JP5157509B2 - エレベータかご室用空調機 - Google Patents

エレベータかご室用空調機 Download PDF

Info

Publication number
JP5157509B2
JP5157509B2 JP2008035963A JP2008035963A JP5157509B2 JP 5157509 B2 JP5157509 B2 JP 5157509B2 JP 2008035963 A JP2008035963 A JP 2008035963A JP 2008035963 A JP2008035963 A JP 2008035963A JP 5157509 B2 JP5157509 B2 JP 5157509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cab
cover
car room
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008035963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009190883A (ja
Inventor
圭悟 垂石
真明 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008035963A priority Critical patent/JP5157509B2/ja
Publication of JP2009190883A publication Critical patent/JP2009190883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5157509B2 publication Critical patent/JP5157509B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

この発明は、エレベータかご室の空調を行う空調機において、かご室の外部からかご室の内部に入る騒音を低減するエレベータかご室用空調機に関するものである。
高速のエレベータにおいては、エレベータ昇降時の風切り音や、綱車などの回転体やガイド部などの摺動体などを有する機器からはっせられる音がエレベータかご室の隙間からかご室内に入り込み、騒音となる。また、エレベータのかご室には、通常、かご室内の空調を行う空調機が天井部に設けられている。空調機は空気吸入口があり、この空気吸入口を通して、空気をかご室外部からかご室内へ送り込み、かご室内を空調している。従って、高速エレベータにおいては、この空気吸入口がかご室の隙間となり、かご室内の騒音に大きく影響を及ぼす。
上記のような問題に対して、従来のエレベータかご室用空調機は、かご室の外部からかご室の内部に空気を供給する換気ファンが設けられ、この換気ファンの空気吸入口を覆うようにカバーが設けられている。これにより、かご室の昇降速度が速くなった場合に、風切り音などの騒音がかご室内に入り難くなるようにしている。(例えば、特許文献1を参照)
特開2000−86124号公報(第6頁、第1図)
以上のように、従来のエレベータかご室用空調機は、換気ファンの空気吸入口付近にカバーを設け、騒音がかご室内に入り難くしているものの、このカバーは固定されており、空気吸入口はある一定量だけ開口したままとなっている。そのため、かご室の昇降速度がより速くなった場合には、空気吸入口の開口部を狭くする必要があるが、従来のものでは対応できない。また、空気吸入口の開口部を狭くし過ぎると換気ファンを駆動する負荷が増大する場合があり、空調が適切に行われない可能性があるといった問題点があった。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、その目的は、かご室の昇降速度に応じて、かご室内を適切に空調させるとともに、適切にかご室内の騒音を低減することができるエレベータかご室用空調機を得ることである。
この発明に係るエレベータかご室においては、 吸気口からかご室の外部の空気を流入し、排気口から空気を排気してかご室の内部に空気を供給する換気装置と、この換気装置を覆い、吸気口に対面して開口した空気吸入口を有する防音カバーと、この防音カバーに設けられ、かご室の昇降速度に応じて、空気吸入口の開口量を調整する開口調整カバーと、空気吸入口付近で天蓋部の上面と防音カバーの内面とに設けた吸音材と、を備えたものである。
換気装置を防音カバーで覆い、開口調整カバーが換気装置の吸気口に対向した空気吸入口の開口量を調整する。これにより、昇降速度が速い場合には、開口調整カバーが空気吸入口の開口量を小さくして、騒音をかご室内に入り難くし、昇降速度が遅い場合には、空気吸入口の開口量を大きくして、空気をかご室内に入り易くするので、かご室の昇降速度に応じて、かご室内を適切に空調させるとともに、適切にかご室内の騒音を低減することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室用空調機を示すかご室全体の正面図である。図2は、エレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図であり、図3はエレベータかご室用空調機の側面図である。図4は、図3の断面A−Aを示した図であり、図5は、動作を示す図である。
図1、2、3及び4において、エレベータかご室1は、かご床2の上面外周にかご壁3が立設され、このかご壁3の上面に天蓋4が取り付けられて、箱状に構成されている。天蓋4には、下側にかご室1内を照明する照明装置4aが設けられている。照明装置4aは、側面視において傘状に呈している。また、天蓋4の上面には、かご壁3と照明装置4aとの間に換気口5が形成されている。そして、空調機6が換気口5の上部に取り付けられている。
空調機6には、天蓋4の上面に取り付けられた、断面コ字状の取付台7が設けられている。この取付台7の上面に、換気装置8が防振体7aを介して締結具9によって取り付けられている。この換気装置8は、一般に市場で販売されているものであり、換気ファン8cを内部に有している。また、換気装置8は、前面に換気ファン8cによって横方向から空気を流入する吸気口8bと、下面に換気口5に対向した排気口8aを設けている。なお、吸気口8bは前面に接した上面の一部にも設けられている。そして、換気ファン8cの作動によって、空気が吸気口8bから排気口8aへ送風される。また、空調機6には、換気装置8を覆う防音カバー10が設けられている。この防音カバー10は、換気装置8の上面、側面、及び吸気口8cと反対側の後面に対して、所定の隙間を有して換気装置8を覆ったダクト状を呈し、吸気口8bに所定の空間8dを有して対面して横方向に開口した空気吸入口11を有している。なお、空気吸入口11は、吸気口8bの近傍で防音カバー10の側面の下半分にも開口している。
また、防音カバー10は、片側側面の外側に形成した第1の取付部10aと、他側側面の内側に形成した第2の取付部10bとを有している。そして、第1の取付部10a及び第2の取付部10bには、それぞれ端部側に開口した取付用穴10cが形成されている。この取付用穴10cに締結具9が挿入され、防音カバー10が、換気装置8の上方より、換気装置8とともに取付台7に取り付けられている。
開口調整カバー12が、空気吸入口11側の防音カバー10に設けられている。この開口調整カバー12は、断面がコ字状を呈し、一面が空気吸入口11の上側一部を閉ざすように空気吸入口11に沿った形状を呈し、一面の両側面が防音カバー10の内面に対面されて配置されている。そして、開口調整カバー12の両側面が、回転機構であるボルト13によって、防音カバー10に回転及び固定されている。このボルト13を弛緩した状態で、開口調整カバー12が防音カバー10に対して回転自在となり、締め付けた状態で、防音カバー10に固定される。そして、次に述べるように、開口調整カバー12の回転角度よって空気吸入口11の開口量を調整するようになっている。即ち、開口調整カバー12が防音カバー10の端面に沿った状態(図に対して垂直な状態)では、空気吸入口11の上側一部の開口を閉ざし、この閉ざした角度から防音カバー10の外側へ回転する方向へ傾けることで、開口した状態となり、この回転角度によって開口量を調整する。また、空気吸入口11付近の防音カバー10の上面内側には、第1の吸音材14が設けられている。また、空気吸入口11付近で、天蓋4の上面に第2の吸音材15が設けられている。
次に、空調機6の動作について図5を用いて説明する。
換気ファン8cを作動することで、かご室1外部の空気が空気吸入口11から流入し、換気装置8の吸気口8bと、排気口8aと、換気口5を介して、かご室1内に供給される。これによってかご室1内の空調が行なわれる。また、エレベータ昇降時に発生する騒音も、同様に空気吸入口11から入り込み、かご室1内へ入る。
開口調整カバー12が防音カバー10の端面に沿った角度で固定されているとき、空気吸入口11の上側一部が閉じた形となって、空気は、図の矢印Aのように、開口調整カバー12の下側の開口部から入り込む。これによって、空気及び騒音がかご室1内に入り難くなり、かご室1内の騒音レベルが低くなる。また、開口調整カバー12が防音カバー10の外側へ回転されて固定されているとき、空気吸入口11の開口量が大きくなり、空気及び騒音がかご室1内に入り易くなり、かご室1内の騒音レベルも高くなる。このように、開口調整カバー12によって空気吸入口11の開口量を調整することで、かご室1内に入り込む騒音レベルを調整する。
かご室1の昇降速度が速いエレベータの場合、風切り音などの騒音が高くなる。この場合、開口調整カバー12の回転角度を小さい角度に設定し、空気吸入口11の開口量を小さくして、かご室1内の騒音レベルを低くする。このとき、空調するための空気がかご室1内に入り難くなり、換気ファン8cの負荷が大きくなるが、ファンの特性上、回転数が大きくなり吸気量も増加するため、問題なく空調が行われる。逆に、かご室1の昇降速度が遅いエレベータの場合、風切り音などの騒音が低くなる。この場合、開口調整カバー12の回転角度を大きい角度に設定し、空気吸入口11の開口量を大きくして、換気ファン8cの負荷を小さくして空調を行う。このとき、エレベータ昇降時に発生した騒音がかご室1内に入り易くなるが、かご室1の昇降速度が遅く、発生した騒音は低い状態なのでかご室1内の騒音は問題ないレベルである。
また、騒音は、天蓋4の上面にも反射して空気吸入口11に入り込む。このとき、騒音は第2の吸音材15に反射し音が吸収される。また、空気吸入口11に入り込んだ騒音は、空気吸入口11付近の防音カバー10の内面に反射してかご室1内に入り込む。このとき、騒音は第1の吸音材14に反射し音が吸収される。また、換気装置8の作動による振動は、防振体7aによって緩和されて天蓋に伝播される。
以上の実施の形態1におけるエレベータかご室用空調機は、次に示す効果を奏する。
空調機6は、かご室1の外部からかご室1の内部に空気を供給する換気装置8と、この換気装置8を覆ったダクト状を呈し、換気装置8の吸気口8bに対面して開口した空気吸入口11を有する防音カバー10とを設けている。そして、開口調整カバー12が、空気吸入口11側の防音カバー10に設けられ、かご室1の昇降速度に応じて、空気吸入口11の開口量を調整する。これにより、かご室1の昇降速度が速いエレベータの場合、かご室1内の空調を行うとともに、開口調整カバー12によって空気吸入口11の開口量を小さく設定することで、騒音がかご室1内に入り難くなるので、かご室1内の騒音を低減できる。逆に、かご室1の昇降速度が遅いエレベータの場合、開口調整カバー12によって開口量を大きく設定することで、かご室1内の騒音が問題とならない状態で、かご室1
内の空調を十分に行うことができる。このように、かご室1の昇降速度に応じて、かご室1内を適切に空調させるとともに、適切にかご室内の騒音を低減することができる空調機を得られる。また、1種類の空調機で速度の異なる多種のエレベータに適用可能となり、経済的となる。
また、空気吸入口11を有した防音カバー10で、換気装置8をダクト状に覆い、換気装置8が吸気する空気を空気吸入口11から流入するようにしたので、換気装置8自体を、通常に販売されているものを使用することができ、経済的な空調機を得ることができる。
また、かご室1の昇降速度が遅いエレベータ場合、開口調整カバー12によって開口量を大きく設定することで、換気ファン8cの負荷を小さくすることができ、換気ファンの長寿命化が図れる。なお、換気ファンの負荷が小さくなるので、容量を小さくすることもできる。
また、開口調整カバー12は空気吸入口11の開口部の上側一部を閉ざすようになっており、開口部を完全に塞ぐことがないので、万一、開口調整カバー12が空気吸入口11を閉ざす位置にあっても、かご室1内の空調を十分に行うことができる。また、空気吸入口11は、吸気口8bの近傍で防音カバー10の側面の下半分にも開口しているので、さらに、かご室1内の空調を十分に行うことができる。
また、防音カバー10には、空気吸入口11を開口するように、開口調整カバー12を回転させる回転機構を設けたので、簡単な構造で開口量を調整することができる。また、この回転機構は、回転軸をボルト13で構成し、ボルト13を弛緩することで開口調整カバー12を任意の角度で回転させ、ボルト13を締め付けることで固定するようにしたので、簡単な作業で開口調整カバー12の回転角度を設定できる。
また、吸音材14を設けたので、防音カバーの内面に反射する騒音を吸収することができ、かご室1内の騒音をさらに低減することができる。また、吸音材15を設けたので、天蓋4の上面に反射する騒音を吸収することができ、かご室1内の騒音をさらに低減することができる。
また、防音カバー10は、第1の取付部10aと、第2の取付部10bとを有している。そして、第1の取付部10a及び第2の取付部10bには、それぞれ端部側に開口した取付用穴10cが形成されている。この取付用穴10cに締結具9が挿入され、防音カバー10が、換気装置8の上方より、換気装置8とともに取付台7に取り付けられている。これにより、締結具9を弛緩することで、防音カバー10を取り外し及び取り付けができ、その作業が容易となるとともに保守性を向上させることができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2におけるエレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図であり、図2の相当するものである。図7は、図6の側面図であり図3に相当するものである。実施の形態2は、実施の形態1に対して回転機構を変更したものである。
図6及び7において、開口調整カバー12は、防音カバー10の両側に回転軸20を介して回転自在に支持されている。そして、回転制御手段であるモータ21が防音カバーのどちらか一方に取り付けられ、回転軸20を回転させることで、開口調整カバー12を回転させる。モータ21は、図示しない制御装置に接続され、かご室1の昇降速度に応じて、開口調整カバー12の回転角を制御する。即ち、モータ21は、かご室1が昇降中に、かご室1の昇降速度が速い場合、空気吸入口11を閉ざす方向に開口調整カバー12を回転させる。逆にかご室1の昇降速度が遅い場合、空気吸入口11を開口する方向に開口調整カバー12を回転させる。その他の点は実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。また、実施の形態1と同符号のものは相当部分を示す。
以上の実施の形態2におけるエレベータかご室用空調機は、実施の形態1と同様な効果を奏するとともに、次に示す効果も奏する。
実施の形態2は、かご室1が昇降しているときに、その昇降速度に応じて、開口調整カバー12の回転角を制御し、空気吸入口11の開口量を制御する。これにより、かご室1の昇降速度が速い状態では、空気吸入口11の開口量を小さくして、かご室1内の騒音を低減することができる。逆に、かご室1の昇降速度が遅い状態では、空気吸入口11の開口量を大きくして、換気ファン8cの負荷を軽減することができる。このように、かご室1が昇降しているときに、その昇降速度が変化しても、効率よくかご室1内の空調を行うとともに、適切にかご室1内の騒音を低減することができる。また、時々刻々と変化するかご室1の昇降速度に対しても、空気吸入口11の開口量を制御することもでき、より効率のよい空調と騒音の低減が図れる。
また、かご室1が停止しているときは、空気吸入口11を全開にすることもでき、このとき、換気ファン8cの負荷が軽減され、より回転数が小さくなり、長寿命化とともに、換気ファン8cの回転によって発生する騒音も低減され、よりかご室内の騒音を低減できる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3におけるエレベータかご室用空調機を示すかご室全体の正面図であり、図1に相当するものである。図9は、図8のエレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図であり、図2の相当するものである。実施の形態3は、実施の形態1に対して、かご室1の天蓋4と異なる天蓋に適用したものである。
図8及び9において、かご室30の天蓋31は、実施の形態1の天蓋4に対して高さが低いものである。このような天蓋31は、断面が逆ハット状を呈し、かご室1内側が意匠面となっている天井板31aと、上面にフタ31bを有する。そして、内部に照明装置31cが配置されている。また、天井板31aの側面はかご壁3から間隔を空けて配置されている。そして、天井板31aの側面に、かご室1内側へ向けて横方向に開口した第1の換気口32aが設けられている。そして、第1の換気口32aの近傍で、フタ31bに上方向に開口した第2の換気口32bが設けられている。この第2の換気口32bの上部に空調機33が設けられている。
空調機33には、第2の換気口32bの上面に、上面が傾斜した取付台34が設けられている。この取付台34の傾斜された上面に、実施の形態1と同様の換気装置8が、フタ31bに対して傾斜するように、防振体7aを介して締結具9によって取り付けられている。そして、換気装置8の排気口8aが第2の換気口32bに対向して配置されている。換気装置8を覆う防音カバー10が、フタ31bに対して傾斜されて取り付けられている。従って、空気吸入口11はフタ31bの上面に向かって開口している。その他の点は実施の形態1と同様であり、詳細な説明は省略する。また、実施の形態1と同符号のものは相当部分を示す。
このような天蓋31は、かご室1内側の意匠面に換気口を設けることもできず、高さが低いため、側面にかご室1内側から直接に目視できない第1の換気口32aが設けられている。そして、この第1の換気口32aに対して空気を流入するように、側面と直角方向の上面に第2の換気口32bが設けられている。もし、換気装置8の排気口8aが第2の換気口32bに対面して配置されると、換気装置8から送り込まれる空気は乱流状態となって第1の換気口32aへ流入する。この場合、空気が流れにくくなるため、本実施の形態では、換気装置8を傾斜させて、排気口8aから送り込まれる空気を、第2の換気口32bに対して斜め上方より流入し、空気を乱流しにくい状態で第1の換気口32aへ流入している。
空気吸入口11が天蓋31の上面へ向かって開口しており、開口調整カバー12が空気吸入口11を閉ざす状態(防音カバー10の端面に沿った状態)の場合、開口調整カバー12と天蓋31の上面との間隔が水平取付の場合と比較して小さくなる。そのため、空気吸入口11における吸気面積も小さくなり、騒音は入り難くなるが、換気装置8が吸気しにくくなる。開口調整カバー12を空気吸入口が開口する方向に回転させることで、十分な吸気面積を確保することができ、換気装置8の負荷も軽減できる。開口調整カバー12の回転角度は、かご室1内の騒音レベルの低減と空調が適切に行われるように設定される。
以上のように、空調機33は、開口調整カバーによって空気吸入口11の開口量を調整するので、高さの低い天蓋を有するかご室などのように、空気吸入口11の配置に関わらず、実施の形態1と同様な効果を奏する。
なお、実施の形態1,2,3は空調機を1ヶ所に設けたが、複数箇所に設けても良い。
この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室用空調機を示すかご室全体の正面図である。 図1のエレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図である。 図2の側面図である。 図3の断面A−Aを示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータかご室用空調機の動作を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図である。 図6の側面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータかご室用空調機を示すかご室全体の正面図である。 図8のエレベータかご室用空調機を示す正面視の拡大図である。
符号の説明
1 かご室、4 天蓋、5 換気口、8 換気装置、8a 排気口、8b 吸気口、
10 防音カバー、11 空気吸入口、12 開口調整カバー、13 ボルト、
14 第1の吸音材、15 第2の吸音材、21 モータ

Claims (3)

  1. かご室の天蓋部に空調機が設けられたエレベータかご室であって、
    吸気口から前記かご室の外部の空気を流入し、排気口から前記空気を排気して前記かご室の内部に空気を供給する換気装置と、
    該換気装置を覆い、前記吸気口に対面して開口した空気吸入口を有する防音カバーと、
    該防音カバーに設けられ、前記かご室の昇降速度に応じて、前記空気吸入口の開口量を調整する開口調整カバーと、
    前記空気吸入口付近で前記天蓋部の上面と前記防音カバーの内面とに設けた吸音材と、
    を備えたことを特徴とするエレベータかご室
  2. 前記空気吸入口を開口するように前記開口調整カバーを回転させる回転機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータかご室
  3. 前記回転機構を前記かご室の昇降速度に応じて、回転角度を調節する回転制御手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータかご室
JP2008035963A 2008-02-18 2008-02-18 エレベータかご室用空調機 Active JP5157509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035963A JP5157509B2 (ja) 2008-02-18 2008-02-18 エレベータかご室用空調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008035963A JP5157509B2 (ja) 2008-02-18 2008-02-18 エレベータかご室用空調機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009190883A JP2009190883A (ja) 2009-08-27
JP5157509B2 true JP5157509B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=41073241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008035963A Active JP5157509B2 (ja) 2008-02-18 2008-02-18 エレベータかご室用空調機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5157509B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103231969B (zh) * 2013-03-07 2016-04-27 西子奥的斯电梯有限公司 一种低噪音的轿厢内通风导风系统
CN105060073A (zh) * 2015-08-01 2015-11-18 菱王电梯股份有限公司 降低电梯风扇风噪的防护罩装置
JP6673614B1 (ja) * 2018-10-16 2020-03-25 東芝エレベータ株式会社 防音装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144069U (ja) * 1974-09-28 1976-04-01
JPS51146042A (en) * 1975-06-06 1976-12-15 Toshiba Corp Sound-proof elevator
JPS5656487A (en) * 1979-10-15 1981-05-18 Fujitec Kk Ventilating device for elevator
JPS6390674U (ja) * 1986-11-29 1988-06-13
JPH09151060A (ja) * 1995-12-01 1997-06-10 Otis Elevator Co エレベーターの換気装置
JP2002020061A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Mitsubishi Electric Corp エレベータ換気装置
JP2002265169A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Toshiba Elevator Co Ltd エレベーター用空調設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009190883A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6361428B1 (en) Vehicle ventilation system
WO2010055543A1 (ja) エレベータ装置
KR101585567B1 (ko) 실내 주차장용 환기팬 및 이를 이용한 환기시스템
JP5131408B2 (ja) 空調室内機
JP5157509B2 (ja) エレベータかご室用空調機
JP4926713B2 (ja) エレベータ装置
JP6095450B2 (ja) エレベータのかご装置
JP5885172B2 (ja) エレベータ装置
JP4256533B2 (ja) エレベーターのかご装置
JP4570198B2 (ja) エレベーターかご室
JPH0680357A (ja) エレベータかごの換気装置
JP6934610B2 (ja) 空気調和機
JP2010265099A (ja) エレベータかご室の換気装置
JP2001019321A (ja) エレベーターのかご装置
JP2001072347A (ja) エレベータ装置
WO2017209078A1 (ja) 空気調和機
JP6171967B2 (ja) エレベータのかご
JP3331797B2 (ja) トラクタ等のキャビン
JP2003226478A (ja) エレベータのかご室送風機
JP4998438B2 (ja) 空気調和機の室内機
JPH0632933Y2 (ja) エレベ−タ
JP2007283800A (ja) ブロアユニット
JPH08188361A (ja) 換気装置付エレベーターのかご室
JP2014190604A (ja) 空気清浄装置
CN218179201U (zh) 具有风向校正结构的空调

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5157509

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250