JPH09317847A - 車両用ドライブプレート - Google Patents

車両用ドライブプレート

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JPH09317847A
JPH09317847A JP7209897A JP7209897A JPH09317847A JP H09317847 A JPH09317847 A JP H09317847A JP 7209897 A JP7209897 A JP 7209897A JP 7209897 A JP7209897 A JP 7209897A JP H09317847 A JPH09317847 A JP H09317847A
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hole
rigidity adjusting
additional
torque converter
drive plate
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Hiroshi Watanabe
浩 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブプレートの回転により剛性調整用付
加孔に作用する応力集中を緩和し、耐久性の向上を図る
ようにした車両用ドライブプレートを提供することにあ
る。 【解決手段】 円板状部材によって構成され、中央部に
周方向に間隔をおいてクランク軸に固定するための複数
個のクランク軸取付孔を有し、外周部側に周方向に間隔
をおいてトルクコンバータに固定するための複数個のト
ルクコンバータ取付孔を有し、前記各トルクコンバータ
取付孔の近傍に第1の剛性調整用付加孔を有してなり、
前記クランク軸の回転を前記トルクコンバータに伝達す
ると共に、クランク軸とトルクコンバータとの間のスラ
スト方向の変位を吸収するように構成した車両用ドライ
ブプレートであって、互いに周方向に隣接する前記第1
の剛性調整用付加孔の間に第2の剛性調整用付加孔を設
けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンのクラ
ンク軸と、自動変速機のトルクコンバータとを連結する
車両用ドライブプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両は、クランク軸の回転をトル
クコンバータを介して車軸に伝える構成のものが多い
が、クランク軸の回転は、これに取付けられたドライブ
プレートによりトルクコンバータに伝えられるようにな
っている。
【0003】図8及び図9は車両用ドライブプレートの
従来例を示したもので、この車両用ドライブプレート1
は、金属円板から塑性加工により成形された本体部2
と、この本体部2の外周縁に溶接により一体的に固着さ
れたリングギヤ3とから構成されている。
【0004】本体部2は、中央部に絞り加工により成形
されたクランク軸取付部4を有すると共に、外周部側に
トルクコンバータ取付部5を有している。クランク軸取
付部4には、6個のクランク軸取付孔4aが同一円周上
に等配に形成されており、トルクコンバータ取付部5に
は、3個のトルクコンバータ取付孔5aが同一円周上に
等配に形成されている。さらに、トルクコンバータ取付
部5には、各トルクコンバータ取付孔5aの近傍に第1
の剛性調整用付加孔5bがそれぞれ形成されており、こ
の第1の剛性調整用付加孔5bの形状を種々変えること
により、トルクコンバータ取付部5の剛性、すなわち可
撓性を調整することができるように設定されている。こ
れは、トルクコンバータ7が内部の油圧によって膨張と
収縮を繰り返す際に、トルクコンバータ取付部5近傍の
剛性を低下させることによってトルクコンバータ7の軸
方向の変形に対する追従性を向上している。
【0005】そして、このドライブプレート1は、各ク
ランク軸取付孔4aに挿入された取付ボルト6bにより
クランク軸6の端部6aに、トルクコンバータ取付孔5
aに挿入された取付ボルト7bによりトルクコンバータ
7のボス部7aにそれぞれ固定されており、これによっ
て、クランク軸6の回転をトルクコンバータ7に伝達す
ると共に、トルクコンバータ7の膨張と収縮による取付
位置の変位を吸収している。
【0006】すなわち、トルクコンバータ7は内部の油
圧によって膨張と収縮を繰り返しており、ドライブプレ
ート1の軸方向の剛性が高すぎると、トルクコンバータ
7の膨張、収縮がスラスト変位として直接クランク軸取
付部4に作用し、クランク軸6のスラストベアリングに
大きなスラスト荷重が作用することになる。このため、
スラストベアリングが破損するおそれがある。そして、
第1の剛性調整用付加孔5bは、上記スラスト変位を小
さな荷重で吸収し、大きなスラスト荷重がクランク軸6
に伝わるのを防止するために設けられている。
【0007】このスラスト荷重をさらに緩和する手法と
して、図10に示すようなドライブプレートが提案され
ている。このドライブプレート1は、クランク軸取付部
4に、クランク軸取付孔4aの外側に複数個、例えば6
個の第2の剛性調整用付加孔4bが同一円周上に等配に
形成されている。この第2の剛性調整用付加孔4bによ
ってクランク軸取付部4に可撓性を付与し、これによっ
て、トルクコンバータの変形に起因しクランク軸6に伝
わるスラスト荷重をさらに低減している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したドライブプレート1では、複数個の第2の剛性
調整用付加孔4bを同一円周上に等配に形成したので、
互いに周方向に隣接する第1の剛性調整用付加孔5b間
の剛性は、剛性調整用付加孔5bを有する部分の剛性よ
り大きく設定されている。このため、ドライブプレート
1の回転により例えば捩りモーメントが作用すると、こ
の捩りモーメントに起因する応力が、第1の剛性調整用
付加孔5bのA部に集中し、トルクコンバータ取付部5
の捩り強度が低下する傾向があった。
【0009】この発明は、上述した問題を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、ドライブ
プレートの回転により第1の剛性調整用付加孔に作用す
る応力集中を緩和し、耐久性の向上を図るようにした車
両用ドライブプレートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項1の車両用ドライブプレート
では、円板状部材によって構成され、中央部に周方向に
間隔をおいてクランク軸に固定するための複数個のクラ
ンク軸取付孔を有し、外周部側に周方向に間隔をおいて
トルクコンバータに固定するための複数個のトルクコン
バータ取付孔を有し、前記各トルクコンバータ取付孔の
近傍に第1の剛性調整用付加孔を有してなり、前記クラ
ンク軸の回転を前記トルクコンバータに伝達すると共
に、クランク軸とトルクコンバータとの間のスラスト方
向の変位を吸収するように構成した車両用ドライブプレ
ートであって、互いに周方向に隣接する前記第1の剛性
調整用付加孔の間に第2の剛性調整用付加孔を設けたこ
とを特徴としている。
【0011】請求項2の車両用ドライブプレートでは、
請求項1の車両用ドライブプレートにおいて、第1の剛
性調整用付加孔は、各トルクコンバータ取付孔に対して
半径方向の内側に位置し、回転中心からトルクコンバー
タ取付孔の中心を通る直線に対して左右対称に形成さ
れ、かつ第2の剛性調整用付加孔は第1の剛性調整用付
加孔と半径方向の同等の位置に設けられていることを特
徴としている。
【0012】請求項3の車両用ドライブプレートでは、
請求項2の車両用ドライブプレートにおいて、第1の剛
性調整用付加孔の左右両端部の半径方向外側への膨らみ
が、第2の剛性調整用付加孔の外径よりも小さく形成さ
れていることを特徴としている。
【0013】請求項4の車両用ドライブプレートでは、
請求項1、請求項2又は請求項3の車両用ドライブプレ
ートにおいて、第1の剛性調整用付加孔と第2の剛性調
整用付加孔との間の板状部は、その両側縁部がほぼ平行
に形成されていることを特徴としている。
【0014】請求項5の車両用ドライブプレートでは、
請求項1の車両用ドライブプレートにおいて、第1の剛
性調整用付加孔は、各トルクコンバータ取付孔に対して
半径方向の内側に位置し、回転中心からトルクコンバー
タ取付孔の中心を通る直線に対して左右対称に形成さ
れ、かつ第2の剛性調整用付加孔は、第1の剛性調整用
付加孔とクランク軸取付孔の半径方向の中間部に設けら
れていることを特徴としている。
【0015】請求項6の車両用ドライブプレートでは、
請求項5記載の車両用ドライブプレートにおいて、第2
の剛性調整用付加孔は、同一円周上に形成された2個か
ら3個の円形孔からなることを特徴としている。
【0016】請求項7の車両用ドライブプレートでは、
請求項5記載の車両用ドライブプレートにおいて、第2
の剛性調整用付加孔は、周方向に沿って形成された長孔
からなることを特徴としている。
【0017】上述した請求項1の車両用ドライブプレー
トによれば、隣接する第1の剛性調整用付加孔間に第2
の剛性調整用付加孔を設けているから、各第1の剛性調
整用付加孔の間の剛性を低下させることができる。した
がって、スラスト方向の変位をより小さな荷重で吸収す
ることができる。しかも、スラスト方向の変位を第2の
剛性調整用付加孔側の部分でも吸収するようになるか
ら、スラスト方向の変位によって第1の剛性調整用付加
孔の縁部に応力が集中するのを防止することができる。
すなわち、第1の剛性調整用付加孔の縁部の応力を低減
することができる。
【0018】また、クランク軸からトルクコンバータへ
の回転の伝達により捩じりモーメントが作用した場合に
は、各第1の剛性調整用付加孔間における撓み量が増加
する。すなわち、捩じりモーメントに起因する撓みが第
2の剛性調整用付加孔側にも分散されるようになる。し
たがって、第1の剛性調整用付加孔の縁部に捩じりによ
る応力が集中するのを防止することができるから、第1
の剛性調整用付加孔の縁部の応力を低減することがで
き、よって耐久性の向上を図ることができる。
【0019】そして、耐久性の向上に伴い、例えば従来
行なっていた表面硬化(ガス軟、タフトライド、ショッ
トピーニング等)を必要としないため、コストを低減で
きる。また、耐久性の向上に伴い、軽量化を図ることも
できる。
【0020】請求項2の車両用ドライブプレートによれ
ば、第1の剛性調整用付加孔がトルクコンバータ取付孔
の半径方向内側に形成され、第2の剛性調整用付加孔を
第1の剛性調整用付加孔と半径方向の略同等の位置に設
けているから、捩じりモーメントによる応力集中を第1
及び第2の剛性調整用付加孔の回転方向の縁部に効果的
に分散でき、第1の剛性調整用付加孔の縁部の応力を低
減することができる。
【0021】また、回転時には、トルクコンバータが遠
心力によって半径方向の外側に変位するとともに、ドラ
イブプレート自体も遠心力によって半径方向の外側に引
っ張られることになる。
【0022】このため、遠心力によって第1の剛性調整
用付加孔の外径側の縁部に大きな応力が生じることにな
る。しかし、この請求項2の車両用ドライブプレートに
おいては、第2の剛性調整用付加孔を第1の剛性調整用
付加孔と半径方向の略同等の位置に設けているから、上
述したドライブプレートの第1及び第2の剛性調整用付
加孔で遠心力に起因する応力の集中を分散することがで
きる。したがって、遠心力によって生じる第1の剛性調
整用付加孔の縁部の応力の低減を図ることができる。
【0023】請求項3の車両用ドライブプレートによれ
ば、上記請求項2の車両用ドライブプレートにおいて遠
心力に起因する応力の集中を第2の剛性調整用付加孔側
に集中させることで第1の剛性調整用付加孔の縁部の応
力をさらに低減することができる。
【0024】請求項4の車両用ドライブプレートによれ
ば、第1の剛性調整用付加孔と第2の剛性調整用付加孔
との間の板状部における両側縁部がほぼ平行に形成され
ているから、この板状部における撓みが一定したものと
なる。したがって、スラスト方向の変位及び捩じりモー
メントのいずれが作用した場合でも、上記板状部に沿う
第1の剛性調整用付加孔の縁部や第2の剛性調整用付加
孔の縁部に応力が集中するのを防止することができる。
すなわち、第1の剛性調整用付加孔の縁部や第2の剛性
調整用付加孔の縁部の応力を低減することができる。
【0025】請求項5の車両用ドライブプレートによれ
ば、互いに周方向に隣接する第1の剛性調整用付加孔の
間で、かつ、この第1の剛性調整用付加孔とクランク軸
取付孔の半径方向中間部に第2の剛性調整用付加孔を設
けることで、周方向で隣接する第1の剛性調整用付加孔
間の捩り方向の剛性を弱くすることができ、ドライブプ
レートの回転により発生する捩りモーメントに起因して
第1の剛性調整用付加孔の縁部に作用する応力集中を緩
和することができる。これによって、ドライブプレート
の捩り強度を向上させることができるとともに、耐久性
を向上させることができる。また、ドライブプレートの
板厚を薄くすることができるので、ドライブプレートの
軽量化を図ることができる。
【0026】請求項6又は請求項7の車両用ドライブプ
レートにおいても、上記請求項5の車両用ドライブプレ
ートと同様に、第1の剛性調整用付加孔の縁部に作用す
る応力集中を緩和することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
〜図7を参照して説明する。
【0028】まず、図1及び図2を参照し、この発明の
第1実施形態を説明する。
【0029】図において、Eは車両用ドライブプレート
で、円板状部材からなり、中央部に周方向に間隔をおい
てクランク軸6に固定するための複数個のクランク軸取
付孔13を有すると共に、外周部側に周方向に間隔をお
いてトルクコンバータ7に固定するための複数個のトル
クコンバータ取付孔14を有し、かつトルクコンバータ
取付孔14の近傍に第1の剛性調整用付加孔15が形成
され、クランク軸6の回転をトルクコンバータ7に伝達
すると共に、このトルクコンバータ7のスラスト荷重を
吸収している。
【0030】そして、この発明に係る車両用ドライブプ
レートEは、特に、互いに周方向に隣接する第1の剛性
調整用付加孔15の間で、かつこの第1の剛性調整用付
加孔15とクランク軸取付孔13の径方向の中間部に、
第2の剛性調整用付加孔16をそれぞれ設けたことを特
徴としている。
【0031】また、この発明の第1実施形態では、第2
の剛性調整用付加孔16は、同一円周上に配置された2
個の円形孔16aからなることを特徴としている。
【0032】さらに、この発明の第1実施形態の構成を
詳細に説明する。
【0033】車両用ドライブプレートEは、金属円板か
ら塑性加工により成形された本体部10と、この本体部
10の外周縁に形成されたフランジ部10aに溶接によ
り一体的に固着されたリングギヤ20とから構成されて
いる。なお、このリングギヤ20は、外周縁を塑性加工
して一体成形するようにしてもよい。
【0034】本体部10には、中央部に絞り加工により
クランク軸取付部11が、外周部側にトルクコンバータ
取付部12がそれぞれ設けられており、クランク軸取付
部11には、複数個、例えば6個のクランク軸取付孔1
3が本体部10と同心の同一円周上に等配に形成されて
いる。また、クランク軸取付部11の中心には、貫通孔
11aが形成されている。
【0035】また、トルクコンバータ取付部12には、
複数個、例えば3個のトルクコンバータ取付孔14が本
体部10と同心の同一円周上に等配に形成され、この各
トルクコンバータ取付孔14の近傍に第1の剛性調整用
付加孔15がそれぞれ形成されている。この第1の剛性
調整用付加孔15は、回転中心からトルクコンバータ取
付孔14の中心を通る直線に対して左右対称に形成され
ており、円弧部15aと、この円弧部15aの両端に配
置された膨出部15b,15cとからなっている。円弧
部15aはトルクコンバータ取付孔14の半径方向内側
に本体部10と同心の円周上に配置されており、膨出部
15b,15cは円弧部15aの内縁から外周部側(半
径方向外側)に向って突出している。
【0036】なお、この実施形態では、トルクコンバー
タ取付孔14及び第1の剛性調整用付加孔15をそれぞ
れ3個ずつ設けたが、4個ずつ設けるようにしてもよ
い。
【0037】第2の剛性調整用付加孔16は、クランク
軸取付部11に本体部10と同心の同一円周上に形成さ
れた2個の円形孔16aからなり、この円形孔16a
は、互いに周方向に隣接する第1の剛性調整用付加孔1
5の間で、かつ、この第1の剛性調整用付加孔15とク
ランク軸取付孔13の半径方向の中間部にのみ配置され
ている。
【0038】そして、この車両用ドライブプレートE
は、図9に示す従来例と同様、各クランク軸取付孔13
に挿入された取付ボルト6bによりクランク軸6の端部
6aに、トルクコンバータ取付孔14に挿入された取付
ボルト7bによりトルクコンバータ7のボス部7aにそ
れぞれ固定されており、これによって、クランク軸6の
回転をトルクコンバータ7に伝達すると共に、トルクコ
ンバータ7のスラスト変位を吸収している。
【0039】上述のように構成された第1実施形態に係
る車両用ドライブプレートEによれば、トルクコンバー
タ取付部12に形成された第1の剛性調整用付加孔15
によりトルクコンバータ取付孔14周辺に可撓性が付与
され、これによって、トルクコンバータ7からのスラス
ト変位を小さな荷重で吸収することができ、トルクコン
バータ取付孔14周辺に発生する曲げ応力を小さくする
ことができる。
【0040】また、クランク軸取付部11に形成された
第2の剛性調整用付加孔16によりクランク軸取付部1
1に可撓性が付与されるから、これによっても、上記ス
ラスト変位を吸収することができる。
【0041】さらに、第2の剛性調整用付加孔16は、
互いに隣接する第1の剛性調整用付加孔15の間で、か
つ、この第1の剛性調整用付加孔15とクランク軸取付
孔13の半径方向中間部に形成されているので、この第
2の剛性調整用付加孔16周辺の捩り方向の剛性を第1
の剛性調整用付加孔15直下の捩り方向の剛性より小さ
く設定することができる。これによって、ドライブプレ
ートEの回転により発生する捩り応力に起因して第1の
剛性調整用付加孔15のA部に作用する応力集中を緩和
することができ、強度の向上、ひいては耐久性の向上を
図ることができると共に、円板状部材を薄肉にして軽量
化及び成形の容易化を図ることができる。
【0042】図3は、この発明の第1実施形態の変形例
に係り、第2の剛性調整用付加孔16としての円形孔1
6aをそれぞれ3個ずつ設けている。なお、この場合、
各円形孔16aは同一直径に限定されることなく異なる
直径の円形孔16aの組み合わせでもよい。
【0043】図4は、この発明の第2実施形態に係り、
第2の剛性調整用付加孔16は、周方向に沿って形成さ
れた長孔16bからなっている。その他の構成及び作用
は第1実施形態に示すものと同様であり、その説明は省
略する。
【0044】図5は、この発明の第3実施形態に係るも
のである。この実施形態における第2の剛性調整用付加
孔16は、隣接する第1の剛性調整用付加孔15間にお
けるクランク軸取付部11及びトルクコンバータ取付部
12の両者にわたって形成されている。すなわち、第2
の剛性調整用付加孔16は、クランク軸取付部11に位
置する底辺円弧部16cと、トルクコンバータ取付部1
2に位置する上辺円弧部16dと、傾斜側縁部16eと
を備えている。
【0045】底辺円弧部16cは、本体10と同心の円
周となるように形成されており、円弧部を介して傾斜側
縁部16eにつながっている。上辺円弧部16dは、半
径方向外側に円弧状に膨らむように形成されたものであ
り、その頂部が第1の剛性調整用付加孔15の膨出部1
5b,15cと半径方向において略同一の位置となるよ
うに形成されている。
【0046】上述のように構成された第3実施形態に係
る車両用ドライブプレートEによれば、隣接する第1の
剛性調整用付加孔15間に第2の剛性調整用付加孔16
を設けているから、各第1の剛性調整用付加孔16の間
の剛性を低下させることができる。したがって、スラス
ト方向の変位をより小さな荷重で吸収することができ
る。しかも、スラスト方向の変位を第2の剛性調整用付
加孔16側の部分でも吸収するようになるから、スラス
ト方向の変位によって第1の剛性調整用付加孔16の縁
部に応力が集中するのを防止することができる。すなわ
ち、第1の剛性調整用付加孔15の縁部の応力を低減す
ることができる。
【0047】また、クランク軸6からトルクコンバータ
7への回転の伝達により捩じりモーメントが作用した場
合には、各第1の剛性調整用付加孔15間における撓み
量が増加する。すなわち、捩じりモーメントに起因する
撓みが第2の剛性調整用付加孔16側にも分散されるこ
とになるから、第1の剛性調整用付加孔15の縁部に応
力が集中するのを防止することができる。したがって、
第1の剛性調整用付加孔15の縁部の応力集中を緩和す
ることができ、耐久性の向上を図ることができる。
【0048】そして、耐久性の向上に伴い、例えば従来
行なっていた表面硬化(ガス軟、タフトライド、ショッ
トピーニング等)を必要としないため、コストを低減で
きる。また、耐久性の向上に伴い、軽量化を図ることも
できる。
【0049】図6〜図7は、この発明の第4実施形態に
係るものである。この第4実施形態は、本体部10、第
1の剛性調整用付加孔15及び第2の剛性調整用付加孔
16の形状が異なり、かつ第1の剛性調整用付加孔15
及び第2の剛性調整用付加孔16の数が4つになってい
る点で、第3実施形態と異なっている。
【0050】本体部10は、クランク軸取付部11とト
ルクコンバータ取付部12との間に、絞り加工により形
成した中間段部17を有している。そして、第1の剛性
調整用付加孔15及び第2の剛性調整用付加孔16は、
トルクコンバータ取付部12から中間段部17にかけ
て、半径方向の同等の位置に形成されている。
【0051】第1の剛性調整用付加孔15は、トルクコ
ンバータ取付孔14に対して半径方向の内側に位置し、
回転中心からトルクコンバータ取付孔14の中心を通る
直線に対して左右対称に形成され、かつ左右両端部の半
径方向外側への膨らみが形成されている。すなわち、第
1の剛性調整用付加孔15は、トルクコンバータ取付孔
14の半径方向内側に形成された上辺円弧部15dと、
この上辺円弧部15dの左右に形成された膨出部15
b,15cと、これらの膨出部15b,15cから回転
中心側に向けて三角形状に接近する側縁部15eとを備
えている。
【0052】上辺円弧部15dは、本体部10と同心の
円周となるように形成されている。膨出部15b,15
cは、上述した第1実施形態〜第3実施形態のものよ
り、半径方向外側への膨らみが小さなものとなってい
る。なお、これらの膨出部15b,15cは、半径方向
外側への膨出をなくして単に円弧状に形成し、上辺円弧
部15dと側縁部15eとを円滑に接続するように構成
したものであってもよい。各側縁部15eは、その半径
方向内側の端部が円弧部15fを介して滑らかに接続さ
れている。
【0053】第2の剛性調整用付加孔16は、底辺円弧
部16fと、上辺円弧部16gと、これらの底辺円弧部
16fと上辺円弧部16gとをつなぐ側縁部16hとを
備えている。
【0054】底辺円弧部16fは、半径方向内側に円弧
状に膨らむように形成されたものであり、その底部が第
1の剛性調整用付加孔15の円弧部15fと半径方向に
おいて略同一の位置となるように形成されている。上辺
円弧部16gは、半径方向外側に円弧状に膨らむように
形成されたものであり、その頂部が第1の剛性調整用付
加孔15の膨出部15b,15cと半径方向においてわ
ずかに外側へ突出するように形成されている。尚、この
上記円弧部16gの頂部の外径を第1の剛性調整用付加
孔15の膨出部15b,15cの外径と略同一の位置と
なるように形成してもよい。
【0055】そして、第1の剛性調整用付加孔15と第
2の剛性調整用付加孔16との間の板状部56は、その
両側縁部15e,16hがほぼ平行に形成されている。
【0056】上述のように構成された第4実施形態に係
る車両用ドライブプレートEによれば、第1の剛性調整
用付加孔15がトルクコンバータ取付孔14の半径方向
内側に形成され、第2の剛性調整用付加孔16を第1の
剛性調整用付加孔15と半径方向の同等位置に設けてい
るから、捩じりモーメントによる応力集中を第1の剛性
調整用付加孔15の側縁部15e及び第2の剛性調整用
付加孔16の側縁部16hに略均等に分散でき、第1の
剛性調整用付加孔15の縁部の応力の低減を図ることが
できる。
【0057】また、回転時には、トルクコンバータ7が
遠心力によって半径方向の外側に変位するとともに、本
体部10自体も遠心力によって半径方向の外側に引っ張
られることになる。
【0058】このため、第1の剛性調整用付加孔15及
び第2の剛性調整用付加孔16の最外径位置、すなわ
ち、膨出部15b,15c及び上辺円弧部16gの部分
において遠心力による応力集中が生じることになる。し
かし、この第4の実施形態においては、第1の剛性調整
用付加孔15における左右の膨出部15b,15cより
も第2の剛性調整用付加孔16の上辺円弧部16gの方
が半径方向外側に突出しているから、上述した本体部1
0の外周部と第1の剛性調整用付加孔15との間隔が狭
くなることがない。したがって、遠心力によって生じる
第1の剛性調整用付加孔15の縁部の応力を低減するこ
とができる。
【0059】また、第1の剛性調整用付加孔15と第2
の剛性調整用付加孔16との間の板状部56における両
側縁部15e,15hがほぼ平行に形成されているか
ら、この板状部56における撓みが一定したものとな
る。したがって、スラスト方向の変位及び捩じりモーメ
ントのいずれが作用した場合でも、上記板状部56に沿
う第1の剛性調整用付加孔15の縁部や第2の剛性調整
用付加孔16の縁部に応力が集中するのを防止すること
ができる。すなわち、第1の剛性調整用付加孔15の縁
部や第2の剛性調整用付加孔16の縁部の応力を低減す
ることができる。
【0060】したがって、上記第1の剛性調整用付加孔
15及び第2の剛性調整用付加孔16を設けることによ
って、スラスト方向の変位、捩じりモーメント及び遠心
力のそれぞれに起因して生じる最大応力の位置が第1及
び第2の剛性調整用付加孔の縁部のそれぞれ違った位置
に生じることになり、強度の向上及び、耐久性の向上を
図ることができる。
【0061】
【発明の効果】上述した通り、この発明の請求項1に係
る車両用ドライブプレートによれば、隣接する第1の剛
性調整用付加孔間に第2の剛性調整用付加孔を設けてい
るから、各第1の剛性調整用付加孔の間の剛性を低下さ
せることができる。したがって、スラスト方向の変位を
より小さな荷重で吸収することができる。しかも、スラ
スト方向の変位を第2の剛性調整用付加孔側の部分でも
吸収するようになるから、スラスト方向の変位によって
第1の剛性調整用付加孔の縁部に応力が集中するのを防
止することができる。すなわち、第1の剛性調整用付加
孔の縁部の応力を低減することができる。
【0062】また、クランク軸からトルクコンバータへ
の回転の伝達により捩じりモーメントが作用した場合に
は、各第1の剛性調整用付加孔間における撓み量が増加
する。すなわち、捩じりモーメントに起因する撓みが第
2の剛性調整用付加孔側にも分散されるようになる。し
たがって、第1の剛性調整用付加孔の縁部に捩じりによ
る応力が集中するのを防止することができるから、第1
の剛性調整用付加孔の縁部の応力を低減することがで
き、よって耐久性の向上を図ることができる。
【0063】そして、耐久性の向上に伴い、例えば従来
行なっていた表面硬化(ガス軟、タフトライド、ショッ
トピーニング等)を必要としないため、コストを低減で
きる。また、耐久性の向上に伴い、軽量化を図ることも
できる。
【0064】請求項2の車両用ドライブプレートによれ
ば、第1の剛性調整用付加孔がトルクコンバータ取付孔
の半径方向内側に形成され、第2の剛性調整用付加孔を
第1の剛性調整用付加孔と半径方向の略同等の位置に設
けているから、捩じりモーメントによる応力集中を第1
及び第2の剛性調整用付加孔の側縁部に分散でき、第1
の剛性調整用付加孔の縁部に作用する応力を低減するこ
とができる。
【0065】また、回転時には、トルクコンバータが遠
心力によって半径方向の外側に変位するとともに、ドラ
イブプレート自体も遠心力によって半径方向の外側に引
っ張られることになる。
【0066】しかし、この請求項2の車両用ドライブプ
レートにおいては、第2の剛性調整用付加孔を第1の剛
性調整用付加孔と半径方向の略同等の位置に設けている
から上述したドライブプレートの第1及び第2の剛性調
整用付加孔で遠心力に起因する応力の集中を分散するこ
とができる。したがって、遠心力によって生じる第1の
剛性調整用付加孔の縁部の応力の低減を図ることができ
る。
【0067】請求項3の車両用ドライブプレートによれ
ば、上記請求項1又は請求項2の車両用ドライブプレー
トと同様に、スラスト方向の変位、捩じりモーメント及
び遠心力に起因して生じる第1の剛性調整用付加孔の縁
部の応力を低減することができる。
【0068】請求項4の車両用ドライブプレートによれ
ば、第1の剛性調整用付加孔と第2の剛性調整用付加孔
との間の板状部における両側縁部がほぼ平行に形成され
ているから、この板状部における撓みが一定したものと
なる。したがって、スラスト方向の変位及び捩じりモー
メントのいずれが作用した場合でも、上記板状部に沿う
第1の剛性調整用付加孔の縁部や第2の剛性調整用付加
孔の縁部に応力が集中するのを防止することができる。
すなわち、第1の剛性調整用付加孔の縁部や第2の剛性
調整用付加孔の縁部の応力を低減することができる。
【0069】請求項5の車両用ドライブプレートによれ
ば、互いに周方向に隣接する第1の剛性調整用付加孔の
間で、かつ、この第1の剛性調整用付加孔とクランク軸
取付孔の半径方向中間部に第2の剛性調整用付加孔を設
けることにより、ドライブプレートの回転により第1の
剛性調整用付加孔に作用する応力集中を緩和することが
できる。これによって、ドライブプレートの捩り強度を
向上させることができるとともに、耐久性を向上させる
ことができる。また、ドライブプレートの板厚を薄くす
ることができるので、ドライブプレートの軽量化及び成
形の容易化を図ることができる。
【0070】請求項6又は請求項7の車両用ドライブプ
レートにおいても、上記請求項5の車両用ドライブプレ
ートと同様に、第1の剛性調整用付加孔の縁部に作用す
る応力集中を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る車両用ドライブ
プレートの正面視説明図である。
【図2】図1のII−II矢視断面説明図である。
【図3】この発明の第1実施形態の変形例に係る車両用
ドライブプレートの正面視説明図である。
【図4】この発明の第2実施形態に係る車両用ドライブ
プレートの正面視説明図である。
【図5】この発明の第3実施形態に係る車両用ドライブ
プレートの正面視説明図である。
【図6】この発明の第4実施形態に係る車両用ドライブ
プレートの正面視説明図である。
【図7】図6のVII−VII矢視断面説明図である。
【図8】従来例に係る車両用ドライブプレートの正面視
説明図である。
【図9】図8のIX−IX矢視断面説明図である。
【図10】他の従来例に係る車両用ドライブプレートの
正面視説明図である。
【符号の説明】
10 本体部 11 クランク軸取付部 12 トルクコンバータ取付部 13 クランク軸取付孔 14 トルクコンバータ取付孔 15 第1の剛性調整用付加孔 15e 側縁部 16 第2の剛性調整用付加孔 16a 円形孔 16b 長孔 16h 側縁部 20 リングギヤ 56 板状部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状部材によって構成され、中央部に
    周方向に間隔をおいてクランク軸に固定するための複数
    個のクランク軸取付孔を有し、外周部側に周方向に間隔
    をおいてトルクコンバータに固定するための複数個のト
    ルクコンバータ取付孔を有し、前記各トルクコンバータ
    取付孔の近傍に第1の剛性調整用付加孔を有してなり、
    前記クランク軸の回転を前記トルクコンバータに伝達す
    ると共に、クランク軸とトルクコンバータとの間のスラ
    スト方向の変位を吸収するように構成した車両用ドライ
    ブプレートであって、互いに周方向に隣接する前記第1
    の剛性調整用付加孔の間に第2の剛性調整用付加孔を設
    けたことを特徴とする車両用ドライブプレート。
  2. 【請求項2】 第1の剛性調整用付加孔は、各トルクコ
    ンバータ取付孔に対して半径方向の内側に位置し、回転
    中心からトルクコンバータ取付孔の中心を通る直線に対
    して左右対称に形成され、かつ第2の剛性調整用付加孔
    は、第1の剛性調整用付加孔と半径方向の同等の位置に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用
    ドライブプレート。
  3. 【請求項3】 第1の剛性調整用付加孔の左右両端部の
    半径方向外側への膨らみが、第2の剛性調整用付加孔の
    外径よりも小さく形成されていることを特徴とする請求
    項2記載の車両用ドライブプレート。
  4. 【請求項4】 第1の剛性調整用付加孔と第2の剛性調
    整用付加孔との間の板状部は、その両側縁部がほぼ平行
    に形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2
    又は請求項3記載の車両用ドライブプレート。
  5. 【請求項5】 第1の剛性調整用付加孔は、各トルクコ
    ンバータ取付孔に対して半径方向の内側に位置し、回転
    中心からトルクコンバータ取付孔の中心を通る直線に対
    して左右対称に形成され、かつ第2の剛性調整用付加孔
    は、第1の剛性調整用付加孔とクランク軸取付孔の半径
    方向の中間部に設けられていることを特徴とする請求項
    1又は請求項1記載の車両用ドライブプレート。
  6. 【請求項6】 第2の剛性調整用付加孔は、同一円周上
    に形成された2個から3個の円形孔からなることを特徴
    とする請求項5記載の車両用ドライブプレート。
  7. 【請求項7】 第2の剛性調整用付加孔は、周方向に沿
    って形成された長孔からなることを特徴とする請求項5
    記載の車両用ドライブプレート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6267197B1 (en) * 1998-10-30 2001-07-31 Tenneco Automotive Inc. Axle shaft spacer member
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