JPH0418999B2 - - Google Patents

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JPH0418999B2
JPH0418999B2 JP59213133A JP21313384A JPH0418999B2 JP H0418999 B2 JPH0418999 B2 JP H0418999B2 JP 59213133 A JP59213133 A JP 59213133A JP 21313384 A JP21313384 A JP 21313384A JP H0418999 B2 JPH0418999 B2 JP H0418999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
housing
operating mechanism
movable member
avoidance
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59213133A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6190888A (ja
Inventor
Hisao Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP21313384A priority Critical patent/JPS6190888A/ja
Priority to US06/720,222 priority patent/US4673329A/en
Publication of JPS6190888A publication Critical patent/JPS6190888A/ja
Publication of JPH0418999B2 publication Critical patent/JPH0418999B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶接あるいは組立などを行なう産
業用ロボツトのアーム装置に関し、そのアーム装
置が異物に衝突してもその衝撃によつてアーム装
置が破損しないようにした産業用ロボツトのアー
ム装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開昭58−160094号公報に示され
ているように、ロボツト腕に過大トルクが加わつ
た場合、水平回転方向および垂直回転方向の少な
くとも一方において、ロボツト腕を自由回動可能
状態に変化させ、その自由回動状態となつたこと
によつて過大な外力を回避するようにしたロボツ
ト装置があつた。
しかしながら、このような従来装置において
は、水平回転方向における自由回動状態発生機構
および垂直回転方向における自由回動状態発生機
構をそれぞれ別個の位置に設けなければならず、
装置の構成が複雑化、大型化し、その結果製作コ
ストが増大するという不都合があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、構造が簡単で小型化された衝
撃回避機構を有するロボツトのアーム装置を提供
することを目的とする。
さらに、この発明は衝撃回避機構の衝撃回避時
の回避範囲を大きく取れるようにし、より一層効
果的に衝撃回避及び破損防止が行なえるようにす
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、指令された方向に移動するアーム
と、このアームの一部に連結され指令された作業
を行なう操作機構と、上記アームと上記操作機構
との間に設けられ上記操作機構に異常な外力が加
えられると上記操作機構を上記アームに対し相対
移動させて外力回避動作させるために、上記アー
ムに連結固定されたハウジング、このハウジング
内に形成された球面状保持面に回動可能に収納さ
れた球状可動部材、上記ハウジングに設けられ上
記球状可動部材に形成された凹部に弾圧部材を弾
圧係止させて上記ハウジングと上記球状可動部材
との相対回動を抑止する連結機構を有する回避動
作機構とを有する産業用ロボツトのアーム装置に
おいて、上記ハウジングは、上記アームから離れ
た部分に複数の先細状の突出部を有し、上記突出
部間に開放部が形成され、上記回避動作機構と上
記操作機構とは、上記突出部間の開放部幅より充
分細い連結軸により連結されている、ことを特徴
とする産業用ロボツトのアーム装置を提供する。
〔作用〕
この発明においては、球状可動部材の収納保持
を行なう部分が先細状突出部にて構成されている
ため、これら突出部の間に形成される開放部も回
避動作のために利用することができ、それによつ
て回避動作範囲を大幅に拡大させて、通常位置か
ら角度90゜以上にわたり、しかも突出部の先細部
分で操作機構の連結軸との干渉を可及的に少なく
して、回避動作することができる。
〔発明の実施例〕
第1図〜第6図はいずれもこの発明の実施例に
係るものであり、第1図において、ロボツトの基
体1にはその上部に支柱2が設けられており、こ
の支柱2には回転駆動軸3が回転自在に設けられ
ている。第1のアーム4はその駆動軸3の上端に
連結され、駆動軸3の回転運動(図示されていな
いが内蔵された電動機によつて運動が付与され
る)に従つて水平面内において回動する。
第1のアーム4の先端には回転駆動軸5が設け
られ、この駆動軸5の下端には第2のアーム6が
連結され、第1のアーム4と同様に、駆動軸5の
回転運動に従つて水平面内において回動する。
第2のアーム6の先端には回転駆動軸7が設け
られ、その下端には、後述する衝撃回避機構8が
連結されており、駆動軸7の回転運動に従つて機
構8全体が連動回転するようになつている。
衝撃回避機構8の下部には物品9を把持する一
対の爪10,10を有する操作機構11が連結さ
れ、通常時は、衝撃回避機構8を介して駆動軸7
の回転運動に従つて水平面内において回動するよ
うになつている。
第2図、第3図は上述した衝撃回避機構8の詳
細を示しており、駆動軸7にはハウジング81が
連結され、駆動軸7の回転に従つてハウジング8
1は連動回転する。ハウジング81の下部には等
間隔に3つの内側にカーブした突出部82,8
2,82が設けられており、ハウジング81の内
面および突出部82,82,82の内面によりそ
の内方に球状の空間が形成されている。この球状
空間には、第3図に示すように、球体83が収容
され、回動可能に保持されている。球体83に
は、突出部82,82,82のそれぞれに設けら
れた連結機構84に対応して、凹部85,85,
85が形成されている。
連結機構84は、突出部82,82,82を水
平方向に貫通する穴内に配置された、調整ねじ8
4a,84a,84a、コイルスプリング84
b,84b,84b、座金84c,84c,84
c、ボール84d,84d,84dにより構成さ
れている。この連結機構84により連結力が付与
されて、ハウジング81の回転運動が球体83に
伝達される。連結力は調整ねじ84aにより調整
される。
上述した突出部82,82,82のそれぞれの
間には開放部が形成されており、この開放部の上
端(ハウジング81の下縁面)は上記球体83の
回動中心よりも上方に位置している。
操作機構11は、操作軸11aにより球体83
に連結固定されており、球体83の回動に従つ
て、レバー11bが水平面内において回動する。
軸11aの太さは上記突出部82,82,82の
間の開放部幅より充分細くなつており、開放部の
中で充分な量移動できるようになつている。
なお、図示されていないが、操作機構11のハ
ウジング11c内に設けられた機構により爪1
0,10を開閉し、物体9の把持、離脱動作を行
なうようになつている。
動作の説明を以下行なうと、操作機構11が、
駆動軸7の回転に従つて及び(又は)第2のアー
ム6の回動に従つて水平運動している途中におい
て、何らかの物体に衝突したとすると、操作機構
11はその位置で移動が停止する。しかし、駆動
軸7及び(又は)第2アーム6は移動を継続しよ
うとするため、押圧機構84のボール84dがコ
イルばね84bの力に抗して球体83の凹部85
から脱し、その後操作機構11はハウジング81
の回動に関係なく自由に相対運動できるようにな
り、第4図に示すように、垂直方向に回避動作し
たり、第5図に示す状態から第6図に示す状態へ
と水平方向に回避動作したりして、衝突による衝
撃発生、およびそれによる損傷を防止する。
回避動作は、上記のような垂直方向、水平方向
ばかりでなく、これら両方への動きを合成した斜
め方向においても行なわれ、あらゆる方向へ回避
動作することが可能である。
この発明においては、球体83の保持部が突出
部82,82,82にて構成されているため、こ
れら突出部82,82,82の間に形成される開
放部も回避動作のために利用され、操作機構11
の回避動作範囲を、第4図に示すように、拡大す
ることができ、通常位置から角度90゜以上にわた
つて回避動作することができる。
しかも、ハウジング81の下縁部および突出部
82,82,82の外面は、外方に向かつて次第
に広がる開放部を形成するよう、それぞれ傾斜面
にて構成されており、この傾斜面によつても操作
機構11すなわち操作軸11aの回動可能範囲を
拡大している。
さらに、回避動作機構8は、突出部82,8
2,82を有するハウジング81と、その内部に
収納された球体83とにより構成されており、球
体83というひとつの相対変位可能部材によつて
あらゆる方向に回避動作できるものである。従つ
て、回避動作機構が簡略化され、小型化され、安
価に製作できるものとなる。
なお、上記実施例においては、ロボツトのアー
ムが水平面内において回動するものを示したが、
アームが垂直方向に動いたり、水平・垂直双方の
方向に動いたりするものであつてもこの発明を適
用することができる。
また、突出部82の数は3個ばかりでなく、2
個あるいは4個であつてもよく、その数は用途に
あわせて適宜選定すれば良い。
さらに、押圧機構84は、球体83に、水平方
向から押圧力を加えるものとしたが、水平方向に
限られることはなく、斜め上下方向から押圧する
ようにしても何ら差支えない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明においては、球状
可動部材の収納保持を行なう部分が先細状突出部
にて構成されているため、これら突出部の間に形
成される開放部も回避動作のために利用すること
ができ、それによつて回避動作範囲を大幅に拡大
させて、通常位置から角度90゜以上にわたり、し
かも突出部の先細部分で操作機構の連結軸との干
渉を可及的に少なくして、回避動作することがで
きる。
また、上記球状可動部材の凹部に押圧部材を弾
圧係止させてハウジングと球状可動部材との相対
回動を抑止させる連結機構は、上記各突部と球状
可動部材との間に形成されるから、該可動部材に
連なる操作機構の揺動および回動を異常外力が加
わるまで確実に阻止して安定して保持させること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用し得る産業用ロボツト
の全体構成を示す正面図。第2図は第1図におけ
るロボツトのアーム先端に設けられた回避動作機
構と操作部を示す正面図。第3図は第2図におけ
る回避動作機構の内部構成を示す一部破断正面
図。第4図は回避動作機構による操作部の垂直面
内における回避動作を示す正面図。第5図はアー
ム先端の回避動作機構および操作部を下方から見
た状態を示す下面図。第6図は操作部が水平面内
において回避動作した状態を示す下面図。 図中、同一符号で示した部分は同一、又は相当
部分を示している。4,6…アーム、8…回避動
作機構、81…ハウジング、82…突出部、83
…球体(可動部材)、84…連結機構、11…操
作機構、11a…連結軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 指令された方向に移動するアームと、このア
    ームの一部に連結され指令された作業を行なう操
    作機構と、上記アームと上記操作機構との間に設
    けられ上記操作機構に異常な外力が加えられると
    上記操作機構を上記アームに対し相対移動させて
    外力回避動作させるために、上記アームに連結固
    定されたハウジング、このハウジング内に形成さ
    れた球面状保持面に回動可能に収納された球状可
    動部材、上記ハウジングに設けられ上記球状可動
    部材に形成された凹部に弾圧部材を弾圧係止させ
    て上記ハウジングと上記球状可動部材との相対回
    動を抑止する連結機構を有する回避動作機構とを
    有する産業用ロボツトのアーム装置において、 上記ハウジングは、上記アームから離れた部分
    に複数の先細状の突出部を有し、上記突出部間に
    開放部が形成され、 上記回避動作機構と上記操作機構とは、上記突
    出部間の開放部幅より充分細い連結軸により連結
    されている、 ことを特徴とする産業用ロボツトのアーム装置。
JP21313384A 1984-04-06 1984-10-11 産業用ロボツトのア−ム装置 Granted JPS6190888A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21313384A JPS6190888A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 産業用ロボツトのア−ム装置
US06/720,222 US4673329A (en) 1984-04-06 1985-04-05 Arm device for industrial robot

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21313384A JPS6190888A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 産業用ロボツトのア−ム装置

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Publication Number Publication Date
JPS6190888A JPS6190888A (ja) 1986-05-09
JPH0418999B2 true JPH0418999B2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=16634119

Family Applications (1)

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JP21313384A Granted JPS6190888A (ja) 1984-04-06 1984-10-11 産業用ロボツトのア−ム装置

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Country Link
JP (1) JPS6190888A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132491A (ja) * 1982-02-02 1983-08-06 三菱電機株式会社 ロボツト手首部の衝突保護装置
JPS5992056A (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 Tokico Ltd ノズル装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132491A (ja) * 1982-02-02 1983-08-06 三菱電機株式会社 ロボツト手首部の衝突保護装置
JPS5992056A (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 Tokico Ltd ノズル装置

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JPS6190888A (ja) 1986-05-09

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