JPH0528130U - A/d変換器 - Google Patents

A/d変換器

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JPH0528130U
JPH0528130U JP7600891U JP7600891U JPH0528130U JP H0528130 U JPH0528130 U JP H0528130U JP 7600891 U JP7600891 U JP 7600891U JP 7600891 U JP7600891 U JP 7600891U JP H0528130 U JPH0528130 U JP H0528130U
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JP
Japan
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signal
ref
comparator
ramp
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Withdrawn
Application number
JP7600891U
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Inventor
忠彦 高山
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はA/D変換器に関し、その目的は、
入出力関係の直線性の優れたA/D変換器を提供するこ
とにある。 【構成】 未知アナログ信号Vおよびリファレンス電
圧VREFを選択的にホールドするサンプルホールド回
路と、ランプ信号を出力するランプ波形発振器と、サン
プルホールド回路のホールド信号とランプ信号を加算す
る加算器と、該加算器の出力信号と比較基準信号を比較
する第1の比較器と、前記ランプ信号と比較基準信号を
比較する第2の比較器と、これら第1の比較器の出力信
号と第2の比較器の出力信号の時間差に基づいて未知ア
ナログ信号Vに関連したカウントデータnとリファ
レンス電圧VREFに関連したカウントデータnREF
を出力するカウンタと、該カウンタのカウントデータお
よびリファレンス電圧VRE に基づいて、V=V
REF(n/VREF)を演算する演算部とで構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はA/D変換器に関し、更に詳しくは、直線性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
A/D変換器は、積分方式と比較方式の2種類に大別できる。 積分方式は変換時間は長いものの分解能が高く、比較方式は変換時間は短いも のの分解能が低いという両者相反する長所,短所をもっている。
【0003】 そこで、分解能を必要とする用途の場合には、一般的には積分方式が用いられ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、積分方式では、演算増幅器やコンパレータ等の能動部品の性能 がA/D変換器の特性に直接的に影響を与えてしまう。例えば、これら部品にオ フセット電圧が存在している時には、A/D変換器の入出力関係の直線性に問題 を与えてしまう欠点と、充放電用のCR受動素子の影響を受ける欠点がある。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、入出 力関係の直線性の優れたA/D変換器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、 未知アナログ信号Vおよびリファレンス電圧VREFを選択的にホールドす るサンプルホールド回路と、 ランプ信号を出力するランプ波形発振器と、 サンプルホールド回路のホールド信号とランプ信号を加算する加算器と、 該加算器の出力信号と比較基準信号を比較する第1の比較器と、 前記ランプ信号と比較基準信号を比較する第2の比較器と、 これら第1の比較器の出力信号と第2の比較器の出力信号の時間差に基づいて 未知アナログ信号Vに関連したカウントデータnとリファレンス電圧VRE に関連したカウントデータnREFを出力するカウンタと、 該カウンタのカウントデータおよびリファレンス電圧VREFに基づいて、 V=VREF(n/VREF) を演算する演算部、 とで構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ランプ信号の絶対電位差を時間差に変換してディジタル出力を得るため、直線 性の優れた高精度のA/D変換が行える。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例の構成ブロック図である。
【0009】 図1において、1は未知アナログ信号Vの入力端子であり、アナログスイッ チ2Aを介してサンプルホールド回路3に接続されている。4はリファレンス電 圧VREFを出力するリファレンス電源であり、アナログスイッチ2Bを介して サンプルホールド回路3に接続されている。なお、アナログスイッチ2A,2B は相補的にオン,オフ駆動される。5はランプ信号VOSCを出力するランプ波 形発振器である。6は加算器であり、サンプルホールド回路3の出力信号Vと ランプ波形発振器6から出力されるランプ信号VOSCを加算する。7は第1の 比較器であり、一方の入力端子には加算器6の出力信号Vaddが加えられ、他 方の入力端子には比較基準信号(本実施例ではアース電位)が加えられている。 8は第2の比較器であり、一方の入力端子にはランプ波形発振器6から出力され るランプ信号VOSCが加えられ、他方の入力端子には比較基準信号(本実施例 ではアース電位)が加えられている。9はイクスクルーシブオアゲートであり、 一方の入力端子には第1の比較器7の出力信号COMPaddが加えられ、他方の入 力端子には第2の比較器8の出力信号COMPoscが加えられている。10はカウ ンタであり、イクスクルーシブオアゲート9の出力信号OUT に基づいて第1の比 較器7の出力信号COMPaddと第2の比較器8の出力信号COMPoscの時間差を カウントする。11は演算部として用いるマイクロプロセッサであり、カウンタ 10のカウントデータに基づいて未知アナログ信号Vに対応したディジタル信 号を演算して出力端子12に出力する。13は各部の動作のタイミングを制御す るタイミングコントローラである。
【0010】 図2は図1の動作を説明するタイミングチャートである。 図1の動作を、図2(A)に示した各ランプ波形の下降部でA/D変換を行な った場合に関して リファレンス電圧VREFのA/D変換 未知アナログ信号VのA/D変換 ディジタル演算 の3ステップに分けて説明する。
【0011】 リファレンス電圧VREFのA/D変換 1)アナログスイッチ2Aをオフにしてアナログスイッチ2Bをオンにし、サ ンプルホールド回路3に図2(A)に示すリファレンス電源4のリファレンス電 圧VREFを入力してサンプルホールドさせる。
【0012】 2)これにより、加算器6からリファレンス電圧VREFの直流分を有する図 2(A)に示すVadd1が出力される。 3)各比較器7,8の比較基準信号をアースレベルとすると、比較器7の出力 信号は図2(C)に示すCOMPadd1になり、比較器8の出力信号は図2(B) に示すCOMPoscになる。
【0013】 4)イクスクルーシブオアゲート9は図2(E)に示すようにtREF(t EF =TREF−T)の期間がHレベルのこれら比較器7の出力信号COMPad d1 と比較器8の出力信号COMPoscのイクスクルーシブオア信号OUT1を出力す る。
【0014】 5)カウンタ10はtREFがHレベルの期間をカウントして、そのカウント データnREFをマイクロプロセッサ11に送り出す。 未知アナログ信号VのA/D変換 1)アナログスイッチ2Aをオンにしてアナログスイッチ2Bをオフにし、サ ンプルホールド回路3に図2(A)に示す未知アナログ信号Vを入力してサン プルホールドさせる。
【0015】 2)これにより、加算器6から未知アナログ信号Vの直流分を有する図2( A)に示すVadd2が出力される。 3)各比較器7,8の比較基準信号をアースレベルとすると、比較器7の出力 信号は図2(D)に示すCOMPadd2なり、比較器8の出力信号は図2(B)に 示すCOMPoscになる。
【0016】 4)イクスクルーシブオアゲート9は図2(F)に示すようにt(t=T −T)の期間がHレベルのこれら比較器7の出力信号COMPadd2と比較器 8の出力信号COMPoscのイクスクルーシブオア信号OUT2を出力する。
【0017】 5)カウンタ10はtがHレベルの期間をカウントして、そのカウントデー タnをマイクロプロセッサ11に送り出す。 ディジタル演算 ランプ信号VOSCの傾きは一定のため、サンプルホールド回路3の入力電圧 Vinとカウンタ10のカウントデータnoutは比例し、 nout=aVin a:ランプ信号VOSCの傾きで決まる係数 の関係が成立する。
【0018】 従って、 nREF=aVREF…(1) n=aV…(2) の関係が成立し、これら(1),(2) 式から、 V=VREF(n/VREF)…(3) となり、該(3) 式をマイクロプロセッサ11で演算させることにより、未知アナ ログ信号Vをディジタル信号で表現できる。
【0019】 なお、上述実施例では各比較器7,8の比較基準信号をアースレベルにしてい るが、用途に応じて適宜のレベルに設定可能である。 また、上述実施例では各ランプ信号VOSC,Vadd1,Vadd2の下降 部でtREF,t期間をカウンタ10でカウントした例を説明したが、各ラン プ信号の上昇部でも同様にA/D変換が可能である。したがって、ランプ信号の 1周期で2回A/D変換が可能となる。
【0020】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によれば、以下のような効果が得られる。 ランプ信号VOSCの絶対電位差を時間差に変換してディジタル出力を得るた め、積分方式のような未知アナログ信号の交流変化分はなくて直流変化分のみに なり、誤差要因を含まないことから直線性のよい高精度のA/D変換結果が得ら れる。
【0021】 また、上述(3) 式で未知アナログ信号が表現できるので、比較器等のオフセッ ト、アナログ部分のノイズ等は上述(1),(2) 式の係数aに含まれることになり、 ディジタル出力に影響を与えない。
【0022】 また、クロックを一定とすると、ランプ信号VOSCの上昇部,下降部の傾き の大小によりA/D変換の変換時間,分解能は決まることになり、A/D変換特 性を柔軟に設定できる。
【0023】 さらに、ランプ信号VOSCを上述実施例のようにアース電位とクロスさせる ことにより、正負の未知アナログ信号についてA/D変換が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】図1の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 未知アナログ信号入力端子 2 アナログスイッチ 3 サンプルホールド回路 4 リファレンス電源 5 ランプ波形発振器 6 加算器 7,8 比較器 9 イクスクルーシブオアゲート 10 カウンタ 11 マイクロプロセッサ 12 ディジタル信号出力端子 13 タイミングコントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未知アナログ信号Vおよびリファレン
    ス電圧VREFを選択的にホールドするサンプルホール
    ド回路と、 ランプ信号を出力するランプ波形発振器と、 サンプルホールド回路のホールド信号とランプ信号を加
    算する加算器と、 該加算器の出力信号と比較基準信号を比較する第1の比
    較器と、 前記ランプ信号と比較基準信号を比較する第2の比較器
    と、 これら第1の比較器の出力信号と第2の比較器の出力信
    号の時間差に基づいて未知アナログ信号Vに関連した
    カウントデータnとリファレンス電圧VRE に関連
    したカウントデータnREFを出力するカウンタと、 該カウンタのカウントデータおよびリファレンス電圧V
    REFに基づいて、 V=VREF(n/VREF) を演算する演算部、 とで構成されたことを特徴とするA/D変換器。
JP7600891U 1991-09-20 1991-09-20 A/d変換器 Withdrawn JPH0528130U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7600891U JPH0528130U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 A/d変換器

Applications Claiming Priority (1)

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JP7600891U JPH0528130U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 A/d変換器

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JPH0528130U true JPH0528130U (ja) 1993-04-09

Family

ID=13592788

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JP7600891U Withdrawn JPH0528130U (ja) 1991-09-20 1991-09-20 A/d変換器

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Effective date: 19951130