JPH05283118A - 電気接続装置 - Google Patents

電気接続装置

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JPH05283118A
JPH05283118A JP4101854A JP10185492A JPH05283118A JP H05283118 A JPH05283118 A JP H05283118A JP 4101854 A JP4101854 A JP 4101854A JP 10185492 A JP10185492 A JP 10185492A JP H05283118 A JPH05283118 A JP H05283118A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
conductive terminal
bending
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4101854A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Oya
豊 大矢
Katsutoshi Tanabe
克利 田辺
Eisaku Shimizu
栄作 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP4101854A priority Critical patent/JPH05283118A/ja
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止部の折曲形成を容易とすることで生産性
の向上と導通不良を防止する。 【構成】 プリント基板13に貫通孔17を設ける。このプ
リント基板13に挿通配設される導電端子19の腕片22を貫
通孔17に挿通する。この腕片22の係止部23の折曲方向基
部に折曲基点設定用溝部24を設ける。この折曲基点設定
用溝部24を基点に係止部23を折曲して導電端子19を係止
するとともに係止部23とプリント基板13の導箔部18とを
半田付けして電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板と導電端
子とを半田付け接続するようにした電気接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のプリント基板用の電気接続装置
は例えば実開昭63−177089号公報に示されてい
る。これを従来構造として図10,図11を用いて説明す
る。図10においてプレス等の手段により形成された導電
端子1は、導電性金属材料からなる平板部材をプレス成
形して設けられており、この導電端子1の平板部2中央
部には、ネジ等を螺着固定可能な螺合部3が形成されて
いるとともに、この平板部2の両端部には、平板部2の
面と直角方向に垂下して延長形成された腕片4が設けら
れている。
【0003】そして導電端子1に設けられた腕片4は、
プリント基板5に設けた透孔6に挿通可能に形成され、
この透孔6に腕片4をプリント基板5の上面側から挿通
後、腕片4の先端部を内方に折曲して係止部7が設けら
れ、この係止部7により導電端子1をプリント基板5に
係止しているとともに、プリント基板5の下面に形成さ
れた銅箔部8と係止部7とを半田付けすることによりプ
リント基板5と導電端子1とを電気的に接続している。
【0004】なお9はプリント基板5に設けられた図示
しない導電性のネジを挿通用のネジ孔であり、このネジ
孔9及び導電端子1の螺合部3を介して導電性のネジに
よりプリント基板5と他の電気部品、例えば図示しない
他のプリント基板あるいは外部電気機器とを電気的に接
続するようにしている。
【0005】ところで、このような導電端子1は、前述
したようにプリント基板5に折曲係止される係止部7を
有しているため、螺合部3にネジを螺着してもネジの回
し締めによる応力が直接半田付け部分に加わることを防
ぐことができ、半田付け部分のひび割れ等の損傷による
導通不良を防止できるとともに、自動半田付け装置によ
る半田付けの際、係止部7によって導電端子1が仮止め
固定され、これにより部品の脱落を防止できるという利
点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、螺合部
3を形成するため及び、ネジの螺着による応力に耐え得
る強度を出すための肉厚寸法を導電端子1が必要とする
から、導電端子1の肉厚をこのような必要に応じて厚く
形成しなければならず、したがって、長さ寸法の短い導
電端子1の腕片4先端部を折曲して形成される係止部7
を設ける際、大きな力を必要とし、このため係止部7の
折曲形成は人手による手作業に頼らざるを得ず、生産性
を著しく疎外するという不具合があった。
【0007】また係止部7を折曲する際、大きな力を必
要とすることに帰因して、図11に示すように、折曲時に
プリント基板5に加わる応力によって透孔6下方角部が
損傷し、この損傷に伴いプリント基板5を形成する紙フ
ェノール等の破片5aが銅箔部8と係止部7との間に介
在してしまい、半田付け部分の面積低下により、クラッ
ク発生等の導通不良、固定不良を招くという不具合、さ
らには折曲時の応力によって銅箔部8が損傷し、導通不
良を招くという不具合があった。
【0008】本発明はこれらの問題点を解消するために
なされたもので、その目的は、導電端子の係止部の折曲
形成を容易とすることで導電端子のプリント基板への自
動組付けを可能として生産性を向上させるとともに、係
止部の折曲形成時のプリント基板へ加わる応力によって
発生するプリント基板の損傷を防止できる電気接続装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するため、プリント基板に施した電気回路パターンの
銅箔部と電気的に接続される導電端子に前記プリント基
板に設けた貫通孔へ挿通配設される腕片を形成し、この
腕片の先端部にこの先端部を折曲して形成され前記プリ
ント基板の貫通孔周縁部に印刷形成された前記銅箔部と
半田付けされる係止部を設け、この係止部の折曲方向基
部に折曲基点設定用溝部を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば係止部の折曲方向基部に設けた
折曲基点設定用溝部を基点として係止部が折曲形成さ
れ、この折曲基点設定用溝部により折曲による応力が吸
収される。
【0011】
【実施例】図1〜図4は本発明の第1の実施例を示して
おり、同図において11は例えば自動車等の車両に配設さ
れる計器本体であり、この計器本体11は各種の電子部品
12が実装されたプリント基板13の上面に取付け固定され
ている。14はプリント基板13上に取付け固定された計器
本体11、及びプリント基板13を収納用のケースであり、
このケース14の底部内面には取付ボス15が立設形成さ
れ、この取付ボス15の上面にはプリント基板13の端部を
位置決め保持可能な突部16が形成されており、この突部
16によって計器本体1を固定したプリント基板13を位置
決め保持している。
【0012】またプリント基板13には後述する導電端子
を配設可能に貫通孔17が形成されており、この貫通孔17
の周囲下面側にはプリント基板13に印刷形成された電気
回路パターンの絶縁フィルムを除去して設けられた導通
接続用の銅箔部18が露出形成されている。
【0013】19はプリント基板13上面に配設された導電
端子であり、この導電端子19は平板状の導電性金属部材
をプレス成形してなり、平板部20の中央には後述するネ
ジ等の螺合部材を螺着固定可能な螺合部21が形成されて
いるとともに、この平板部20の両端部には平板部20の面
から略直角に垂下して延長する腕片22が折曲形成されて
いる。またこの腕片22はプリント基板13の貫通孔17に挿
通配設可能に設けられており、23は腕片22をプリント基
板13の貫通孔17に部品取付面側すなわちプリント基板13
の上面側から挿通後、この腕片22の先端部を内方に折曲
形成されることにより設けられる係止部である。この係
止部23は、係止部23の折曲方向に位置する基部板面部分
に設けられた折曲形成を容易にする折曲基点設定用溝部
24から折曲されて設けられており、この折曲基点設定用
溝部24は本実施例ではV字状溝に形成されている。そし
て係止部23により導電端子19をプリント基板13に仮止め
固定しているとともに、係止部23とプリント基板13に露
出形成された銅箔部18とを半田付けすることにより半田
付け部25を設け、導電端子19とプリント基板13との固定
及び電気的な接続をはかっている。
【0014】なお26はその先端部が導電端子19の螺合部
21に螺着され、この螺着により導電端子19との導通がな
される導電性のネジであり、このネジ26はケース16の外
部に配設された他のプリント基板27及びケース14を貫通
するネジ取付孔28を介して螺合部21に螺着されている。
一方このネジ26の頭部は他のプリント基板27のネジ取付
孔28周縁部に形成された導箔部29に圧着され、この圧着
によりネジ26と導箔部29との導通がはかっている。した
がって他のプリント基板27の導箔部29が例えば計器本体
11駆動電源供給用である場合、このネジ26及び導電端子
19を介してプリント基板13の導箔部18に電源が供給さ
れ、この導箔部18に供給された電源はこの導箔部18によ
り計器本体に供給され、計器本体11を駆動するようにし
ている。
【0015】また、この場合、ネジ26はケース14外部に
配設された他のプリント基板27とケース14との固定及
び、ケース14内部に配設され計器本体11が載置されたプ
リント基板13とケース14との固定も兼ねている。
【0016】以上前述したように本実施例ではプリント
基板13の導箔部18と電気的に接続される導電端子19の係
止部23に、この係止部23の折曲方向に位置する基部板面
にV字状の折曲形成を容易にする折曲基点設定用溝部24
を設けたことにより、係止部23折曲形成の自動化を可能
として生産性の向上を実現できるとともに、係止部23形
成時の折曲による応力を折曲基点設定用溝部24で吸収可
能となるため、プリント基板13が損傷すること、及びプ
リント基板13の損傷に帰因する種々の不具合、例えば半
田付け面積の低下に伴う導通不良を防止することができ
る。
【0017】図5及び図6は本発明の第2の実施例を示
しており、前述第1の実施例と同一部分には同符号を付
して詳しい説明は省略する。同図において30は計器本体
や数字輪, 歯車等の積算計機構を一体的に収納配設した
合成樹脂からなる計器ユニットであり、この計器ユニッ
ト30の下部突出部には導電性金属材料からなり、内部に
螺合部を形成した有底筒状の螺合部材31がその下端面を
やや露出して圧入固定されている。
【0018】32は、プリント基板13に設けられた貫通孔
17を介して、このプリント基板13の貫通孔17下部周縁に
設けられた銅箔部18とその係止部23が半田付け接続され
る導電端子19の平板部20中央部に形成された挿通孔であ
り、この挿通孔32を通じてネジ26が螺着部材31が螺着固
定されており、これによりネジ26と螺着部材31が通電接
続されるとともに、螺着部材31の下端面に設けた露出部
分が導電端子19の平板部20と接触し、これによりプリン
ト基板13の銅箔部18と他のプリント基板27の銅箔部29と
が電気的接続されている。まこたのネジ26により計器ユ
ニット30、プリント基板13、他のプリント基板27を一体
にケース14に取付け固定している。
【0019】また本実施例では導電端子19に設ける折曲
基点設定用溝部24をU字状溝に形成しており、これによ
り前述第1の実施例と略同様の効果が得られる。
【0020】図7,図8は本発明の第3の実施例を示し
ており、前述した第1,第2の実施例と同一の部分に同
一の符号を付して詳しい説明は省略するが、本実施例で
は係止部23を外方に折曲する場合を示しており、折曲形
成を容易とする折曲基点設定用溝部24は、導電端子19の
外方に位置する係止部23折曲方向基部に設けられてい
る。そして本実施例ではこの基点設定用溝部24を凹形状
溝に形成している。
【0021】また33は腕片22に形成したフランジ部であ
り、本実施例の場合、このフランジ部33と係止部23とに
より導電端子19をプリント基板13に仮止め固定可能に形
成している。
【0022】これにより上述した第1,第2の実施例と
略同様の効果を得ることができるとともに、フランジ部
33により平板部20とプリント基板13との間に空間が形成
されて、この空間により導電端子19に弾性をもたせ、半
田付け部25へのネジ26締め付けによる応力を導電端子19
自体の弾性で低減可能に設けている。
【0023】なお、半田付け部25への応力の付加を更に
低減するため、図9に示すように、導電端子19の折曲形
成される腕片22の基部に弯曲部34を形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明はプリント基板に施した電気回路
パターンの銅箔部と電気的に接続される導電端子に前記
プリント基板に設けた貫通孔へ挿通配設される腕片を形
成し、この腕片の先端部にこの先端部を折曲して形成さ
れ前記プリント基板の貫通孔周縁部に印刷形成された前
記銅箔部と半田付けされる係止部を設け、この係止部の
折曲方向基部に折曲基点設定用溝部を設けたから、係止
部の折曲を容易として生産性を向上させることができる
とともに、プリント基板の損傷を防止して信頼性の高い
電気接続装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の要部を示す斜視図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図1の要部拡大図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図8】図7の斜視図である。
【図9】図7の変形例を示す断面図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【図11】図10の要部拡大図である。
【符号の説明】
13 プリント基板 17 貫通孔 18 銅箔部 19 導電端子 22 腕片 23 係止部 24 折曲基点設定用溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に施した電気回路パターン
    の銅箔部と電気的に接続される導電端子に前記プリント
    基板に設けた貫通孔へ挿通配設される腕片を形成し、こ
    の腕片の先端部にこの先端部を折曲して形成され前記プ
    リント基板の貫通孔周縁部に印刷形成された前記銅箔部
    と半田付けされる係止部を設け、この係止部の折曲方向
    基部に折曲基点設定用溝部を設けたことを特徴とする電
    気接続装置。
JP4101854A 1992-03-28 1992-03-28 電気接続装置 Pending JPH05283118A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4101854A JPH05283118A (ja) 1992-03-28 1992-03-28 電気接続装置

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JP4101854A JPH05283118A (ja) 1992-03-28 1992-03-28 電気接続装置

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JPH05283118A true JPH05283118A (ja) 1993-10-29

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ID=14311625

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JP4101854A Pending JPH05283118A (ja) 1992-03-28 1992-03-28 電気接続装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561717B2 (ja) * 1972-04-18 1981-01-14
JPS5744420A (en) * 1980-08-29 1982-03-12 Matsushita Electric Works Ltd Roll forming method for metallic sheet

Patent Citations (2)

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