JPH0356955Y2 - - Google Patents
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- JPH0356955Y2 JPH0356955Y2 JP13965385U JP13965385U JPH0356955Y2 JP H0356955 Y2 JPH0356955 Y2 JP H0356955Y2 JP 13965385 U JP13965385 U JP 13965385U JP 13965385 U JP13965385 U JP 13965385U JP H0356955 Y2 JPH0356955 Y2 JP H0356955Y2
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- JP
- Japan
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- circuit board
- printed circuit
- cassette
- compact cassette
- wiring pattern
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、コンパクトカセツトを使用するカセ
ツトテープレコーダに関するものである。
ツトテープレコーダに関するものである。
本考案は、テープレコーダの電子回路を構成す
る電子部品が実装されたプリント基板をシヤーシ
として使用し、このプリント基板にコンパクトカ
セツトを装着させることができるようにして、薄
形化を図るようにしたカセツトテープレコーダに
おいて、電子部品に拘束されることなく、コンパ
クトカセツトをプリント基板に近接させて装着さ
せ得るように構成することにより、カセツトテー
プレコーダのより一層の薄形化及び小型化を可能
にすることができるようにしたものである。
る電子部品が実装されたプリント基板をシヤーシ
として使用し、このプリント基板にコンパクトカ
セツトを装着させることができるようにして、薄
形化を図るようにしたカセツトテープレコーダに
おいて、電子部品に拘束されることなく、コンパ
クトカセツトをプリント基板に近接させて装着さ
せ得るように構成することにより、カセツトテー
プレコーダのより一層の薄形化及び小型化を可能
にすることができるようにしたものである。
公知技術として実開昭52−164519号公報があ
り、これはテープレコーダを構成する各部品間の
電気的接続をあらかじめプリント配線したプリン
ト基板に対して上記各構成部品を所定の個所に直
接取付けて構成したカセツトテープレコーダであ
る。
り、これはテープレコーダを構成する各部品間の
電気的接続をあらかじめプリント配線したプリン
ト基板に対して上記各構成部品を所定の個所に直
接取付けて構成したカセツトテープレコーダであ
る。
そしてこの公知技術によれば、プリント基板を
シヤーシとして使用しており、部品相互間の電気
的接続作業を省略することができると共に、カセ
ツトテープレコーダの薄形化を図ることができる
ものである。
シヤーシとして使用しており、部品相互間の電気
的接続作業を省略することができると共に、カセ
ツトテープレコーダの薄形化を図ることができる
ものである。
しかしながら、この公知技術を利用して、シヤ
ーシを構成するプリント基板の例えば配線パター
ン面側にコンパクトカセツトを装着する構造を採
用するにしても、コンパクトカセツトをプリント
基板に近接させるには問題がある。
ーシを構成するプリント基板の例えば配線パター
ン面側にコンパクトカセツトを装着する構造を採
用するにしても、コンパクトカセツトをプリント
基板に近接させるには問題がある。
即ち、プリント基板の配線パターン面には部品
マウント面にマウントされた電子部品のリードが
突出されており、一方コンパクトカセツトの上下
面には台形状膨出部があるために、その台形状膨
出部が電子部品のリードに当接されて、プリント
基板へのコンパクトカセツトの近接がそのリード
によつて拘束されてしまう。またその当接によつ
てコンパクトカセツトの台形状膨出部が著しく損
傷されてしまうばかりか、リードが折れ曲つてリ
ードどうしが不測に接触すると、電気的シヨート
の危険もある。
マウント面にマウントされた電子部品のリードが
突出されており、一方コンパクトカセツトの上下
面には台形状膨出部があるために、その台形状膨
出部が電子部品のリードに当接されて、プリント
基板へのコンパクトカセツトの近接がそのリード
によつて拘束されてしまう。またその当接によつ
てコンパクトカセツトの台形状膨出部が著しく損
傷されてしまうばかりか、リードが折れ曲つてリ
ードどうしが不測に接触すると、電気的シヨート
の危険もある。
本考案は、プリント基板をシヤーシとして使用
し、しかもコンパクトカセツトを配線パターン面
側にてプリント基板に近接させて装着することが
できるようにするものである。
し、しかもコンパクトカセツトを配線パターン面
側にてプリント基板に近接させて装着することが
できるようにするものである。
本考案は、テープレコーダの電子回路を構成す
る電子部品が実装されたプリント基板を設け、こ
のプリント基板の配線パターン面側に左右一対の
リール台やキヤプスタン等を取付けて、この配線
パターン面側にコンパクトカセツトを装着させる
ように構成し、このプリント基板の部品マウント
面側に前記リール台やキヤプスタン等を回転駆動
する駆動機構を取付け、前記電子部品を前記コン
パクトカセツトの上下面に膨出されている台形状
膨出部を避けた位置にマウントすることにより、
そのコンパクトカセツトを前記配線パターン面に
近接して装着させるように構成したものである。
る電子部品が実装されたプリント基板を設け、こ
のプリント基板の配線パターン面側に左右一対の
リール台やキヤプスタン等を取付けて、この配線
パターン面側にコンパクトカセツトを装着させる
ように構成し、このプリント基板の部品マウント
面側に前記リール台やキヤプスタン等を回転駆動
する駆動機構を取付け、前記電子部品を前記コン
パクトカセツトの上下面に膨出されている台形状
膨出部を避けた位置にマウントすることにより、
そのコンパクトカセツトを前記配線パターン面に
近接して装着させるように構成したものである。
本考案は、シヤーシとして使用するプリント基
板の配線パターン面側にコンパクトカセツトを装
着するものであり、しかも電子部品がコンパクト
カセツトの台形状膨出部を避けた位置にマウント
されているので、コンパクトカセツトの台形状膨
出部を配線パターン面側に突出されている電子部
品のリードに当接させることなく安全にかつプリ
ント基板に著しく近接させて装着させることがで
きる。また電子部品をコンパクトカセツトの投影
面積内でプリント基板にマウントすることが可能
である。
板の配線パターン面側にコンパクトカセツトを装
着するものであり、しかも電子部品がコンパクト
カセツトの台形状膨出部を避けた位置にマウント
されているので、コンパクトカセツトの台形状膨
出部を配線パターン面側に突出されている電子部
品のリードに当接させることなく安全にかつプリ
ント基板に著しく近接させて装着させることがで
きる。また電子部品をコンパクトカセツトの投影
面積内でプリント基板にマウントすることが可能
である。
以下、本考案を適用したカセツトテープレコー
ダの一実施例を図面に基づき説明する。
ダの一実施例を図面に基づき説明する。
先ず、主プリント基板1はテープレコーダの電
子回路を構成するものであり、下面が部品マウン
ト面2に構成され、上面が配線パターン面3に構
成されている。そして上記電子回路を構成する多
数の電子部品4が上記部品マウント面2にマウン
トされ、これらの電子部品4のリード5が配線パ
ターン面3にプリント配線されている配線パター
ン6の所定位置に各々半田デイツプされている。
子回路を構成するものであり、下面が部品マウン
ト面2に構成され、上面が配線パターン面3に構
成されている。そして上記電子回路を構成する多
数の電子部品4が上記部品マウント面2にマウン
トされ、これらの電子部品4のリード5が配線パ
ターン面3にプリント配線されている配線パター
ン6の所定位置に各々半田デイツプされている。
次に、主プリント基板1はシヤーシとして使用
されるものであり、この主プリント基板1の上面
である配線パターン面3の上部には、巻取及び供
給用の左右一対のリール台8a,8b、キヤプス
タン9を始め、左右一対のカセツト位置決めピン
10a,10b、カセツト載置台11及び板ばね
からなるカセツト押え12等の機構部品が取付け
られている。またこの主プリント基板1の配線パ
ターン面3の上部には摺動自在のヘツド取付台1
3が取付けられており、このヘツド取付台13の
上部には録再ヘツド等の磁気ヘツド14、テープ
ガイド15及びピンチローラ16等の機構部品が
取付けられている。なおヘツド取付台13は合成
樹脂にて成形されていて、テープガイド15はこ
のヘツド取付台13に一体成形されており、ピン
チローラ16はこのヘツド取付台13に一体成形
された弾性を有するピンチローラアーム17の先
端に回転自在に枢着されている。但しピンチロー
ラアーム17はヘツド取付台13に一体成形され
たストツパー18によつて位置規制されている。
されるものであり、この主プリント基板1の上面
である配線パターン面3の上部には、巻取及び供
給用の左右一対のリール台8a,8b、キヤプス
タン9を始め、左右一対のカセツト位置決めピン
10a,10b、カセツト載置台11及び板ばね
からなるカセツト押え12等の機構部品が取付け
られている。またこの主プリント基板1の配線パ
ターン面3の上部には摺動自在のヘツド取付台1
3が取付けられており、このヘツド取付台13の
上部には録再ヘツド等の磁気ヘツド14、テープ
ガイド15及びピンチローラ16等の機構部品が
取付けられている。なおヘツド取付台13は合成
樹脂にて成形されていて、テープガイド15はこ
のヘツド取付台13に一体成形されており、ピン
チローラ16はこのヘツド取付台13に一体成形
された弾性を有するピンチローラアーム17の先
端に回転自在に枢着されている。但しピンチロー
ラアーム17はヘツド取付台13に一体成形され
たストツパー18によつて位置規制されている。
次に、主プリント基板1の下面である部品マウ
ント面2には、左右一対のリール台8a8bやキ
ヤプスタン9等を回転駆動する駆動機構20が取
付けられている。この駆動機構20は例えばモー
タ21の駆動プーリ22とキヤプスタンフライホ
イールプーリ23との間をベルト24で連動さ
せ、ベルト24で常時回転駆動されるアイドルプ
ーリ25と一体のFWD用アイドルギヤ26を巻
取リール台8aのリール台ギア27aに係合、離
間自在に構成し、ベルト24で常時回転駆動され
るキヤプスタンフライホイールギア28と左右一
対のリール台ギア27a,27bとの間をFF用
及びREW用の2つのアイドルギア29,30で
選択的に連動させるように構成したものである。
ント面2には、左右一対のリール台8a8bやキ
ヤプスタン9等を回転駆動する駆動機構20が取
付けられている。この駆動機構20は例えばモー
タ21の駆動プーリ22とキヤプスタンフライホ
イールプーリ23との間をベルト24で連動さ
せ、ベルト24で常時回転駆動されるアイドルプ
ーリ25と一体のFWD用アイドルギヤ26を巻
取リール台8aのリール台ギア27aに係合、離
間自在に構成し、ベルト24で常時回転駆動され
るキヤプスタンフライホイールギア28と左右一
対のリール台ギア27a,27bとの間をFF用
及びREW用の2つのアイドルギア29,30で
選択的に連動させるように構成したものである。
次に、シヤーシとして使用される主プリント基
板1の上面である配線パターン面3側にコンパク
トカセツト31が装着されるように構成されてい
る。
板1の上面である配線パターン面3側にコンパク
トカセツト31が装着されるように構成されてい
る。
即ち、第1A図及び第3図に鎖線で示す如く、
コンパクトカセツト31が左右一対のカセツト位
置決めピン10a,10b及びカセツト載置台1
1上に水平に装着されて、カセツト押え12によ
つて固定されることにより、そのコンパクトカセ
ツト31内の左右一対のリールハブ32a,32
bが左右一対のリール台8a,8bに係合される
と共に、カセツトテープレコーダ33がキヤプス
タン9に掛け渡される。
コンパクトカセツト31が左右一対のカセツト位
置決めピン10a,10b及びカセツト載置台1
1上に水平に装着されて、カセツト押え12によ
つて固定されることにより、そのコンパクトカセ
ツト31内の左右一対のリールハブ32a,32
bが左右一対のリール台8a,8bに係合される
と共に、カセツトテープレコーダ33がキヤプス
タン9に掛け渡される。
そこで、第1B図及び第3図に示す如く、録再
用の操作釦(プレイ釦)34を矢印a方向に押す
と、(但しこゝで示した操作釦34は合成樹脂に
て成形されたヘツド取付台13に一体成形された
ものである。)ヘツド取付台13が往動位置まで
矢印a方向に往動(前進)されて、磁気ヘツド1
4及びテープガイド15がカセツトテープ33に
接触されると共に、ピンチローラアーム17の弾
性によりピンチローラ16によつてカセツトテー
プ33がキヤプスタン9に圧着される。そして往
動されたヘツド取付台13によつてスイツチ(図
示せず)がオンされてモータ21が作動されると
共に、駆動機構20によるアイドルギアの切換え
(アイドルギア26がリール台ギア27aに係合)
が行われて、キャプスタン9及び巻取リール台8
aが回転駆動される。この結果カセツトテープ3
3が巻取リール台8aに巻取られるべく定速走行
されて、磁気ヘツド14による記録、再生が行わ
れる。
用の操作釦(プレイ釦)34を矢印a方向に押す
と、(但しこゝで示した操作釦34は合成樹脂に
て成形されたヘツド取付台13に一体成形された
ものである。)ヘツド取付台13が往動位置まで
矢印a方向に往動(前進)されて、磁気ヘツド1
4及びテープガイド15がカセツトテープ33に
接触されると共に、ピンチローラアーム17の弾
性によりピンチローラ16によつてカセツトテー
プ33がキヤプスタン9に圧着される。そして往
動されたヘツド取付台13によつてスイツチ(図
示せず)がオンされてモータ21が作動されると
共に、駆動機構20によるアイドルギアの切換え
(アイドルギア26がリール台ギア27aに係合)
が行われて、キャプスタン9及び巻取リール台8
aが回転駆動される。この結果カセツトテープ3
3が巻取リール台8aに巻取られるべく定速走行
されて、磁気ヘツド14による記録、再生が行わ
れる。
なお、早送り釦(FF釦)や巻戻し釦(REW
釦)(何れも図示せず)が選択的に押された時に
も、同様にスイツチがオンされてモータ21が作
動されると共に、駆動機構20によるアイドルギ
アの切換え(アイドルギア29,30の切換え)
が行われて、リール台8a,8bが選択的に高速
回転駆動されて、カセツトテープ33の早送りや
巻戻しが行われる。
釦)(何れも図示せず)が選択的に押された時に
も、同様にスイツチがオンされてモータ21が作
動されると共に、駆動機構20によるアイドルギ
アの切換え(アイドルギア29,30の切換え)
が行われて、リール台8a,8bが選択的に高速
回転駆動されて、カセツトテープ33の早送りや
巻戻しが行われる。
ところで、このカセツトテープレコーダでは、
主プリント基板1の配線パターン面3側にコンパ
クトカセツト31を装着させるように構成してい
るが、その際、第1A図に示す如く、電子部品4
を、コンパクトカセツト31の上下面に膨出され
ている台形状膨出部35を避けた位置で部品マウ
ント面2にマウントしている。従つて、配線パタ
ーン面3側に突出されている電子部品4のリード
5をコンパクトカセツト31の台形状膨出部35
の段差H1を利用した高さH2(H2内にH1を含むこ
と。)内に配置させることができるので、コンパ
クトカセツト31の台形状膨出部35を電子部品
4のリード5に当接させることなく安全にかつ主
プリント基板1に著しく近接させて装着させるこ
とができる。なお第3図に示す如く、電子部品4
はコンパクトカセツト31の投影面積内にマウン
トされている。
主プリント基板1の配線パターン面3側にコンパ
クトカセツト31を装着させるように構成してい
るが、その際、第1A図に示す如く、電子部品4
を、コンパクトカセツト31の上下面に膨出され
ている台形状膨出部35を避けた位置で部品マウ
ント面2にマウントしている。従つて、配線パタ
ーン面3側に突出されている電子部品4のリード
5をコンパクトカセツト31の台形状膨出部35
の段差H1を利用した高さH2(H2内にH1を含むこ
と。)内に配置させることができるので、コンパ
クトカセツト31の台形状膨出部35を電子部品
4のリード5に当接させることなく安全にかつ主
プリント基板1に著しく近接させて装着させるこ
とができる。なお第3図に示す如く、電子部品4
はコンパクトカセツト31の投影面積内にマウン
トされている。
次に、第1A図〜第2B図によつて磁気ヘツド
14の取付け構造を説明する。
14の取付け構造を説明する。
先ず、第1C図及び第2A図に示す如く、主プ
リント基板1の一部に折り取り可能な接続部36
を介して小基板からなるヘツド取付基板37が一
体に接続されている。なおこのヘツド取付基板3
7及び接続部36は主プリント基板1のプレス加
工時に同時に成形されたものであり、レツド取付
基板37も主プリント基板1と同様に下面が部品
マウント面38に構成され、上面が配線パターン
面39に構成されている。
リント基板1の一部に折り取り可能な接続部36
を介して小基板からなるヘツド取付基板37が一
体に接続されている。なおこのヘツド取付基板3
7及び接続部36は主プリント基板1のプレス加
工時に同時に成形されたものであり、レツド取付
基板37も主プリント基板1と同様に下面が部品
マウント面38に構成され、上面が配線パターン
面39に構成されている。
次に、磁気ヘツド14の背面には複数の端子4
0が突出されており、下面には金属板からなりか
つテープガイド41が一体成形されたヘツド取付
板42が固着されている。そして磁気ヘツド14
がその複数の端子40によつてヘツド取付基板3
7の部品マウント面38にマウントされ、端子4
0が配線パターン面39にプリント配線されてい
る配線パターン43に半田デイツプされている。
0が突出されており、下面には金属板からなりか
つテープガイド41が一体成形されたヘツド取付
板42が固着されている。そして磁気ヘツド14
がその複数の端子40によつてヘツド取付基板3
7の部品マウント面38にマウントされ、端子4
0が配線パターン面39にプリント配線されてい
る配線パターン43に半田デイツプされている。
次に、磁気ヘツド14の複数の端子40が接続
されたヘツド取付基板37の複数の配線パターン
43と主プリント基板1の複数の配線パターン6
の所定位置との間が、金属(導電材)のばね材で
構成された複数の配線部材44によつて電気的に
接続される。即ち、配線部材44がそのばね力に
抗してほゞU形に彎曲されて、これらの両端44
a,44bが接続部36を跨いで両基板37,1
の部品マウント面38,2にマウントされ、これ
らの両端44a,44bが配線パターン43,6
に半田デイツプされている。
されたヘツド取付基板37の複数の配線パターン
43と主プリント基板1の複数の配線パターン6
の所定位置との間が、金属(導電材)のばね材で
構成された複数の配線部材44によつて電気的に
接続される。即ち、配線部材44がそのばね力に
抗してほゞU形に彎曲されて、これらの両端44
a,44bが接続部36を跨いで両基板37,1
の部品マウント面38,2にマウントされ、これ
らの両端44a,44bが配線パターン43,6
に半田デイツプされている。
しかして、この磁気ヘツド14の取付け構造に
よれば、先ず第1C図及び第2A図に示す如く、
電子部品4、磁気ヘツド14及び配線部材44を
主プリント基板1とヘツド取付基板37とに一緒
に半田デイツプする。次に第1C図に鎖線で示す
如く、ヘツド取付基板37を接続部36で折り取
つて主プリント基板1から分離する。次に第1A
図及び第2B図に示す如く、配線部材44の可撓
性を利用して磁気ヘツド14をヘツド取付台13
の上部へ90°回動させて持ち来たし、そのヘツド
取付台13の上部に一体成形されている左右一対
の取付台45の上部にヘツド取付板42の長さ方
向の両端部を一対のねじ46によつてねじ止めし
て、磁気ヘツド14をヘツド取付台13の上部に
水平に取付けたものである。
よれば、先ず第1C図及び第2A図に示す如く、
電子部品4、磁気ヘツド14及び配線部材44を
主プリント基板1とヘツド取付基板37とに一緒
に半田デイツプする。次に第1C図に鎖線で示す
如く、ヘツド取付基板37を接続部36で折り取
つて主プリント基板1から分離する。次に第1A
図及び第2B図に示す如く、配線部材44の可撓
性を利用して磁気ヘツド14をヘツド取付台13
の上部へ90°回動させて持ち来たし、そのヘツド
取付台13の上部に一体成形されている左右一対
の取付台45の上部にヘツド取付板42の長さ方
向の両端部を一対のねじ46によつてねじ止めし
て、磁気ヘツド14をヘツド取付台13の上部に
水平に取付けたものである。
ところで、ばね材からなる複数の配線部材44
はヘツド取付台13の復動用ばねを兼用してお
り、前述した如く、操作釦34によつてヘツド取
付台45が第1B図に示す往動位置まで矢印a方
向に往動(前進)されることによつて、その配線
部材44にばね力が蓄積され、停止釦(図示せ
ず)が押されて操作釦34の往動位置でのロツク
が解除されると、その配線部材44に蓄積された
ばね力によつてヘツド取付台45が第1A図に示
す復動位置まで矢印b方向に復動されるように構
成されている。
はヘツド取付台13の復動用ばねを兼用してお
り、前述した如く、操作釦34によつてヘツド取
付台45が第1B図に示す往動位置まで矢印a方
向に往動(前進)されることによつて、その配線
部材44にばね力が蓄積され、停止釦(図示せ
ず)が押されて操作釦34の往動位置でのロツク
が解除されると、その配線部材44に蓄積された
ばね力によつてヘツド取付台45が第1A図に示
す復動位置まで矢印b方向に復動されるように構
成されている。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
は実施例に限定されることなく、本考案の技術的
思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、シヤーシとして使用するプリント基
板の配線パターン面側に装着させるものであり、
しかもコンパクトカセツトを配線パターン面側に
突出されている電子部品のリードに当接させるこ
となく安全にかつプリント基板に著しく近接させ
て装着させることができるので、カセツトテープ
レコーダの著しい薄形化が可能となる。また電子
部品をコンパクトカセツトの投影面積内でプリン
ト基板にマウントすることが可能なことから、シ
ヤーシとして使用するプリント基板の小型化を図
つて、カセツトテープレコーダの著しい小型化を
可能にすることができる。
板の配線パターン面側に装着させるものであり、
しかもコンパクトカセツトを配線パターン面側に
突出されている電子部品のリードに当接させるこ
となく安全にかつプリント基板に著しく近接させ
て装着させることができるので、カセツトテープ
レコーダの著しい薄形化が可能となる。また電子
部品をコンパクトカセツトの投影面積内でプリン
ト基板にマウントすることが可能なことから、シ
ヤーシとして使用するプリント基板の小型化を図
つて、カセツトテープレコーダの著しい小型化を
可能にすることができる。
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1A図〜第1C図は要部の断面図、第2A
図及び第2B図は要部の針視図、第3図は全体の
平面図、第4図は全体の底面図である。 また図面に用いられた符号において、1……主
プリント基板、2……部品マウント面、3……配
線パターン面、4……電子部品、5……リード、
8a……リール台、8b……リル台、9……キヤ
プスタン、20……駆動機構、31……コンパク
トカセツト、35……台形状膨出部である。
て、第1A図〜第1C図は要部の断面図、第2A
図及び第2B図は要部の針視図、第3図は全体の
平面図、第4図は全体の底面図である。 また図面に用いられた符号において、1……主
プリント基板、2……部品マウント面、3……配
線パターン面、4……電子部品、5……リード、
8a……リール台、8b……リル台、9……キヤ
プスタン、20……駆動機構、31……コンパク
トカセツト、35……台形状膨出部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 テープレコーダの電子回路を構成する電子部品
が実装されたプリント基板を設け、 このプリント基板の配線パターン面側に左右一
対のリール台やキヤプスタン等を取付けて、この
配線パターン面側にコンパクトカセツトを装着さ
せるように構成し、 このプリント基板の部品マウント面側に前記リ
ール台やキヤプスタン等を回転駆動する駆動機構
を取付け、 前記電子部品を前記コンパクトカセツトの上下
面に膨出されている台形状膨出部を避けた位置に
マウントすることにより、そのコンパクトカセツ
トを前記配線パターン面に近接して装着させるよ
うに構成したカセツトテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13965385U JPH0356955Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13965385U JPH0356955Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6248090U JPS6248090U (ja) | 1987-03-25 |
JPH0356955Y2 true JPH0356955Y2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=31045762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13965385U Expired JPH0356955Y2 (ja) | 1985-09-12 | 1985-09-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356955Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-12 JP JP13965385U patent/JPH0356955Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6248090U (ja) | 1987-03-25 |
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