JPS6112605Y2 - - Google Patents

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JPS6112605Y2
JPS6112605Y2 JP3397579U JP3397579U JPS6112605Y2 JP S6112605 Y2 JPS6112605 Y2 JP S6112605Y2 JP 3397579 U JP3397579 U JP 3397579U JP 3397579 U JP3397579 U JP 3397579U JP S6112605 Y2 JPS6112605 Y2 JP S6112605Y2
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cassette
cassette lid
lever
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダのイジエクト機構の
改良に関するものである。 近時、カセツトテープレコーダ等においては、
自動停止機構はもちろんキユー及びレビユー機
構、オートリピート機構、オートリバース機構及
び自動選曲機構等種々が装備される傾向にあり、
カセツトテープレコーダをより操作性よくより便
利に使用するための開発が盛んに行なわれてい
る。 ところが、カセツトテープレコーダにおいて、
そのイジエクト機構に関しては使用者が頻繁に操
作する部分であるにもかかわらず、現在のところ
カセツトハーフの着脱を容易にするための著しい
開発がなされておらず、近時高級なカセツトテー
プデツキ等にわずかにソフトイジエクト機構が装
備されてきている程度である。 そこで、従来よりカセツトハーフの着脱が極め
て容易に行なえるような構成であることを最大の
目的とし、その外の要素としては外面的に美観を
損なわず内面的に無駄なく有機的な部品構成を有
し、かつ小型軽量化に寄与し得ソフトイジエクト
をも簡易な構成で行ない得るようなイジエクト機
構の開発が強く要望されている。 この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、カセツトハーフの着脱を極めて容易に行なう
ことができ無駄なく有機的な部品構成で小型軽量
化及び低価格化にも十分寄与し得る極めて良好な
テープレコーダのイジエクト機構を提供すること
を目的とする。 以下、この考案の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。第1図において、11は正
面略四角形状のカセツト蓋で、その略中央部には
四角形状の透孔111が形成されている。このカ
セツト蓋11の図中下部にはカセツトテープレコ
ーダを所定の動作状態としたり停止状態とするた
めの複数の操作子12が配置されている。これら
複数の操作子12は図中矢印方向に押して操作す
るいわゆるピアノタツチ式で、該複数の操作子
2のうち13はカセツトテープレコーダの所定の
動作状態を停止させるとともに、詳細を後述する
イジエクト機構14を動作させる停止させる停止
兼イジエクト操作子である。また、15,16は
録音及び再生操作子、17,18は巻戻し及び早
送り操作子、19は録音または再生の動作状態を
一時停止させるポーズ操作子である。 ここで、上記カセツト蓋11の背面側には、イ
ジエクト機構14によつてイジエクト時にカセツ
ト蓋11に略連動して移動される目隠し板20が
並設されている。そして、この目隠し板20とカ
セツト蓋11との間にカセツトハーフ21が収納
されるものである。 さらに、上記目隠し板20の背面側には、図中
一点鎖線で示すカセツトテープレコーダ機構部
2が搭載されたメインシヤーシ23が並設されて
いる。このカセツトテープレコーダ機構部22
は、例えば周知のフライホイールや前記録音、再
生、巻戻し及び早送り操作子15乃至18を操作
位置でロツクするロツク板や再生、巻戻し及び早
送り操作子16乃至18の操作に連動してリール
台24,25を動作状態に応じた速度及び方向で
回転させるための各種アイドラ等よりなるもので
ある。 そして、上記カセツト蓋11、複数の操作子
2、イジエクト機構14及び目穏し板20は、カ
セツトテープレコーダ機構部22を搭載したメイ
ンシヤーシ23に垂直にかつメインシヤーシ23
を長手方向に挾む如く取着された支持板26,2
7に取付けられている。 ここで、上記イジエクト機構14を詳細に説明
するに先立ち、イジエクト時にカセツト蓋11及
びカセツトハーフ21がどのように移動され、ど
のような状態となされるかについて簡単に説明す
る。まず、カセツト蓋11が第2図に示すように
図示しないカセツトテープレコーダ筺体内に収納
されている状態で停止兼イジエクト操作子13を
操作する。すると、カセツト蓋11は第3図に示
すようにそのままの状態で水平方向つまり矢収A
方向に前記カセツトテープレコーダ筺体から突出
する。次に、カセツト蓋11は第4図に示すよう
に矢印B方向に若干回動して停止する。そして、
カセツト蓋11が回動しているときカセツトハー
フ(第2図乃至第4図では図示せず)は順次矢印
C方向に押し上げられ、カセツトハーフの着脱を
容易に行なえるようになされたものである。 以下、上記カセツト蓋11及びカセツトハーフ
を上記のように移動させるイジエクト機構14
ついて詳細に説明する。すなわち、第2図に示す
ように、支持板26の図中下方には前記複数の操
作子12(第2図では停止兼イジエクト操作子1
3のみ図示)をその略中央部で矢印D,E方向に
回動自在に支持する回動軸28が取着される第1
の突出片261が形成されている。この停止兼イ
ジエクト操作子13の一端部は、前記メインシヤ
ーシ23の背面側において該メインシヤーシ23
と平行に設けられた停止兼イジエクト操作部材2
9の一端部と当接可能になされている。そして、
この停止兼イジエクト操作部材29の他端部はメ
インシヤーシ23と平行に設けられたイジエクト
操作部材30の一端部と連結されている。上記イ
ジエクト操作部材30の他端部には、支持板26
に形成された長孔264を挿通して支持板26の
メインシヤーシ23のある側と反対面に突出する
折曲片301が形成されている。 また、支持板26のメインシヤーシ23のある
側と反対面の図中上部には一端が支持板26に設
けられた回動軸31に支持され、他端に前記カセ
ツト蓋11の一側部に形成された係合突部112
と係合可能なフツク部321が形成された係止レ
バー32が設けられている。この係止レバー32
は、その略中央部に形成された透孔322と支持
板26に形成されたスプリング係止部265との
間にスプリング33が係着されることにより、矢
印F方向の回動偏倚力が付与されているが、この
回動は係止レバー32の一側端部に形成され、支
持板26に形成された略H形状の案内孔266に
遊嵌される折曲片323が、該案内孔266の一
端と当接する位置までとなされている。また、係
止レバー32の一側部略中央には上記イジエクト
操作部材30の折曲片301と当接可能な突出部
324が形成されている。 ここで、前記カセツト蓋11の背面側には先に
述べたように目穏し板20が設けられる。この目
穏し板20は第5図に示すように一対のリール台
挿通孔201,202及びキヤプスタン用切欠部
203等が形成されており、かつその両端部には
一対の支持片204,205が直立に折曲形成さ
れている。そして、この支持片204,205の
一端部には軸341,342が貫通して固着さ
れ、該支持片204,205の他端部には透孔2
06,207及び該透孔206,207を中心と
して扇状に形成された長孔208,209が形成
されている。 さらに、上記支持片204には、略L字状で両
端部に長孔351及び透孔352が形成され、か
つその角部に形成された透孔353と上記透孔3
52との略中央部において、一端に透孔361が
形成され他端にスライド軸362が固着されたイ
ジエクトスライドレバー36の略中央部から突出
する回動軸363が挿通する第1のイジエクトレ
バー35が、その透孔352に支持片204の軸
341を挿通して設けられる。また、支持片20
5には、両端に透孔371,372が形成されそ
の略中央部において、上記と同様な構成のイジエ
クトスライドレバー38の回動軸383が挿通す
る第2のイジエクトレバー37が、その透孔37
2に支持片205の軸342を挿通して設けられ
る。 上記のようにして第1のイジエクトレバー3
5、イジエクトスライドレバー36及び第2のイ
ジエクトレバー37、イジエクトスライドレバー
38がそれぞれ取着された目穏し板20は、第6
図に示すようにしてカセツト蓋11に取付けられ
る。すなわち、目穏し板20の支持片204,2
05の軸341,342を、それぞれカセツト蓋
11の両端面に形成され垂直部分391,401
及び傾斜部分392,402を有するガイド溝3
9,40(第6図ではガイド溝39は見えない)
に遊貫する。つまり、カセツト蓋11の両側部を
支持片204,205によつて挾む如くするもの
である。同時に、イジエクトスライドレバー3
6,38の孔361,381に、カセツト蓋11
の両側部から突出形成された軸411,412
(第6図では軸411は見えない)を挿通させ
る。 次に、目穏し板20が取付けられたカセツト蓋
11を前記支持板26,27に取着する手段につ
いて説明する。再び第2図に示すように、支持板
26には前記第1の突出片261に略平行に第2
及び第3の突出片262,263が形成されてい
る。そして、この第2の突出片262を目穏し板
20の支持板204と第1のイジエクトレバー3
5の角部とで挾むようにして、かつ該第1のイジ
エクトレバー35の透孔353、第2の突出片2
62の先端に形成された透孔267及び支持片2
04の長孔208に回動軸42を挿通させること
によつて、第2の突出片262に第1のイジエク
トレバー35と支持片204とが支持されるもの
である。 また、第1のイジエクトレバー35は長孔35
1の形成されている側の側端部に形成された切欠
部354と支持板26に形成された前記スプリン
グ係止部265との間にスプリング43が係着さ
れることにより、前記回動軸42を中心として矢
印G方向の回動偏倚力が付与されている。 一方、イジエクトスライドレバー36はそのス
ライド軸362が設けられている端部を前記係止
レバー32と第3の突出片263との間に介入さ
せ、該スライド軸362を第3の突出片263に
形成された長孔268に挿通させて支持されるも
のである。 そして、支持板26の第1の突出片261に設
けられた回動軸28に一端が回動自在に支持さ
れ、他端に前記イジエクトスライドレバー36の
回動軸363が挿通される長孔441が形成され
たイジエクトガイドレバー44が設けられる。 また、前記目穏し板20の支持片205に取着
された第2のイジエクトレバー37及びイジエク
トスライドレバー38も上記と略同様にして支持
板27に取付けられている。 ここで、支持板26の略中央部にはダンパー4
5が設けられている。このダンパー45は第7図
に示すように、先端に突部451を有するアーム
452が形成されたロータ453を、略楕円形状
のダンパー本体454の中央部に形成されたロー
タ支持部455に回動自在に嵌合させてなるもの
である。そして、ロータ453とロータ支持部4
55との嵌合部分に例えばグリース等の粘性材料
を塗布し、ロータ453の回転にある程度の抵坑
を与えている。このようなダンパー45は、その
突部451を第1のイジエクトレバー35の長孔
351に挿通させているものである。 また、上記カセツト蓋11の両側部には、スラ
イド軸46が形成されており、このスライド軸4
6が挿通される長孔471の形成されたスライド
部材47と、このスライド部材47のスライド応
動して前記カセツトハーフを図中上方に押し上げ
部材48とよりなるカセツトハーフ押上げ機構が
設けられているが、この機構の詳細については後
述する。 上記のような構成となされたテープレコーダの
イジエクト機構において、以下その動作を説明す
る。まず、第2図に示すようにカセツト蓋11が
図示しないカセツトテープレコーダ筺体内に収納
されている状態では、スプリング43の偏倚力に
より第1のイジエクトレバー35が矢印G方向に
回動しカセツト蓋11を矢印A方向に押し出そう
としているが、係止レバー32のフツク部321
がカセツト蓋11の係合突部112と係合してい
ることによつて、その力は阻止されカセツト蓋1
1は図示の状態を保つている。 この状態で、イジエクトをなさんとして停止兼
イジエクト操作子13を矢印D方向に押すと該停
止兼イジエクト操作子13のメインシヤーシ23
側に延出してなる端部が停止兼イジエクト操作部
材29の一端部と当接し、該停止兼イジエクト操
作部材29を図中上方に押上げる。このとき、停
止兼イジエクト操作部材29とイジエクト操作部
材30との連結関係は、先に停止兼イジエクト操
作部材29が図中上方に若干移動した後、イジエ
クト操作部材30が同方向に移動するようになさ
れており、停止兼イジエクト操作部材29が若干
移動している時に先に述べた図示しないロツク板
が移動して、もし先に録音、再生、巻戻し及び早
送り操作子15乃至18が操作されていればこれ
ら操作子15乃至18は操作位置から解除される
ものである。 そして、イジエクト操作部材30が図中上方に
押し上げられると、支持板26の長孔264を挿
通する折曲片301が係止レバー32の突出部3
24と当接し、係止レバー32をスプリング33
の偏倚力に坑して矢印H方向に回動させる。する
と、第3図に示すように係止レバー32のフツク
部321とカセツト蓋11の係合突部112との
係合がはずされ、スプリング43の偏倚力により
第1のイジエクトレバー35が回動軸42を中心
にして矢印G方向へ回動する。このとき、第1の
イジエクトレバー35の回動は、その長孔351
にダンパー45の突部451が挿通しているた
め、ゆつくりとしたものになされる。 ここで、第1のイジエクトレバー35の回動に
伴い該第1のイジエクトレバー35の一端部と軸
341を介して連結されている目穏し板20も同
方向に回動する。そして、目穏し板20の軸34
1が回動軸28を中心に図中時計方向に回動する
のに伴い、上記軸341がカセツト蓋のガイド溝
39内に遊挿されていることにより、該ガイド溝
39に規制される方向にカセツト蓋11が移動す
るものである。 すなわち、軸341が回動軸28を中心として
図中時計方向に回動すると、まず軸341はガイ
ド溝39の垂直部分391内を図中下方に移動す
る如くなされ、これに伴つてカセツト蓋11は第
2図に示す状態から前方に押し出される。このと
き、イジエクトスライドレバー36の回動軸36
3も第1のイジエクトレバー35の回動に伴い回
動軸42を中心に図中時計方向へ回動し、かつイ
ジエクトスライドレバー36の両端部は支持板2
6の第3の突出片263に形成された長孔268
及びカセツト蓋11に形成された軸411にそれ
ぞれ取着されているため、結果としてカセツト蓋
11は第2図に示した位置からそのままの状態で
水平方向つまり矢印A方向に押し出される。な
お、イジエクトスライドレバー36のスライド軸
362は第3の突出片263の長孔268に沿つ
て図中下方に移動する。また、このとき、イジエ
クトガイドレバー33はその一端に形成された長
孔441内に上記回動軸363が挿通されている
ことにより、回動軸28を中心にして図中時計方
向に回動し、このイジエクトガイドレバー44の
回動に伴い回動軸363が長孔441内を図中下
方に移動していくものである。さらに、目穏し板
20も回動軸28を中心として図中時計方向へ回
動する。 そして、上記軸341がガイド溝39の垂直部
分391の図中最下部まで到達すると、第4図に
示すように軸341はガイド溝39の傾斜部分3
92に沿つて移動する如くなされ、これに伴つて
カセツト蓋11は矢印B方向に回動される。この
カセツト蓋11の矢印B方向の回動は、イジエク
トスライドレバー36のスライド軸362が第3
の突出片263の長孔268の図中最下部まで到
達した状態で停止される。このとき、目穏し板2
0の回動もその支持片204の長孔208の図中
最左端部が第2の突出片262の回動軸42と当
接して停止する。 この状態でカセツト蓋11と目穏し板20とは
若干放射状になされ、前記カセツトハーフの着脱
作業を容易に行なえるようになされている。 したがつて、上記のような構成のテープレコー
ダのイジエクト機構によれば、まず第2図に示す
状態でカセツト蓋11の前方からメインシヤーシ
23側を見た場合、目穏し板20によつてメイン
シヤーシ23に搭載されている各種機構部品を穏
すことができ、外観上の美観を損なうことがな
い。また、イジエクト時には目穏し板20は第4
図に示すようにカセツト蓋11とはすかいになさ
れるので、カセツトハーフの着脱に際し邪魔にな
ることもない。 また、カセツト蓋11の移動もダンパー45の
作用によりゆつくり行なうことができ、簡単な構
成でソフトイジエクトを行なうことができる。 次に、第4図に示す状態でカセツトハーフを矢
印C方向に押し上げるカセツトハーフ押し上げ機
構について説明する。すなわち、第8図aに示す
ようにカセツト蓋11の側面には、該側面に形成
されたスライド軸46が挿通する長孔471を有
し、かつ図中上部に前記軸341と当接可能な偏
平部472及び図中下部に押圧部473が突出形
成されたスライド部材47が設けられている。こ
のスライド部材47は矢印I,J方向に摺動可能
となされているが、図示しないスプリングの作用
で矢印I方向の偏倚力が付与されているものであ
る。 そして、先ず述べたように軸341がガイド溝
39に沿つて移動し、その垂直部分391の図中
最下部まで到達したときに、軸341はスライド
部材47の偏平部472と当接する。ここで、軸
341がガイド溝39の傾斜部分392に沿つて
移動しているとき、つまりカセツト蓋11が第4
図矢印B方向に回動を始めたときに、軸341は
スライド部材47の偏平部472を押圧し第8図
bに示すようにスライド部材47を矢印J方向に
押下げる。すると、スライド部材47の押圧部4
73が押上げ部材48の係合部481と係合し、
該係合部481を図中下方に移動させる。 ここで、上記押上げ部材48は第9図aに示す
ように一端に上記係合部481が形成され他端に
図中一点鎖線で示す如く前記カセツトハーフ21
を載置可能な押上げ部482が形成されるもの
で、その中央部でカセツト蓋11に形成された回
動軸49により回動自在に支持されている。ま
た、押上げ部材48は図示しないスプリングによ
つて図中時計方向の回動偏倚力が付与されてい
る。 また、上記スライド部材47及び押上げ部材4
8等はカセツト蓋11の両側部に設けられてい
る。ここで、スライド部材47が矢印J方向に移
動して、その押圧部473が押上げ部材48の係
合部481を押圧すると、第9図bに示すように
押上げ部材48は図中反時計方向に回動し、その
押上げ部482がカセツトハーフ21を矢印Cに
押上げ、カセツトハーフ21の着脱を極せて容易
に行なうことができるものである。 そして、上記のように、異なる2方向に連続す
るガイド部(ガイド溝39)を備えたカセツト蓋
11と、テープレコーダ本体(カセツトテープレ
コーダ筺体)に取着される支持部材(支持板2
6)と、この支持部材に回動自在に支持される第
1の部分(透孔353)及び前記カセツト蓋のガ
イド部に沿つて移動する第2の部分(透孔35
2)を有する第1のイジエクト部材(第1のイジ
エクトレバー35)と、この第1のイジエクト部
材と交叉し該交点で回動自在に連結されるととも
に前記カセツト蓋に回動自在に支持される第3の
部分(透孔361)及び前記支持部材に所定方向
に移動自在に支持される第4の部分(スライド軸
362)を有する第2のイジエクト部材(イジエ
クトスライドレバー36)と、前記カセツト蓋に
設けられ前記第1のイジエクト部材の第2の部分
が前記カセツト蓋のガイド部に沿つて移動するの
に応動してカセツトハーフ21を前記カセツト蓋
内から押出す機構(カセツトハーフ押上げ機構)
とをを具備したことが、この考案の特徴となる部
分である。 なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この外その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。 したがつて、以上詳述したようにこの考案によ
れば、カセツトハーフの着脱を極めて容易に行な
うことができ無駄なく有機的な部品機構で小型軽
量化及び低価格化にも十分寄与し得る極めて良好
なテープレコーダのイジエクト機構を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープレコーダのイジ
エクト機構の一実施例を示す斜視図、第2図乃至
第4図はそれぞれ同実施例のイジエクト機構を説
明するための構成及び動作説明図、第5図は目穏
し板、第1図及び第2のイジエクトレバー及びイ
ジエクトスライドレバーの詳細と組立て工程を示
す分解斜視図、第6図はカセツト蓋と目穏し板と
の組立て工程を示す分解斜視図、第7図はダンパ
ーの詳細を示す分解斜視図、第8図a,b及び第
9図a,bはそれぞれカセツトハーフ押上げ機構
を説明するための構成及び動作説明図である。 11……カセツト蓋、12……操作子、13…
…停止兼イジエクト操作子、14……イジエクト
機構、20……目穏し板、21……カセツトハー
フ、22……カセツトテープレコーダ機構部、2
3……メインシヤーシ、24,25……リール
台、26,27……支持板、28……回動軸、2
9……停止兼イジエクト操作部材、30……イジ
エクト操作部材、31……回動軸、32……係止
レバー、33……スプリング、35……第1のイ
ジエクトレバー、36,38……イジエクトスラ
イドレバー、37……第2のイジエクトレバー、
39,40……ガイド溝、42……回動軸、43
……スプリング、44……イジエクトガイドレバ
ー、45……ダンパー、46……スライド軸、4
7……スライド部材、48……押上げ部材、49
……回動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異なる2方向に連続するガイド部を備えたカセ
    ツト蓋と、テープレコーダ本体に取着される支持
    部材と、この支持部材に回動自在に支持される第
    1の部分及び前記カセツト蓋のガイド部に沿つて
    移動する第2の部分を有する第1のイジエクト部
    材と、この第1のイジエクト部材と交叉し該交点
    で回動自在に連結されるとともに前記カセツト蓋
    に回動自在に支持される第3の部分及び前記支持
    部材に所定方向に移動自在に支持される第4の部
    分を有する第2のイジエクト部材と、前記カセツ
    ト蓋に設けられ前記第1のイジエクト部材の第2
    の部分が前記カセツト蓋のガイド部に沿つて移動
    するのに応動してカセツトハーフを前記カセツト
    蓋内から押出す機構とを具備してなることを特徴
    とするテープレコーダのイジエクト機構。
JP3397579U 1979-03-16 1979-03-16 Expired JPS6112605Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3397579U JPS6112605Y2 (ja) 1979-03-16 1979-03-16

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