JPH0528677U - スライドフアイル - Google Patents

スライドフアイル

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JPH0528677U
JPH0528677U JP2667692U JP2667692U JPH0528677U JP H0528677 U JPH0528677 U JP H0528677U JP 2667692 U JP2667692 U JP 2667692U JP 2667692 U JP2667692 U JP 2667692U JP H0528677 U JPH0528677 U JP H0528677U
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JP
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board
elastic
slide
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聡 水谷
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King Jim Co Ltd
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King Jim Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉類の出し入れ操作性および保管性が良好
で、しかもファイル全体の構造が簡単かつ薄厚に形成さ
れ、ファイルの外観ならびに取扱い性が良好なスライド
ファイルを提供する。 【構成】 ファイル基板16にはその表面にファイル表
紙12の貼着端縁部12aを貼着してこれに連続する紙
葉挾持部12bを形成し、かつファイル基板16の表面
の側端縁部に前記弾性スライダ18の位置決めリム16
aを立設すると共にその裏面の長手方向両端縁部に弾性
スライダ18の案内リム16bおよび抜け止めストッパ
16cを設ける。また、弾性スライダ18には前記紙葉
挾持部12bを弾力的に押圧保持する上板20および下
板22を備えて横断面U字状に形成し、下板22の長手
方向両端縁部に前記ファイル基板16の位置決めリム1
6aに摺接しかつ前記抜け止めストッパ16cに係合す
る係合舌片22bを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般文書用のファイル、殊に単葉もしくは2、3葉の紙葉類を簡便 に収納および取外すことができるスライドファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、単葉もしくは2、3葉の紙葉類を収納するファイル(以下、簡易ファ イルと称する)としては、通常、綴具としてクリップないしはロックを使用する 形式のもの(以下、クリップ式ファイルと称する)、あるいは綴具として綴棒式 ファスナーを使用する形式のもの(以下綴棒式ファイルと称する)が使用されて いる。
【0003】 これらの簡易ファイルは、多量の文書類を収納する厚型ファイルと比較して、 綴具を含むファイル全体が簡単な構造でしかも軽量に形成されていると共に、紙 葉類の出し入れ操作も簡便に行えるように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の簡易ファイルは、構造の簡単性、紙葉類の出し入 れ操作性ならびに保管性、あるいはファイル全体の美観性等の点において、それ ぞれなおいくつかの問題点を有するものであった。
【0005】 すなわち、先ず第1に、これらの簡易ファイルはいずれも綴具を必要とするた め、構造が比較的複雑になると共にファイルの厚さが所定の最低厚さを必要とす る。さらに、綴具のファイルに対する取付け具が、ファイル外面に露呈するため 、美観が損われると同時にファイル自体の取扱い性、例えば出し入れ操作性が悪 くなる。
【0006】 特に、クリップ式ファイルにおいては、クリップ部の長さが限定されているた め、綴込まれた紙葉類が乱雑かつ不安定となり、往々にしてズレ脱落を発生する 。また、特に綴棒式ファイルにおいては、紙葉類には綴込穴の穿孔を必要とする ばかりでなく、その出し入れ操作には繁雑さがあり、しかも前記綴込穴は往々に して破損する等の難点がある。
【0007】 そこで、本考案の目的は、紙葉類の出し入れ操作性および保管性が良好で、し かもファイル全体の構造が簡単かつ薄厚に形成され、さらにファイルの外観なら びに取扱い性が良好なスライドファイルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
先の目的を達成するため、本考案に係るスライドファイルは、ファイル表紙 (12)およびファイル台紙(14)の一側端縁部を細長状のファイル基板(1 6)の表裏にそれぞれ貼着すると共にこのファイル基板に弾性スライダ(18) をファイル基板の幅方向へスライド可能に外挿してなるスライドファイルにおい て、 前記ファイル基板(16)にはその表面にファイル表紙(12)の貼着端縁部 (12a)を貼着してこれに連続する紙葉挾持部(12b)を形成し、かつファ イル基板(16)の表面の側端縁部に前記弾性スライダ(18)の位置決めリム (16a)を立設すると共にその裏面の長手方向両端縁部に弾性スライダ(18 )の案内リム(16b)および抜け止めストッパ(16c)を設け、 前記弾性スライダ(18)には前記紙葉挾持部(12b)を弾力的に押圧保持 する上板(20)および下板(22)を備えて横断面U字状に形成し、下板(2 2)の長手方向両端縁部に前記ファイル基板(16)の位置決めリム(16a) に摺接しかつ前記抜け止めストッパ(16c)に係合する係合舌片(22b)を 設けることを特徴とする
【0009】
【作用】
弾性スライダを開放位置へスライドさせると、ファイルの台紙と表紙の間に挾 持されている紙葉類はすべて簡単に解放される。一方、弾性スライダを閉止位置 にスライドさせると、紙葉類はその全幅を弾性押圧部材によって押圧保持される ので、紙葉類がズレ脱落することがない。なお、弾性スライダのスライドに際し ては、弾性スライダはこのスライダならびにファイル基板に設けられた案内リム あるいは位置決めリムおよびストッパ等によって案内あるいは係止され、これに より弾性スライダはその開放ならびに閉止位置の間をスムーズかつ確実に移動す る。
【0010】
【実施例】
次に、本考案に係るスライドファイルの一実施例につき添付図面を参照しなが ら以下詳細に説明する。
【0011】 図1および図2において、本考案のスライドファイル10は、ファイル表紙1 2およびファイル台紙14と、これらのそれぞれの貼着端縁部12a、14aが 貼着される細長形状のファイル基板16と、このファイル基板16に基板の幅方 向へスライド可能に外挿されてファイル表紙12の前記貼着端縁部12aに連続 する紙葉挾持部12bを開閉する横断面積U字状の弾性スライダ18とから構成 される。
【0012】 弾性スライダ18は、図3、図5、図6、図7にも示されるように、上板20 、下板22および側板24とからなり、通常は透明材料により一体成形される。 上板20の先端縁部は折曲げ状の弾性押圧部20aとして構成され、この弾性押 圧部20aはファイル基板16に押接する位置(図7参照)と、任意の上昇位置 (図6参照)との間を弾性的に昇降し得るよう構成されている。また、下板22 の内面の長手方向両端部には、その側板24寄りに折曲げ状ストッパ22aが形 成されると共に、その自由側端縁部側に係合舌片22bが形成され、また下板2 2の内面はその長手方向に摩擦係止用突条22cが形成される。さらに、この弾 性スライダ18の内側にはインデッスクシート26が挿着される。
【0013】 ファイル基板16は、図4、図5、図6、図7にも示されるように、その表面 の側端縁部に位置決めリム16aが立設され、またその裏面の長手方向両端縁部 には両端縁に沿って案内リム16bが立設されると共に、隅角部には抜け止めス トッパ16cが形成される。
【0014】 このように構成された本考案のスライドファイル10は、ファイル基板16の 表裏の所定部位にファイル表紙12ならびにファイル台紙14のそれぞれの貼着 端縁部12a、14aを貼着した後、このファイル基板16の側部から弾性スラ イダ18をその開口端縁部を押開げた状態で外挿することにより構成される。
【0015】 そして、弾性スライダ18のスライドに際しては、スライダ18の両端部係合 舌片22bの端面が、ファイル基板16の両端部案内リム16bの内面に当接案 内されると共に、スライダ18は弾性押圧部20aを介してファイル基板16に 圧接された状態でファイル基板16の幅方向へスムーズかつ確実に移動する。そ して、このようにして、例えば閉止位置に到達する(図6参照)と、折曲げ状ス トッパ22aが位置決めリム16aの外面に当接し、弾性スライダ18はファイ ル基板16に対してその閉止位置に正確にかつ確実に位置決め係止される。この 場合、摩擦係止用突条22cによっても弾性スライダ18の位置ズレが阻止され る。そして、この状態においては、弾性押圧部20aはファイル表紙12の紙葉 挾持部12b上の所定の高さ位置まで上昇して、ファイル表紙12とファイル台 紙14の間に挿入されている紙葉類28を、その幅方向全長に亘って均一かつ確 実に押圧保持する。
【0016】 一方、弾性スライダ18が解放位置に到達する(図7参照)と、弾性押圧部2 0aの内側端面が位置決めリム16aの内面に当接すると共に、係合舌片22b の角部が抜け止めストッパ16cの隅部当面に当接し、弾性スライダ18はファ イル基板16に対してその解放位置に正確かつ確実に位置決め係止される。この 場合、摩擦係止用突条22cによっても、弾性スライダ18の位置ズレが阻止さ れる。そして、この状態においては、弾性押圧部20aはファイル表紙12の貼 着端縁部12a上に降下押接される。従って、紙葉類28は全て簡単に取り出せ る。このように、本考案のスライドファイルによれば、紙葉類の出し入れ操作を 極めて簡便に行えると共に、その保管に際して紙葉類のズレ脱落や破損等を確実 に防止することができる。
【0017】 また、このように構成される本考案のスライドファイルは、一体成形される弾 性スライドとファイル基板とからなり、従来必要とされた一般の綴具類を必要と しないので、その構造が簡単となり、従って安価に提供することができる。さら に、ファイルの厚さは弾性スライダの厚さによって規定される薄厚に形成され、 しかもファイルの外表面には取付け具等が何等付着されないので、外観ならびに 取扱い性の双方を著しく向上させる。なお、この場合、透明弾性スライダの内部 には、上板および側板上にインデックス表示できるインデックスシートを挿着し 、またファイル表紙も透明材料で形成し得るので、ファイルの検索等を極めて簡 便に行うことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るスライドファイルは、ファイルの表紙と台 紙とを所定状態に保持するファイル基板と、このファイル基板にその幅方向へス ライド可能に外挿されてファイルの表紙の紙葉挾持部を開閉する弾性スライダと から構成したことにより、紙葉類のファイルに対する出し入れを弾性スライダの スライド操作のみで簡便に行うことができる。
【0019】 また、紙葉類の収納に際しては、紙葉類の端縁部がその全長に亘って均一かつ 強力に押圧保持し得るので、紙葉類のズレ脱落や取出しに際しての損傷を確実に 防止することができる。
【0020】 さらに、本考案のスライドファイルは、一体成形される弾性スライダとファイ ル基板とから構成され、従来必要とされた一般の綴具類を必要としないので、構 造ならびに組付けが簡単かつ容易となり、安価に提供することができる。また、 ファイル厚さを必要最小限の薄厚に形成できると共に、その外観ならびに取扱い 性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスライドファイルの一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】図1に示すスライドファイルの組立状態を示す
一部斜視図である。
【図3】図1および図2に示すスライドファイルにおけ
る弾性スライダの裏面端部を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図4】図1および図2に示すスライドファイルにおけ
るファイル基板の裏面端部を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図5】図1および図2に示すスライドファイルの弾性
スライダとファイル基板の結合端部を示す要部裏面平面
図である。
【図6】弾性スライダが閉止位置にある状態を示す図5
のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】弾性スライダが解放位置にある状態を示す図6
と同様の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 スライドファイル 12 ファイル
表紙 12a 貼着端縁部 12b 紙葉挾
持部 14 ファイル台紙 14a 貼着端
縁部 16 ファイル基板 16a 位置決
めリム 16b 案内リム 16c 抜け止
めストッパ 18 弾性スライダ 20 上板 20a 弾性押圧部 22 下板 22a 折曲げ状ストッパ 22b 係合舌
片 22c 突状 24 側板 26 インデックス 28 紙葉類

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル表紙(12)およびファイル台
    紙(14)の一側端縁部を細長状のファイル基板(1
    6)の表裏にそれぞれ貼着すると共にこのファイル基板
    に弾性スライダ(18)をファイル基板の幅方向へスラ
    イド可能に外挿してなるスライドファイルにおいて、 前記ファイル基板(16)にはその表面にファイル表紙
    (12)の貼着端縁部(12a)を貼着してこれに連続
    する紙葉挾持部(12b)を形成し、かつファイル基板
    (16)の表面の側端縁部に前記弾性スライダ(18)
    の位置決めリム(16a)を立設すると共にその裏面の
    長手方向両端縁部に弾性スライダ(18)の案内リム
    (16b)および抜け止めストッパ(16c)を設け、 前記弾性スライダ(18)には前記紙葉挾持部(12
    b)を弾力的に押圧保持する上板(20)および下板
    (22)を備えて横断面U字状に形成し、下板(22)
    の長手方向両端縁部に前記ファイル基板(16)の位置
    決めリム(16a)に摺接しかつ前記抜け止めストッパ
    (16c)に係合する係合舌片(22b)を設けること
    を特徴とするスライドファイル。
JP1992026676U 1992-04-23 1992-04-23 スライドファイル Expired - Lifetime JPH0630467Y2 (ja)

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JPH0630467Y2 JPH0630467Y2 (ja) 1994-08-17

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