JPH05287836A - 換気煙突の固定構造 - Google Patents

換気煙突の固定構造

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JPH05287836A
JPH05287836A JP8351392A JP8351392A JPH05287836A JP H05287836 A JPH05287836 A JP H05287836A JP 8351392 A JP8351392 A JP 8351392A JP 8351392 A JP8351392 A JP 8351392A JP H05287836 A JPH05287836 A JP H05287836A
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JP
Japan
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chimney
pair
roof panel
roof
fixed
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Withdrawn
Application number
JP8351392A
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English (en)
Inventor
Masayasu Kawachi
正安 河内
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】施工性および強度を向上させる。 【構成】対向する一対の屋根パネル枠1aが配置された
屋根の棟に換気煙突2を固定した換気煙突2の固定構造
において、換気煙突2の対向する内面に一対の煙突側金
物9を取付けるとともに、これらの煙突側金物9に、中
間部が屋根パネル枠1aの間に介在し得る一対のコ字形
固定金物30の両端部を揺動自在に取付け、これらのコ
字形固定金物30の中間部と屋根パネル枠1aをボルト
止めしたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋根の棟に設置した
換気煙突の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の換気煙突の固定構造を示し
ている。50は煙突パネルで、その内面の下端が架台5
1で枠組される。この架台51を屋根52に載せて、釘
53またはL形金具54を介してビス55で固定してい
た。なお、煙突を確実に固定するため、L形金具54を
各面に2つずつ配設するか、または約18個所を釘53
で固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、L形金
具54の屋根52に対する位置決めが困難であるととも
に、屋根52のような高所での釘打ちまたはビス止め作
業は容易でなく、また上記のように固定個所が多数ある
ため、施工性が悪くなるという問題点があった。そこ
で、図8および図9に示すように、一対の屋根パネル枠
56,56に係止させて換気煙突を固定する固定金物5
7が提案された。この固定金物57は、架台58の対向
する内面に固定した固定部59と、固定部59にボルト
止めされ両端に立ち上げ部60a,60aを有する係止
片60とからなる。施工時には、係止片60を屋根パネ
ル枠56,56の間に形成された開口部62に挿入して
回動させ、その立ち上げ部60a,60aが屋根パネル
枠56,56に係止するようにボルト61を締め付け
る。この提案例では、開口部62により固定金物57の
取付位置が位置決めされ、かつボルト61を締め付ける
だけの作業でよいので、施工性は向上する。しかしなが
ら、固定金物57と屋根パネル枠56が摩擦力によって
固定される構造であるため、ボルト締めの程度によって
強度のばらつきが大きくなるという問題点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、施工性が
向上するとともに強度が高い換気煙突の固定構造を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の換気煙突の固
定構造は、対向する一対の屋根パネル枠が配置された屋
根の棟に換気煙突を通気可能に固定した換気煙突の固定
構造において、前記換気煙突の対向する内面に一対の煙
突側金物を取付けるとともに、これらの煙突側金物に、
中間部が前記屋根パネル枠の間に介在し得る一対のコ字
形固定金物の両端部を揺動自在に取付け、これらのコ字
形固定金物の中間部と前記屋根パネル枠をボルト止めし
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、換気煙突の屋根に対
する位置決めが、一対のコ字形固定金物を一対の屋根パ
ネル枠の間に挿入することにより容易に行える。この場
合、屋根パネル枠の取付面に対応するように、一対のコ
字形固定金物を揺動させることができる。また、コ字形
固定金物と屋根パネル枠をボルト止めしたことにより強
度が高くなり、換気煙突が屋根に対して確実に固定され
る。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例の換気煙突の固定構造を
図1ないし図4に基づいて説明する。1は屋根パネル
で、その開口した棟Aに換気煙突2が設けてある。換気
煙突2は、下面が開口した箱形の煙突パネル3で外殻が
形成される。この煙突パネル3を構成する対向する側面
材5,5、フィン13を取付けた前面材11および後面
材12の内面の下端は、架台22で枠組みされる。この
架台22の側面材5,5側に配置される部分の内面には
一対の煙突側金物9,9が取付けてあり、これらの間に
一対のコ字形固定金物30,30が揺動自在に装着して
ある(図3および図4)。
【0008】すなわち、煙突側金物9は、架台22の内
面にビス等の固着具28…で固定したもので、下端にボ
ルト25が取付けてある。コ字形固定金物30は、中間
部が一対の屋根パネル枠1a,1aの間に介在し得るよ
うに、両端部を対向する煙突側金物9,9のボルト2
5,25に揺動自在に取付けている。また、上記中間部
には長孔状の複数のボルト挿通穴26…が設けてある。
また、ボルト挿通穴26を長孔状としたのは、図4に示
すように、取付状態において一対のコ字形固定金物3
0,30が板厚分ずれることによって、ボルト挿通穴2
6の位置のずれを吸収するためである。
【0009】なお、上記煙突パネル3は、上面に屋根パ
ネル1と同じ材質等で形成した上面材4が配され、上面
材4の上側には塩化ビニル鋼板等のカバー14が取付け
られる。また、棟A方向の両側面に配した側面材5の上
端と上面材4の端縁部との間にハット形の補助金具6を
介在させて下側通気口7を形成している。この下側通気
口7には鳥等が入らないように防鳥ネット29が貼設し
てある。また、側面材5の上縁および両側縁にアルミ等
で形成されたトリム15が取付けてある。トリム15の
上縁に配される部分は、断面形状が略コ字形で下側通気
口7および上面材4の端縁部の上面を覆うように取付け
てある。また、トリム15と上面材4の端縁部の上面と
の間にハット形の補助金具16を介在させて上側通気口
17を形成している。この上側通気口17は上記下側通
気口7と連通する。トリム15の上側通気口17が形成
されない部分は、その端縁を煙突パネル3側へ延出して
いる。また、煙突パネル3の下端と架台22との間に塩
化ビニル鋼板等の水切18を設け、この裏に瓦19を差
込んで、防水シート20、コーキング材等を併用して水
密性を保持している。
【0010】つぎに、この換気煙突の固定構造の施工手
順について説明する。まず、一対のコ字形固定金物3
0,30を、開口部8より挿入して屋根パネル枠1a,
1aのウエブに当接させる。このとき、コ字形固定金物
30が揺動自在であるため、ウエブの傾斜になじませる
ことができる。これにより、架台22が棟Aの開口部8
に位置決めされる。この位置決めは棟Aに対して垂直方
向の位置決めであるが、棟A方向の位置決めは煙突側金
物9が開口部8の端縁に当接することによりなされる。
そして、コ字形固定金物30の中間部と屋根パネル枠1
aを、ボルト挿通穴26を利用してボルト止めし、架台
22を固定する。この場合、屋根パネル枠1aのボルト
取付位置に応じて複数のボルト挿通穴12…のうちの適
当な穴12を用いて固定する。この後、水切り18等の
取付により防水処理を行い、煙突パネル3を取付ける。
なお、架台22を固定する前に防水処理を行ってもよ
い。
【0011】この実施例では、一対のコ字形固定金物3
0,30により、架台22延いては換気煙突2の屋根に
対する位置決めが容易に行える。また、コ字形固定金物
30は揺動自在であるため、屋根パネル枠1aのウエブ
の傾斜に対応させることができる。さらに、コ字形固定
金物30と屋根パネル枠1aをボルト止めしたことによ
り、換気煙突2が確実に固定される。また、複数のボル
ト挿通穴12…を設けているので、屋根パネル枠1aに
よらず、一種類のコ字形固定金物30で対応できる。
【0012】また、図5および図6に示すように、煙突
側金物9に一対の位置決め片10,10を外向きに突設
してもよい。これら一対の位置決め片10,10は、一
対の屋根パネル枠1a,1aのウエブの間に介在して位
置決めされるように逆ハの字形に設定してある。コ字形
固定金物30は同様の形状である。施工時には、コ字形
固定金物30とともに位置決め片10を屋根パネル枠1
aにボルト止めする。この実施例においても同様の効果
が得られる。
【0013】なお、換気構造は、上記の構成に限定され
ず、例えば上面の中央部および両側面を開口させた筒体
を煙突パネル3に貫設する構成でもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明の換気煙突の固定構造によれ
ば、換気煙突の屋根に対する位置決めが、一対のコ字形
固定金物を一対の屋根パネル枠の間に挿入することによ
り容易に行える。この場合、屋根パネル枠の取付面に対
応するように、一対のコ字形固定金物を揺動させること
ができる。また、コ字形固定金物と屋根パネル枠をボル
ト止めしたことにより強度が高くなり、換気煙突が屋根
に対して確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の断面側面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】その要部斜視図である。
【図4】その平面図である。
【図5】別の実施例の要部斜視図である。
【図6】その平面図である。
【図7】従来例の要部断面図である。
【図8】提案例の要部断面図である。
【図9】その固定金物の斜視図である。
【符号の説明】
1a 屋根パネル枠 2 換気煙突 9 煙突側金物 30 コ字形固定金物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の屋根パネル枠が配置され
    た屋根の棟に換気煙突を通気可能に固定した換気煙突の
    固定構造において、 前記換気煙突の対向する内面に一対の煙突側金物を取付
    けるとともに、これらの煙突側金物に、中間部が前記屋
    根パネル枠の間に介在し得る一対のコ字形固定金物の両
    端部を揺動自在に取付け、これらのコ字形固定金物の中
    間部と前記屋根パネル枠をボルト止めしたことを特徴と
    する換気煙突の固定構造。
JP8351392A 1992-04-06 1992-04-06 換気煙突の固定構造 Withdrawn JPH05287836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8351392A JPH05287836A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 換気煙突の固定構造

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JP8351392A JPH05287836A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 換気煙突の固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05287836A true JPH05287836A (ja) 1993-11-02

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ID=13804571

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8351392A Withdrawn JPH05287836A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 換気煙突の固定構造

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JP (1) JPH05287836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08296310A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Natl House Ind Co Ltd 換気煙突

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08296310A (ja) * 1995-04-26 1996-11-12 Natl House Ind Co Ltd 換気煙突

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Effective date: 19990608