JPH0528575Y2 - - Google Patents

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JPH0528575Y2
JPH0528575Y2 JP13462885U JP13462885U JPH0528575Y2 JP H0528575 Y2 JPH0528575 Y2 JP H0528575Y2 JP 13462885 U JP13462885 U JP 13462885U JP 13462885 U JP13462885 U JP 13462885U JP H0528575 Y2 JPH0528575 Y2 JP H0528575Y2
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circuit board
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、薄形に構成することができるように
したカセツトテープレコーダに関するものであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、テープレコーダの電子回路を構成す
る電子部品が実装されたプリント基板をシヤーシ
として使用し、このプリント基板にカセツトを装
着させることができるようにして、薄形化を図る
ようにしたカセツトテープレコーダにおいて、磁
気ヘツドが取付けられたヘツド取付台をプリント
基板に対して浮かせた状態で摺動させるように構
成することにより、プリント基板の配線パターン
面のフラツクスや凹凸に全く影響されることな
く、ヘツド取付台を極めて円滑に摺動させること
ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
公知技術として実開昭52−164519号公報があ
り、これはテープレコーダを構成する各部品間の
電器的接続をあらかじめプリント配線したプリン
ト基板に対して上記各構成部品を所定の個所に直
接取付けて構成したカセツトテープレコーダであ
る。
そしてこの公知技術によれば、プリント基板を
シヤーシとして使用しており、部品相互間の電気
的接続作業を省略することができると共に、カセ
ツトテープレコーダの薄形化を図ることができる
ものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この公知技術を利用して、磁気
ヘツドを取付けたヘツド取付台をシヤーシを構成
するプリント基板の配線パターン面上で直接摺動
させるように取付けようとしても、その配線パタ
ーン面にはフラツクスや凹凸(パターンの凹凸
等)があつてヘツド取付台を円滑に摺動させるこ
とができないものである。
本考案は、磁気ヘツドが取付けられたヘツド取
付台をシヤーシとして使用するプリント基板に対
して浮かせた状態で摺動させることができるカセ
ツトテープレコーダを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、テープレコーダの電子回路を構成す
る電子部品が実装されたプリント基板に左右一対
のリール台等の機構部品を取付け、他の機構部品
が取付けられたガイドベースを前記プリント基板
に取付けて、カセツトをプリント基板に装着させ
るように構成し、磁気ヘツドが取付けられたヘツ
ド取付台を前記プリント基板に対して浮かせた状
態で前記ガイドベース上にて摺動させるように構
成したカセツトテープレコーダである。
〔作用〕
本考案は、磁気ヘツドが取付けられたヘツド取
付台をシヤーシとして使用するプリント基板に対
して浮かせた状態で摺動させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案を適用したカセツトテープレコー
ダの一実施例を図面に基づき説明する。なおここ
で示したカセツトテープレコーダはコンパクトカ
セツトを使用する再生専用機である。
最初に、第2図〜第6図によつて、カセツトテ
ープレコーダの全体について説明する。
先ず、従来公知のカセツト(コンパクトカセツ
ト)1は内部に左右一対のリールハブ2a,2b
に巻回した磁気テープであるからカセツトテープ
3を収納しており、ヘツド挿入孔4や各々左右一
対のピンチローラ挿入孔5a,5b、キヤプスタ
ン挿入孔6a,6b、カセツト位置決めピン挿入
孔7a,7b、リール台挿入孔8a,8b等が設
けられている。
次に、プリント基板10はテープレコーダの電
子回路を構成するものであり、プリント配線され
た配線パターン11の所定の個所には多数の電子
部品12が実装されている。なおこの場合にはプ
リント基板10の上面10aが配線パターン面に
構成され、下面10bが部品マウント面に構成さ
れている。
次に、このプリント基板10はテープレコーダ
のシヤーシとして使用されるものであり、このプ
リント基板10には、左右一対のリール台13
a,13b、カセツト載置台14、板ばねからな
るカセツト押えばね15、左右一対のカセツト位
置決めピン16a,16b、キヤプスタン17、
モータ18、再生ヘツドである磁気ヘツド19、
ピンチローラ20、テープガイド21、ヘツド取
付台22、再生釦23、早送釦24、停止釦25
等の押釦、押釦ロツク板26等の機構部品やその
他各種ばね、レバー、スイツチ等の各種の機構部
品が取付けられている。
ところで、左右一対のリール台13a,13b
は左右一対のリール台軸受28を介してプリント
基板10の上面10a側に回転自在に取付けられ
ており、同様に、カセツト載置台14及びカセツ
ト押えばね15もプリント基板10の上面10a
側に取付けられている。
また、左右一対のカセツト位置決めピン16
a,16b、キヤプスタン17及びモータ18は
合成樹脂にて成形されたガイドベース29の上部
に取付けられている。但しカセツト位置決めピン
16a,16bはガイドベース29に一体成形さ
れており、キヤプスタン17及びモータ18はガ
イドベース29に一体成形されたキヤプスタン軸
受30及びモータ取付部31に回転自在及び固定
状態に取付けられている。そしてガイドベース2
9はその長手方向の両端部に一体に成形した各一
対の係止爪32をプリント基板10に設けた各一
対の係止孔33に係止させる構造によつてプリン
ト基板10の下面10b側に着脱可能に取付けら
れている。そしてカセツト位置決めピン16a,
16b及びキヤプスタン17がプリント基板10
に設けた挿通孔34a,34b,35から上面1
0a側に突出されている。なおモータ18はプリ
ント基板10の配線パターン11の所定個所にリ
ード線50によつて接続されている。
また、磁気ヘツド19、ピンチローラ20、テ
ープガイド21は合成樹脂にて成形されたヘツド
取付台22の上部に取付られている。但しテープ
ガイド21はヘツド取付台22に一体成形されて
いる。そしてヘツド取付台22はプリント基板1
0の上面10a側に配置され、ガイドベース29
の上部に一体成形されてプリント基板10に設け
られた開口36か上面10a側に突出された一対
の突起37の上面に載置されており、かつこのヘ
ツド取付台22はその下部に一体成形したT形ガ
イド片38と一対の係止爪39とをプリント基板
10及びガイドベース29に設けられたガイド孔
40,41に係止してプリント基板10の上面1
0a側に摺動自在でかつ着脱可能に取付けられて
いる。
また、押釦ロツク板26はその長手方向の両端
に設けられた一対の長孔42を挿通する一対の止
ねじ43によつてガイドベース29の下部に摺動
自在にねじ止めされている。そして早送釦25や
停止釦26等の押釦はガイドベース29と押釦ロ
ツク板26との間に配置されており、これらの押
釦はこれらの上部に一体成形したT形ガイド片4
4,45をプリント基板10及びガイドベース2
9に設けられたガイド孔46,47に係止して摺
動自在に取付けられている。但し再生釦23はヘ
ツド取付台22に一体成形されている。なおヘツ
ド取付台22、早送釦24、停止釦25、押釦ロ
ツク板26等の摺動部材は各々戻しばね48によ
つて復動付勢されており、モータ18とリール台
13b及びキヤプスタン17とはベルト49によ
つて連動されている。
カセツトテープレコーダは以上の如く構成され
ており、カセツト1を第2図、第4図及び第6図
に鎖線で示す如くプリント基板10の上面10a
上に水平に装着して、リールハブ2a,2bをリ
ール台13a,13bに係合させると共に、カセ
ツトテープ3をキヤプスタン17に掛け渡す。こ
の際、カセツト1はカセツト位置決めピン16
a,16b及びカセツト載置台14に係合及び載
置されると共に、カセツト押えばね15によつて
固定されて、このカセツト1がガイドベース29
を基準にして所定高さ位置に水平に位置決めされ
る。
そして、このカセツト装着後に、再生釦23を
第2図で鎖線の復動位置から実線の往動位置へ押
すと、ヘツド取付台22が戻しばね48に抗して
往動位置へ摺動され、そのヘツド取付台22の下
部に一体成形したロツクピン51が押釦ロツク板
26のロツク孔52によつてロツクされる。そし
て磁気ヘツド19、ピンチローラ20、テープガ
イド21がカセツト1内に挿入されて、磁気ヘツ
ド19とテープガイド21がカセツトテープ3に
接触され、ピンチローラ20によつてカセツトテ
ープ3がキヤプスタン17に圧着される。そして
ヘツド取付第22によつてプリント基板10に取
付けられているスイツチ(図示せず)が操作され
てモータ18が作動され、リール台13b及びキ
ヤプスタン17が回転駆動される。そしてカセツ
トテープ3がキヤプスタン17によつて定速走行
されて所望の再生が行われる。
なお、早送釦24を押すと、同様にスイツチが
操作されてモータ18が作動され、カセツトテー
プ3がリール台13bによつて早送りされる。
また、再生又は早送り等の状態で停止釦25を
押すと、ヘツド取付台22又は早送釦24等の押
釦ロツク板26によるロツクが解除さ、これらが
戻しばね48によつて復動されてスイツチが切
れ、モータ18が停止される。
次に、第1図〜第3図によつて、カセツトテー
プレコーダの要部について説明する。
先ず、プリント基板10とガイドベース29と
は前述した如く結合されるが、この際、ガイドベ
ース29の上部でその長手方向の両端部に一体に
成形した各一対の突起54の上部にプリント基板
10の下面10bを載置させることによつて、プ
リント基板10とガイドベース29とがこれらの
上下間に〓間55を有せしめた状態で上下から結
合されている。
従つて、温度特性や経年変化等によつてプリン
ト基板10が第1図に鎖線で示す如く反るような
ことがあつても、その反りが〓間55内に吸収さ
れてしまい、その反りがガイドベース29上に取
付けられているカセツト位置決めピンチローラ1
6a,16bやキヤプスタン17に悪影響を及ぼ
すことがない。従つてプリント基板10に反りが
生じても、カセツト位置決めピンチローラ16
a,16bにて水平に位置決めされているカセツ
ト1内のカセツトテープ3に対するキヤプスタン
17の直角度に変化が生じるようなことがない。
なおこの際、第1図及び第5図に示す如くカセ
ツト位置決めピン16a,16bの基部であるカ
セツト載置台56a,56bが挿通されるプリン
ト基板10のカセツト位置決めピン挿通孔34
a,34bのうち、一方の挿通孔34bを基準孔
(その直径がカセツト載置台56bの直径と等し
い孔であること。)に構成し、他方の挿通孔34
aを長孔に構成しておくことにより、プリント基
板10の上記のような反りによるこれら両挿通孔
34a,34bのピツチのずれを吸収させて、そ
の反りによる悪影響がカセツト位置決めピン16
a,16bに現われないようにすることができ
る。
次に、ヘツド取付台22は前述した如くガイド
ベース29の上部に一体成形した一対の突起37
の上部に載置されて、プリント基板10の上面1
0a側に摺動自在に取付けられているが、この
際、突起37がプリント基板10の上面10aか
ら上方に突出されているので、ヘツド取付台22
をプリント基板10の配線パターン面である上面
10aに対して所定高さH(第2図参照)だけ浮
かせた状態でガイドベース29上で摺動させるこ
とができる。
従つて、プリント基板10の配線パターン面で
ある上面10aにあるフラツクスや凹凸(パター
ンの凹凸等)に全く影響されることなく、ヘツド
取付第22を極めて円滑に摺動させることができ
る。
しかも、ヘツド取付台22を突起37によつて
上部に支持するガイドベース29には、カセツト
1の高さを規制するカセツト位置決めピン16
a,16bが取付けられているから、このガイド
ベース29を基準にしてカセツト1と磁気ヘツド
19との高さを正確に規制することができるか
ら、プリント基板10の反り等の影響を受けず
に、カセツトテープ3に対する磁気ヘツド19の
高さを正確に規制することができる。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
また本考案は、コンパクトカセツトを使用する
カセツトテープレコーダに限定されることなく、
マイクロカセツトその他各種のカセツトを使用す
る各種カセツトテープレコーダに適用可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、プリント基板をシヤーシとして使用
しているカセツトテープレコーダでありながら、
磁気ヘツドが取付けられたヘツド取付台をプリン
ト基板に対して浮かせた状態で摺動させることが
できるので、プリント基板の配線パターン面にあ
るフラツクスや凹凸に全く影響されることなく、
ヘツド取付台を旧来の金属のシヤーシ上で摺動さ
せるのとほぼ同様に極めて円滑に摺動させること
ができる。従つてこのヘツド取付台を摺動操作す
るための押釦操作を非常に軽快に行なえ、操作性
の非常に良いカセツトテープレコーダを提供する
ことができる。
そして実施例で示したように、ヘツド取付台を
上部に支持するガイドベースに機構部品の1つで
あるカセツト位置決めピンを取付けておけば、プ
リント基板の反り等の影響を受けずに、カセツト
テープに対する磁気ヘツドの高さを正確に規制す
ることができて、記録、再生の特性の向上を図り
得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は要部(第6図−矢視)の断面
図、第2図は要部(第6図−矢視)の断面
図、第3図は要部(第6図−矢視)の断面
図、第4図及び第5図は全体の分解斜視図、第6
図は全体の平面図である。 なお、図面に用いた符号において、1……カセ
ツト、10……プリント基板、12……電子部
品、13a,13b……リール台、19……磁気
ヘツド、22……ヘツド取付台、29……ガイド
ベース、32……係止爪、37……突起、H……
浮き高さ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープレコーダの電子回路を構成する電子部品
    が実装されたプリント基板に左右一対のリール台
    等の機構部品を取付け、 他の機構部品が取付けられたガイドベースを前
    記プリント基板に取付けて、カセツトをプリント
    基板に装着させるように構成し、 磁気ヘツドが取付けられたヘツド取付台を前記
    プリント基板に対して浮かせた状態で前記ガイド
    ベース上にて摺動させるように構成したカセツト
    テープレコーダ。
JP13462885U 1985-09-03 1985-09-03 Expired - Lifetime JPH0528575Y2 (ja)

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JP13462885U JPH0528575Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP13462885U JPH0528575Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JPS6242132U JPS6242132U (ja) 1987-03-13
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