JPH0528148Y2 - - Google Patents

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JPH0528148Y2
JPH0528148Y2 JP1846288U JP1846288U JPH0528148Y2 JP H0528148 Y2 JPH0528148 Y2 JP H0528148Y2 JP 1846288 U JP1846288 U JP 1846288U JP 1846288 U JP1846288 U JP 1846288U JP H0528148 Y2 JPH0528148 Y2 JP H0528148Y2
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JP
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ring
curved
curved protrusion
boss plate
steering wheel
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JP1846288U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、ステアリングシヤフトに結合される
ボスプレートと、操舵すべく環状に形成されるリ
ングとの間に、該リングに衝撃荷重が作用するの
に応じて変形可能な複数のスポークが架設されて
成るステアリングホイルに関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるステアリングホイルとして、第5
図で示すようにボスプレート3およびリング4間
を直線状のスポーク5′で連結したもの、あるい
は第6図で示すようにボスプレート3およびリン
グ4間をリング4から遠去かる方向に向けて彎曲
したスポーク5″で連結したものがある。
(3) 考案が解決しようとする課題 ところが、第5図のステアリングホイルでは、
衝撃荷重が作用したときに鎖線で示すようにスポ
ーク5′がリング4から運転者側に突出するよう
に変形するので、変形前と変形後との間の有効ス
トローク長l′が短く、しかも変形部分が1個所で
あるために第4図の破線で示すように定荷重の確
保が困難である。また第6図で示したステアリン
グホイルでは、衝撃荷重が作用したときにスポー
ク5″が鎖線で示すように運転者から遠去かる方
向に彎曲するので有効ストローク長l″は長くなる
が、変形部分が一個所であるために定荷重の確保
が困難であると言う問題が残る。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、衝撃荷重の作用による変形時の有効ストロ
ーク長を大にし得るとともにストロークに対する
荷重の変化割合を小さくし得るようにしたステア
リングホイルを提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 本考案によれば、各スポークは、リングおよび
ボスプレートとの連結部間を結ぶ仮想直線に沿う
中間部でリングから遠去かる方向に向けて該仮想
直線から突出した彎曲突部の基端に、該彎曲突部
よりも大きな曲率で彎曲突部と反対側に向けて凸
に彎曲しながら連結部に連なる第1および第2彎
曲凹部が滑らかに連設されて成る。
(2) 作用 上記構成によれば、リングへの衝撃荷重作用時
に、第1および第2彎曲凹部ならびに彎曲突部が
それぞれ順次変形していくので、ストロークに対
する荷重の変化割合を小さくすることができる。
しかも中間部の彎曲突部がリングから遠去かる方
向すなわち運転者とは反対側に突出しながら変形
するので有効ストローク長を大きくすることが可
能である。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、ス
テアリングホイル1は、ステアリングシヤフト2
に結合されるボスプレート3と、操舵すべく環状
に形成されるとともにステアリングシヤフト2の
軸方向に沿つてボスプレート3から間隔をあけた
位置に同軸に配置されるリング4と、ボスプレー
ト3およびリング4間に架設される複数たとえば
3個のスポーク5とを備え、各スポーク5は、リ
ング4への衝撃荷重作用時に変形すべく形成され
る。
各スポーク5は、円板状の取付板6の周方向に
等間隔をあけた位置から放射状に延設されるもの
であり、各スポーク5の外端がリング4の内周に
固着される。また取付板6は、ボスプレート3
と、該ボスプレート3に噛合する押さえ部材7と
の間に挟持されるものであり、押さえ部材7を貫
通したステアリングシヤフト2の先端にナツト8
を螺合して締付けることにより、取付板6すなわ
ち各スポーク5がボスプレート3に結合される。
各スポーク5は、リング4およびボスプレート
3との連結部9,10間を結ぶ仮想直線11に沿
う中間部でリング4から遠去かる方向すなわち前
方に向けて該仮想直線11から突出した彎曲突部
12と、該彎曲突部12および連結部9間の第1
彎曲凹部13と、彎曲突部12および連結部10
間の第2彎曲凹部14とから成り、両彎曲凹部1
3,14は、仮想直線11に関して前記彎曲突部
12とは反対側で彎曲突部12よりも大きな曲率
でリング4側に凸に彎曲しながら連結部9,10
に連なるとともに彎曲突部12の基端に滑らかに
連設される。これにより各スポーク5は、直線状
の部分をなくして滑らかに彎曲しながら連結部
9,10間を連結することになる。
次にこの実施例の作用について第3図を参照し
ながら説明すると、車両の衝突時によりリング4
に衝撃荷重Fが作用したときを想定する。この衝
撃荷重Fの作用により、各スポーク5はその外端
をリング4により規制されているので前方すなわ
ち第3図の下方に前進しながら変形する。この
際、リング4の前進に応じて、第1彎曲凹部1
3、彎曲突部12および第1彎曲凹部14が順次
変形し、最終的に第3図の鎖線で示す状態とな
る。このように第1彎曲凹部13、彎曲突部12
および第2彎曲凹部14が順次変形することによ
り、第4図の実線で示す曲線のように、ストロー
クに対する荷重の変化割合を小さくすることがで
きる。これに対して従来のものは、第3図の破線
で示すように、ストロークが小さいときに荷重が
極大となつた後に荷重が極端に減少するようにな
つていた。
またスポーク5の変形時に、彎曲突部12は前
方に膨らむように変形し、また第1および第2彎
曲凹部13,14の曲率は大きいので、後方側す
なわち運転者側への膨らみは小さく抑えられる。
したがつて有効ストローク長lを大きくすること
が可能となる。
以上の実施例では、3本のスポーク5を有する
ステアリングホイル1について説明したが、スポ
ークは複数本あればよい。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、各スポークは、
リングおよびボスプレートとの連結部間を結ぶ仮
想直線に沿う中間部でリングから遠去かる方向に
向けて該仮想直線から突出した彎曲突部の基端
に、該彎曲突部よりも大きな曲率で彎曲突部と反
対側に向けて凸に彎曲しながら連結部に連なる第
1および第2彎曲凹部が滑らかに連設されて成る
ので、衝撃荷重の作用時に、第1彎曲凹部、彎曲
突部および第2彎曲凹部を順次変形させていくこ
とにより、ストロークに対する荷重の変化割合を
従来のものより小さくすることができ、しかも彎
曲突部を前方に変形させることにより有効ストロ
ーク長を大きくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
ものであり、第1図はステアリングホイルの正面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
スポークの変形状態を示す概略図、第4図はスト
ロークに対する荷重特性を示す図、第5図および
第6図は従来のステアリングホイルの変形前およ
び変形後をそれぞれ概略的に示す説明図である。 1……ステアリングホイル、2……ステアリン
グシヤフト、3……ボスプレート、4……リン
グ、5……スポーク、9,10……連結部、11
……仮想直線、12……彎曲突部、13……第1
彎曲凹部、14……第2彎曲凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングシヤフトに結合されるボスプレー
    トと、操舵すべく環状に形成されるリングとの間
    に、該リングに衝撃荷重が作用するのに応じて変
    形可能な複数のスポークが架設されて成るステア
    リングホイルにおいて、各スポークは、リングお
    よびボスプレートとの連結部間を結ぶ仮想直線に
    沿う中間部でリングから遠去かる方向に向けて該
    仮想直線から突出した彎曲突部の基端に、該彎曲
    突部よりも大きな曲率で彎曲突部と反対側に向け
    て凸に彎曲しながら連結部に連なる第1および第
    2彎曲凹部が滑らかに連設されて成ることを特徴
    とするステアリングホイル。
JP1846288U 1988-02-15 1988-02-15 Expired - Lifetime JPH0528148Y2 (ja)

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JP1846288U JPH0528148Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15

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JP1846288U JPH0528148Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15

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JPH01123968U JPH01123968U (ja) 1989-08-23
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JP4841260B2 (ja) * 2006-02-09 2011-12-21 日本プラスト株式会社 ステアリングホイールの芯金構造

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