JP2001019321A - エレベーターのかご装置 - Google Patents
エレベーターのかご装置Info
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Abstract
間へ流入する空気流が少なく静粛に昇降するエレベータ
ーのかご装置を得る。 【解決手段】 かご3が昇降するときの空気流を平板部
9及び先細形状の整風カバー8によって整流し、渦流の
発生を抑制してかご室内の騒音が少なくする。また、か
ご3の出入口6側への空気の流入を平板部9により抑制
し、しかも昇降路1内面と整風カバー8の平板部9の間
に流入した空気が、高圧側である整風カバー9の流入路
11から流出路15へ流出する。したがって、かご3の
出入口6側への空気の流入が一層減少する。これによ
り、昇降路1内面とかご3との狭い空間において空気流
速が増し騒音が増大し、騒音がかご室5内へ伝わる現象
を防ぎ、かご3の乗り心地を向上する。
Description
空気の乱流を抑制する整風カバーが設けられたエベータ
ーのかご装置に関する。
号公報に示された従来のエレベーターのかご装置を示す
縦断側面図である。図において、1は昇降路、2は昇降
路1に設けられた乗場、3は主索4に吊持されて昇降路
2を昇降するかご、5はかご3の要部を構成するかご
室、6はかご室5の前側に設けられた出入口、7は出入
口6を開閉するかごの戸である。
面をそれぞれ覆って設けられ、かご室5の前側対応位
置、すなわち出入口6対応位置に配置されて昇降路1の
内面と少ない空隙を構成して対面して配置された平板部
9及び先端側からかご室5の外周縁部に向かって傾斜す
る曲面部10を有する先細形状に形成されている。
うに構成され、かご3が高速で昇降するときの空気流が
平板部9と、先端に向かって間口及び奥行きが漸減する
曲面部10とによって先細形状に形成された整風カバー
8によって整流される。すなわち、曲面部10によって
空気の渦流の発生が抑制されてかご室5内の騒音が減少
する。
のために遮音性の悪い出入口6側への空気の流入を平板
部9によって防ぎ、かご室5内の騒音を少なくするよう
になっている。なお、かご3が図13に示す矢印A方向
へ昇降、すなわち上昇する場合には矢印B方向へ空気が
流れ、またかご3が下降する場合には反矢印B方向へ空
気が流れる。
レベーターのかご装置において、整風カバー8の平板部
9によって、かご3の昇降時に出入口6側への空気の流
入を防ぐように構成されている。しかし、かご室5内の
騒音を少なくする程度に空気の流入を防ぐことは困難で
あり、また昇降路1内面とかご3との狭い空間において
空気流が縮流して流速が増すために騒音が大きくなる。
したがって、その騒音がかごの戸7と出入口6との隙間
からかご室5内へ伝わって乗り心地が悪くなるという問
題点があった。
になされたものであり、かごの昇降時に昇降路内面とか
ごの出入口の間へ流入する空気流が少ないエレベーター
のかご装置を得ることを目的とする。
ターのかご装置においては、昇降路に配置されて前側に
出入口が設けられたかご室と、このかご室の上面及び下
面をそれぞれ覆って設けられ、かご室の前側対応位置に
配置されて昇降路の内面と少ない空隙を構成して対面し
て配置された平板部が形成されると共に先端に向かって
間口及び奥行きが漸減する先細形状に形成され、かつ平
板部の先端寄りに開口して内側に引退しかご室に接近す
る傾斜面により形成された流入路及び平板部から離れた
位置に開口して流入路よりもかご室寄りに配置され内側
から外面に接続した傾斜面により形成された流出路を有
する整風カバーとが設けられる。
装置においては、一端が流入路の開口部に接続されて整
風カバー内に延長され、他端は流出路に接続されたダク
トが設けられる。
装置においては、ダクト内に配置されて流出路方向に送
風する送風機が設けられる。
装置においては、流出路に設けられ整風カバーの内側か
ら外面に接続して形成されて、水平方向に空気流を誘導
する傾斜面が設けられる。
装置においては、流入路及び流出路の少なくとも一方に
設けられた閉塞板と、この閉塞板を駆動する駆動機構
と、かごの昇降時に昇降方向の先頭側の整風カバーに設
けられた閉塞板の開放及び昇降方向の後尾側の整風カバ
ーに設けられた閉塞板の閉塞を指令する制御装置とが設
けられる。
装置においては、流入路の有効開口部の面積よりも、流
出路の有効開口部の面積が広く設定される。
装置においては、かごの昇降によって生じるかご外部の
空気流が、整風カバーの先端部に当たってかご外面から
離れる剥離領域に流出路が配置される。
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベ
ーターのかご装置を示す縦断側面図、図2は図1のエレ
ベーターのかご装置の左側面図、図3は図1の整風カバ
ーの拡大斜視図、図4は図3の流入路箇所の縦断側面拡
大図、図5は図4の流入路の閉塞状況を示す図4相当
図、図6は図3の流出路箇所の拡大斜視図、図7は図6
の流出路の長手に沿う断面図、図8は図7の右側面図、
図9は図6の流出路の閉塞状況を示す図7相当図、図1
0は図9の右側面図である。
設けられた乗場、3は主索4に吊持されて昇降路1を昇
降するかご、5はかご3の要部を構成するかご室、6は
かご室5の前側に設けられた出入口、7は出入口6を開
閉するかごの戸である。8は整風カバーで、かご室5の
上面及び下面をそれぞれ覆って設けられ、かご室5の前
側対応位置、すなわち出入口6対応位置に配置されて昇
降路1の内面と少ない空隙を構成して対面して配置され
た平板部9及び先端側からかご室5の外周縁部に向かっ
て傾斜する曲面部10を有する先細形状に形成されてい
る。
に開口した流入路で、流入路11縁部に一側が枢着され
て開放時に内側に引退してかご室5に接近した傾斜面を
形成する流入閉塞板12、流入路11縁部に設けられた
支持腕13及び詳細は後述するが支持腕13に設けられ
て流入閉塞板12を開閉動作させる電動シリンダーから
なる流入側駆動機構14が設けられている。
の両側面対応位置にそれぞれ設けられて整風カバー8の
曲面部10基部、すなわち平板部9から離れた位置に開
口し流入路11位置よりもかご室5寄りに配置されて、
内側から外面に接続して形成されて水平方向に空気流を
誘導する傾斜面16、流出路15縁部に一側が枢着され
て要時に流出路15を閉塞する流出閉塞板17、流出路
15縁部に設けられた支持腕18及び詳細は後述するが
支持腕18に設けられて流出閉塞板17を開閉動作させ
る電動シリンダーからなる流出側駆動機構19が設けら
れている。
び流出側駆動機構19に接続され、かご3の昇降時に昇
降方向の先頭側の整風カバー8に設けられた流入閉塞板
12及び流出閉塞板17の開放並びに昇降方向の後尾側
の整風カバー8に設けられた流入閉塞板12及び流出閉
塞板17の閉塞を指令する。
矢印A方向へ昇降、すなわち上昇すると矢印B方向及び
矢印C方向へ空気が流れる。そして、かご3外部におけ
る空気流Bは整風カバー8の先端部に当たってかご3外
面から離れ、その後昇降路1内面に当たって再度かご3
外面に接近する。このため、かご3外部の空気流Bにお
いて図2に示す剥離領域Dが発生する。また、かご3が
下降する場合には反矢印B方向及び反矢印C方向へ空気
が流れへ空気が流れ、また図2に示す剥離領域Dがかご
3の下部対応位置に発生する。
ご装置において、かご3が高速で昇降するときの空気流
が平板部9及び先端に向かって間口及び奥行きが漸減す
る曲面部10によって先細形状に形成された整風カバー
8によって整流される。すなわち、曲面部10によって
空気の渦流の発生が抑制されるので、かご室5内の騒音
が少なくなる。また、かごの戸7と出入口6との隙間の
ために遮音性の悪い出入口6側への空気の流入が平板部
9によって防がれて、出入口6側への空気の流入量が減
少する。
カバー8に設けられた流入路11、流出路15の流入閉
塞板12及び流出閉塞板17が開放される。これによ
り、昇降路1内面と整風カバー8の平板部9の間に流入
した空気が、整風カバー8の高圧側である流入路11か
ら、かご3外部の空気流Bの剥離領域Dに生じる低圧側
であって流入路11よりもかご室5寄りに設けられた流
出路15へ流出する。なお、流出路15をかご室5の出
入口6に対向した背面相当位置に配置した構成であって
も、図1〜図10の実施の形態における作用を得ること
ができる。
らかごの戸7の隙間のために遮音性の悪い出入口6側へ
の空気の流入を一層少なくすることができる。このた
め、昇降路1内面とかご3との狭い空間において空気流
が縮流して流速が増すことによって騒音が大きくなり、
その騒音がかごの戸7と出入口6との隙間からかご室5
内へ伝わる現象を防止することができ、かご3の乗り心
地を向上することができる。
おいて、流入路11の有効開口部を間口10cm、高さ8
0cm程度とし、流出路15を図2に示すようにかご3の
両側面にそれぞれ設けて一つの流出路15の有効開口部
を間口20cm、高さ20cm程度とする。これによって、
かご3の出入口6側へ流入した空気流のほぼ2/1に相
当する流量を流出路15からかご3外面へ流出する。
半減するので、かご3出入口6側に生じる空力騒音を少
なくすることができる。なお、空力騒音は空気流速の六
乗に比例することから、上述の流入路11等の有効開口
面積であれば、かご3出入口6側で発生する騒音に対し
18dBA程度の減音作用を得ることができる。そし
て、かご室5内の全ての騒音においても2〜3dBA程
度の減音作用を得ることができる。
口6側の空間面積は、かご3の側面側や背面側に比べて
非常に狭い。したがって、かご3側面側又はかご3背面
側に空気を流出しても、流出側の空気流の増加は誤差範
囲とみなすことができる。このため、流出側の空気流増
加によって空力騒音が増大する恐れはない。
ら外面に接続して形成されて水平方向に空気流を誘導す
る傾斜面16が設けられる。これによって、流出路15
から水平方向に空気が流出するので、かご3の昇降方向
の如何に関わらず、流出する空気に起因する渦等による
騒音の発生を少なくすることができる。したがって、か
ご室5内の騒音が減少してかご3の乗り心地を向上する
ことができる。
方向の先頭側の整風カバー8に設けられた流入路11、
流出路15の流入閉塞板12及び流出閉塞板17が開放
され、昇降方向の後尾側の整風カバー8に設けられた流
入閉塞板12及び流出閉塞板17の閉塞される。これに
より、昇降方向の後尾側の整風カバー8の流入路11、
流出路15に空気が流通することがなく、後尾側の整風
カバー8における騒音発生を防止できかご3の乗り心地
を向上することができる。
も、流出路15の合計有効開口部の面積を広く設定す
る。これによって、流入路11から整風カバー8に流入
する空気が効率よく流出路15から流出する。このた
め、流出する空気の乱流等によって生じる騒音が減少し
てかご3の乗り心地を向上することができる。
を示す図で、図11はエレベーターのかご装置を示す縦
断側面図、図12は図11のエレベーターのかご装置の
左側面図である。図において、前述の図1〜図10と同
符号は相当部分を示し、21はダクトで、一端が流入路
11縁部に形成されて内側に引退してかご室5に接近し
た傾斜面22を介して流入路11開口部に接続され、整
風カバー8内に延長されて分岐され、他端は整風カバー
8の両側面の流出路15にそれぞれ接続されている。
て両側の流出路15のそれぞれに対応して設けられて、
流出路15方向へ送風する。24は送風機23のそれぞ
れに接続された制御装置で、かご3の昇降時に昇降方向
の先頭側の整風カバー8に設けられた送風機23の付勢
及び昇降方向の後尾側の整風カバー8に設けられた送風
機23の消勢を指令する。
示す矢印A方向へ昇降、すなわち上昇すると矢印B方向
及び矢印C方向へ空気が流れる。また、図示が省略して
あるが、かご3外部における空気流Bは整風カバー8の
先端部に当たってかご3外面から離れ、その後昇降路1
内面に当たって再度かご3外面に接近する。このため、
かご3外部の空気流Bにおいて図2に示す剥離領域Dが
発生する。また、かご3が下降する場合には反矢印B方
向及び反矢印C方向へ空気が流れへ空気が流れ、また図
2に示す剥離領域Dがかご3の下部対応位置に発生す
る。
ご装置においても、整風カバー8に流入路11、流出路
15が設けられて、昇降路1内面と整風カバー8の平板
部9の間に流入した空気が流入路11から流出路15へ
流出する。したがって、詳細な説明を省略するが図11
及び図12の実施の形態においても図1〜図10の実施
の形態と同様な作用が得られる。
いて、流入路11へ流入した空気がダクト21を経て流
出路15へ流出する。このため、かご室5と整風カバー
8との間の等の構造体に生じる隙間、構造体における切
欠部に起因して発生する空気流による騒音を防止するこ
とができる。したがって、整風カバー8等の構造体を容
易に製作でき費用を低減することができる。
れて制御装置24によってかご3の昇降方向に応じて付
勢されて流出路15方向へ送風される。このため、昇降
路1内面と整風カバー8の平板部9の間に流入した空気
が、流入路11から流出路15へ強制送風されて排出さ
れる。したがって、整風カバー8の平板部9からかごの
戸7と出入口6との隙間のために遮音性の悪い出入口6
側への空気の流入を一層少なくすることができる。この
ため、かご室5内へ伝わる騒音を防止することができ
て、かご3の乗り心地をさらに向上することができる。
ベーターに対して送風機23として、間口20cm、高さ
20cm程度のダクト21内に一般的に市販されている直
径20cm〜22cm程度のストレートシロッコファンを装
備する。これによって、昇降路1内面と整風カバー8の
平板部9の間に流入した空気を、流入路11から流出路
15へ強制的に送風して排出することができ、所要の騒
音防止作用を得ることができる。
の上面、下面に設けられて、かご3の昇降方向に応じて
かご室5の上面及び下面の一方の送風機23のみが運転
される。このため、送風機23の運転によって、かご室
5内の騒音が増加して、副作用的にかご3の乗り心地を
低下させる恐れはない。
に配置されて前側に出入口が設けられたかご室と、この
かご室の上面及び下面をそれぞれ覆って設けられ、かご
室の前側対応位置に配置されて昇降路の内面と少ない空
隙を構成して対面して配置された平板部が形成されると
共に先端に向かって間口及び奥行きが漸減する先細形状
に形成され、かつ平板部の先端寄りに開口して内側に引
退しかご室に接近する傾斜面により形成された流入路及
び平板部から離れた位置に開口して流入路よりもかご室
寄りに配置され内側から外面に接続した傾斜面により形
成された流出路を有する整風カバーとを設けたものであ
る。
流が平板部及び先細形状に形成された整風カバーによっ
て整流され、渦流の発生が抑制されてかご室内の騒音が
少なくなる。また、かごの出入口側への空気の流入が平
板部により抑制され、しかも、昇降路内面と整風カバー
の平板部の間に流入した空気が、整風カバーの高圧側で
ある流入路から整風カバー内を経て流出路へ流出する。
したがって、かごの出入口側への空気の流入を一層少な
くすることができる。これにより、昇降路内面とかごと
の狭い空間において空気流が縮流して流速が増すことに
より騒音が大きくなり騒音がかごの戸の隙間からかご室
内へ伝わる現象を防ぐことができ、かごの乗り心地を向
上する効果がある。
端が流入路の開口部に接続されて整風カバー内に延長さ
れ、他端は流出路の開口部に接続されたダクトを設けた
ものである。
クトを経て流出路へ流出する。このため、かご室と整風
カバーとの間の等の構造体に生じる隙間、構造体におけ
る切欠部に起因して発生する空気流による騒音を防止す
ることができる。したがって、整風カバー等の構造体を
容易に製作でき費用を低減する効果がある。
クト内に配置されて流出路方向に送風する送風機を設け
たものである。
平板部の間に流入した空気が、流入路から流出路へ強制
送風されて排出される。したがって、整風カバーの平板
部からかごの戸と出入口との隙間のために遮音性の悪い
出入口側への空気の流入を一層少なくすることができ、
かご室内へ伝わる騒音を防止することができて、かごの
乗り心地をさらに向上する効果がある。
出路に設けられ整風カバーの内側から外面に接続して形
成されて、水平方向に空気流を誘導する傾斜面を設けた
ものである。
が流出するので、かごの昇降方向の如何に関わらず、流
出する空気に起因する渦等による騒音の発生を少なくす
ることができる。したがって、かご室内の騒音が減少し
てかごの乗り心地を向上する効果がある。
入路及び流出路の少なくとも一方に設けられた閉塞板
と、この閉塞板を駆動する駆動機構と、かごの昇降時に
昇降方向の先頭側の整風カバーに設けられた閉塞板の開
放及び昇降方向の後尾側の整風カバーに設けられた閉塞
板の閉塞を指令する制御装置とを設けたものである。
方向の後尾側の整風カバーに設けられた閉塞板の閉塞さ
れ、昇降方向の後尾側の整風カバーの流入路、流出路に
空気が流通することがなく、後尾側の整風カバーにおけ
る騒音発生を防止でき、かごの乗り心地を向上する効果
がある。
入路の有効開口部の面積よりも、流出路の有効開口部の
面積を広く設定したものである。
入する空気が効率よく流出路から流出する。このため、
流出する空気の乱流等によって生じる騒音が減少してか
ごの乗り心地を向上する効果がある。
ごの昇降によりかご外部の空気流が整風カバーの先端部
に当たってかご外面から離れる剥離領域に流出路を配置
したものである。
の空気流がかご外面から離れて低圧側となる剥離領域
に、整風カバーの流出路が設けられる。このため、昇降
路内面と整風カバーの平板部の間に流入した空気が、高
圧側である流入路から低圧側の流出路へ効率よく流出す
る。したがって、整風カバーの平板部からかごの出入口
側への空気の流入をさらに少なくすることができる。こ
のため、昇降路内面とかごとの狭い空間において空気流
が縮流して流速が増すことにより騒音が大きくなり、そ
の騒音がかごの戸の隙間からかご室内へ伝わる現象を防
ぐことができて、かごの乗り心地を向上する効果があ
る。
ーターのかご装置を示す縦断側面図。
ベーターのかご装置を示す縦断側面図。
図。
側面図。
ー、9 平板部、11流入路、12 流入閉塞板(傾斜
面)、14 流入側駆動機構、15 流出路、16 傾
斜面、17 流出閉塞板、19 流出側駆動機構、20
制御装置、21 ダクト、23 送風機、24 制御
装置、D 剥離領域。
Claims (7)
- 【請求項1】 昇降路に配置されて前側に出入口が設け
られたかご室と、このかご室の上面及び下面をそれぞれ
覆って設けられ、上記かご室の前側対応位置に配置され
て上記昇降路の内面と少ない空隙を構成して対面して配
置された平板部が形成されると共に先端に向かって間口
及び奥行きが漸減する先細形状に形成され、かつ上記平
板部の先端寄りに開口して内側に引退し上記かご室に接
近する傾斜面により形成された流入路及び上記平板部か
ら離れた位置に開口して上記流入路よりも上記かご室寄
りに配置され上記内側から外面に接続した傾斜面により
形成された流出路を有する整風カバーとを備えたエレベ
ーターのかご装置。 - 【請求項2】 一端が流入路の開口部に接続されて整風
カバー内に延長され、他端は流出路に接続されたダクト
を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター
のかご装置。 - 【請求項3】 ダクト内に設けられて流出路方向に送風
する送風機を備えたことを特徴とする請求項2記載のエ
レベーターのかご装置。 - 【請求項4】 流出路に設けられ整風カバーの内側から
外面に接続して形成されて、水平方向に空気流を誘導す
る傾斜面を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレ
ベーターのかご装置。 - 【請求項5】 流入路及び流出路の少なくとも一方に設
けられた閉塞板と、この閉塞板を駆動する駆動機構と、
かごの昇降時に昇降方向の先頭側の整風カバーに設けら
れた上記閉塞板の開放及び上記昇降方向の後尾側の整風
カバーに設けられた上記閉塞板の閉塞を指令する制御装
置とを備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベー
ターのかご装置。 - 【請求項6】 流入路の有効開口部の面積よりも、流出
路の有効開口部の面積を広く設定したことを特徴とする
請求項1記載のエレベーターのかご装置。 - 【請求項7】 流出路を、かごの昇降によって生じる上
記かご外部の空気流が、整風カバーの先端部に当たって
上記かご外面から離れる剥離領域に配置したことを特徴
とする請求項1記載のエレベーターのかご装置。
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