JPH05286849A - シャンプー組成物 - Google Patents
シャンプー組成物Info
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- JPH05286849A JPH05286849A JP5018830A JP1883093A JPH05286849A JP H05286849 A JPH05286849 A JP H05286849A JP 5018830 A JP5018830 A JP 5018830A JP 1883093 A JP1883093 A JP 1883093A JP H05286849 A JPH05286849 A JP H05286849A
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- shampoo composition
- composition according
- soap
- shampoo
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/60—Sugars; Derivatives thereof
- A61K8/604—Alkylpolyglycosides; Derivatives thereof, e.g. esters
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61K8/36—Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
- A61K8/361—Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
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- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/02—Preparations for cleaning the hair
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- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/59—Mixtures
- A61K2800/596—Mixtures of surface active compounds
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、優れた起泡特性を有し、かつ起泡
特性とその他の特性との全体的バランスが良好に維持さ
れているシャンプー組成物を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明による水性液状シャンプー組成物は、
(a)主要な界面活性剤成分としての少なくとも1種の
アルキルポリグリコシドと、(b)炭素鎖長C16以下、
好ましくはC8〜C12の少なくとも1種の短鎖脂肪酸石
鹸とを含有する。
特性とその他の特性との全体的バランスが良好に維持さ
れているシャンプー組成物を提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明による水性液状シャンプー組成物は、
(a)主要な界面活性剤成分としての少なくとも1種の
アルキルポリグリコシドと、(b)炭素鎖長C16以下、
好ましくはC8〜C12の少なくとも1種の短鎖脂肪酸石
鹸とを含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美容用組成物、特に複
数種の界面活性剤を組み合わせて含有させた身体または
毛髪用水性液状シャンプー組成物に係わる。
数種の界面活性剤を組み合わせて含有させた身体または
毛髪用水性液状シャンプー組成物に係わる。
【0002】
【従来の技術】シャンプー組成物の調製は、有益な特性
を少なくとも一つ、好ましくは二つ以上組み合わせて有
する組成物を互いの協力によってもたらすような成分、
特に界面活性剤成分を選択して行ない得る。シャンプー
組成物の上記有益な特性とは次のようなものである。
を少なくとも一つ、好ましくは二つ以上組み合わせて有
する組成物を互いの協力によってもたらすような成分、
特に界面活性剤成分を選択して行ない得る。シャンプー
組成物の上記有益な特性とは次のようなものである。
【0003】(a) 安定であること、即ち諸成分が化
学的不安定性(分解)及び/または物理的不安定性(沈
降/クリーミング/硬化)を有せず、また特に互いに非
適合性でないこと; (b) 十分な起泡力、特に濃密でクリーム様(cre
amy)の気泡を急速かつ容易に生成させる能力を有す
ること; (c) 組成物がヘアシャンプーである場合、滑らか
さ、柔軟性、光沢、非帯電性及び梳きやすさなどの毛髪
特性を好ましく実現するコンディショニング特性を一つ
以上有し得るか、または少なくとも上記のような毛髪特
性に悪影響を及ぼさないこと; (d) 組成物がヘアシャンプーである場合も該当する
が、特に組成物がボディーシャンプーである場合、皮膚
に対して低刺激性であり、皮膚の乾燥もしくは剥離する
性質を助長しないこと; (e) 好ましい外観を有し、例えば透明または半透明
であり得ること; (f) 天然源に由来する、容易に生物分解可能な諸成
分から成り、従って“環境に優しい”こと。
学的不安定性(分解)及び/または物理的不安定性(沈
降/クリーミング/硬化)を有せず、また特に互いに非
適合性でないこと; (b) 十分な起泡力、特に濃密でクリーム様(cre
amy)の気泡を急速かつ容易に生成させる能力を有す
ること; (c) 組成物がヘアシャンプーである場合、滑らか
さ、柔軟性、光沢、非帯電性及び梳きやすさなどの毛髪
特性を好ましく実現するコンディショニング特性を一つ
以上有し得るか、または少なくとも上記のような毛髪特
性に悪影響を及ぼさないこと; (d) 組成物がヘアシャンプーである場合も該当する
が、特に組成物がボディーシャンプーである場合、皮膚
に対して低刺激性であり、皮膚の乾燥もしくは剥離する
性質を助長しないこと; (e) 好ましい外観を有し、例えば透明または半透明
であり得ること; (f) 天然源に由来する、容易に生物分解可能な諸成
分から成り、従って“環境に優しい”こと。
【0004】ボディーシャンプー組成物及びヘアシャン
プー組成物にアルキルポリグリコシド(APG)を含有
させることは公知であり、この物質には、再生可能な原
料から取得できる生物分解可能な低刺激性の界面活性剤
であるという利点が有る。しかし、APG類は、さほど
多量でなくかつ遅い泡立ちしか惹起しない。生成する気
泡も濃密/クリーム様でないために質が低く、APGで
処理した毛髪及び皮膚の滑らかさ及び光沢などの知覚的
特性はしばしば劣っている。
プー組成物にアルキルポリグリコシド(APG)を含有
させることは公知であり、この物質には、再生可能な原
料から取得できる生物分解可能な低刺激性の界面活性剤
であるという利点が有る。しかし、APG類は、さほど
多量でなくかつ遅い泡立ちしか惹起しない。生成する気
泡も濃密/クリーム様でないために質が低く、APGで
処理した毛髪及び皮膚の滑らかさ及び光沢などの知覚的
特性はしばしば劣っている。
【0005】英国特許出願公開第2139243号に、
APGをアニオン性ポリマーと組み合わせて用いること
が開示されており、この特許出願ではアニオン性ポリマ
ーがAPGの洗浄力と、APGが生成させる気泡の低刺
激性とを改善する機能を有するとされている。
APGをアニオン性ポリマーと組み合わせて用いること
が開示されており、この特許出願ではアニオン性ポリマ
ーがAPGの洗浄力と、APGが生成させる気泡の低刺
激性とを改善する機能を有するとされている。
【0006】英国特許出願公開第976088号にはA
PGそれ自体が開示されており、また、石鹸の分散性を
高め、かつ石鹸製品の洗浄力及び生物分解性を向上させ
るべく固形石鹸にAPGを含有させることへの言及がみ
られる。
PGそれ自体が開示されており、また、石鹸の分散性を
高め、かつ石鹸製品の洗浄力及び生物分解性を向上させ
るべく固形石鹸にAPGを含有させることへの言及がみ
られる。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第0070074
号及び同第0070075号には、APGを含めた界面
活性剤と、例として石鹸が挙げられているアニオン性の
補助界面活性剤との混合物を含有する起泡組成物が開示
されている。
号及び同第0070075号には、APGを含めた界面
活性剤と、例として石鹸が挙げられているアニオン性の
補助界面活性剤との混合物を含有する起泡組成物が開示
されている。
【0008】ヨーロッパ特許出願公開第0463912
号には、起泡力、生成気泡、皮膚感覚、皮膚保湿性、石
灰分散性及び洗浄力を改善するべくAPGを含有させた
固形化粧石鹸が開示されている。
号には、起泡力、生成気泡、皮膚感覚、皮膚保湿性、石
灰分散性及び洗浄力を改善するべくAPGを含有させた
固形化粧石鹸が開示されている。
【0009】米国特許第4396520号には、APG
と、カルシウム感受性のアニオン性洗浄剤、例えば石鹸
と、好ましくは更に洗浄力ビルダーとを含有する顆粒状
の固形洗浄剤が開示されている。
と、カルシウム感受性のアニオン性洗浄剤、例えば石鹸
と、好ましくは更に洗浄力ビルダーとを含有する顆粒状
の固形洗浄剤が開示されている。
【0010】今や、驚くべきことに、主要な界面活性剤
成分としてAPGを含有する水性の毛髪及び皮膚用シャ
ンプー組成物に関して、炭素鎖長の短い特定種類の脂肪
酸石鹸をも、好ましくはAPGに比較して低いレベルで
含有させれば起泡特性の著しく改善されたシャンプー組
成物を調製することができ、その際起泡特性とその他の
組成物特性、特に皮膚及び毛髪に対する低刺激性、並び
に皮膚及び毛髪の(滑らかさなどであって、毛髪の場合
はほかにも有る)好ましい知覚的特性を実現するコンデ
ィショニング特性との総合的なバランスはより良く保た
れることが判明した。シャンプー組成物の起泡特性とそ
の他の特性との全体的バランスの最適化は、上段に言及
した従来技術では達成はおろか検討さえされてこなかっ
た。
成分としてAPGを含有する水性の毛髪及び皮膚用シャ
ンプー組成物に関して、炭素鎖長の短い特定種類の脂肪
酸石鹸をも、好ましくはAPGに比較して低いレベルで
含有させれば起泡特性の著しく改善されたシャンプー組
成物を調製することができ、その際起泡特性とその他の
組成物特性、特に皮膚及び毛髪に対する低刺激性、並び
に皮膚及び毛髪の(滑らかさなどであって、毛髪の場合
はほかにも有る)好ましい知覚的特性を実現するコンデ
ィショニング特性との総合的なバランスはより良く保た
れることが判明した。シャンプー組成物の起泡特性とそ
の他の特性との全体的バランスの最適化は、上段に言及
した従来技術では達成はおろか検討さえされてこなかっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた起泡
特性を有し、かつ起泡特性とその他の特性との総合的バ
ランスが良好に維持されているシャンプー組成物を提供
することを目的とする。
特性を有し、かつ起泡特性とその他の特性との総合的バ
ランスが良好に維持されているシャンプー組成物を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明はまず、
(a)主要な界面活性剤成分としての少なくとも1種の
アルキルポリグリコシドと、(b)炭素鎖長が約C16以
下である少なくとも1種の短鎖脂肪酸石鹸とを含有す
る、例えばヘアシャンプー、ボディーシャンプー、シャ
ワーゲル等である水性液状シャンプー組成物を提供す
る。
(a)主要な界面活性剤成分としての少なくとも1種の
アルキルポリグリコシドと、(b)炭素鎖長が約C16以
下である少なくとも1種の短鎖脂肪酸石鹸とを含有す
る、例えばヘアシャンプー、ボディーシャンプー、シャ
ワーゲル等である水性液状シャンプー組成物を提供す
る。
【0013】本発明、特にその好ましい例及び特徴を以
下に詳述する。
下に詳述する。
【0014】アルキルポリグリコシド 本発明で用いるアルキルポリグリコシド(APG)は、
美容用組成物中に用いられ得る任意のAPGであり得
る。このようなAPGは典型的には、1個以上のグリコ
シル基のブロックに(場合によっては架橋基を介して)
結合したアルキル基を有する。好ましいAPGは次の式 RO−(G)n 〔式中Rは飽和しているかまたは飽和していない分枝鎖
または直鎖アルキル基であり、Gはサッカリド基であ
る〕によって表わされる。
美容用組成物中に用いられ得る任意のAPGであり得
る。このようなAPGは典型的には、1個以上のグリコ
シル基のブロックに(場合によっては架橋基を介して)
結合したアルキル基を有する。好ましいAPGは次の式 RO−(G)n 〔式中Rは飽和しているかまたは飽和していない分枝鎖
または直鎖アルキル基であり、Gはサッカリド基であ
る〕によって表わされる。
【0015】Rの平均アルキル鎖長は約C5〜約C20で
あり得る。好ましくは、Rの平均アルキル鎖長は約C9
〜約C12である。アルキル基Rの最も好ましい平均鎖長
は約C9・5〜約C10・5である。GはC5もしくはC6単糖
残基、またはC5及びC6単糖残基の混合物の中から選択
され得、好ましくはグルコシド残基である。Gは、グル
コース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マン
ノース及びこれらの混合物の中から選択され得る。好ま
しくは、Gはグルコースである。
あり得る。好ましくは、Rの平均アルキル鎖長は約C9
〜約C12である。アルキル基Rの最も好ましい平均鎖長
は約C9・5〜約C10・5である。GはC5もしくはC6単糖
残基、またはC5及びC6単糖残基の混合物の中から選択
され得、好ましくはグルコシド残基である。Gは、グル
コース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マン
ノース及びこれらの混合物の中から選択され得る。好ま
しくは、Gはグルコースである。
【0016】重合度nは約1から約10までの値か、そ
れより更に大きい値を有し得る。好ましくは、nの値は
約1.1〜約2である。更に好ましくは、nの値は約
1.5以下である。最も好ましいnの値は約1.3〜約
1.5である。
れより更に大きい値を有し得る。好ましくは、nの値は
約1.1〜約2である。更に好ましくは、nの値は約
1.5以下である。最も好ましいnの値は約1.3〜約
1.5である。
【0017】本発明で好ましく用いられるAPGは、そ
の鎖中にアルコキシラート基を全く、または実質的に全
く有しないAPGであり、なぜならこのような基が存在
するとAPGの生物分解性が低下するからである。
の鎖中にアルコキシラート基を全く、または実質的に全
く有しないAPGであり、なぜならこのような基が存在
するとAPGの生物分解性が低下するからである。
【0018】本発明で用いるのに適したアルキルポリグ
リコシドは市販されており、それらの中には、例えばS
eppic社のOramix NS10、並びにHen
kel社のAPG225、APG300(“PLANT
AREN 2000”として販売されている物質に対
応)、APG350、APG550及びAPG600
(“PLANTAREN 1200”としても公知)が
含まれる。
リコシドは市販されており、それらの中には、例えばS
eppic社のOramix NS10、並びにHen
kel社のAPG225、APG300(“PLANT
AREN 2000”として販売されている物質に対
応)、APG350、APG550及びAPG600
(“PLANTAREN 1200”としても公知)が
含まれる。
【0019】本発明のシャンプー組成物の主要な界面活
性剤成分としてのAPGのレベルは好ましくは約1〜約
40重量%、更に好ましくは約5〜約30重量%であ
り、約10〜約20重量%であれば最も好ましい。
性剤成分としてのAPGのレベルは好ましくは約1〜約
40重量%、更に好ましくは約5〜約30重量%であ
り、約10〜約20重量%であれば最も好ましい。
【0020】短鎖石鹸 本発明で用いる短鎖石鹸は、APGが生成させる気泡の
量を増し、APGの起泡速度を高め、及び/または前記
気泡の質を向上させる任意の短鎖石鹸であり得る。好ま
しいのは、シャンプー組成物に溶解し得る短鎖石鹸であ
る。
量を増し、APGの起泡速度を高め、及び/または前記
気泡の質を向上させる任意の短鎖石鹸であり得る。好ま
しいのは、シャンプー組成物に溶解し得る短鎖石鹸であ
る。
【0021】短鎖石鹸は、炭素鎖長が約C16以下、好ま
しくは約C12またはC14以下である石鹸である。短鎖石
鹸は直鎖石鹸でも分枝鎖石鹸でもよく、また飽和してい
てもいなくともよい。最も好ましい短鎖石鹸は、飽和直
鎖短鎖石鹸である。
しくは約C12またはC14以下である石鹸である。短鎖石
鹸は直鎖石鹸でも分枝鎖石鹸でもよく、また飽和してい
てもいなくともよい。最も好ましい短鎖石鹸は、飽和直
鎖短鎖石鹸である。
【0022】特にシャンプー組成物が毛髪用である場
合、短鎖石鹸の鎖長は約C8から約C12またはC14まで
が好ましく、特にC8からC10またはC12までが最も好
ましい。本発明で用いるのに適した短鎖石鹸には、カプ
リル酸、カプリン酸、ミリスチン酸及びラウリン酸の石
鹸並びにこれらの混合物が含まれる。
合、短鎖石鹸の鎖長は約C8から約C12またはC14まで
が好ましく、特にC8からC10またはC12までが最も好
ましい。本発明で用いるのに適した短鎖石鹸には、カプ
リル酸、カプリン酸、ミリスチン酸及びラウリン酸の石
鹸並びにこれらの混合物が含まれる。
【0023】気泡の量及び密度を増大させ、またヘアシ
ャンプー組成物の場合に光沢などの毛髪特性に悪影響が
及ぶのを回避するうえでは鎖長C8〜C10の石鹸が、例
えば鎖長C12〜C16の石鹸に比較して特に優れている。
ャンプー組成物の場合に光沢などの毛髪特性に悪影響が
及ぶのを回避するうえでは鎖長C8〜C10の石鹸が、例
えば鎖長C12〜C16の石鹸に比較して特に優れている。
【0024】一般に、例えば気泡生成速度などのパラメ
ーターによって測定される起泡力、(視覚と触覚との両
方で確認される)気泡の量及びクリーム様状態、濯ぎ落
としやすさ、気泡で覆い、かつ濯いだ毛髪の滑らかさ、
粗い/乾燥した感じ、並びに湿らせて梳くことの容易さ
を総合的に改善するには鎖長の長い石鹸より短い石鹸の
方が好ましいことが判明した。
ーターによって測定される起泡力、(視覚と触覚との両
方で確認される)気泡の量及びクリーム様状態、濯ぎ落
としやすさ、気泡で覆い、かつ濯いだ毛髪の滑らかさ、
粗い/乾燥した感じ、並びに湿らせて梳くことの容易さ
を総合的に改善するには鎖長の長い石鹸より短い石鹸の
方が好ましいことが判明した。
【0025】本発明のシャンプー組成物中に存在する短
鎖石鹸の量は、気泡の質/量が所望の程度に向上/増加
するように選択され得る。好ましくは、短鎖石鹸は約1
〜約20重量%の量で存在し、この量が約1〜約12重
量%、特に約2〜約6重量%であれば更に好ましい。
鎖石鹸の量は、気泡の質/量が所望の程度に向上/増加
するように選択され得る。好ましくは、短鎖石鹸は約1
〜約20重量%の量で存在し、この量が約1〜約12重
量%、特に約2〜約6重量%であれば更に好ましい。
【0026】好ましい例において短鎖石鹸は、APGに
比較して僅かな量で本発明の組成物中に存在し、その際
石鹸対APGの重量比は好ましくは約1:1より小さ
く、更に好ましくは約1:2より小さい。最適重量比は
好ましくは約1:2から約1:20までで、場合によっ
ては更に小さいこともあるが、約1:3から1:10の
比が特に好ましい。短鎖石鹸成分は、APG界面活性剤
成分と協力して本発明の組成物の諸特性の有益な組み合
わせを実現するのに通常十分な量で存在するべきであ
る。
比較して僅かな量で本発明の組成物中に存在し、その際
石鹸対APGの重量比は好ましくは約1:1より小さ
く、更に好ましくは約1:2より小さい。最適重量比は
好ましくは約1:2から約1:20までで、場合によっ
ては更に小さいこともあるが、約1:3から1:10の
比が特に好ましい。短鎖石鹸成分は、APG界面活性剤
成分と協力して本発明の組成物の諸特性の有益な組み合
わせを実現するのに通常十分な量で存在するべきであ
る。
【0027】その他の成分 本発明の組成物中にあるいは存在し得る、APG及び短
鎖石鹸以外の成分の一つに増粘剤があり、この増粘剤と
は、澱粉、キサンタンゴム、カラゲナンゴム等のような
天然産多糖とその誘導体;アルギン酸ナトリウムなどの
アルギン酸塩;天然産の溶性澱粉;天然産の溶性粘度調
節剤と組み合わせてか、または単独で用いられる、例え
ばセルロースゴム及びヒドロキシプロピルセルロースの
ような他のセルロース誘導体やポリアクリル酸エステル
などの合成ポリマー;クレー;及び塩化ナトリウム、塩
化アンモニウムといった塩などである。
鎖石鹸以外の成分の一つに増粘剤があり、この増粘剤と
は、澱粉、キサンタンゴム、カラゲナンゴム等のような
天然産多糖とその誘導体;アルギン酸ナトリウムなどの
アルギン酸塩;天然産の溶性澱粉;天然産の溶性粘度調
節剤と組み合わせてか、または単独で用いられる、例え
ばセルロースゴム及びヒドロキシプロピルセルロースの
ような他のセルロース誘導体やポリアクリル酸エステル
などの合成ポリマー;クレー;及び塩化ナトリウム、塩
化アンモニウムといった塩などである。
【0028】適当な粘度調節剤は約0.01〜約4重量
%の量で存在し得る。好ましくは、粘度調節剤は存在す
る場合本発明組成物の約0.2〜約1重量%を構成す
る。
%の量で存在し得る。好ましくは、粘度調節剤は存在す
る場合本発明組成物の約0.2〜約1重量%を構成す
る。
【0029】本発明の組成物の任意成分には、ヒマシ
蝋、カンデリラ蝋、カルナウバ蝋及び蜜蝋などの蝋、モ
ノグリセリド、スクロースエステル、ソルビタンエステ
ル等も含まれる。
蝋、カンデリラ蝋、カルナウバ蝋及び蜜蝋などの蝋、モ
ノグリセリド、スクロースエステル、ソルビタンエステ
ル等も含まれる。
【0030】本発明による組成物の更に別の任意成分
に、例えばグアーゴムのカチオン性誘導体などのカチオ
ン性コンディショニングポリマーが有る。適当なカチオ
ン性グアーゴム誘導体は、例えば“JAGUAR C1
3S”として市販されている、CTFA名“グアーヒド
ロキシプロピルトリモニウムクロリド”を有する誘導体
である。他の適当な誘導体として、“JAGUAR C
15”、“JAGUARC17”、“JAGUAR C
16”及び“JAGUAR 162”と呼称される誘導
体などが挙げられる。カチオン性ポリマーは約0.05
〜約0.5重量%の量で存在し得る。
に、例えばグアーゴムのカチオン性誘導体などのカチオ
ン性コンディショニングポリマーが有る。適当なカチオ
ン性グアーゴム誘導体は、例えば“JAGUAR C1
3S”として市販されている、CTFA名“グアーヒド
ロキシプロピルトリモニウムクロリド”を有する誘導体
である。他の適当な誘導体として、“JAGUAR C
15”、“JAGUARC17”、“JAGUAR C
16”及び“JAGUAR 162”と呼称される誘導
体などが挙げられる。カチオン性ポリマーは約0.05
〜約0.5重量%の量で存在し得る。
【0031】本発明の組成物の任意成分のうちには、例
えばアニオン、ノニオン、両性及び双性イオン性界面活
性剤の中から選択された1種以上の付加的な界面活性
剤;コンディショニング剤;緩衝剤;植物その他の天然
源に由来する、例えばチョウジ油などの油;並びに香
料、着色剤、皮膚緩和剤、懸濁剤、安定剤、不透明剤、
真珠光沢付与剤、防腐剤及び緩衝剤など、シャンプー組
成物中に通常用いられる他の諸成分も含まれる。
えばアニオン、ノニオン、両性及び双性イオン性界面活
性剤の中から選択された1種以上の付加的な界面活性
剤;コンディショニング剤;緩衝剤;植物その他の天然
源に由来する、例えばチョウジ油などの油;並びに香
料、着色剤、皮膚緩和剤、懸濁剤、安定剤、不透明剤、
真珠光沢付与剤、防腐剤及び緩衝剤など、シャンプー組
成物中に通常用いられる他の諸成分も含まれる。
【0032】通常、本発明の組成物中に存在させるいず
れの任意成分も、該組成物の天然由来の性質、生物分解
性、並びに本発明の特徴を成す一連の有益な物理的特性
及びコンディショニング特性に悪影響を及ぼさないこと
が好ましい。
れの任意成分も、該組成物の天然由来の性質、生物分解
性、並びに本発明の特徴を成す一連の有益な物理的特性
及びコンディショニング特性に悪影響を及ぼさないこと
が好ましい。
【0033】本発明は上述のシャンプー組成物を調製す
る方法も提供し、この方法は、水中に分散させた短鎖脂
肪酸に塩基性溶液、典型的には水酸化ナトリウム溶液を
添加することを含む。混合後、得られた溶液をAPGに
添加して急速に混合する。あるいは他の場合には、AP
G溶液を短鎖脂肪酸と該酸の融点より高温で混合してか
ら水酸化ナトリウム溶液で中和することも可能である。
粘度調節剤を用いる場合は該薬剤をNaOH水溶液に添
加し、大きい剪断応力で激しく混合する。粘度調節剤が
分散して、塊を含まない均質な混合液が得られたら、液
体脂肪酸を添加する。
る方法も提供し、この方法は、水中に分散させた短鎖脂
肪酸に塩基性溶液、典型的には水酸化ナトリウム溶液を
添加することを含む。混合後、得られた溶液をAPGに
添加して急速に混合する。あるいは他の場合には、AP
G溶液を短鎖脂肪酸と該酸の融点より高温で混合してか
ら水酸化ナトリウム溶液で中和することも可能である。
粘度調節剤を用いる場合は該薬剤をNaOH水溶液に添
加し、大きい剪断応力で激しく混合する。粘度調節剤が
分散して、塊を含まない均質な混合液が得られたら、液
体脂肪酸を添加する。
【0034】脂肪酸は、周囲温度で固体である場合は塩
基性溶液への添加前に融解させる。得られた石鹸溶液に
APGを添加して急速に混合する。
基性溶液への添加前に融解させる。得られた石鹸溶液に
APGを添加して急速に混合する。
【0035】本発明の方法で不透明剤も用いることは、
可能だが必須ではない。組成物に不透明剤を含有させる
場合、不透明剤を加熱し、かつAPGと混合して約80
℃の温度とする。適当な不透明剤にはベヘニルアルコー
ル及びヒマシ蝋が含まれる。不透明剤が融解し、かつA
PG中に分散したら、混合物を塩基性溶液に添加して急
速に混合する。
可能だが必須ではない。組成物に不透明剤を含有させる
場合、不透明剤を加熱し、かつAPGと混合して約80
℃の温度とする。適当な不透明剤にはベヘニルアルコー
ル及びヒマシ蝋が含まれる。不透明剤が融解し、かつA
PG中に分散したら、混合物を塩基性溶液に添加して急
速に混合する。
【0036】
【実施例】本発明を、以下の実施例を参照して更に詳述
する。ここに示した実施例は本発明の範囲を限定するも
のでないと了解されるべきである。特に断らないかぎ
り、量は総て重量%で示してある。
する。ここに示した実施例は本発明の範囲を限定するも
のでないと了解されるべきである。特に断らないかぎ
り、量は総て重量%で示してある。
【0037】実施例1〜6 表Iに掲げた実施例1〜6は、毛髪用シャンプーの形態
を有する本発明の組成物である。
を有する本発明の組成物である。
【0038】
【表1】
【0039】1) ; C10アルキルグルコシド,DP 1.3〜1.42) ; C12〜C14アルキルグルコシド,DP 1.43) ; ベヘニルアルコール4) ; グリセロールモノリシノレエート5) ; グルコシド蝋6) ; ヒドロキシプロピルセルロース7) ; 緩衝剤実施例7〜14 表IIに掲げた実施例7〜14は、ボディーシャンプー
/シャワーゲルとして用いるのに適した本発明の組成物
である。
/シャワーゲルとして用いるのに適した本発明の組成物
である。
【0040】
【表2】
【0041】比較例1及び2 次表に示した、短鎖石鹸を含有しない対照組成物と、短
鎖石鹸を含有する組成物A及びBと、長鎖石鹸を含有す
る組成物Cとの間で次の比較試験1及び2を実施した。
鎖石鹸を含有する組成物A及びBと、長鎖石鹸を含有す
る組成物Cとの間で次の比較試験1及び2を実施した。
【0042】成分 wt% 対照 組 成物A 組成物B 組成物C Oramix NS10 18 16 16 16 カプリル酸 − 2.0 − − カプリン酸 − − 2.0 − オレイン酸 − − − 2.2 5% NaOH溶液 pH7となる量 pH7となる量 pH7となる量 pH8となる量 水 残量 残量 残量 残量比較試験1:腕洗浄試験 腕洗浄試験では、シャンプー組成物の泡立てを回答者に
依頼した。この試験で回答者は、測定量のシャンプー組
成物をその両手に受けて泡立て、生成した気泡を前腕の
内側に擦り付けた。12人の回答者を6人ずつ2グルー
プに分け、これらのグループ間で対比較試験を行なっ
た。第一のグループは一方の組成物を最初に用い、第二
のグループは他方の組成物を最初に用いた。この対試験
では左前腕の使用と右前腕の使用とのバランスも考慮し
た。組成物適用後回答者に、各組成物を様々な項目に関
して程度評価により採点するように依頼した。
依頼した。この試験で回答者は、測定量のシャンプー組
成物をその両手に受けて泡立て、生成した気泡を前腕の
内側に擦り付けた。12人の回答者を6人ずつ2グルー
プに分け、これらのグループ間で対比較試験を行なっ
た。第一のグループは一方の組成物を最初に用い、第二
のグループは他方の組成物を最初に用いた。この対試験
では左前腕の使用と右前腕の使用とのバランスも考慮し
た。組成物適用後回答者に、各組成物を様々な項目に関
して程度評価により採点するように依頼した。
【0043】結果 対照v s. A 対照vs. B 対照vs. C 起泡しやすさ A B C 気泡の量 A B C 気泡のクリーム様状態 A B C 各比較において、上記表中に記した組成物の方が好まし
かった(有意度95%以上)。即ち、最初の3項目に関
しては表中に記した組成物の方が高得点であった(より
起泡しやすく、生成した気泡はより多量で、かつよりク
リーム様であった)。
かった(有意度95%以上)。即ち、最初の3項目に関
しては表中に記した組成物の方が高得点であった(より
起泡しやすく、生成した気泡はより多量で、かつよりク
リーム様であった)。
【0044】結論 上記3種の石鹸はいずれも気泡の量及び質を、APGと
組み合わせて何等の石鹸も用いなかった場合に比較して
著しく改善した。
組み合わせて何等の石鹸も用いなかった場合に比較して
著しく改善した。
【0045】比較試験2:乾燥毛髪特性の試験 この試験は、一方の組成物で3房の毛髪を洗浄し、他方
の組成物で別の3房の毛髪を洗浄して実施した対比較試
験である。回答者は12人とした。毛髪の評価を対で行
なわせ、即ち回答者に、様々な毛髪特性に関して上記2
種の毛髪のいずれ(左または右)の方が好ましいかを指
示させた。
の組成物で別の3房の毛髪を洗浄して実施した対比較試
験である。回答者は12人とした。毛髪の評価を対で行
なわせ、即ち回答者に、様々な毛髪特性に関して上記2
種の毛髪のいずれ(左または右)の方が好ましいかを指
示させた。
【0046】結果 対照vs. A 対照vs. B 対照vs. C 光沢 有意差無し 有意差無し 対照 滑らかさ 有意差無し 有意差無し 対照 梳きやすさ 有意差無し 有意差無し 対照 まとまりの良さ A 有意差無し 対照 各比較において、上記表中に記した組成物の方が好まし
かった(有意度95%以上)。
かった(有意度95%以上)。
【0047】結論 組成物A及びB(カプリル酸石鹸及びカプリン酸石鹸を
それぞれ含有)は組成物C(オレイン酸石鹸含有)に比
較して優れた乾燥毛髪特性を実現する。組成物A及びB
が乾燥毛髪特性を低下させることはないが、組成物Cは
低下させる。
それぞれ含有)は組成物C(オレイン酸石鹸含有)に比
較して優れた乾燥毛髪特性を実現する。組成物A及びB
が乾燥毛髪特性を低下させることはないが、組成物Cは
低下させる。
【0048】比較例3 この比較例によって、短鎖石鹸の炭素鎖長が皮膚用シャ
ンプー組成物の起泡特性及び安定性に及ぼす影響を明示
する。
ンプー組成物の起泡特性及び安定性に及ぼす影響を明示
する。
【0049】3種のシャンプー組成物D、E及びFを、
次のような組成で調製した。
次のような組成で調製した。
【0050】成分 wt% 組成物D 組成物E 組 成物F Oramix NS10 10 10 10 APG600 5 5 5 カプリン酸(C10)石鹸 5 − − ラウリン酸(C12)石鹸 − 5 − オレイン酸(C18)石鹸 − − 5 Laponite 1 1 1 香料、防腐剤等 qs qs qs NaOH pH8.5となる量 pH8.5となる量 pH8.5となる量 水 残量 残量 残量 シャンプー組成物D、E及びFそれぞれについて腕洗浄
試験を実施し、気泡の量及びクリーム様状態を測定し
た。外科用手袋を着用した20人の熟練回答者各人が、
まず両手を濡らし、次いでその両手に0.5gの組成物
を取って泡立てた。
試験を実施し、気泡の量及びクリーム様状態を測定し
た。外科用手袋を着用した20人の熟練回答者各人が、
まず両手を濡らし、次いでその両手に0.5gの組成物
を取って泡立てた。
【0051】気泡の量及びクリーム様状態を、4秒間隔
での程度評価を用いて測定した。次表に、各組成物につ
いての測定結果を正規化平均値で示す。各組成物に関し
て実際の気泡量も定量的に測定した。この測定の結果も
次表に示す。
での程度評価を用いて測定した。次表に、各組成物につ
いての測定結果を正規化平均値で示す。各組成物に関し
て実際の気泡量も定量的に測定した。この測定の結果も
次表に示す。
【0052】 組成物D 組成物E 組成物F 気泡の量 1.13 0.94 0.5 気泡のクリーム様状態 1.00 0.94 0.6 実際の気泡量(ml) 72
62 50 安定性を試験するべく、各組成物を37℃で3ヵ月間放
置した。組成物D及びEは透明なままであったが、組成
物Fでは石鹸の固体結晶が析出した。この析出は組成物
Fが不安定となったことを示している。
62 50 安定性を試験するべく、各組成物を37℃で3ヵ月間放
置した。組成物D及びEは透明なままであったが、組成
物Fでは石鹸の固体結晶が析出した。この析出は組成物
Fが不安定となったことを示している。
【0053】比較例4 この比較例によって、短鎖石鹸(C12)対APGの重
量比が皮膚用シャンプー組成物の起泡特性及び低刺激性
に及ぼす影響を明示する。
量比が皮膚用シャンプー組成物の起泡特性及び低刺激性
に及ぼす影響を明示する。
【0054】3種のシャンプー組成物G、H及びIを、
次のような組成で調製した。
次のような組成で調製した。
【0055】成分 wt% 組成物G 組成物H 組 成物I Oramix NS10 12 10 10 APG600 4 5 3 C12石鹸 4 5 6 Laponite 1 1 1 香料、防腐剤等 qs qs qs NaOH pH8となる量 pH8となる量 pH8となる量 水 残量 残量 残量 シャンプー組成物G、H及びIそれぞれについて、次の
試験を実施した。
試験を実施した。
【0056】試験I:腕洗浄試験 20人の熟練回答者が、まず予め前腕を濡らし、次いで
0.5gの試験組成物を直接手に取り、これを前記前腕
上で10秒間泡立てることによって腕洗浄試験を実施し
た。洗浄した腕は流水で完全に濯ぎ、その後ペーパータ
オルで軽く叩いて水分を除去した。この試験では、洗浄
中及び洗浄後(2分経過後)に各回答者に、試験組成物
が“分散しやすい”、“起泡しやすい”、“豊富な気泡
を生成させる”、及び“クリーム様の気泡を生成させ
る”という規準を満たしていると思うかどうか質問し
た。結果を次表に、各規準が満たされていると思った回
答者のパーセンテージとして示す。
0.5gの試験組成物を直接手に取り、これを前記前腕
上で10秒間泡立てることによって腕洗浄試験を実施し
た。洗浄した腕は流水で完全に濯ぎ、その後ペーパータ
オルで軽く叩いて水分を除去した。この試験では、洗浄
中及び洗浄後(2分経過後)に各回答者に、試験組成物
が“分散しやすい”、“起泡しやすい”、“豊富な気泡
を生成させる”、及び“クリーム様の気泡を生成させ
る”という規準を満たしていると思うかどうか質問し
た。結果を次表に、各規準が満たされていると思った回
答者のパーセンテージとして示す。
【0057】結果 組成物G 組成物H 組成物I 分散しやすい 78.9 77.3 77.1 起泡しやすい 64.0 70.4 73.2 豊富な気泡 60.4 69.5 66.2 クリーム様の気泡 65.8 70.8 71.6試験II:Zein試験 シャンプー組成物G、H及びIそれぞれの皮膚に対する
低刺激性をZein試験によって調べた。Zein試験
のプロトコルは、例えば(i)E. Gott: Pr
oceedings of the 4th Inte
rnational Congress of Sur
face Active Substances, B
russels 1964, volume 3, p
p.83−90や、(ii)M. J. Schwin
ger: Kolloid −Z.Z. Poly.,
1969, volume 233, p.898に
述べられており、これら2文献のいずれの開示も本明細
書に参考として含まれる。
低刺激性をZein試験によって調べた。Zein試験
のプロトコルは、例えば(i)E. Gott: Pr
oceedings of the 4th Inte
rnational Congress of Sur
face Active Substances, B
russels 1964, volume 3, p
p.83−90や、(ii)M. J. Schwin
ger: Kolloid −Z.Z. Poly.,
1969, volume 233, p.898に
述べられており、これら2文献のいずれの開示も本明細
書に参考として含まれる。
【0058】結果は次表のとおりであった。Zein値
が小さいほど、組成物の刺激性は低い。
が小さいほど、組成物の刺激性は低い。
【0059】
Claims (17)
- 【請求項1】 皮膚または毛髪への適用に適した水性液
状シャンプー組成物であって、(a)主要な界面活性剤
成分としての少なくとも1種のアルキルポリグリコシド
と、(b)炭素鎖長C16以下の少なくとも1種の短鎖脂
肪酸石鹸とを含有する組成物。 - 【請求項2】 アルキルポリグリコシドが式 RO−(G)n 〔式中Rは分枝鎖または直鎖アルキル基であり、Gはサ
ッカリド基であり、nは重合度である〕を有することを
特徴とする請求項1に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項3】 Rの平均アルキル鎖長がC5〜C20であ
ることを特徴とする請求項2に記載のシャンプー組成
物。 - 【請求項4】 nが1〜10であることを特徴とする請
求項2または3に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項5】 nが1.5以下であることを特徴とする
請求項4に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項6】 GがC5もしくはC6単糖残基、またはC
5及びC6単糖残基の混合物の中から選択されることを特
徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のシャン
プー組成物。 - 【請求項7】 APGが1〜40重量%の量で存在する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載
のシャンプー組成物。 - 【請求項8】 短鎖石鹸の鎖長がC8〜C14であること
を特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシ
ャンプー組成物。 - 【請求項9】 短鎖石鹸の鎖長がC8〜C12であること
を特徴とする請求項8に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項10】 短鎖石鹸がカプリル酸、カプリン酸、
ミリスチン酸及びラウリン酸の石鹸並びにこれらの混合
物の中から選択されることを特徴とする請求項8に記載
のシャンプー組成物。 - 【請求項11】 短鎖石鹸が1〜20重量%の量で存在
することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項
に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項12】 短鎖脂肪酸石鹸対APGの重量比が
1:1より小さいことを特徴とする請求項1から11の
いずれか1項に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項13】 短鎖脂肪酸石鹸対APGの重量比が
1:2から1:20であることを特徴とする請求項12
に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項14】 界面活性剤、コンディショニング剤、
緩衝剤、不透明剤、増粘剤、カチオン性コンディショニ
ングポリマー及び蝋の中から選択される1種以上の付加
的成分も含有することを特徴とする請求項1から13の
いずれか1項に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項15】 ヘアシャンプーであることを特徴とす
る請求項1から14のいずれか1項に記載のシャンプー
組成物。 - 【請求項16】 ボディーシャンプーまたはシャワーゲ
ルであることを特徴とする請求項1から15のいずれか
1項に記載のシャンプー組成物。 - 【請求項17】 毛髪または身体を洗浄する方法であっ
て、毛髪または身体に請求項1から16のいずれか1項
に記載のシャンプー組成物を適用することを含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9202568.3 | 1992-02-07 | ||
GB929202568A GB9202568D0 (en) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | Cosmetic composition |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286849A true JPH05286849A (ja) | 1993-11-02 |
JP2592573B2 JP2592573B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=10709962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5018830A Expired - Lifetime JP2592573B2 (ja) | 1992-02-07 | 1993-02-05 | シャンプー組成物 |
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---|---|
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JP (1) | JP2592573B2 (ja) |
KR (1) | KR970001646B1 (ja) |
AT (1) | ATE132032T1 (ja) |
AU (1) | AU666912B2 (ja) |
BR (1) | BR9300483A (ja) |
CA (1) | CA2088650C (ja) |
DE (1) | DE69301102T2 (ja) |
ES (1) | ES2082589T3 (ja) |
GB (1) | GB9202568D0 (ja) |
IN (1) | IN176912B (ja) |
TW (1) | TW234693B (ja) |
ZA (1) | ZA93808B (ja) |
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JP2012087072A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Kao Corp | 皮膚洗浄剤組成物 |
JP2012518688A (ja) * | 2009-01-13 | 2012-08-16 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | リンスオフパーソナルケア組成物 |
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US6800302B2 (en) | 2001-03-30 | 2004-10-05 | L'oreal S.A. | Heat activated durable styling compositions comprising C1 to C22 Substituted C3-C5 monosaccharides and methods for same |
GB0121178D0 (en) * | 2001-08-31 | 2001-10-24 | Unilever Plc | Foaming aerosol cosmetic compositions |
DE10154628A1 (de) * | 2001-09-25 | 2003-04-10 | Beiersdorf Ag | Verwendung von Alkylglucosiden zum Erzielen oder Erhöhen der Selektivität von Reinigungszubereitungen |
KR20130060265A (ko) | 2010-07-19 | 2013-06-07 | 콜게이트-파아므올리브캄파니 | 데실 글루코사이드와 코코 글루코사이드를 함유하는 클렌징 조성물 |
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-
1992
- 1992-02-07 GB GB929202568A patent/GB9202568D0/en active Pending
-
1993
- 1993-02-02 CA CA002088650A patent/CA2088650C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-04 DE DE69301102T patent/DE69301102T2/de not_active Revoked
- 1993-02-04 AT AT93300837T patent/ATE132032T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-02-04 BR BR9300483A patent/BR9300483A/pt not_active IP Right Cessation
- 1993-02-04 ES ES93300837T patent/ES2082589T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-04 EP EP93300837A patent/EP0555086B1/en not_active Revoked
- 1993-02-05 KR KR1019930001558A patent/KR970001646B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-02-05 ZA ZA93808A patent/ZA93808B/xx unknown
- 1993-02-05 AU AU32881/93A patent/AU666912B2/en not_active Ceased
- 1993-02-05 JP JP5018830A patent/JP2592573B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-02-08 IN IN48BO1993 patent/IN176912B/en unknown
- 1993-03-09 TW TW082101715A patent/TW234693B/zh active
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KR970001646B1 (ko) | 1997-02-13 |
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