JPS6020177Y2 - テ−プレコ−ダの連結機構 - Google Patents

テ−プレコ−ダの連結機構

Info

Publication number
JPS6020177Y2
JPS6020177Y2 JP10017478U JP10017478U JPS6020177Y2 JP S6020177 Y2 JPS6020177 Y2 JP S6020177Y2 JP 10017478 U JP10017478 U JP 10017478U JP 10017478 U JP10017478 U JP 10017478U JP S6020177 Y2 JPS6020177 Y2 JP S6020177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
head
operation member
arrow
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10017478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5519334U (ja
Inventor
久男 小玉
今朝雄 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10017478U priority Critical patent/JPS6020177Y2/ja
Publication of JPS5519334U publication Critical patent/JPS5519334U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020177Y2 publication Critical patent/JPS6020177Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプラスチックメカ化が施されたカセットテー
プレコーダ等に好適するテープレコーダの連結機構に関
する。
近時、例えばカセットテープレコーダ等において、小型
軽量化及び低価格化等を目的として従来より金属材料で
形成されていたシャーシ及び該シャーシに搭載される種
々の機構部品等を、モールド成型により製作するような
ことすなわちプラスチックメカ化の開発が盛んに行なわ
れている。
そして、このようなプラスチックメカ化を図ることは、
小型軽量化及び低価格化等の効果があるのみならずシャ
ーシ及び各種機構部品の形成が容易であるとともに、特
にカセットテープレコーダにおいて特有な操作部材の操
作時等に発生する衝撃音や振動音を吸収し得る等種々の
利点を有するものである。
ところで、上記のようなプラスチックメカ化が施された
カセットテープレコーダにおいて、次に要望されるのは
各機構部の動作をより円滑に行なうとともに部品数をで
きる限り最小なものとすることであって、より一層の小
型軽量化及び低価格化を図ることである。
このためには、各種機構部品及びシャーシの構成を有機
的なものとし、しかも各種機構部品同志及び各種機構部
品とシャーシとを無駄なく能率的に組み合わせる必要が
ある。
この考案は上記事情を考慮してなされたもので、操作部
材と例えば被操作部材としてのへラドシャーシとを連動
させるとともにヘッドシャーシ、シャーシ及び操作部材
により構成されるコンデンサによるヘッドシャーシ上の
録音または再生ヘッドのコイルに与える悪影響を防止す
ることができ、有機的な構成にして製作も容易である極
めて良好なテープレコーダの連結機構を提供することを
目的とする。
以下この考案をカセットテープレコーダに適用した場合
の一実施例について図面を参照して詳細に説明する。
第1図はここで説明する実施例の基本構成を示すもので
、11はカセットテープレコーダのメインシャーシで合
成樹脂材料で略箱状に形成されている。
このシャーシ11の手前(図中下側)にはカセットテー
プレコーダを所定の動作状態としたり停止状態とするた
めの軽金属でなる複数の操作部材工業が矢印方向に摺動
自在に配置されている。
これら複数の操作部材12のうち13はカセットテープ
レコーダの所定の動作状態を停止させるとともに、図示
しないカセットテープを取り出すためのイジェクト機構
14を動作させる停止前イジュクト操作部材である。
また、15は録音操作部材でこれが操作されるとそれの
一側端に形成された略り字状の突起片151 (第2図
参照)によって再生操作部材16も連動して同時に操作
される如くなされている。
さらに、17゜18は巻戻し及び早送り操作部材であり
、19は録音または再生の動作状態を一時停止させるポ
ーズ操作部材である。
ここで、前記シャーシ11の庇状平面部の上面には軽金
属製のへラドシャーシ20が設けられている。
このヘッドシャーシ20は前記シャーシ11に一体的に
形成された詳細を後述する係合突部51.52にその切
欠部5’3,54が嵌合されて、上記再生操作部材16
の操作に連動して該操作方向と同方向に摺動自在となさ
れているものである。
また、このヘッドシャーシ20の所定部分には合成樹脂
材料で形成された取付部材21 (図中微小点群で示す
)が取付けられている。
そして、上記取付部材21上には録音再生ヘッド22、
消去ヘッド23、テープ停止検出レバー24及び金属製
のスプリング25が設けられている。
このスプリング25はへラドシャーシ20と再生操作部
材16とを連動関係となすもので、その連動関係につい
ては後述する。
さらに、上記取付部材21にはへラドシャーシ20の平
面に対して互いに対向して直立腰弾性を有する三片から
なる挾持部211,212が形成されている。
この挾持部211,212は電源系統の接続線(図示せ
ず)を挾持して束ねるためのものである。
また、前記へラドシャーシ20の図中左側に対応する部
分に設けられた取付部材21は薄肉状の弾性片213が
形成され前記シャーシ11に一体的に形成された保合片
111と係合自在になされている。
なお、上記録音再生ヘッド22は図中一点鎖線で示すリ
ード線26.27を介して図示しない録音再生用回路に
接続されるものである。
また、上記へラドシャーシ20の図中右側には該ヘッド
シャーシ20の摺動にともなって回動軸28を中心にし
て矢印A、B方向に回動自在となされた合成樹脂材料で
なるピンチレバー29が設けられている。
そして、このピンチレバー29の一端には該ピンチレバ
ー29が矢印A方向に回動した状態で後述するフライホ
イール44と同軸上に設けられたキャプスタン30と圧
接されるピンチローラ31が設けられている。
さらに、前記シャーシ11の後方(図中上側)には前記
カセットテープに設けられた誤消去防止爪の有無を検出
し前記録音操作部材15を操作可能または不可能となす
合成樹脂材料でなる誤消去防止機構32が設けられてい
る。
なお、図中33.34はガイドピン、35,36は左右
リール台、37はモータである。
第2図は第1図に示すカセットテープレコーダのシャー
シ11の下面における各種機構の構成を概略的に示すも
ので、前記録音、再生9巻戻し及び早送り操作部材15
乃至18は、これら各操作部材15乃至18と略直交し
て設けられ各操作部材15乃至18と係合して矢印C,
D方向に摺動自在なロック板38によって、操作位置で
ロックされる如くなされている。
また、このロック板38と略平行して設けられ上記録音
、再生、巻戻し及び早送り操作部材15乃至18と係合
して矢印E、F方向に摺動自在なスイッチスライダ39
は、矢印E方向に移動されたときモータ37の電源供給
用スイッチ40をオンするものである。
さらに、前記再生及び巻戻し操作部材16,17は略■
字状に折り曲げられたコイル状のスプリング41によっ
て共に図中下方に向かう偏倚力が付与されている。
また、録音操作部材15はその略中間部で合成樹脂材料
でなる誤録音防止機構42によって他の操作部材(再生
、巻戻し及び早送り操作部材16乃至18が先行して操
作された状態では操作不可能となされている。
さらに、前記テープ停止検出レバー24はシャーシ11
の図中右下側に装備された合成樹脂材料でなる自動停止
機構Uを駆動させる如くなされている。
なお、図中44はフライホイールでモータ37の回転プ
ーリ45とベルト46を介して回転力伝達可能に連結さ
れている。
ここで、第3図a、 bは前記へラドシャーシ20の詳
細を示すもので、軽金属製材料で略り字状に形成された
ヘッドシャーシ20の後端部201及び前端角部202
には、前記シャーシ11に一体的に形成された正面略T
字状の係合突部51゜52に嵌合されてヘッドシャーシ
20を矢印G。
H方向に摺動可能となす略凹状の切欠部53,54が形
成されている。
さらに、これら2つの切欠部53.54のうち切欠部5
4の最奥部は上記係合突部52の頭部521が挿通可能
な大きさに広げられた切欠部分541が形成されている
そして、上記へラドシャーシ20はその切欠部分54形
威された切欠部分541に上記係合突部52の頭部52
1を挿通させて、矢印G方向にスライドさせることによ
り前記シャーシ11に取付られるものである。
また、上記へラドシャーシ20はその図中下端部の所定
部分を前記取付部材21で被われており、この取付部材
21はへラドシャーシ20の側端角部203を被う部分
が一部突出しておりこの突出部55の先端部には折曲係
止片551が形成されている。
一方、前記ピンチローラ31の設けられたピンチレバー
29は上面略り字状をしており、その角部において前記
シャーシ11に一体的に形成された回動軸28に嵌合さ
れて矢印A、 B方向に回動自在となされるものである
そして、このピンチレバー29はその一端部に形成され
た係止部291に一端が係止され前記取付部材21に形
成された円筒状の突部56を巻回して他端が同じく取付
部材21に形成された折曲係止片57に係止され。
るスプリング58によって矢印A方向の回動偏倚力が付
与されている。
ところが、このピンチレバー29の矢印A方向の回動は
、該ピンチレバー29の一端部に形成された係合片29
2が前記取付部材21の突出部55に形成された折曲係
止片5づ51に当接する位置までとなされる。
このため、先に第1図に示した再生操作部材19が操作
されていない状態すなわちヘッドシャーシ20が第3図
aに示す位置にあるときにはピンチローラ31はキャプ
スタン30から離脱されている。
また、上記折曲係止片551は単にピンチレバー29の
回動を規制しているだけでなく、ピンチレバー29を矢
印I方向(第3図す参照)に移動される。
つまりピンチレバー29を回動軸28から引き抜く方向
に力が加わったとき該ピンチレバー29の係合片292
と上記折曲係止片551とが係合して、上記引き抜きを
防止するとともに通常の状態ではピンチレバー29の高
さつまりピンチローラ31の高さ規制がなされたもので
ある。
ここで、上記のようなシャーシ11にヘッドシャーシ2
0とピンチレバー29とを取付ける手段について説明す
る。
まず、ヘッドシャーシ20を先に述べたように係合突部
51,52によってシャーシ11に取付けた状態でヘッ
ドシャーシ20を矢印G方向に移動させる。
この状態でピンチレバー29を矢印B方向に回動させる
如くした位置となしてその角部を回動軸28に嵌合させ
る。
すると、このときにはピンチレバー29の係合片292
は取付部材21の折曲係止片551に係合さレスニ、ピ
ンチレバー29は完全に回動軸28に嵌合される。
ただし、このときピンチレバー29の他端部にはシャー
シ11下面に向って円形状の突起59が形成されており
、この突起59がシャーシ11に形成された透孔60に
挿通される。
そして、前記再生操作部材16を操作すると、その操作
に連動してヘッドシャーシ20も矢印G方向に移動し第
4図に示す位置となされる。
このとき、ヘッドシャーシ20の移動にともなってスプ
リング58の偏倚力によりピンチレバー29も矢印A方
向に回動する。
このため、ピンチローラ31がキャプスタン30に圧接
し、ヘッドシャーシ20及びピンチローラ31がそれぞ
れ再生操作部材16の操作状態に対応した位置となされ
る。
なお、ヘッドシャーシ20の矢印G方向の移動は、ヘッ
ドシャーシ20の一側部に形成された係合片203がガ
イドピン34と当接する位置までとなされる。
また、前記再生操作部材16が操作されていない状態で
、ピンチレバー29をその回動軸28から引き抜かんと
して第5図に示すように矢印B方向に回動させたとして
も、その回動はピンチレバー29の突起59がシャーシ
11に形成された透孔60の一側に当接する位置までと
なされ、この位置ではまだピンチレバー29の係合片2
92が取付部材21の折曲係止片551を係合可能であ
るので、ピンチレバー29を引き抜くことはできないよ
うになっている。
ここで、前記再生操作部材16とへラドシャーシ20と
の連動関係について説明する。
第6図に示すように図中一点鎖線で示すシャーシ11の
上面側及び下面側に設けられたヘッドシャーシ20と再
生操作部材16とは、一端がヘッドシャーシ20の取付
部材21に形成された係止部61に係止され同じく取付
部材21に形成された突起62を巻回して他端が再生操
作部材16の切欠状の係止部63に係止されたスプリン
グ25によて連動関係となされている。
なお、第7図は再生操作部材16の係止部63にスプリ
ング25の他端が係止されている状態を示すものである
ここで、再生操作部材16を矢印に方向に操作するとヘ
ッドシャーシ20はスプリング25の偏倚力に抗して同
方向に移動され、再生操作部材16が操作位置でロック
板38にロックされることによりヘッドシャーシ20も
その位置で止まる。
このとき、第2図に示すように停止操作部材13等を操
作して再生操作部材16のロックを解除するとスプリン
グ41の偏倚力によって再生操作部材16はもとの位置
に戻るとともにヘッドシャーシ20ももとの位置にもど
される。
このとき、再生操作部材16とへラドシャーシ20とは
スプリング25によって互いを矢印J方向に移動させ合
っているが、再生操作部材16の矢印J方向の移動は図
示の位置までに規制されているので、スプリング25の
偏倚力はへラドシャーシ20自身に付与されることにな
る。
そして、このヘッドシャーシ20に付与された偏倚力は
へラドシャーシ20が図示の位置までもどったときに付
与されなくなり、ヘッドシャーシ20は図示の位置で安
定に維持される。
なお、このときのへラドシャーシ20の位置は第3図a
に示す位置となり、ヘッドシャーシ20の切欠部53,
54がシャーシ11の係合突部51,52から離脱する
ことのない位置となされている。
上記のような構成において、そのヘッドシャーシ20と
スプリング25.58及び取付部材21の弾性片213
について以下説明する。
すなわち、再び第4図に示すように再生操作部材16が
操作されてヘッドシャーシ20が矢印G方向に移動され
た状態では、ピンチレバー29がスプリング58の偏倚
力によって矢印A方向に回動され、ピンチローラ31が
キャプスタン30に圧接される。
このとき、ヘッドシャーシ20はスプリング58の反力
により矢印H方向の偏倚力を受けることになる。
また、第8図aに示すように再生操作部材16が操作さ
れていない状態では、スプリング25は再生操作部材1
6に対して偏倚力を付与せず安定な状態となっている。
このような状態で同図すに示すように再生操作部材16
を矢印に方向に操作すると(第4図では矢印G方向)、
スプリング25の偏倚力は再生操作部材16に対して矢
印り方向に付与されることになり、その反力としてヘッ
ドシャーシ20には矢印M方向の偏倚力が付与されら。
そして、再生操作部材16の操作時には、先に第4図で
示したスプリング58による矢印H方向の反力とスプリ
ング25による上記矢印M方向の反力とが合皮され、結
局へラドシャーシ20には矢印N方向の偏倚力が付与さ
れることになる。
したがって、再生操作部材16の操作時にはへラドシャ
ーシ20はその前端角部202をシャーシ11側に押圧
される如くなされ、この反作用によりヘッドシャーシ2
0の後端部201はシャーシ11上面から浮き上がる如
くなされる。
このため、ヘッドシャーシ20の後端部201に形成さ
れた切欠部53は側面略T字状の係合突部51に該係合
突部51を図中上方に押し上げるように係合され、ヘッ
ドシャーシ20の前端角部202に形成された切欠部5
4はシャーシ11上に形成された突部71に押圧される
ここで、再び第1図に示すシャーシ11に形成された係
合片111は第3図すに示すように正面時り字状をして
おり、再生操作部材16が操作されていない状態すなわ
ちヘッドシャーシ20が第3図aに示す状態にあるとき
には、第9図aに示すように前記取付部材21の弾性片
213と係合しない位置にある。
そして、再生操作部材16が操作されヘッドシャーシ2
0が第4図に示す位置となされると、上記弾性片213
は第9図すに示すように係合片111と係合され、図中
矢印0方向にその弾性力に抗して移動される。
換言すれば、上記係合片111は弾性片213によって
図中上方に押し上げられる如き偏倚力が付与されること
になる。
このため、ヘッドシャーシ20の弾性片213が設けら
れている部分すなわち第4図に示すように図中左端部は
シャーシ11の上面に押圧される如くなされる。
したがって、上記のような構成によれば、再生操作部材
16が操作された状態で、ヘッドシャーシ20はスプリ
ング25.58によりその後端部201にシャーシ11
上面から浮き上がる偏倚力及びその前端角部202にシ
ャーシ11の上面に押圧される偏倚力が付与されるとと
もに、ヘッドシャーシ20の第4図中左端部は弾性片2
13によりシャーシ11の上面に押圧されるので、上記
再生操作部材16の操作時にぐらつき等がなく確実に第
4図に示す位置にヘッドシャーシ20を保持することが
できる。
また、別個にヘッドシャーシ20の押え部材等を設ける
必要がないので、ヘッドシャーシ20が操作位置に移動
するときの摺動抵抗が少なく再生操作部材16の操作を
軽くすることができる。
ここで、前記スプリング25の部分について以下説明す
る。
第10図はへラドシャーシ20を裏面側から見た図で、
スプリング25は前記再生操作部材16の係止部63(
第6図参照)と係合する部分251が軽金属製のへラド
シャーシ20の一端に接触されている。
すなわち、先に述べたように金属製材料で形成されたス
プリング25が再び第6図に示すようにヘッドシャーシ
20と再生操作部材16とに接触していることになる。
このため、ヘッドシャーシ20と再生操作部材16とは
電気的に導通され同電位になされている。
ところで、上記のようなカセットテープレコーダは金属
製のへラドシャーシ20と再生操作部材16との間に合
成樹脂製のシャーシ11が介在される構成となっている
ので、いわゆるコンデンサが形成されることになる。
また、ヘッドシャーシ20には取付部材21を介して録
音再生ヘッド22が設置されているので、この録音再生
ヘッド22内の図示しない励磁コイルに対して后妃コン
デンサが悪影響を及ぼす。
例えば、上記励磁コイルに供給される録音または再生信
号の周波数によっては、不所望な共振が生じ、テープに
録音する信号またはテープから再生のために取出した信
号が忠実に録音または再生されなくなる。
そこで、先に述べたようにヘッドシャーシ20と再生操
作部材16間をスプリング25によって導通し互いに同
電位となるようにすれば、上記のようなコンデンサは構
成されず、励磁コイルに対する悪影響もなくすことがで
きる。
なお、スプリング25は取付部材21に形成された突起
62に支持されるようになっているが、この突起62は
取付部材21に形成されなくてもヘッドシャーシ20に
一体的に形成されてもよいことはもちろんである。
また、従来のプラスチック化が図られたテープレコーダ
では、上記のようなコンデンサが形成されることを防止
するためにリード線を用いてヘッドシャーシと再生操作
部材とを接続していた。
この点この考案ではへラドシャーシ20と再生操作部材
16とを連動関係となすスプリング25によって接続し
ているため、リード線が不要で構成も簡易となる。
ここで、付則的に先に第2図で示した自動停止機構Uに
ついて説明する。
すなわち、再び第1図に示すようにヘッドシャーシ20
の取付部材21上に設置されたテープ停止検出レバー2
4は、第11図に示すようにその中央部で上記取付部材
21に形成された回動軸71に回動自在に支持されてい
る。
このテープ停止検出レバー24の十端には後述するテー
プ停止状態でテープテンションが作用するテンション作
用部241が形成され、他端は略り字状の自動停止機構
レバー72の一端部に設けられた係合部721と保合自
在になされている。
この自動停止機構レバー72はその角部で前記シャーシ
11に形成された回動軸73に回動自在に支持されてい
る。
また、上記自動停止機構レバー72はその他端部に形成
さた係止部722に一端が係止され、自動停止機構レバ
ー72の回動軸73を巻回して他端が前記シャーシ11
に形成された係止部74に係止されたスプリング95に
よって、図中反時計方向の回動偏倚力が付与されている
さらに、上記自動停止機構レバー72の上記係合部72
1が形成された端部には、一側面に係合突部761を有
する歯車76が回転自在に設けられている。
そして、この歯車76は自動停止機構レバー72が図中
時計方向に回動されたときにフライホイール44と同軸
上に設けられた歯車77と噛合されるものである。
また、上記歯車76の係合突部761は前記ロック板3
8(第2図参照)の一端部に形成された屈曲係合部38
1と係合可能になされている。
このロック板38は矢印P方向に移動されたときに前記
操作部材12のロックが解除されるものである。
ここで、全前記再生操作部材16が操作されてロック板
38にロックされているとすると、この状態ではへラド
シャーシ20の取付部材21上に設けられたテープ停止
検出レバー24の一端部が自動停止機構レバー72の係
合部721に図示の如く軽く当接されている。
そして、このような再生状態でテープ走行がなされてい
るときにテープが例えば終端に達しテープ走行が停止し
たとする。
すると、このときのテープテンションがテープ停止検出
レバー24のテンション作用部241に作用し、該テー
プ停止検出レバー24を矢印Q方向に回動させる。
このため、自動停止機構レバー72はスプリング75の
偏倚力に抗して図中時計方向へ回動され歯車76がキャ
プスタン44の歯車77に噛合される。
このとき、フライホイール44は前記モータ37の回転
力が伝達されて矢印R方向に回転しているので、自動停
止機構レバー72の歯車76は矢印S方向に回転される
すると、歯車76の係合突部761はロック板38の屈
曲係合部381に係合しロック板38を矢印P方向に移
動させる。
したがって、前記再生操作部材16のロックが解除され
、ここにテープ停止による自動停止がなされるものであ
る。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
したがって、以上詳述したようにこの考案によれば操作
部材と例えは被操作部材としてのへラドシャーシとを連
動させるとともにヘッドシャーシ、シャーシ及び操作部
材により構成されるコンデンサによるヘッドシャーシ上
の録音または再生ヘッドのコイルに与える悪影響を防止
することができ、有機的な構成にして製作も容易である
極めて良好なテープレコーダの連結機構を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係るテープレコーダの連
結機構が適用されるカセットテープレコーダを説明する
ための上面図、シャーシを取外して示す上面図、第3図
a、 bはこの考案に係るテープレコーダの連結機構の
一実施例を示す上面図、前面図、第4図乃至第7図は同
実施例の動作を説明するための上面図、概略上面図、再
生操作部材とスプリングとの連動関係を示す側面図、上
面図、第8図及び第9図は同実施例のスプリングと弾性
片の作用も説明するための側面図、第10図は同実施例
の要部を示す裏面図、第11図は第1図に示すカセット
テープレコーダの自動停止機構を付則的に説明するため
の上面図である。 11・・・・・・シャーシ、16・・・・・・再生操作
部材、20・・・・・・ヘッドシャーシ、21・・・・
・・取付部材、25・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂材料で形成されたシャーシの一方の面及び他方
    の面にそれぞれ設けられ金属性材料で形成されてなる操
    作部材及び被操作部材と、前記シャーシに形成された透
    孔を挿通して両端部がそれぞれ前記操作部材及び被操作
    部材に係止され前記被操作部材を前記操作部材の操作に
    連動させて該操作部記の操作状態に対応した位置に移動
    させ該移動位置で前記被操作部材を保持する方向に付勢
    力を発生するとともに前記操作部材と被操作部材とを電
    気的に接続して同電位となすばね部材とを具備してなる
    ことを特徴とするテープレコーダの連結機構。
JP10017478U 1978-07-20 1978-07-20 テ−プレコ−ダの連結機構 Expired JPS6020177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10017478U JPS6020177Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 テ−プレコ−ダの連結機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10017478U JPS6020177Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 テ−プレコ−ダの連結機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5519334U JPS5519334U (ja) 1980-02-07
JPS6020177Y2 true JPS6020177Y2 (ja) 1985-06-17

Family

ID=29037614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10017478U Expired JPS6020177Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 テ−プレコ−ダの連結機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020177Y2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156569A (en) * 1980-05-08 1981-12-03 Toshiba Mach Co Ltd Relief valve
JPS5954065A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プレコ−ダ
JPS6162680A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 Daikin Ind Ltd リリ−フ弁
JPS6162681A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 Daikin Ind Ltd リリ−フ弁
JPS6162682A (ja) * 1984-09-03 1986-03-31 Daikin Ind Ltd リリ−フ弁
JP2551888Y2 (ja) * 1992-08-05 1997-10-27 アイワ株式会社 テープレコーダ等のアース機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5519334U (ja) 1980-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5946055B2 (ja) 記録再生装置
JPS6020177Y2 (ja) テ−プレコ−ダの連結機構
JPH03178066A (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤ
JPH039146Y2 (ja)
JPS5923239Y2 (ja) テ−プレコ−ダの可動部材摺動機構
JPS6034122Y2 (ja) ヘツドシヤ−シの位置決め機構
JP3193876B2 (ja) 磁気記録/再生装置のリールロック解除装置
JPH033296B2 (ja)
JP2667843B2 (ja) テープレコーダ
JPS609954Y2 (ja) ポ−ズ機構
JPS5839565Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS5932052Y2 (ja) 押釦装置
JPS5834602Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0319066Y2 (ja)
JP2501781Y2 (ja) テ―プガイド機構
JPH0240596Y2 (ja)
JPS596526Y2 (ja) テ−プレコ−ダの誤消去防止用軸支装置
JPH0519862Y2 (ja)
JPS624929Y2 (ja)
JPS6040977Y2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダに於けるヘツド基板の操作装置
JPS5928527Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS6323798Y2 (ja)
JPH0516644Y2 (ja)
JPS6127820B2 (ja)
JPS5827382Y2 (ja) 記録再生装置の操作機構