なこ
ま11,こま11の動作範囲を規制するレール10の両
端に設けられたストッパ12,13により構成され、回
転軸3、又は回転テーブル7の回転に伴うストライカ9
の移動により動作範囲が規制される回転軸3の動作限界
位置規制装置において、こま11が、レール10に着脱
自在に取付けられるようにした点にある。
【0010】
【作用】前記着脱自在に取付けられたこまを、任意の大
きさのこまに取替えることによって、回転軸の動作範囲
の調整が容易にできる。
きさのこまに取替えることによって、回転軸の動作範囲
の調整が容易にできる。
【0011】
【実施例】図1は回転軸の動作限界位置規制装置の構造
概略図である。ストライカ9は回転テーブル7の外周部
下面に取付けられており、回転軸方向に伸びている。ス
トライカ9の下部は固定軸8の外周側面部まで伸び、固
定軸8の外周を回転できるようになっている。固定軸8
の外周部の一部分には周方向に沿ってレール10が設け
られている。レール10にはこま11がレール10に沿
って移動できるように取付けられている。こま11はレ
ール10から落ちることがないように図4に示す構造で
取付けられている。レール10の両端面部にはストッパ
12および13が取付けられている。ストッパ12およ
び13はこま11の動作範囲は規制するが、ストライカ
9の移動は規制しないように取付けられている。ストラ
イカ9とこま11は、こま11の動作範囲で対応してい
る。
概略図である。ストライカ9は回転テーブル7の外周部
下面に取付けられており、回転軸方向に伸びている。ス
トライカ9の下部は固定軸8の外周側面部まで伸び、固
定軸8の外周を回転できるようになっている。固定軸8
の外周部の一部分には周方向に沿ってレール10が設け
られている。レール10にはこま11がレール10に沿
って移動できるように取付けられている。こま11はレ
ール10から落ちることがないように図4に示す構造で
取付けられている。レール10の両端面部にはストッパ
12および13が取付けられている。ストッパ12およ
び13はこま11の動作範囲は規制するが、ストライカ
9の移動は規制しないように取付けられている。ストラ
イカ9とこま11は、こま11の動作範囲で対応してい
る。
【0012】図2は慣用されている雲台に、図1で説明
した動作限界位置規制装置を適用した斜視図である。雲
台1は、傾斜軸2と回転軸3の2軸を備える。傾斜軸2
は支持部5によって支持されている。傾斜テーブル4は
駆動部6からの駆動力に基づいて傾斜軸2によって傾け
られる。回転軸3は固定軸8の内部に設けられている駆
動部の駆動力に基づいて回転テーブル7を回転させる。
支持部5と駆動部6は回転テーブル7に固定されてお
り、回転テーブル7と一体となって回転する。
した動作限界位置規制装置を適用した斜視図である。雲
台1は、傾斜軸2と回転軸3の2軸を備える。傾斜軸2
は支持部5によって支持されている。傾斜テーブル4は
駆動部6からの駆動力に基づいて傾斜軸2によって傾け
られる。回転軸3は固定軸8の内部に設けられている駆
動部の駆動力に基づいて回転テーブル7を回転させる。
支持部5と駆動部6は回転テーブル7に固定されてお
り、回転テーブル7と一体となって回転する。
【0013】図3および図4は実施例の作用の説明図で
あり、図1の固定軸8の上方からストライカ9,レール
10,こま11,ストッパ12および13を見た図であ
る。図3(a)は中立状態を示した図である。図3
(b)は図3(a)の位置より回転軸3を時計回りに回
転させた図である。回転軸3と回転テーブル7、および
回転テーブル7とストライカ9は一体となっている。ス
トライカ9は回転軸3の中心軸を中心に固定軸8の回り
を回転し、こま11と衝突する。ストライカ9とこま1
1が衝突後、さらに回転軸3が時計方向に回転すると、
ストライカ9とこま11は一体となって固定軸8の回り
を回転する。さらに回転軸3を時計回りに回転させる
と、図4(a)に示すようにこま11はストッパ13に
衝突し、移動を規制され、回転軸3の回転が阻止され
る。図4(b)に示すように、回転軸が中立状態より反
時計回りに回転するとストライカ9とこま11が衝突
し、ストライカ9とこま11が一体となって回転し、ス
トッパ12に衝突し、回転軸3は回転を阻止される。
あり、図1の固定軸8の上方からストライカ9,レール
10,こま11,ストッパ12および13を見た図であ
る。図3(a)は中立状態を示した図である。図3
(b)は図3(a)の位置より回転軸3を時計回りに回
転させた図である。回転軸3と回転テーブル7、および
回転テーブル7とストライカ9は一体となっている。ス
トライカ9は回転軸3の中心軸を中心に固定軸8の回り
を回転し、こま11と衝突する。ストライカ9とこま1
1が衝突後、さらに回転軸3が時計方向に回転すると、
ストライカ9とこま11は一体となって固定軸8の回り
を回転する。さらに回転軸3を時計回りに回転させる
と、図4(a)に示すようにこま11はストッパ13に
衝突し、移動を規制され、回転軸3の回転が阻止され
る。図4(b)に示すように、回転軸が中立状態より反
時計回りに回転するとストライカ9とこま11が衝突
し、ストライカ9とこま11が一体となって回転し、ス
トッパ12に衝突し、回転軸3は回転を阻止される。
【0014】図5はこま取付部の断面図である。こま1
1はレール10に沿って移動可能なスライダ14にボル
ト15によって取付けられている。こま11はボルト1
5を操作することによって容易に着脱ができる。
1はレール10に沿って移動可能なスライダ14にボル
ト15によって取付けられている。こま11はボルト1
5を操作することによって容易に着脱ができる。
【0015】回転軸の動作範囲の調整はこま11を任意
の大きさのこまと取替えることによって行うことができ
る。ストッパ12および13の位置変更や、レール10
の長さの調整を行う必要はなく、新たに回転軸の動作範
囲の調整する場合には、こまを新たなものに取替えるこ
とによって容易に行うことができる。
の大きさのこまと取替えることによって行うことができ
る。ストッパ12および13の位置変更や、レール10
の長さの調整を行う必要はなく、新たに回転軸の動作範
囲の調整する場合には、こまを新たなものに取替えるこ
とによって容易に行うことができる。
【0016】実施例において、ストッパをリミットスイ
ッチとし、リミットスイッチにより検出された信号を制
御装置に出力し、回転軸3の回転を停止するようにして
も良い。
ッチとし、リミットスイッチにより検出された信号を制
御装置に出力し、回転軸3の回転を停止するようにして
も良い。
【0017】本実施例の構造は、回転軸が360°以上
の動作範囲を持つ動作限界位置規制装置としても使用で
きる。
の動作範囲を持つ動作限界位置規制装置としても使用で
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、回転軸の動作範囲の調
整が容易に行うことができる。
整が容易に行うことができる。
【図1】本発明の一実施例の斜視図。
【図2】図1の実施例の適用例の斜視図。
【図3】実施例の作用説明図。
【図4】実施例の作用説明図。
【図5】実施例のこま取付部の断面図。
3…回転軸、7…回転テーブル、8…固定軸、9…スト
ライカ、10…レール、11…こま、12,13…スト
ッパ。
ライカ、10…レール、11…こま、12,13…スト
ッパ。
Claims (2)
- 【請求項1】固定軸により支持されている回転軸又は回
転テーブルの円周軌跡上に設けたストライカ,前記固定
軸の円周方向に取付けられたレールに沿って移動可能な
こま,前記こまの動作範囲を規制するレールの両端に設
けられたストッパにより構成され、前記回転軸、又は前
記回転テーブルの回転に伴う前記ストライカの移動によ
り前記こまが連動し、前記こまが前記ストッパにより動
作範囲が規制されることを特徴とする回転軸の動作限界
位置規制装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記こまが、前記レー
ルに着脱自在に取付けられている回転軸の動作限界位置
規制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735093A JPH06309036A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 回転軸の動作限界位置規制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9735093A JPH06309036A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 回転軸の動作限界位置規制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06309036A true JPH06309036A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14190041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9735093A Pending JPH06309036A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 回転軸の動作限界位置規制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06309036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109383832A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 昊翔电能运动科技(昆山)有限公司 | 旋转限位装置 |
CN111836703A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-10-27 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种限位装置、机械臂及机器人 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP9735093A patent/JPH06309036A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109383832A (zh) * | 2017-08-09 | 2019-02-26 | 昊翔电能运动科技(昆山)有限公司 | 旋转限位装置 |
CN111836703A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-10-27 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种限位装置、机械臂及机器人 |
CN111836703B (zh) * | 2018-12-28 | 2023-09-26 | 深圳配天智能技术研究院有限公司 | 一种限位装置、机械臂及机器人 |
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