JPH05282699A - 光磁気記録装置の光学ヘッド - Google Patents

光磁気記録装置の光学ヘッド

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Publication number
JPH05282699A
JPH05282699A JP4108840A JP10884092A JPH05282699A JP H05282699 A JPH05282699 A JP H05282699A JP 4108840 A JP4108840 A JP 4108840A JP 10884092 A JP10884092 A JP 10884092A JP H05282699 A JPH05282699 A JP H05282699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
magneto
shutter
turning
analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4108840A
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English (en)
Inventor
Hirotaro Furuta
大太郎 古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH05282699A publication Critical patent/JPH05282699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レーザーダイオード11からの光束は、コリ
メータレンズ13で平行光束となり、光シャッタ31を
経て対物レンズ19により光磁気ディスク61にスポッ
ト照射される。光変調記録に際しては、光磁気ディスク
61に書込み磁界を印加しつつ、光シャッタ31をオン
−オフし光照射して選択的に記録ピットの磁化の方向を
反転させる。光シャッタ31は、偏光子33および検光
子35と、これらに挟まれた電気光学素子41からな
る。電気光学素子41は、ニオブ酸リチウム、ユーロピ
ウム・アルミン酸塩等からなり、表面に形成された櫛型
電極の電圧のON−OFFを制御電源回路43により制
御して、光の通過をON−OFFする。 【効果】 レーザーダイオード11は、常にONで一定
とできるので、発振波長を安定化でき、また、スイッチ
ングノイズやレーザーの劣化を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光変調方式の光磁気記
録装置における光学ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録は、カー効果等の光磁気効果
を利用して記録ピットの磁化の方向を検知し、記録され
た情報を読み出すものであり、その記録(書込み)方法
としては光変調方式と磁界変調方式とが知られている。
【0003】光変調方式においては、光磁気記録層に磁
化の方向を反転させうる磁界を与えておき、記録すべき
情報に応じてレーザー光の照射をオン−オフし、光磁気
記録層を選択的にキュリー点まで加熱して磁化の方向を
反転するものである。従来の光変調方式においては、レ
ーザー光の照射のオン−オフを、レーザーダイオードの
出力を直接ON−OFFすることにより行なっていたた
め、本来発振波長が不安定なレーザーを、さらに不安定
化するという問題があった。また、レーザーのスイッチ
ングによるノイズの発生や、無理なスイッチングのため
にレーザーが劣化するという問題があった。
【0004】なお、PLZTのような電気光学素子と偏
光子および検光子を用いた光シャッタ自体は、光通信等
の分野で公知であるが、これを光磁気記録装置の光学ヘ
ッドに用いた例はない。また、特開昭61−77823
号公報には、前述の光シャッタ群と光ファイバ群とを組
み合わせた光学ヘッドが提案されているが、これは、光
学ヘッドと言ってもプリンタヘッドやカラー数字表示板
等であり、本発明とは無縁の技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、レーザー光
源をオン−オフすることなく光変調方式による情報の書
込みが可能な光学ヘッドを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光磁気記録装置
の光学ヘッドは、電気光学素子と検光子とを組み合わせ
た光シャッタを、レーザー光源からの光束をオン−オフ
する光変調手段として具備することを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の光学ヘッドの実施例を示す
説明図であり、光シャッタ31がコリメータレンズ13
と整形プリズム15との間に挿置された以外は、従来の
光磁気記録装置における光学ヘッドと同一の構成であ
る。
【0008】レーザーダイオード11(半導体レーザ
ー)から出力されたレーザー光は、コリメータレンズ1
3で平行光束とされ、光シャッタ31に入射する。光シ
ャッタ31の通過光は、整形プリズム15で補正されて
真円となり、ビームスプリッタ17を経て対物レンズ1
9により光磁気ディスク61にスポット照射される。光
磁気ディスク61からの反射光は、再び対物レンズ19
に入射し、ビームスプリッタ17、半波長板21、集光
レンズ23を経て検出系25に導かれ、フォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号が検出され、ま
た、再生時には記録信号が検出される。
【0009】情報の書込時には、光磁気ディスク61の
記録ピット(磁区)の磁化の方向を予め揃えたのち、こ
の磁化の方向と反対方向の磁界を光磁気ディスク61に
印加しつつ、レーザーダイオード11により信号光を照
射し、光照射部の記録ピットをキュリー点に加熱して、
磁化の方向を反転させる。
【0010】本発明の光学ヘッドでは、この際にレーザ
ーダイオード11を連続してONとし、光シャッタ31
により光磁気ディスク61への光照射のON−OFFを
制御する。光シャッタ31は、図2に示したように透過
軸37が互いに直交する偏光子33および検光子35
と、この間に挿置された電気光学素子41とによって構
成されている。電気光学素子41は、その出射面に櫛型
電極45が形成されており、櫛型電極45への信号電圧
のON−OFFを制御電源回路43により制御する。
【0011】電気光学素子41は、スペクトル線に対す
る電界または磁界の作用により、透過光の偏光面が回転
されるものであり、回転角の大きさは光学的密度および
電界または磁界の強さに比例している。そこで、電気光
学素子41の厚さと印加電圧の大きさとを適当に設定す
ることにより、制御電源回路43による信号電圧の印加
(ON)時に、透過光の偏光面を90度回転させて検光
子35を通過せしめることができ、光磁気ディスク61
への光照射のオン−オフを制御することができる。な
お、レーザーダイオード11からのレーザー光は、直線
偏光とみることができるので、偏光子33を省略するこ
ともできる。
【0012】電気光学素子41はファラデー効果を利用
し、非対電子対の存在により光が通過する際に相互作用
を生じ、その非対電子対の数および配列に依存する方式
で光が回転する。電気光学素子としては、透光性および
スイッチング速度の点でニオブ酸リチウム単結晶または
ユーロピウム・アルミン酸塩単結晶が好ましく、特にニ
オブ酸リチウム単結晶が好ましい。ニオブ酸リチウムは
PLZTに対して約10倍、またユーロピウム・アルミ
ン酸塩(アルミン酸・ユーロピウム)はPLZTに対し
約10倍のスイッチング速度を有する。
【0013】図3は、光シャッタ31の他の構成例を示
し、偏光子33と検光子35との間に電気光学素子41
が挿置されている。ヘルムホルツコイル47が巻回され
たヨーク49により電気光学素子41に磁界が印加さ
れ、図2と同様に磁界印加時に検光子35をレーザー光
が通過する。
【0014】なお、検光子35と偏光子33の透過軸を
調整することにより、信号電圧(電流)のOFF時にレ
ーザー光が透過するように光シャッタを構成することも
できる。
【0015】また、光シャッタ31は、レーザーダイオ
ード11と対物レンズ19との間の他の位置に挿置して
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の光学ヘッドによれば、レーザー
光源をスイッチングすることなく、光シャッタにより光
変調記録のスイッチングを行なうことができ、レーザー
光源の発振波長の不安定性を回避することができる。ま
た、レーザー光源のスイッチングノイズや無理なスイッ
チングによるレーザーの劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ヘッドの光学系の実施例を示す説
明図である。
【図2】光シャッタの実施例を示す説明図である。
【図3】光シャッタの実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 レーザー光源 13 コリメータレンズ 15 整形プリズム 17 ビームスプリッタ 19 対物レンズ 21 半波長板 23 集光レンズ 25 信号検出系 31 光シャッタ 33 偏光子 35 検光子 37 透過軸 41 電気光学素子 43 制御電源回路 45 櫛型電極 47 ヘルムホルツコイル 49 ヨーク 61 光磁気ディスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学素子と検光子とを組み合わせた
    光シャッタを、レーザー光源からの光束をオン−オフす
    る光変調手段として具備することを特徴とする光磁気記
    録装置の光学ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記電気光学素子が、ニオブ酸リチウム
    またはユーロピウム・アルミン酸塩である請求項1に記
    載の光磁気記録装置の光学ヘッド。
JP4108840A 1992-03-31 1992-03-31 光磁気記録装置の光学ヘッド Pending JPH05282699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108840A JPH05282699A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 光磁気記録装置の光学ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108840A JPH05282699A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 光磁気記録装置の光学ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05282699A true JPH05282699A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14494911

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4108840A Pending JPH05282699A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 光磁気記録装置の光学ヘッド

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JP (1) JPH05282699A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952574A1 (en) * 1998-04-24 1999-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk recording/reproducing method and apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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