JPH0121373Y2 - - Google Patents

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JPH0121373Y2
JPH0121373Y2 JP4004285U JP4004285U JPH0121373Y2 JP H0121373 Y2 JPH0121373 Y2 JP H0121373Y2 JP 4004285 U JP4004285 U JP 4004285U JP 4004285 U JP4004285 U JP 4004285U JP H0121373 Y2 JPH0121373 Y2 JP H0121373Y2
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JP
Japan
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shift lever
select
shift
return spring
locking protrusion
Prior art date
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JP4004285U
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JPS61155919U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シフトレバーリテーナに対してシフ
トレバーの球部がシフトアンドセレクト操作可能
に球面支持されている形式の変速操作機構のセレ
クトリターン装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種のセレクトリターン装置とし
ては、例えば実開昭59−102527号公報で示すよう
に、シフトレバーリテーナの一部に組付けられた
セレクテイングレバー等のボス部に対し、トーシ
ヨンコイルスプリングよりなるセレクトリターン
スプリングを組付け、シフトレバーのセレクト操
作によつてこのセレクトリターンスプリングに捩
り作用を与え、これによつてシフトレバーにセレ
クトリターン力を付与するように構成したものが
ある。
また、これとは異なる構成のセレクトリターン
装置としては実開昭55−15189号公報で示すよう
に、シフトレバー支持部材の外側部に対して板ば
ねをボルトで固定し、この板ばねの一部をシフト
レバーにリターン力を与えるように結合した構成
のものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成の各セレクトリターン装置にあつて
は、共にセレクトリターンスプリングを組付ける
ための専用スペースを確保しなければならず、セ
レクトリターン装置全体のコンパクト化が困難と
なつている。また、上記の実開昭55−15189号公
報で示す装置にあつては、板ばねをシフトレバー
支持部材に対し、ボルトで固定しなければなら
ず、その組付け作業は繁雑となる。また、この装
置の場合にはシフトレバーのセレクト操作軸とシ
フト操作軸とが同一平面内で交差する形式におい
ては、上述したようにシフトレバーの一部に連結
された前記板ばねがシフトレバーのシフト操作の
障害となる問題も生じる。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、本考案は次の
ように構成している。すなわち、第1図及び第2
図から明らかなように、シフトレバー5の球部6
の片側外周にはこのシフトレバー5のシフト操作
軸a−a上において係止突起7を形成している。
また、この係止突起7と反対側に位置するシフト
レバーリテーナ1の一部には係止部8を形成して
いる。そして、これら係止突起7と係止部8との
間には線形のセレクトリターンスプリング10
を、上記シフトレバーリテーナ1の外形に沿わせ
て配設するとともに、このセレクトリターンスプ
リング10の両端には上記係止突起7及び係止部
8にそれぞれ係止するアーム部10b,10cを
それぞれ形成している。しかも、これら係止突起
7及び係止部8に対する各アーム部10b,10
cの係止状態は、シフトレバー5のセレクト操作
方向に関して互いに逆方向の付勢力を発揮するよ
うに設定している。
(作用) 上記の構成において、シフトレバー5を第2図
の矢印B−B方向へセレクト操作したとき、その
球部6に形成されている前記の係止突起7が第2
図の上下方向に変位する。この変位がセレクトリ
ターンスプリング10に弾性的な撓みを生じさ
せ、上記係止突起7を通じてシフトレバー5には
そのセレクト操作に対する復元力、つまりセレク
トリターン力が付与される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に従つて具体的に
説明する。
歯車変速機用シフトレバー支持部の構造を平面
で表わした第1図、この第1図の−線断面を
表わした第2図、第1図の右側面を表わした第3
図において、シフトレバーリテーナ1はその取付
部1aを図示しない車体のフロア等にボルト止め
することで所定位置に装着されるものである。こ
のシフトレバーリテーナ1の一部に形成されてい
る球部受部1b内には、シフトレバー5の球部6
がゴム等の素材よりなるクツシヨン2を介在した
状態で、かつ第3図で示す矢印A−A方向のシフ
ト操作並びに第2図で示す矢印B−B方向のセレ
クト操作可能に球面支持されている。また、シフ
トレバーリテーナ1の上面にはキヤツプ3が三本
のボルト4によつて固定されており、このキヤツ
プ3によつてシフトレバー5における球部6の上
部外周面が拘束されている。
上記シフトレバー5における球部6の片側外周
には、このシフトレバー5を第3図で示す矢印A
−A方向へシフト操作したときの回動軸であるシ
フト操作軸a−a(第2図参照)の軸上において
係止突起7が一体に形成されている。一方、シフ
トレバーリテーナ1において上記係止突起7と反
対側の上縁部には切込み状の係止部8が形成され
ている(特に第3図参照)。
上記シフトレバー5における球部6の係止突起
7と、シフトレバーリテーナ1の係止部8との間
には、線形スプリングを用いて第4図で示す形状
に曲げ形成されたセレクトリターンスプリング1
0が、シフトレバーリテーナ1の外形に沿つて配
設されている。つまり、このセレクトリターンス
プリング10は中間バー部10aとその両端にお
いて直角に曲げ形成されたアーム部10b,10
cとから構成されており、この中間バー部10a
はその弾性による適当な撓み特性と、両アーム部
10b,10cに対して第4図で示す矢印方向へ
の付勢力をもたせる捩れ特性とを備えている。そ
して、セレクトリターンスプリング10における
一方のアーム部10bは、上記球部6の係止突起
7外周に形成された環状溝7aに対し、その下面
側から上記の付勢力をもつて係止している。ま
た、他方のアーム部10c先端は中間バー部10
aと平行となるように、さらに直角に曲げられて
おり、その曲げられた部分は上記シフトレバーリ
テーナ1の係止部8に対しその上面側から同じく
上記の付勢力を持つて係止している。
なお、上記シフトレバーリテーナ1の両側部に
はホルダー12がそれぞれ固定されており、これ
らの各ホルダー12は第3図から明らかなよう
に、セレクトリターンスプリング10を正規の状
態に位置決めし、後述するセレクト操作時におい
てこのセレクトリターンスプリング10に“ず
れ”が生じないように保持している。
上記のように構成したセレクトリターン装置に
おいて、シフトレバー5を第2図の矢印B−B方
向へセレクト操作すると、その球部6に形成され
ている前記の係止突起7が第2図の上下方向に変
位し、この変位がセレクトリターンスプリング1
0の一方のアーム部10bを通じて中間バー部1
0aに弾性的な撓みを生じさせる。この中間バー
部10aの弾性的撓みによつて上記係止突起7を
通じてシフトレバー5にはセレクト操作に対する
復元力、つまりセレクトリターン力が付与され
る。
また、シフトレバー5を第2図で示すシフト操
作軸a−aを回動軸心として第3図の矢印A−A
方向にシフト操作した場合、上記セレクトリター
ンスプリング10のアーム部10bが係止してい
るシフトレバー5の係止突起7は、上記シフト操
作軸a−a上に位置しているため、このときのセ
レクトリターンスプリング10は弾性変形を生じ
ない。したがつて、このセレクトリターンスプリ
ング10はシフトレバー5のシフト操作に対して
は何等障害とならない。
(考案の効果) 以上のように本考案は、シフトレバーにおける
球部の片側外周においてこのシフトレバーのシフ
ト操作軸上に係止突起を形成するとともに、この
係止突起と反対側のシフトレバーリテーナの一部
に係止部を形成し、これら係止突起と係止部との
間にかけてセレクトリターンスプリングをシフト
レバーリテーナの外形に沿わせて配置し、しかも
このセレクトリターンスプリングの両端にそれぞ
れ形成したアーム部を上記の係止突起及び係止部
に対し、シフトレバーのセレクト操作方向に関し
て互いに逆方向の付勢力を発揮するようにそれぞ
れ係止させたことにより、単一のセレクトリター
ンスプリングを特殊な取付部材等を利用すること
なく、しかもシフトレバーリテーナの外形回りの
僅かなスペースを利用して組付けることができ、
リターンスプリングによるシフトレバー支持回り
のスペースの犠牲を避け、もつて装置全体をコン
パクトに納めることができるとともに、セレクト
リターンスプリングの組付作業も簡単となり、さ
らにセレクトリターンスプリングの存在がシフト
レバーのシフト操作には何等障害を及ぼすことが
ないといつた種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はセレク
トリターン装置を含むシフトレバー支持構造の平
面図、第2図は第1図の−線断面図、第3図
は同じく第1図の右側面図、第4図はセレクトリ
ターンスプリング単体を拡大して表わした外観斜
視図である。 1……シフトレバーリテーナ、5……シフトレ
バー、6……球部、7……球部の係止突起、8…
…シフトレバーリテーナの係止部、10……セレ
クトリターンスプリング、10b,10c……セ
レクトリターンスプリングの各アーム部、a−a
……シフト操作軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトレバーリテーナに対してシフトレバーの
    球部がシフトアンドセレクト操作可能に球面支持
    されている形式の変速操作機構において、前記シ
    フトレバーの球部の片側外周にはこのシフトレバ
    ーのシフト操作軸上においてスプリング用の係止
    突起を形成するとともに、この係止突起と反対側
    のシフトレバーリテーナの一部にはスプリング用
    の係止部を形成し、これら係止突起と係止部との
    間にかけて線形のセレクトリターンスプリングを
    前記シフトレバーリテーナの外形に沿わせて配設
    し、このセレクトリターンスプリングの両端には
    前記の係止突起及び係止部に対し、シフトレバー
    のセレクト操作方向に関して互いに逆方向の付勢
    力を発揮するようにそれぞれ係止するアーム部を
    形成したことを特徴とする変速操作機構のセレク
    トリターン装置。
JP4004285U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH0121373Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004285U JPH0121373Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4004285U JPH0121373Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155919U JPS61155919U (ja) 1986-09-27
JPH0121373Y2 true JPH0121373Y2 (ja) 1989-06-26

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JP4004285U Expired JPH0121373Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61155919U (ja) 1986-09-27

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