JP4023871B2 - エレベーターかご装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば超高速用に最適なエレベーターかご装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は、従来の高速用に最適なエレベーターかご装置の概略を示す側面図である。
縦枠1は、正面側に開口部(図示せず)を有する箱状のかご室本体2の対向する左右側面にそれぞれ固着されている。かご室本体2の開口部には、開閉扉3が開閉可能に配設され、かご室本体2の天井上部には開閉扉3を開閉動作させるための扉開閉機構(図示せず)が取り付けられている。
【0003】
かご室本体2の天井上部には、腕22が正面から背面に向けて固着され、またかご室本体2の床面下部には正面から背面に向けて床受枠23が固着されている。
【0004】
そして各縦枠1の上端部には、上部梁11が水平に固着され、各縦枠1の下端側であって、床受枠23の下側には第1の下部梁26aが水平に固着され、また各縦枠1の下端部には第2の下部梁26bが水平に固着され、下部梁26bと縦枠1の少なくとも一方に非常時かご室本体2の落下を防止するための非常停止装置30が固着されている。
【0005】
かご室本体2の天井上部には、縦枠1および上部梁11を除き、かつ前記扉開閉機構を包囲するようにかご上整風カプセル4が固定されている。またかご室本体2の床面底部には、第2の下部梁26aを包囲するようにかご下整風カプセル5が縦枠1に取り付けている。
【0006】
かご上整風カプセル4は、開閉扉3の有する正面側と隣接する壁面が垂直方向に平坦であって、かつ該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の上部側が流線形をなした形状となっている。
【0007】
かご下整風カプセル5は、かご室本体の開口部側の壁面に隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の下部側が流線形をなした形状となっている。そして、かご室本体2の天井部分と縦枠1の隙間は塞ぎ板21で塞がれている。なお、かご下整風カプセル5には、テールコード取付け部材が水平に取付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた従来のエレベータかご装置は、かご室本体2の天井上部には、扉開閉機構を包囲するようにかご上整風カプセル4が設けられ、またかご室本体2の床面には、第1の下部梁26aを包囲するようにかご下整風カプセル5が設けられているので、かご室本体2の周りの気流の乱れを抑制できる。この結果、かご室内の騒音をある程度小さくすることができる。
【0009】
ところが、従来のかご装置では、かご上整風カプセル4より図7のように上部梁11や、該上部梁11に取付けられる図示しないセフティリンク(非常止装置30を動作させるためのリンク)が飛び出ており、またかご下整風カプセル5からテールコード取付け部材31と、第2の下部梁26bと、非常止装置30が飛び出ていた。
【0010】
さらに、整風カプセル4,5とかご室本体2には、図7の紙面方向に図示しない段差があり、このため整風カプセル4、5の性能を十分発揮しきれず、かご室が走行する際に風切り音が発生し、この風切り音はかご室内においては騒音となり、この騒音は特に超高速用エレベータにあっては、大きくなるという問題点がある。
【0011】
また、縦枠1とかご室本体2の隙間を塞ぐのに塞ぎ板21を取付ていたが、縦枠1とかご室本体2には変位があるため構造が複雑になり、かつ密閉効果も不十分であった。
本発明の目的は、風切り音が小さく快適な乗り心地のエレベーターかご装置を撮供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、床面と背面と側面と天井を有し、正面側に開口部を有し、かつ該開口部に開閉可能な開閉扉を有した箱状のかご室本体と、
前記かご室本体の天井および前記正面側側面に配設され、前記開閉扉を開閉動作させるための扉開閉機構と、
前記かご室本体の床面下部に固着した床受枠および該かご室本体の天井に固着した腕と、
前記かご室本体の左右の側面側にそれぞれ上下方向に配置され、前記腕と前記床受枠に固着された左右の縦枠と、
前記左右の縦枠の上端部および下端部に水平に固着された上部梁および下部梁と、
前記各縦枠の下端部と前記下部梁の少なくとも一方に固着され、非常時かご室本体の落下を停止させる非常止装置と、
前記上部梁の両端部側に取り付けられ、昇降路に有するガイドレールに沿って転動する上部ローラガイドと、
前記各非常止装置に取り付けられ、前記昇降路に有するガイドレールに沿って転動する下部ローラガイドと、
前記かご室本体の天井上部に配置され、前記上部ローラガイドを除き、前記扉開閉機構の天井に位置する部分ならびに前記上部梁を包囲すると共に、前記かご室本体の開口部側と隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の上部側が流線形をなしたかご上整風カプセルと、
前記かご室本体の床面下部に配置され、前記下部ローラガイドを除き、前記下部梁および前記非常止装置を包囲すると共に、前記かご室本体の開口部側の壁面に隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の下部側が流線形をなしたかご下整風カプセルと、
一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、前記かご下整風カプセルの表面であって該かご下整風カプセルの平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた下部整風部材と、
を具備したエレベーターかご装置である。
【0013】
前記目的を達成するため、請求項2に対応する発明は、一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、前記かご上整風カプセルの表面であって該かご上整風カプセルの平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた上部整風部材とを具備した請求項1記載のエレベーターかご装置である。
【0014】
前記目的を達成するため、請求項3に対応する発明は、前記上部整風部材または前記下部整風部材の幅寸法は、前記開閉扉が開状態のときの開口部の幅寸法とほぼ等しくしたことを特徴する請求項1または請求項2記載のエレベーターかご装置である。
【0015】
請求項1〜3のいずれかに対応する発明によれば、かご上整風カプセル、かご下整風カプセル、上部整風部材、下部整風部材によりかご室本体の両側面、背面が平滑になり、かご室本体の周りの気流が整流され、全長を長くし流線度をあげたことで気流を側面、背面に流し、かご室本体の正面部への気流の流入が抑制される。
【0016】
前記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、前記かご室本体の床面側であって、前記開閉扉の開閉動作をスムーズにするためのかごシルの下部のエプロン部分に、三角形状であって下端部が先鋭部となるように取り付けられた整風板を具備したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
【0017】
請求項4に対応する発明によれば、開閉扉のシル下部に、三角形状の整風板の該先鋭部が下方に位置するように取り付けたので、かご正面側に流れ込む空気をかご背面に流し、かご正面部の気流を整流化し、バフ音の発生を抑制できる。
【0018】
前記目的を達成するため、請求項5に対応する発明は、前記かご室本体は、該側壁は二重化構造とし、かつ前記開口部および前記縦枠を除くかご室本体の側面および背面ならびに前記扉開閉機構のうち前記開口部側に位置する部分の全てを包囲する整風カバーを前記縦枠に取り付け、かご室本体部分の壁面を三重化構造としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
【0019】
前記目的を達成するため、請求項6に対応する発明は、前記かご室本体は、該側壁は二重化構造とし、かつ前記開口部および前記縦枠を除くかご室本体の側面および背面ならびに前記扉開閉機構のうち前記開口部側に位置する部分の全てを包囲する整風カバーを前記縦枠に取り付け、前記整風カバーと前記かご室本体との隙間に吸音材を充填させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
【0020】
請求項5または請求項6に対応する発明によれば、かご室本体の側壁を三重構造したので、透過損失が大きくなり、超高速走行時のかご内の騒音を低減できる。
【0021】
前記目的を達成するため、請求項7に対応する発明は、前記かご上整風カプセルにメインロープを貫通させ、該貫通部分に、該メインロープの配置と同様の可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
【0022】
前記目的を達成するため、請求項8に対応する発明は、前記かご上整風カプセルにセフティリンクを貫通させ、該貫通部分に該セフティリンクの動作時の動きに対応したスリットの入っている可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
【0023】
前記目的を達成するため、請求項9に対応する発明は、前記かご下整風カプセルにテールコードを貫通させ、該貫通部分に、可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置である。
前記目的を達成するため、請求項10に対応する発明は、前記上部整風部材と前記下部整風部材とは、大きさが異なることを特徴とする請求項2に記載のエレベーターかご装置である。
請求項7〜10のいずれかに対応する発明によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の発明と同様な作用効果が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明のエレベーターかご装置の概略構成を示す斜視図であり、図2は図1のかご装置の概略構成を示す側面図であり、図3(a)は図1のかご装置の上面図であり、図3(b)は図1のかご装置の正面図であり、図3(c)は図3(b)のA矢視図であり、図4(a)は図1のかご装置の下面図であり、図4(b)は図4(a)のテールコードヒッチ部の拡大図であり、これは以下のような構成を備えている。
【0025】
すなわち、床面と背面と側面と天井を有し、正面側に開口部を有し、かつ該開口部に開閉可能な開閉扉3を有した箱状のかご室本体2と、かご室本体2の天井および側面に配設され、開閉扉3を開閉動作させるための扉開閉機構(図示せず)と、かご室本体2の床面下部に固着した床受枠23および該かご室本体2の天井に固着した腕22と、かご室本体2の左右の側面側にそれぞれ上下方向に配置され、腕22と床受枠23に固着された左右の縦枠1と、左右の縦枠1の上端部に水平にそれぞれ固着された上部梁11と、左右の縦枠1の下端部に水平にそれぞれ固着された第2の下部梁26bと、下部梁26bと縦枠1の少なくとも一方に固着され、非常時かご室本体の落下を停止させる非常止装置30とを備えている。
【0026】
上部梁11および非常止装置30には、昇降路に沿って上下方向に配設されているガイドレールに沿って転動する上部および下部ローラガイド17をそれぞれ備えている。
【0027】
前記上部ローラガイド17と縦枠1を除き、前記扉開閉機構の天井に位置する部分ならびに上部梁11を包囲すると共に、かご室本体2の開口部側と隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の上部側が流線形をなしたかご上整風カプセル6を備えている。
【0028】
さらに、下部ローラガイド17および縦枠1を除き、第2の下部梁26および前記非常止装置30を包囲すると共に、かご室本体2の開口部側の壁面に隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の下部側が流線形をなしたかご下整風カプセル7を備えている。
【0029】
一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、かご下整風カプセル7の表面であって該かご下整風カプセル7の平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた下部整風部材8を備えている。
【0030】
また、一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、かご下整風カプセル7の表面であって該かご下整風カプセル7の平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた下部整風部材8を備えている。
【0031】
さらに、一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、前記かご上整風カプセル6の表面であって該かご上整風カプセルの平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた上部整風部材8を備えている。
【0032】
また、かご室本体2の床面側であって、開閉扉3の開閉動作をスムーズにするためのかごシル28の下部のエプロン部分に、三角形状であって下端部が先鋭部となるように取り付けられた整風板10を備えている。
【0033】
上部整風部材8または下部整風部材8の幅寸法は、開閉扉3が開状態のときの開口部の幅寸法Wとほぼ等しくしてある。
かご上整風カプセル6は上梁11やセフティリンク16のほとんどの部分を覆うために、従来のかご上整風カプセル4よりも大型になっている。また、メインロープの取り出し部18は、図3に示すような構造で、可撓性材料として例えばゴムを使用し、隙間ができないようにしている。
【0034】
さらに、セフティリンク16の取り出し部20も同様に、可撓性材料として例えばゴム製とし、セフティリンク16の動作時を考慮してロッド27が動くようにスリッ卜20aを入れている。
【0035】
かご下整風カプセル7でも同様にコンペンロープ取り出し部14を、可撓性材料例えばゴム製とし、テールコードヒッチ部13もゴム製でテールコードの吊り位置調整に対応して移動可能な構造としている。
【0036】
このように、整風カプセル6,7によりかご室本体2の両側面、背面が平滑になり、かご室本体2の周りの気流が整流され、全長を長くし流線度をあげたことで気流を側面、背面に流し、かご正面部への気流の流入が抑制される。
【0037】
また、三角形状の整風板10によりかご室本体2の正面側に流れ込む空気をかご室本体2の背面に流し、整風板10でかご室本体2の正面部の気流を整流化し、バフ音の発生を抑制できる。
【0038】
図5はかご室本体2の概略構成を示す斜視図であり、かご室本体2の正面側の開閉扉3が開閉するための開口部を除く外壁面の周りの整風カバ−9が取り付けられ、かご室本体2と整風カバ−9の隙間には吸音材15が充填されている。
【0039】
この結果、整風カプセル6,7、整風カバ−9により気流が側面、背面に流れ、かご回りの気流が整流されることで、高速走行時の風音の発生原因であるかごエプロン部(正面部)の増速流の発生を抑制することができる。
【0040】
さらに、整風カバ−9とかご室本体2の隙間には吸音材15が゛充填されているので、かご室本体2内への騒音の伝達はさらに低減される。
また、かご上整風カプセル6およびかご下整風カプセル7に、それぞれ断面ほぼV字状の整風部材8を取り付けたので、該整風部材8によりかご正面部へ流れ込む空気を背面側に流し、さらに整風板10により正面部に流れ込んだ空気を両脇に流し、かご正面部を整流化することによりバフ音を低減できる。以上述べたことから、超高速エレベーターに十分対応した整風・遮音効果が得られる。
【0041】
<変形例>
本発明は、以上述べた実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように構成した実施形態も含まれる。前述のかご上下の整風カプセル6,7に取り付けられる整風部材8は、図6(a)に示す様に断面ほぼV字状のもの(背面側が曲線に形成されたもの)や、図6(b)に示す様に断面V字状の整風部材(背面側が直線に形成されたもの)81のいずれかを使用しても良く、しかも両者の交換が可能な構成とすることにより、実用的となる。
【0042】
前述の実施形態では、かご上整風カプセルに上部整風部材、かご下整風カプセルに下部整風部材を取り付け、また開閉扉のかご室本体下のシルに三角形状の整風板を配設したが、用途によっては下部整風部材、三角形状の整風板の少なくとも一方が無い場合であっても良い。
【0043】
また、前述の実施形態では、かご室本体の壁面構造として、かご室本体と整風カバーにより三重化構造とし、かつ整風カバーとかご室本体の隙間に吸音材を充填させたが、用途によっては吸音材を充填させないもの、あるいは三重化構造としない二重化構造のものであっても良い。
【0044】
【発明の効果】
以上述べた本発明によれば、かご正面部の増速流の発生を抑え、密閉度を向上させることで遮音性を上げ、整風部材に対応した性能が得られるエレベーターかご装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーターかご装置の第1の実施形態を示す概略斜視図。
【図2】図1のかご装置の側面図。
【図3】図1のかご装置の上面を説明するための図。
【図4】図1のかご装置の下面を説明するための図。
【図5】図1のかご室本体の変形例を説明するための斜視図。
【図6】図1の上部整風部材および該上部整風部材の変形例を説明するための斜視図。
【図7】従来のエレベーターかご装置の一例を示す側面図。
【符号の説明】
1…縦枠、2…かご室本体、3…出入ロドア、4…かご上整風カプセル、5…かご下整風カプセル、6…かご上整風カプセル、7…かご下整風カプセル、8…上部整風部材、9…整風カバ−、10…シル下整風板、11…上部梁、12…メインロープヒッチ部、13…テールコードヒッチ部、14…コンペンロープ取り出し部、15…吸音材、16…セフティリンク、17…ローラガイド、l8…ロープ取り出し部、19…メインロープ、20…セフティリンク取り出し部、21…塞ぎ板、26a,26b…下部梁、30…非常止装置。

Claims (10)

  1. 床面と背面と側面と天井を有し、正面側に開口部を有し、かつ該開口部に開閉可能な開閉扉を有した箱状のかご室本体と、
    前記かご室本体の天井および前記正面側側面に配設され、前記開閉扉を開閉動作させるための扉開閉機構と、
    前記かご室本体の床面下部に固着した床受枠および該かご室本体の天井に固着した腕と、
    前記かご室本体の左右の側面側にそれぞれ上下方向に配置され、前記腕と前記床受枠に固着された左右の縦枠と、
    前記左右の縦枠の上端部および下端部に水平に固着された上部梁および下部梁と、
    前記各縦枠の下端部と前記下部梁の少なくとも一方に固着され、非常時かご室本体の落下を停止させる非常止装置と、
    前記上部梁の両端部側に取り付けられ、昇降路に有するガイドレールに沿って転動する上部ローラガイドと、
    前記各非常止装置に取り付けられ、前記昇降路に有するガイドレールに沿って転動する下部ローラガイドと、
    前記かご室本体の天井上部に配置され、前記上部ローラガイドを除き、前記扉開閉機構の天井に位置する部分ならびに前記上部梁を包囲すると共に、前記かご室本体の開口部側と隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の上部側が流線形をなしたかご上整風カプセルと、
    前記かご室本体の床面下部に配置され、前記下部ローラガイドを除き、前記下部梁および前記非常止装置を包囲すると共に、前記かご室本体の開口部側の壁面に隣接する壁面のみが垂直方向に平坦であって、該平坦な壁面を除く背面側、側面側の壁面の下部側が流線形をなしたかご下整風カプセルと、
    一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、前記かご下整風カプセルの表面であって該かご下整風カプセルの平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた下部整風部材と、
    を具備したエレベーターかご装置。
  2. 一方側に垂直面を有し、かつ他方側に傾斜面を有したものであって、前記かご上整風カプセルの表面であって該かご上整風カプセルの平坦な壁面に、該垂直面が前記正面側に位置し、かつ該傾斜面が背面側になるように取り付けた上部整風部材とを具備した請求項1記載のエレベーターかご装置。
  3. 前記上部整風部材または前記下部整風部材の幅寸法は、前記開閉扉が開状態のときの開口部の幅寸法とほぼ等しくしたことを特徴する請求項1または請求項2記載のエレベーターかご装置。
  4. 前記かご室本体の床面側であって、前記開閉扉の開閉動作をスムーズにするためのかごシルの下部のエプロン部分に、三角形状であって下端部が先鋭部となるように取り付けられた整風板を具備したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  5. 前記かご室本体は、該側壁は二重化構造とし、かつ前記開口部および前記縦枠を除くかご室本体の側面および背面ならびに前記扉開閉機構のうち前記開口部側に位置する部分の全てを包囲する整風カバーを前記縦枠に取り付け、かご室本体部分の壁面を三重化構造としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  6. 前記かご室本体は、該側壁は二重化構造とし、かつ前記開口部および前記縦枠を除くかご室本体の側面および背面ならびに前記扉開閉機構のうち前記開口部側に位置する部分の全てを包囲する整風カバーを前記縦枠に取り付け、前記整風カバーと前記かご室本体との隙間に吸音材を充填させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  7. 前記かご上整風カプセルにメインロープを貫通させ、該貫通部分に、該メインロープの配置と同様の可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  8. 前記かご上整風カプセルにセフティリンクを貫通させ、該貫通部分に該セフティリンクの動作時の動きに対応したスリットの入っている可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  9. 前記かご下整風カプセルにテールコードを貫通させ、該貫通部分に、可撓性を有する材料を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のエレベーターかご装置。
  10. 前記上部整風部材と前記下部整風部材とは、大きさが異なることを特徴とする請求項2に記載のエレベーターかご装置。
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