JPH04333486A - エレベ−タ装置 - Google Patents

エレベ−タ装置

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JPH04333486A
JPH04333486A JP3205733A JP20573391A JPH04333486A JP H04333486 A JPH04333486 A JP H04333486A JP 3205733 A JP3205733 A JP 3205733A JP 20573391 A JP20573391 A JP 20573391A JP H04333486 A JPH04333486 A JP H04333486A
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JP
Japan
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car
wall
plate
speed
entrance
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Hisashi Matsuda
寿 松田
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • B66B11/0226Constructional features, e.g. walls assembly, decorative panels, comfort equipment, thermal or sound insulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高速度で昇降す
るエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、近時、建設されるビルの高
層化にともない、このビルに設置されるエレベータ装置
の高速化も同時に進められている。そして速度が 40
0m/分以上の高速度になるにしたがって、乗りかご内
部での不快な騒音が増大してきている。この高速度での
騒音は、従来、低速度で運行されていたときの騒音が振
動騒音を主とするものであったのに対し、この振動騒音
とは性質が異なるものであった。そして、高速度での騒
音の原因に付いては、乗りかごの周りに発生する渦流に
よる風音を主体とする空力騒音であることが従来から判
明していた。
【0003】以下、従来のエレベータ装置の1つについ
て図面を参照して説明すると共に、乗りかごの周囲に発
生する気流の状況を説明する。図11は概略斜視図であ
り、図12は気流の状況を示す図である。図において、
1はビルなどに設けられたダクト内に昇降可能に配置さ
れた略直方体の乗りかごであり、2は扉3が開閉する乗
降口4が設けられた乗降口壁であり、5は側壁である。 また、6は乗降口壁2の下部に取着されたかご床エプロ
ンを形成する下部延出板である。この下部延出板6は、
乗降客の安全を守るために乗降口4の幅よりも広い幅と
、乗りかごの高さの略2分の1程度の長さを有する薄板
で、昇降方向の下方向に延びるように取着されている。 なお、7はロープであり、8はガイドレールであって、
ロープ7の一端は乗りかご1に固着され、他端側には釣
合おもりが設けられ、図示しない巻上げ装置によりロー
プ7を駆動して懸垂させた乗りかご1をガイドレール8
に沿って昇降させる。
【0004】このように構成されたものにおいて、上昇
、下降とも同じ走行速度、例えば420m/分の高速度
で運転した場合、乗りかご1の下降時には、上昇時に比
較して大きな騒音が発生し、乗りかご1内部においては
騒音のレベルが数dBAも上回る状況となった。
【0005】このような高速度の昇降時の騒音の発生及
び下降時と上昇時に騒音レベルに差が生じることは従来
から確認されていたが、今回、本発明者等はこれらの現
象についてさらに詳細に調べた結果、次のことが判明し
た。
【0006】すなわち、図12において、乗りかご1が
矢印Aの方向に下降する場合には、乗りかご1の下側に
くる空気がダクトの内壁と乗りかご1の間の空間を通り
、乗りかご1の上側にくるように移動する。このとき、
乗りかご1の外側を流れる気流には、下側から乗りかご
1の側面を包むように流れる馬蹄形状の渦9が発生し、
乗降口壁2の下部延出板6には、その下方向に延びる側
端縁部10の周りに流れる縦渦11が発生していること
が判明した。このうち馬蹄形状の渦9は、通常鈍頭物体
の周りの流れに発生するものであり、縦渦11は、下方
向に延びる下部延出板6により空気が乗りかご1の下側
に澱み、圧力が高くなって乗りかご1の下側から圧力の
低い下部延出板6の前面側に、その側端縁部10を回り
込むように流れて発生するものである。そして、下部延
出板6の前面側を上方向に流れる空気の流れは、縦渦1
1の形成によって流線が曲げられ縮流流れとなり、局所
的な増速流れ12となっていることが判明した。また増
速流れ12の速さは走行速度の1.3倍に達するもので
あった。
【0007】また、乗りかご1の側壁5側ではガイドレ
ール8の周りに馬蹄形状の渦13が生じており、さらに
乗りかご1の側壁5及び背壁には大規模な剥離泡14が
形成されていて複雑な剥離流れとなっていることが判明
した。
【0008】そして、増速流れ12は、乗りかご1の側
壁5側に比べ扉3や乗降口4あるいは乗降ステップ等の
段差が多い乗降口壁2に沿って流れるため、段差等によ
り乗降口壁2で空力騒音を発生する。また乗降口壁2側
は、側壁5側に比べダクトの内壁と乗りかご1との間隔
が狭く、乗降口壁2には乗降口4が有り、この乗降口4
の開口部は扉3により閉塞されるが密閉性が十分でなく
、発生した空力騒音は隙間等を通じて乗りかご1内部に
入り、内部の騒音レベルを高めてしまう。さらに乗降口
壁2は乗降口4や扉3、この扉3の開閉機構等がある為
に、遮音性能を高めることが難しい状況にあり、乗りか
ご1内部の騒音レベルを低減させることが困難で、乗り
心地を悪くするような状況にあった。またさらに、剥離
泡14が形成され複雑な剥離流れとなっている側壁5及
び背壁にはその剥離流れの再付着領域が形成され、これ
を音源とする空力騒音が発生し、増速流れ12による空
力騒音と同様に乗りかご1内部の騒音レベルを高めてし
まうものであった。そして空力騒音が昇降速度が高速に
なるにともないより大きいものとなることから、昇降速
度がより高速化する場合においては、騒音低減はより困
難なものとなる。
【0009】なお、特開昭45−32569号公報、特
開昭50−102043号公報、実開昭49−4612
1号公報、実開昭50−95751号公報には、乗りか
ごの周りに発生する渦流による風音を低減するために、
乗りかごの上部あるいは下部に種々の整風板を設けるよ
うにしたものが示されている。しかし、いずれも整風板
の表裏の圧力差によって整風板の側端縁部に縦渦が発生
し、表側、すなわち前面側に増速流れが生じ、この増速
流れによる空力騒音が高速化にともない乗りかご内部で
増大することが想定される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような高速の昇
降速度で生じる空力騒音の低減が困難な状況に鑑みて本
発明はなされたもので、その目的とするところは高速の
昇降速度で生じる空力騒音による乗りかご内部の騒音を
低減し、よりよい乗り心地を実現すると共に昇降速度が
より高速化した場合においても問題なく対応できるエレ
ベータ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のエレベータ装置
は、昇降する乗りかごと、この乗りかごの側面を形成す
る側壁及び乗降口壁並びに該乗降口壁に対向する背壁と
、乗降口壁の昇降方向に延在するように取着された延出
板とを備えてなるものにおいて、乗りかごには、昇降時
に乗降口壁に沿って生じる増速流れを抑制する増速流抑
制手段が設けられていることを特徴とするもので、増速
流抑制手段として、延出板に、側壁の昇降方向に延在す
るように取着されたガイド板が設けられていることを特
徴とするものであり、増速流抑制手段として、延出板に
、貫通孔が設けられていることを特徴とするものであり
、増速流抑制手段として、背壁の昇降方向に延在するよ
うに背面延出板が設けられ、この背面延出板と延出板と
の間に、側壁の昇降方向に延在するように取着されたガ
イド板が設けられ且つ該ガイド板には昇降方向に切り込
むように設けられたV字状の切込み部が形成されている
ことを特徴とするものであり、増速流抑制手段として、
側壁及び背壁から昇降方向に延出して設けられ、且つ延
出板と一体となるように設けられて昇降方向に対し略流
線形状を形成する整風カバーが設けられていることを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】上記のように構成されたエレベータ装置は、乗
りかごに、乗降口壁に沿って生じる増速流れを抑制する
増速流抑制手段、例えば延出板に側壁の昇降方向に延在
するように設けたガイド板、あるいは貫通孔を設けて形
成されており、また略流線形状となるように整風カバー
を設けている。これにより、ガイド板を設けたものでは
縦渦をガイド板の側端縁部に生じさせ、増速流れを側壁
側に発生させて乗降口壁に沿う増速流れを抑制し、貫通
孔を設けたものでは延出板で縦渦が発生しないようにし
て乗降口壁に沿う増速流れを抑制し、また整風カバーを
設けたものでは滑らかな流れを生じさせ、縦渦は発生せ
ず剥離流れ、増速流れを抑制し、そして増速流れによっ
て起こる空力騒音を低減することで高速昇降時の乗りか
ご内部の騒音を低減することができ、乗り心地の向上が
実現できると共に、ビルなどの高層化に応じた昇降速度
のより高速化にも対応できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】先ず、第1の実施例を図1により説明する
。図1は概略斜視図であり、図において、15はビルな
どに設けられたダクト内を昇降する、例えば間口と奥行
がそれぞれ約2m、高さが約3mの略直方体の乗りかご
であり、この乗りかご15にはガイドシュー16が取着
されており、このガイドシュー16がダクト内に立設さ
れたガイドレール17に沿って案内されることで乗りか
ご15の昇降を可能としている。また乗りかご15の側
面の1つには、所定階において乗降客が出入りする乗降
口18が開口した乗降口壁19が設けられ、乗降口18
には開閉するように扉20が設けられている。そして他
の側面は側壁21及び背壁22で囲われている。
【0015】また、乗りかご15の前側下部には、水平
方向の断面がコ字状に形成されたかご床エプロンを形成
する下部延出板23が昇降方向の下方向に延びるように
取着されており、この下部延出板23は横長の長方形の
前面板24と縦長の長方形のガイド板25とからなって
いる。そして前面板24は乗降口壁19の下部に下方向
に延在するように取着され、ガイド板25は前面板24
の両側に隣接して設けられ、乗降口壁19に隣接する2
つの側壁21,21の下部の一部に、所定の幅をもって
下方向に延在するように取着されている。なお、26は
側壁21の底辺の中間部分から下方向に延びるガイド板
25の側端縁部である。そして下部延出板23は昇降方
向の長さが約1.5mの薄板である。
【0016】また、27は乗りかご15の上部に一端が
固着されたロープで、これにより乗りかご15を懸垂さ
せて支持しており、このロープ27の他端側には図示し
ない巻上げ装置を介して懸垂するように釣合おもりが支
持されている。そして巻上げ装置によりロープ27を駆
動することにより乗りかご15と釣合おもりは所定の走
行速度で昇降する。
【0017】上記のように構成された本実施例において
、上昇、下降とも同じ走行速度、例えば420m/分の
高速度で運転し、下降運転を行う場合には、乗りかご1
5の外側には従来と同じ様に下側から乗りかご15の側
面を包むように流れる馬蹄形状の渦が発生する。また下
方向に延びる下部延出板23により乗りかご15の下側
に澱み、圧力が高くなった空気によって、この空気が乗
りかご15の下側からガイド板25の側端縁部26を外
方向に回り込むように流れ出し、側端縁部26に縦渦が
発生する。そしてこの縦渦によってガイド板25及び側
壁21の側面側には上方向の増速流れが発生するが、前
面板24及び乗降口壁19の前面側には増速流れの発生
は見られない。
【0018】それ故、乗降口壁19部などでは増速流れ
による空力騒音の発生は見られず、また増速流れが発生
する側壁21部では、一般に乗降口壁19よりも側壁2
1が比較的段差のない平坦な状態に形成されるものであ
り、ダクトの内壁との間隔も大きく取ってあり、増速流
れにより発生する空力騒音の騒音レベルも低い。さらに
発生したレベルの低い騒音は、乗降口18の部分から遠
いところで発生するために従来と同等の遮音性能のまま
でも、乗りかご15内部の騒音を特に高いレベルにする
ものではない。
【0019】このため下降運転の場合の乗りかご15内
部の騒音レベルは、上昇運転の場合と同じ程度のものと
なり、乗降客に対する安全性を維持したまま乗り心地が
向上する。そして本実施例によれば乗降客に対する乗り
心地を劣化させることなく、より高速度での昇降を実現
することができ、ビル等の高層化に対応した高速化が図
れるものである。
【0020】次に、第2の実施例を図2により説明する
。図2は概略斜視図であり、図において、28は水平方
向の断面がコ字状に形成された下部延出板で、乗りかご
15の前側下部に取着されている。この下部延出板28
は薄板で形成され、かつ前面板29とこの前面板29の
両側に隣接して設けられたガイド板30とからなってい
る。また下部延出板28は前面板29が乗降口壁19の
下部に下方向に延在するように取着され、ガイド板30
が乗降口壁19に隣接する2つの側壁21,21の下部
の一部に、所定の幅をもって下方向に延在するように取
着されている。そして下部延出板28の下端縁部は、前
面板29の下端縁部31が略円弧状に形成され、ガイド
板30の下端縁部32は前面板29の下端縁部31に連
接し、漸次下方向の長さが側端縁部33に向かって減少
するように形成されている。
【0021】上記のように構成された本実施例において
、第1の実施例と同じ様に高速度で運転し、下降運転を
行う場合には、下方向に延びる下部延出板28により乗
りかご15の下側に澱み、圧力が高くなった空気が、乗
りかご15の下側からガイド板30の側端縁部33と傾
斜した下端縁部32とを外方向に回り込むように流れ出
し、側端縁部33と下端縁部32に縦渦が発生する。 そしてこの縦渦によってガイド板30及び側壁21の側
面側には上方向の増速流れが発生するが、前面板29及
び乗降口壁19の前面側には増速流れの発生は見られな
い。
【0022】それ故、本実施例においても第1の実施例
と同様の作用、効果が得られる。
【0023】次に、第3の実施例を図3により説明する
。図3は概略斜視図であり、図において、34は上部延
出板、35は下部延出板であり、上部延出板34は乗り
かご15の前側上部に取着され、下部延出板35は乗り
かご15の前側下部に取着されている。
【0024】上部延出板34は、乗りかご15前方の上
昇時における空気流の変動を少なくするように設けられ
た上部整風板で、台形状の薄板をコ字状に曲げて形成さ
れており、長方形の上部前面板36とこの上部前面板3
6の両側に隣接して設けられた直角三角形の上部ガイド
板37とからなっている。また上部前面板36が乗降口
壁19の上部に上方向に延在するように取着され、上部
ガイド板37が乗降口壁19に隣接する2つの側壁21
,21の上部に上方向に延在するように取着されている
。なお、38は上部ガイド板37の奥行き方向に傾斜し
た上部端縁部である。
【0025】また、下部延出板35は上部延出板34と
同様に形成されているもので、39は下部前面板,40
は下部ガイド板であり、41は下部ガイド板40の下部
端縁部である。そして下部前面板39が乗降口壁19の
下部に下方向に延在するように取着され、下部ガイド板
40が乗降口壁19に隣接する2つの側壁21,21の
下部に下方向に延在するように取着されている。
【0026】上記のように構成された本実施例において
、第1の実施例と同じ様に高速度で運転し、下降運転を
行う場合には、下方向に延びる下部延出板35により乗
りかご15の下側に澱み、圧力が高くなった空気が、乗
りかご15の下側から下部ガイド板40の傾斜した下部
端縁部41を外方向に回り込むように流れ出し、下部端
縁部41に縦渦が発生する。そしてこの縦渦によって下
部ガイド板40及び側壁21の側面側には上方向の増速
流れが発生するが、下部前面板39及び乗降口壁19の
前面側には増速流れの発生は見られない。
【0027】また、上昇運転を行う場合には、下降運転
を行う場合とは方向が異なるものの同様に、上方向に延
びる上部延出板34により乗りかご15の上側に澱み、
圧力が高くなった空気が、乗りかご15の上側から上部
ガイド板37の傾斜した端縁部38を外方向に回り込む
ように流れ出し、上部端縁部38に縦渦が発生する。そ
してこの縦渦によって上部ガイド板37及び側壁21の
側面側には下方向の増速流れが発生するが、上部前面板
36及び乗降口壁19の前面側には増速流れの発生は見
られない。
【0028】それ故、本実施例においても上記の各実施
例と同様の作用、効果が得られる。さらに、乗りかご1
5の上部に整風用の上部延出板34を設けており、上昇
運転時の乗りかご15の周りに生じる空気流の乱れ、特
に乗降口壁19部分での空気流の変動を減少させながら
、高速化しても乗りかご15内部の騒音レベルを低く押
さえることができる。
【0029】次に、第4の実施例を図4により説明する
。図4は概略斜視図であり、図において、42は乗降口
壁19の下部に下方向に延在するように取着された下部
延出板である。この下部延出板42は薄板で形成され、
小径の複数の貫通孔43が板面全体に形成されている。
【0030】上記のように構成された本実施例において
、第1の実施例と同じ様に高速度で運転し、下降運転を
行う場合には、乗りかご15の下側にくる空気がダクト
の内壁と乗りかご15との間隙を通り、乗りかご15の
上側にくるように移動する。このとき乗りかご15の下
側となった空気は、両側壁21,21及び背壁22側の
3方向に流れ、乗降口壁19側には下方向に延びる下部
延出板42によって流れるのが遮られ、乗りかご15の
下側に澱みが生じようとするが、下部延出板42に複数
形成された貫通孔43によって空気は乗りかご15の下
側から乗降口壁19の前面側に流れ、澱みが生じず、下
部延出板42の側端縁部には縦渦は発生しない。そして
乗降口壁19の前面側には増速流れは発生しない。
【0031】このため昇降速度が高速なものとなっても
、乗りかご15内部の増速流れによる空力騒音は発生し
ない。また下部延出板42に形成された貫通孔43が小
径であるため乗降客に対する安全性は保持される。
【0032】次に、第5の実施例を図5により説明する
。図5は概略斜視図であり、図において、44は乗降口
壁19の下部に下方向に延在するように取着された下部
延出板である。この下部延出板44は複数の細棒体45
を昇降方向に平行に間隔を置いて並べ、枠組みされて形
成されており、細棒体45間には長方形の貫通孔46が
形成されている。
【0033】上記のように構成された本実施例において
も、第4の実施例と同じ様に下降運転を行う場合には、
乗りかご15の下側にくる空気が、乗降口壁19側には
貫通孔46を通って乗降口壁19の前面側に流れ、澱み
が生じず、下部延出板44の側端縁部には縦渦は発生し
ない。そして乗降口壁19の前面側には増速流れは発生
せず、第4図の実施例と同様の作用、効果が得られる。
【0034】次に、第6の実施例を図6により説明する
。図6は概略斜視図であり、図において、47は乗降口
壁19の下部に下方向に延在するように取着された下部
延出板である。この下部延出板47は細棒体48を格子
状にし、乗りかご15側に近いほど開口率を大きくなる
ように枠組みして形成されており、複数の貫通孔49が
形成されている。
【0035】上記のように構成された本実施例において
も、第4の実施例と同じ様に下降運転を行う場合には、
乗りかご15の下側にくる空気が、乗降口壁19側には
貫通孔49を通って乗降口壁19の前面側に流れ、澱み
が生じず、下部延出板47の側端縁部には縦渦は発生し
ない。そして乗降口壁19の前面側には増速流れは発生
せず、第4図の実施例と同様の作用、効果が得られる。 また、下部延出板47が乗りかご15側に近いほど開口
率を大きくなるように形成されてるため、澱みの発生防
止にはより有効である。
【0036】次に、第7の実施例を図7により説明する
。図7は概略斜視図であり、図において、50は乗降口
壁19の下部に下方向に延在するように取着された下部
延出板である。この下部延出板50は細棒体51を格子
状にし、側端縁部に近いほど開口率を大きくなるように
枠組みして形成されており、複数の貫通孔52が形成さ
れている。
【0037】上記のように構成された本実施例において
も、第4の実施例と同じ様に下降運転を行う場合には、
乗りかご15の下側にくる空気が、乗降口壁19側には
貫通孔52を通って乗降口壁19の前面側に流れ、澱み
が生じず、下部延出板50の側端縁部には縦渦は発生し
ない。そして乗降口壁19の前面側には増速流れは発生
せず、第4図の実施例と同様の作用、効果が得られる。 また,下部延出板50が側端縁部に近いほど開口率を大
きくなるように形成されてるため、縦渦の発生防止には
より有効である。
【0038】次に、第8の実施例を図8により説明する
。図8は概略斜視図であり、図において、上部延出板5
3及び下部延出板54は長方形の薄板で、乗降口壁19
にそれぞれ上方向及び下方向に延在するように取着され
ており、上部背面延出板55及び下部背面延出板56は
背壁22にそれぞれ上方向及び下方向に延在するように
取着されている。そして上部延出板53と上部背面延出
板55の間には上部ガイド板57が両側壁21,21の
上部に上方向に延在するようにして取着されている。 また下部延出板54と下部背面延出板56の間には下部
ガイド板58が両側壁21,21の下部に下方向に延在
するようにして取着されている。なお、上部延出板53
は、乗りかご15前方の上昇時における空気流の変動を
少なくするように設けられた上部整風板である。
【0039】また、上部ガイド板57及び下部ガイド板
58は共に側壁21の昇降方向の略中心線上に頂点を有
するV字状の上部切込み部59及び下部切込み部60が
形成されている。そして両切込み部59,60は100
度より小さい頂角を持ち、頂角の2等分線が昇降方向に
一致したものとなっている。なお61は上部切込み部5
9の傾斜した上部端縁部で、62は下部切込み部60の
傾斜した上部端縁部である。
【0040】上記のように構成された本実施例において
、第1の実施例と同じ様に高速度で運転し、下降運転を
行う場合には、下方向に延びる下部延出板54と下部背
面延出板56及び下部ガイド板58により乗りかご15
の下側に澱み、圧力が高くなった空気が、乗りかご15
の下側から下部ガイド板58の下部切込み部60の傾斜
した下部端縁部62を外方向に回り込むように流れ出し
、下部端縁部62に沿うように縦渦が発生する。そして
この縦渦によって下部ガイド板58及び側壁21には上
方向の増速流れが発生するが、下部延出板54及び乗降
口壁19の前面側には増速流れの発生は見られない。 また下部切込み部60の頂角を100度より小さい角度
としているため、端縁部分に発生する縦渦の干渉領域(
剥離渦の発生領域)は頂点部分近傍に集中させることが
でき、剥離流れの再付着領域も下部切込み部60の近傍
に集中させることができる。
【0041】また、上昇運転を行う場合には、下降運転
を行う場合とは方向が異なるものの同様に、上方向に延
びる上部延出板53と上部背面延出板55及び上部ガイ
ド板57により乗りかご15の上側に澱み、圧力が高く
なった空気が、上部ガイド板57の上部切込み部59の
傾斜した上部端縁部61を外方向に回り込むように流れ
出し、上部端縁部61に沿うように縦渦が発生するが、
上部延出板53及び乗降口壁19の前面側には増速流れ
の発生は見られない。また上部切込み部59の頂角を1
00度より小さい角度としているため、端縁部分に発生
する縦渦の干渉領域(剥離渦の発生領域)は頂点部分近
傍に集中させることができ、剥離流れの再付着領域も上
部切込み部59の近傍に集中させることができる。
【0042】それ故、本実施例においても上記の各実施
例と同様の作用、効果が得られる。さらに、乗りかご1
5の上部に整風用の上部延出板53及び上部ガイド板5
7を設けており、上昇運転時の乗りかご15の周りに生
じる空気流の乱れ、特に乗降口壁19部分での空気流の
変動を減少させながら、高速化しても乗りかご15内部
の騒音レベルを低く押さえることができる。またさらに
、上部切込み部59及び下部切込み部60を設け、これ
らの切込み部59,60の近傍に剥離渦の発生領域及び
剥離流れの再付着領域を集中させているので、剥離流れ
に伴う空力騒音源を遮音構造を取り易く、乗降口18な
どから遠い位置に特定することができ、高速化しても乗
りかご15内部の騒音レベルをより低く押さえることが
できる。なお、背面側に上部,下部背面延出板55,5
6を設けているので、昇降するダクトと乗りかご15の
背面側の間隔が狭い場合、あるいは背面側にも乗降口を
有する場合においても高速昇降時の空気の変動を低減す
ることができ、空力騒音の発生を減少させることができ
る。
【0043】次に、第9の実施例を図9により説明する
。図9は概略斜視図であり、図において、上部延出板6
3及び下部延出板64は乗降口壁19にそれぞれ上方向
及び下方向に延在するように取着された薄板で、それぞ
れ上端縁部、下端縁部が略円弧状に形成されている。 また上部整風カバー65及び下部整風カバー66はそれ
ぞれ前面側と昇降方向面側に開口部分を有し滑らかな曲
面を持ったドーム状をしており、さらに昇降方向面側の
開口部分が乗りかご15の両側壁21,21と背壁22
に滑らかに連設し、前面側の開口部分が上部延出板63
及び下部延出板64の略円弧状の端縁部に一体となるよ
う取着されている。そして上部延出板63及び下部延出
板64と、上部整風カバー65及び下部整風カバー66
とがそれぞれ略流線形状の一体の構造を形成するように
して乗りかご15の上部及び下部を覆うように設けられ
ている。
【0044】上記のように構成された本実施例において
、第1の実施例と同じ様に高速度で運転し、下降運転を
行う場合には、乗りかご15の下部に下方向に延びる下
部延出板64に一体となるように略流線形状の下部整風
カバー66が取着されているために、空気は乗りかご1
5の下部に澱むことがなく大規模な剥離を生じることが
なく滑らかに上方に流れる。したがって局所的な増速流
の発生はなく、側壁21及び背壁22近傍での剥離流れ
も抑制できる。また、上昇運転を行う場合には、下降運
転を行う場合とは方向が異なるものの同様に、乗りかご
15の上部に上方向に延びる上部延出板63に一体とな
るように略流線形状の上部整風カバー65が取着されて
いるために、局所的な増速流の発生はなく、側壁21及
び背壁22近傍での剥離流れも抑制できる。
【0045】それ故、本実施例においても増速流に対し
上記の各実施例と同様の作用、効果が得られる。さらに
剥離流れも抑制できて空力騒音も低減され、より高速化
しても乗りかご15内の騒音を減少させることができる
【0046】次に、第10の実施例を図10により説明
する。図10は概略斜視図であり、図において、上部延
出板67及び下部延出板68は乗降口壁19にそれぞれ
上方向及び下方向に延在するように取着された略半楕円
形状の薄板である。また上部整風カバー69及び下部整
風カバー70は略楕円筒を半截した形状をしており、径
方向の一端部に上部延出板67及び下部延出板68と同
形状の上部背面板71及び下部背面板72が設けられ、
周部に両背面板71,72の各端縁部に沿って弧状に曲
げられた上板73及び下板74が設けられ、それぞれ径
方向の他端部の前面側と半截面の昇降方向面側に開口部
分を有して形成されている。さらに上部整風カバー69
及び下部整風カバー70は昇降方向面側の開口部分が乗
りかご15の両側壁21,21と背壁22に滑らかに連
設し、前面側の開口部分が上部延出板67及び下部延出
板68の各端縁部に一体となるよう取着されている。そ
して上部延出板67及び下部延出板68と、上部整風カ
バー69及び下部整風カバー70とがそれぞれ略流線形
状の一体の構造を形成するようにして乗りかご15の上
部及び下部を覆うように設けられている。
【0047】上記のように構成された本実施例において
も、第9の実施例と同じ様に高速度の下降,上昇運転に
際し、増速流及び剥離流れに対し同様の作用、効果が得
られる。また背面側に上部,下部背面板71,72を乗
降口壁19の上部,下部延出板67,68と同様に設け
ているので、昇降するダクトと乗りかご15の背面側の
間隔が狭い場合、あるいは背面側にも乗降口を有する場
合においても高速昇降時の空気の変動を低減することが
でき、空力騒音の発生を減少させることができる。
【0048】尚、本発明は上記の各実施例のみに限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更
して実施し得るものである。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明は
、乗りかごに乗降口壁に沿って生じる増速流れを抑制す
る増速流抑制手段を設ける構成としたことにより、高速
の昇降速度で生じる空力騒音による乗りかご内部の騒音
を低減することができ、乗り心地の向上が実現できると
共に、ビルなどの高層化に応じた昇降速度のより高速化
にも対応できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略斜視図である
【図2】本発明の第2の実施例を示す概略斜視図である
【図3】本発明の第3の実施例を示す概略斜視図である
【図4】本発明の第4の実施例を示す概略斜視図である
【図5】本発明の第5の実施例を示す概略斜視図である
【図6】本発明の第6の実施例を示す概略斜視図である
【図7】本発明の第7の実施例を示す概略斜視図である
【図8】本発明の第8の実施例を示す概略斜視図である
【図9】本発明の第9の実施例を示す概略斜視図である
【図10】本発明の第10の実施例を示す概略斜視図で
ある。
【図11】従来例を示す概略斜視図である。
【図12】図11における気流の状況を示す図である。
【符号の説明】
15…乗りかご 19…乗降口壁 21…側壁 22…背壁 23…下部延出板(増速流抑制手段) 24…前面板 25…ガイド板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  昇降する乗りかごと、この乗りかごの
    側面を形成する側壁及び乗降口壁並びに該乗降口壁に対
    向する背壁と、前記乗降口壁の昇降方向に延在するよう
    に取着された延出板とを備えてなるものにおいて、前記
    乗りかごには、昇降時に前記乗降口壁に沿って生じる増
    速流れを抑制する増速流抑制手段が設けられていること
    を特徴とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】  前記増速流抑制手段として、前記延出
    板に、前記側壁の昇降方向に延在するように取着された
    ガイド板が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のエレベータ装置。
  3. 【請求項3】  前記増速流抑制手段として、前記延出
    板に、貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載のエレベータ装置。
  4. 【請求項4】  前記増速流抑制手段として、前記背壁
    の昇降方向に延在するように背面延出板が設けられ、こ
    の背面延出板と前記延出板との間に、前記側壁の昇降方
    向に延在するように取着されたガイド板が設けられ且つ
    該ガイド板には昇降方向に切り込むように設けられたV
    字状の切込み部が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】  前記増速流抑制手段として、前記側壁
    及び背壁から昇降方向に延出して設けられ、且つ前記延
    出板と一体となるように設けられて昇降方向に対し略流
    線形状を形成する整風カバーが設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
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