JP3208016B2 - 車両用ドライブプレート - Google Patents
車両用ドライブプレートInfo
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- JP3208016B2 JP3208016B2 JP20507794A JP20507794A JP3208016B2 JP 3208016 B2 JP3208016 B2 JP 3208016B2 JP 20507794 A JP20507794 A JP 20507794A JP 20507794 A JP20507794 A JP 20507794A JP 3208016 B2 JP3208016 B2 JP 3208016B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive plate
- crankshaft
- torque converter
- mounting
- converter
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- General Details Of Gearings (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用エンジンのク
ランク軸と、自動変速機のトルクコンバータとを連結す
る車両用ドライブプレートに関する。
ランク軸と、自動変速機のトルクコンバータとを連結す
る車両用ドライブプレートに関する。
【０００２】
【従来の技術】図８及び図９は車両用ドライブプレート
の従来例を示したもので、この車両用ドライブプレート
１は、金属円板から塑性加工により成形されており、中
央部にクランク軸への取付部２を有すると共に、外周部
側にトルクコンバータへの取付部３を有し、かつ、外周
縁の折曲部４にリングギヤ４ａを形成して構成されてい
る。
の従来例を示したもので、この車両用ドライブプレート
１は、金属円板から塑性加工により成形されており、中
央部にクランク軸への取付部２を有すると共に、外周部
側にトルクコンバータへの取付部３を有し、かつ、外周
縁の折曲部４にリングギヤ４ａを形成して構成されてい
る。
【０００３】クランク軸への取付部２には、複数個、例
えば８個のクランク軸用取付孔２ａが同心円上に同一間
隔で形成され、また、トルクコンバータへの取付部とし
てのコンバータ用取付孔３は、複数個、例えば４個同心
円上に同一間隔で形成されている。さらに、クランク軸
への取付部２の中心には貫通孔２ｂが形成されている。
えば８個のクランク軸用取付孔２ａが同心円上に同一間
隔で形成され、また、トルクコンバータへの取付部とし
てのコンバータ用取付孔３は、複数個、例えば４個同心
円上に同一間隔で形成されている。さらに、クランク軸
への取付部２の中心には貫通孔２ｂが形成されている。
【０００４】そして、この従来例に係る車両用ドライブ
プレート１は、各クランク軸用取付孔２ａに挿入された
取付ボルトによりクランク軸５の端部５ａに、コンバー
タ用取付孔３に挿入された取付ボルトによりトルクコン
バータ６のボス部６ｂにそれぞれ固定されており、これ
によって、クランク軸５の回転をトルクコンバータ６に
伝達すると共に、トルクコンバータ６のスラスト荷重を
吸収している。
プレート１は、各クランク軸用取付孔２ａに挿入された
取付ボルトによりクランク軸５の端部５ａに、コンバー
タ用取付孔３に挿入された取付ボルトによりトルクコン
バータ６のボス部６ｂにそれぞれ固定されており、これ
によって、クランク軸５の回転をトルクコンバータ６に
伝達すると共に、トルクコンバータ６のスラスト荷重を
吸収している。
【０００５】図１０及び図１１は、車両用ドライブプレ
ートの第２従来例を示したもので、第１従来例と同一又
は同等の部分には、同一の符号とし、その詳細な説明は
省略する。
ートの第２従来例を示したもので、第１従来例と同一又
は同等の部分には、同一の符号とし、その詳細な説明は
省略する。
【０００６】この車両用ドライブプレート１Ａはクラン
ク軸への取付部２の内側に薄肉の金属板からなるトルク
コンバータへの取付部３Ａが一体的に取付けられてい
る。このトルクコンバータへの取付部３Ａは、例えば十
文字状に形成され、各頂点にコンバータ取付孔３ａが形
成されている。また、このコンバータ取付孔３ａと対向
する本体側にコンバータ取付孔３ａの直径より大きい直
径を有する貫通孔１ａが形成されている。
ク軸への取付部２の内側に薄肉の金属板からなるトルク
コンバータへの取付部３Ａが一体的に取付けられてい
る。このトルクコンバータへの取付部３Ａは、例えば十
文字状に形成され、各頂点にコンバータ取付孔３ａが形
成されている。また、このコンバータ取付孔３ａと対向
する本体側にコンバータ取付孔３ａの直径より大きい直
径を有する貫通孔１ａが形成されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第１従来例に係る車両用ドライブプレート１では、リ
ングギヤ４ａが塑性加工により一体成形されており、こ
のリングギヤ４ａの強度を確保するため金属円板の肉厚
を所定値以上にする必要がある。このため、トルクコン
バータ６作動時に発生するスラスト荷重を十分に吸収す
ることができず、スラスト荷重が車両用ドライブプレー
ト１を介してクランク軸５に伝達され、クランク軸５の
軸受を損傷するおそれがあった。
た第１従来例に係る車両用ドライブプレート１では、リ
ングギヤ４ａが塑性加工により一体成形されており、こ
のリングギヤ４ａの強度を確保するため金属円板の肉厚
を所定値以上にする必要がある。このため、トルクコン
バータ６作動時に発生するスラスト荷重を十分に吸収す
ることができず、スラスト荷重が車両用ドライブプレー
ト１を介してクランク軸５に伝達され、クランク軸５の
軸受を損傷するおそれがあった。
【０００８】また、第２従来例に係る車両用ドライブプ
レート１Ａでは、トルクコンバータへの取付部３Ａが別
体構造となっており、トルクコンバータへの取付部３Ａ
の肉厚を十分に薄くすることができるので、第１従来例
に係る車両用ドライブプレート１の問題点を除去するこ
とができる。しかし、トルクコンバータへの取付部３Ａ
を別個に設けて本体側に取付ける必要があるので、構造
が複雑になると共に、取付け工数が多くなり、コスト高
になるという問題があった。
レート１Ａでは、トルクコンバータへの取付部３Ａが別
体構造となっており、トルクコンバータへの取付部３Ａ
の肉厚を十分に薄くすることができるので、第１従来例
に係る車両用ドライブプレート１の問題点を除去するこ
とができる。しかし、トルクコンバータへの取付部３Ａ
を別個に設けて本体側に取付ける必要があるので、構造
が複雑になると共に、取付け工数が多くなり、コスト高
になるという問題があった。
【０００９】この発明は、上記従来技術の問題点を解決
すべくなされたもので、その目的とするところは、簡単
な構成によりトルクコンバータのスラスト荷重を十分に
吸収することができる金属板製の車両用ドライブプレー
トを提供することにある。
すべくなされたもので、その目的とするところは、簡単
な構成によりトルクコンバータのスラスト荷重を十分に
吸収することができる金属板製の車両用ドライブプレー
トを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る請求項１の車両用ドライブプレート
では、金属円板から成形され、中央部にクランク軸への
取付部を有すると共に、外周部側にトルクコンバータへ
の取付部を有し、かつ、外周縁の折曲部にリングギヤを
形成して構成され、クランク軸の回転をトルクコンバー
タに伝達すると共に、前記トルクコンバータのスラスト
荷重を吸収する車両用ドライブプレートであって、中央
部に形成したクランク軸への取付け部（１０）と外周縁
にリング状に形成した折曲部（２０）とを半径方向に伸
びる複数のリム部（５０）で連結して形成すると共に、
クランク軸への取付部（１０）と折曲部（２０）との間
には、トルクコンバータへの取付部（３０）がクランク
軸への取付部（１０）から半径方向外方に伸びるように
複数形成されていることを特徴としている。
め、この発明に係る請求項１の車両用ドライブプレート
では、金属円板から成形され、中央部にクランク軸への
取付部を有すると共に、外周部側にトルクコンバータへ
の取付部を有し、かつ、外周縁の折曲部にリングギヤを
形成して構成され、クランク軸の回転をトルクコンバー
タに伝達すると共に、前記トルクコンバータのスラスト
荷重を吸収する車両用ドライブプレートであって、中央
部に形成したクランク軸への取付け部（１０）と外周縁
にリング状に形成した折曲部（２０）とを半径方向に伸
びる複数のリム部（５０）で連結して形成すると共に、
クランク軸への取付部（１０）と折曲部（２０）との間
には、トルクコンバータへの取付部（３０）がクランク
軸への取付部（１０）から半径方向外方に伸びるように
複数形成されていることを特徴としている。
【００１１】また、請求項２の車両用ドライブプレート
では、クランク軸への取付部（１０）とトルクコンバー
タへの取付部（３０）との間には、このトルクコンバー
タへの取付部（３０）を切り起こすように段差部（３
１）が形成されると共に、トルクコンバータへの取付部
（３０）には、このトルクコンバータへの取付部（３
０）の剛性を低下させる剛性調節手段（３０ｂ）が設け
られていることを特徴としている。
では、クランク軸への取付部（１０）とトルクコンバー
タへの取付部（３０）との間には、このトルクコンバー
タへの取付部（３０）を切り起こすように段差部（３
１）が形成されると共に、トルクコンバータへの取付部
（３０）には、このトルクコンバータへの取付部（３
０）の剛性を低下させる剛性調節手段（３０ｂ）が設け
られていることを特徴としている。
【００１２】また、請求項３の車両用ドライブプレート
では、剛性調節手段（３０ｂ）は、トルクコンバータへ
の取付部（３０）に形成された貫通孔（３０ｂ）である
ことを特徴としている。
では、剛性調節手段（３０ｂ）は、トルクコンバータへ
の取付部（３０）に形成された貫通孔（３０ｂ）である
ことを特徴としている。
【００１３】また、請求項４の車両用ドライブプレート
では、クランク軸への取付部（１０）と折曲部（２０）
との間を連結するリム部（５０）に補強手段（５０ａ）
を設けたことを特徴としている。
では、クランク軸への取付部（１０）と折曲部（２０）
との間を連結するリム部（５０）に補強手段（５０ａ）
を設けたことを特徴としている。
【００１４】また、請求項５の車両用ドライブプレート
では、補強手段（５０ａ）は、半径方向に伸びるように
形成したリブ（５０ａ）であることを特徴としている。
では、補強手段（５０ａ）は、半径方向に伸びるように
形成したリブ（５０ａ）であることを特徴としている。
【００１５】
【作用】トルクコンバータへの取付部（３０）の可撓性
が大きくなり、トルクコンバータからのスラスト荷重を
十分に吸収することができる。
が大きくなり、トルクコンバータからのスラスト荷重を
十分に吸収することができる。
【００１６】また、剛性調節手段（３０ｂ）により、ト
ルクコンバータへの取付部（３０）の剛性を最適な状態
に調節することができる。
ルクコンバータへの取付部（３０）の剛性を最適な状態
に調節することができる。
【００１７】さらに、補強手段（５０ａ）によりリム部
（５０）を補強することができるので、リム部（５０）
の巾を小さくし、軽量化を図ることができる。また、同
様に金属円板の板厚を可及的に薄くすることもできる。
（５０）を補強することができるので、リム部（５０）
の巾を小さくし、軽量化を図ることができる。また、同
様に金属円板の板厚を可及的に薄くすることもできる。
【００１８】
【実施例】以下、この発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１９】図１は車両用ドライブプレートの正面視説
明図、図２は図１のII−II矢視断面説明図である。
明図、図２は図１のII−II矢視断面説明図である。
【００２０】図において、Ｅは車両用ドライブプレート
で、金属円板から成形され、中央部にクランク軸への取
付部１０を有すると共に、外周部側にトルクコンバータ
への取付部３０を有し、かつ、外周縁の折曲部２０にリ
ングギヤ２０ａを形成して構成され、クランク軸５の回
転をトルクコンバータ６に伝達すると共に、トルクコン
バータ６のスラスト荷重を吸収している。
で、金属円板から成形され、中央部にクランク軸への取
付部１０を有すると共に、外周部側にトルクコンバータ
への取付部３０を有し、かつ、外周縁の折曲部２０にリ
ングギヤ２０ａを形成して構成され、クランク軸５の回
転をトルクコンバータ６に伝達すると共に、トルクコン
バータ６のスラスト荷重を吸収している。
【００２１】そして、この発明では、特に、トルクコン
バータへの取付部３０は、クランク軸への取付部１０と
折曲部２０との間を切り起こして形成すると共に、この
トルクコンバータへの取付部３０を周方向に沿って所定
の間隔でクランク軸への取付部１０から半径方向外方に
伸びるように複数個設けたことを特徴としている。
バータへの取付部３０は、クランク軸への取付部１０と
折曲部２０との間を切り起こして形成すると共に、この
トルクコンバータへの取付部３０を周方向に沿って所定
の間隔でクランク軸への取付部１０から半径方向外方に
伸びるように複数個設けたことを特徴としている。
【００２２】さらに、この発明の構成を詳細に説明す
る。
る。
【００２３】車両用ドライブプレートＥは、金属円板か
ら塑性加工により成形され、中央部にクランク軸への取
付部１０が形成され、外周縁にトルクコンバータ６側に
折曲した折曲部２０が形成されている。
ら塑性加工により成形され、中央部にクランク軸への取
付部１０が形成され、外周縁にトルクコンバータ６側に
折曲した折曲部２０が形成されている。
【００２４】クランク軸への取付部１０には、複数、例
えば８個のクランク軸用取付孔１０ａが同一円周上に同
一間隔で形成されている。また、折曲部２０はリング状
に形成されており、その外周面に転造成形によりリング
ギヤ２０ａが設けられている。
えば８個のクランク軸用取付孔１０ａが同一円周上に同
一間隔で形成されている。また、折曲部２０はリング状
に形成されており、その外周面に転造成形によりリング
ギヤ２０ａが設けられている。
【００２５】トルクコンバータへの取付部３０は複数、
例えば４個周方向に沿って同一間隔でクランク軸への取
付部１０から半径方向外方に伸びるように形成されると
ともに、このトルクコンバータへの取付部３０を切り起
こすように段差部３１が形成されており、各取付部３０
の先端にコンバータ用取付孔３０ａが形成されている。
また、クランク軸への取付部１０の中心には貫通孔１０
ｂが形成されている。
例えば４個周方向に沿って同一間隔でクランク軸への取
付部１０から半径方向外方に伸びるように形成されると
ともに、このトルクコンバータへの取付部３０を切り起
こすように段差部３１が形成されており、各取付部３０
の先端にコンバータ用取付孔３０ａが形成されている。
また、クランク軸への取付部１０の中心には貫通孔１０
ｂが形成されている。
【００２６】さらに、クランク軸への取付部１０と、折
曲部２０との間には、トルクコンバータへの取付部３０
を含む軽量化用付加孔４０が、同一間隔で４個形成され
ており、この付加孔４０によりクランク軸への取付部１
０と、折曲部２０とを連結するリム部５０が形成されて
いる。
曲部２０との間には、トルクコンバータへの取付部３０
を含む軽量化用付加孔４０が、同一間隔で４個形成され
ており、この付加孔４０によりクランク軸への取付部１
０と、折曲部２０とを連結するリム部５０が形成されて
いる。
【００２７】そして、この車両用ドライブプレートＥは
従来例と同様、各クランク軸用取付孔１０ａに挿入され
た取付ボルトによりクランク軸５の端部５ａに、コンバ
ータ用取付孔３０ａに挿入された取付ボルトによりトル
クコンバータ６のボス部６ａにそれぞれ固定されてお
り、これによって、クランク軸５の回転をトルクコンバ
ータ６に伝達すると共に、トルクコンバータ６のスラス
ト荷重を吸収している。
従来例と同様、各クランク軸用取付孔１０ａに挿入され
た取付ボルトによりクランク軸５の端部５ａに、コンバ
ータ用取付孔３０ａに挿入された取付ボルトによりトル
クコンバータ６のボス部６ａにそれぞれ固定されてお
り、これによって、クランク軸５の回転をトルクコンバ
ータ６に伝達すると共に、トルクコンバータ６のスラス
ト荷重を吸収している。
【００２８】上述のように構成された車両用ドライブプ
レートＥによれば、トルクコンバータへの取付部３０を
クランク軸への取付部１０から半径方向外方に伸びるよ
うに形成したから、トルクコンバータへの取付部３０の
可撓性を大きくすることができる。これによって、トル
クコンバータ６からのスラスト荷重がトルクコンバータ
への取付部３０により十分に吸収され、クランク軸５側
に殆ど伝達されることがないので、クランク軸５の軸受
の耐久性を向上させることができる。
レートＥによれば、トルクコンバータへの取付部３０を
クランク軸への取付部１０から半径方向外方に伸びるよ
うに形成したから、トルクコンバータへの取付部３０の
可撓性を大きくすることができる。これによって、トル
クコンバータ６からのスラスト荷重がトルクコンバータ
への取付部３０により十分に吸収され、クランク軸５側
に殆ど伝達されることがないので、クランク軸５の軸受
の耐久性を向上させることができる。
【００２９】図３及び図４は、この発明の変形例に係
り、この車両用ドライブプレートＥには、各トルクコン
バータへの取付部３０に、コンバータ用取付孔３０ａに
近接して剛性調節手段としての貫通孔３０ｂが設けられ
ている。そして、この貫通孔３０ｂの直径を種々変える
ことにより、トルクコンバータへの取付部３０の剛性、
すなわち可撓性を調節することができる。また、貫通孔
３０ｂによってコンバータ用取付孔３０ａに応力が集中
するのを阻止することができる。
り、この車両用ドライブプレートＥには、各トルクコン
バータへの取付部３０に、コンバータ用取付孔３０ａに
近接して剛性調節手段としての貫通孔３０ｂが設けられ
ている。そして、この貫通孔３０ｂの直径を種々変える
ことにより、トルクコンバータへの取付部３０の剛性、
すなわち可撓性を調節することができる。また、貫通孔
３０ｂによってコンバータ用取付孔３０ａに応力が集中
するのを阻止することができる。
【００３０】図５乃至図７は、この発明の他の変形例に
係り、この車両用ドライブプレートＥには、各リム部５
０に、補強手段としてのリブ５０ａが設けられている。
このリブ５０ａによって車両用ドライブプレートＥのリ
ム部５０を補強することができるので、リム部５０の巾
を小さくできると共にその板厚を薄くすることができ、
軽量化を図ることができる。
係り、この車両用ドライブプレートＥには、各リム部５
０に、補強手段としてのリブ５０ａが設けられている。
このリブ５０ａによって車両用ドライブプレートＥのリ
ム部５０を補強することができるので、リム部５０の巾
を小さくできると共にその板厚を薄くすることができ、
軽量化を図ることができる。
【００３１】
【発明の効果】上述した通り、この発明に係る車両用ド
ライブプレートによれば、トルクコンバータへの取付部
（３０）の可撓性を大きくすることができ、トルクコン
バータのスラスト荷重を十分に吸収することができるの
で、構造を簡易化し、コストの低減化を図ることができ
る。
ライブプレートによれば、トルクコンバータへの取付部
（３０）の可撓性を大きくすることができ、トルクコン
バータのスラスト荷重を十分に吸収することができるの
で、構造を簡易化し、コストの低減化を図ることができ
る。
【００３２】また、剛性調節手段（３０ｂ）により車両
用ドライブプレートの各種の仕様に対応して、その剛性
を調節することができると共に、トルクコンバータへの
取付部（３０）に応力が集中するのを阻止し、その耐久
性を向上させることができる。
用ドライブプレートの各種の仕様に対応して、その剛性
を調節することができると共に、トルクコンバータへの
取付部（３０）に応力が集中するのを阻止し、その耐久
性を向上させることができる。
【００３３】さらに、補強手段（５０ａ）によりリム部
（５０）を補強することができるので、リム部（５０）
の巾を小さくし、軽量化を図ることができる。また、同
様に金属円板の板厚を可及的に薄くし軽量化を図ること
もできる。
（５０）を補強することができるので、リム部（５０）
の巾を小さくし、軽量化を図ることができる。また、同
様に金属円板の板厚を可及的に薄くし軽量化を図ること
もできる。
【図１】この発明に係る車両用ドライブプレートの正面
視説明図である。
視説明図である。
【図２】図１のII−II矢視断面説明図である。
【図３】この発明の変形例に係る車両用ドライブプレー
トの正面視説明図である。
トの正面視説明図である。
【図４】図３のIV−IV矢視断面説明図である。
【図５】この発明の他の変形例に係る車両用ドライブプ
レートの正面視説明図である。
レートの正面視説明図である。
【図６】図５のVI−VI矢視断面説明図である。
【図７】図５のVII −VII 矢視断面説明図である。
【図８】従来例に係る車両用ドライブプレートの正面視
説明図である。
説明図である。
【図９】図８のIX−IX矢視断面説明図である。
【図１０】他の従来例に係る車両用ドライブプレートの
正面視説明図である。
正面視説明図である。
【図１１】図１０のXI−XI矢視断面説明図である。
Ｅ 車両用ドライブプレート １０ クランク軸への取付部 １０ａ クランク軸用取付孔 ２０ 折曲部 ２０ａ リングギヤ ３０ トルクコンバータへの取付部 ３０ａ コンバータ用取付孔 ３０ｂ 剛性調節手段（貫通孔）３１ 段差部 ４０ 軽量化用付加孔 ５０ リム部 ５０ａ 補強手段（リブ）
Claims (5)
- 【請求項１】 金属円板から成形され、中央部にクラン
ク軸への取付部（１０）を有すると共に、外周部側にト
ルクコンバータへの取付部（３０）を有し、かつ、外周
縁の折曲部（２０）にリングギヤ（２０ａ）を形成して
構成され、クランク軸の回転をトルクコンバータに伝達
すると共に、前記トルクコンバータのスラスト荷重を吸
収する車両用ドライブプレートであって、中央部に形成
したクランク軸への取付け部（１０）と外周縁にリング
状に形成した折曲部（２０）とを半径方向に伸びる複数
のリム部（５０）で連結して形成すると共に、クランク
軸への取付部（１０）と折曲部（２０）との間には、ト
ルクコンバータへの取付部（３０）がクランク軸への取
付部（１０）から半径方向外方に伸びるように複数形成
されていることを特徴とする車両用ドライブプレート。 - 【請求項２】 クランク軸への取付部（１０）とトルク
コンバータへの取付部（３０）との間には、このトルク
コンバータへの取付部（３０）を切り起こすように段差
部（３１）が形成されると共に、トルクコンバータへの
取付部（３０）には、このトルクコンバータへの取付部
（３０）の剛性を低下させる剛性調節手段（３０ｂ）が
設けられていることを特徴とする請求項１記載の車両用
ドライブプレート。 - 【請求項３】 剛性調節手段（３０ｂ）は、トルクコン
バータへの取付部（３０）に形成された貫通孔（３０
ｂ）であることを特徴とする請求項２記載の車両用ドラ
イブプレート。 - 【請求項４】 クランク軸への取付部（１０）と折曲部
（２０）との間を連結するリム部（５０）に補強手段
（５０ａ）を設けたことを特徴とする請求項１記載の車
両用ドライブプレート。 - 【請求項５】 補強手段（５０ａ）は、半径方向に伸び
るように形成したリブ（５０ａ）であることを特徴とす
る請求項４記載の車両用ドライブプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20507794A JP3208016B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 車両用ドライブプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20507794A JP3208016B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 車両用ドライブプレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868450A JPH0868450A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3208016B2 true JP3208016B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=16501048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20507794A Expired - Fee Related JP3208016B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 車両用ドライブプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3208016B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9483907B2 (en) | 2007-08-17 | 2016-11-01 | Aristocrat Technologies Australia Pty Limited | Gaming system |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2880398B1 (fr) * | 2005-01-03 | 2007-02-16 | Valeo Embrayages | Volant d'inertie pour moteur a combustion interne |
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1994
- 1994-08-30 JP JP20507794A patent/JP3208016B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9846991B2 (en) | 2007-08-17 | 2017-12-19 | Aristocrat Technologies Australia Pty Limited | Gaming system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0868450A (ja) | 1996-03-12 |
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