JPH0337052Y2 - - Google Patents

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JPH0337052Y2
JPH0337052Y2 JP13462485U JP13462485U JPH0337052Y2 JP H0337052 Y2 JPH0337052 Y2 JP H0337052Y2 JP 13462485 U JP13462485 U JP 13462485U JP 13462485 U JP13462485 U JP 13462485U JP H0337052 Y2 JPH0337052 Y2 JP H0337052Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープレコーダ等に適用するのに最
適な押釦ロツク板に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、テープレコーダ等の押釦ロツク板に
おいて、板金にてプレス加工した押釦ロツク板
に、押釦のロツク部とロツク解除部とを合成樹脂
にてアウトサート成形することにより、薄くて丈
夫な押釦ロツク板であり、しかも押釦の操作性を
良くすることができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来から、テープレコーダ等の押釦ロツク板に
は通常板金にてプレス加工されたものが用いられ
ており、板金からなる押釦ロツク板は薄くても丈
夫であるから、テープレコーダ等の薄形化に役立
つ。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、板金にてプレス加工された押釦
ロツク板の押釦のロツク部やロツク解除部には板
金のバリが発生し易い。このバリは重大であり、
このバリに押釦が引つ掛かるようなことがある
と、押釦をスムーズに往復動させることができ
ず、押釦の操作性が悪くなつてしまう。
本考案は、板金にてプレス加工した押釦ロツク
板を用いながら、押釦のロツク部及びロツク解除
部に板金のバリが発生することが全くないものを
提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、板金にてプレス加工した押釦ロツク
板に、押釦のロツク部とロツク解除部とを合成樹
脂にてアウトサート成形してある押釦ロツク板で
ある。
〔作用〕
本考案は、板金にてプレス加工した押釦ロツク
板を用いるものでありながら、押釦のロツク部及
びロツク解除部は合成樹脂にて成形されているの
で、これらロツク部及びロツク解除部に板金のバ
リが発生することが全くない。即ち、板金のプレ
ス加工時にロツク部及びロツク解除部に板金のバ
リが発生しても、この後にアウトサート成形され
た合成樹脂によつてその板金のバリが被覆されて
しまい、その板金のバリが押釦と接触される心配
は全くない。
〔実施例〕
以下、本考案を適用したカセツトテープレコー
ダの一実施例を図面に基づき説明する。なおこゝ
で示したカセツトテープレコーダはコンパクトカ
セツトを使用する再生専用機である。
最初に、第4図〜第8図によつて、カセツトテ
ープレコーダの全体について説明する。
先ず、従来公知のカセツト(コンパクトカセツ
ト)1は内部に左右一対のリールハブ2a,2b
に巻回した磁気テープであるカセツトテープ3を
収納しており、ベツド挿入孔4や各々左右一対の
ピンチローラ挿入孔5a,5b、キヤプスタン挿
入孔6a,6b、カセツト位置決めピン挿入孔7
a,7b、リール台挿入孔8a,8b等が設けら
れている。
次に、プリント基板10はテープレコーダの電
子回路を構成するものであり、プリント配線され
た配線パターン11の所定の個所には多数の電子
部品12が実装されている。なおこの場合にはプ
リント基板10の上面10aが配線パターン面に
構成され、下面10bが部品マウント面に構成さ
れている。
次に、このプリント基板10はテープレコーダ
のシヤーシとして使用されるものであり、このプ
リント基板10には、左右一対のリール台13
a,13b、カセツト載置台14、板ばねからな
るカセツト押えばね15、左右一対のカセツト位
置決めピン16a,16b、キヤプスタン17、
モータ18、再生ヘツドである磁気ヘツド19、
ピンチローラ20、テープガイド21、ヘツド取
付台22、再生釦23、早送釦24、停止釦25
等の押釦、押釦ロツク板26等の機構部品やその
他各種ばね、レバー、スイツチ等の各種の機構部
品が取付けられている。
ところで、左右一対のリール台13a,13b
は左右一対のリール台軸受28を介してプリント
基板10の上面10a側に回転自在に取付けられ
ており、同様に、カセツト載置台14及びカセツ
ト押えばね15もプリント基板10の上面10a
側に取付けられている。
また、左右一対のカセツト位置決めピン16
a,16b、キヤプスタン17及びモータ18は
合成樹脂にて成形されたガイドベース29の上部
に取付けられている。但しカセツト位置決めピン
16a,16bはガイドベース29に一体成形さ
れており、キヤプスタン17及びモータ18はガ
イドベース29に一体成形されたキヤプスタン軸
受30及びモータ取付部31に回転自在及び固定
状態に取付けられている。そしてガイドベース2
9はその長手方向の両端部に一体成形した各一対
の係止爪32をプリント基板10に設けた各一対
の係止孔33に係止させる構造によつてプリント
基板10の下面10b側に着脱可能に取付けられ
ている。そしてカセツト位置決めピン16a,1
6b及びキヤプスタン17がプリント基板10に
設けた挿通孔34a,34b,35から上面10
a側に突出されている。なおモータ18はプリン
ト基板10の配線パターン11の所定個所にリー
ド線50によつて接続されている。
また、磁気ヘツド19、ピンチローラ20、テ
ープガイド21は合成樹脂にて成形されたヘツド
取付台22の上部に取付けられている。但しテー
プガイド21はヘツド取付台22に一体成形され
ている。そしてヘツド取付台22はプリント基板
10の上面10a側に配置され、ガイドベース2
9の上部に一体成形されてプリント基板10に設
けられた開口36から上面10a側に突出された
一対の突起37の上部に載置されており、かつこ
のヘツド取付台22はその下部に一体成形したT
形ガイド片38と一体の係止爪39とをプリント
基板10及びガイドベース29に設けられたガイ
ド孔40,41に係止してプリント基板10の上
面10a側に摺動自在でかつ着脱可能に取付けら
れている。
また、押釦ロツク板26はその長手方向の両端
に設けられた一対の長孔42を挿通する一対の止
ねじ43によつてガイドベース29の下部に摺動
自在にねじ止めされている。そして早送釦24や
停止釦25等の押釦はガイドベース29と押釦ロ
ツク板26との間に配置されており、これらの押
釦はこれらの上部に一体成形したT形ガイド片4
4,45をプリント基板10及びガイドベース2
9に設けられたガイド孔46,47に係止して摺
動自在に取付けられている。但し再生釦23はヘ
ツド取付台22に一体成形されている。なおヘツ
ド取付台22、早送釦24、停止釦25、押釦ロ
ツク板26等の摺動部材は各々戻しばね48によ
つて復動付勢されており、モータ18とリール台
13b及びキヤプスタン17とはベルト49によ
つて連動されている。
カセツトテープレコーダは以上の如く構成され
ており、カセツト1を第4図、第6図〜第8図に
鎖線で示す如くプリント基板10の上面10a上
に水平に装着して、リールハブ2a,2bをリー
ル台13a,13bに係合させると共に、カセツ
トテープ3をキヤプスタン17に掛け渡す。この
際、カセツト1はカセツト位置決めピン16a,
16b及びカセツト載置台14に係合及び載置さ
れると共に、カセツト押えばね15によつて固定
されて、このカセツト1がガイドベース29を基
準にして所定高さ位置に水平に位置決めされる。
そして、このカセツト装着後に、再生釦23を
第7図で鎖線の復動位置から実線の往動位置へ押
すと、ヘツド取付台22が戻しばね48に抗して
往動位置へ摺動されて、押釦ロツク板26によつ
てロツクされる。そして磁気ヘツド19、ピンチ
ローラ20、テープガイド21がカセツト1内に
挿入されて、磁気ヘツド19とテープガイド21
がカセツトテープ3に接触され、ピンチローラ2
0によつてカセツトテープ3がキヤプスタン17
に圧着される。そしてヘツド取付台22によつて
プリント基板10に取付けられているスイツチ
(図示せず)が操作されてモータ18が作動され、
リール台13b及びキヤプスタン17が回転駆動
される。そしてカセツトテープ3がキヤプスタン
17によつて定速走行されて所望の再生が行われ
る。
なお、早送釦24を押すと、同様にスイツチが
操作されてモータ18が作動され、カセツトテー
プ3がリール台13bによつて早送りされる。
また、再生又は早送り等の状態で停止釦25を
押すと、ヘツド取付台22又は早送釦24等の押
釦ロツク板26によるロツクが解除され、これら
が戻しばね48によつて復動されてスイツチが切
れ、モータ18が停止される。
次に、第1図〜第3B図によつて、押釦ロツク
板26の詳細を説明する。
先ず、第1図及び第2図に示す如く、押釦ロツ
ク板26は板厚の薄い板金にてプレス加工したも
のであり、この押釦ロツク板26には長手方向の
両端に配置された一対の長孔42、一列状に配置
されたロツク部及びロツク解除部成形用の3つの
成形孔51、一端部に配置された戻しばね成形用
の成形孔52が予めプレス加工されている。そし
てこの押釦ロツク板26の3つの成形孔51に、
再生釦23と早送釦24とのロツク部53,54
と停止釦25によるロツク解除部55とが合成樹
脂にてアウトサート成形され、かつ一端部の成形
孔52には戻しばね56がその一端56aにて接
続された状態に合成樹脂にてアウトサート成形さ
れている。なおこゝでは、ロツク部53,54及
びロツク解除部55が上下貫通孔によつて構成さ
れていて、ロツク部53,54にはほゞ鉤状をな
す傾斜辺53a,54aと凹部53b,54bと
が設けられており、ロツク解除部55には傾斜辺
55aのみが設けられている。また戻しばね56
はほゞU形をなしていて、その他端56bの上部
には垂直状のピン57が一体成形されている。
次に、第3A図及び第3B図に示す如く、この
押釦ロツク板26は前述した如く一対の長孔42
に挿通された一対の止ねじ43によつてガイドベ
ース29の下部にねじ止めされて、再生釦23、
早送釦24及び停止釦25に対して直交する矢印
a,b方向に摺動自在に組立てられる。そして戻
しばね56のピン57がプリント基板10に設け
られた係止孔58(第5図参照)に下方から係止
されて、この戻しばね56により押釦ロツク板2
6が矢印a方向に復動付勢されている。
一方、前述した如く再生釦23が一体成形され
ている合成樹脂からなるヘツド取付台22の下部
にはロツクピン59が一体成形されていて、この
ロツクピン59はプリント基板10及びガイドベ
ース29の開口36,41を挿通して押釦ロツク
板26のロツク部53内に上方から挿入されてい
る。同様に早送釦24及び停止釦25も合成樹脂
にて成形されていて、これらの下部に一体成形さ
れたロツクピン60及びロツク解除ピン61が押
釦ロツク板26のロツク部54及びロツク解除部
55に上方から挿入されている。
次に、第3A図及び第3B図によつて、押釦の
ロツク及びロツク解除動作を説明する。
先ず、カセツトテープレコーダの停止状態で
は、再生釦23、早送釦24及び停止釦25は第
3A図で実線の復動位置に復動されており、押釦
ロツク板26も戻しばね56によつて第3A図で
実線の復動位置へ復動されている。
次に、カセツトテープレコーダを再生状態に切
換えるべく、再生釦23を戻しばね48に抗して
第3B図に示す往動位置まで矢印c方向に押す
と、第3A図に鎖線で示す如く、ロツクピン59
がロツク部53の傾斜辺53aを押し、押釦ロツ
ク板26を戻しばね56に抗して矢印b方向に摺
動(往動)させる。そして再生釦23が往動位置
に往動された瞬間に押釦ロツク板26が戻しばね
56によつて矢印a方向に摺動(復動)されて、
第3B図に示す如く、ロツクピン59がロツク部
53の凹部53bに係合されて、再生釦23が往
動位置にてロツクされる。なお、早送釦24につ
いても同様である。
次に、カセツトテープレコーダを再生状態又は
早送り状態から停止状態に切換えるべく、停止釦
25を戻しばね48に抗して第3B図に鎖線で示
す往動位置まで矢印c方向に押すと、ロツク解除
ピン61がロツク解除部55の傾斜辺55aを押
し、押釦ロツク板26がやはり第3A図に鎖線で
示す如く戻しばね56に抗して矢印b方向に摺動
(往動)される。すると、往動位置にてロツクさ
れている再生釦23又は早送釦24のロツクピン
59又は60のロツクが解除されて、これら再生
釦23又は早送釦24が戻しばねによつて第3A
図で実線の復動位置まで矢印d方向に復動され
る。なお停止釦25は往動位置にてロツクされ
ず、この後停止釦25から指を離すとこれが戻し
ばね48によつて矢印d方向に復動される。
しかして、押釦ロツク板26の板金によるプレ
ス加工時に、3つの成形孔51内に板金のバリが
発生しても、この後にこの3つの成形孔51にア
ウトサート成形された合成樹脂からなるロツク部
53,54及びロツク解除部54により、その板
金のバリが被覆されてしまうので、その板金のバ
リが再生釦23及び早送釦24のロツクピン5
9,60や停止釦25のロツク解除ピン61に接
触される心配は全くない。そして、合成樹脂にて
アウトサート成形されたロツク部53,54及び
ロツク解除部55に対するロツクピン59,60
でロツク解除ピン61の摩擦係数は極めて小さい
ので、再生釦23、早送釦24及び停止釦25を
矢印c,d方向にスムーズに往復動させることが
できて、押釦の操作性が良い。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
例えば実施例では直線移動方式の押釦ロツク板
を示したが、回動方式の押釦ロツク板であつても
良い。
また本考案は、カセツトテープレコーダの押釦
ロツク板に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
本考案は、板金からなる薄くて丈夫な押釦ロツ
ク板であるから、テープレコーダ等の薄形化に役
立つ。
それでいて、押釦合ロツク部及びロツク解除部
は合成樹脂にて成形されているので、これらロツ
ク部及びロツク解除部に板金のバリが発生するこ
とが全くない。従つて従来の板金からなる押釦ロ
ツク板のように、板金のバリに押釦が引つ掛かつ
て押釦の往復動が阻害されるような不都合が発生
せず、押釦をスムーズに往復動させることができ
て、押釦の操作性が良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は要部の斜視図、第2図は第1図−
断面図、第3A図及び第3B図は要部の底面
図、第4図及び第5図は全体の分解斜視図、第6
図は全体の平面図、第7図は第6図−矢視
図、第8図は第6図−矢視図である。 また図面に用いられた符号において、23……
再生釦、24……早送釦、25……停止釦、26
……押釦ロツク板、51……成形孔、53……ロ
ツク部、54……ロツク部、55……ロツク解除
部、59……ロツクピン、60……ロツクピン、
61……ロツク解除ピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板金にてプレス加工した押釦ロツク板に、押釦
    のロツク部とロツク解除部とを合成樹脂にてアウ
    トサート成形してある押釦ロツク板。
JP13462485U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0337052Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13462485U JPH0337052Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13462485U JPH0337052Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6244320U JPS6244320U (ja) 1987-03-17
JPH0337052Y2 true JPH0337052Y2 (ja) 1991-08-06

Family

ID=31036040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13462485U Expired JPH0337052Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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