JPH05286673A - 高速エレベーターのケージ - Google Patents
高速エレベーターのケージInfo
- Publication number
- JPH05286673A JPH05286673A JP8725992A JP8725992A JPH05286673A JP H05286673 A JPH05286673 A JP H05286673A JP 8725992 A JP8725992 A JP 8725992A JP 8725992 A JP8725992 A JP 8725992A JP H05286673 A JPH05286673 A JP H05286673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- elevator
- cover
- high speed
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 限られた狭隘な空間のエレベーターシャフト
内をスムーズにエレベーターが高速で昇降しうるエレベ
ーターのケージを提供する。 【構成】 エレベーターのケージ4の上下面に、角錐あ
るいは平面が曲線形で垂直錐状のカバー5を取付けた。
内をスムーズにエレベーターが高速で昇降しうるエレベ
ーターのケージを提供する。 【構成】 エレベーターのケージ4の上下面に、角錐あ
るいは平面が曲線形で垂直錐状のカバー5を取付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速の昇降用エレベータ
ーのケージに係るものである。
ーのケージに係るものである。
【0002】
【従来の技術】昇降用エレベーターに用いるケージa
は、平面形状が四角形を主とした多角形、あるいは曲面
的に形成され、断面的に上下面は水平になっていて、一
部、機器を搭載したり、外観上、一部に飾り壁面架構を
取付けたものである。なおシースルーエレベーター等は
あくまでも見えがかりを対象したものである。
は、平面形状が四角形を主とした多角形、あるいは曲面
的に形成され、断面的に上下面は水平になっていて、一
部、機器を搭載したり、外観上、一部に飾り壁面架構を
取付けたものである。なおシースルーエレベーター等は
あくまでも見えがかりを対象したものである。
【0003】図中bはエレベーターの昇降シャフト、c
は各階の床、dはエレベーター出入口である。(図5,
図6参照)
は各階の床、dはエレベーター出入口である。(図5,
図6参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】建物が高層化し、昇降
用エレベーターの速度も益々高速化が要求されてくる。
現在一般的には105〜120m/min、超高層建物
では600m/min、級のエレベーターも使用されて
おり、将来、更に高速化が要求されてきている。
用エレベーターの速度も益々高速化が要求されてくる。
現在一般的には105〜120m/min、超高層建物
では600m/min、級のエレベーターも使用されて
おり、将来、更に高速化が要求されてきている。
【0005】しかしながら限られた空間のエレベーター
シャフトをエレベーターのケージが高速で昇降すると、
気流の変化によって振動や、上下に行き交うケージ相互
の干渉による横揺れ等が生起する。気流の流れがスムー
ズでない点は、エレベーターの高速化が進む程問題とな
っている。
シャフトをエレベーターのケージが高速で昇降すると、
気流の変化によって振動や、上下に行き交うケージ相互
の干渉による横揺れ等が生起する。気流の流れがスムー
ズでない点は、エレベーターの高速化が進む程問題とな
っている。
【0006】本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑
みて提案されたもので、その目的とする処は、限られた
狭隘な空間のエレベーターシャフト内を、スムーズにエ
レベーターが高速で昇降しうるエレベーターのケージを
提供する点にある。
みて提案されたもので、その目的とする処は、限られた
狭隘な空間のエレベーターシャフト内を、スムーズにエ
レベーターが高速で昇降しうるエレベーターのケージを
提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るエレベーターのケージは、ケージ本体
の上下面に角錐、あるいは平面が曲線形で垂直錐状のカ
バーを取付けて構成されている。
め、本発明に係るエレベーターのケージは、ケージ本体
の上下面に角錐、あるいは平面が曲線形で垂直錐状のカ
バーを取付けて構成されている。
【0008】
【作用】本発明に係るエレベーターのケージは、上下面
に取付けられたカバーが角錐、または平面が曲線形で、
垂直錐状に構成されているので、同カバーによって昇降
ケージの気流の流れをスムーズにして、昇降するケージ
の気流の流れを円滑にし、振動やケージ相互の行き交い
時の影響を小さくすることができる。
に取付けられたカバーが角錐、または平面が曲線形で、
垂直錐状に構成されているので、同カバーによって昇降
ケージの気流の流れをスムーズにして、昇降するケージ
の気流の流れを円滑にし、振動やケージ相互の行き交い
時の影響を小さくすることができる。
【0009】またエレベーターシャフトが限られた狭い
空間の場合でも気流の乱れ、抵抗が少なく高速昇降が可
能となる。
空間の場合でも気流の乱れ、抵抗が少なく高速昇降が可
能となる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。1はエレベーターシャフト、2は各階の床、3はエ
レベーター出入口である。4は前記エレベーターシャフ
ト1内を昇降するケージで、同ケージ4の上下面に平面
が曲線形で垂直錐に近い形をしたカバー5が取付けられ
ている。
る。1はエレベーターシャフト、2は各階の床、3はエ
レベーター出入口である。4は前記エレベーターシャフ
ト1内を昇降するケージで、同ケージ4の上下面に平面
が曲線形で垂直錐に近い形をしたカバー5が取付けられ
ている。
【0011】図示の実施例は前記したように構成されて
いるので、エレベーターシャフト1内を昇降するケージ
の上下面に設けられた前記カバー5によって気流の流れ
をスムーズにし、振動やケージ4相互の行き交い時の影
響を小さくすることができ、エレベーターシャフト1内
が狭隘な空間の場合でもスムーズな高速昇降ができる。
いるので、エレベーターシャフト1内を昇降するケージ
の上下面に設けられた前記カバー5によって気流の流れ
をスムーズにし、振動やケージ4相互の行き交い時の影
響を小さくすることができ、エレベーターシャフト1内
が狭隘な空間の場合でもスムーズな高速昇降ができる。
【0012】前記カバー5は平滑な面をしたもので、極
力軽量で硬い材質のもの、例えばFRP等が好適であ
る。また形状としては多角錐形の他、曲面錐形のものが
よく、図3及び図4は多段式ケージの例を示し、エレベ
ーターシャフト1の隙間に向い気流が流入し易い形にカ
バー5の形状を形成したものである。図中6は出入口扉
である。
力軽量で硬い材質のもの、例えばFRP等が好適であ
る。また形状としては多角錐形の他、曲面錐形のものが
よく、図3及び図4は多段式ケージの例を示し、エレベ
ーターシャフト1の隙間に向い気流が流入し易い形にカ
バー5の形状を形成したものである。図中6は出入口扉
である。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記したように構成されている
ので、エレベーターが高速で昇降する場合の振動やケー
ジ相互の行き交う際の影響が少なく、またエレベーター
シャフトが限られた狭隘な空間のエレベーターシャフト
の場合でもスムーズな高速昇降が可能になる。
ので、エレベーターが高速で昇降する場合の振動やケー
ジ相互の行き交う際の影響が少なく、またエレベーター
シャフトが限られた狭隘な空間のエレベーターシャフト
の場合でもスムーズな高速昇降が可能になる。
【図1】本発明に係る高速エレベーターのケージの使用
状態を示す縦断面図である。
状態を示す縦断面図である。
【図2】図1の平断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図4】図3の実施例の使用状況を示す平断面図であ
る。
る。
【図5】従来のエレベーターの縦断面図である。
【図6】図5の平断面図である。
1 エレベーターシャフト 2 床 3 エレベーター出入口 4 ケージ 5 カバー 6 出入口扉
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベーターのケージの上下面に、角
錐、あるいは平面が曲線形で垂直錐状のカバーを取付け
てなることを特徴とする高速エレベーターのケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725992A JPH05286673A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 高速エレベーターのケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725992A JPH05286673A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 高速エレベーターのケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286673A true JPH05286673A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=13909781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8725992A Pending JPH05286673A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 高速エレベーターのケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05286673A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240346A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-04 | Toshiba Fa Syst Eng Corp | ダブルデッキエレベーター |
US6318509B1 (en) * | 1999-02-17 | 2001-11-20 | Inventio Hg | Flexible elevator car dome to reduce noises from airflow |
JP2002179368A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-26 | Toshiba Elevator Co Ltd | ダブルデッキエレベータ |
JP2002187682A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-02 | Toshiba It & Control Systems Corp | ダブルデッキエレベータ |
JP2011079677A (ja) * | 2010-12-17 | 2011-04-21 | Toshiba It & Control Systems Corp | ダブルデッキエレベーター |
JP2020083595A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗りかごの整風カバー |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP8725992A patent/JPH05286673A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6318509B1 (en) * | 1999-02-17 | 2001-11-20 | Inventio Hg | Flexible elevator car dome to reduce noises from airflow |
JP2001240346A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-04 | Toshiba Fa Syst Eng Corp | ダブルデッキエレベーター |
JP2002179368A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-26 | Toshiba Elevator Co Ltd | ダブルデッキエレベータ |
JP4666755B2 (ja) * | 2000-12-13 | 2011-04-06 | 東芝エレベータ株式会社 | ダブルデッキエレベータ |
JP2002187682A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-02 | Toshiba It & Control Systems Corp | ダブルデッキエレベータ |
JP2011079677A (ja) * | 2010-12-17 | 2011-04-21 | Toshiba It & Control Systems Corp | ダブルデッキエレベーター |
JP2020083595A (ja) * | 2018-11-29 | 2020-06-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗りかごの整風カバー |
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