JPH05287055A - 光硬化性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性エポキシ樹脂組成物

Info

Publication number
JPH05287055A
JPH05287055A JP11697992A JP11697992A JPH05287055A JP H05287055 A JPH05287055 A JP H05287055A JP 11697992 A JP11697992 A JP 11697992A JP 11697992 A JP11697992 A JP 11697992A JP H05287055 A JPH05287055 A JP H05287055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
polyester
epoxy resin
epoxy
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11697992A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Tani
昭二 谷
Harutomo Nomoto
春朝 野本
Tomio Nobe
富夫 野辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Chemical Co Ltd
Original Assignee
New Japan Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Chemical Co Ltd filed Critical New Japan Chemical Co Ltd
Priority to JP11697992A priority Critical patent/JPH05287055A/ja
Publication of JPH05287055A publication Critical patent/JPH05287055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光硬化特性に優れたエポキシ樹脂組成物を提
供する。 【構成】エポキシシクロヘキサン基を分子中に3個以上
含み、数平均分子量が700〜10,000である脂環
型エポキシ化ポリエステルと光反応開始剤とを含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光硬化性エポキシ樹脂組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紫外線、電子線により樹脂を硬化
する方法が各種の分野で用いられている。例えば、ウレ
タン(メタ)アクリレートとアクリレートモノマーを含
有する樹脂組成物(特開昭57-172915号)やエポキシ
(メタ)アクリレートを使用したもの(特開昭62-33365
1号)、エポキシ樹脂とカチオン重合触媒に関するもの
(特開昭59-49226号)等が報告されている。
【0003】アクリル系樹脂からは優れた特性を有する
硬化物が得られるものの、このものはラジカル重合反応
で硬化するために空気中の酸素により重合阻害を受け、
表面硬化性が悪い等の問題があり、不活性雰囲気中で紫
外線照射を行う必要があった。
【0004】カチオン重合性のエポキシ樹脂は、空気中
の酸素による重合阻害がほとんど無く[Technical Repo
rt No.29「感光性樹脂の実際技術」、第30頁、シーエム
シー(1982)]、空気中でも光硬化が可能という長所を
有しているにも拘らず、光硬化性樹脂としての利用はラ
ジカル重合性の不飽和ポリエステルやアクリル樹脂に比
較して少ない。その理由は、光硬化速度が遅い点にあ
り、特にグリシジルエーテル型のビスフェノールA系エ
ポキシ樹脂ではその傾向が顕著である。
【0005】エポキシ樹脂としては、グリシジルエーテ
ル型の他、グリシジルエステル型、脂環型、ヒダントイ
ン型等のエポキシ樹脂が知られており、中でも脂環型エ
ポキシ樹脂は常温下のカチオン重合性に優れている。し
かしながら、工業的に入手可能な脂環型エポキシ樹脂は
その種類が少なく、又、分子量も小さいものしか入手で
きず、特に1分子中にエポキシ基が3個以上含まれる脂
環型エポキシ樹脂は皆無である。更には、工業的に入手
可能な脂環型エポキシ樹脂から得られる光硬化物は脆
く、基盤等への密着性に欠けるという欠点を有してい
る。このことが、光硬化性エポキシ樹脂分野の拡充には
大きな障害となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光硬化性、
付着性、耐衝撃性、耐屈曲性等に優れ、分子量の調節が
任意にできるエポキシ化ポリエステルを主要な樹脂成分
とする光硬化性エポキシ樹脂組成物を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討の結果、特定の構造を有し、特定
の分子量を有する脂環型エポキシ化ポリエステル樹脂が
優れた光反応性、付着性、耐衝撃性、耐屈曲性を併せ持
つことを見いだし、かかる知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
【0008】即ち、本発明に係る光硬化性エポキシ樹脂
組成物は、一般式(1)で表される二官能性基の1種又
は2種以上を分子内に3個以上含み、かつ数平均分子量
が約700〜約10,000である脂環型エポキシ化ポ
リエステル(以下「本エポキシポリエステル」という)
と光反応開始剤とを含むことを特徴とする。
【化2】 [式中、R1、R2は、同一又は異なって、水素原子又は
炭素数1〜5のアルキル基又はエンドメチレン基を表
す。]
【0009】本エポキシポリエステル中に含まれるエポ
キシシクロヘキサン基の数は、1分子内に3個以上であ
り、好ましくは3〜50個、より好ましい範囲は3〜3
0個の範囲である。3個未満では、このものを光硬化性
樹脂を構成する成分として適用した場合、その硬化性が
不十分である。
【0010】本エポキシポリエステルの分子量は、約7
00〜約10,000、好ましくは約1,000〜約5,
000程度である。700未満では光硬化性は良好であ
るが、得られる硬化物は脆く、可撓性が充分ではない。
一方、10,000を越える場合には調製される樹脂組
成物の粘度が高く、溶剤への溶解性が低下し、作業性が
低下する。
【0011】又、本エポキシポリエステルのオキシラン
酸素濃度は、0.5〜8重量%程度であることが好まし
い。
【0012】本エポキシポリエステルは、一般式(2)
で表される二官能性基(以下「シクロヘキセン基」とい
う。)の1種又は2種以上を分子内に3個以上含み、数
平均分子量が約700〜約10,000のポリエステル
(以下「本ポリエステル」という。)を過酸化水素又は
過酢酸を用いてエポキシ化することにより、工業的に製
造することができる。
【化3】 [式中、R1、R2は、一般式(1)と同じである。]
【0013】本ポリエステルは、シクロヘキセン基を有
する二塩基酸又はその酸無水物(以下「主酸成分」とい
う。)と多価アルコールとのポリエステル化で得られ
る。
【0014】主酸成分としては、一般式(3)で表され
る脂環式二塩基酸及びそれらの酸無水物が挙げられ、具
体的にはΔ4−テトラヒドロフタル酸、3−メチル−Δ4
−テトラヒドロフタル酸、4−メチル−Δ4−テトラヒ
ドロフタル酸、Δ4−ナジック酸、メチル−Δ4−ナジッ
ク酸及びそれらの酸無水物等が例示される。
【化4】 [式中、R1、R2は、一般式(1)と同じである。]
【0015】多価アルコールとしては、炭素数2〜55
の二価アルコール又は炭素数3〜24の三価以上のアル
コールが挙げられる。
【0016】かかる二価のアルコールとしては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリ
エチレグリコール、プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、キシリレングリコール、ビスフェ
ノールA、水素化ビスフェノールA、ビスフェノールA
のエチレンオキシド付加物、水素化ビスフェノールAの
エチレンオキシド付加物、ビスフェノールF等が例示さ
れる。
【0017】三価以上のアルコールとしては、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリット、ジペンタエリスリット、ソルビッ
ト、フェノールとホルマリンの低縮合物、クレゾールと
ホルマリンの低縮合物等が例示される。
【0018】又、硬化物の物性を向上させるために他の
二塩基酸、三価以上の多塩基酸及びその酸無水物(以下
「副酸成分」という。)を併用してポリエステル化する
ことも可能であり、更には分子末端の水酸基やカルボン
酸基を封止するために一価の有機酸や一価のアルコール
を併用してポリエステル化することも可能である。
【0019】副酸成分としては、以下の芳香族多価カル
ボン酸及びそれらの酸無水物、並びに脂肪族多価カルボ
ン酸及び脂環式多価カルボン酸及びそれらの酸無水物が
例示され、特に耐候性を重視する用途では飽和脂肪族多
価カルボン酸及び脂環式多価カルボン酸及びそれらの酸
無水物が好ましい。
【0020】かかる芳香族多価カルボン酸は、例えば、
一般式(4)又は(5)で表される。
【化5】 [式中、mは2〜4の整数である。]
【化6】 [式中、l、pは同一又は異なって1〜2の整数であ
り、Xは直接結合するか又は−O−、−S−、−SO
−、−SO2−CH2−、−C(CH32−、−CO
−で表される基を示す。]
【0021】具体的な化合物としては、フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、ピロメリッ
ト酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ベンゾフェノ
ンジカルボン酸、ジフェニルスルホンテトラカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ビフェニルテト
ラカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、ジフェニルエ
ーテルテトラカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)スルホキ
サイド、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
プロパン及びそれらの酸無水物等が例示される。
【0022】脂肪族及び脂環族多価カルボン酸は、例え
ば、一般式(6)で表される。
【化7】 [式中、nは2〜4の整数、R3は炭素数1〜10のア
ルキル基、水酸基、ハロゲン原子を有していても良い、
炭素数1〜36の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素残基
又は炭素数4〜30の飽和の脂環式炭化水素残基を表
す。]
【0023】具体的な化合物としては、マレイン酸、フ
マル酸、マロン酸、コハク酸、ドデセニルコハク酸、グ
ルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、ブラシル酸、ドデカン二酸、ク
エン酸、イソクエン酸、アコニット酸、酒石酸、ヘキサ
ヒドロフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸、シクロ
ヘキサンテトラカルボン酸、トリカルボキシシクロペン
チル酢酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、シクロブ
タンテトラカルボン酸、3,5,6−トリカルボキシノル
ボルナン−2−酢酸無水物、ヘット酸、テトラブロモフ
タル酸、トリカルバリル酸、ブタンテトラカルボン酸、
及びそれらの酸無水物等が例示される。
【0024】一価のアルコールとしては、炭素数1〜2
4のアルコールが例示され、具体例としてはブタノー
ル、ヘキサノール、2−エチルヘキサノール、オクタノ
ール、デカノール、イソデカノール、ラウリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ス
テアリルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられ
る。
【0025】一価の有機酸としては、炭素数1〜24の
カルボン酸が例示され、具体例としてはカプロン酸、カ
プリル酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、リノール酸等が挙げられる。
【0026】必須の構成成分である主酸成分(a)と多
価アルコール(d)、及び必要に応じて併用される副酸
成分(b)、一価の有機酸(c)又は一価のアルコール
(e)の代表的な配合比(モル基準)は、以下のとおり
である。(b)、(c)、(e)の各成分を併用するこ
とにより、生成したエポキシ基に対する水、触媒、助触
媒の付加等の副反応を抑え、更に後処理の水洗工程での
水の分離性が低下する等の問題を回避することができ
る。このことは、特に水酸基を有するエポキシ化ポリエ
ステルにおいて重要である。 (a):(b)=100:0〜40:60 [(a)+(b)]:(c)=100:0〜30:70
(好ましくは100:0 〜50:50) (d):(e)=100:0〜20:80(好ましくは
100:0〜40:60) (a):(b)が40:60より低下すると分子中のエ
ポキシシクロヘキサン基の数が低下するため、エポキシ
樹脂の成分として適用したときに性能が低下し問題とな
る。
【0027】一方、成分(a)、(b)及び(c)に含
まれるカルボキシル基に対する成分(b)、(d)及び
(e)に含まれる水酸基は、0.8〜1.5倍当量、好ま
しくは0.9〜1.4倍当量である。
【0028】本エポキシポリエステルは、単独で用いる
ことができるが、他のエポキシ化合物と併用することも
できる。このとき、本ポリエステルの配合比率は、10
重量%以上であることが好ましい。
【0029】かかる他のエポキシ化合物としては、ビス
フェノールAジグリシジルエーテル、ビスフェノールF
ジグリシジルエーテル等のビスフェノール型のエポキシ
樹脂、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3’,
4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート等の脂
環型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ネオ酸
グリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸やテトラヒ
ドロフタル酸のジグリシジルエステル等のグリシジルエ
ステル型エポキシ樹脂、水素化ビスフェノールAや水素
化ビスフェノールF等のジグリシジルエーテル型エポキ
シ樹脂、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ビスフ
ェノールAのアルキレンオキサイド付加アルコール類、
ポリプロピレングリコール類等のアルコール類から得ら
れるグリシジルエーテル類等が例示される。
【0030】本発明に使用される光反応開始剤として
は、従来公知の化合物が適用できる。例えば、芳香族ジ
アゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニ
ウム塩、芳香族セレニウム塩及び有機金属系化合物等が
挙げられ、それらの対イオンにはPF6 -、AsF6 -、Sb
6 -、BF4 -等のアニオンが用いられる。
【0031】より具体的には、p−クロロベンゼンジア
ゾニウムヘキサフルオロフォスフェート、p−メトキシ
ベンゼンジアゾニウムヘキサフルオロフォスフェイト、
2,5−ジエトキシ−4−トルイルチオベンゼンジアゾニウ
ムヘキサフルオロフォスフェイト等の芳香族ジアゾニウ
ム塩、
【0032】ジフェニルヨ−ドニウムヘキサフルオロフ
ォスフェート、4,4−ジ−t−ブチルフェニルヨードニウ
ムヘキサフルオロフォスフェート等の芳香族ヨードニウ
ム塩、
【0033】トリフェニルスルホニウムヘキサフルオロ
フォスフェート、ビス−〔4−(ジフェニルスルホニ
オ)フェニル〕スルフィド−ビス−ヘキサフルオロフォ
スフェイト等の芳香族スルホニウム塩、
【0034】トリフェニルセレニウムヘキサフルオロフ
ォスフェート等の芳香族セレニウム塩が例示される。
【0035】有機金属系化合物では、メタロセン化合
物、シラノール/アルミニウム錯体複合開始剤等が例示
される。より具体的には、(η6−ベンゼン)(η5−シ
クロペンタジエニル)鉄(II)ヘキサフルオロフォス
フェイト、(η6−イソプロピルベンゼン)(η5−シク
ロペンタジエニル)鉄(II)ヘキサフルオロフォスフ
ェイト、o−ニトロベンジルシリルエーテル或いはトリ
フェニルシリル−tert−ブチルペルオキシドとアルミニ
ウム錯体を組み合わせたものが例示される。
【0036】上記アルミニウム錯体としては、トリス
(エチルアセトアセタト)アルミニウム、トリス(サリ
チルアルデヒダト)アルミニウム、トリス(アセトアセ
タト)アルミニウム、トリス(2,6−ジメチル−3,5
−ヘプタンジオナト)アルミニウム等が例示される。
【0037】光反応開始剤は、脂環型エポキシ化ポリエ
ステル100重量部に対し、通常、0.01〜10重量
部、好ましくは0.1〜5重量部程度配合される。0.0
1重量部未満では硬化性が低下し、10重量部を越えて
配合した場合には得られる硬化物の耐水性が低下するた
め、いずれも場合も好ましくない。。
【0038】本発明に係る樹脂組成物に対し、チオキサ
ントン、2−クロルチオキサントン、2,4−ジイソプ
ロピルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、アントラセン、ベンゾフェノン、アセトフェノン、
ペリノン・ペリレン類、アクリジンオレンジR、ベンゾ
フラビン等の光増感剤、トリエチルアミン、トリエタノ
ールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、トリフェ
ニルフォスフィン、β−チオジグリコール等の光増感促
進剤、カチオン性熱重合開始剤、充填剤、増粘剤、可塑
剤、安定剤、粘着付与剤、溶剤、体質顔料(タルク、シ
リカ、硫酸バリウム等)、着色剤、チキソトロピー剤、
レベリング剤、消泡剤等を含有させることは差し支えな
い。
【0039】本発明の樹脂組成物は、その構成成分を従
来公知の装置を用いて攪拌、混合することにより調製さ
れ、暗所に保存される。
【0040】本発明に係る樹脂組成物の硬化には、水銀
ランプ、キセノンランプ、カーボンアーク、メタルハラ
イドランプ、太陽光、電子線、レーザー光等を照射源と
して使用することができる。
【0041】本発明に係る光硬化性エポキシ樹脂組成物
は、塗料、接着剤、印刷インキ、フォトレジスト、封止
剤、刷版材等の光硬化性樹脂素材として有用である。
【0042】
【実施例】以下に実施例を掲げて、本発明を詳しく説明
する。尚、各製造例における目的物の数平均分子量(M
n)は、液体クロマトグラフィーにより求めた測定結果
を解析し、ポリスチレン換算により表したものである。
【0043】又、1分子中に含まれるシクロヘキセン基
の数(X)及びエポキシシクロヘキサン基の数(Z)
は、次式に従って算出した。
【数1】
【数2】 上記の各式における記号は、以下のとおりである。 IV[PE] :ポリエステルのヨウ素価 IV[THPA]:テトラヒドロ無水フタル酸類のヨウ
素価 Mn[PE] :ポリエステルの数平均分子量 Mn[EPE] :エポキシ化ポリエステルの数平均分
子量 Mw[THPA]:テトラヒドロ無水フタル酸類の分子
量 OX−OX :オキシラン酸素含有量(重量%)
【0044】光硬化方法:所定のエポキシ樹脂組成物1
00重量部に対し、光反応開始剤を所定量溶解し(必要
に応じてアセトン等の溶剤を使用する。)、150×50×
0.3mmの標準試験板(JIS G-3303(SPTE))に15μmの厚さ
に塗布し(必要に応じて塗膜を乾燥する。)、紫外線硬
化用照射器(UE011-227-01、アイグラフィックス社製)
を用い、高圧水銀ランプ(1kW/12.5cm)で15cmの照射距
離で1分間照射した。
【0045】耐溶剤性:上記の硬化試験板をクロロフォ
ルムに24時間浸漬後の外観により以下の基準で判断す
る。 ○ 異常なし × 溶解・膨潤
【0046】付着性(碁盤目テープ法):JIS K 5400に
準じた。試験片上の塗膜を貫通して、素地面に達する切
り傷を碁盤目上に(1×1mm角、100個)につけ、この
碁盤目の上に、粘着テープをはり、剥した後の塗膜の付
着状態を目視によって観察する。
【0047】耐衝撃性(衝撃変形試験):JIS K 5400に
準じた。塗膜の表面に半径6.35mmの球体が衝撃し、衝撃
的変形を生じた時の衝撃抵抗性を、割れ、剥がれができ
るかどうかで調べる。質量500gの落体の落下距離によ
り評価する。
【0048】耐屈曲性:JIS K 5400に準じた。塗膜を外
にして試験片を折り曲げ、この時に生じる塗膜の上面と
下面との伸び率の差によるわれの抵抗性を調べる。折り
曲げの直径の小さい方が伸び率の差は大きい。
【0049】鉛筆引っかき試験 :JIS K 5400に準じ
た。塗膜の引っかき抵抗性を、鉛筆の芯の硬さを変えた
時の塗膜の破れで調べる。
【0050】各例において用いた光反応開始剤は以下の
とおりである。 光反応開始剤1:トリフェニルスルホニウムヘキサフル
オロフォスフェート 光反応開始剤2:(η6−ベンゼン)(η5−シクロペン
タジエニル)鉄(II)ヘキサフルオロフォスフェイト
【0051】各例において適用したエポキシ樹脂は、以
下のとおりである。 エポキシ樹脂1:3,4−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−3’,4’−エポキシシクロヘキサンカルボキシレ
ート エポキシ樹脂2:水素化ビスフェノールA・ジグリシジ
ルエーテル エポキシ樹脂3:ビスフェノールA・ジグリシジルエー
テル
【0052】製造例1 攪拌機、温度計、冷却管及びガス導入管を備えた3リッ
トルの4ツ口フラスコにΔ4−テトラヒドロフタル酸無
水物(以下「THPA」と略記する。)608g(4モ
ル)、1,4−ブタンジオール270g(3モル)、2
−エチルヘキサノール286g(2.2モル)、酸化第
一錫0.6g及びキシレン35gを仕込み、160から
220℃までキシレンの共沸脱水下に昇温し、常圧で窒
素ガスを通気しながら10時間反応した。次に、キシレ
ンで希釈後、水酸化ナトリウムで中和し、濾過した。濾
液からキシレンを留去し、酸価0.5、水酸基価10.
0、ヨウ素価91.5、Mn1,200、X4.4個のポ
リエステル(以下「ポリエステルA」という。)を得
た。
【0053】ポリエステルA100gをキシレン50g
に溶解し、65℃に昇温後、酢酸5g、アンバーリスト
15(カチオン交換型イオン交換樹脂;ローム・アンド
・ハース・ジャパン社製)1.9gを攪拌下添加し、6
0%過酸化水素水溶液36.8g[対応するシクロヘキ
セン基に対するモル%(A)=180モル%]を滴下し
た後、65℃で6時間保持してエポキシ化を行った。反
応粗物を水洗後、キシレンと水を留去して高粘度液状の
エポキシ化ポリエステル(オキシラン酸素4.7重量
%、ヨウ素価1.8、Mn1,300、Z3.9個、以下
「エポキシポリエステル1」という。)を得た。このも
のを赤外分光分析したところ、1730cm-1にエステル
基の、更に860cm-1と780cm-1にエポキシ基の特性
吸収が検知された。
【0054】製造例2 ポリエステルA100gをキシレン50gに溶解し、6
5℃に昇温後、酢酸5g、リン酸1gを攪拌下添加し、
60%過酸化水素水溶液40.8g(A=200モル
%)を滴下した後、65℃で6時間保持してエポキシ化
を行った。以下、製造例1と同様にして高粘度液状のエ
ポキシ化ポリエステル(オキシラン酸素5.0重量%、
Mn1,300、Z4.1個、以下「エポキシポリエステ
ル2」という。)を得た。このものを赤外分光分析結果
は、エポキシポリエステル1と同様であった。
【0055】製造例3 製造例1と同様の装置にTHPA532g(3.5モ
ル)、イソフタル酸249g(1.5モル)、トリメチ
ロールプロパン269g(2モル)、1,4−ブタンジ
オール450g(5モル)、2−エチルヘキサン酸36
0g(2.5モル)、酸化第一錫0.9g及びキシレン5
6gを仕込み、製造例1と同様の条件下で7時間反応し
た。以下、製造例1と同様にして、酸価1.2、水酸基
価60.0、ヨウ素価57.0、Mn2,000、X4.5
個のポリエステル(以下「ポリエステルB」という。)
を得た。
【0056】ポリエステルBを用いる他は、製造例1と
同様にして高粘度液状のエポキシ化ポリエステル(オキ
シラン酸素2.1重量%、Mn2,400、Z3.1個、
以下「エポキシポリエステル3」という。)を得た。こ
のものを赤外分光分析結果は、エポキシポリエステル1
と同様であった。
【0057】製造例4 製造例1と同様の装置にTHPA608g(4モル)、
アジピン酸146g(1モル)、トリメチロールプロパ
ン269g(2モル)、1,6−ヘキサンジオール11
8g(1モル)、エチレングリコール62g(1モ
ル)、2−エチルヘキサノール390g(3モル)、酸
化亜鉛1.6g及びキシレン48gを仕込み、製造例1
と同様の条件下で7時間反応をした。次いで製造例1と
同様にして、酸価0.6、水酸基価73.5、ヨウ素価6
8.5、Mn1,600、X4.3個のポリエステル(以
下「ポリエステルC」という。)を得た。
【0058】ポリエステルCを用いる他は製造例1と同
様にして高粘度液状のエポキシ化ポリエステル(オキシ
ラン酸素3.1重量%、Mn1,800、Z3.4個、以
下「エポキシポリエステル4」という。)を得た。この
ものを赤外分光分析結果は、エポキシポリエステル1と
同様であった。
【0059】製造例5 ポリエステルCを用いる他は製造例2と同様にして高粘
度液状のエポキシ化ポリエステル(オキシラン酸素3.
4重量%、Mn1,700、Z3.6個、以下「エポキシ
ポリエステル5」という。)を得た。このものを赤外分
光分析結果は、エポキシポリエステル1と同様であっ
た。
【0060】製造例6 製造例1と同様の装置にTHPA608g(4モル)、
トリメチロールプロパン135g(1モル)、1,4−
ブタンジオール180g(2モル)、2−エチルヘキサ
ノール195g(1.5モル)、酸化亜鉛1.1g及びキ
シレン34gを仕込み、製造例1と同様の条件下で12
時間反応した。以下、製造例1と同様にして、酸価6.
4、水酸基価10.2、ヨウ素価99.9、Mn2,60
0、X10.2個のポリエステル(以下「ポリエステル
D」という。)を得た。
【0061】ポリエステルDを用いる他は、製造例1と
同様にして高粘度液状のエポキシ化ポリエステル(オキ
シラン酸素5.1重量%、Mn2,650、Z8.4個、
以下「エポキシポリエステル6」という。)を得た。こ
のものを赤外分光分析結果は、エポキシポリエステル1
と同様であった。
【0062】製造例7 THPAの代わりに3−メチル−Δ4−テトラヒドロ無
水フタル酸581g(3.5モル)を用いた他は製造例
3に準じて反応し、酸価5.3、水酸基価64.0、ヨウ
素価49.5、Mn2,200、X4.3個のポリエステ
ル(以下「ポリエステルE」という。)を得た。
【0063】ポリエステルEを用いる他は製造例1と同
様にして高粘度液状のエポキシ化ポリエステル(オキシ
ラン酸素2.2重量%、Mn2,600、Z3.6個、以
下「エポキシポリエステル7」という。)を得た。この
ものを赤外分光分析結果は、エポキシポリエステル1と
同様であった。
【0064】実施例1〜11 第1表に記載した組成からなるエポキシ樹脂組成物の調
製し、このものの耐溶剤性、付着性、耐屈曲性、耐衝撃
性及び硬度を評価した。得られた結果を第1表に示す。
【0065】比較例1 エポキシ樹脂1を樹脂成分として含有する組成物を調製
し、このものの特性を実施例1に準じて評価した。得ら
れた結果を第1表に示す。
【0066】比較例2 エポキシ樹脂2を樹脂成分として含有する組成物を調製
し、このものの特性を実施例1に準じて評価した。得ら
れた結果を第1表に示す。
【0067】比較例3 エポキシ樹脂3を樹脂成分として含有する組成物を調製
し、このものの特性を実施例1に準じて評価した。得ら
れた結果を第1表に示す。
【表1】
【0068】
【発明の効果】本発明に係る光硬化性エポキシ樹脂組成
物は、光硬化時に酸素の影響を全く受けずに表面から内
部まで均一に光硬化し、その硬化物性においてもグリシ
ジル型エポキシ樹脂よりも優れており、かつ光硬化前の
ポリエステル樹脂製造時に容易に分子量の調節ができ
る。このことにより、種々の光硬化性樹脂の応用分野に
使用することが可能である。
【第1表】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 かかる二価のアルコールとしては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、イソプレングリコール、ポリエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオール、2−ブチル−2−エチ
ル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオ
ール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、2−エチル−1,3
−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、キシリレングリコール、ビスフェノールA、水素
化ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレンオキ
シド付加物、水素化ビスフェノールAのエチレンオキシ
ド付加物、ビスフェノールF等が例示される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】 本発明に使用される光反応開始剤として
は、従来公知の化合物が適用できる。例えば、芳香族ジ
アゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニ
ウム塩、芳香族セレニウム塩及び有機金属系化合物等が
挙げられ、それらの対イオンにはPF 、As
、SbF 、BF 等のアニオンが用いられ
る。尚、下記の各例示化合物において、PF に代え
て上記他の対イオンを用いてなる夫々の化合物も同様に
例示される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】 光硬化方法:所定のエポキシ樹脂組成物
100重量部に対し、光反応開始剤を所定量溶解し(必
要に応じてアセトン等の溶剤を使用する。)、150×
50×0.3mmの標準試験板(JIS G−3303
(SPTE))に15μmの厚さに塗布し(必要に応じ
て塗膜を乾燥する。)、紫外線硬化用照射器(UE01
1−227−01、アイグラフィックス社製)を用い、
高圧水銀ランプ(1kw/12.5cm)で15cmの
照射距離で30秒間照射した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】 ポリエステルA100gをキシレン50
gに溶解し、65℃に昇温後、蟻酸5g、アンバーリス
ト15(カチオン交換型イオン交換樹脂;ローム・アン
ド・ハース・ジャパン社製)1.9g及び酢酸ソーダ
0.1gを撹拌下添加し、60%過酸化水素水溶液3
6.8g[対応するシクロヘキセン基に対するモル%
(A)=180モル%]を滴下した後、65℃で6時間
保持してエポキシ化を行った。反応粗物を水洗後、キシ
レンと水を留去して高粘度液状のエポキシ化ポリエステ
ル(オキシラン酸素4.7重量%、ヨウ素価1.8、M
n1,300,Z3.9個、以下「エポキシポリエステ
ル1」という。)を得た。このものを赤外分光分析した
ところ、1730cm−1にエステル基の、更に860
cm−1と780cm−1にエポキシ基の特性吸収が検
知された。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】 製造例2 ポリエステルA100gをキシレン50gに溶解し、6
5℃に昇温後、蟻酸5g、リン酸1g及び炭酸ソーダ
0.1gを撹拌下添加し、60%過酸化水素水溶液4
0.8g(A=200モル%)を滴下した後、65℃で
6時間保持してエポキシ化を行った。以下、製造例1と
同様にして高粘度液状のエポキシ化ポリエステル(オキ
シラン酸素5.0重量%、Mn1,300、Z4.1
個、以下「エポキシポリエステル2」という。)を得
た。このものを赤外分光分析結果は、エポキシポリエス
テル1と同様であった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】 実施例1〜11 第1表に記載した組成からなるエポキシ樹脂組成物調
製し、このものの耐溶剤性、付着性、耐屈曲性、耐衝撃
性及び硬度を評価した。得られた結果を第1表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される二官能性基の1
    種又は2種以上を分子内に3個以上含み、かつ数平均分
    子量が約700〜約10,000である脂環型エポキシ
    化ポリエステルと光反応開始剤とを含むことを特徴とす
    る光硬化性エポキシ樹脂組成物。 【化1】 [式中、R1、R2は、同一又は異なって、水素原子又は
    炭素数1〜5のアルキル基又はエンドメチレン基を表
    す。]
JP11697992A 1992-04-08 1992-04-08 光硬化性エポキシ樹脂組成物 Pending JPH05287055A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11697992A JPH05287055A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 光硬化性エポキシ樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11697992A JPH05287055A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 光硬化性エポキシ樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05287055A true JPH05287055A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14700492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11697992A Pending JPH05287055A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 光硬化性エポキシ樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05287055A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042766A1 (en) * 1997-03-21 1998-10-01 Lonza S.P.A. Cycloaliphatic epoxy resins
EP2163950A1 (en) 2008-09-10 2010-03-17 Xerox Corporation Toner comprising epoxidized polyester and method of manufacture

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042766A1 (en) * 1997-03-21 1998-10-01 Lonza S.P.A. Cycloaliphatic epoxy resins
EP2163950A1 (en) 2008-09-10 2010-03-17 Xerox Corporation Toner comprising epoxidized polyester and method of manufacture
US8278020B2 (en) 2008-09-10 2012-10-02 Xerox Corporation Polyester synthesis

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4828063B2 (ja) 紫外線硬化性組成物
JPS59147018A (ja) 置換された環式脂肪族モノエポキシドを含有する混合組成物及び光共重合し得る組成物
JP2004204228A (ja) 硬化性エポキシ樹脂組成物および硬化物
JP3014251B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型組成物
EP0365428A2 (en) A powder coating composition
US7906562B2 (en) Epoxy resin, epoxy resin composition containing the epoxy resin as an essential component and a cured product containing the epoxy resin as an essential component
KR101540831B1 (ko) 신규 에폭시 수지 및 그의 제조방법, 그 에폭시 수지를 필수성분으로 하는 에폭시 수지 조성물 및 그 에폭시 수지를 필수성분으로 하는 경화물
JPH0717917A (ja) 三官能性不飽和化合物及びその誘導体
JPH05287055A (ja) 光硬化性エポキシ樹脂組成物
JP2004051905A (ja) 光ファイバーコーティング用樹脂組成物及びその硬化物
JPH0632872A (ja) エポキシ樹脂組成物
EP0906941B1 (en) Weather-resistant resin composition for powder coating
JPH0885775A (ja) プレコート鋼板製造用組成物
CN113544179A (zh) 含酸基(甲基)丙烯酸酯树脂、固化性树脂组合物、固化物、绝缘材料、阻焊剂用树脂材料和抗蚀构件
JP5135659B2 (ja) エネルギー線硬化型樹脂の製造方法およびエネルギー線硬化型樹脂組成物
JP3147482B2 (ja) エポキシ化ポリエステル及びその製造方法
JPH0762064A (ja) 熱硬化性エポキシ樹脂組成物
JPS6160720A (ja) 樹脂組成物
JPH10306088A (ja) エポキシ化合物、その合成前駆体及び該化合物を含有する硬化性組成物
JPH06207126A (ja) 熱硬化性粉体塗料用樹脂組成物
JP3599837B2 (ja) 光硬化性樹脂組成物
US20050228162A1 (en) Novel polyether compound containing acid group and unsaturated group, process for producing the same, and resin composition
JPH11116855A (ja) 粉体塗料用樹脂組成物
JP2011001509A (ja) エポキシ(メタ)アクリレート樹脂、硬化性樹脂組成物およびその硬化物
EP4400525A1 (en) One component liquid epoxy resin composition