JPH07326082A - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
- Publication number
- JPH07326082A JPH07326082A JP14082694A JP14082694A JPH07326082A JP H07326082 A JPH07326082 A JP H07326082A JP 14082694 A JP14082694 A JP 14082694A JP 14082694 A JP14082694 A JP 14082694A JP H07326082 A JPH07326082 A JP H07326082A
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- Japan
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- optical
- mode
- magneto
- laser beam
- harmonic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短波長のレーザビームを安定して出射でき、
比較的小型である磁界変調方式の光磁気記録用の光学ヘ
ッドを、安価に提供する。 【構成】 レーザビームを出射するYAGレーザ1 と、
YAGレーザ1 から出射されるレーザビームの第2高調
波を取り出して照射用の光学系(不図示)へ送り出すS
HG素子2 と、減衰フィルタを透明基板上に成膜された
減衰部30a と減衰フィルタの無い透過部30b とが一体に
設けられて成るフィルタ板30と、記録モードでは透過部
30b をSHG素子2 から出射されて照射用光学系へ送ら
れる第2高調波の光軸に介挿させ、再生モードでは減衰
部30a を介挿させる駆動手段とを有し、磁界変調方式の
光磁気記録に用いられる光学ヘッド。
比較的小型である磁界変調方式の光磁気記録用の光学ヘ
ッドを、安価に提供する。 【構成】 レーザビームを出射するYAGレーザ1 と、
YAGレーザ1 から出射されるレーザビームの第2高調
波を取り出して照射用の光学系(不図示)へ送り出すS
HG素子2 と、減衰フィルタを透明基板上に成膜された
減衰部30a と減衰フィルタの無い透過部30b とが一体に
設けられて成るフィルタ板30と、記録モードでは透過部
30b をSHG素子2 から出射されて照射用光学系へ送ら
れる第2高調波の光軸に介挿させ、再生モードでは減衰
部30a を介挿させる駆動手段とを有し、磁界変調方式の
光磁気記録に用いられる光学ヘッド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式で光磁気
記録媒体に情報を書き込み、磁気光学効果を利用して情
報を読み出すための光学ヘッドに関する。
記録媒体に情報を書き込み、磁気光学効果を利用して情
報を読み出すための光学ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】レ−ザ光を用いて記録/再生を行う光磁
気記録方式は、従来の磁気ヘッドを用いた磁気記録方式
に比較して、記録密度の高さと、ヘッドと媒体とが非接
触であることに起因する高い信頼性という大きなメリッ
トから注目され、研究されてきた。しかし、光磁気記録
に於ける記録密度は、従来の磁気記録方式と比較した場
合には非常に高いが、今後、マルチメディア等に於いて
膨大な情報量を要求されるデジタル画像等を記録するた
めには、さらなる高密度化が求められる。
気記録方式は、従来の磁気ヘッドを用いた磁気記録方式
に比較して、記録密度の高さと、ヘッドと媒体とが非接
触であることに起因する高い信頼性という大きなメリッ
トから注目され、研究されてきた。しかし、光磁気記録
に於ける記録密度は、従来の磁気記録方式と比較した場
合には非常に高いが、今後、マルチメディア等に於いて
膨大な情報量を要求されるデジタル画像等を記録するた
めには、さらなる高密度化が求められる。
【0003】記録密度の向上は、レーザビームの波長を
短波長にしてビームスポットを小さく絞り込むことで実
現できるが、小型でスイッチング特性の良好な半導体レ
ーザでは、短波長域で安定に発振する素子が未だ未完成
である。このため、YAGレーザ等のガスレーザで安定
的にレーザを発振させ、その出射側にSHG素子(第2
高調波を取り出す素子)を設け、該素子によりレーザ波
長を1/2に変換する方式が研究されている。この方式
によると、例えば、1064[nm]のレーザビームから、
532[nm]の緑色レーザが取り出される。なお、この方
式では、レーザ装置として、高パワーの装置が必要とさ
れる。
短波長にしてビームスポットを小さく絞り込むことで実
現できるが、小型でスイッチング特性の良好な半導体レ
ーザでは、短波長域で安定に発振する素子が未だ未完成
である。このため、YAGレーザ等のガスレーザで安定
的にレーザを発振させ、その出射側にSHG素子(第2
高調波を取り出す素子)を設け、該素子によりレーザ波
長を1/2に変換する方式が研究されている。この方式
によると、例えば、1064[nm]のレーザビームから、
532[nm]の緑色レーザが取り出される。なお、この方
式では、レーザ装置として、高パワーの装置が必要とさ
れる。
【0004】YAGレーザは、緩和時間が長いためスイ
ッチング応答が遅く、パワーコントロールが困難であ
る。このため、上記の如くYAGレーザとSHG素子を
用いた場合は、SHG素子の後段に電気光学効果を利用
する変調素子を配置して、この変調素子によりレーザの
パワーを高速で切り換えており、また、これにより、光
変調方式での光磁気記録用の光学ヘッドが可能とされて
いる。
ッチング応答が遅く、パワーコントロールが困難であ
る。このため、上記の如くYAGレーザとSHG素子を
用いた場合は、SHG素子の後段に電気光学効果を利用
する変調素子を配置して、この変調素子によりレーザの
パワーを高速で切り換えており、また、これにより、光
変調方式での光磁気記録用の光学ヘッドが可能とされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁界変調方式での高密
度記録/再生用に、短波長のレーザビームを安定的に出
射する光学ヘッドが必要とされている。このような光学
ヘッドは、上記の如くYAGレーザとSHG素子と電気
光学効果を利用する変調素子を用いることにより実現可
能ではある。しかし、電気光学効果を利用する変調素子
は大型であり、また、高価であるという問題がある。し
かるに、磁界変調方式の場合、記録/再生用にレーザパ
ワーを切り換える制御は必要であるが、その切換制御は
必ずしも高速でなくともよいという事情がある。
度記録/再生用に、短波長のレーザビームを安定的に出
射する光学ヘッドが必要とされている。このような光学
ヘッドは、上記の如くYAGレーザとSHG素子と電気
光学効果を利用する変調素子を用いることにより実現可
能ではある。しかし、電気光学効果を利用する変調素子
は大型であり、また、高価であるという問題がある。し
かるに、磁界変調方式の場合、記録/再生用にレーザパ
ワーを切り換える制御は必要であるが、その切換制御は
必ずしも高速でなくともよいという事情がある。
【0006】本発明は、磁界変調方式による光磁気記録
用の光学ヘッドであって、短波長のレーザビームを安定
して出射でき、比較的小型で、さらに、安価である光学
ヘッドを提供することを目的とする。
用の光学ヘッドであって、短波長のレーザビームを安定
して出射でき、比較的小型で、さらに、安価である光学
ヘッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録モードで
は磁界変調方式によって光磁気記録媒体に情報を書き込
み再生モードでは磁気光学効果を利用して光磁気記録媒
体の情報を読み出すための光学ヘッドであって、レーザ
ビームを出射するレーザ装置と、レーザ装置から出射さ
れるレーザビームの第2高調波を取り出して照射用の光
学系へ送り出す非線形光学素子と、減衰フィルタを透明
基板上に成膜された減衰部と減衰フィルタの無い透過部
とが一体に設けられて成る光量調節素子と、記録モード
では光量調節素子の透過部を非線形光学素子から出射さ
れる第2高調波の光軸に介挿させ再生モードでは減衰部
を介挿させる駆動手段と、を有する光学ヘッドである。
上記に於いて、照射用の光学系とは、レーザビームスポ
ットを光磁気記録媒体の所望の部位に照射するための光
学系をいう。
は磁界変調方式によって光磁気記録媒体に情報を書き込
み再生モードでは磁気光学効果を利用して光磁気記録媒
体の情報を読み出すための光学ヘッドであって、レーザ
ビームを出射するレーザ装置と、レーザ装置から出射さ
れるレーザビームの第2高調波を取り出して照射用の光
学系へ送り出す非線形光学素子と、減衰フィルタを透明
基板上に成膜された減衰部と減衰フィルタの無い透過部
とが一体に設けられて成る光量調節素子と、記録モード
では光量調節素子の透過部を非線形光学素子から出射さ
れる第2高調波の光軸に介挿させ再生モードでは減衰部
を介挿させる駆動手段と、を有する光学ヘッドである。
上記に於いて、照射用の光学系とは、レーザビームスポ
ットを光磁気記録媒体の所望の部位に照射するための光
学系をいう。
【0008】また、本発明の光学ヘッドは、上記光量調
節素子が、平行に設けられた2枚の偏光板と該2枚の偏
光板間に設けられたファラデーセルと該ファラデーセル
に巻回されたコイルとを備え非線形光学素子から出射さ
れる第2高調波の光軸が偏光板とファラデーセルと偏光
板を貫くように非線形光学素子と照射用光学系との間に
設けられて成り、且つ、上記駆動手段が、記録モードで
は第2高調波が光量調節素子により減衰されず再生モー
ドでは減衰されるように記録モードと再生モードとでコ
イルの通電状態を切り換えてファラデーセル中の偏光面
の回転を制御することで、記録モードでは高パワーのレ
ーザビームを照射用光学系へ送り、再生モードでは低パ
ワーのレーザビームを照射用光学系へ送るように制御す
る手段として構成することもできる。また、液晶板と液
晶ドライバとを用いて、光量調節素子と駆動手段とを構
成するようにしてもよい。
節素子が、平行に設けられた2枚の偏光板と該2枚の偏
光板間に設けられたファラデーセルと該ファラデーセル
に巻回されたコイルとを備え非線形光学素子から出射さ
れる第2高調波の光軸が偏光板とファラデーセルと偏光
板を貫くように非線形光学素子と照射用光学系との間に
設けられて成り、且つ、上記駆動手段が、記録モードで
は第2高調波が光量調節素子により減衰されず再生モー
ドでは減衰されるように記録モードと再生モードとでコ
イルの通電状態を切り換えてファラデーセル中の偏光面
の回転を制御することで、記録モードでは高パワーのレ
ーザビームを照射用光学系へ送り、再生モードでは低パ
ワーのレーザビームを照射用光学系へ送るように制御す
る手段として構成することもできる。また、液晶板と液
晶ドライバとを用いて、光量調節素子と駆動手段とを構
成するようにしてもよい。
【0009】
【作用】記録モードでは、レーザ装置から出射されるレ
ーザビームの第2高調波は、光量調節素子による減衰を
受けずに、そのまま照射用の光学系へ送られる。再生モ
ードでは、レーザ装置から出射されるレーザビームの第
2高調波が、光量調節素子により再生用パワーまで減衰
されて、照射用の光学系へ送られる。このような切り換
えは、機械的に行われたり、磁気光学的に行われたりす
るため、電気光学効果を利用する変調素子よりも速度的
には若干遅くなるものの、磁界変調方式では高速スイッ
チングが不要なため、支障はない。
ーザビームの第2高調波は、光量調節素子による減衰を
受けずに、そのまま照射用の光学系へ送られる。再生モ
ードでは、レーザ装置から出射されるレーザビームの第
2高調波が、光量調節素子により再生用パワーまで減衰
されて、照射用の光学系へ送られる。このような切り換
えは、機械的に行われたり、磁気光学的に行われたりす
るため、電気光学効果を利用する変調素子よりも速度的
には若干遅くなるものの、磁界変調方式では高速スイッ
チングが不要なため、支障はない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は第
1の実施例の光学ヘッドの主要部を示す。図示の光学ヘ
ッドは、YAGレーザ1 より安定的に出射される波長1
064[nm]のレーザビームから、SHG素子2 により波
長532[nm]の第2高調波を取り出し、フィルタ板30を
通して、不図示の照射用の光学系(レーザビームスポッ
トを光磁気記録媒体の所望の部位に照射するための従来
公知の光学系;公知であるため説明は略す)へ送るもの
である。
1の実施例の光学ヘッドの主要部を示す。図示の光学ヘ
ッドは、YAGレーザ1 より安定的に出射される波長1
064[nm]のレーザビームから、SHG素子2 により波
長532[nm]の第2高調波を取り出し、フィルタ板30を
通して、不図示の照射用の光学系(レーザビームスポッ
トを光磁気記録媒体の所望の部位に照射するための従来
公知の光学系;公知であるため説明は略す)へ送るもの
である。
【0011】フィルタ板30は、厚さ0.3[mm]の透明ガ
ラス基板上にAuを80〔Å〕の厚さに蒸着して成る減
衰部30a と、なんら成膜せず透明なままの透過部30b と
から成り、SHG素子2 から出射されるレーザビームの
光軸上には、減衰部30a 又は透過部30b の何れか一方が
介挿される。即ち、記録モードであれば透過部30b が介
挿され、これにより、照射用光学系へは4[mW]のレーザ
ビームが送られる。また、再生モードであれば減衰部30
a が介挿され、これにより、照射用光学系へは0.7[m
w]のレーザビームが送られる。
ラス基板上にAuを80〔Å〕の厚さに蒸着して成る減
衰部30a と、なんら成膜せず透明なままの透過部30b と
から成り、SHG素子2 から出射されるレーザビームの
光軸上には、減衰部30a 又は透過部30b の何れか一方が
介挿される。即ち、記録モードであれば透過部30b が介
挿され、これにより、照射用光学系へは4[mW]のレーザ
ビームが送られる。また、再生モードであれば減衰部30
a が介挿され、これにより、照射用光学系へは0.7[m
w]のレーザビームが送られる。
【0012】減衰部30a と透過部30b との切り換えは、
ソレノイドコイル32への通電を切り換えることで行われ
る。即ち、非通電の場合、フィルタ板30はバネ33に引っ
張られて光軸上には減衰部30a が在るが、通電される
と、フィルタ板30はマグネットにより引かれるため光軸
上には透過部30b が位置することとなる。
ソレノイドコイル32への通電を切り換えることで行われ
る。即ち、非通電の場合、フィルタ板30はバネ33に引っ
張られて光軸上には減衰部30a が在るが、通電される
と、フィルタ板30はマグネットにより引かれるため光軸
上には透過部30b が位置することとなる。
【0013】図2は第2の実施例の光学ヘッドの主要部
を示す。第2の実施例では、YAGレーザ、SHG素
子、及び、照射用の光学系としては、第1の実施例と同
じものを用いているため、これらの図示は省略する。第
2の実施例が第1の実施例と異なる点は、光量調節素子
として、フィルタ板30等では無く、偏光板35a 、ソレノ
イドコイル37中に置かれたファラデーセル36、及び偏光
板35b を用いている点である。また、偏光板35a と偏光
板35b とは、予め偏光方向が75°の角度を成すように
設けられている。
を示す。第2の実施例では、YAGレーザ、SHG素
子、及び、照射用の光学系としては、第1の実施例と同
じものを用いているため、これらの図示は省略する。第
2の実施例が第1の実施例と異なる点は、光量調節素子
として、フィルタ板30等では無く、偏光板35a 、ソレノ
イドコイル37中に置かれたファラデーセル36、及び偏光
板35b を用いている点である。また、偏光板35a と偏光
板35b とは、予め偏光方向が75°の角度を成すように
設けられている。
【0014】再生モードでは、ソレノイドコイル37には
通電されない。このため、2枚の偏光板35a,35b を通過
する光量は少なく、低パワーのレーザ光が照射用の光学
系へ送られる。一方、記録モードでは、ソレノイドコイ
ル37に通電される結果、磁界が生じて、ファラデーセル
36中で偏光面が回転される。このため、偏光板35b から
は減衰の殆ど無いレーザビームが出射されて、照射用の
光学系へ送られる。こうして、減衰/非減衰の切り換え
が実現される。
通電されない。このため、2枚の偏光板35a,35b を通過
する光量は少なく、低パワーのレーザ光が照射用の光学
系へ送られる。一方、記録モードでは、ソレノイドコイ
ル37に通電される結果、磁界が生じて、ファラデーセル
36中で偏光面が回転される。このため、偏光板35b から
は減衰の殆ど無いレーザビームが出射されて、照射用の
光学系へ送られる。こうして、減衰/非減衰の切り換え
が実現される。
【0015】上記2つの実施例の光学ヘッドを用いて、
光磁気記録媒体に磁界変調方式で記録/再生を行ったと
ころ、CN比やエラーレートとしては、電気光学効果を
利用する変調素子(高速切換可能な素子)を用いた場合
と同等の結果を得られた。また、切換速度についても実
用上の支障は無かった。なお、上記2つの実施例は、機
械的に減衰/非減衰を切り換える場合(第1の実施例)
と、磁気光学的に切り換える場合(第2の実施例)を述
べているが、他に、例えば、液晶板を用いて切り換える
こともできる。また、その場合のCN比やエラーレート
も、上記と同様の結果を得られた。
光磁気記録媒体に磁界変調方式で記録/再生を行ったと
ころ、CN比やエラーレートとしては、電気光学効果を
利用する変調素子(高速切換可能な素子)を用いた場合
と同等の結果を得られた。また、切換速度についても実
用上の支障は無かった。なお、上記2つの実施例は、機
械的に減衰/非減衰を切り換える場合(第1の実施例)
と、磁気光学的に切り換える場合(第2の実施例)を述
べているが、他に、例えば、液晶板を用いて切り換える
こともできる。また、その場合のCN比やエラーレート
も、上記と同様の結果を得られた。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、非線形光学素子から出
射される第2高調波が、記録モードではそのまま照射用
の光学系へ送られ、再生モードでは減衰されて照射用の
光学系へ送られる。この非減衰/減衰の切り換えは、機
械的或いは磁気光学的に行われるため、比較的小型の素
子によって実現できる。また、安価でもある。なお、機
械的或いは磁気光学的な切り換えは、あまり高速ではな
いが、磁界変調方式では高速な切換が必要とされないた
め、実用上の支障はない。
射される第2高調波が、記録モードではそのまま照射用
の光学系へ送られ、再生モードでは減衰されて照射用の
光学系へ送られる。この非減衰/減衰の切り換えは、機
械的或いは磁気光学的に行われるため、比較的小型の素
子によって実現できる。また、安価でもある。なお、機
械的或いは磁気光学的な切り換えは、あまり高速ではな
いが、磁界変調方式では高速な切換が必要とされないた
め、実用上の支障はない。
【図1】第1の実施例の主要部を模式的に示す斜視図。
【図2】第2の実施例の主要部を模式的に示す斜視図。
1 YAGレーザ装置 2 SHG素子 30 フィルタ板 31 マグネット 32 ソレノイドコイル 33 バネ 35a,35b 偏光板 36 ファラデーセル 37 ソレノイドコイル
Claims (2)
- 【請求項1】 記録モードでは磁界変調方式によって光
磁気記録媒体に情報を書き込み、再生モードでは磁気光
学効果を利用して光磁気記録媒体の情報を読み出すため
の光学ヘッドであって、 レーザビームを出射するレーザ装置と、 レーザ装置から出射されるレーザビームの第2高調波を
取り出して照射用の光学系へ送り出す非線形光学素子
と、 減衰フィルタを透明基板上に成膜された減衰部と減衰フ
ィルタの無い透過部とが一体に設けられて成る光量調節
素子と、 記録モードでは光量調節素子の透過部を非線形光学素子
から出射される第2高調波の光軸に介挿させ、再生モー
ドでは減衰部を介挿させる駆動手段と、 を有する光学ヘッド。 - 【請求項2】 記録モードでは磁界変調方式によって光
磁気記録媒体に情報を書き込み、再生モードでは磁気光
学効果を利用して光磁気記録媒体の情報を読み出すため
の光学ヘッドであって、 レーザビームを出射するレーザ装置と、 レーザ装置から出射されるレーザビームの第2高調波を
取り出して照射用の光学系へ送り出す非線形光学素子
と、 平行に設けられた2枚の偏光板と該2枚の偏光板間に設
けられたファラデーセルと該ファラデーセルに巻回され
たコイルとを備え、非線形光学素子から出射される第2
高調波の光軸が偏光板とファラデーセルと偏光板を貫く
ように非線形光学素子と照射用光学系との間に設けられ
て成る光量調節素子と、 記録モードでは第2高調波が光量調節素子により減衰さ
れず、再生モードでは減衰されるように、記録モードと
再生モードとでコイルの通電状態を切り換えてファラデ
ーセル中の偏光面の回転を制御する駆動手段と、 を有する光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14082694A JPH07326082A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14082694A JPH07326082A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326082A true JPH07326082A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15277626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14082694A Pending JPH07326082A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07326082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101004643B1 (ko) * | 2007-12-11 | 2011-01-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 광량조정장치, 광픽업장치 및 정보기록재생장치 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14082694A patent/JPH07326082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101004643B1 (ko) * | 2007-12-11 | 2011-01-04 | 캐논 가부시끼가이샤 | 광량조정장치, 광픽업장치 및 정보기록재생장치 |
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